REIMEI EISA Viewer のののの ののののの ののののの ののののの
Mar 20, 2016
REIMEI EISA Viewer の使い方
名古屋大学 高等研究院 海老原祐輔
もくじ
REIMEI EISA のデータViewer の起動基本作図オプション座標について動作環境ディレクトリ構成
REIMEI EISA のデータ
EISA の観測時間は1パスあたり最長5分程度。多くても1日8回程度の観測。1 回の観測ごとに 1 つのファイル。
ファイル構成(例)RE_ESA_20051205004816.L2 (電子)RE_ISA_20051205004816.L2 (イオン)RE_GAS_20051205004816.L2 (磁力計・・・ピッチ角の計算に必要)RE_orbit_200512050000.L2 (軌道情報)
時間分解能は 20 msec 。表示する際はエネルギー方向の分解能を得るために時間分解能を 40 msec とする。
センサーの取り付け位置の関係上,見えないピッチ角が存在する。
Viewer の起動と作図
(実習用環境)コマンド・プロンプトより% cd guest{1,2,3,4,5,6}/eisa% ./viewer
(一般的 UNIX/Linux 環境)% idlIDL> eisa11
(一般的 Windows 環境)「 eisa11.sav 」アイコンをクリック
作図は簡単(基本3ステップのみ)1. 日付の決定2. 観測( Level-2 ファイル)の決定3. 「描画」ボタンを押す
ステップ 1 :日付を選ぶ。① ② ③ ④
ステップ2:観測を一覧から選ぶ
観測一覧
観測開始・終了時刻が自動的に表示されます
ステップ3:描画ボタンを押す
1 観測期間分の表示
電子(ピッチ角 0-30度)
電子(ピッチ角 60-120度)
電子(ピッチ角 150-180度)
イオン(ピッチ角 0-30度)
イオン(ピッチ角 60-120度)
イオン(ピッチ角 150-180 度)
オプション
時間軸の拡大・縮小図の調整図の保存衛星フットプリントの表示2次元(エネルギー・ピッチ角)図
オプション:時間軸の拡大(クリックするだけ)
①
② ③
ここを拡大したい
オプション:時間軸の縮小
オプション:図の保存
ポストスクリプト形式, PDF 形式, PNG 形式を選べます。
保存するファイル名を決める
①ファイル名を入力
②
オプション:時間解像度を上げる
①
②
オプション:ピッチ角 - 時間図
①②
オプション:衛星フットプリントの表示
②時刻を決める(図の中をクリック )
①
オプション:衛星フットプリントの表示(サブウィンドウ)
水色:観測拠点と,観測拠点から半径 300 km の円を示す。
黄色: EISA が観測した期間の軌道と,指定された時刻におけるフットプリントを示す。1 2 3 4
1. サブウィンドウを閉じる
2. ポストスクリプト形式で図を出力
3. PDF 形式で図を出力
4. PNG 形式で図を出力
オプション:2次元図(エネルギー vsピッチ角)
①
②時刻を決める(図の中をクリック)
オプション:2次元図(サブウィンドウ)
1 2 3 4 5 6 7 8
1. サブウィンドウを閉じる
2. ポストスクリプト形式で図を出力
3. PDF 形式で図を出力
4. PNG 形式で図を出力
5. 数値をファイルに出力
6. 衛星フットプリントを表示
7. 前の時刻へ移動
8. 次の時刻へ移動
「 < 」か「 > 」を押し続けることで,2次元図のアニメーション表示が可能。
オプション:図の調整
開始時刻を数値で指定
終了時刻を数値で指定
電子フラックスの表示範囲を指定イオンフラックスの表示範囲を指定フラックスの線形・対数表示を指定電子の積分数を指定 (40 msec 単
位)イオンの積分数を指定 (40 msec 単位)
描画ボタンを押すと結果が反映される
座標について
FLAT, FLON地球を回転楕円体( IAU 1976 モデル)と仮定IGRF-10 を使って衛星位置から地球方向に磁力線をトレース回転楕円体の高度 110km におけるフットプリントの測地緯度 (deg) 測地経度・ (deg) をそれぞれFLAT,FLON とする。
ILAT,MLTAACGM 座標系における磁気緯度, MLT をそれぞれILAT,MLT とする2000 年の AACGM 係数表を使用
動作環境
OS UNIX, Linux, windows
IDL 5.4 以上
必要な外部ソフトウェアGhostscript (gs, ps2pdf)
PDF ファイルを生成しないときは不要
セットアップ
[Data directory] Level-2 のバイナリ形式ファイル (IDL SAVE 形式 ) があるディレクトリオリジナルは ftp://ftp.darts.isas.jaxa.jp/pub/index/Level-2
[Output directory]出力結果を保存するディレクトリ
[View size] 作図画面の大きさ(ピクセル単位)
[Character size]図中の文字の大きさ (Unix/Linux 環境では 1.2 , Windows 環境では 1.0 が適切)
本ソフトウェアをインストールする際は, setup.txt を適宜書き換えてください。上図のようなディレクトリ構成の場合,次のように設定します。
問い合わせ先
ソフトウェアの入手 , インストールに関して
http://www.nipr.ac.jp/~ebihara/reimei/code/
EISA データの詳細に関して浅村さん (ISAS/JAXA) ,平原さん(立教大学)
学会・論文等で発表する前にindexoper @ stp.isas.jaxa.jpへ連絡をお願いします。
謝辞
れいめい EISA の開発,較正,運用に貢献された,浅村さん,平原さん,笠羽さん,坂野井さんほか,れいめい関係者の皆様に深く感謝します。