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死ぬ権利を考える
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今、私が考えていること
生きる権利は存在しているが、 「死ぬ権利」は無い。 それを保障してほしい。 重い病気や怪我の人の安楽死を論じる人は数多くいる。が
一歩進めて、「健康」とされている人の安楽死をも願う。
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生命”活動”至上主義
「どんな状態になっても生きているほうがいい」という考えがある。
重い病気の人が無理矢理延命治療を受けさせられているような悲劇があるが、そのような悲劇の根源にあるのがこの考え。
今、法律なども全てこの考えに基づいている。 生命活動を人間よりも優先させるこの考えを「生命”活動”至上主義」と呼びたい。
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1原始時代人間は自然の前になすすべが無かった。 常に死と隣りあわせだった。
古代・中世 戦争による略奪や権力者による気まぐれによって死ぬこともしばしばだった。
これから? 生きる権利を前提とし、自分の意思で人生を続けるか中断するかを決定できるようになる。
近代・現代 先進国では人権意識が向上し、「生きる権利」すなわち 生命活動を続ける権利だけは保障されるようになった。
命のあり方の変遷
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「生きること」そのものに価値は無い
・人間は地球環境を大きく破壊している。・人口はどんどん増え続けている。地球の許容範囲を大きく超えている。・特に先進国の人間の生活が地球を蝕んでいる。
人間が生きること自体が地球にとって害!
生命”活動”至上主義に代わる価値観が必要
・当然、人間を軽視していいというわけではない。・大切なのは生命活動を続けることでなく、 個々人の意思を尊重すること。
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なぜ、「死ぬ権利」が必要とされるのか?
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理由
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理由
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理由
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理由
自殺による被害を減少させる
自殺が行われると、周囲に大変な被害が及ぶ。特定の施設もしくは病室の中で安楽死を行うことによって、被害を防ぐ。
臓器の提供
多くの患者が臓器移植を待っている。安楽死を行った人から摘出された臓器を患者に提供する。
「生きたくない人」に使われる金を「生きたい人」へ
現在、莫大な予算が社会保障として「生きたくない人」を無理矢理生かすために使われている。これを本当に必要としている人のために使う。
人生に絶望した人の救済
経済的に行き詰った人、健康に大きな不安を抱える人、社会に適合できない人間 (引きこもり者など ) といった大きな苦しみを抱えている人を救済する。
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前ページ理由 4の補足・公的補助の分配の非効率
100万円
50万円
A
50万円
B
生きることを望まない A氏と生きることを望んでいる B氏に同額の補助が支給される。
100万円
A B
A氏は安楽死出来、その分の補助を B氏が受け取る。結果、どちらも満足できる。
100万円
現状 理想
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こんな制度を導入したら、死ぬ人が大量に出るのではないか?批判
確かに、地獄のような生活から抜け出す見込みが無い人が死ぬようになるかも知れない。しかし、この制度は死ぬ必要の無かった人を大量に救い出す可能性もある。
回答
批判1:死ぬ人が大量に出るのではないか? (1)
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批判1:死ぬ人が大量に出るのではないか? (2)
考え直す猶予が与えられる
このような制度があれば、申請してから実行されるまでの間に考え直すことができる。
誰かと話す機会が与えられる
自殺志願者の中には些細な理由で自殺を考えている人も多い。そのような人は、カウンリングで命を救うことができるだろう。
「生きなければいけない」恐怖と不安を取り除く。
恵まれない状況下にある人々にとって、これからの長い年月を「生きなければいけない」ことは大変なプレッシャーだ。これを取り除くことで、「あと少しだけでもがんばってみるか」という気持ちになれる。
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理由
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理由
3
理由
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批判1:死ぬ人が大量に出るのではないか? (3)
一時停止 一時停止 一時停止
自殺行動に待ったを掛ける
現在、自殺は「野放し」になっている。まったく歯止めの無い状態だ。だれも止めてくれる人が居ない。しかし、どのような人であれ、自由安楽死制度を受けるには必ずカウンセリングなどを受けなければいけない。だまされたと思ってカウンセリングを受けたり、頭を冷やしたりした人の中にはかなりの割合で生きることを選ぶ人が出てくるはず。
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現代は労働力が過剰な状態。若く、能力や意欲が十分にある人でさえ、職に就けないことはザラにある。
多くの人が安楽死を選ぶことによって、労働力が減少してしまうのではないか?また、税収も減少しないだろうか?
批判
回答
批判 2:労働力の減少に対する不安 (1)
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批判 2:労働力の減少に対する不安 (2)
A
B
0
1
2
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5
6
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8
9
()
%
2009 5年 月度失業率
・ 2009 年 5 月度の完全失業率は5.2 %だった (A)。しかし、政府は雇用調整助成金を使って本来なら職につけなかった人に職を与えている (B)。それを考慮すると、実際の失業率は9%ほどになるのではないかと考えられている ((A) + (B))。・さらに一年のうち一日でも働いた人や就業できる見込みが無くて就職活動をあきらめてしまった人も失業者にカウントされなかったため、それを考慮すると、広義の失業者はこのグラフの失業率よりはるかに高くなると思われる。それだけの人が数少ない職をめぐって争わなければならない。
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自殺はどのような形であれ、周囲に甚大な被害を及ぼす。費用だけを論じるなら、安楽死の方がはるかに安くつく。
死にたいなら勝手に死ねばいいではないか。なぜ、死を手助けする制度が必要なのか?甘えるな。
批判
回答
批判 3:死ぬことに国や自治体が介入することの必要性 (1)
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批判 3:に国や自治体が介入することの必要性 (2)
飛び降り自殺
硫化水素自殺
鉄道自殺
首吊り自殺
種類自殺した部屋が使用不可能になるばかりか、建物全体が使えなくなる可能性がある。
鉄道利用者と鉄道会社に多大な被害を与える。
同じ建物の住人も犠牲になる可能性がある。
死体が飛び散る。歩行者を巻き込む可能性もある。
被害
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あまりにも失礼なのはあなたのほう。
生きたくても生きられない人がたくさんいるのに、死ぬなんてそういった人たちにあまりにも失礼ではないか。
批判
回答
批判 4: 死ぬことが「失礼」だという批判 (1)
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批判 4: 死ぬことが「失礼」だという批判 (2)
「生」
「生」自体はただの容器に過ぎない。
両者は似ても似つかない
・ 友 人 、 家 族 、 恋 人
と の 交 流 や ふ れ あ い
・ 生 き が い 、 充 実 感
・ 自 由
「生」を切望する人が望む中身
・ 痛 み 、 苦 し み
・ 絶 望・ 貧 困
・ 孤 独・ 周 囲 か ら の 拒 絶
死を望む人が捨てたがる中身
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批判 4: 死ぬことが「失礼」だという批判 (3)
・「生きたくても生きられない人」が願う生と「死を願う人」が捨てたい生はまったく別なものだ。・自分の主張のため、勝手に「生きたくても生きられない人」の心を代弁してダシに使うのは無礼すぎる。・また、臓器提供に代表されるように人の死が「生きたくても生きられない人」を生かすことだって世の中には数多くある。
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恵まれない人以外の人にとっての利点 (1 )
「イザという時」制度を使うことができる。
考えたくないことではあるが、不慮の事故や病気などで生きることが困難 になった場合、直接制度を利用できる。一種の「保険」。
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利点
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利点 犯罪が減少する
・自暴自棄になった人間による殺人や放火などといった犯罪が減少する。・また、子供などを狙った性犯罪も同じように強いストレスから起きることが多い。
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利点 将来の生活が安定したものとなる
「生きたくない人」に生きることを強制することは、その人たちを職や福祉を争奪する競争に参加させることとなる。一般の人にもそのあおりは来る。
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利点 水不足や電力不足が解消される
電気や水が足りなくなったり、ゴミ捨て場がいっぱいになるということが無くなる。
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恵まれない人以外の人にとっての利点 (2 )
老後の心配が無くなる
今の若者で、老人になって裕福に暮らすことができると考えている人はよほど恵まれた人かおめでたい人だけだろう。そのため、多くの人が若い期間の楽しみを削って老後に備えている。予想される地獄をいくらかマシにするためだ。若いときはそれなりに裕福だった人が、長生きしてたくわえが尽きたため、極貧 の生活を強いられるということはよくある話だ。老後を過ごしたくない人が安楽死を選択できるようにすれば、無駄に貯蓄する必要も無くなり景気にも貢献できるのではないか。
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利点
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人に押し付けない、押し付けられない
・どんな思想をもっていようと、それを批判することは良くないこと。
生きることに対して強い信念を持っている人は多い ( 逃げたら負け、簡単に死んだらもったいない、周囲に申し訳ない 等等 )。
・一方で、自らの信条や現実味の薄いきれいごとを押し付けてくる人はカルト宗教にしつこく勧誘する人と同じ。そういった人に対しては、直接またはメールなどの形できちんと抗議するべき。
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実現のためにすべきこと (1 )
制度が無いことを嘆いていても意味は無い。 昔、公害病が全国で起こっていたが、被害者が実際に行動してから事態は大きく前進した。
だからといって、国にケンカを売るという考えは必要ない。
「頼む」スタンスでいきたい。
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実現のためにするべきこと (2 )
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課題
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課題
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課題
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課題
軽い脅しをかける
「脅迫」などではなく、生活保護を要求するなどの軽い脅しをかける。法律に触れないのはもちろん、人の怒りを買わない範囲でのみ行う。やるべきことはちゃんとやる
ボランティア活動などを無理にやる必要は無いが、・臓器提供の意思表示をする。・国の自殺防止活動などに協力する (動機や死を決意するにいたった経緯 について詳しく答える )。
世間への周知
とにかく多くの人に知ってもらうこと。全ての基本。
団体を設立する
多数の声を形にするために、団体を作る。そこで署名活動などを行う。
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終わりに
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