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当社の海外事業の取組みについて 大阪ガス株式会社 2017年7月14日 資料3
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当社の海外事業の取組みについて¸»要4海外拠点、 50 傘下会社、約 300 名の体制 当社の海外事業の体制 134 77 90 0 100 200 300 現地採用 OG海外

Apr 25, 2018

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当社の海外事業の取組みについて

大阪ガス株式会社

2017年7月14日

資料3

Page 2: 当社の海外事業の取組みについて¸»要4海外拠点、 50 傘下会社、約 300 名の体制 当社の海外事業の体制 134 77 90 0 100 200 300 現地採用 OG海外

主要4海外拠点、50傘下会社、約300名の体制

当社の海外事業の体制

134

77

90

0

100

200

300現地採用

OG海外

OG国内

[人数]

※2017年4月1日現在

計 301

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上流事業の状況

3

⑤カルハットLNG

大阪ガスUSA(ニューヨーク)

⑨ピアソールシェール 欧州

北米

アジア・オセアニア

④ノルウェー領北海

大阪ガスUK

大阪ガスUSA (ヒューストン本社)

⑦ゴーゴン

⑧イクシス

③エヴァンスショール

大阪ガス

オーストラリア ②サンライズ

⑥クラックス

①サンガサンガ

⑩パプア

ニューギニア LNG/ガス生産中案件

LNG/ガス開発案件

原油生産中案件

(※)数字は参画順

◇ 当社グループの海外拠点

大阪ガスシンガポール

LNG安定供給を目的に1990年代より参画 現在、10プロジェクトに参画(7か国)

プロジェクト 参画 生産物 持分

【ガス・油田】

在来型

【生産中】

①サンガサンガ 1990 LNG・他 1.46%

④ノルウェー領北海 2005 原油・他 2~10%

⑦ゴーゴン 2009 LNG 1.25%

【開発中】

⑧イクシス 2012 LNG 1.20%

【事業化検討中】

②サンライズ 2000 LNG 10.00%

③エヴァンスショール 2000 LNG 10.00%

⑥クラックス 2007 LNG 3.00%

⑩パプアニューギニア 2014 軽質油 10~20%

非在来型

【生産中】

⑨ピアソールシェール 2012 天然ガス・

軽質油 35.00%

プロジェクト 参画 内容 持分

【LNG基地】

⑤カルハットLNG 2006 LNG液化基地 3%

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中下流事業の状況

4

①テナスカゲートウェイ

(米国)

②大阪ガス

パワーアメリカ(米国)

⑤EII (豪州)

大阪ガスUK

大阪ガス

オーストラリア ⑥ハレット4 (豪州)

⑧シュワイハットS2 (アブダビ)

③マリアナス・エナジー

(米国グアム)

⑨オーロラソーラー(カナダ)

大阪ガス本社

④⑪フリーポートLNG基地(米国)

⑦サグントLNG基地(スペイン)

(※)数字は参画順

シュワイハットS2

IPP (天然ガス・重油・ 再生可能)

LNG基地 他

◇ 当社グループの海外拠点

大阪ガスUSA(ニューヨーク)

大阪ガスUSA (ヒューストン本社)

⑩セントチャールズ (米国) ⑬ショア(米国) ⑭フェアビュー(米国)

⑪エロガスメット(イタリア)

14プロジェクトに参画(6か国) 発電所持分容量140万kW(国内180万kW)

(※) ⑭フェアビューは2020年稼働予定のため、発電所持分容量には含んでいない(当社持分予定:52.5万kw) なお、⑬ショアは稼働中のため、発電持分容量に含む。

プロジェクト 参画 持分

比率 備考(数値は100%ベース)

【LNG受入基地】

フリーポート基地

④LNG気化事業 2008 10% 基地受入能力:1,300万トン

⑪LNG液化事業 2014 25% 液化能力:464万トン/年

⑦サグントLNG基地 2010 20% 基地受入能力:640万トン

【LDC】

⑫エロガスメット 2015 N/A 配給戸数:25.6万戸

発電

燃料 プロジェクト 参画 持分

発電容量

(当社持分)

【IPP】

天然

ガス

①テナスカゲートウェイ 2004 40% 33.8万kW

②大阪ガスパワーアメリカ

(IPPポートフォリオ) 2005 8~27% 38.0万kW

⑤EII(IPP,パイプライン等のポート

フォリオ) 2008 30% 1.8万kW

⑧シュワイハットS2 2011 10% 15.1万kW

⑩セントチャールズ 2015 25% 18.1万kW

⑬ショア 2017 20% 14.5万kW

⑭フェアビュー 2017 50% (※)

重油 ③マリアナス・エナジー 2007 100% 8.7万kW

再生

可能

⑥ハレット4(風力) 2009 40% 5.3万kW

⑨オーロラソーラー(太陽光) 2012 50% 5.1万kW

計 140.3万kW

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過去に公的セクターから支援いただいた事例

案件 ご支援先

上流

サンガサンガ(UGO) JBIC/石油公団

ゴーゴン JBIC

イクシス JBIC

PNG NEXI

中下流 フリーポート液化 JBIC/NEXI

シュワイハットS2 JBIC

上流4案件、中下流2案件

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Page 6: 当社の海外事業の取組みについて¸»要4海外拠点、 50 傘下会社、約 300 名の体制 当社の海外事業の体制 134 77 90 0 100 200 300 現地採用 OG海外

「お客さまの期待」「事業の枠」「企業の枠」 を超え、グループの成長エンジンとして、

海外事業を前進&拡大する

時代を超えて選ばれ続ける革新的なエネルギー&サービスカンパニーを目指す

長期経営ビジョン2030・中期経営計画2020

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2030年度に目指す姿

国内事業に加え、海外事業を拡大することで、

連結経常利益を2017年度の3倍程度とすることにチャレンジします。

※1 油価55㌦/バレル、為替115円/㌦前提 ※2 油価70㌦/バレル、為替115円/㌦前提 ※3 連結経常利益ベース ※4 Life&Business Solutions ※5 ガス事業利益には機器販売やLNG販売等を含む

<2017年度>

連結経常利益※1 640億円

<2030年度>

連結経常利益※2を 3倍程度に

国内事業

海外事業

ガス事業※5

LBS※4事業

電力事業 海外事業:国内事業=1:20

海外事業:国内事業=1:2

ガス事業※5

電力事業

※3

※3

新領域

LBS※4事業

<国内の事業比率>

「長期経営ビジョン2030・中期経営計画2020」より

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事業展開方針

中下流事業 上流・トレーディング事業

目指す姿の実現への取り組み

重点活動地域の北米、アジア、オセアニアを中心に、国内で培ったノウハウやこれまでに構築した

海外事業基盤を最大限活用し、上流から中下流まで事業拡大を進めます。

① 重点活動地域、各地域の重点事業に経営資源を集中投下

② 相互補完できるパートナー企業との協業やM&Aの活用により事業展開を加速

③ 事業関与を高め、事業推進力を向上(人材の育成、スピーディな意思決定体制の整備等)

LNG基地事業 IPP※1事業 小売事業・

エネルギーサービス LDC※2事業

各事業領域をそれぞれ強化することで、海外エネルギー事業の収益構造を強化

国内事業のノウハウ これまでの海外事業基盤

LNG トレーディング事業

ガス田・油田 開発事業

天然ガス 発電所

LNG基地 燃料転換 配船 オペレーション

米国フリーポート LNG基地※3

(建設中)

米国セント チャールズIPP

※1 Independent Power Producer(独立系発電事業者) ※2 Local Distribution Company(地域配給会社) ※3 Freeport LNG Development, L.P.提供(完成予想図)

City-OG Gas Energy Services

OSAKA GAS THAILAND

「長期経営ビジョン2030・中期経営計画2020」より

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参画済み案件の立ち上げ・完遂に加え、経済成長が見込める地域で、既存アセットや当社独自の

ノウハウなどの強みが活かせる事業を中心に、事業規模拡大に取り組みます。

日本

豪州

北米 欧州

既存アセットを活用、エネルギー

サービス等へ事業を展開

アジア、太平洋を中心に

LNG調達・販売事業を拡大

ゴーゴン、イクシスPJの完遂

生産中や開発拡張中案件を中心

に新たな上流権益を取得

フリーポートLNG基地の完工

(2018年度運開)

IPP新規案件の獲得と

オーナー意識を持った事業関与

ノウハウが活用できるガス事業への

参画

生産中や開発拡張中案件を中心

に新たな上流権益を取得

東南アジア 新規LNG基地・IPP案件への参

画、小売事業(燃料転換・ES

等)の拡大等を推進

フィリピン事務所を新規開設する

など更なる要員シフトを実施

「長期経営ビジョン2030・中期経営計画2020」より

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目指す姿の実現への取り組み

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マーチャントIPPを中心に事業拡大を推進 (セントチャールズに続きショア、フェアビューに参画)

ショア発電所外観

発電容量 シェア 運開時期

ショア 72.5万kW 20% 稼働中

フェアビュー 105万kW 50% 2020年 10

北米での取り組みについて(直近事例)

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City-OG NSET

大阪ガス(OG)

シンガポール タ イ

シンガポール産業用市場における 天然ガス需要開発および販売

タイにおけるコージェネES事業

OGT

OGPS

100%

49% 51% 30% 70% 49% 51%

60% 40%

CITY GAS (現地ガス会社)

新日鉄住金 エンジニアリング

日系メガバンク 現地出資会社

PTT (Group) タイにおける ユーティリティ関連事業

タイにおける ボイラ・工業炉導管ES事業

Osaka Gas Singapore (OGS)

東南アジアを中心としたエネルギー 関連企業グループの管理・運営

事業開始:2013年8月 事業開始:2014年1月 事業開始:2014年7月

事業開始:2016年2月

事業開始:2013年3月

インドネシア フィリピン ミャンマー ベトナム

活動エリア拡大 LNG関連の知見を活かしインフラ案件(LNG基地、IPP等)建設事業への参画をはかる

東南アジアでの取り組みについて

地域毎のエネルギー普及フェーズにあわせた活動を推進 フィリピン・インドネシアに新たに拠点を設置

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(NS-OG Energy Solutions)

(City-OG Gas Energy Services)

(Osaka Gas Thailand)

(OGP Energy Solutions)

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海外事業の取り組みにおける課題

1.途上国など中長期的なエネルギー政策が定まって

いないことによる開発の不確実性、開発決定の

プロセスやスケジュールの曖昧性

2.現地通貨の為替リスクや政治等カントリーリスクに

伴う投資リスク (現地通貨建てファイナンス、保険)

3.海外で活躍できるグローバル人材の確保・育成

4.豪州、米国におけるビザ取得要件の厳格化の影響

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以上