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4.災害時避難者の避難所までの最短ルート検索
本演習で利用する避難者.mxd を起動する。 ArcGIS の起動の手順:フォルダ内の避難者.mxd をダブル・クリックする。 表示範囲の選択:メニューの[ブックマーク](京都市、京都市中心部)
手順1:道路ネットワークによる最寄り施設の検出 [カスタマイズ] → [ツールバー] → [Network Analyst] の順に選択します。 [Network Analyst] ツールバーが ArcMap に追加されます。
*ここがアクティブにならない場合は、[カスタマイズ]→[エクステンション]で Network Analystにチェックを入れる。
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1)[Network Analyst] ツールバーの「新規最寄り施設の検出」を選択
2)[Network Analyst]ウィンドウを表示する。
3)施設を特定する(消防広域 Point)
[Network Analyst] ウィンドウの[施設(0)]上で 右クリックして、ロケーションの読み込み
ここでは、施設として、消防広域 Point_JGD を選択する。 Name のフィールドで左クリック。 ID を選択する。
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4)避難者(インシデント)を特定する(08_病院) [Network Analyst] ウィンドウの[インシデント]上で右クリックして、ロケーションの読み込み
ここでは、施設として、08 病院 pts を選択する。 Name で、病院名 NAME が自動選択される。
手順2:平常時の避難者ルートの検索 「解析の実行」をクリックする
警告:“施設”が高清会高折病院(“インシデント”
内)に見つかりません。と表示されるが、OK で進ん
でよい。
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[Network Analyst]ウィンドウ上の「ルート」を右クリックし、データのエクスポートで新規レイヤを
作成する。 ここでは、シェープファイル名を 平常時ルート.shp とする
はい で追加する。
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手順3:災害時の避難者ルートの検索 浸水想定ランク3の地域の道路ネットワークが閉塞したと仮定する。 1)浸水想定の GRIDCODE=3 を属性検索で特定する。
*方法は1、被害想定地域の人口・世帯数の推計 手
順2 属性検索で被害想定地域を特定する(浸水想
定ランク3を属性選択する)を参照
2)浸水想定ランク3の地域をポリゴンバリアとして設定する
[Network Analyst] ウィンドウの[ポリゴンバリア]で右クリックして、ロケーションの読み込み
浸水想定を選択 クラス3(GRIDCODE=3)の選択され
たものだけを対象とするため、「選択レコ
ードのみ読み込み」をチェック
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3)災害時の避難者ルートを検索する
「解析の実行」をクリックする
4)災害時ルートを保存する [Network Analyst] ウィンドウの[ルート]を右クリックし、データのエクスポートで新規レイヤを作成
する。 ここでは、災害時ルート.shp とする.
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手順4:平常時と災害時の避難者ルートの検索
平常時ルート 災害時ルート