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2017 事業説明会 (法人・ソリューション分野)
2017年12月4日株式会社NTTデータ取締役常務執行役員
法人・ソリューション分野担当、中国・APAC分野担当山口 重樹
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自己紹介
1984年4月 NTTデータ入社• 科学技術計算の共同利用型システムのミドルソフトウエアの開発に従事• 流通業のシステム開発等のプロジェクトリ-ダ
2010年7月 法人コンサルティング&マーケティング本部長• NTTデータのコンサルティングファームのクニエの前身、NTTデータビジネスコンサルティングの
設立に従事、常務取締役兼務
2013年1月 (株)JSOLの代表取締役専務• SAPビジネスの展開等に従事
2013年6月 執行役員 コンサルティング&マーケティング本部長• コンサルティングビジネスとERP(Biz∫)ビジネスを担当
2014年6月 執行役員 第三法人事業本部長
2016年6月 常務執行役員 ITサービス・ペイメント事業本部長• ペイメント、流通業、サービス業を担当
2017年6月 取締役常務 法人ソリューション分野担当、中国・APAC分野担当
得意領域:• デジタルコマース、ペイメント、コンサルティング
山口 重樹
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組織構成
法人・ソリューション分野は、製造業、流通業、サービス業等の事業活動を支えるITサービス、先進テクノロジーを活用したデジタルサービス、ITインフラの事業を行っています。
NTTデータ取締役常務執行役員法人・ソリューション分野
山口 重樹
執行役員ITサービス・ペイメント事業本部事業本部長
有馬 勲
執行役員製造ITイノベーション事業本部事業本部長
磯谷 元伸
執行役員ビジネスソリューション事業本部事業本部長
佐々木 裕
・主なターゲット業界コンビニ、百貨店、小売、鉄道、旅行、公営競技、広告、放送
・決済インフラ(CAFIS)および関連サービス
・主なターゲット業界飲料、食品、たばこ、自動車、重工業、機械、エレクトロニクス、石油、化学、ゴム、ガラス
・コンサルティングサービス・バッケージソフトウェア(SAP、Biz∫)
・ITソリューション・サービスAI、IoT、BPO
・ITインフラサービス提供NWS、DC、クラウド、FM
<主な国内グループ会社>
(株)NTTデータSBC
(株)NTTデータSMS
(株)NTTデータ・ビジネスブレインズ
(株)NTTデータ・セキスイシステムズ
(株)NTTデータ・スミス
(株)NTTデータ・テラノス
(株)NTTデータ・ビジネス・システムズ
(株)リアライズ
(株)クニエ
(株)NTTデータ・ビズインテグラル
(株)NTTデータ・エンジニアリングシステムズ
(株)JSOL
(株)NTTデータCCS
(株)NTTデータ・グローバルソリューションズ
(株)NTTデータ・スマートソーシング
(株)エヌジェーケー
(株)NTTデータ数理システム
(株)NTTデータ・イントラマート
(株)NTTデータMHIシステムズ
(株)NTTデータ・ウェーブ
(株)NTTデータMSE
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1.事業概要2.市場環境3.成長戦略と取組事例
INDEX
ご注意
※ 本資料に含まれる将来の予想に関する記載は、現時点における情報に基づき判断したものであり、今後、内外の経済や情報サービス業界の動向、新たなサービスや技術の進展により変動することがあり得ます。従って、当社グループとして、その確実性を保証するものではありません。
※ 本資料に掲載されているサービス及び商品等は、株式会社NTTデータあるいは各社等の登録商標または商標です。
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事業概要 ー分野ミッションおよび業績推移ー
法人・ソリューション
分野
製造業、流通業、サービス業等の事業活動を支える高付加価値なITサービス、及び各分野のITサービスと連携するクレジットカード等のペイメントサービスやプラットフォームソリューションを提供する事業を展開しています。
3,661
3,918
4,256 4,420
FY14 FY15 FY16 FY17
(予想)
246
326 363 370
FY14 FY15 FY16 FY17
(予想)
【売上高】 【営業利益】 (単位:億円)
民間市場におけるITサービスベンダランク(国内):第4位、シェア5.2%※※Gartner “Market Share: IT Services, 2016” 19 April 2017 民間=Transportation, Utilities, Wholesale Trade, Communications, Media & Services, Manufacturing & Natural Resources, RetailBased on vendor revenue in 2016 IT service market 本レポートにおいてガートナーに帰属するすべての記述は、ガートナーの顧客向けに発行された配信購読サービスの一部として発行されたデータ、リサーチ・オピニオン、または 見解に関するNTTデータによる解釈であり、ガートナーによる本レポートのレビューは行われておりません。ガートナーの発行物は、その発行時点における見解であり、本プレゼン テーション/レポート発行時点のものではありません。ガートナーの発行物で述べられた意見は、事実を表現したものではなく、事 前の予告なしに変更されることがあります。
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事業概要 -売上高内訳詳細(外部顧客向け)の推移-
951 1,048 1,087 1,090
1,158 1,181 1,147 1,190
461 473 691 750
0
2,000
4,000
6,000
FY14 FY15 FY16 FY17(予想)
ネットワーク・データセンタ・クラウド・デジタル
製造
流通・サービス・ペイメント
(単位:億円)
各事業領域の売上高は、右肩上がりで推移してきており、今後も成長を見込んでいます。
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市場環境ー概要
機会 脅威
流通・サービス・ペイメント
• デジタルを活用した顧客接点強化による売上拡大を目的としたIT投資需要
• 決済手段の拡大やインバウンド対応機能ニーズ
• 流通・小売業でのビジネスモデルの急速な変化による当社シェアの縮小
• Apple社等の新たな決済プレイヤーの参入
製造
• 基幹系、ERP再構築、企業グループの統合ニーズ• グローバル競争力の強化に向けたサプライチェーン全
体の可視化・効率化・高度化• IoTやAIを活用したデジタル領域へのIT投資
• グローバル競争激化に伴う経営環境の悪化による、IT投資抑制
ネットワーク・データセンタ・
クラウド・デジタル
• ネットワークのグローバル拠点展開需要• ハイブリット/マルチクラウドのニーズの拡大• デジタルを活用したビジネス変革ニーズ
• ネットワークのコモディティ化• クラウド提供ベンダ間の競争激化
いずれの事業領域においても、デジタル領域へ投資が増えており、それを機会と捉え、ビジネス展開を図っていきます。
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お客様からの期待
「競争力強化ステージ」、「新業態への転換ステージ」のお客様が多く、戦略パートナーとしての「ビジネスモデル変革支援」が期待されています。
攻めのIT活用段階
ITを自社の売上向上等の競争力強化に積極利用
IT活用で業務を効率化
紙や口頭でのやりとりをITに置き換え
置き換えステージ
効率化ステージ
競争力強化ステージ
従来のSI型ビジネスのターゲット お客様
お客様の関心が強いテーマは・デジタル
・グローバル
新業態への転換ステージ
ITを新ビジネスモデルへの転換に活用
世の中のトレンド
お客様は業界No.1が多く、世の中のトレンドより
更に進んでいる
戦略ターゲット
「共にパートナーとして走ってほしい」
「夢のある提案をしてほしい」
「攻めのIT領域でもパートナーに」
• コンサルから設計・開発、サービス提供、運用までの一気通貫のプロフェッショナルサービス
• 日本だけでなく中国・APACまで
デジタルトランスフォーメーションを「成功させる」
Trusted Digital Partner
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デジタル化のアプローチ
現テクノロジの発展と新テクノロジの実現で「顧客接点(人)のデジタル化」、「製品(モノ)のデジタル化」、「ビジネスプロセス全体のデジタル化」が進んだ社会が実現していきます。
テクノロジ単品で考えるのではなく、エンドユーザへの提供価値と顧客企業のビジネス性からアプローチしていきます。(Value Create Technology)
デジタル情報の活用高度化• 情報活用の高度化と判断支援、自動化(AI)
IoT/デジタル基盤
• IoT• NW、DC、Cloud、ファシリティ、セキュリティ
ビジネスプロセス全体のデジタル化
• SCMのデジタル化[モノ]• コンテンツ(デリバリ)マネジメント[コンテンツ]
受注
販売
調達 生産
物流
顧客接点のデジタル化
• オムニチャネルE-Commerce、プロモーション、カンバーセーショナルコマース
• デジタルペイメントコマース×ペイメント、スマホ決済
企業のビジネスプロセス テクノロジ
製品のデジタル化
• 自動車自動運転、Connected Car
• 製造機械・設備
• デジタル家電、スマートハウス
製品(モノ)
顧客接点(人)
人/モノ
スマホ
IoT
AI
IoT
DC
Cloud
Network
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戦略の方向感
• デジタルトランスフォーメーションに積極的なお客様と共に、デジタルによってビジネス価値創造の「実現」まで支援
• お客様とビジネスを共創できる人財を育成
元気なお客様と共にビジネス価値を創造する
「強み」を磨き、横展開(リピート)する
• 先進的なお客様で「強み」を磨き、新たなお客様に「強み」を横展開
業務ノウハウSPA、流通業、旅行業、自動車、機械、食品飲料、等
先進技術Digital CommercePayment、AI/AnalyticsIoT Platform、等
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法人・ソリューション分野では、4つの重点領域を定め、強化・展開を進めています。
重点領域
オファリング【重点領域①】
Digital Commerce × Paymentの強化・展開
【重点領域②】AI, IoTの事業化
【重点領域③】Global Operation Platformの展開
【重点領域④】デジタルを支える基盤
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スマホ決済(CAFIS)
国内ほぼ全ての金融機関、加盟店と接続しているCAFISの優位性を活かし、金融機関や流通業など多様な消費者接点を持つプレーヤと協力してスマホ決済サービスを展開します。
クレジット
デビット
即時口振
プリペイド
カード会社120社
金融機関1,600センタ
+
多様な決済手段
モバイル決済プラットフォーム
時勢や顧客ニーズに応じた多様な付加サービスセンター接続加盟店
2,000社
加盟店端末接続数約850,000
EC接続数約3,000
セキュリティ強化
集客等
インバウンド等
海外決済手段
多様かつ広範囲な加盟店アクセプタンス
国内最大の金融機関カバレッジ
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サプライチェーンの計画・実績情報を企業間でつなげることにより、複数企業のサプライチェーン変革を実現。当社は、パートナーとして構想策定から実証実験を経て、商用化に取り組んでいます。
完成品メーカーEMSサプライヤ エンドユーザ物流
サプライヤー約100社とのエコシステムを構築し、デジタル情報で “つなげる”ことで価値を創出
部品情報 完成品情報 物流・在庫 顧客
IoT Platform
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サーバ側プラットフォームアプリケーション
エッジ側デバイス組込み
これまで 今後
NTTデータの既存ビジネス
NTTデータ組込ビジネス
NTTデータの組込ビジネス
NTTデータグループNJK、MSE
SBCのビジネス
エッジ側と連携したサーバ側ビジネス拡大
・携帯/車載向け組込み開発IoT市場
(約200億デバイス)
IoT市場(約50億デバイス)
日本最大級のエッジ技術者
車載機器・家電・携帯端末等の組込みソフトの領域を強化。NTTデータグループは、日本最大級のエッジ技術者(1,500人超)を擁し、サーバー側ビジネスとも連携しながら拡大しています。
エッジサイド開発力の強化
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Edge Server
プラットフォーム サイド
コネクティッド・カー サイド
Connected Car
トヨタ自動車㈱とNTTグループがConnected Car分野で提携。持続可能なスマートモビリティ社会の実現をグローバルな視点を持って目指しており、当社はコネクティッドカーを支えるICT基盤の技術創出に向けた研究を推進しております。
データ収集・蓄積・分析基盤
車から送られる大量のデータの収集・蓄積、リアルタイム分析
IoTネットワーク・データセンター
大容量データを確実かつ安心に集配信するグローバルインフラ
エージェント(AI)
AIを活用し車内外の状況を理解し、快適なドライビングを支援
5G通信、エッジコンピューティング
大容量データ移動通信の標準化とエッジコンピューティング技術の適用性の検証
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SAP(某製薬会社)
お客様のグローバルでの情報システム戦略をコンサルとして支援・共創。クロスボーダーのプロジェクトニーズに対して、最適なソリューションを持つitelligence Denmarkとの連携により、グローバルデリバリー体制を構築しています。
• グローバルIS(※1)戦略のオーナシップ
• 欧州PMI (※2)に伴うSAPのロールアウトも本社IS主導で検討を推進
• グローバルIS戦略に適合した形で欧州SAPのロールアウトを進めたい
• 現行SAPの運用管理の責務
• 欧州PMIでは現行SAPのエンハンスのほか、環境周りを中心に新会社SAPのインプリをサポート
• 現場の近くでSAPのインプリ・ロールアウトをサポートしてもらいたい
グローバルデリバリー体制日本本社
欧州現地法人
• グローバルIS戦略を本社ISと共創・実践し、プロジェクトを創出
• ビジネス部門とも議論できるコンサルがPMOとして本社ISのPMをサポート
• 欧州で豊富な実績を持つSAPコンサルが新会社のインプリを実施
• 現地ISと連携し、SAPユーザをサポート
某製薬会社様の体制 当社グループの体制
(※1) Information Systems (※2) Post Merger Integration
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グループ共通会計システム(Biz∫)
共通会計システムをグループ各社へ展開し、2020年度までに東急電鉄を含む東急電鉄グループ合計121社への実装を予定しています。
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NTTDATA三鷹データセンターEAST
NTTデータとNTT Comの協業により、ICT環境をフルスタックで提供。両社の協業により、基幹系システム(トラディショナルICT)から、デジタルビジネス(クラウドネイティブICT)までワンストップで提供することで、お客様のデジタルトランスフォーメーションを実現します。
Enterprise Cloud
グローバルネットワーク / SD-Exchange
三鷹データセンターEAST
アプリケーション開発・システム運用
お客さま
フルスタックサービス
トラディショナルICT クラウドネイティブICT
ミッションクリティカルなトータルサービ
スを提供
グローバルに柔軟・迅速なサービスを提供
2018年4月 サービス開始
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三菱重工業と新会社「NTTデータMHIシステムズ」を発足。三菱重工グループへのIT サービスのQCD改善/サービス高度化を図ることで、三菱重工グループの事業競争力向上に貢献するICT強化を実現します。
情報システム分野における三菱重工との提携