⾃⼰紹介: @tkusukawa
くすかわ と申します。
⽇々の業務でRedmineに⼤変お世話になっております。
今回ご紹介するWorkTimeプラグインの作者です。
第9回の redmine.tokyoのディスカッションで⼯数管理の話題があり、⼀度⼀通り共有しておいたほうが良いと思ったのでご紹介させて下さい。
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躊躇してしまう仕事とは?無駄に感じている仕事
リーダーとメンバーで費⽤対効果の認識にギャップがあるor 任せっぱなしで そもそも知らない (どんだけ⼤変か知らんのとちゃう?)
逆に、⼤変さ=⼯数をフィードバック出来れば、かけた⼿間がいくらか報われる気がする(どれだけ⼤変だったかは知っていてもらえてる)
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⼯数把握のすすめ
メンバーの⼿間は報われる必要がありますよね → ⼿間を⾒える化したい
想定外の⼯数(認識ギャップ)には 打ち⼿を講じるべき
その⼯数(業務)の責任をリーダーが負っている と感じられればメンバーは躊躇しない
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業務状況を⾒える化したい
No Ticket, No Work ! 全ての業務について必ずチケットがあり、チケットで状況共有と記録が⾏われる環境→ これ、おすすめです♪
統制や監査などの⼤義名分で導⼊しても→ 実はメンバー間共有の効果が⼤きい
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全ての業務がチケット化されている
ということは… 各チケットに 要した⼯数を記録すれば⼀⽯⼆⿃
何に⼿間がかかったか すごく解りやすい
逆に、⼯数を記録する必要性から 必ず(漏れなく)チケットが作られる → No Ticket, No Workが補完される! (運⽤の完全性のチェック機構って⼤事)
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そして、すばらしいことに、チケットに⼯数を記録する機能が 元々Redmine本体にあるんです!
が、しかし…
実際に⼊⼒してみると とても⼤変
なぜなら…
各チケットに要した時間が 正確にはわからない(メール、チャット、相談、打ち合わせ等、 業務中は割り込み作業がいっぱいですよね)
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→ 働いた時間から逆算して つじつま合わせで⼯数を⼊れたい!
例: その⽇の業務時間は9時間で、Xに1時間ぐらい取られて、事務処理を30分ぐらいやったから、残りの7.5時間はYだよね
Redmineの元々のUIでは⼯数を⾜したり引いたりして⼀⽇の合計時間を合わせるにはちょっと不向きなんです…
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WorkTimeのインストール⽅法1.Redmineのpluginsディレクトリにコードを展開https://bitbucket.org/tkusukawa/redmine_work_time/downloadsからzipをダウンロードするか、mercurialが使えるならでバージョンアップも安⼼
2.DBマイグレート※ WorkTime⽤のテーブルをいくつか作成します
3.Redmineの再起動
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$ cd plugins $ hg clone https://bitbucket.org/tkusukawa/redmine_work_time
$ cd .. $ RAILS_ENV=production bundle exec rake redmine:plugins:migrate
つまり、⼯数をつける粒度を統⼀する必要はないんです
最初は なるべくザックリとした項⽬で始めて、 必要に応じて(必要な部分だけ) 具体化すれば良いと思います
⼀般業務として「闇業務」というチケットを作っても良いでしょう → 誰がどれぐらい闇業務があるか解るだけでもメリット⼤ですよね
これで業務の全てが チケット化されました!
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