Page 1
メディアデザインコース
山口智行
指導教員
大熊一正
2012年01月24日
Androidアプリケーションの作成
Page 4
せっかくAndroidアプリを作るならスマートフォンの特徴を生かしたアプリにしたい
Page 5
スマートフォンの特徴の利用
日常生活に密着した情報が利用可能
日常生活の情報を記録できる
↓
それらの情報を利用したアプリを作りたい
↓
ゲームを作りたい
+
Page 6
コンセプト:日常的な行為をゲーム化する。
「 」
作成内容の決定
「日常行為の情報」は「音楽の再生情報」に決定
作成内容:音楽を聞くことで、
オタマジャクシをカエルに育てるゲーム
↓
↓
Page 7
概要今回制作したソフトウェアは以下の2つのアプリから構成されています
•音楽プレイヤーアプリ「PlayTime」
•プレイヤーとして最低限の機能はカバーしている。•アーティスト名、再生時間を記録する。
•育成ゲーム本体「LISTENER_OTAMA」
•「PlayTime」からアーティスト
名、再生時間を取得してオタマジャクシの育成を行う。
Page 8
以後「オタマジャクシやカエル」のことを「OTAMA」という言い方でまとめて呼びます。
OTAMAは同時に12匹まで育てられます。
Page 9
PlayTime
データを取得
LISTENER
OTAMA
「LISTENER_OTAMA」がデータを取
得
成長 成長
再生時間をもとに、オタマジャクシが
成長アーティスト名をもとに、種類が変わ
る種類によって、鳴き声が異なる
「PlayTime」で音楽の再生データを記
録
概要
※データベースをアプリ間で共有していることがポイ
ント
Page 10
アプリを分けた理由
??
•同じ情報を、他のアプリで流用することも可能にするため
?
Page 11
音楽プレイヤーの方は特に
ひねりが無いので、
育成ゲーム本体について話します
Page 12
OTAMAタブ
オタマジャクシやカエルたちの泳ぐ様
子が見られる
カエルをタッチすると鳴き声を発する
オタマジャクシをタッチすると、水を跳ねる音を発する
各画面
Page 13
OTAMAをリスト表示
タッチ
リストからOTAMAを
選ぶと、詳しい情報を表示名前変更ボタン
逃がすボタン
各画面
DATAタブ
戻るボタン
Page 14
地属性
女性宮
風属性 火属性水属性
かに座
うお座
さそり座
おうし座
やぎ座
おとめ座
ふたご座
てんびん座
みずがめ座
しし座
いて座
おひつじ座
男性宮
•カエルは星座に対応し12種類
•下図のように成長の系統が異なる
•鳴き声は12種類ごとに半音ずつ異なる
OTAMAの種類
Page 15
成長の分け方
文字列:”川本真琴”
↓ Hash値をとる
12345678
9・・・
0~11の数
字
↓
0:おひつじ
座
11:う
お座
12で割り、余りを
とる
Page 16
まとめ
今回は「日常行為のゲーム化」を
コンセプトに、育成ゲームを制作した。
Page 17
今後の課題
「音楽を楽しむアプリ」として•OTAMAに、プレイリストを登録
•それらを交換・共有
「より音楽を聞きたくなるアプリ」にしていくことで、「現実へのフィードバック」を行えるように
•Youtubeなどのプレイリストも共有
•よく聴かれているプレイリストのランキング
•ひとりだけでなく、みんなで聴きこむことで育成
Page 20
①アーティスト名・再生時間を書込
③OTAMAのデータを書込
④OTAMAのデータを取得
②アーティスト名・再生時間を取得
PlayTime LISTENER_OTAMA
②アーティスト名・再生時間を取得
データベースの操作
Page 21
PlayTime LISTENER_OTAMA
同じSharedUserIdを設定する
↓
アプリ間でデータベースが共有できるように
SharedUserId
※SharedUserIdは、AndroidManifestというXMLファイル内に記述する
Page 22
問題点
データベースの操作が多いためか
具体的には:20曲ほどきいた後では、
表示まで30秒以上
アプリの表示が遅い
Page 23
解決案
①非同期処理を取り入れる
②貨幣制・ポイント制を導入し、
データベース管理をシンプルにする
③更新タイミングをポイントを使った
ユーザー手動にし、処理を分散する
Page 24
ゲーミフィケーションって?
現実生活上の問題解決に
ゲームを利用すること。
※類義語:シリアス・ゲーム、代替現実ゲーム(ARG)
Page 25
イメージ
ゲーム
現実
ゲーム内の課題
現実の課題
プレイする
モチベーションを高める
行動する
Page 26
イメージ
ゲーム
現実
ゲーム内の課題
現実の課題
プレイする
モチベーションを高める
行動する
Page 27
現実へのフィードバックができていな
い
Page 28
今後の課題
「育成ゲーム」として•種類を増やす
•通信・交換
•配合
•メール
•通話
•位置情報
•WebAPIとの連携
「日常行為のゲーム化」として
•「現実へのフィードバック」を加える