「Movable Type とクラウドの融合」にむけて
クラウド技術では、仮想化を用いることでソフトウェアのインストールが完了した状態のサーバイメージを作成できるのが特長です。サーバイメージは、ISOイメージやVMイメージとも呼ばれますが、ここでは以後VMイメージと呼ぶことにします。このVMイメージを仮想環境にインポー
トしソフトウェアがすぐに利用できるようになります。そのような環境があらかじめ用意されていると、ソフトウェアをサーバにインストールする作業がなくなり、制作・開発現場でインストール作業のためのリソース・工数を減らすことができますね。加えて、ソフトウェアインストール後のサーバチューニングに気を使う必要も無くなります。このようにソフトウェアベンダーにとって、(ファイルのサイズが大きいことを除けば)良いことづくしなのがVMイメージです。これからソフトウェアは、VMイメージとして供給されるケースが増えていくでしょう。