追試H28.3.6 神話と哲学 タイバネティックスによるギリシャ神話とギリシャ哲学 ヘパイストス アテネ アポロン ポセイドン アフロディテ デメテル ディオニュソス ヘラ ヘルメス ゼウス アルテミス ハデス アレス
追試H28.3.6 神話と哲学タイバネティックスによるギリシャ神話とギリシャ哲学
ヘパイストス アテネ アポロン ポセイドン アフロディテ
デメテル ディオニュソス ヘラ ヘルメス ゼウス アルテミス
ハデス アレス
問1
• 古代神話の神々の中には、生活と深く結びついた神が多い。ギリシャ神話はタイバネティックス的にどう分類できるか?
問1のヒント
• 神々の系統図ウラヌス ガイア(天空) (大地)
クロノス(ティターン族の長) デメテル(農耕)
ハデス ポセイドン ゼウス(冥界) (海洋) (王)
ヘラ(結婚)
アポロン(医療)
アルテミス(狩猟)
アテナ(知恵)
ヘルメス(交通)
ヘーベー(青春)エイレイテュイア(出産)
ヘパイストス アフロディテ(鍛冶) (美)
アレス(戦)
ディオニュソス(酒)
青字はオリュンポス12神
解 答
• 第18講「循環式産業システム」に登場した産業の9分類に全て当てはまる。神々は人々の生活を良くする担当者になっていた。
アテナ(知恵) ヘパイストス(鍛冶) アレス
ディオニュソス(酒) デメテル(農耕) アポロンアルテミス(狩猟)
アフロディテ(美) ゼウス3兄弟 ヘルメス
問2
• 哲学の始祖と呼ばれるタレスは、タイバネティックス的にどう
捉えられるか?
問2のヒント
• タレスは、これまでの神話のように世界の始まりや神々の話を
語るのではなく、今ある実際の世界の「根源」(アルケー)は
何かを考えた点で、後に哲学の始祖と呼ばれるようになった。
・タレスはアルケーを「水」と考えた。何にでも水はあるからだ。
・弟子のアナクシマンドロスはアルケーを「無限なもの」(アペ
イロン)、アナクシメネスは「空気」(プネウマ)と考えた。
解 答
• 「アルケー」という範疇観念を掲げ、「それは水だ」「万物は水から生まれ、水に帰る」と踏み込んでいったことから、「逆転状態」に該当。
問3
• 古代ギリシャ哲学全体は、タイバネティックスのモデルでどう
表されるか?
→確認事項
・ヘラクレイトス「生成流転」
・ピタゴラス「ハルモニア」(調和)
・パルメニデス「存在」
・ソクラテス~プラトン~アリストテレス
問3のヒント
・ヘラクレイトス「万物は流転する」(パンタ レイ)
「同じ川に二度入ることはできない」
・ピタゴラス「ハルモニア」(調和)
「アルケーは数である」「音律」「ピタゴラスの定理」
・パルメニデス「存在」
「有るものは永遠に有り、無いものは永遠に無い」
「無から有は生じない」
※ヘラクレイトスとパルメニデスは対立的に説かれることが多い
解 答
• 図の通りに展開する。下側は講義録第7章を参照。
タレス 生成流転 ハルモニア 存在論
ソフィスト ソクラテス プラトン アリストテレス
問4
• アリストテレスで止まった哲学だが、長い中世においては「終末思想」が重視された。それはタイバネックス的にどう捉えられるか? (第7講にある通りデカルトで哲学史は再開する)
→確認事項
・旧約聖書 アブラハム(キリスト教やイスラム教も重視)
・ 同 モーセ(十戒、海を割る奇跡)
・ 同 イザヤ(イザヤの預言)
・新約聖書 イエス・キリスト
問4のヒント
• ユダヤ教やキリスト教だけでなく、イスラム教でも「信仰の父」同様に重要視されているアブラハムは、それまでの人類よりも、神を優先した。具体的には息子イサクを生贄に捧げようとしたのだが、神に止められて認められたという逸話がある。
• モーセは、エジプトからユダヤ人を連れて脱出した指導者。
• イザヤは、後にメシア(救世主)が出現することを預言した。
キリストの登場で預言は実現したと言われるのだが・・・。
解 答
• 観念から意識、特徴まで宗教的に変わり、楽園に至ると考えられる。
ただ全てが明後日の方向に向いてる人かもしれない。