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電子リソース管理データベース(ERDBプロジェクトの概要・課題・展望 国立情報学研究所 学術基盤推進部 学術コンテンツ課 コンテンツシステム開発室 特任技術専門員 田邊 14回図書館総合展 20121122日(木)10:30-12:00 日本のナレッジベース構築に向けて -電子リソース管理データベース(ERDB)プロジェクトの現状と将来展望について-
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プロジェクトの概要・課題・展望...電子リソース管理データベース(ERDB) プロジェクトの概要・課題・展望 国立情報学研究所学術基盤推進部

Aug 17, 2020

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Page 1: プロジェクトの概要・課題・展望...電子リソース管理データベース(ERDB) プロジェクトの概要・課題・展望 国立情報学研究所学術基盤推進部

電子リソース管理データベース(ERDB)プロジェクトの概要・課題・展望

国立情報学研究所 学術基盤推進部

学術コンテンツ課 コンテンツシステム開発室

特任技術専門員 田邊 稔

第14回図書館総合展2012年11月22日(木)10:30-12:00

日本のナレッジベース構築に向けて-電子リソース管理データベース(ERDB)プロジェクトの現状と将来展望について-

Page 2: プロジェクトの概要・課題・展望...電子リソース管理データベース(ERDB) プロジェクトの概要・課題・展望 国立情報学研究所学術基盤推進部

内容

ERDBおよびERDBプロジェクトの概要説明

プロトタイプ(第1版)デモ

見えてきた課題

今後の計画と展望

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NIIの今後の学術コンテンツ基盤におけるERDB(新規)の位置付け

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National Institute of Informatics

NIIによる電子的環境下における学術資料利用のためのシステム整備

大学図書館とNIIによる電子コレクションの共同構築とOA推進

ライセンスされた電子リソース

商用電子ジャーナル商用電子ブック

バックファイル

人社系アーカイブ

CSI事業の新たな展開

JUSTICE

日本語学術図書の電子ブック利用

強化

ユーザー・インタフェース資源発見システムの構築 CiNiiの拡張

統合インデックス

機関リポジトリ

データ 教育資料

OAジャーナル

学内生産資料

NII既存データNACSIS-CAT,

ELS, REOJAIRO, KAKENデータの活用

学術資料電子アーカイブ

図書館所蔵資料等

NACSIS-CATの更なる

活用

変革

自前構築する電子リソース

捕捉(確保)する

コンテンツの拡充・制度整備

文化情報資源

電子化する

電子化促進共同分担保存

新規

強化

図書・雑誌研究成果

契約する

史資料

外部連携JST NDL

国内外出版社,ベンダー等

OAコンテンツ

含む識別子(DOI,著者ID等)の活用

新規

強化

強化

研究開発成果の活用(名寄せ、識別子、認証、データマイニング等)

電子的学術情報資源を中心とする新たな基盤構築に向けて

今後の学術コンテンツ基盤の構築にむけた概念図

電子リソース管理データベース

ERDBの構築

新規

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電子リソース管理データベース(ERDB)の概要

‐12大学・機関+JUSTICE事務局の協力を得てプロジェクト絶賛開催中‐

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ベースとなる考え方(V・M・S・O)

Vision 実現すべき未来

すべての学術資料を検索可能に!

Mission 達成すべき使命

使命の1つとして、電子リソースの情報を網羅的に収集し、的確に提供する

Strategy 実施すべき戦略

以下3つのレイヤーをデータベース化する。【書誌レイヤー(名寄された一意の書誌単位)】(1)IDで書誌管理のできるデータベースを構築する。

【KBレイヤー(提供タイトル・パッケージ情報)】(2)管理の労力を最小限にするために、外部のKBを活用する。

(3)国内のKBを構築することで、他サービスでは得られないメリットを大学・機関に提供する。

【所蔵レイヤー(契約情報・利用条件)】(4) APIの提供や標準UIの作成によって、大学・機関の契約情報登録を促進する。

(5)JUSTICEの活動(交渉データ、業務フロー、統計)と協調することで業務に直結したメリットを提供する。

Objectives 到達すべき目標

JUSTICE参加の数百大学・機関加入

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NIIが取り組むべき意義

• 電子リソースの情報(どこが何を契約していてどのように利用できるか)を正確に提供するためにデータベースの構築を行う。– 強み①:大学・機関との連携の強化をはかりつつ、JUSTICEやJSTやNDLな

どの国内他機関と協力関係を作り、迅速なデータ連携を行うことが可能である。

• 質の良いデータを集め、各種APIを取り揃え、大学・機関とデータ連携し易いしくみを提供する。– 強み②:システム面での技術力と研究開発力を持っている。

• 日本のナレッジベースを作り、海外に発信する。– 強み③:目録データベースを大学・機関とともに共同構築した実績とノウ

ハウを持っている。

上記の強みを生かし、柔軟かつ堅牢なメンテナンス体制を確立し、ERDBの品質や精度を維持・向上して行きたい

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ERDB構築事業ERDBとは,電子リソース(電子ジャーナル,電子ブック等)の書誌情報と契約情報を一元的に

管理した日本国内の大学図書館等で入手可能な電子リソースの総合目録

期待される効果

大学図書館の整備について(審議のまとめ)-変革する大学にあって求められる大学図書館像-(平成22年12月)大学図書館には、多様な学術情報への的確で効率的なアクセスを確保することが求められている。

事 業 概 要

課題

目的

図書館の管理業務支援

利用者の情報アクセス支援

情報アクセス支援

管理業務支援

①ERDBの構築とデータ共有・国内外の電子リソースの書誌・契約・利用条件・利用統計等のデータを集約するERDBを構築

②大学図書館の業務支援・ERDBと各種管理業務ツールとのインターフェイスを提供

・ERDBに蓄積されたデータを管理業務で活用

③利用者のアクセス支援・ERDBに蓄積されたデータをCiNii,図書館OPAC,A‐Zリスト,リンクリゾルバ等で利用

・NACSIS‐CATとの横断検索を提供

図書館での電子リソース管理に必要なデータの共有を図り,業務の標準化を実現することによりコスト削減を図る。

電子および紙の学術情報に利用者をより迅速かつ的確にナビゲートする。

①図書館における電子リソースの管理業務の標準化・効率化。

②国内の契約情報の共有化。③利用者のアクセス環境の改

善。

①電子と紙の学術情報へのアクセスの改善。

②検索から本文への適切なナビゲーション。

①図書館の契約管理業務のコスト削減。

②利用実態の把握による効率的な購入タイトルの選定。

③大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)での価格交渉力強化。

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出版社C出版社A 出版社B

商用KB・Serials Solutions

商用アプリケーション群

書誌

名寄せ CiNii Core(仮称)

[統合インデックス]

APIAPIAPI

冊子情報メタ

論文メタ

電子資源メタ

論文全文

CiNiiArticles

CiNiiBooks書誌

契約情報

利用条件

Link Resolver

ERMS AtoZ

ERDB

利用機関・利用者

データ一括登録(共通フォーマット)

コンバート&マージ(KBA

RT

形式)

JJRNavi

その他

国内データソース

海外データソース

大学図書館(EJ契約管理担当)図書館システム

JUSTICE事務局

電子情報基盤

商用電子資源情報提供ベンダー

コンソーシアムデータ

約1万2千件の日本語無料電子ジャーナル(Free and Open Access Journals)、及び、雑誌

の目次掲載ページ、及び主要2次情報文献

データベースに収録される雑誌の索引化・抄

録化情報

JaLC

国内論文のリンクID取得

電子版書誌ID

図書館システムベンダー

伊藤民雄氏(実践女子学園)

出版社C出版社C

この枠線内がH24年度の実装範囲

統計分析機能(Cost Per Use)

Counter

統計機能コンソーシアム(親)が統合集計できるものを

想定

ERDBシステム概念図(将来構想含む)

AtoZリンク

リゾルバ

提供タイトル・パッケージ

(収録範囲,URL)

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平成24年度ERDBプロトタイプ構築プロジェクトの概要

• 目的– ERDBプロトタイプの構築とその検証を通じて,ERDB開発に必要な情報を収集する

×特定の商品のトライアルではない×ERMSを作るプロジェクトでもない

• 実施体制– 参加図書館(12大学・機関)

• データの提供,システムの利用・検証

– JUSTICE事務局• コンソーシアム提案情報の収集,統計データの分析

– 海外データソース提供者• SerialsSolutions/サンメディアによるトライアル契約

– 国内データソース提供者• NDL(ISSNセンター) , JST(J‐Stage) , JJRNAVI(実践女子学園伊藤氏) , NII(CiNii‐ELS)

– 国立情報学研究所(NII)• 開発,サーバ管理,課題・進捗管理,方針決定,連絡調整

• 主な検証のポイント– ナレッジベース品質、書誌名寄せ、データ整備体制– 全体シナリオ、共通スキーマ、共通業務フロー、統計機能、海外KB動向調査– 外部サービスとの連携方法– データソース、システム開発、人件費等のトータルコスト試算

• 2012年度の目標– 上記の検証結果をとりまとめ、次年度以降の事業計画を作成すること!

“ERDB、われらが使えば、いずれはみんなが使う!”

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平成24年度ERDBプロトタイプ構築プロジェクトのスケジュール

実施時期 NII側の事業 大学・機関の協力する作業

平成24年3月 大学・機関への協力依頼

平成24年4月 プロトタイプ開発着手 大学・機関の電子リソース契約データの提供

平成24年5月 キックオフミーティング

平成24年6~9月 プロトタイプのα版開発(8月上旬提供)

情報共有ツール、メーリング・リストによる意見交換(仕様検討、プロトタイプ検証)

平成24年9月 中間ミーティング

平成24年10~12月 ・課題の共有、軌道修正・図書館総合展発表・説明・最終報告書とりまとめ

情報共有ツール、メーリング・リストによる意見交換(タスクチームによる集中検討)(最終報告書作成)

平成24年12月 最終ミーティング

平成25年1月 ・事業計画書作成・次年度開発準備

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デモ(プロトタイプ第1版)

ERDBプロトタイプ第1版

CiNii連携(GoogleChrome)

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プロトタイプ第一版の検証により見えてきた課題

• 早急に決めなくてはいけない5つの課題・共通スキーマの確定・海外KB動向の調査(連携方式の確定)

・共通業務フローの確定

・統計機能仕様の策定

・全体シナリオの策定

• 5つのタスクチームを結成し、各々について早急に詳細を詰めよう!

• 現在、個々に要求仕様や報告書を作成中

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何となくわかったような気もするけど、もっとわかりやすく!要するにどういうこと?

(ERDBの5W1H)

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What does “ERDB” mean?(ERDBとは何か?)

• 電子ジャーナルや電子ブック、データベースなどの電子リソースのタイトル情報や利用条件、契約情報などを有機的に統合管理するデータベース

要するに

『電子リソースのための総合目録』

です。

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Why?(なぜつくるのか?)

• 利用者は自分がどこまで利用できるかわからなくて困っている

• レファレンス担当者も契約情報が一元的に管理されていないので利用者からの問い合わせやクレームへの回答に苦慮している

• 大学図書館の契約担当者は煩雑な出版社からの新提案や情報収集に苦慮している

• 日本の図書館システムベンダーは国内KBを作りたくてもなかなか作れない

• 国内の電子リソースを統合的に管理しているところがない

だから、つくる!!

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Who?(誰のためにつくるのか?)

1)For End User(利用者)利用者に電子であろうと紙であろうと、すべての学術資料への的確なアクセスを保障したい。

2)For Librarian(図書館員)電子契約に必要なデータの共有・連携により、煩雑な契約事務の簡素化を行い、図書館員が少しでも楽になるモデルを提供したい

3)For JUSTICE(JUSTICE事務局)日本の大学図書館コンソーシアムとして、交渉や戦略立案に役立つ統計・契約データを提供したい

4)For Aggregators and KB/SystemVendors(外部機関・ベンダー等)国内KBを広く提供・流通させることで、外部機関とWin‐Winの関係を築きたい

利用者ファースト!!

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What?(何をつくるのか?)

• どの大学・機関が何(タイトル、範囲)を契約しているかを正確に管理できるデータベース

• 電子リソースのカタログ(ショーケース)

• 出版社からの提案内容と各大学・機関が契約した内容(契約実態)および各大学・機関の事情によってカスタムした利用実態を管理できるデータベース

• 書誌情報を識別するためのID(電子版ID)が付与できるしくみ

• 外部にデータを提供できるしくみ(API,CSV)

“Not ERMS, but ERDB”!!

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書誌

契約情報

利用条件

ERDBNACSIS‐CAT

NACSIS-CAT vs ERDBデータモデル比較

提供タイトル・パッケージ

(収録範囲,URL)

書誌

所蔵

図書館システム

書誌レイヤー

所蔵レイヤー

KBレイヤー

図書館システム

ERMS

Excel等

データ流通

人手で調整

機械で調整

外部システム

出版社

大学・機関の協力

大学・機関の協力

今までなかったレイヤー

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How?(どのようにつくるのか?)

• プロジェクトベースで、参加機関メンバー+JUSTICE/NIIによるタスクチームを組織し、検討の上要求仕様を策定

• 段階的にプロトタイプを作り、プロジェクトメンバーで検証しブラッシュアップ

• 開発方法として「NACSIS‐CAT&CiNii方式」を採用– 「共通的な業務フロー」をベースに標準UIを作成– その代わり、多種多様なAPIを用意し、大学・機関の図書館シ

ステムや外部サービスと柔軟に連携できるようにする

既存資産を生かしWin-Winの関係を!!

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API

共通スキーマ

NIIによる標準仕様実装

大学で独自実装

図書館システムor ERMS

CiNii Books

オープンKB(GOKb等)

商用KB(SerSol等)

■ 開発方式/ NACSIS-CAT&CiNii方式(既存のシステムを生かす方式)

更新系

更新系

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When?(いつできるのか?)

あくまで、現時点の予定ですが…

フェーズ1• 2012年4‐12月:プロトタイプ第1版開発、全体シナリオ、要求仕様策定• 2013年1‐3月:事業計画作成、プロトタイプ第2版のベース開発

フェーズ2• 2013年4月‐2013年9月:各種データインポート、CiNiiBooks連携機能等の開発

フェーズ3• 2013年10月‐2014年3月:採用KBの確定、API開発等

フェーズ4• 2014年4‐9月:運用準備(メンテナンス体制整備、広報・研修体制確立等)

フェーズ5• 2014年10月:本番運用開始(予定)

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国内KB構築ELS,JSTからEJ情報のテストインポート

NDL,JJRNaviからEJ情報のテストインポート

ELS,JST,NDLから定期的にEJ情報のイン

ポート

メンテナンス体制整備

EB,DB,その他ERの情報のテストインポート,海外KB・KBベン

ダーへのデータ提供?

海外KB導入SS試行,KB+・GOkB動

向調査SS試行,他KB

調査

採用KB確定

メンテナンス体制整備

DBスキーマ共通スキーマ

策定

各機関・JUSTICE・KBからのインポート機

能構築

各機関へのエクスポート機

能構築

ハーベスト機能検討?

各機関・JUSTICE・KBハーベスト機能?

管理用インターフェース

業務フロー整理,API設計,画面設計

標準インターフェース開発

検証,広報 リリース

統計360・Swets試行,仕様検討

最適解検討開発or採用製

品確定

ユーザのアクセシビリティ向上

CiNii連携設計CiNiiBooks連

携API開発

データのエンリッチメント

CiNii拡張?

体制プロジェクト12

機関WG?(12+α

機関)

WG?+検証グループ(20

~30)

広報,研修体制確立

地区体制確立

フェーズ12012.4~2013.3

フェーズ22013.4~2013.9

フェーズ32013.10~2014.3

フェーズ42014.4~2014.9

プロトタイプ第1,2版構築:基本機

能の実現・試行

プロトタイプ第3版構築:

運用のための機能の実現・試行

フェーズ52014.10~本格運用

β版構築:

ERDBプロジェクト全体シナリオ(提案) 2012.10.31 by NII‐ERDBチーム

当面の到達目標

凡例

予定作業レイヤ

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今後の展望• 国内KBの持続可能性の確保

– メンテナンス体制の整備&確立

• 国内KBの海外流通と国際貢献• データの取込&提供の自動化• データのエンリッチメント• JUSTICE契約実態調査の自動化• 有償化モデルの検討• ユーザーグループ等コミュニティの設立• ILL/DDSシステムとの連携• 認証システム(学認等)との連携

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ご清聴ありがとうございました!

NII‐ERDBチーム[email protected]