機能性材料研究室 神戸大学大学院海事科学研究科 Advanced Material Laboratory 機能性材料研究室とは? 当研究室では、ガラス・セラミックスなどの無機材料と高分子・機能性 分子などの有機材料をゾル-ゲル法、表面改質法などの有機-無機ハイ ブリッド化技術を 用いて、ガス選択透過性、ガスバリア性、生分解性な どの様々な機能を持った新規機能性材料を開発しています。 有機-無機ハイブリッド材料とは? 無機物(金属、ガラス、セラミックスなど)と有機物(有機分子、高分子 など)が分子レベル(ナノメートルオーダー)で混合した新しい物質です。 用いた無機 物と有機物の合わせた性質や全くどちらにもない性質の 発現が期待されています。 特に近年、ナノテクノロジーの発展に伴い新規機能性物質として注 目されています • ガスバリア(膜、フィルム、コーティング) • 生分解性材料 • 分離膜 ガスバリア膜とは? 酸素、水蒸気、臭気などに対するバリア性を持った膜 酸素 水蒸気 臭気 ガスバリア膜 生分解性材料とは? 材料 微生物 水 二酸化炭素 微生物によって水と二酸化炭素に分解される環境に優しい材料 分離膜とは? 膜 ある特定の分子などを選択的に透過する膜 用途:包装、電気電子材料 用途:バイオプラスティック 用途:二酸化炭素の分離、水素分離、油水分離 省エネルギー 装置の小型化 連続運転が可能 相変化を伴わない 構造がシンプル 分離過程は膜に通すだけ 膜分離の利点 気体透過装置 スピンコーター FT-IR TG/DTA 実験機器 http://www.reserch.kobe-u.ac.jp/gmsc-hybrid/ 研究ターゲット