Top Banner
高松大学 高松大学大学院 高松短期大学 高松東幼稚園     2014平成26年3月15日 (1) 四国高松学園だより 第 107号 日 時 第1回 25 日(火)  第2回 24 日(土) 時 間 10時~14時 ※無料送迎バス(要申込)、ランチサービスあり! 調学校法人 四国高松学園 〒761- 0194 高松市春日町960番地 TEL(087) 841- 3255 FAX(087) 841 - 3064 お問い合せ先 入学センター 2014 沿サッカー部 福家勇輝さん Jリーグ「カマタマーレ讃岐」に加入 1月8日、2014シーズンよりJリーグ 「カマタマーレ讃岐」に加入が決まった高松 大学サッカー部の福家勇輝さん(経営4) の記者会見を行った。 会見には、株式会社カマタマーレ讃岐か ら熊野實代表取締役社長、小川徹強化部副 部長、本学から佃昌道学長、サッカー部の 吉田明博監督が同席。 福家さんは、「地元であるカマタマーレ讃 岐の一員になることができ、嬉しく思ってい ます。多くの試合に出場して、チームの為に 頑張っていきたい」とコメント。1月11日の 合同自主トレーニングからチームに合流した。 今後の福家選手の活躍に期待したい。

学位記授与式 - 高松大学・高松短期大学 · 引き続き、同窓会入会式も行われ、 卒業生代表として、岸下卓矢さん...

Jul 06, 2020

Download

Documents

dariahiddleston
Welcome message from author
This document is posted to help you gain knowledge. Please leave a comment to let me know what you think about it! Share it to your friends and learn new things together.
Transcript
Page 1: 学位記授与式 - 高松大学・高松短期大学 · 引き続き、同窓会入会式も行われ、 卒業生代表として、岸下卓矢さん (発達)と伊勢夏実さん(保育)が

高松大学 高松大学大学院 高松短期大学 高松東幼稚園    2014.3

平成26年3月15日� (1)四国高松学園だより 第107号

日 時  第1回 3月25日(火)  第2回 5月24日(土)時 間 10時~14時 ※無料送迎バス(要申込)、ランチサービスあり!

 

平成二十五年度の大学・大学

院・短期大学の学位記授与式が三月

十九日、アルファあなぶきホールで

行われ、大学・大学院・短期大学

二百十四人が学び舎を巣立つ。

 

今年度も就職状況は好調で、香川

県立小学校に大学発達科学部から現

役・既卒を併せて五名が合格した。

また、公立幼稚園・保育所において

は、大学発達科学部、短期大学保育

学科ともに多数合格しており、大学

経営学部、短期大学秘書科をはじめ

とする企業等への就職も併せ、四月

から新たなスタートを切る。

 

卒業生を代表して学位記を山本千

晴さん(発達)、魯琪さん(院)、真

鍋美紗樹さん(保育)が佃昌道学長

から受け取る。

 

また、吉田理沙さん(発達三)、

赤松百佳さん(秘書一)が送辞、奴

賀春菜さん(経営)、乙竹奈緒さん

(秘書)が謝辞を述べる。

 

引き続き、同窓会入会式も行われ、

卒業生代表として、岸下卓矢さん

(発達)と伊勢夏実さん(保育)が

大学・短大の同窓会長に挨拶を行う。

 

式後には卒業記念パーティーが催

され、恩師や学友と最後のひと時を

過ごす。

学校法人 四国高松学園〒761-0194 高松市春日町960番地TEL(087)841-3255 FAX(087)841-3064

学位記授与式

お問い合せ先  入学センター

オープンキャンパス2014

 

昨年十二月

十四日、短期大

学保育学科と秘

書科において、

入学予定者を対

象に、入学前教

育を実施した。

 

保育学科では、

入学予定者に入

学までの時間を

有意義に過ごせるように、「入学ま

でにやっておきたいあんなこと・こ

んなこと」講座を開催。現在の保育

士や幼稚園教諭に求められる資質や

保育技能の基礎についての講話の後、

先輩から手遊び、折り紙、ピアノ実

技などを学び、実践した。

 

秘書科では、入学予定者の入学前の

不安を解消し、個々の将来設計に沿っ

た学びができるように、「入学前説明

会」を開催。入学予定者の適切なコー

ス選択を支援

するため、秘書

科の教育方針や

三つのコースの

教育目的や特性、

めざす検定や就

職先等について

の説明とグルー

プワーク、コー

ス選択に関する

相談を行った。

入学予定者を対象に入学前教育を実施

サッカー部 福家勇輝さんJリーグ「カマタマーレ讃岐」に加入

 1月8日、2014シーズンよりJリーグ「カマタマーレ讃岐」に加入が決まった高松大学サッカー部の福家勇輝さん(経営4)の記者会見を行った。 会見には、株式会社カマタマーレ讃岐から熊野實代表取締役社長、小川徹強化部副部長、本学から佃昌道学長、サッカー部の吉田明博監督が同席。 福家さんは、「地元であるカマタマーレ讃岐の一員になることができ、嬉しく思っています。多くの試合に出場して、チームの為に頑張っていきたい」とコメント。1月11日の合同自主トレーニングからチームに合流した。今後の福家選手の活躍に期待したい。

Page 2: 学位記授与式 - 高松大学・高松短期大学 · 引き続き、同窓会入会式も行われ、 卒業生代表として、岸下卓矢さん (発達)と伊勢夏実さん(保育)が

平成26年3月15日� (2)四国高松学園だより 第107号

 

屋島山の山肌にも若葉の芽生えが見られ、

春日川を吹き渡る風にも春の温かみが感じ

られる今日の佳き日に、ご来賓ご家族関係

各位のご臨席を得て、本学平成二十五年度

学位記授与式を挙行できますことは、誠に

慶びに堪えません。本学教職員を代表して

厚く祝意と感謝の意を表します。

 

ただ今、大学百八名、大学院五名、短期

大学百一名、計二百十四名の皆さんが、め

でたく学位記を授与されました。それは、

この歴史と自然に恵まれた田園都市高松に

立地する本学に集い、学科により期間の

長短はありますが、それぞれに学問や研究

に励まれ、初志を貫徹された証であります。

ここに、これまでの皆さんの努力に対して

敬意を表し、心からおめでとうとお祝いの

詞を述べたいと思い

ます。ことに、県外

や国外から遊学され

た皆さんには、格別

の苦労があったので

はないかと推察しま

す。

 

さて、平成二十五

年度には、東京オリ

ンピック・パラリン

ピックの開催決定やプロ野球における田中

将大投手の活躍、あるいは世界を舞台にし

たサッカーなどの各種スポーツやソチ冬季

オリンピックにおける日本選手の活躍な

ど、元気の出る明るい話題が多くありまし

た。本学においても、サッカー部員が、J

2昇格が叶ったカマタマーレ讃岐に採用さ

れ、厳しいプロの道に入るということがあ

りました。今後の活躍が期待されるわけで

あリますが、いずれにしても、スポーツや

芸術・文化活動が、人生を豊かにする上で、

大きな意義を持っていることは、間違いな

いことであると思います。そこで、香川が

生んだ先駆的なスポーツ選手の一人である

山田兼松という人物を紹介し、卒業、修了

する皆様への餞といたします。

 

山田兼松選手は明治時代、坂出市に生ま

れましたが、当時坂出は重労働を伴う塩田

による製塩業が盛んでした。山田兼松選手

は体力に恵まれ、陸上競技の長距離走に憧

れましたが、父親はそんなことより仕事に

精を出せと強く反対しました。しかし、そ

れにめげず、父親を説得し、仕事場の塩田

をトレーニングの場に代えて走り続け、昭

和時代の初めに行われたオランダのアムス

テルダムオリンピックで四位入賞を果たし

ました。この時、山田兼松選手は白足袋を

履いて走ったのですが、四十キロ地点まで

は先頭でした。しかし、道路が市街地の石

畳になって膝に激痛が走り、思うように走

れなくなり、次々に追い抜かれて四位に

なったのでした。その時オランダ、アムス

テルダムの観客から、

この東洋の無名ラン

ナーに対し、ジャポ

ネ!ジャポネ!と大

きな声援と拍手が送

られたと伝えられて

います。この山田兼

松選手のように、自

分の思いを大切にし、

厳しい環境を自らの

鍛錬の場として活かし、自己実現を図っ

ていく生き方には、いつの時代にも、また、

男女を問わず学ぶべきものがあるように思

われます。思いは高く、目は足元を見つめ

て粘り強く生きていく姿勢は、変化の激し

い現代社会において、特に求められている

資質であると考えます。

 

卒業後、学科により、また、人により卒

業生、修了生の進む道は異なりますが、皆

さんは、本学で学んだ、対話を重んじ、理

論と実践の接点を開拓するという建学の精

神や専門知識・技術と共に、スポーツや芸

術を愛する心のゆとりを忘れず、一日一日

を大切にし、足元を見つめて、堅実で心豊

かな人生を切り開いて行かれることを切に

期待し、告辞といたします。

 

昨年八月に開催された中四国学生選手

権大会秋季リーグ戦Ⅰ部で、ハンドボー

ル部が十九季連続優勝し、十一月の「全

日本学生選手権大会」(山梨県にて開催)

に十年連続で出場した。初戦で、前年度

優勝校の日本体育大学と対戦したが、力

及ばず、大きな課題を残す試合結果と

なったが、新チームで雪辱を果たすこと

を誓った。

 

また、年間を通じての活躍が認められ、

又吉裕喜さん(経営四)が全日本学生ハ

ンドボール連盟から年間優秀選手賞を受

賞した。

ハンドボール部 

全日本インカレ十年連続出場

学術振興基金・学長表彰 本学では、学術・文化・スポーツなどで成果を挙げた学生を対象に「学術振興基金」と「学長表彰」の授与を行っています。平成25年度の贈呈・表彰は以下のとおりです。■ 学術振興基金

クラブ・個人名 適   用 贈与日岡谷春香、福家里佳、松田智恵

(以上 子4)、黄薇(経4)、劉雨晨(経3)、阿河実里、明神あかり、宮地ふみ(以上 子1)、梶原明絵、斎藤涼、澤井咲蘭(以上 秘1)

[海外留学]学術交流協定大学(ハワイ大学マウイカレッジ)への留学助成

平成26年2月21日

■ 学長表彰クラブ・個人名 適   用 表彰日

ハンドボール部

[スポーツ部門]平成25年度第52回中四国学生ハンドボール選手権大会春季リーグ戦Ⅰ部優勝

平成25年5月24日

[スポーツ部門]平成25年度第64回四国地区大学総合体育大会ハンドボール競技 優勝

平成25年7月24日

[スポーツ部門]平成25年度第52回中四国学生ハンドボール選手権大会秋季リーグ戦Ⅰ部優勝

平成25年10月9日

奴賀春菜(経4)[学術部門]一般社団法人金融財政事情研究会主催ファイナンシャル・プランニング技能検定2級個人資産相談業務

平成25年10月9日

黄薇(経4)[文化部門]香川県国際交流協会主催第24回外国人による日本語弁論大会 香川県知事賞(最優秀賞)

平成25年10月9日

池田葉月(子2) [学術部門]2013国際電卓技能競技全国大会 特殊計算競技 高校・一般の部 優勝

平成26年1月29日

又吉裕喜(経4) [スポーツ部門]平成25年度全日本学生ハンドボール連盟年間優秀選手賞の受賞

平成26年3月

「足元を見つめて」

高松大学長

高松短期大学長 

佃 昌道

二十五年度学位記授与式学長告辞

Page 3: 学位記授与式 - 高松大学・高松短期大学 · 引き続き、同窓会入会式も行われ、 卒業生代表として、岸下卓矢さん (発達)と伊勢夏実さん(保育)が

平成26年3月15日� (3)四国高松学園だより 第107号

■育てられる私から

育てる私に

子ども発達学科四年 松村真里伽

 

私は、幼

稚園の先生

を夢見て、

大学に入学

しました。

入学当初、ある先生の「夢は

目標に変わった」という言葉

が私の学びのエネルギーに変

わり、勉学やサークル活動な

どあらゆることに一生懸命、

励んできました。

 

幼稚園などの実習や絵本ひ

ろばの活動で、子どもたちと

ふれ合い、保育の楽しさを実

感することができました。そ

こで、幼稚園の先生になりた

いという気持ちが揺ぎ無いも

のになりました。その反面、

子どもの思いを理解し受け止

めることが難しく、悩むこと

もありましたが、先生や仲間

の支えがあり、乗り切ること

ができました。

 

私は、この大学で先生方や

仲間に出会えたことに感謝し、

これまで学んできたことを活

かし、幼稚園教諭として努力

していきます。

■「かがわ育児の日フェスティバル」

 に読み聞かせ隊とげんき村が参加

 

昨年十月六日、さぬきこど

もの国で、子育ち・子育て喜

びキャンペーンイベント「か

がわ育児の日フェスティバ

ル」が開催され、発達科学部

の読み聞かせ隊とげんき村が

参加した。

 

当日は

天候

にも

恵ま

れ、

げん

き村

の学

生が

シャ

トル

バスから降りてくる家

族連れへのチラシの配布

や会場への案内などを行い、

芝生広場の会場では的当て

ゲームやジャグリングを楽し

む子どもたちなど多くの家族

連れで賑わっていた。

 

十二時からは、わくわく児

童館内のこども劇場で、読み

聞かせ隊が紙芝居や絵本の読

み聞かせを行った。紙芝居で

は、本学マスコットキャラク

ター「かすがたぬき 

たー

ちゃん」が主人公の「たー

ちゃん 

やしまにいく」が初

めてお披露目され、学生の読

み聞かせに多くの親子が聞き

入っていた。

発達科学部 子ども発達学科

■あっという間の四年間

経営学科四年 奴賀 春菜

 

大学での

四年間を一

言で表すと

「チャレン

ジ」でした。

資格試験やインターンシップ、

友人との飲み会の企画など

様々なことを経験してきまし

た。特に、資格試験では、常

に現状に満足せず、さらなる

上位級をめざしてきました。

 

わからないことがあっ

ても、四苦八苦しながら

乗り越えてきました。何

より、ファイナンシャ

ル・プランニング技能検

定二級を取得することが

できたことは「本気になれば

できないことはない」という

大きな自信につながりました。

 

今の私があるのは、支えて

くれた家族や友人、先生方の

おかげだと深く感謝していま

す。四月から始まる新しい環

境でも四年間の経験を活かし、

社会に貢献していけるよう努

力したいと思います。

■大学祭実行委員を

通して得たもの

経営学科三年 廣瀬 友紀

 

私は大学祭実行委員として

約六か月間、仲間たちと大学

祭を成功させるために、企画

の提案やスポンサー集め、そ

の他にもたくさんの仕事をし

ました。

 

実行委員を通して感じたこ

とは、個人が考えたことを仲

間と共有しながら、さらに考

えを練っていくことで新たな

発想が生まれ、良い企画につ

ながったということです。お

互いの考え方が違うと衝突す

ることもありますが、実行委

員をしていると、学年の垣根

を越えて、いろいろな考えを

出し合うことができるように

なりました。私自身、実行委

員を二年間務めましたが、は

じめは後輩との接し方に戸惑

いながらも、実行委員を通して、

次第に後輩との接し方がわか

るようになった気がします。

 

ほかにも書ききれないほ

どの多くの感動や学びを得

ることができました。皆さ

んに

もぜ

ひ、

実行

委員

にチ

ャレ

ンジ

して

ほし

いで

す。

経営学部 経営学科

経営学科 横手 健太

●自己紹介

 

高松大

学に就職

して十一

年が過ぎ

ました。

主に体育

関連の講

義や実習

を担当し、部活動ではハンド

ボール部の部長をしています。

趣味は読書で、推理小説を読

むことです。

●ゼミナールの特徴

 

主に運動部に所属している

学生がほとんどで、日々明る

く賑やかなゼミナールですが

やる時はやります。ボラン

ティア活動にも積極的に参加

しています。

●ゼミ生へ一言

 

あせらず 

あわてず 

あき

らめず 

日々前進

●二十歳の時の自分

 

体育の教員になることを夢

見て、学業とハンドボールに

励んでいました。そのおかげ

で夢がかないました。

探訪!研究室

高松大学

Page 4: 学位記授与式 - 高松大学・高松短期大学 · 引き続き、同窓会入会式も行われ、 卒業生代表として、岸下卓矢さん (発達)と伊勢夏実さん(保育)が

平成26年3月15日� (4)四国高松学園だより 第107号

保育学科

秘書科

■充実した学生生活

保育学科二年 坂元 千尋

 「保育者

になりた

い」という

夢を抱いて

入学し、同

じ夢を持つ仲間と過ごした保

育学科での学生生活は私に

とって大変充実したものとな

りました。毎日の授業に一生

懸命取り組んだのはもちろん、

保育所でのアルバイトやボラ

ンティア等にも早くから取り

組み、保育漬けの毎日となり

ました。

 

実習では、大変なこともあ

りましたが、可愛い子どもた

ちに囲まれ、「子どもたちの

ために何かしたい」という思

いがより一層強くなりました。

頑張ってきた結果、希望して

いた公立保育所への就職を決

めることもできました。

 

二年間という短い間でした

が、先生や仲間、家族の支え

があり、たくさんのことを学

ぶことができました。保育学

科での経験を生かし、私の理

想とする保育者になれるよう

頑張っていきたいと思います。

■児童文化部

 「旧高松城まつり」に参加

 

昨年十一月三日、高松市東

部運動公園において、児童文

化部が手づくり人形を持参し

て初めての野外上演を行った。

 

出し物は、「しらゆきひめ」

と「サラダでげんき」。台本

作り、音入れ、舞台背景、人

形遣いなど、学生にとっては

すべてが初体験であったが、

子どもたちが目を輝かせて食

い入るように見ている姿に励

まされ、最後までやり遂げる

ことができた。

 

上演後、苦労して作った

人形を持って子どもたちの

目の前に行くと、人形に

抱き着いたり、怖がって

逃げたりしていた。こう

いった子どもたちの反応

は、「子ども理解」につ

ながったものと思われる。

 

将来、保育者として巣立っ

ていく学生たちにとって、地元

の愛情や連帯に触れたことは、

心を熱くするものであった。

■二年間を振り返って

秘書科二年 小林 香澄

 

入学して

から一年間、

資格取得や

ボランティ

ア活動など

に積極的に取り組みました。

毎週のように検定試験を受験

する時期があり、勉強が大変

でしたが、それだけに合格し

たときの喜びは向上心につな

がりました。

 

また、学外でのボラン

ティア活動として接客の

お手伝いをさせていただ

きました。教室内の授業

ではできない経験ができ、

就職活動でも、この経験が

役立ちました。

 

就職活動は長期間に渡りま

したが、先生やキャリア支援

課の方に何度も面接練習や履

歴書の添削をしていただき、

納得のいく就職先を見つける

ことができました。先生や

キャリア支援課の方々、友人

たちの助けがあったからこそ、

就職活動をやり遂げることが

できたと思います。

 

就職してからも、学生時代

に何事もあきらめず最後まで

やりとげられたことを胸に、

頑張っていきたいと思います。

■古代にタイムスリップ

 した私たち

 

昨年十月五日、高松市サン

ポートホールで、「古代山城

サミット」が開催された。

 

このサミットは、天智六年

(六六七年)に築かれた屋嶋

城をはじめとした古代山城を、

地域の再生・活性化やまちづ

くりに活用するため毎年開催

されている。今回は高松に関

係者が集まり、意見交換や情

報交換が行われた。

 

当日、受付ボランティアと

して秘書科一年生九名が、写

真にある

天平衣装

を身に付

け参加者

をお迎え

した。こ

の衣装は、

讃岐国分

寺天平文

化倶楽部

の方が作

ってくだ

さったも

ので、普段着慣れない衣装で

動きもままならなかったもの

の、多くの参加者に温かいお

声をかけていただき、受付ボ

ランティアとしての役割を果

たすことができた。

保育学科 中村 多見

●自己紹介

 

皆さん

こんにち

は、心理

学研究室

の中村で

す。本学

に赴任し

て十年目

を迎えま

した。生粋の関西弁も少しさ

ぬき風になりつつあります。

●研究室の特徴

 

心理学とは関係のないこと

ばかりしているような研究室

ですが、「心」を大切にし合

える自分・仲間づくりは自然

とできているように思います。

 

人としての成長をずっと見

守りたくなる研究室のみんな

です。

●研究室の学生へ一言

 「いつもありがとう」を伝

えたいです。そして、「これ

からもよろしく」とも。ただ

これ以上…私の言葉のかみ癖

が似ませんように。

●二十歳の時の自分

 

自分探し真っ最中でした。

迷い悩み苦しんで…しんど

かったけれど、今があるのは

あの瞬間のおかげです。

探訪!研究室

高松短期大学

Page 5: 学位記授与式 - 高松大学・高松短期大学 · 引き続き、同窓会入会式も行われ、 卒業生代表として、岸下卓矢さん (発達)と伊勢夏実さん(保育)が

平成26年3月15日� (5)四国高松学園だより 第107号

子育て講座フォーラムを

開催

 

子ども研

究所は、一月

十二日、県社

会福祉総合セ

ンターにて

「ADHD・

アスペ系ママ 

へんちゃんの

ポジティブライフパートⅢ《小

学校入学編》」と題し、講演と

シンポジウムを開催した。講

師は笹森理絵氏。今回は小学

校入学前後の家庭や学校の支

援に焦点をあて、発達障害の

あるご自身や三人のお子さん

の子育ての様子を講演いただ

いた。フォーラム後半の本学

教員を交えたシンポジウムで

は、発達心理学の専門家、小学

校や幼稚園・保育所の立場か

ら意見交換があり、幼・保・小・

家庭の一層の連携が求められ

た。

聴講

者か

らの

質問

も活

発に

飛び

交っ

た。

子ども百人一首大会

「たーちゃん杯」開催

 

昨年十二月一日、小学四~

六年生を対象に、子ども百人

一首大会「たーちゃん杯」を

図書館で開催した。

 

大会では、百人一首の歴史

を発達科学部の教員をめざす

学生が説明。また、秘書科の

学生

が礼

儀作

法の

説明

と手

本を

示し、

子ど

もた

ちと一緒に実践した。説

明が終わると、子どもた

ち四人で「ちらし取り」ゲー

ムで対戦。後半は、「源平合

戦」ゲームを二人一組で行っ

た。ゲームでは真剣勝負が繰

り広げられ、上の句が詠み上

げられると、元気よく「は

いっ!」と声を上げて札を

取っていた。

第三十回近県高等学校

英語弁論大会

 

昨年十月十二日、第三十回

近県

高等

学校

英語

弁論

大会

を開

催し

た。

香川

県と近県高等学校から、ス

ピーチの部十四名、レシテー

ションの部二十八名の出

場者が練習の成果を競っ

た。

 

三十回目を迎える大

会を記念し、これまで

永年にわたり本大会に

貢献していただいた高

校に特別表彰を、ス

ピーチの部とレシテ

ーションの部それぞれに

審査員特別賞を設けた。

 

優勝者及び特別表彰校は次

のとおり。

▽優勝

【スピーチの部】齊藤恒児さ

ん(高松東・二年)【レシテー

ションの部】櫨本恭介さん

(高松桜井・一年)

▽特別表彰

 

香川県立三木高等学校、

 

香川県立高松北高等学校、

 

愛媛県立松山中央高等学校

幼い子どもたちにも宿る「お・も・て・な・し」の心 本園では、特別教育の一つとして、茶道の先生からお作法を習う『マナー教室』を行っています。年少梅組で1回、年中菊組で4回、年長桜組で5回、3年間で計10回経験し、最後に「おしるし(修了証書のようなもの)」をいただききます。 11月の造形展の際にお茶会を催し、桜組の子どもたちが家族の方々にお茶のおもてなしをしました。その後、12月から菊組のマナー教室が始まりました。年少の時に一度は経験しているものの、久しぶりのかしこまった雰囲気にみんな緊張の面持ち。姿勢を正して静かに座っている子どもたちに、先生からてきぱきと指示が出されます。「左側の腰のところに袱紗を着けますよ」

「右手でお茶碗を取って、左手の上にのせますよ」等々。子どもたちは、「右はどっち?」「左はこっちだったかな?」と一生懸命考えながら、一つひとつの動作を行っていきます。マナー教室の時は、男の子と女の子がそれぞれ横一列に並んで向い合せに座る為、お互いに見合って真似しようとすると、左右がますます混乱。やっぱり自分でしっかり判断しなければいけないのです。最初の頃は、出されたお茶をいただくだけでしたが、少しずつ、お菓子をお箸で取ったりお運びをしたりと、することを増やしていきます。そして年長になると、自分たちでお茶を点てて、友達がいただくというようになります。 甘いお菓子を食べた後の少し苦いお抹茶のおいしさや、日本の伝統的なおもてなしの心など。お茶のお作法だけでなく、人生を豊かにする様々なことをこのマナー教室で学んでいる子どもたちです。

topics

Page 6: 学位記授与式 - 高松大学・高松短期大学 · 引き続き、同窓会入会式も行われ、 卒業生代表として、岸下卓矢さん (発達)と伊勢夏実さん(保育)が

平成26年3月15日� (6)四国高松学園だより 第107号

高松アカデミー・ウィン

ドアンサンブル部、演奏

会に出演

 

昨年十二月二十三日、ア

ルファあなぶきホール大ホ

ールで、「第六十一回クリス

マスこども大会」が開催され、

高松アカデミー・ウィンドア

ンサンブル部が出演した。

 

そよ風のマーチ、ディズ

ニーメドレー、クリスマスソ

ングメドレーを演奏し、会場

の子どもたちは手拍子をした

り、クリスマスソングを口ず

さんだり、楽しい演奏会と

なった。

北浜アリーで、もちつき大会

 

昨年十二月二十二日、北浜

アリーレンガ広場で、「第十

回北浜アリーもちつき大会」

が開催され、本学より大学経

営学部五名、大学院経営学研

究科一名の学生がボランティ

アとして参加した。

 

参加した学生は、餅つ

きや、もち花細工を作る

作業を手伝うなど、初めて経

験することが多く、自分でつ

いた餅の入ったぜんざいや雑

煮の味は格別だったようだ。

学生と教職員で

防災訓練実施

 

昨年十一月五日、学生と教

職員計四百七十七人が参加

し、防災訓練を実施した。こ

の訓練は香川県シェイクアウ

ト「県民いっせい地震防災行

動訓練」により、十四時

に南海トラフを震源域と

する大規模な地震が発生

したことを想定。それぞ

れの場所で一斉に身を守

る安全行動を一分間とる

訓練と、避難訓練を実施

後、消火器の操作訓練を

行った。

 

最後に、

高松

東消

防署

長並

びに

学長

から

の講評があり、参加者は改め

て防災意識を高めるきっかけ

となった。

古高松南コミュニティセンター

文化祭で佃学長講演

 

昨年十月十八日から二十日

に開催された古高松南コミュ

ニティセンター文化祭に十月

十九日、佃学長が「古高松の

風土のお話」をテーマに講演

を行った。

 

会場の

古高

松南

コミ

ュニ

ティ

セン

ター

の和

 このたび、たーちゃんの紙芝居「た�ーちゃん�やしまにいく」が誕生しました。 発達科学部読み聞かせ隊の学生が、ストーリーはもちろん、かわいらしいイラストまで考え、制作したオリジナル作品です。 10月6日、さぬきこどもの国で子育ち・子育て喜びキャンペーンイベント「かがわ育児の日フェスティバル」が開催され、わくわく児童館内のこども劇場において、初めてお披露目されました。

編集後記

高松市成人式で開式宣言

発達科学部子ども発達学科2年

 2014年高松市成人式の開式宣言を務めた。今年のテーマは『ハタチ~大人になる誕生日』。式はアイデアから運営まで新成人が担当している。「一生に一度の貴重な機会と思い、参加した。当日は開式宣言を約2500人の前で務め、相当な舞台度胸が身についた。今後は我々新成人が未来の子どもたちのために高松市の将来を担っていきたい」と意気込みをみせてくれた。

キラリ 輝く人

☆西館耐震改修工事が終了し、

会計課、入学センター、企画

課が三号館一階より西館一階

に移動しました。

☆短期大学秘書科の学生が撮

影した小豆島三都半島の美し

い風景がパンフレットになり

ました。三都半島七地区の見

どころを見学・撮影し、学生

の目から見た三都半島をまと

めています。

(N)

室は地域から多くの参加者で

賑わい、普段は目に触れるこ

とがない古地図の説明など興

味深い話に聞き入り、古高松

地区の風土について理解を深

めた。

河村康平さん

topics