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2009年度 設計手法標準化アンケート 集計結果 20103社団法人 組込みシステム技術協会 設計ワーキンググループ
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2009年度 設計手法標準化アンケート 集計結果 · 組込みシステム技術協会2009年度設計手法標準化アンケート集計結果 2 目次 6.6...

Jul 03, 2020

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2009年度

設計手法標準化アンケート集計結果

2010年3月社団法人 組込みシステム技術協会

設計ワーキンググループ

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Copyright© 2010 JASA. All Rights Reserved. 組込みシステム技術協会 2009年度設計手法標準化アンケート集計結果 2

目次

17今後、採用してみたい表記法(設計書)について6.6

16使用している表記法(設計書)について 〔工程別)6.5

13回答者の部門について6.2

1. アンケート実施の目的 32. アンケートの実施対象 43. アンケート回答数 5

4. 実施したアンケートの内容 65. アンケート回答者の構成 8

5.1 アンケート回答者の構成:製品分野 9

5.2 アンケート回答者の構成:部門 10

6. アンケート集計結果 116.1 回答者の担当製品分野について 12

6.3 回答者の技術分野について 14

6.4 使用している表記法(設計書)について 15

6.7今後、採用してみたい表記法(設計書)について

〔工程別)18

6.8 使用しているCASEツール 19

6.9 今後、採用してみたいCASEツール 22

6.10 利用している技術及びツールの効果について 25

7. 昨年度までとの比較 287.1 昨年度までとの比較:回答者の製品分野について 29

7.2 昨年度までとの比較:回答者の部門について 30

7.3 昨年度までとの比較:使用している表記法(設計書)

31

7.4 昨年度までとの比較:今後、採用してみたい表記法(設計書)

32

7.5 昨年度までとの比較:使用しているCASEツール 33

7.6 昨年度までとの比較:今後、採用してみたいCASEツール

35

8. 分析・考察 38

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1. アンケート実施の目的

本アンケートの目的は、状態遷移表を用いた設計手法の標準化を推進するにあたり、現場で使用されている「設計手法・設計書」の現状を調査し、その妥当性を検証することにある。

調査項目については、「4. 実施したアンケートの内容」を参照

のこと。

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2. アンケートの実施対象

2009年11月18日(水)~20日(金)で開催された「ET2009(Embedded Technology 2009)」の来場者を対象と

して、アンケート収集を行った。

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3. アンケート回答数

開催日展示会来場者数

11月18日(水) 7,206

11月19日(木) 6,935

11月20日(金) 7,976

合計 22,117

市場環境により、昨年度より来場者が減ったため、アンケートの回答数も減ったが、合計350枚の回答を収集出来た。

■アンケート回答数と来場者の推移

26,643

26,892

22,117

350

267

448

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

2007年 2008年 2009年

0

100

200

300

400

500

600

来場者数 アンケート回答数

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4. 実施したアンケートの内容 (1/2)

以下に、実施したアンケートの内容を示す。

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4. 実施したアンケートの内容 (2/2)

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5. アンケート回答者の構成

以下に、「2009年度」のET会場来場者と本アンケートの回答者の構成グラフを示す。分類項目が少し異なるが、来場者の構成とアンケート回答者の構成はほぼ同じ傾向であり、アンケートの母集団としては妥当であると考える。

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5.1 アンケート回答者の構成:製品分野

図 5.1

コンピュータ・情報機器,

23.9%

電子・電気機器, 29.0%

SI・ソフトウェア・

システムハウス, 16.8%

OA機器, 3.4%

自動車関連, 12.1%

交通・輸送機器, 2.2% FA機器, 12.1%

機械・精密・計測機器, 8.7%

家電, 10.6%

アミューズメント機器, 1%

家電・AV・アミューズメント, 4.8%

通信端末, 9.2%

通信・ネットワーク関連, 9.4%

医療機器, 3.2%教育・医療・団体・官公庁, 4.0%

航空・宇宙関連, 2.3%

その他, 19.3%

デバイス・部品, 11.8%

商社・販売, 5.7%建設・金融・出版, 1.2%

科学・金属・エネルギー,

0.4%その他, 6.0%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

2009年度 会場来場者 2009年度 本アンケート回答者

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5.2 アンケート回答者の構成:部門

図 5.2

教育・人事, 2.5%

その他, 5.3%

設計・開発部門(ソフト), 51.4%

製品開発・設計・研究(ソフト), 29.5%

製品開発・設計・研究(ハード), 17.1%

設計・開発部門(ハード), 15.1%

製品開発・設計・研究(システム), 10.6%

設計・開発部門(全体), 13.1%

品質管理部門, 3.4%

製品開発・設計・研究

(その他), 3.6%

生産支援部門 ,0.9%

製造・生産・品質管理

2.2%

営業・営業技術・購買,18.1%

管理部門 5.7%

その他 10.3%

マーケティング・広報, 6.0%

経営管理(役員), 3.7%

一般事務, 1.4%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

2009年 会場来場者 2009年アンケート回答者

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6. アンケート集計結果

以下に、2009年度のアンケート集計結果を示す。

なお、6.3以降のグラフは、「部門」で "設計・開発部門" と回答したアンケートを対象とした。

CASEツールについては、以下のカテゴリに分類し集計を行った。

表6

# カテゴリ ツール名

1 UMLツール Rational Rhapsody

EclipseUML astah*(JUDE) Enterprise Architect

Rational Rose

ARTiSANSTUDIO

2 モデルベースツール IIOSS MATLAB/Simulink

Rational Test RealTime

RealTimeStudio Ratiojnal Tau

IAR visualSTATE

Rational Rose RealTime

ZIPC

3 車載システム開発ツール DaVinci SystemDesk

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6.1 回答者の担当製品分野について

図 6.1

コンピュータ・情報機器 23.9%

FA機器 14.4%

自動車関連 12.1%家電 10.6%

通信端末 9.2%

OA機器 3.4%

医療機器 3.2%

航空・宇宙関連2.3%

アミューズメント機器 1.7%

その他 19.3%

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6.2 回答者の部門について

図 6.2

設計・開発部門(ハード) 15.1%

管理部門 5.7%

品質管理部門 3.4%

生産支援部門 0.9%

その他 10.3%

設計・開発部門(全体) 13.1%

設計・開発部門(ソフト) 51.4%

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6.3 回答者の技術分野について

図 6.2

制御 42.9%

通信 18.1%

データ処理 10.9%

UI 7.8%

ドライバー 7.5%

その他 12.9%

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54.1%50.4% 49.3%

46.3%

39.2%36.2%

24.3%19.4%

14.9% 13.8% 13.4%

0.7%

17.2%

64.2%

0.0%

10.0%

20.0%

30.0%

40.0%

50.0%

60.0%

70.0%

状態

遷移

フロ

ーチ

ャー

シー

ケン

ス図

タイ

ミン

グチ

ャー

状態

遷移

ユー

スケ

ース

図(U

ML)

クラ

ス図

(UM

L)

DFD

ER

コン

ポー

ネン

ト図

(UM

L)

PA

D

SD

L

フィ

ーチ

ャ図

その

6.4 使用している表記法(設計書)について

図 6.3

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6.5 使用している表記法(設計書)について (工程別)

図 6.3

0

100

200

300

400

500

600

要求

定義

アー

キテ

クチ

ャ設

基本

設計

詳細

設計

単体

テス

結合

テス

総合

テス

状態遷移図

フローチャート

シーケンス図

タイミングチャート

状態遷移表

ユースケース図(UML)

クラス図(UML)

DFD

ER図

コンポーネント図(UML)

PAD

SDL

フィーチャ図

その他

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26.5%

21.6%

13.1% 13.1% 12.3% 11.9% 11.6% 11.2%9.3%

8.2% 7.5%6.0% 5.2%

1.5%

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

クラ

ス図

(UM

L)

ユー

スケ

ース

図(U

ML)

状態

遷移

状態

遷移

タイ

ミン

グチ

ャー

コン

ポー

ネン

ト図

(UM

L)

シー

ケン

ス図

DFD

フロ

ーチ

ャー

フィ

ーチ

ャ図

ER

SD

L

PA

D

その

6.6 今後、採用してみたい表記法(設計書)について

図 6.4

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6.7 今後、採用してみたい表記法(設計書)について (工程別)

図 6.4

0

20

40

60

80

100

120

140

要求

定義

アー

キテ

クチ

ャ設

基本

設計

詳細

設計

単体

テス

結合

テス

総合

テス

クラス図(UML)

ユースケース図(UML)

状態遷移表

状態遷移図

タイミングチャート

コンポーネント図(UML)

シーケンス図

DFD

フローチャート

フィーチャ図

ER図

SDL

PAD

その他

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6.8 (1)使用しているCASEツール 【UMLツール】

(カテゴリ別に分類)

図 6.5.1

astah*(JUDE), 40%

EclipseUML , 25%

Enterprise

Architect, 19%

Rational Rhapsody,

8%

Rational Rose, 6%

ARTiSAN STUDIO,

2%

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6.8 (2)使用しているCASEツール 【モデルベースツール】

(カテゴリ別に分類)

図 6.5.2

MATLAB/Simulink,

40%

ZIPC, 36%

Rational Test

RealTime, 9%

IAR visualSTATE,

7%

IIOSS, 4%

Rational Rose

RealTime, 4%

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6.8 (3)使用しているCASEツール 【車載システム開発ツール】

(カテゴリ別に分類)

図 6.5.3

SystemDesk, 67%

DaVinci, 33%

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6.9 (1)今後、採用してみたいCASEツール 【UMLツール】

(カテゴリ別に分類)

図 6.6.1

EclipseUML , 41%

astah*(JUDE), 25%

Rational Rhapsody,

16%

Enterprise

Architect, 13%

ARTiSAN STUDIO,

3%

Rational Rose, 2%

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6.9 (2)今後、採用してみたいCASEツール 【モデルベースツール】

(カテゴリ別に分類)

図 6.6.2

ZIPC, 44%

MATLAB/Simulink,

32%

Rational Test

RealTime, 8%

IAR visualSTATE,

5%

Rational Rose

RealTime, 5%

IIOSS, 3%Rational Tau, 3%

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6.9 (3)今後、採用してみたいCASEツール 【車載システム開発ツール】

(カテゴリ別に分類)

図 6.6.3

DaVinci, 82%

SystemDesk, 18%

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6.10 (1)利用している技術及びツールの効果について

図 6.7.1

生産性の向上に効果があった

ZIPC, 25%

DFD, 3%

EclipseUML, 3%

Enterprise

Architect, 4%

MATLAB/Simulink,

4%状態遷移表, 4%

その他, 57%

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6.10 (1)利用している技術及びツールの効果について

図 6.7.1

品質向上に効果があった

ZIPC, 17%

astah*(JUDE), 9%

MATLAB/Simulink,

7%

Enterprise

Architect, 5%

状態遷移表, 5%

その他, 57%

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6.10 (1)利用している技術及びツールの効果について

図 6.7.1

作業の標準化に効果があった

astah*(JUDE), 15%

ZIPC, 7%

Enterprise

Architect, 4%

その他, 74%

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7. 昨年度までとの比較

以下に、2007年度から2009年度までの比較グラフを示す。

これらのグラフは、集計結果と同様に、設計者を対象とした。

・ 2007年度は、「職種」で “設計・技術” と回答したアンケートを対象とした。

・ 2008年度と2009年度は、「部門」で “設計・開発部門” と回答したアンケートを対象とした。

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7.1 昨年度までとの比較:回答者の担当製品分野について

図 7.1

コンピュータ・情報機器,

34%

コンピュータ・情報機器,

36%コンピュータ・情報機器,

24%

FA機器, 13% FA機器, 10%

FA機器, 14%

自動車関連, 10% 自動車関連, 11%

自動車関連, 12%

家電, 9% 家電, 8%

家電, 11%

通信端末, 9%通信端末, 8%

通信端末, 9%

医療機器, 3%医療機器, 3%

医療機器, 3%

その他, 22% その他, 24%その他, 27%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

2007年度 集計結果 2008年度 集計結果 2009年度 集計結果

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7.2 昨年度までとの比較:回答者の部門について

図 7.2

設計・開発部門, 80%

設計・開発部門, 72%

設計・開発部門, 80%

管理部門, 5%

管理部門, 7%

管理部門, 9%

その他, 15%その他, 21%

その他, 11%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

2007年度 集計結果 2008年度 集計結果 2009年度 集計結果

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7.3 昨年度までとの比較:使用している表記法(設計書)

図 7.3

状態遷移図, 17% 状態遷移図, 18% 状態遷移図, 16%

フローチャート, 17% フローチャート, 18%フローチャート, 14%

シーケンス図, 14%シーケンス図, 14%

シーケンス図, 13%

タイミングチャート, 15% タイミングチャート, 11%

タイミングチャート, 12%

UML, 9% UML, 11%

UML, 12%

状態遷移表, 13% 状態遷移表, 14%

状態遷移表, 12%

DFD, 6% DFD, 3%

DFD, 6%

ER図, 3%ER図, 3%

ER図, 5%

その他, 6% その他, 8%その他, 11%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

2007年度 集計結果 2008年度 集計結果 2009年度 集計結果

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7.4 昨年度までとの比較:今後、採用してみたい表記法(設計書)

図 7.4

UML, 41%

UML, 32% UML, 31%

状態遷移表, 11%

状態遷移表, 10% 状態遷移表, 9%

状態遷移図, 11%

状態遷移図, 10%状態遷移図, 9%

タイミングチャート, 6%

タイミングチャート, 9%タイミングチャート, 9%

シーケンス図, 7%

シーケンス図, 6%シーケンス図, 8%

DFD, 8%

DFD, 7% DFD, 8%

フローチャート, 2%

フローチャート, 3%フローチャート, 6%

フィーチャ図, 4%

フィーチャ図, 6%

ER図, 7%

ER図, 6%

ER図, 5%

PAD, 3%

PAD, 3%

PAD, 4%

その他, 4%その他, 10%

その他, 5%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

2007年度 集計結果 2008年度 集計結果 2009年度 集計結果

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7.5 (1)昨年度までとの比較:使用しているCASEツール【UMLツール】

(カテゴリ別に分類)

図 7.5.1

astah*(JUDE), 47% astah*(JUDE), 48%

astah*(JUDE), 40%

EclipseUML , 11%

EclipseUML , 18%

EclipseUML , 25%

Enterprise Architect, 13%

Enterprise Architect, 12%Enterprise Architect, 19%Rational Rhapsody, 6%

Rational Rhapsody, 8%

Rational Rhapsody, 8%Rational Rose, 21%

Rational Rose, 11%Rational Rose, 6%

その他, 2% その他, 3% その他, 2%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

2007年度 集計結果 2008年度 集計結果 2009年度 集計結果

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7.5 (2)昨年度までとの比較:使用しているCASEツール【モデルベースツール】

図 7.5.2

(カテゴリ別に分類)

MATLAB , 54%

MATLAB , 39% MATLAB , 40%

ZIPC , 42%

ZIPC , 38% ZIPC , 36%

Rational Test RealTime , 4%

Rational Test RealTime , 2%

Rational Test RealTime ,

9%IAR visualSTATE , 5%

IAR visualSTATE , 6%IIOSS , 3%

IIOSS , 4%

RealTimeStudio, 4%

Rational Tau , 4%

その他, 5% その他, 4%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

2007年度 集計結果 2008年度 集計結果 2009年度 集計結果

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7.6 (1)昨年度までとの比較:今後、採用してみたいCASEツール【UMLツール】

図 7.6.1

(カテゴリ別に分類)

EclipseUML , 38%

EclipseUML , 52%

EclipseUML , 43%

astah*(JUDE), 21%

astah*(JUDE), 10% astah*(JUDE), 27%

Rational Rhapsody, 28% Rational Rhapsody, 24%

Rational Rhapsody, 16%

Enterprise Architect, 7% Enterprise Architect, 8%Enterprise Architect, 14%

PatternWeaver , 3% PatternWeaver , 3%BridgePoint , 3% BridgePoint , 3%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

2007年度 集計結果 2008年度 集計結果 2009年度 集計結果

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7.6 (2)昨年度までとの比較:今後、採用してみたいCASEツール【モデルベースツール】

図 7.6.2

(カテゴリ別に分類)

ZIPC , 42%

ZIPC , 56%

ZIPC , 44%

MATLAB , 39%

MATLAB , 25%

MATLAB , 32%

Rational Test RealTime, 7%Rational Test RealTime, 3%

Rational Test RealTime, 8%

Rational Rose RealTime, 4% Rational Rose RealTime, 5%

IAR visualSTATE, 4% IAR visualSTATE, 3%IAR visualSTATE, 5%

RealTimeStudio, 4%RealTimeStudio, 2%

RealTimeStudio, 3%Rational Tau , 4%

Rational Tau , 1%

Rational Tau , 3%その他, 6%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

2007年度 集計結果 2008年度 集計結果 2009年度 集計結果

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7.6 (3)昨年度までとの比較:今後、採用してみたいCASEツール【車載システム開発ツール】

図 7.6.3

(カテゴリ別に分類)

DaVinci, 50%

DaVinci, 71%

DaVinci, 82%

ASCET , 25%

ASCET , 29%SystemDesk, 25%

SystemDesk, 0%

SystemDesk, 18%

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

100%

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8. 分析・考察

現在使用している表記法(設計書)については、未だに古くからのフローチャートが上位を占めている一方、UMLで用いられるユースケース図やタスク図も多くなってきている。状態遷移図やシーケンス図が多いのもUMLで用いられているためであろう。

このようにUMLが多く用いられてきている状況から、オブジェクト指向や、モデルベース設計の考え方が取り入れられてきている事を示している。

このことを踏まえ、今後も継続的にアンケート調査を実施していきたい。

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