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- ソリューション 2 - 避難シミュレーション のご紹介 更新日時:2014/12/08 http://vri.co.jp/
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ベクトル総研 S2.避難シミュレーション 141208pm1

Aug 05, 2015

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Page 1: ベクトル総研 S2.避難シミュレーション 141208pm1

- ソリューション 2 -

避難シミュレーション

のご紹介

更新日時:2014/12/08

http://vri.co.jp/

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株式会社ベクトル総研 > ソリューション > 2.避難シミュレーション

ソリューションの位置づけ

2

1.人流シミュレーション

平常時における人の流動解析により、施設計画の検討を支援

2.避難シミュレーション

災害時における避難行動解析により、防災計画の検討を支援

3.交通シミュレーション

駐車場や道路交通における施設計画、動線計画の検討を支援

4.センシングデータ解析

各種センシングデータの分析により、ニーズに応じたソリューションを提供

5.研究開発

人間の行動特性を科学的にとらえた、実務にも適用可能な研究

ソリューション

株式会社ベクトル総研

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株式会社ベクトル総研 > ソリューション > 2.避難シミュレーション

目次1:避難シミュレーション

3

[4] 建物火災:駅舎(駅ナカ)施設[1] 広域津波

[5] 水害(ゲリラ豪雨):地下駅

ケース名 d: 浸水ケースID i: 間接障害ケースIDp: 制御実施プランID

避難開始前の旅客数

避難中の旅客数

避難完了の旅客数

浸水開始からの経過時間

[7] 防災計画策定支援

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株式会社ベクトル総研 > ソリューション > 2.避難シミュレーション

目次2:避難シミュレーション

1. 本ソリューションについて

分析を行う対象の範囲、目的に適した避難シミュレーションモデルを適用することで、現状の問題点の抽出とより安全に避難するための対策を提案します。これにより、避難誘導計画や防災計画検討等を支援します。

適用するシミュレーションモデルは自社で開発したものであるため、お客様のご要望に応じてモデルをカスタマイズすることが可能です。

2. カテゴリ一覧

[1] 広域津波 [2] 建物津波 [3] 広域火災 [4] 建物火災

[5] 水害(ゲリラ豪雨) [6] 高層ビル [7] 防災計画策定支援 [8] 防災教育

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2.[1] 広域津波避難シミュレーション(1)

津波の浸水が懸念される地域(十数km四方程度)を対象に津波避難シミュレーションを実施し、避難困難地域の抽出や避難誘導、避難所の検討等、防災計画の検討を支援します。

空間を単純化した道路ネットワークで表現することで、広範囲、多人数の避難シミュレーションを実現しています。

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株式会社ベクトル総研 > ソリューション > 2.避難シミュレーション

2.[1] 広域津波避難シミュレーション(2)

6

検討できること 評価項目

・避難困難地域の抽出

・津波浸水深の時系列変化データとの連携による被害者推定

・被害に対する対策の検討、効果の検証

・避難所の不足評価、新規避難所の検討

・地域ごとの避難時間評価

・避難誘導計画検討

・避難手段(徒歩、車等)の割合による避難状況評価

・属性別の避難手段の検討

・徒歩避難者と車避難者の干渉考慮

・被災時間別の被害状況評価

・津波浸水、液状化等の要因による道路閉塞の影響評価

・避難所の単位時間当たりの流入人数制御

・避難時間

・被災者数

・道路の混雑状況

・避難所の容量

など

アウトプット

・数値結果

(時系列グラフなど)

・シミュレーション動画

・避難困難地域を地図上に記載

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株式会社ベクトル総研 > ソリューション > 2.避難シミュレーション

3.[2] 建物津波避難シミュレーション(1)

学校や工場等の施設を対象に避難シミュレーションを実施し、現状の問題点抽出および対策案の提案、効果の検証を行います。

空間をメッシュで区切ったメッシュモデルで分析を行うため、ボトルネックとなる開口(扉、階段入口等)における滞留状況の表現が可能です。

7

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株式会社ベクトル総研 > ソリューション > 2.避難シミュレーション

3.[2] 建物津波避難シミュレーション(2)

8

検討できること 評価項目

・避難上の問題個所の抽出

・問題個所に対する対策の提案、効果の検証

・避難誘導計画の検討

・ボトルネックにおける滞留状況評価

・避難者属性ごとの避難時間評価

・避難所容量評価

・周辺住民の受け入れ可能人数評価

・建物改修計画支援

・属性別の避難手段の検討

・避難所要時間

・滞留人数

・津波被害者数

など

アウトプット

・数値結果

(時系列グラフなど)

・シミュレーション動画

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株式会社ベクトル総研 > ソリューション > 2.避難シミュレーション

4.[3] 広域火災避難シミュレーション(1)

地域における火災延焼時の避難シミュレーションを実施して、現況の問題点を明らかにするとともに、道路拡幅や鉄道効果などの都市計画道路整備後の避難安全性の向上効果を検証します。

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避難場所1

避難場所2

避難場所3

:火災延焼

:道路閉塞

:避難者(移動中)

:避難者(避難開始前)

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株式会社ベクトル総研 > ソリューション > 2.避難シミュレーション

4.[3] 広域火災避難シミュレーション(2)

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検討できること 評価項目

・都市計画道路整備計画等により道路拡幅や鉄道効果を実施した場合の避難安全性の向上効果検証

・一時集合場所に立ち寄る場合の影響評価

・踏切や道路閉塞による避難行動への影響評価

・出火地点や風向・風速の違いによる避難結果への影響評価

・避難者属性別や町丁目ごとの避難時間評価

・避難誘導を実施した場合の効果検証

・避難完了時間

・避難所要時間

・避難時の移動距離

・被害者数

など

アウトプット

・数値結果

(時系列グラフなど)

・シミュレーション動画

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株式会社ベクトル総研 > ソリューション > 2.避難シミュレーション

5.[4] 建物火災避難シミュレーション(1)

建物内で火災が発生したことを想定した避難シミュレーションにより、火源からの熱、煙の暴露量を評価指標とし、建物に対する避難安全性の検証とより安全な避難計画策定を支援します。

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煙層高さが 1.8m 以下

1 階の滞留が最大に

天井熱気流下を歩行

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株式会社ベクトル総研 > ソリューション > 2.避難シミュレーション

5.[4] 建物火災避難シミュレーション(2)

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検討できること 評価項目

・建物の火災発生時の避難安全性検証

・各ボトルネックにおける滞留評価

・二層ゾーンモデルによる火災シミュレーション結果との連携

・熱、煙暴露時間の評価

・火災対策に対する効果の検証

・避難誘導の対策の検討、検証

・避難計画の提案

・熱、煙暴露量

・被害者数

・避難所要時間

・滞留人数

など

アウトプット

・数値結果

(時系列グラフなど)

・シミュレーション動画

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株式会社ベクトル総研 > ソリューション > 2.避難シミュレーション

6.[5] 水害(ゲリラ豪雨)避難シミュレーション(1)

ゲリラ豪雨等による地下空間(地下駅、地下街、地下通路)の浸水過程と、滞留者の地上への避難過程を連成してシミュレーション解析し、地下空間の水害時における避難安全性の検討や避難安全確保対策の計画を支援します。

13

ケース名 d: 浸水ケースID i: 間接障害ケースIDp: 制御実施プランID

避難開始前の旅客数

避難中の旅客数

避難完了の旅客数

浸水開始からの経過時間

地下1階A 地下1階B

地下2階

出口1

出口2出口3

出口4 出口5

出口6出口7

出口8

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株式会社ベクトル総研 > ソリューション > 2.避難シミュレーション

6.[5] 水害(ゲリラ豪雨)避難シミュレーション(2)

14

検討できること 評価項目

・地下空間の浸水時間の検証

・浸水時の避難安全性の検証

・降雨に関する情報収集対策の実施効果の検証

・止水対策の実施効果の検証

・避難誘導対策の実施効果の検証

・止水対策、避難誘導対策の実施

・避難完了時間

・浸水地点歩行者数

・浸水地点歩行時間

・避難失敗者数

など

アウトプット

・数値結果

(時系列グラフなど)

・シミュレーション動画

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株式会社ベクトル総研 > ソリューション > 2.避難シミュレーション

一般者

負傷者

7.[6] 高層ビル避難シミュレーション

災害による建物被害の有無(開口部や避難経路の一部閉鎖)や避難時の誘導方法の違いによる避難完了時間への影響を比較検証することにより、避難計画の検討を支援します。

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株式会社ベクトル総研 > ソリューション > 2.避難シミュレーション

8.[7] 防災計画策定支援(1)

コンサルティングやシステム納品(次貢)により、避難計画およびハード・ソフト対策の立案を含めた防災計画のPDCAサイクルによる検討・策定を支援します。

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Plan Do

CheckAct

■避難シミュレーションの実施

■実施結果の確認

●被害者の避難開始地点

■対策案の検討、防災計画の修正

津波避難ビルの新設

津波避難ビルの新設

車は利用せず徒歩避難

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株式会社ベクトル総研 > ソリューション > 2.避難シミュレーション

8.[7] 防災計画策定支援(2)

津波避難施設の配置計画検討について、自治体等の担当者自身が簡易なオペレーションにてケーススタディできるシステムを開発し、納品しました。

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開発システム出力例

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株式会社ベクトル総研 > ソリューション > 2.避難シミュレーション

9.[8] 防災教育

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[1]広域津波避難シミュレーションで得られた知見を活用し、ユーザ自らが自宅、避難先、避難手段等を設定し、その設定で避難を行った場合の避難の可否等を表示する防災教育用のシステムを作成しました。

開発したシステムは、インドネシアの津波ミュージアムに展示されています。また、CDで地元学校に配布しました。

インドネシア津波ミュージアム 配布したCDロム

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株式会社ベクトル総研 > ソリューション > 2.避難シミュレーション

10.主な業務実績

カテゴリ 年度 件名 受託関係先(敬称略)

[1] 広域津波 H26 高知県須崎市津波避難シミュレーション検討 須崎市

[2] 建物津波 H24 臨海部事業所内の避難シミュレーション検討 前田建設工業

[3] 広域火災 H23 木造密集地における火災延焼に伴う避難シミュレーション検討業務

東京都 都市整備局

[4] 建物火災 H22 駅ナカ商業施設における避難シミュレーション検討業務

東京消防庁

[5] 水害(ゲリラ豪雨)

H25 地下街安全避難対策に係わる浸水避難シミュレーション検討

日建設計シビル

[7] 防災計画策定支援

H25 北海道釧路市津波避難簡易版シミュレーション納品

釧路市

[7] 防災計画策定支援

H24 都市再生安全確保計画(横浜市)シミュレーション検討

日建設計、日建設計シビル

[8] 防災教育 H23 インドネシア向け教育用津波避難シミュレーション

文部科学省、東京大学地震研究所

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