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Sep 29, 2020

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- 1 - MG-1000 作業手順書

<目次>

施工作業 1. 事前準備

2. 設置前

3. 施工

4. 設置後

現場作業 1. 日常点検

2. 定期点検

撤去作業 1. 事前準備

2. 撤去前

3. 撤去

4. 撤去後

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- 2 - MG-1000 作業手順書

施工作業

1.事前準備

① 作業現場確認

・設置コースの延長数、傾斜度、地形・岩盤の状態、立木の状態、起点・終点の状態、

埋設物・障害物の有無等を書類、及び現地にて確認します。

・地権、伐採条件の確認

・資材仮置き場、車両駐車場の確認

△! 注 意

1.路線選定は、出来る限り直線になるようなコースを選択する。 2.傾斜角度は最大 45°(前下りの場合は最大 20°)以下に抑えることが望まし

く、特に乗用台車の場合は出来る限り最大傾斜度を抑えるコースを選択する。 3.起点・終点部は出来る限り平坦な場所を選択する。

② 必要書類確認

・作業員名簿、資格・免許の名簿、使用車両届、持ち込み機材届等の準備、及び提出

③ 資材確認

・運搬物に適した牽引車・台車、及びレール資材等の選択

・特殊レール・部材の準備

④ 工具確認

1. 一般工具、補助具

• ハンマー(大)(小)、

• ウェルダー(ジェネレーター1.5kW 以上)、電気ハンマー

• シノ付ラチェット(19×22、2 本)

• 腰の物(作業ベルト、ホルスター2 本差し、工具袋)

• 溶接面、溶接棒、ノロオトシ、サンダー、平ヤスリ

• 丸ヤスリ、塗料、CRC、スピンドル油、高速カッター、エンジンカッター

• プラスチックハンマー、チェンソー、刈払機、手鋸、手鎌、スコップ、根切鍬

• 鍬、マジックインキ、定規、コードリール、水準器、巻尺、クリッパー

• 電気ドリル(ハンマー付)、キリ各種

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- 3 - MG-1000 作業手順書

2. 特殊工具

• レールベンダー・修正器

• 支柱打ち込み金具

• 整備工具一式(内容別途)

※ 両口スパナ 8mm~22mm 32×32 ※ プラス・マイナスドライバ 200mm 250mm ※ ソケットレンチセット8mm~24mm ※ モンキー ・ ラジオペンチ ・ ニッパー ※ バイスプライヤー ・ プライヤー ※ プラグレンチ 19×22 ・ オフセットレンチ8~22 ※ ギヤプーラー (大・小) ※ ビニールホース(燃料用) ※ シノ付ラチェットレンチ 30 36 ※ 掃除針 ・ サンドペーパー 100# ※ キャブレタークリーナー ・ 潤滑スプレー ・ グリース

3. 保護具

• 安全帽、安全靴、作業用手袋

• 命綱、親ロープ、ロリップ、安全帯

• 保護めがね、防塵マスク、耳栓

2.設置前

① 作業前打合せ

・作業方法、状況、工程、数量の確認

・起点・終点の再確認

② 作業準備

・工具、組立資材の確認、及び作業前点検

③ 資材搬入・仮置き

・組立資材に適した車両の準備

・仮置き場所は通行人等に接触する恐れの無い位置とし、もし 接触する可能性が生じ

る場合は立て看板、柵等を設け注意を促す。

④ 環境整備

・伐採作業方法、状況、合図等の確認

・工具の使用前点検

・伐採後の後始末

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- 4 - MG-1000 作業手順書

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- 5 - MG-1000 作業手順書

3.施工

施 工 手 順 書

工事種別 工 事 方 法 安 全 対 策

レ ー ル設 置の基本

1. 最大傾斜角度は 45°を限度とし、曲線部最小回転半径は、勾配 20°未満=8m以上、勾配20°以上=10m 以上を基準とします。

2. 曲線加工後のレール上面傾斜は±3 度以内を基準とします。

3. 上下勾配の変化には、上下曲げレール(±5°用、±10°用)を使用します。

4. 沈下防止板は、整地して海抜面に出来るだけ水平に据えることを基準とします。

5. 支持支柱(φ48.6×t3.5)の地中への打ち込み深さは、40cm 以上を基準とします。(設置状況により、支柱の長さは調整します)

6. 沈下防止板固定用支柱(φ27.2×t2.8×1.0m)は、軟弱地盤、高架部、岩盤箇所への使用を基準とし、1~2本/沈下板一箇所当たりを打ち込み、打ち込み深さは 30cm 以上を基準とします。

7. 補強支柱(φ48.6×t2.4×1.0m、2.0m、4.0m)は、地面から E 型レール受け上面までが H=1.0m 以上の場合に設置することを基準とし、クランプ(直交・自在)で支持支柱と結束します。(但し、現場状況に応じた数量を+する。)

8. 起点、終点部の自動ストッパーはダブルストッパーとし、軌条端部には、逸脱防止金具を取り付けます。

(参考図)

勾配:20 度未満 勾配:20 度以上

R>8m R>10m

45 度以下

傾きは±3 度以

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- 6 - MG-1000 作業手順書

施 工 手 順 書

工事種別 工 事 方 法 安 全 対 策

起点部の設置 レールの据付 E型レール受け

の取り付け 動力車及び台車

の取り付け 資材運搬

1. 牽引車前進方向にレール先端の中子が向くようにレールを並べます。

2. レール工事を進める起点を決定し、ラック部が進行方向に対しレールの右側に来るように配置します。

3. レール始点取り付け金具を取り付けます。 4. レール末端部付近に、車輪脱線防止装置

用の逸脱防止板を取り付けます。

1. ラック部が同じ方向になるように レール先端の中子を次のレールに差し込みます。

2. E 型レール受けを間に挟み、ボルトを取り付け固定します。

1. 沈下防止板を設置する所を整地します。 2. E型レール受け先端の自在ソケットに支持

支柱を差し込み、沈下防止板を通して、支柱が垂直になるように準備します。

3. 大ハンマー、又は電動ハンマーを使用して支柱を打ち込みます。

4. レールの上部が水平になるようにレール受けを調整し、支持支柱と固定します。

1. 以上の作業で 3 本位レール設置できたら、動力車及び荷物運搬用台車(補強型平板台車)をレールの最後部より個別に組み込みます。

2. 連結部、ローラー部の取り付けネジを確実に固定します。

1. 台車に必要資材を適量積み込み、進行方

向に資材を配置します。 2. 斜面が急なところでは、レールを 1 本組み

立てるごとに、次の 1 本分を手配します。 3. 資材搬送時は荷締め・ゴムバンド等を用

い、台車に固定します。 4. 資材はバランスよく積み込みます。

• レール、資材を移動、反転する場合は周りに充分注意し、重量物は2人で取扱う。

• 各ボルトの締め付

け を確 実 にします。

• 各ボルトの締め付

け を確 実 にします。

• 動力車を設置する

とき重機等を使用する場合が多いので 運転・玉掛け等は有資格者が作業をし、設置する。

• 発進の際は、周囲

の確認をし、機械付近に人を近づけない様にする。

• 積込み、積み下ろしは必ずエンジンを停止して行う。

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- 7 - MG-1000 作業手順書

施 工 手 順 書

工事種別 工 事 方 法 安 全 対 策

支持支柱の打ち込み

補助支柱の取り

付け 終点部の設置 ストッパーの取り

付け

1. 支持支柱を打ち込む際は、支柱先端が開かないように打ち込み金具を使用します。

2. 原則は着岩が望ましく、土層の条件が全て同じではないので、必ず沈下防止板を使用して沈下を防ぐ。沈下防止板はそれぞれの機種または土層の状態に合わせ着岩と同等か、それ以上の支持を保持する構造とします。

3. 着岩できない土層に支柱を打込む目安は、地中40cm以上の打ち込みを原則とし強度を確保します。(固定用支柱は 1~2 本/30cm 以上)

4. 支柱打ち込みは常に垂直に打込むことを原則とし、やむを得ない場合は斜めに打込むがその場合、前後方向(レールに平行)のみで左右(レールと交差)には絶対斜めに打込まないようにします。

5. レール上面より支柱が出ないようになるまで打ち込むか、無理な場合はエンジンカッターなどで切断します。(走行時、機械と接触する恐れがあります)

1. 支持支柱の補強は地面から E 型レール受上面までが 1.0m以上の場合に設置することを基準とし、クランプ(直交、自在)で支持支柱と結束します。

1. 終点部は積降を考え、なるべく平坦になるように設置します。

2. レール終点取り付け金具を取り付けます。 3. レール末端部付近に、車輪脱線防止装置

用の逸脱防止板を取り付けます。

1. 起点部、及び終点部の適切な位置にストッパーを取り付けます。

2. 場合により、ストッパーを2個取り付け、誤作動による逸脱・脱線を防止します。

• 支柱打ち込み時には、足元を十分に確保し、周囲や落下物等に注意しながら作業をする。

• 発電機等の据付は平らな 場所を選び常に安定しておく。また、燃料補給において火気厳禁とする。

• 打ち込み金具は、頭の部分が疲労によりハンマーを打った時、破片が顔・目・身体に当たりケガをする恐れがあるので、使用前には点検すること。

• 各ボルトの締め付

け を確 実 にします。

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- 8 - MG-1000 作業手順書

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- 9 - MG-1000 作業手順書

4.設置後

① 最終点検 (別紙「工事引渡し点検表」に則り、軌条・機器等の点検を実施します。)

・各部ネジ締めの確認。

・補強箇所の点検。(必要な場合は、追加補強を実施します)

・ストッパー・逸脱防止板の再点検。

・動力車の各部取付けネジを確認する。

・残材の後始末。

② 試運転

・荷重のかかった状態で走行し、ブレや傾いた所は無いかなどよく確認する。

・ストッパーの停止状況を確認する。

・ラックオイルの点滴状況を確認する。

・異音、異臭がないか確認する。

③ 引渡・取扱説明

・モノレールの使用者全員に対して、取扱説明(講習)を実施します。

・現場責任者に「モノレール取扱主任者認定証」、「講習受講者に「技能(安全)講習

終了証」を発行します。

△! 注 意

1.運行時毎に、別紙「始業時・運行時点検表」に則り、日常点検を実施してもらい、これを保管してください。

2.異常(異音、異臭、ブレなど)を感知したときは、即座に運行を停止してもらい、メーカー及び取扱い代理店に報告・しかるべき措置の指示を受けてください。

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- 10 - MG-1000 作業手順書

モノレール設置工事完成引渡し点検表(乗用)

(型 式) ランパワーMG1000

(仕 様)

(最大積載重量)

(引渡し点検日) 平成 年 月 日

(設 置 場 所)

(点 検 者 名)

点 検 項 目 点 検 調 整 適 用

各部連結部のボルト、チェーン、連結バー等の点検

停止ブレーキの作動テスト(70cm~120cm程度)

動力車・台車の異音、振動、横揺れ等の点検

ミッションオイルの点検(動力車)

〃 (後坂ブレーキ付走行装置) 装着車輌のみ

自動降坂定速ブレーキの登坂時の温度点検(初回)

路線最急勾配での最大荷重時走行テスト

注油オイルの注油状況が正常か確認

エンジンの掛かり具合、吹き具合

軌条、及び周辺の障害物の有無確認

各種取付けボルトの締め付け状況等の点検

レールの傾き、横振れ等の有無

荷重がかかった場合にレールが上下に沈まないか

ストッパー装置の作動状況、飛出防止板の取付状態

全線試運転

取扱い方法、注意事項の説明

品 名 エ ン ジ ン 動 力 車 運 転 台 車 第1乗用台

車 第2乗用台

製 造 番 号 No. No.

上 記 の とお り点 検 、検 収 し受 け取 りを致 しました 。

平成 年 月 日

(住所)

(氏名) 印

〒915-0016

福井県武生市岩内町 30-2-33

株式会社 マ ル ジ ン TEL 0778-27-7200 FAX 0778-27-7201

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- 11 - MG-1000 作業手順書

現場作業

1.日常点検

モノレール取扱主任者が一日一回、点検表に基づき運転前に点検してください。

以下の異常が発生したときには、メーカー又は取扱い代理店まで連絡してください。

・正しい指導操作を行っているのにエンジンが始動しない。

・機械がレールから脱線したとき。

・機械が石や木などに衝突して壊れたとき。

・正しい操作を行っているのに機械が駐停車しないとき。

・緊急ブレーキが作動したとき。

・非常用駐停車ブレーキレバーを引いたとき(乗用台車のみ)

・走行中、機械のどこからか異音や悪臭(こげくさい)が発生しているとき。

・通常の走行時より、機械の揺れや振動が明らかに大きくなって、危険を感じた時。

・天変地異等で 軌条の地表面に変化がありブレが大きくなったとき。

2.定期点検

・レンタルの場合は工事で使用され過酷な頻度となる場合も多く、1ヶ月ごとにモノレー

ル技士による点検を推奨します。

・永設販売の場合は1年毎の点検を推奨します。

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- 12 - MG-1000 作業手順書

工事用モノレール始業時・運行時点検記録表

車名及び型式 : 点 検 日 : 平成 年 月 日

設 置 場 所 : 点検記録者 :

点 検 ○ 交 換 △ 調 整 T 修 理 S 清 掃 C 修理不

可 ×

1.軌条(レール、支持支柱等) 備考 レール及び周辺の障害物(枝、雑草、ガレキ 等)の有無 レールの傾き、落石等によるレールの破損 等 レールの取付けボルトの緩み 等 支持地盤の滑落・崩壊・異常湧水 等 起点・終点のストッパーの作動

2.本機(動力車) 備考 各部締付部の締付け状態 各作動部の作動状態(レバー等) 各部のオイル・燃料漏れ 燃料(混合ガソリン)の残量・汚れ具合の確認 ミッションオイルの残量・汚れ具合の確認 注油タンクのオイルの残量・汚れ具合・注油状態の確認 停止ブレーキの作動状態(停止距離 50~120cmまで) 異常な音・振動・横ぶれの有無 自動降坂ブレーキの(上り方向)での温度(終点時に確認)

3.荷物台車 備考 各部連結部(ボルト、チェーン、連結バー)の締め付け状

異常な音・振動・横ぶれの有無

総合判定 良 ・ 調整後良 ・ 運行中止

○運行中止の場合の措置~①使用者による修理 ②修理業者に依頼 ③マルジンに修

理依頼

(修理者名)

(修理内容)

(運行時間) 時間 往復 (使用開始) 時 分 (使用終了) 時 分 (使用者名) (留意点)

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- 13 - MG-1000 作業手順書

撤去作業

1.事前準備

① 工具確認

1. 一般工具、補助具

• パイプレンチ

• スパナレンチ(17、19)

• シノ付ラチェット(19×22、2 本)

• 腰の物(作業ベルト、ホルスター2 本差し、工具袋)

• エンジンカッター

2. 保護具

• 安全帽、安全靴、作業用手袋

• 命綱、親ロープ、ロリップ、安全帯

• 保護めがね、防塵マスク、耳栓

2.撤去前

① 作業前打合せ

・作業方法、状況、工程、数量の確認

② 作業準備

・工具、組立資材の確認、及び作業前点検

③ 資材搬入・仮置き

・組立資材に適した車両の準備

・仮置き場所は通行人等に接触する恐れの無い位置とし、もし 接触する可能性が生じ

る場合は立て看板、柵等を設け注意を促す。

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- 14 - MG-1000 作業手順書

3.撤去

撤 去 手 順 書

工事種別 工 事 方 法 安 全 対 策

レール脱却の方法 支柱抜き取り 部材撤去 資材搬出 動 力 車 及 び 台

車の取り外し

1. レールの取り付けボルトを取り外します。 2. E 型レール受けを取り外します。 3. レールを前方へ引き抜きます。 1. E 型レール受け先端の自在ソケットのネジを

緩め、パイプレンチにて支持支柱を抜き取ります。

2. 土層の条件が全て同じではない為、地層の変化で引き抜くことのできない場合は、地表面にて切断します。

1. レール終点取り付け金具を取り外します。 2. ストッパーを取り外します。 3. 沈下防止板は支持支柱の短いもの(1m以

下程度)に7枚づつ束にします。

1. 台車に適量資材を積み込み、起点まで運びます。

2. 斜面が急なところでは、レールを 1 本ごとに資材を台車に積み込みます。

3. 資材搬送時は荷締め・ゴムバンド等を用い、台車に固定します。

4. 資材はバランスよく積み込みます。

1. 始点のレールが 5m位まで撤去が終了したら、台車及び動力車を取り外します。

2. 取り外した動力車及び台車は転倒しないように養生します。

• レールを引き抜く際、最終脱却時の反動で転倒しないよう注意する。

• 二人作業また多人

数での同時作業は必 ず 指 揮 者 の指揮のもとで声をかけて行う。

• 部材は落下させな

いよう手元に注意してください。

• 曲がったレールは

運搬の際立木等に接触し危険なので脱却地にて伸ばす作業も発生する。

• 積込み、積み下ろしは必ずエンジンを停止して行う。

• 動力車を撤去する

とき重機等を使用する場合が多いので 運転・玉掛け等は有資格者が作業をし、撤去する。

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- 15 - MG-1000 作業手順書

4.撤去後

① 現地最終確認

・残資材が置き忘れてないか 全ルートの確認をします。

・立木の枝等を張ったロープ等を回収します。

・施工時の支柱穴は埋め戻します。

・ゴミ等は回収し、環境美化につとめます。

・施工前の景観に出来るだけ復元してください。

② 返納時整備

・動力車の補修。(洗浄、注油、修理等 点検簿に基づき保守点検をします)

・台車の補修。(注油、修理等)

・レールの曲がり及び捻れの修正。

③ 部材の補修

・支持支柱は沈下防止板が難なく通るように補修及び切断します。

・E 型レール受け及び沈下防止板は修理・注油又は廃棄処分します。