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Jan 01, 2016
脱・一方通行
~双方向のスポーツビジネスへ~
明治大学澤内ゼミナールB班
プロ野球のビジネスモデル
球団
入場料
ファンクラブ会費
広告宣伝費(親会社)
スポンサー広告料
放送権料
ライセンシー
グランド使用料
参稼報酬(選手年俸)
入場券販売・
広報、宣伝
拠出金
24%
15%
9%
5% 5%
42%
チケット収入
飲食物販
広告看板
事業収入
放映権料
その他
福岡ダイエーホークス(当時) 2001年収入
出典:プロ野球ビジネスの仕組み
福岡ダイエーホークス 2001年支出
22%
20%
12%12%
4%
3%
27%参稼報酬売上原価減価償却人件費公租公課水光熱費一般管理費
出典:プロ野球ビジネスの仕組み
福岡ダイエーホークス
アトランタ・ブレーブス
チケット収入 56億 77億6千万放送権料 9億 24億9800
万他地元収入 120億 47億1150
万分配金( MLB )
30億5000万
総売上 185億 183億5637万
参稼報酬 39億 124億5887万
他一般管理費 139億
76億9250万
総営業費用 178億
201億5137万
1 =㌦ 125円で計算
出典:プロ野球ビジネスの仕組みより
巨人戦ナイター年間平均視聴率の推移
0
5
10
15
20
25
80年
85年
90年
95年2000年2004年
平均視聴率
1) 平均視聴率最高年は 1983年で 27.1%(巨人は優勝)
出典:テレビスポーツ番組特別報告書
視聴率が低下する=放映権料収入の 低下
露出の低下による知名度の低下
市場規模の縮小
日本人は野球に興味がなくなったのだろうか?
それとも景気に即して出費を控えているのだろうか?
いそがしくてスポーツを見る暇がないのだろうか?
ライブエンタテインメントの市場規模(音楽、演劇、映画、スポーツ、遊園地の5ジャンル計)
出典:ぴあホームページ
http://www.pia.co.jp/pia/release/2005/release_05090503.htmlより
プロ野球観客動員数推移
1095 1105 1110 11531239
0
200
400
600
800
1000
1200
1400
2000年 02年 04年
動員数
(単位:千人)出典:エンタテインメント白書/ぴあ総研
注1 ぴあ総研独自のサンプリング調査による統計
05年8・ 16 京都外大西(京都)
VS桐光学園(神奈川)戦
日本人が娯楽への出費を抑えたわけではない
野球への興味が薄れたわけでもない
“プロ野球”というソフトに対する評価が悪くなっているのではないだろうか
マイナス要素
放映権料の低下
魅力あるスター選手のメジャー移籍
プラス要素
堅固な観客動員
底辺の若い選手の充実
ではもうこれ以上プロ野球の市場は広がらないのだろうか?
私達は独自にアンケートを試みた
Q 「プロ野球をスタジアムで見たこと がありますか」
YES 70% NO 30%
Q 「自分の在籍した学校の野球部の試合を
見に行ったことがありますか?」
YES 79% NO 21%
Q 「行ったことはないが機会があれば行き たい」
YES 58% NO 42%
自分の母校の野球部に関心がある確率 86%
スポーツプロダクトとは便益:興奮 娯楽 共感
基本製品:スタジアム
選手 監督
付随製品:スタジアムの
設備 飲食物
さらに潜在的に
チームパフォーマンスと結びついた感動や経験が期待されている
Q 初めてスタジアムに行った時
一番印象に残ったことはなんですか?
スタジアムの雰囲気 52%
好きなチームの勝ち負け 13%
外野席の応援団 7%
好きな選手の活躍 4%
球団素晴しいプレーを見せます ファン
「見させて頂きます」
球団私の○○頑張って
ファン
スタジアムで楽しんで!
「球団は “スタジアム”という便益の詰まった空間を 提供し、チームに愛着を持ったファンが足繁く通う」
という関係の構築
コアファンの醸成
ファンとチームの一体となった歴史の発展
&
安定した経営基盤の獲得
結論
今後プロスポーツが発展するためには
チームとそのステークホルダーとの良好な関係の構築が必要
帰属意識を伴った集団=地 域社会
という要素が有効なのではないだろうか