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iLogicサンプル説明資料 AUTODESK® INVENTOR 2013

2012年 11月 29日 第2版

iLogicサンプル説明資料

iLogic サンプル説明資料

1

目 次

iLogicサンプル説明資料 ...........................................................................................................2

重要な注意事項 ................................................................................................................................... 2

データセットの利用方法 ........................................................................................................................ 2

動画へのアクセス方法 .......................................................................................................................... 3

パラメータ・マルチバリューリストの活用 ..........................................................................................4

1. マルチバリューリストからパラメータを選択させて、適切な設計をさせる ............................................. 4

2. 仕様(材質)に応じて、マルチバリューリストを変更する .................................................................... 6

3. パラメータの最大/最小の設定、エラーメッセージの表示を行う ......................................................... 7

プロパティの編集 ......................................................................................................................8

4. プロパティの値チェック、 パラメータに応じてプロパティ値を変更...................................................... 8

5. パラメータに応じてプロパティ値を変更 ......................................................................................... 10

イベント処理 ......................................................................................................................... 11

6. ファイル保存の時に自動的に複数のフォーマットで保存をする ...................................................... 11

エクセルとの連携 ................................................................................................................... 13

7. エクセルの表から、材料のマルチバリューリストを作成する ............................................................. 13

8. エクセルの表から、適切な寸法を取得する .................................................................................... 15

9. エクセルの表をUIとして利用する .................................................................................................. 16

10. エクセルの表から値を取得する................................................................................................. 16

パーツフィーチャやコンポーネントの省略 ................................................................................... 18

11. パーツフィーチャの省略 ........................................................................................................... 18

12. アセンブリコンポーネントの省略 ................................................................................................ 19

コンポーネントの置換え ........................................................................................................... 20

13. コンポーネントの置換え ............................................................................................................ 20

コピーデザイン ...................................................................................................................... 23

14. コピーデザイン ......................................................................................................................... 23

その他 ................................................................................................................................. 24

15. HTML レポートの生成 .............................................................................................................. 24

16. 図面ドキュメントルール ............................................................................................................. 25

iLogic サンプル説明資料

2

iLogicサンプル説明資料

iLogic を使ったサンプルの説明資料です。サンプルを流用することで、皆さん自身の設計ルールを素早く構

築できます。

本資料では、以下の内容を学習する事が出来ます。

iLogic を使った設計ルールの具体的な作成方法

設計ルール作成のテクニック

本資料は、Inventor 2013バージョンのiLogic を元に作成しています。

32ビット及び63ビットのOSの環境で使用する事が出来ます。Inventor LT の環境では使用できません。

重要な注意事項

この資料の作成に当たっては、不具合の無いように十分に注意を払っておりますが、プログラム等の使用にあたって、

何らかの問題が生じても、オートデスクとして責任を持つことは出来ません。利用者の自己責任でご利用いただくよう

お願いします。

この資料の内容は、無償にて自由に使っていただけます。ただし、2次配布はご遠慮願います。

上記内容について、承諾いただけるかたのみ、利用ください

データセットの利用方法

1. iLogic Project_2013 フォルダを適当な場所に保存します。

2. iLogic Project_2013 フォルダ内の iLogic Samples 2013.ipj をプロジェクトに適用します。

3. 説明資料の指示に従って、サンプルのドキュメントを開きます。

4. 動画の手順を参考にして、操作を行います。

5. iLogicルールブラウザから、ルールを選択し、ルールの内容を確認します。ルールには適宜日本語の注

釈を入れてありますので参考にしてください。

6. iLogic を使うのが初めてという場合は、掲載の順に学習することをお勧めします。

7. オンラインヘルプの iLogicの項も参照ください。

iLogic サンプル説明資料

3

動画へのアクセス方法

各ページに表示してあるリンクをクリックすると、YouTubeに登録された動画が表示されます。

直接、YouTubeへアクセスしても動画を表示する事が出来ます。

1. http://www.youtube.com/user/InTheMachineJpn?feature=mhum#g/p へアクセス

2. 再生リストが表示されます。

3. iLogic Sample をクリックします。

4. iLogic Sample の再生リストが表示されます。

http://www.youtube.com/user/InTheMachineJpn?feature=mhum#g/c/5077205C67AE67B7

5. 目的の動画をクリックすると、再生が始まります。

iLogic サンプル説明資料

4

パラメータ・マルチバリューリストの活用

1. マルチバリューリストからパラメータを選択させて、適切な設計をさせる

サンプルデータファイル

01_MultiValueListConfigurator_v3.ipt

動画へのリンク

http://www.youtube.com/watch?v=U7CAC1TVsr0

パラメータの機能拡張、文字列やブール値の使用サンプル。

マルチバリューリストの機能紹介

パラメータとルールの連携

動画の説明

パラメータの機能が拡張され、文字列やブール値のパラメータが使えるようになりました。 さらに、パラメー

タを複数の候補から選べる様、マルチバリューリストの機能が使えるようになりました。

パラメータには、文字列やブール値を入れる事ができます。

材料やパーツの色を文字列のマルチバリューのパラメータとして定義します。

パーツの色のパラメータを変更すると、自動的にルールが実行され、パーツの色が変更されます。

同様に、材料を変更すると、材料が変更されます。

また、パーツの色のパラメータを 「As Material」にしてあるので、材料で指定した色になります。

同時に、Weightパラメータの内容が、実際の質量の値で上書きされます。

面取りをするかどうかのブール値のパラメータが変更されると、ルールが自動実行され、面取りフィーチャ

が省略、省略解除されます。

このような内容をするのに必要なルールは、たったこれだけです。

ルール、フォームの説明

iLogic ブラウザから、フォームタブを選択して、「01_MultiValueListConfigurator_v3」のボタンをクリック

すると、フォームが表示されます。

iLogic サンプル説明資料

5

それぞれのコントロールとパラメータが

連動しているので、このフォームを使っ

て、パラメータを変更すると自動的にル

ールが実行されます。例えば、長さを

変更すると、形状が変更され、更に、音

声ルールによって、変更後のプロパテ

ィが英語で音読されます。

ボタンを右クリックして、編集を実行すると、フォームエディタが表示されます。

左側のブラウザから、コントロールをドラッグして、フォームを作成することができます。

Voice ルール

パラメータ変更のタイミングで、プロパティを音読するVoiceルールが実行されます。

iLogic サンプル説明資料

6

2. 仕様(材質)に応じて、マルチバリューリストを変更する

サンプルデータファイル

02_ValueListControl_v2.ipt

動画へのリンク

http://www.youtube.com/watch?v=mEGtEh1KU4M

動画の説明

パラメータのマルチバリューリストは、iLogicのルールでも定義が出来ます。

素材の板厚は、使う材料によって、使用可能な板厚の値のリストが変わります。

ここでは、ラバーとシリコンで使える板厚のリストを、ルールで変更しています。

このようなルールを入れておくことで、実際には使用することのできない寸法で設計をしてしまう、という失

敗を防止する事が出来ます。

フォーム

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7

3. パラメータの最大/最小の設定、エラーメッセージの表示を行う

サンプルデータファイル

03_ParameterValueLimits_v2.ipt

動画へのリンク

http://www.youtube.com/watch?v=NWTq1a1Jqm8

ABS で始まる材料はリブを3枚入れる

Nylon で始まる材料はリブを2枚入れる

その他の材料の時は、エラーメッセージを表示する

想定している最大/最小を超える値を入れるとエラーメッセー

ジを表示、最大または最小値に修正する

動画の説明

スタイルエディタで材料をナイロンに変えると、その変更がトリガーとなって、ルールが自動的に実行されま

す。

iPropertyの値を調べ、ナイロン系だったら、リブを2本にしてリブの厚みも変更します。また、ABS樹脂系だ

ったら、リブを3本にします。

また、想定していない材料の場合は、エラー表示をするルールが実行されます。

今度は、パラメータを変更して、大きさを変更してみます。

あまり大きな値を入れると、最大値ルールが実行され、警告表示をします。

同様に最小値ルールを作る事ができます。

このようにして、最初に設計をしたときに、意図をしていないような大きな、あるいは小さな寸法で設計され

ないように出来ます。

フォーム

サイズ制限ルール

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8

プロパティの編集

4. プロパティの値チェック、 パラメータに応じてプロパティ値を変更

サンプルデータファイル

04a_iProperties Check Sample_v2.ipt

動画へのリンク

http://www.youtube.com/watch?v=v1jNnwc9ED4

想定している最大/最小を超える値を入れるとエラーメッ

セージを表示、最大または最小値に修正する

部品番号プロパティに値が入っていない状態でファイルを

保存しようとすると、自動的にルールが実行される

部品番号や説明などの入力画面が現れる

外部ルールを使用している

動画の説明

ルールを実行するのに、さまざまなタイミング、イベントで実行するよう定義が出来ます。

イベントトリガーを使って、どのタイミングで、どのルールが実行されるかを定義することが出来ます。 ここで

は、ドキュメントを保存したり、閉じたりする前に、幾つかのルールを実行するよう定義がされています。

外部ルールとリンク

では、保存をしてみましょう。

その前に、iPropertyの内容が今どうなっているかを確認します。

本来、入力してあるべき、部品番号などのプロパティがまだ、入力されていません。

この状態で保存しようとすると、保存される前に、ルールが実行され、部品番号プロパティがまだ入力され

ていない事をみつけ、入力を促す画面を表示します。

同様に、ルールから、説明プロパティがとプロジェクトプロパティの入力を求められました。

もう一度、iPropertyの内容を確認します。 先ほど、入力した内容が保存されているのが分かります。

iLogic サンプル説明資料

9

ルールの説明

外部ルール iProperties Check Failed Audio Warning.iLogicVb

テキスト読み上げツールが起動して、警告メッセージを読み上げます。

iLogic サンプル説明資料

10

5. パラメータに応じてプロパティ値を変更

サンプルデータファイル

04b_Drive iProperties with Parameters_v2.ipt

動画へのリンク

http://www.youtube.com/watch?v=MXJ_LdoaQYE

パラメータの値に応じて、プロパティの値を変更する

部品サイズや色を組み合せた文字列を作成し、説明プロ

パティを更新する

動画の説明

パラメータの値を元に、iPropertyの値を変更するルールです。

まず、説明プロパティの内容を確認します。

一番右に、GREENと有るのが分かります。これは、パーツの色のパラメータです。

パラメータでまず、パンチ穴を変更します。

プロパティの内容が変更された事を示す、ダイアログが表示されます。

次に色を赤に変更します。

同様に、ダイアログが表示され、一番右、色がREDになりました。

説明プロパティの内容を確認すると、一番右がRedになっていて、プロパティの値が更新された事がわかり

ます。

フォーム

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11

イベント処理

6. ファイル保存の時に自動的に複数のフォーマットで保存をする

サンプルデータファイル

05_SaveAsMultipleFormats_v2.ipt

動画へのリンク

http://www.youtube.com/watch?v=w22Hne3nj18

ファイルを保存するタイミングで、ルールが起動する。

ルールで決めたフォーマットで、保存をする。

動画の説明

これは、ドキュメントが保存された後に、ルールを実行する例

です。 保存したドキュメントを、他のファイル形式で保存する

ルールです。

イベントトリガーで、ドキュメントを閉じた後に、

SaveAsMultipleFormatsルールを実行するよう定義しておき

ます。

もうひとつのルールは、パラメータによって、パーツの色を変更するルールです。

ファイルを保存すると、ダイアログが出てきて、別形式で保存するかどうか聞いてきます。 はい、と答える

と、ルールが実行されて、別形式で保存がされます。

エクスプローラで、サブフォルダを開くと、色々な形式で保存された事が分かります。

DWF型式で保存されたものは、デザインレビューで開く事が出来ます。

フォーム

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12

色を変更すると、椅子の色が変わります。MyVisViewを変更すると視点が変わります。

視点の変更

「現在のビューを取り込む」ウイザードを実行すると、現在の視点を再現するルールが自動生成されます。

任意の視点を保存しておきたい時に便利です。

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エクセルとの連携

7. エクセルの表から、材料のマルチバリューリストを作成する

サンプルデータファイル

06a_Materials Available by categories defined in excel_v2.ipt

動画へのリンク

http://www.youtube.com/watch?v=-UoFC83CvPg

材質のカテゴリー(プラスチック、鋼、鋳鉄、その他)を

選択すると、 それぞれのカテゴリーの材料がエクセル

のシートから読み込まれ、 材質のマルチバリューリスト

が更新される。

外部ルールを使用します。

動画の説明

マルチバリューパラメータの内容を、エクセルの表と連携して変更するルールの例です。

パラメータには、マテリアルタイプと、マテリアルの二つのパラメータがあります。

マテリアルタイプには、鉄、プラスチック、鋼(はがね)、その他の4つのカテゴリーがあります。

エクセルの表には、マテリアルタイプの各カテゴリーごとに分類された、材料が表になっています。

いま、マテリアルタイプはプラスチックになっているので、プラスチックに分類された材料が、マテリアルパラ

メータにマルチバリューリストとして表示されています。

次にマテリアルタイプを 鉄に変更します。

すると、今度は鉄に分類されたマテリアルが表示されます。

これは、マテリアルタイプで設定された値を元に、エクセルの表から、そのマテリアルタイプの材料リストを

取りこみ、マテリアルのパラメータの内容を書き換えているのです。

ルールの説明

マテリアルタイプかマテリアルのどちらかが変更されると、ルールが起動します。

iLogic サンプル説明資料

14

このルールは、外部ルール「GetMaterialsFromExcelTable」を起動します。

外部ルールでは、パラメータの内容によってあらかじめ設定しておいた範囲のエクセルのマテリアル名を、

マルチバリューリストとして取り込みます。

フォーム

材料のマルチバリューパラメータの内容が、材料タイプの変更で書き換わります。フォームもそれに応じて

表示が変わります。

iLogic サンプル説明資料

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8. エクセルの表から、適切な寸法を取得する

サンプルデータファイル

06b_SearchExcelForBestFit_v2.ipt

動画へのリンク

http://www.youtube.com/watch?v=h9BQLkdqhUw

マルチバリューリストから、穴の直径又は板厚を選択する

「穴にちょうど入るピンを求める」ルールが実行され、 エクセ

ルの表から、該当するピンの寸法の番号が検索される。

エクセルの表の値で、ピンの寸法が更新される

動画の説明

エクセルと連携したルールの例です。

板に穴があいていて、そこに軸が挿入されています。

エクセルのシートには、軸の径と長さを組み合せ表が入っています。

パラメータで、板厚と穴の径を変更します。

すると、ルールが実行されて、エクセルの表から、穴の直径よりも小さく、板厚よりも長い寸法の組み合わせ

を探します。 見つかった組み合わせの行番号を表示し、 その寸法で、軸の大きさを更新します。

フォーム

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9. エクセルの表をUIとして利用する

サンプルデータファイル

06c_Use Excel as a UI_v2.iam

(06c_Use Excel as a UI フォルダ)

動画へのリンク

http://www.youtube.com/watch?v=awGtkte3CjY

エクセルの表をUIとして利用することが出来る

エクセルの表から、設計仕様を選択し、表を保存をす

る。

Inventorでルールを実行させるために、iTriger コマン

ドを実行する

ルールが実行され、エクセルの表の内容にモデルが更

新される

動画の説明

エクセルと連携したルールの例です。

このドキュメントと関連付けされたエクセルの表を開きます。

表には、このアセンブリモデルの設計仕様が表になってい

ます。

幾つかの仕様をエクセル上で変更します。

変更が終わったら、このエクセルシートを上書き保存しま

す。

ルールを実行するために、iTriggerをクリックします。iTriggerと関連付けさせておいたルールが、実行しま

す。

エクセルのセルの内容をパラメータとして、パラメータが更新されます。

更新されたパラメータの値に応じして、さらに関連したルールが芋づる式に実行されています。

例えば、Color_Ruleは、コンポーネントの色を指定色に変更するルールです。

最後に、Update Spreadsheet Reportルールを実行します。これは、このアセンブリモデルの仕様をエク

セル表にレポートするルールです。

10. エクセルの表から値を取得する

iLogic サンプル説明資料

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サンプルデータファイル

06d_Excel Demo Lookup_v2.iam

(06d_Excel Lookup Demo フォルダ)

動画へのリンク

http://www.youtube.com/watch?v=XP9BlmlUBWo

パラメータから、CrusherWidthとCrusherHeightの値をマ

ルチバリューリストから選択する。

二つの値から、呼びを作成

エクセルの表から、呼びと一致する行を検索

一致した行から、値を取得する

動画の説明

これも、エクセルと連携をするルールです。

幅と高さのパラメータを変更すると、 そのパラメータの値を元に、呼びの文字列を生成し、その呼びに見合

った型式をエクセルの表から検索します。

その形式の仕様をダイアログに表示します。ここでは、形式と会社名を表示しています。

これが、エクセルの表示です。

幅が48で、高さが52の時、Shaft Id は4852となります。この4852という呼びを表から検索しています。

iLogic サンプル説明資料

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パーツフィーチャやコンポーネントの省略

11. パーツフィーチャの省略

サンプルデータファイル

07_PartFeatureSuppression_v2.ipt

動画へのリンク

http://www.youtube.com/watch?v=cVb6xaDqjuw

マルチバリューリストで選択したパーツの状態に応じて、パ

ーツフィーチャの省略を行う。

動画の説明

パラメータの値に応じして、パーツのフィーチャの省略を行うルールです。

モデルの状態を、4つに分けて、パラメータで分類しておきます。

ストックの状態、を選択すると、加工をする前の素材の形状が表示されるよう他のフィーチャを省略します。

ブラウザをみると、多くのフィーチャのが省略されている事が分かります。

同様にモデルの状態をパラメータで変更するごとに、フィーチャの省略がされて、形状が変わります。

Model Statesルールの説明

パラメータの値をルール名として、別のルールを実行しています。

フォーム

iLogic サンプル説明資料

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12. アセンブリコンポーネントの省略

サンプルデータファイル

08TableAssembly_v2.iam.

(08_TableAndChairs フォルダ)

動画へのリンク

http://www.youtube.com/watch?v=Lgukwl-xnB4

パラメータで指定した椅子の数に応じて、コンポーネン

トの椅子を省略する

動画の説明

椅子の数を変更するルールです。

パラメータで椅子の数を変更すると、ルールが実行されて、

椅子の数に合わせて、椅子のコンポーネントを省略します。

ルールの説明

椅子の数を変更するルールです。

椅子の数に応じて、コンポーネントの省略の設定を行っています。

フォーム

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20

コンポーネントの置換え

13. コンポーネントの置換え

サンプルデータファイル

LS_UNIT_FIN_v2.iam

LS_UNIT_FIN_v2.dwg

(11_LS_UNIT フォルダ)

動画へのリンク

http://www.youtube.com/watch?v=_fzQRtEQyAQ

パラメータの内容に基づいて、 コンポーネントの置換えを

行うルール

コンポーネントや部品高さのパラメータ変更に従って、プロパ

ティを変更すると、関連する図面ドキュメントも同時に変更

される

動画の説明

コンポーネントの置換えルールの例を紹介します。

パラメータは、ブラケットの高さとリミットスイッチの形式があらかじめ登録してあります。

パラメータの値を変えると、ブラケットの高さが変わると同時に、部品番号プロパティを同時に変更します。

また、最大高さ、最小高さのルールが設定されています。

ブラケットの高さを変更し、次に、スイッチのタイプをマルチバリューリストの中から選ぶと、コンポーネントの

置換えが自動的に行われます。

ブラケットの高さとリミットスイッチの形式を変更すると、プロパティを変更するルールが起動し、アセンブリの

タイトルプロパティが変更されます。

図面を再度表示すると、形状はもちろん、パーツリスト、表題欄の内容も同時に変更されます。

BKT高さ変更ルール

LS_TYPE変更ルール

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21

フォーム

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数値パラメータの入力に、スライダを使っています。

最大・最小値やステップサイズを設定することが出来、入力の値を管理することができます。

iLogic サンプル説明資料

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コピーデザイン

14. コピーデザイン

サンプルデータファイル

LS_UNIT_FIN_v2.iam

LS_UNIT_FIN_v2.dwg

(11_LS_UNIT フォルダ)

動画へのリンク

http://www.youtube.com/watch?v=uYyEw9xUbnQ

図面ドキュメントと3Dモデルとのリンクを保ちながら、デザイ

ンコピーを行うツールです。

iLogicのルールが無い場合でも、デザインコピーを行えま

す。

図面と3Dモデルを一緒に名前解決します。

同じプロジェクト内でも、別のプロジェクトにでもデザインコ

ピー出来ます。

動画の説明

ゼロドキュメントの状態で、ツールタブのiLogicパネルがあります。 iLogicデザインコピーを起動すると、

iLogicデザインコピーのダイアログが表示されます。

ここでデザインコピーしたいファイルを選択すると、そのファイルおよび、そのファイルが参照している全て

のファイルが自動的に選択されます。

図面ドキュメントを選択すると、参照しているアセンブリモデル、アセンブリモデルが参照しているパーツモ

デルが芋づる式に選択されます。

コピー先のフォルダを指定し、ファイル名変更のための指示をします。

次へ、で自動的にデザインコピーが行われます。

コピーをすると同時に、名前解決、部品番号プロパティの更新が行われます。

コピー先のファイルを開くと、ファイルの名前が変更されても、名前解決が正しく行われている事が分かりま

す。

コピー先のファイルでもルールが正しく動きます。また、コピー時にルールを削除する事も出来ます。

iLogic サンプル説明資料

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その他

15. HTML レポートの生成

サンプルデータファイル

Hinkle Insert Assembly_v2.iam

(09_Hinkle Model フォルダ)

動画へのリンク

http://www.youtube.com/watch?v=GGJ9yhy46-M

パラメータの内容に基づいて、

HTML形式のレポートファイルを作成

最大値・最小値ルールの適用

材料名によって、板厚を変更

テキスト読み上げ

動画の説明

HTML形式のレポートを作成するルールの例です。

最大値、最小値ルールを使って、設計があらかじめ意図している以外の仕様にならないようにしてありま

す。

また、材料に合わせて板厚を変更するルールも使っています。

ルールブラウザから、REPORTルールを選択して、ルールを表示します。

HTML型式でレポートを作成するルールです。

今度はルールブラウザから、ルールを実行します。

レポートが出来たので、インターネットエクスプローラでレポートを表示します。

ルールの説明

HTML形式のレポートを作成するルールでは、ヘッダの記述に注意が必要です。

日本語環境では、Unicodeの設定にしないと正しく表示されません。

フォーム

iLogic サンプル説明資料

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16. 図面ドキュメントルール

サンプルデータファイル

10_Bushing_Hub_Assembly.iam

(10_Bushing_Hub_Assembly フォルダ)

動画へのリンク

http://www.youtube.com/watch?v=WduMNSlBBDs

図面ドキュメント側でルールを設定

モデルドキュメントのパラメータ取得

シートサイズ、ビューサイズ、表題欄の変更

動画の説明

図面ドキュメントのルールの例です。

パラメータでモデルの形状や大きさが大きく変わるルールが、アセンブリドキュメントで使われています。

右側の図面は、このアセンブリドキュメントを図面化したものです。

モデルの大きさが大きく変わると、図面の側では、シートの大きさとのバランスが悪くなってしまいます。

ご覧のように、パラメータを変更した結果、モデルの大きさが非常に小さくなってしまいました。

図面ドキュメントの方をアクティブにすると、モデルの更新がされますが、それがトリガーになって、図面ドキ

ュメント側でルールが実行されます。

このモデルの形式を調べて、それに応じて、シートのサイズや、表題欄を変更します。

アセンブリドキュメントの方で、モデルの形式を元に戻すと、

図面ドキュメントの方では、またルールが実行され、シートサイズや表題欄を元に戻します。

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