RCFT(鉄筋コンクリート充填鋼管)を用いた
Bow String Arch
・RCFTとは?鉄筋コンクリートを鋼管に充填した合成構造
圧縮耐力・せん断耐力・曲げ耐力に優れている
+ =
スパン
ライズ
BowStringArchの特徴
BowStringArchの上から見た平面図
・バスケットハンドル
・PC鋼棒
BowStringArchの特徴
RCFTをBowStr ingArch橋に使う理由Bow String Arch には軸圧縮力・曲げモーメントが作用する。
RCFTは軸圧縮力・曲げモーメントに対して非常に強い。
RCFTをBowStringArch橋に使うのが最適である。
BowStringArchにRCFT構造を用いた実験
実験の内容
・一次計測
・コンクリート充填
・死荷重相当載荷試験
・活荷重相当載荷試験
・一次計測目的
BowStringArchに荷重をかけ、モルタル充填前の鋼管にかかる圧縮力と曲げモーメントのデータをとります。
計測方法
・ひずみゲージ=鋼管のひずみ計測
・変位計 =鋼管の変位計測
・傾斜計 =基部の傾斜計測
ゲージの種類について
三種類ある理由
鋼管は一箇所ではなく様々な方向から圧縮と曲げが働く。
ひずみゲージ
圧縮力・曲げモーメント
ひずみゲージ貼り付け位置
第二径間主計測
一軸弾性ゲージ 一軸塑性ゲージ
二軸塑性ゲージ
三軸塑性ゲージ
変位・傾斜計、ひずみゲージの設置の様子
変位計 傾斜計 ひずみゲージ (3軸)
・モルタル充填高流動モルタルを充填の様子
モルタルを使う理由 コンクリートを使うと鋼管内で鉄筋に粗骨材がぶつかり、不具合が生じる
今後の実験死荷重相当載荷試験
橋のサイズを1/ 20としても、重さ1/ 20とならないため荷重を載荷して死荷重相当とし、試験を行う。
この結果、影響が出なかった場合、RCFTを新たに橋に適用できる可能性があると思われます。
・活荷重相当載荷試験
実際に通る人や車を想定し、荷重をかけて、どのような影響が出るか測定する。