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港湾課

令和元年６月22日（土）に、宮古・室蘭フェリー航路が開設１周年を迎えました。これを記念して、

宮古港フェリーターミナルにおいて、「宮蘭フェリーフェスティバル」が盛大に開催されました。

祝

目次

２ 「宮蘭フェリーフェスティバル開催！！」３ 復興道路 三陸沿岸道路 釜石山田道路「釜石北IC～大槌IC」開通！

５ ラグビーワールドカップ2019ＴＭ

釜石開催に向けた取組について７ 【三陸防災復興プロジェクト2019】沿岸広域振興局土木部の取組について

10 達増知事から復興大臣等へ東日本大震災からの復興等に関する提言・要望を実施

11 「優秀建設施工者岩手県知事表彰」を開催しました12 令和元年度「森と湖に親しむ旬間」イベントを開催します！

岩手県県土整備部

手づくり広報誌第179号

令和元年６月28日発行

編集 県土整備企画室

2019年

６月

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岩手と北海道の物流や観光の新たなルートとして利用されている宮古・室蘭フェリーが就航から１周年を迎え、６月22日（土）・23日（日）に「宮蘭フェリーフェスティバル」が開催されました。１周年を迎えた６月22日（土）には、朝早くから多くの市民らが集まってフェリーのお出迎え・お見送りを行い、航路開設１周年をお祝いしました。

また、この日は県が航路PRの１つとして行うトヨタ自動車グループの愛知陸運㈱様の御協力によるフェリーPRラッピングトラックのお披露目も行われました。

このラッピングトラックは、東北から関東・東海まで日々運行することとなっています。これによって、宮古・室蘭フェリー航路の一層のPRが図られるものと期待されます。

県では、今後もこの航路の更なる集客・集貨に向けて、地元宮古市や関係者と一体となって、利用促進に取り組んでいきます。

現在、船会社による乗船運賃が40％割引となる三陸復興キャンペーン（９月30日まで）や、NEXCO東日本による北海道の高速道路が定額で乗り降りできるキャンペーン（11月５日まで）が実施されており、手軽に北海道への旅を楽しめますので、皆さんぜひ御利用ください！

港湾課

シルバークィーン船長あいさつ地元宮古市の中学生による吹奏楽演奏 横断幕でお出迎え

達増知事あいさつ

餅まきの様子

フェリーPRラッピングトラックラッピングトラック（後方）

美しい県土づくりＮＥＷＳ 2019年6月号

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美しい県土づくりＮＥＷＳ 2019 年 6 月号

道路建設課 令和元年６月 22 日（土）、大槌町にて、復興のリーディングプロジェクトとして国が整備を進めている三陸

沿岸道路 釜石山田道路釜石北 IC～大槌 IC の開通式が国、県、釜石市及び大槌町の共催で開催されました。

式典には、達増 知事、野田 釜石市⾧、平野 大槌町⾧、池田 国土交通省道路局⾧、国会議員、県議会議員、地域住民の方々など多数の関係者が出席しました。

達増 知事等による挨拶、国会議員の方々からの祝辞、桜庭 RWC2019 アンバサダーからの開通に期待する声、野田 釜石市⾧による御礼の言葉が発表されました。

その後、テープカットとくす玉開き、開通パレードなど、セレモニーが行われました。 会場では、復興道路のパネル展示のほか、新おおつち漁業協同組合女性部による「真鱒のお吸い物」のお

振る舞い、臼澤鹿子踊り保存会による「臼澤鹿子踊り」の披露、大槌高校・大槌学園・吉里吉里学園の吹奏楽部による演奏が行われ、開通に華を添えました。

～県内の三陸沿岸道路の宮古以南が全通～

挨拶 達増 知事 期待の声 桜庭 RWC2019 アンバサダー 御礼の言葉 野田 釜石市⾧

テープカット、くす玉開き 開通パレード

吹奏楽演奏 臼澤鹿子踊り 真鱒のお吸い物のお振る舞い

E45

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美しい県土づくりＮＥＷＳ 2019 年 6 月号

今回の開通により、岩手県内の三陸沿岸道路は宮古以南が全て開通し、宮城県気仙沼市まで約106km が自動車専用道路で結ばれました。

このことにより、物流の効率化や三陸ジオパークをはじめ豊富な観光資源を有する岩手の周遊型観光の活性化など、様々なストック効果が期待されます。

また、現在開催中の「三陸防災復興プロジェクト 2019」や秋に釜石市で開催される「ラグビーワールドカップ2019TM」においても、本路線を利用して、国内外から多くの方々に訪れていただくことが期待されます。

これで、県内沿岸南部の復興道路・復興支援道路は全て開通となりました。 県では、引き続き、国や市町村、関係者の皆様と連携し復興道路等の早期の全線開通に向け全力で取り

組んでいきます。

【事業概要】 【位置図】 開通後の状況①（釜石北 IC） 開通後の状況②（大槌 IC）

区 間

延 長

車 線

幅 員

設計速度

道路種別

事業期間

事 業 者

H5～R元釜石北IC～大槌ICの工事着手はH23

国土交通省

２車線

7.0（13.5）ｍ

80㎞/h

自動車専用道路

釜石山田道路

釜石北IC～大槌IC

4.8km

路線区分

※写真提供：南三陸国道事務所

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美しい県土づくりＮＥＷＳ 2019 年６月号

１ 主要地方道釜石港線における道路補修

ＲＷＣ釜石会場の公式ファンゾーンへのアクセスルートとなる主要地方道釜石港線の大渡町に

おいて、釜石市復興事業等と連携した道路補修を実施しました。補修前は歩道ブロックの欠損や津

波で破損して不要となった道路施設が多数確認されたことから、地域の皆様と意見交換を行いなが

ら補修工事を実施しました。

オリンピックや FIFA ワールドカップと並ぶ世界三大イベントの一つであ

るラグビーワールドカップ 2019™（以下「ＲＷＣ」という。）が東北地方で

唯一釜石市において開催されることから、大会へ向けた機運の醸成や釜石市

を訪れる方々にラグビーのまち釜石をＰＲするため、県管理道路において

様々な取組みを実施していますのでお知らせします。

沿岸広域振興局土木部

釜石駅

ファンゾーン

今回実施区間 位置図 補修前

補修後

ラグビーワールドカップ 2019ＴＭ 釜石開催に向けた取組について

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美しい県土づくりＮＥＷＳ 2019 年６月号

２ 道路附属施設等の修繕

ＲＷＣ釜石開催において主要な交通ルートとなる一般国道 283号の道の駅釜石仙人峠から国道

45 号との交差点間に、「KAMAISHI RUGBY」ロゴ及び「ラガーそばっち」「ラガーかまリン」キャラ

クター入り視線誘導標や歩道ブロックを設置しました。

また、遠方より来訪される方へわかりやすい道路案内をするため、既存の道路標識を利用して

ナンバリングを実施しました。

３ その他

釜石市に来訪される方々をおもてなしするた

め、道路清掃やゴミ拾いを実施し、道路の環境

美化に努めています。

今後、ＲＷＣはもとより多くの観光客が釜石

市を訪れることが予想されます。観光客の方に

もう一度釜石市を訪れたいと思っていただける

ように、県管理道路において街路樹剪定や歩道

清掃等の維持管理を実施していきます。

イラスト入り視線誘導標

イラスト入り視線誘導標の設置

ナンバリングの整備 イラスト入りブロックの設置

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美しい県土づくりＮＥＷＳ 2019 年６月号

【三陸防災復興プロジェクト 2019】

沿岸広域振興局土木部の取組について

沿岸広域振興局土木部

本県沿岸部では「三陸がつながる。日本各地や世界とつながる。ひとつになって更に前に進む。」

を基本コンセプトとして「三陸防災プロジェクト 2019」が６月１日から８月７日までの期間

で開催中です。

期間中は沿岸各地で様々なイベントが開催されます。このうち、沿岸広域振興局土木部が行っ

ている取組の一例を紹介します。

１ 釜石市 片岸かたぎし

海岸防潮堤・鵜住居う の す ま い

川水門見学会（"復興の今" 学習列車）

沿岸広域振興局土木部では、三陸防災復興プロジェクト 2019 の関連事業「"復興の今" 学習

列車」の一環として、片岸海岸防潮堤・鵜住居川水門の見学会を実施しています（６月１日、６

月８日、７月６日（予定））。

本取組は、復興の発信に加え、インフラ施設や土木工事の理解促進を図ることを目的として、

建設中の水門・防潮堤を公開しているものです。

【実施状況】

（１）６月１日（土） 参加者：４０名

（２）６月８日（土） 参加者：３２名

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美しい県土づくりＮＥＷＳ 2019 年６月号

【見学会での主な質問・意見と回答】

・（質問）水門は何分で閉鎖するのか → （回答）４分で閉鎖します。

・（質問）旧堤防はどうするのか → （回答）残すこととしています。

・（質問）津波が堤防を越えても大丈夫か

→（回答）堤防は、粘り強い構造にしています。東日本震災レベルであれば宅地も浸水しな

い見込みですが避難は必要です。

２ 大槌町 安渡あ ん ど

地区津波防災現地見学会及び安渡あ ん ど

地域アーカイブ展

「三陸防災復興プロジェクト 2019」の関連行事として、６月３日（月）、大槌町安渡地区で

大槌川水門・小鎚川水門津波防災現地見学会を実施し、４０名が参加しました。

また、プロジェクト開催期間中、安渡公民館で開催されている「安渡地域アーカイブ展」では、

大槌川水門の概要の展示のほか、岩手県建設業協会釜石支部及び遠野支部の協力により震災時の

ガレキ処理の作業状況などを紹介する写真が公開されています。

【実施状況】

［概要説明（安渡公民館）］ ［現地見学会］

［安渡地域アーカイブ展（安渡公民館）］

３ 花の定植活動

「三陸防災復興プロジェクト2019」の開催機運を高めるため、地域団体や市・町、三陸鉄道

㈱との協働により、県管理道路や三陸観光の玄関口となる三陸鉄道駅舎周辺で花の定植活動を行

いました。

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美しい県土づくりＮＥＷＳ 2019 年６月号

【取組内容】

会場 開催日 協力団体、参加人数

１ 大槌駅

６月２日（日） おおちゃん花クラブ、ガールスカウト

大槌町、三陸鉄道㈱ ３８名参加

２

鵜住居駅

６月８日（土）

鵜住居児童館、鵜住居地区生活応援センタ

ー、㈱かまいし DMC、三陸鉄道㈱

２７名参加

３ 釜石市大渡町

（釜石港線沿線・大渡橋） ６月９日（日）

大渡町内会、鈴子町内会 ４４名参加

４ 陸中山田駅 ６月９日（日）

６月 10 日（月）

近隣住民 １５名参加

５ 釜石市鈴子町

(釜石駅前) ６月 1７日（月）

鈴子町内会

【実施状況】

［大槌駅］ ［鵜住居駅］

［釜石市大渡町（大渡橋）］ ［陸中山田駅］

４ おわりに

６月１日に開幕した「三陸防災復興プロジェクト2019」の会期は８月７日までです。この期

間にしか体験できない特別なイベントも盛りだくさんありますので、是非、沿岸部へ足をお運び

ください。

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美しい県土づくりＮＥＷＳ 2019 年６月号

東日本大震災津波等からの復興と地方創生

の推進に当たっての提言・要望を実施

令和元年６月 11 日、県は、国の関係省庁や自民党本部に対し、「東日本大震災津波等か

らの復興と地方創生の推進に当たっての提言・要望」を行いました。

県では、平成 31 年３月に策定した「いわて

県民計画（2019～2028）」において、東日本

大震災津波からの復興の柱として「安全の確保」、

「暮らしの再建」、「なりわいの再生」、「未来の

ための伝承・発信」を掲げ、より良い復興、

「ふるさと岩手・三陸の創造」に、全力で取り

組むこととしています。

また、地方創生も、復興と並ぶ本県の喫緊の

課題であり、「岩手県ふるさと振興総合戦略」

に基づき、岩手への新しい人の流れを生み出す

ための取組を進めているところです。

こうした本県における復興と地方創生の推進には、復興を支える確実な予算措置や、地域

特性に応じた取組を推進するための財源の確保などが不可欠であることから、復興庁等関係

省庁や自民党復興加速化本部へ要望を行ったものです。

達増知事から復興大臣等へ

東日本大震災津波からの

復興等に関する提言・要望

を実施 ▲ 渡辺復興大臣(左)へ要望書を手交する達増知事

▲ 自民党復興加速化本部への要望（左から達増知事、

額賀本部長、谷事務局長、藤原衆議院議員）

【県土整備部関連の主な要望項目】 ・ 直轄事業の着実な推進

・ 社会資本整備総合交付金（復興）等の復興完了までの確実な予算措置

・ 高規格道路の適切な管理体制の確保

・ 津波対策施設に係る維持管理費等に対する財政措置

・ 被災者の生活再建に対する支援

・ 国営追悼・祈念施設（仮称）の整備の推進

・ 平成 28 年台風第 10 号災害における公共土木施設等の復旧等に係る確実な予算措置等

県土整備企画室

※ 要望書の内容は、県ホームページで公開しています。

「岩手県 令和２年度政府予算等に係る提言・要望」で検索

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美しい県土づくりＮＥＷＳ 2019 年６月号

「優秀建設施工者岩手県知事表彰式」を開催しました

建設技術振興課

令和元年６月 17 日、「第 27 回優秀建設施工者岩手県知事表彰式」を盛岡市のプラザおでっ

てで開催しました。

この表彰は、優れた建設現場従事者を広く表彰することにより、「ものづくり」に携わってい

る者の誇りと意欲を増進させ、これらの方々の能力と資質の向上を図るとともに、その社会的

評価・地位の向上を図り、建設業の健全な発展に資することを目的として実施しているもので、

平成５年度から開催しているものです。

今年度の受賞者は 10 名で、表彰式では保副知事から表彰状と徽章が授与されました。

【受賞者一覧】

受賞者名 所属会社 所在地

浅沼 勝徳 (有)浅沼鈑金工業所 盛岡市

石綿 哲也 千田工業(株) 北上市

太田 収 成和建設(株) 花巻市

川口 博 (株)丹野組 二戸市

菊池 淳哉 (株)中央コーポレーション 花巻市

気田 和夫 (株)岩手マイタック 盛岡市

髙橋 常夫 岩舘電気(株) 盛岡市

中島 茂 (株)山下組 花巻市

武藏 弘行 豊島建設(株) 大船渡市

吉田 仁一 (有)佐藤建興 一関市

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美しい県土づくりＮＥＷＳ 2019 年６月号

令和元年度「森と湖に親しむ旬間」イベントを開催します！

河川課

今年も県内各地のダム周辺で「森と湖に親しむ旬間」の関連イベントを開催します。

普段は入ることができないダム施設内の見学や湖面パトロール等、様々なイベントを用意して皆様の

参加をお待ちしています！（※イベントによっては事前予約が必要なものもございますので、予めご確

認ください。）

実施内容（予定）

●第 26 回「早池峰ダム」森と湖に親しむ子どもまつり（早池峰ダム（花巻市））

・開催日時：７月 25 日（木）9：00～13：30

・イベント内容：ダム施設見学、発電所施設公開、湖面パトロール、木工細工教室 他

●「森と湖・in 綱取」2019！（綱取ダム（盛岡市））

・開催日時：７月 26 日（金）9：30～15：00

・イベント内容：ダム施設見学、湖面パトロール、植物観察と森林浴、魚のつかみ取り 他

●遊・YOU・入畑・2019！（入畑ダム（北上市））

・開催日時：７月 27 日（土）10：00～15：00

・イベント内容：ダム施設見学、発電所施設公開、湖面パトロール、魚のつかみ取り 他

●第 11 回五葉湖畔の集い「げんきです！水と緑の鷹生ダム」（鷹生ダム（大船渡市））

・開催日時：７月 28 日（日）10：00～14：00

・イベント内容：ダム施設見学、湖面パトロール、グラウンドゴルフ大会、魚のつかみ取り 他

●森と湖に親しむ「遠野第二ダム」の集い・2019（遠野第二ダム（遠野市））

・開催日時：８月３日（土）9：00～12：00

・イベント内容：ダム施設見学、湖面パトロール、木工教室 他

●「日向ダム湖畔の集い」（日向ダム（釜石市））

・開催日時：８月３日（土）10：00～14：00

・イベント内容：ダム施設見学、発電所施設公開、木工教室、湖面パトロール、魚のつかみ取り 他

●久慈・長内川の「滝ダム学習」と「川まつり」（滝ダム（久慈市））

・開催日時：８月４日（日）9：30～16：00 （川まつり 9：00～15：00）

・イベント内容：ダム施設見学、発電所施設公開、魚のつかみ取り、カヌー・カヤック体験 他

★昨年度の様子

「森と湖に親しむ旬間」とは・・・

国土交通省及び林野庁は、毎年７月 21 日から 31 日までを「森と湖に親しむ旬間」と定めており、

岩手県においても「森と湖に親しみ、心身をリフレッシュしながら、森林やダム等の重要性につい

て理解を深めてもらうこと」を目的としたイベントを平成２年から毎年開催しています。

ダム施設見学会 ダム湖面パトロール 魚のつかみ取り

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