WindowsでVirtualbox上に Lin4Neuroを簡単に インストールする方法 15-Jan-2017 根本清貴
WindowsでVirtualbox上にLin4Neuroを簡単にインストールする方法
15-Jan-2017
根本清貴
Windowsのバージョン
• VirtualBoxでLin4Neuroを動作させるには、64ビットのWindowsである必要があります
• コントロールパネル→システムとセキュリティ→システムから、お使いのシステムが64ビットであるかどうかを確認できます
2
VirtualBoxのダウンロード
VirtualBoxは仮想化ソフトウェアです
チュートリアルでは、解析ソフトがすでに設定済みのLin4NeuroをVirtualBox上で動作させます
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
よりVirtualBoxとExtension Packをダウンロードします
3
ふたつのファイルをダウンロードしてください2017年01月15日時点では5.1.12ですが、さらにアップデートされていたら最新版を
ダウンロードしてください
4
VirtualBoxのインストール
“VirtualBox-5.xxx-Win.exe”をダブルクリックしてインストーラーを起動します
5
VirtualBoxのインストール(1)
ダブルクリックでインストールします
通常のソフトウェアと同様です6
VirtualBoxのインストール(2)
途中、上のようなWarningが出ますが気にする必要はありません
ネットワークが一時途切れますと言っているだけです7
VirtualBoxのインストール(3)
上の画面が出たら、「インストール」をクリックしてください
8
VirtualBoxのインストール(4)
この画面も同様に、「インストール」をクリックしてください
もう一度出てきますが、それも同じです
9
VirtualBoxのインストール(5)
インストール終了です
チェックをはずして”Finish”をクリックしてください
10
Extension Packのインストール
Oracle_VM_VirtualBox_Extension_Pack-5.xxx.vbox-extpackを
ダブルクリックしてExtension Packのインストーラーを起動してインストールします
11
Extension Packのインストール
• VirtualBoxが起動し、Extension Packの
インストールのための画面があらわれます
• 指示に従ってインストールします
12
こうなっていれば、正しくインストールされています
13
仮想マシンの準備
皆様が最低限の作業ですむように、すでに構築されたシステムを、ひとつのファイル(仮想アプライアンス)にまとめてあります
“L4N-1604-Ja-VM-xxxx(日付が入ります).ova"が仮想アプライアンスです
“L4N-1604-Ja-VM-xxxx.ova”を指定されたサイトからダウンロードしてデスクトップに保存します
14
15
デスクトップにある"L4N-1604-VM-xxxx.ova"を選択します
16
17
ここまで来れば基本インストールは完了です。
あとは、共有フォルダの設定とチュートリアルのデータの準備をします。
18
共有フォルダの作成
仮想マシンと共有するフォルダを作成します。
ご自身のパソコン(Windows)の「ドキュメント」のすぐ下に“abis"というフォルダを作成します
19
ドキュメントのすぐ下に“abis"というフォルダを作成します
20
共有フォルダの設定
仮想マシンから、今設定した共有フォルダを見ることができるように設定します
VirtualBoxマネージャーの「設定」から設定します
21
L4N-1604-Ja-VMを選んでから「設定」をクリックします
22
左の「共有フォルダ−」を選択してから、右にあるアイコンを
クリックします
23
先ほど作ったフォルダを指定しますフォルダー名は自動で決まります自動マウントにチェックを入れます
24
25
これで設定は完了です。「起動」をクリックしてください。
26
パスワードはbrain です
27
28
sf_abis: fMRIチュートリアルのデータ(配布)abis_tutorial: DTIチュートリアルのデータ
(すでに入っています)
ターミナルはここから起動します
練習がてら、起動してみましょう
29
FSLを起動してみましょう"fsl"とタイプすれば
FSLが起動します
30
左下のメニューから、「脳画像解析」を選ぶと、事前に設定がすんでいる
ソフトウェアを起動できます
31
エラーが出てしまった場合
このようなエラーが出た場合は、コンピューターのBIOSの設定を変更する必要があります。一度、コンピューターをシャットダウンしてください。 32
BIOS画面の入り方(1)
• メーカーによりBIOSの入り方は異なります
• 各PCの取り扱い説明書もしくはサポートサイトをご覧になっていただき、BIOSを起動してください
– (参考)
• Lenovo: 電源を押したらF1
• NEC: 電源を押したらF2
• Vaio: F3もしくはF4を押しながら電源を押す
33
BIOS画面の入り方(2)
–参考:Panasonic Let’s Note Windows 8 or 8.1
• [Windows ロゴ]キー+[C]キーを押し、[設定]-[PC設定の変更]をクリック
• 【Windows 8.1の場合】 [保守と管理]-[回復]をクリック
• 【Windows 8の場合】 [全般]をクリック
• 「PCの起動をカスタマイズする」の[今すぐ再起動する]をクリック
• [トラブルシューティング]-[詳細オプション]-[UEFIファームウェアの設定]-[再起動]をクリック。
34
Intel Virtualization Technology
• BIOS画面において、Intel Virtualization TechnologyもしくはIntel VT-xという項目を探します
• その項目が「無効」もしくは “Disabled”になっていると思いますので、「有効」もしくは“Enabled”に変更します
• 変更した後、F10を押して変更を保存し、一度電源を切ります
• その後、再起動します
35
BIOSの例
Lenovo: Securityの下にIntel Virtualization Technology
の項目あり
VaioおよびNEC: Advancedの下にIntel Virtualization TechnologyもしくはIntel VT-xの項目あり
36
もしわからなかったら…
• VirtualBox上でLin4Neuroのエラーが出るよう
であれば、ウェブサイトに記載されているメールアドレスにメールをください
• サポートさせていただきます
• 必ず事前に動作確認を行ってください。当日の朝エラーが出ると双方パニックになります
37
仮想マシンの削除の方法
• 不要になったら仮想マシンは簡単に削除できます
• VirtualBoxマネージャーで仮想マシンを選択し、右クリックで除去を選択し、「すべてのファイルを削除」をクリックします
38