User Insightご利用企業による、 クーポンサイト改善事例 株式会社ユーザーローカル
User Insightご利用企業による、クーポンサイト改善事例
株式会社ユーザーローカル
昨年、日本でブレイクした共同購入クーポン販売サービス
出典 WOOFLA
+100サイト以上!
現在、100社以上が競争中アメリカのGroupon型モデルのサイトが、2010年5月ごろから急増中。
サイトが増え、一気に競争が激化。
現在、グルーポン系の大手サイト数社が、(株)ユーザーローカルのアクセス解析ツールを利用中。
今回は、その1社 KAUPON 様の了解を得て、サイト改善事例を公開します。
KAUPON [カウポン]2010年5月10日リリース、日本で2番目にリリース
リアルの店舗サービスの利用券を買えるサービス、飲食中心
http://kaupon.jp/
潜在顧客へリーチ
ソーシャルメディアプロモーション
ニュースリリースメディアへの情報提供
媒体力 クチコミ
話題性のあるネタを探せる
店舗・事業主様
KAUPON概要図
カウポンを掲載・販売
売上を入金
最低入札数を超えた場合のみカウポンを発行
購入
来店
サービス提供
1
2
3
4
5
6
ユーザー
店舗・事業主様
※④⑤⑥は前後する場合がございます。
KAUPONの仕組み
KAUPON の成長をアクセス解析データで分析
2010年5月サイト開設当初
流入元分析
どこからサイトヘ来たか(2010年5月)
ほぼ東京だけからのアクセス。検索エンジンでなく、参照元なしのアクセス多い
ソーシャルメディア経由のアクセス
Twitterを中心としたソーシャルメディア経由のトラフィックが中心
ユーザー属性調査
•ユーザーの属性の調査方法• User Insightの閲覧・行動履歴DBを参照
•ドメインやIPアドレスで、組織や地域を測定
ユーザー属性とは
✓企業名・学校 ✓年齢分布✓男女比✓業界
✓都道府県の比率✓初心者・上級者✓訪問回数・頻度
「インターネットをよく使う、リテラシの高い男性」というペルソナが導かれた。
ユーザー属性分析(2010年5月)
KAUPONを成長させるには
①ネット上級者でない一般層を獲得する②地方への迅速な展開③類似サイトが続々と登場する中での差別化
この3つの仮説を立て、サイトを改善しながらベンチマークした
以下の成長シナリオを策定した
KAUPONを成長させるには
アクセス解析の結果をもとに、プロモーション戦略を構築
対策① 楽天スーパーポイントを採用
インターネット初心者の獲得に成功した
初心者、女性をターゲットに、楽天ポイント目的のユーザーを囲い込み
コンバージョン率50%以上!
対策② 属性ターゲティング広告を配信
キーワード広告のみならず、細かくセグメントした属性の広告を配信
北海道、九州などの地方ユーザーを獲得
営業進出した地域(北海道、関西、九州)で、とくに女性ユーザーを獲得
対策③ 類似サービスとの差別化
いつでも店舗がクーポンを発行できるプラットフォーム機能をいち早く実装
その結果、新しモノ好きのユーザーに認知
都心部のインターネットをよく使う層に新機能がリーチできたことが判明した。
対策④ ソーシャルメディア測定を強化
一つ一つのつぶやきの流入数、コンバージョン率も測定
KAUPON
商品購入成約資料請求ユーザー登録
コンバージョン
検索エンジン
広告
メール
ソーシャルメディア
トップページランディング商品ページ説明ページ
対策④ ソーシャルメディア測定を強化
一つ一つのつぶやきの流入数、コンバージョン率も測定
KAUPON
商品購入成約資料請求ユーザー登録
コンバージョン
検索エンジン
広告
メール
ソーシャルメディア
トップページランディング商品ページ説明ページ
単に情報が伝播するだけでなく、ユーザー同士が誘い合って購入する点が特徴
http://twitter.com/#search?q=kaupon
もしくは
Twitterにて「kaupon」で検索
2010年12月の解析データ
半年間改善を続けた、
どこからサイトヘ来たか(2010年12月)
メールや検索エンジンからの流入が増えた→認知度向上、主要都市部のユーザー獲得が順調に進んでいる。
想定ターゲットである女性ユーザー、ネット利用率が高くないユーザーにシフト。
ユーザー属性分析(2010年12月)
コンバージョン分析(プロモーションから購入までを追跡)
コンバージョンしたユーザーを詳細に分析クーポンを購入した会員ごとの訪問回数、
閲覧PV数、購入回数を個別分析
5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2010年KAUPON売上推移
5月のサービス開始から右肩上がりで売上増加中
まとめ
解析から得られた知見で売上を向上!
・属性分析により、潜在ユーザー層を特定 →セグメントしたマーケティングを展開
・ソーシャルメディアを最大限に活用
・購入ユーザーを詳細に分析 →ページ構成、商品ラインナップに反映