26 デザインいろいろ気分で選べるトイレ吹き抜けの空間におしゃれなチェアが置かれたオープンスペース。1階から5階までフロアごとに「大地」「花」「水」「森」「空」などのテーマがあり、それに沿ってデザインされたトイレ。トイレも、オープンスペースも、学校というよりまるでモダンな美術館のような雰囲気があり、そこにいるだけで何となく楽しい気分になる……。高木学園女子高等学校の校舎には、そんな魅力があふれています。この校舎ができたのは5年前。創立百周年を迎えた2008年までに約3年をかけて全面的に建て替えをしました、髙木暁子理事長は次のように言います。「『生徒たちが3年間のほぼ毎日を家より長く過ごす校舎。彼女たちの学校での生活ができるだけ豊かになる空間づくりが必要』。| インテリアデザインの村口峽子先生からの提案に共感し、今のデザインになりました。トイレも生活を豊かにする重要なパーツと考え、すべてデザインを変え、凝ったつくりにしました。吹き抜けの空間におしゃれなチェアが置かれたオープンスペース。1階から5階までフロアごとに「大地」「花」「水」「森」「空」などのテーマがあり、それに沿ってデザインされたトイレ。トイレも、オープンスペースも、学校というよりまるでモダンな美術館のような雰囲気があり、そこにいるだけで何となく楽しい気分になる……。高木学園女子高等学校の校舎には、そんな魅力があふれています。この校舎ができたのは5年前。創立百周年を迎えた2008年までに約3年をかけて全面的に建て替えをしました、髙木暁子理事長は次のように言います。「『生徒たちが3年間のほぼ毎日を家より長く過ごす校舎。彼女たちの学校での生活ができるだけ豊かになる空間づくりが必要』。| インテリアデザインの村口峽子先生からの提案に共感し、今のデザインになりました。トイレも生活を豊かにする重要なパーツと考え、すべてデザインを変え、凝ったつくりにしました。大地をイメージした1階のトイレは、生徒た ちにもっともよく使われている。 手を差し出すだけで、自動で水が出る壁掛自動洗面器を 使用。深めのボウルで、周囲への水はねも防ぐ。 「居心地がいいから」と生徒たちは休み時間にトイレ内ドレッシングルームでよく談笑している。 デザイン性が高いチャームボックスを使用。 生徒たちに人気の擬音装置も完備。 出入口でぶつからないよう、相手の気配が見 えるガラスブロックで内側と外側を仕切る。 トイレは学園生活を豊かにする大切なパーツ1階から5階まで各フロアに最低2か所あるトイレはどれも異なるデザイン。生徒たちにはお気に入りがあり、それぞれに充実したトイレタイムを楽しんでいます。高木学園女子高等学校 (神奈川県横浜市)