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テクノロジーと音楽 : 音楽のデザイン 2007528- 第二回 徳井直生 (国際メディア研究財団研究員/DJ) www.naotokui.com
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Technology and Music - Designing Music Part 2 (in Japanese)

Jul 14, 2015

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Technology

Nao Tokui
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Page 1: Technology and Music - Designing Music Part 2 (in Japanese)

テクノロジーと音楽 : 音楽のデザイン2007年5月28日 - 第二回

徳井直生 (国際メディア研究財団研究員/DJ)

www.naotokui.com

Page 2: Technology and Music - Designing Music Part 2 (in Japanese)

テクノロジーは音楽にどのような影響を与えてきたか?

未来の音楽像とは?

前回のつづき

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前回のトピック

•テクノロジーと音楽 - 音楽がいかにテクノロジーによって支えられているか

•音楽メディアの歴史 - 録音技術が音楽に与えた影響

•コンピュータで音を扱うとは - 技術的な背景

•コンピュータ音楽の歴史/音楽の新しい制作手法 - テクノロジーによって可能になった新しい音楽

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前回の感想から #1

•テルミンの演奏を見たい !

•ソフトウェアで音痴の矯正ができる??

•音の無い音楽は理解できない!?

•音を出すのに使っていたソフトウェアは?

耳が痛かった方,ごめんなさい.やっぱり僕... 耳わるいみたいです

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横浜サウンドスケープ 2007 春徳井直生 (IMRF) / 森ビル

•「街の音」を通してその街の持つ魅力を再発見する

•都市模型 + Max/MSPで作った赤外線位置検出ソフトウェア

•横浜の再開発にからんで

おまけ

ゴールデンウィーク中の展示

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前回の感想から #2

•コンピュータでいろいろな新しい音楽がつくれるのは分かった...

でもそれだけが音楽じゃないはず.人間が心を込めて演奏するからこそ,音楽に命がこめられる.

•もっと生の音が聞きたい!

   →「生の音」ってなんだろう?? → コンピュータでだってライブができる!

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今回のトピック

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今回のトピック

音楽の

演奏 / 制作

聴取 / 消費

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音楽を取り巻く行動 (1980年代以前)

mix tape作り

CD/レコード

口コミ

演奏

制作/演奏聴取/消費

ライブ鑑賞

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•従来の「演奏」の枠にあてはまらない「演奏」「ライブパフォーマンス」の形態が誕生

•これらは演奏といえるのか?

新しい演奏形態

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VSそれまでの演奏ピアノ、ギターなどはどれも透過性が高い.

少なくとも何をやっているか想像できた.

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•ラップトップミュージック / ラップトップオーケストラ

•コンピュータ/ソフトウェアをつかったライブパフォーマンス

• 1997 Apple PowerBook G3で一気に広がる

テクノロジーが可能にした新しい演奏形態 #1

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ラップトップミュージシャン向けのTシャツ

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テクノロジーが可能にした新しい演奏形態 #2

• DJ / ディスクジョッキー

•主にダンスホール、ディスコ、クラブ、野外ライブなどでレコード(CDを扱う場合もある)で、場の雰囲気から楽曲を選曲し、曲を切れ目無くかける者

(Wikipedia)

音楽の聴取/消費と制作/演奏の境界が曖昧に...

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新しい演奏形態 (1990年代)

mix tape作り

CD/レコード

口コミ

演奏

制作/演奏聴取/消費

DJ

ラップトップミュージック

どこ?

Page 15: Technology and Music - Designing Music Part 2 (in Japanese)

今回のトピック

音楽の

演奏 / 制作

聴取 / 消費境界が曖昧に.

?

Page 16: Technology and Music - Designing Music Part 2 (in Japanese)

New!

現状 (2000~)

制作/演奏聴取/消費

ネットワーク

SONASPHERE

ライブコーディングAudioPad

BlockJam

Sine Wave Orchestra

iPod

Napster ソーシャルプレイリスト

midomi

freesound

DJ

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今回のキーワード

楽器 / インタフェース

ネットワーク(ヒューマン) インタフェース = 機械と人間の間で情報やりとりを行う境界を指して言う

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実例紹介

Page 19: Technology and Music - Designing Music Part 2 (in Japanese)

制作/演奏聴取/消費

ネットワーク

SONASPHERE

ライブコーディングAudioPad

BlockJam

Sine Wave Orchestra

iPod

Napster ソーシャルプレイリスト

midomi

freesound新しい演奏形態

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新しい演奏形態/新しい楽器

• AudioVisual パフォーマンス

•ライブコーディング / コードジョッキー

•物理インタフェース

•参加型パフォーマンス

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コンピュータを使った演奏をより面白くするにはどうしたらいい?

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SONASPHERE - 2002徳井直生 (東大)

•操作を可視化

•機能単位を仮想3D物理空間に浮かぶオブジェクトとして表現

•座標とパラメータの関係づけ

•オブジェクト間の相互作用から複雑な音響効果が生まれる

VJとの違いに注意パフォーマンス + 楽曲制作に使える

Page 22: Technology and Music - Designing Music Part 2 (in Japanese)

•コンピュータの画面を見せながら、リアルタイムにプログラミングを行う

•複雑なアルゴリズムを直接操作できる

• DJにとっての「レコード」のかわりに「プログラム」を準備

•マニアにしかわからない...

Chuck / ライブコーディング (Princeton Univ.)

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コードジョッキー

ラップトップライブは何をやってるか分からないという批判にたいする答え

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AudioPad - 2004James Patten (MIT)

•ループを用いたライブパフォーマンスのためのシステム

•テーブル上のオブジェクトとグラフィクスでループを表現

•複数の人が同時に操作可能

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•参加者 = 演奏者がサイン波を一人「一本」ずつ持ち寄ることで成り立つコンサート

•誰もが演奏に参加できる

•演奏者と観客の境界をとりはらう

Sine Wave Orchestra - 2004

Page 25: Technology and Music - Designing Music Part 2 (in Japanese)

制作/演奏聴取/消費

ネットワーク

SONASPHERE

ライブコーディングAudioPad

BlockJam

Sine Wave Orchestra

iPod

Napster ソーシャルプレイリスト

midomi

freesound音楽を楽しむためのデバイス

Page 26: Technology and Music - Designing Music Part 2 (in Japanese)

•ブロックを組み合わせて音楽のシーケンスを作る

•ブロックごとに選んだ音がなる

•だれでも楽しめる

•自由度は低い

BlockJamHenry-Newton Dunn (Sony CSL)

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 楽器/演奏というよりゲームにちかい練習すると熟達するというものでもない

Page 27: Technology and Music - Designing Music Part 2 (in Japanese)

制作/演奏聴取/消費

ネットワーク

SONASPHERE

ライブコーディングAudioPad

BlockJam

Sine Wave Orchestra

iPod

Napster ソーシャルプレイリスト

midomi

freesound

ネットワークを使ったサービス

Page 28: Technology and Music - Designing Music Part 2 (in Japanese)

“Music 2.0”?! Web2.0的音楽サービス

•ソーシャルプレイリスト

• Last FM, mixiミュージック - 口コミやミックステープの代わり

• Amazon.co.jp - “この商品を買った人はこんな商品も買っています”

•音楽検索

• midomi - ハミング検索

•音素材の共有

• freesound - クリエイティブコモンズライセンスの音のDB

大量にでまわるようになった音楽データから,どう好みの曲を見つけるか

Creative Commons - 新しい著作権の形.

制作物の二次使用に関する権利を細かく規定できる

Page 29: Technology and Music - Designing Music Part 2 (in Japanese)

制作/演奏聴取/消費

ネットワーク

SONASPHERE

ライブコーディングAudioPad

BlockJam

Sine Wave Orchestra

iPod

Napster ソーシャルプレイリスト

midomi

freesoundおさらい - 現状 (2000~)

Page 30: Technology and Music - Designing Music Part 2 (in Japanese)

制作/演奏聴取/消費

ネットワーク

SONASPHERE

ライブコーディングAudioPad

BlockJam

Sine Wave Orchestra

iPod

Napster ソーシャルプレイリスト

midomi

freesound

今後の方向性

Page 31: Technology and Music - Designing Music Part 2 (in Japanese)

現在の研究

• “Music 2.0”

•ネットワーク上でのDJミックス

•他人と「ミックスリスト」を交換

× Web上で音をこまかく制御するできる環境がない

• Web上での音/音楽を扱うためのプログラミング環境/言語の開発

Flashなどは音の細かい制御がほとんどできない.ただ再生するだけ

Page 32: Technology and Music - Designing Music Part 2 (in Japanese)

Network DJ - 仕組み

Analyzed

iTunes Music Store

Extracted Loops

Server

Mix List

User A

User B

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まとめ

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テクノロジーと音楽

•テクノロジーによって

•新しい音色/作曲技法/演奏形態が生まれる

•音楽そのものの概念が少しずつ変わってきた

•演奏/制作といった音楽を作り出す側と音楽を聴く側のギャップがせばまりつつある.

→ 新しい音楽のあり方 「 かつて音楽と呼ばれたもの」

(注意) 新しい音楽が生まれることでこれまでの音楽の価値が下がるわけではない.

むしろ,誰でも曲を簡単に作れるようになったがゆえに,逆にライブの価値が上がっている.

Page 35: Technology and Music - Designing Music Part 2 (in Japanese)

ホームページwww.naotokui.com

blog 「かつて音楽と呼ばれたもの」www.sonasphere.com/blog/

Page 36: Technology and Music - Designing Music Part 2 (in Japanese)

音楽 演奏 聴取

•固定した定義/概念はない

•テクノロジーで新しい価値観が生まれる

•デザインを通じて提案できる

•音楽文化/音楽体験をより豊かにするために、何をするべきか?

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