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PWB パターンやケーブルにおける高速データ伝送波形や電源パターン(ケー
ブル)の解析にMW STUDIOは威力を発揮します。
3次元構造でフルウェーブ解析を行います。2 次元もしくは 2.5 次元と呼ば
れる平面パターンでの解析ツールでは不可能な高多層プリント配線板やコネ
クタ、ケーブルを含めた比較的大規模な解析が可能です。
■ Cadence や Mentor Graphics 、図研等のサードベンダから のレイアウトデータのインポート
■ Gerber、DXF、GDSII、ODB++等汎用フォーマットの入出力
■ ハードウェアアクセラレータによる大規模モデル解析の効率化 (従来の約12倍の解析速度)
■ 分散コンピューティングによる解析時間の短縮
■ JEDEC準拠のワイヤボンド自動生成
■ IBIS モデルのインポート
■ DESIGN STUDIOとの連携による回路解析
R R
■ コネクタ~PCB間のアイダイアグラムによる信号品質の検証やスキューの算出
■ PCBにおけるデジタル /アナロググランドの最適化
■ 伝送線路パラメータやSPICEモデルの抽出
アイパターン : バックドリル処理前(左)と処理済み(右)
半導体パッケージの電源パターンの表面電流分布
スタブビア(右)付きのモデル
電源供給ワイヤーへフェライトコアを挿入した解析
■ Fullwave 電磁界解析(時間領域 /周波数領域)による電磁界 分布の可視化
■ Sパラメータ解析(シングルエンドモード / ミックスドモード)
■ SPICE モデル抽出(T-Line/MOR、Berkeley SPICE/HSPICE)
■ 任意入力信号波形による過渡解析
■ アイダイアグラム
■ 配線クロストーク
■ TDR/TDT
■ 特性インピーダンス(シングルエンド、差動モード、コモンモード)
MW STUDIOSI/PISI/PI
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http://www.aetjapan.comMW STUDIOは、CST MICROWAVE STUDIO の日本国内における製品名です。R
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株式会社 エ ー イー ティー
MW STUDIO
C070911-SO010-012
要件定義
3D CAD モデル
フィージビリティスタディ
製造機器を使用したプロトタイプ作製
測定評価
フィージビリティスタディ:コネクタモデルの S パラメータをSPICE/touchstone フォーマットでエクスポートし、それを回路シミュレータで解析
要件定義:・データ転送速度10Gbit/2 以上・100 Ohmの差動インピーダンス・基板に対して表面実装する・最小限のクロストーク・最小限の信号スキュー・簡単かつ経済的な配線
高速マルチピンコネクタ
MW STUDIOを使用した高速伝送用コネクタの設計フローの例です。(AdMOS GmbHの Thomas Gneiting 氏のご好意により掲載)
設計の初期段階に電磁界シミュレーションを実施し、主要な寸法の割り出しやコネクタのシステム内でのふるまいを予測するのに役立てられています。
電磁界モデルに対して、インピーダンス整合、反射、クロストークとマルチラインクロストークの評価、SPICE モデルの生成、さらにコネクタシステム全体としての電磁的ふるまいの調査を行いました。
プロトタイピングに先駆けて、3D シミュレーションを実施し正確な評価と最適化を行うことで、プロトタイピングとテストフェーズに費やす時間を大幅に削減することができます。
設計とプロトタイププロセスのフロー
詳細は AET のウェブサイトをご覧ください。この事例以外にも RF/マイクロ波コンポーネントのシミュレーション例を多数掲載しています。 >> AETウェブサイト http://www.aetjapan.com
この事例のコネクタは、ERNI 社の ERmet zero XT コネクタとして製品化されています。 >> ERmet zeroXTウェブサイト http://www.erni.com/ermetzeroxtfront.htd
MW STUDIOの解析事例