PowerChuteTM Network Shutdown for VMware - apc.com · PowerChuteは、VMware Host Protectionページの設定に従いVMwareホストをシャットダウンしま...

[ APPLICATION NOTE #180 ]

仮想化でITの展望は一変しましたが、電源保護が必要であることに変わりありません:

ITサーバールーム、データセンター、遠隔地のブ

ランチオフィス、分散ネットワーク

By David Grehan, Sarah Jane Hannon

PowerChuteTM Network Shutdown for VMware

概要

PowerChute と VMware の連携

用途

仮想化によって、ITの展望は一変しました。

サーバーで複数の仮想マシンを実行することに

より、サーバーの利用率を高めることができ、

サーバ数を減らし省エネと保守コストの削減が

達成されます。

PowerChuteTM Network Shutdownは、電源

障害時に物理サーバーと仮想マシンをネット

ワーク経由で自動シャットダウンし、お客様のビ

ジネスとIT資産を守ります。

このアプリケーションノートでは、さまざまな構成

のVMwareにPowerChuteをインストールし、仮

想、物理双方のITインフラストラクチャーを保護

する方法について概説しています。

PowerChuteTM Network Shutdown ソフトウェアは、 APC UPS

Network Management Cardと連動し、長時間の停電など重大なイベ

ントが発生した際に物理サーバーと仮想サーバーの双方を安全に

シャットダウンします。

PowerChuteは、高可用性（HA）およびフォールトトレラント（FT）

VMware クラスターに対応します。本ソフトウェアは仮想アプライアンス

として配備することができ、オプションのvSphere Webおよびデスクトッ

ププラグインで管理性を強化します。

このアプリケーションノートでは、VMwareのさまざまなセットアップに対

して推奨する配置オプションと、シャットダウンおよび起動のシーケンス

について概説しています。

VMwareインテグレーションのサポート

- 仮想マシンへの移行にも対応

- 安全な仮想マシンのシャットダウン

- 安全なホストのシャットダウン

- 優先度に応じた仮想マシンの制御

仮想アプライアンスインストールオプション

vSphere Web/Desktop プラグインオプション

わかりやすいPowerChuteセットアップウィ

ザード

コマンドファイルインテグレーション

冗長および並列構成UPSサポート


さまざまなVMware構成におけるシャットダウンおよび起動シーケンス:

Setup 1: 単一のサイト

VMware HA クラスターをシングル／冗長／並列UPS構成で保護

A. vCenter Serverが仮想マシン上、PowerChuteがWindows物理マシン上で実行している場合……………………

B. vCenter Server とPowerChute の双方が仮想マシン上で実行している場合………………………………………


各ホストはアドバンスドUPS構成に含まれる個別のUPSで保護

A. オンバッテリーイベントがVMwareホストを保護しているUPSのみで発生する場合…………………………………

B. オンバッテリーイベントがストレージアレイを保護しているUPSのみで発生する場合..….……………………………

C. オンバッテリーイベントがWindowsマシンを保護しているUPSのみで発生する場合…………………………………

D. オンバッテリーイベントが異なるタイミングで別のUPSで発生する場合………………………………………………


アドバンスドUPS構成でUPSがVMwareホストと物理マシンに電源供給

オンバッテリーイベントがVMwareホストと物理マシンを保護しているUPSにのみ発生する場合……………………

Setup 4: 複数の遠隔地サイト

ESXiホストが異なる地理的ロケーションに配置されているHAクラスター－1つのストレージアレイ

A. オンバッテリーイベントがサイトAのUPSで発生する場合……………………………………………………………

B. オンバッテリーイベントがサイトBのUPSで発生する場合………………………………………………………….....

Setup 4: 複数の遠隔地サイト

ESXiホストが異なる地理的ロケーションに配置されているHAクラスター－2つのストレージアレイ

A. オンバッテリーイベントがサイトAのUPSで発生する場合……………………………………………………………

B. オンバッテリーイベントがサイトBのUPSで発生する場合……………………………………………………………

アドバンスドUPS構成におけるVMware vSANクラスター………………………………………………………………....

Active Directory / VMware Single Sign-Onの設定方法……………………………………………………………....

vCenter ServerおよびVMwareホストに共通のローカルアカウント設定方法…………………………………...……..

付録A -ストレージvMotion PowerCLI サンプルスクリプト ……………………………………………………................

3

6

7

8

8

Page #

2 September 2015


©20

15 S

chne

ider

Ele

ctric

. All

Rig

hts

Res

erve

d. S

chne

ider

Ele

ctric

and

APC

are

trad

emar

ks o

wne

d by

Sch

neid

er E

lect

ric In

dust

ries

SAS

or it

s af

filia

ted

com

pani

es. A

ll ot

her t

rade

mar

ks a

re p

rope

rty o

f the

ir re

spec

tive

owne

rs.

17

19

4

11

11

14

14

21

15

10

目次

[ APPLICATION NOTE #180 ] PowerChuteTM Network Shutdown for VMware

©20

15 S

chne

ider

Ele

ctric

. All

Rig

hts

Res

erve

d. S

chne

ider

Ele

ctric

and

APC

are

trad

emar

ks o

wne

d by

Sch

neid

er E

lect

ric In

dust

ries

SAS

or it

s af

filia

ted

com

pani

es. A

ll ot

her t

rade

mar

ks a

re p

rope

rty o

f the

ir re

spec

tive

owne

rs.

3 September 2015

A) vCenter Serverが仮想マシン上、PowerChuteがWindows物理マシン上で実行している場合

シャットダウンシーケンス

1. PowerChuteが、UPSがバッテリー運転になったことを報告します。

2. UPSのオンバッテリーイベントのシャットダウン遅延時間が経過します。 PowerChuteは各ホスト上でメンテナンスモードのタスクを開始します。同時に、UPSまたはコンセントグループに対し電源オフコマンドを送信します。

3. PowerChuteはVMのシャットダウン、続いて vAppのシャットダウンを開始します。

4. VM/vAppのシャットダウン時間が経過すると、PowerChuteが vCenter Server VMを安全にシャットダウンします。

5. vCenter VMのシャットダウン時間が経過します。6. PowerChuteがシャットダウンコマンドファイルの実

行を開始します。

- VMおよびvAppシャットダウンの遅延時間を、それぞれ120秒に設定(アクション完了までの時間を120秒に指定)。- UPSまたはコンセントグループをオフにするオプションを有効化。-シャットダウンコマンドファイルの所要時間を120秒に設定。

UPSオンバッテリー等の重大なUPSイベントが発生すると、次のシーケンスが開始されます:

7. シャットダウンコマンドファイル時間が経過します。PowerChuteは、 VMware Host Protectionページの設定に従いVMwareホストをシャットダウンします(この例ではvCenter VMが稼働しているホストは最後にシャットダウンします)。

8. PowerChute 物理マシン上でOSシャットダウンシーケンスが開始します。

9. 70秒の遅延後にOSがシャットダウンを開始します。10. UPSが、ローバッテリー時間／要求される最大遅

延の、いずれか長い方（切り替えコンセントのないUPS）またはUPSコンセントグループ電源オフ遅延の時間中待機します。 (これはステップ2で開始されています。)

11. ユーザーが設定したシャットダウン遅延時間が経過したら、UPSがオフになるか、あるいは電源オフ遅延時間が経過したらコンセントグループがオフになります。

PowerChuteはHAクラスター上の仮想マシン(VM ：vMAにインストール、または仮想アプライアンスとしてデプロイ)または、クラスター外の物理的なWindowsマシンにインストールすることができます。VMware ToolはvCenter Server VM上にインストールします。

推奨される導入設定

VMware HA クラスターをシングル／冗長／並列UPS構成で保護vCenter Serverは仮想マシン上で動作

PowerChute Network Shutdownで設定したvCenterServerアカウントは、PowerChuteが管理するvCenterServerと各ESXiホスト上で管理者権限を持っている必要があります。これは、アクティブディレクトリアカウントまたはローカルアカウントで設定できます。


©20

15 S

chne

ider

Ele

ctric

. All

Rig

hts

Res

erve

d. S

chne

ider

Ele

ctric

and

APC

are

trad

emar

ks o

wne

d by

Sch

neid

er E

lect

ric In

dust

ries

SAS

or it

s af

filia

ted

com

pani

es. A

ll ot

her t

rade

mar

ks a

re p

rope

rty o

f the

ir re

spec

tive

owne

rs.

4 September 2015

起動シーケンス

1. 入力電源が復帰してUPSがオンになります。2. 物理WindowsマシンとVMwareホストの電源がオ

ンになります。3. PowerChuteはホストがオンラインに復帰するまで

待機して、その後それらのホストの保守モードを解除します。

4. PowerChuteがvCenter Server VMを起動し、同VMがアクセス可能になるまで待機します。

5. PowerChuteがvAppを起動し、vApp始動コマンドが完了するまで待機します（vAppが複数ある場合はシャットダウンした順序と逆の順序で起動されます）。

注記

6. PowerChuteが各ホストのVMを、ホストをシャットダウンした順序と逆の順序で起動します。PowerChuteは、各ホストのVMの起動間隔として、VM起動遅延を使用します。

1

- VMおよびvAppシャットダウンの遅延時間を、それぞれ120秒に設定(アクション完了までの時間を120秒に指定)。- UPSまたはコンセントグループをオフにするオプションを有効化。-シャットダウンコマンドファイルの所要時間を120秒に設定。


UPSオンバッテリー等の重大なUPSイベントが発生すると、次のシーケンスが開始されます:

1. PowerChuteが、UPSがバッテリー運転になったことを報告します。

2. UPSのオンバッテリーイベントのシャットダウン遅延時間が経過します。PowerChuteが各ホスト上でメンテナンスモードのタスクを開始します。同時に、UPSまたはコンセントグループに対し電源オフコマンドを送信します。

3. PowerChuteはVMのシャットダウン、続いて vAppのシャットダウンを開始します。

4. vCenter VMのシャットダウン時間が経過します。PowerChuteが vCenter Server VMを安全にシャットダウンします。

5. vCenter VMのシャットダウン時間が経過します。PowerChuteはシャットダウンコマンドファイルの実行を開始します。

6. シャットダウンコマンドファイル時間が経過します。7. PowerChuteは、 VMware Host Protectionペー

ジで設定した順番に従い、VMwareホストをシャットダウンします(この例では、vCenterが稼働しているホストは、PowerChuteが稼働しているホストの前に、最後から2番目にシャットダウンします

1)。8. UPSは、ローバッテリー時間／要求される最大遅

延の、いずれか長い方（切り替えコンセントのないUPS）またはUPS コンセントグループ電源オフ遅延の時間中待機します。 (これはステップ2で開始されています。)

9. ユーザーが設定したシャットダウン遅延時間が経過したら、UPSがオフになるか、あるいは電源オフ遅延時間が経過したらコンセントグループがオフになります。

1. 特定のホスト上で最初の試行時にvApp起動またはVM起動が行われない場合、 PowerChuteは2分の間隔を置いてそのvApp/VMの起動を再度試みます。


©20

15 S

chne

ider

Ele

ctric

. All

Rig

hts

Res

erve

d. S

chne

ider

Ele

ctric

and

APC

are

trad

emar

ks o

wne

d by

Sch

neid

er E

lect

ric In

dust

ries

SAS

or it

s af

filia

ted

com

pani

es. A

ll ot

her t

rade

mar

ks a

re p

rope

rty o

f the

ir re

spec

tive

owne

rs.

5 September 2015


1. 入力電源が復帰してUPSがオンになります。2. VMwareホストの電源がオンになります。3. PowerChuteは、残りのホストがオンラインに復帰

したら、それらホストの保守モードを解除します。4. PowerChuteがvCenter Server VMを起動し、

vCenter Server VMがアクセス可能になるまで待機します。

注記

1. ホストのシャットダウン後、PowerChuteを実行しているホストのメンテナンスモードタスクはキャンセルされるため、HAはホスト電源の復帰後にPowerChuteの再起動を試みることができます。

2. HAはPowerChute VMの自動再起動を行わないことがあります。手動で再起動が必要です(以下の表を参照)。

複数のクラスターまたはデータセンターを併用するVMwareセットアップ

5. PowerChuteがvAppを起動し、vApp始動コマンドが完了するまで待機します(vAppが複数ある場合はシャットダウンした順序と逆の順序で起動されます)。

6. PowerChuteが各ホストのVMを、ホストをシャットダウンした順序と逆の順序で起動します。PowerChuteは、各ホストのVMの起動間隔として、VM起動遅延を使用します

2。

表 1 – PowerChute仮想アプライアンスをデプロイする場合とWindows物理マシンにインストールする場合の比較

仮想アプライアンスをデプロイ Windowsマシンにインストール

マシンの条件

HAクラスターがダウンした場合

HAアドミッションコントロール設定によっては、HAはPowerChuteを再起動しない。

電源が復帰するとUPSがオンになり、PowerChuteが再起動される

PowerChuteを仮想アプライアンスとしてデプロイする際、複数のクラスターが存在するセットアップでは、クラスターごとにPowerChute Agentをインストールすることをお勧めします。

複数の仮想クラスターまたはデータセンターがある環境では、 1台の物理WindowsマシンにPowerChuteエージェントをインストールして複数のホストをモニタリングすることができますが、データセンターが地理的に異なる場所にある場合には複数のマシンにPowerChuteをインストールすることをお勧めします。

個別の物理マシンが必要

3. 特定のホスト上で、最初の試行時にvApp起動または VM 起動が行われない場合、PowerChuteは 2分の間隔を置いてそのvApp/VMの起動を再度試みます。


1. PowerChuteが、UPS 3と、その後UPS 2がバッテリー運転になったことを報告します。

2. UPSのオンバッテリーイベントのシャットダウン遅延の時間が経過します。PowerChuteが影響を受けたホストでメンテナンスモードタスクを開始します。同時に、UPS2およびUPS3に対しUPSまたはコンセントグループの電源オフコマンドを送信します。

3. PowerChuteが、電源がオンになっているVMをクラスター内の利用可能なホストに移行します。

4. VM移行時間が経過します。PowerChuteは各ホスト上でオフになっていないVM、続いてvAppをシャットダウンします。

5. VM/vAppシャットダウン期間が経過します。6. PowerChuteはホストB上でコマンドファイルの実

行を開始します。7. PowerChuteはホストA上でvCenter Server VMの

シャットダウンを開始します。

©20

15 S

chne

ider

Ele

ctric

. All

Rig

hts

Res

erve

d. S

chne

ider

Ele

ctric

and

APC

are

trad

emar

ks o

wne

d by

Sch

neid

er E

lect

ric In

dust

ries

SAS

or it

s af

filia

ted

com

pani

es. A

ll ot

her t

rade

mar

ks a

re p

rope

rty o

f the

ir re

spec

tive

owne

rs.

6


September 2015


vCenter Serverがクラスター内の仮想マシンで実行し、各ホストは個別のUPSで保護されます。PowerChuteのアドバンスドUPS構成オプションを選択することによって、1つのPowerChuteAgentですべてのUPSがモニタリング可能です。

各ホストが個別の UPS で保護されている場合、

PowerChuteをクラスター外の物理マシンにインストール

し、アドバンスドクラスターUPSを選択してください。

VMwareツールをvCenter Server VMにインストールし

てください。

vCenter Serverが仮想マシン上で実行し、PowerChuteがWindows物理マシンにインストールされている場合

注記

Ok suport本書で説明するシナリオでは、冗長UPS構成をセット

アップすることが可能です。冗長構成の場合、シャット

ダウンを開始するイベントの数が異なりますが、設定オ

プションとシャットダウンシーケンスには違いはありませ

ん。

- VMおよびvAppシャットダウンの遅延時間を、それぞれ120秒に設定(アクションが完了までの時間を120秒に指定)。- UPSまたはコンセントグループをオフにするオプションを有効化。-各UPSセットアップに対して、異なるシャットダウンコマンドファイルの所要時間を120秒に設定。

シナリオA: VMwareホストを保護しているUPSにのみオンバッテリーイベント等の重大イベントが発生する場合.


8. ホストB上でコマンドファイル期間が経過します。PowerChuteはホストBをシャットダウンします。

9. vCenter Server VMのシャットダウン期間が経過します。PowerChuteはホストAに対しシャットダウンコマンドファイルの実行を開始します。

10. シャットダウンコマンド時間が経過します。PowerChuteはホストAをシャットダウンします。

11. UPS 2および3は、ローバッテリー時間／要求される最大遅延の、いずれか長い方（切り替えコンセントのないUPS）またはUPSコンセントグループ電源オフ遅延の時間待機します。 (これはステップ2で開始されています。)

12. ユーザーが構成できるシャットダウン遅延時間が経過したら、UPSがオフになるか、あるいは電源オフ遅延時間が経過したらコンセントグループがオフになります。

13. PowerChuteは、他のUPSのモニタリングと、クラスター内の他のホストの保護を継続します。


7

©20

15 S

chne

ider

Ele

ctric

. All

Rig

hts

Res

erve

d. S

chne

ider

Ele

ctric

and

APC

are

trad

emar

ks o

wne

d by

Sch

neid

er E

lect

ric In

dust

ries

SAS

or it

s af

filia

ted

com

pani

es. A

ll ot

her t

rade

mar

ks a

re p

rope

rty o

f the

ir re

spec

tive

owne

rs.


September 2015


1. 入力電源が復帰してUPSがオンになります。2. VMwareホストの電源がオンになります。3. PowerChuteはホストがオンラインに復帰するまで

待機し、その後、そのホストの保守モードを解除します。

4. vCenter Server VMがシャットダウンされた場合にはPowerChuteがこれを起動して、アクセス可能になるまで待機します。

5. PowerChuteがvAppを起動し、vApp起動コマンドが完了するまで待機します（vAppが複数ある場合はシャットダウンした順序と逆の順序で起動されます）。

注記

1. シャットダウンシーケンス: ステップ7およびステップ9は適用されません。

2. 起動シーケンス:ステップ4は適用されません。

vCenter Serverが物理マシンにインストールされている場合：

6. PowerChuteがホストのVMを起動します。7. そのホスト上のvAppまたはVMが最初の実施時に

起動しない場合、 PowerChuteは2分の間隔を置いてそのvApp/VMの起動を再度試みます。

シナリオB: オンバッテリー等の重大イベントがストレージアレイを保護しているUPSで発生し、’Execute Virtualization Shutdown Sequence’ のみが有効になっている場合。

シャットダウンシーケンス起動シーケンス

1. PowerChuteが、UPS 4がオンバッテリになったことを報告します。

2. UPSのオンバッテリーイベントのシャットダウン遅延の時間が経過します。 PowerChuteが各ホスト上でメンテナンスモードのタスクを開始します。同時に、UPS 4に対しUPSまたはコンセントグループの電源オフコマンドを送信します。

3. すべてのホストが影響を受けているため、VMの移行は発生しません。VM移行時間が経過します。PowerChuteがVM、続いてvAppをシャットダウンします。

4. VM/vAppシャットダウン時間が経過します。5. PowerChute が vCenter Server VMをシャットダ

ウンします。6. vCenter VMシャットダウン時間が経過します。7. PowerChuteが、ストレージアレイに電源供給して

いるUPSセットアップに対し、シャットダウンコマンドファイルの実行を開始します。

8. シャットダウンコマンドファイル時間が経過します。9. PowerChuteが、VMwareホスト保護のページに記

載されている順番でVMwareホストをシャットダウンします。

10. vCenter Server VMを実行しているホストが最後にシャットダウンされます。

11. UPS 4が、ローバッテリー時間／要求される最大遅延の、いずれか長い方（切り替えコンセントのないUPS）またはUPSコンセントグループ電源オフ遅延の時間待機します。(これはステップ2で開始されています。)

12. ユーザーが構成できるシャットダウン遅延時間が経過したら、UPS 4がオフになるか、電源オフ遅延時間が経過したらコンセントグループがオフになります。

13. PowerChuteは、物理マシンに給電するUPSのモニタリングと物理マシンの保護を継続します。

1. 入力電源が復帰してUPSがオンになります。2. ストレージアレイの電源がオンになります。

VMwareホストの電源がオンになります。3. PowerChuteはホストがオンラインに復帰するまで

待機します。 PowerChute は最初に vCenterServer VMを実行しているホストのメンテナンスモードを解除します。

4. PowerChuteがvCenter Server VMを起動し、アクセス可能になるまで待機します。

5. 残りのホストのメンテナンスモードが解除されます。6. PowerChuteがvAppを起動し、vApp起動コマンド

が完了するまで待機します(vAppが複数ある場合はシャットダウンした順序と逆の順序で起動されます)。

7. PowerChute がホスト上のVMを起動します。8. 特定のホスト上のvAppまたはVMが最初の実施時

に起動しない場合、 PowerChuteは2分の間隔を置いてそのvApp/VMの起動を再度試みます。

注記

1. シャットダウンシーケンス: ステップ5, 6および10は適用されません。

2. 起動シーケンス:ステップ3 および4は適用されません



8

©20

15 S

chne

ider

Ele

ctric

. All

Rig

hts

Res

erve

d. S

chne

ider

Ele

ctric

and

APC

are

trad

emar

ks o

wne

d by

Sch

neid

er E

lect

ric In

dust

ries

SAS

or it

s af

filia

ted

com

pani

es. A

ll ot

her t

rade

mar

ks a

re p

rope

rty o

f the

ir re

spec

tive

owne

rs.


September 2015

シナリオC: オンバッテリー等の重大イベントがPowerChuteがインストールされているWindows物理マシンを保護しているUPSで発生し、’Execute Virtualization Shutdown Sequence’ / ’Shut down PowerChute Server’ が有効になっている場合。

シャットダウンシーケンス起動シーケンス

1. PowerChuteが、UPS 1がオンバッテリになったことを報告します。

2. UPSのオンバッテリーイベントのシャットダウン遅延の時間が経過します。 PowerChuteが各ホスト上でメンテナンスモードのタスクを開始します。同時に、UPS1のみにUPSまたはコンセントグループの電源オフコマンドを送信します。

3. すべてのホストが影響を受けているため、VMの移行は発生しません。VM移行時間が経過します。PowerChuteがVM、続いてvAppをシャットダウンします。

4. VM/vApp シャットダウン時間が経過しますVM/vApp。

5. PowerChute が vCenter Server VMをシャットダウンします。

6. vCenter VMシャットダウン時間が経過します。7. PowerChuteがシャットダウンコマンドファイルの実

行を開始します。8. シャットダウンコマンドファイル時間が経過します。9. PowerChuteが、VMwareホスト保護のページに記

載されている順番でVMwareホストをシャットダウンします。

10. vCenter Server VMを実行しているホストが最後にシャットダウンされます。

11. 70秒の遅延後に、オペレーティングシステムがシャットダウンを開始します。

12. UPS 1が、ローバッテリー時間／要求される最大遅延の、いずれか長い方（切り替えコンセントのないUPS）またはUPSコンセントグループ電源オフ遅延の時間待機します。(これはステップ2で開始されています。)

13. ユーザーが構成できるシャットダウン遅延時間が経過したら、UPS 1がオフになるか、電源オフ遅延時間が経過したらコンセントグループがオフになります。

1. 入力電源が復帰してUPSがオンになります。2. 設定されている場合、物理マシンの電源がオンに

なります。VMwareホストは手動でオンにする必要があります。

3. PowerChuteはホストがオンラインに復帰するまで待機します。

4. vCenter Server VMを実行しているホストの保守モードが最初に解除されます。

5. PowerChuteがvCenter Server VMを起動し、アクセス可能になるまで待機します。

6. 残りのホストのメンテナンスモードが解除されます。7. PowerChuteがvAppを起動し、vApp起動コマンド

が完了するまで待機します(vAppが複数ある場合はシャットダウンした順序と逆の順序で起動されます) 。

8. PowerChute がホスト上のVMを起動します。9. 特定のホスト上のvAppまたはVMが最初の実施時

に起動しない場合、 PowerChuteは2分の間隔を置いてそのvApp/VMの起動を再度試みます。

注記

1. シャットダウンシーケンス: ステップ5, 6 および10は適用されません。

2. 起動シーケンス: ステップ4および5は適用されません。


シナリオ D: 3台のVMwareホストとストレージアレイがあり、2台目のホストでは vCenter VMが稼働。異なるタイミングで別のUPSでオンバッテリー等の重大イベントが発生。


1. PowerChuteがホストBに給電しているUPSがオンバッテリーになったことを報告します。

2. UPSのオンバッテリーイベントのシャットダウン遅延時間が経過します。 PowerChuteがホストBに対しメンテナンスモードタスクを開始します。同時にホストBに給電しているUPSに対し、UPSまたはコンセントグループの電源オフコマンドを送信します。

3. PowerChuteがVMの移行を開始します。.4. VM移行期間が経過する前にクラスター内のホスト

Aでオンバッテリイベントが発生します。移行プロセス中のVMは移行を継続します。

5. PowerChuteはホストA上でメンテナンスモードのタスクを開始し、VMをホストCに移行し始めます。

6. 同時にホストAに給電しているUPSに対し、UPSまたはコンセントグループの電源オフコマンドを送信します。

7. 移行時間が経過すると、PowerChuteがホストB上のVM、続いてvAppをシャットダウンします

8. 移行時間が経過すると、PowerChuteがホストA上のVM、続いてvAppをシャットダウンします。

9. PowerChute物理マシンに電源を供給しているUPSでオンバッテリイベントが発生します。

10. PowerChuteはホストCに重大イベントを報告し、このホストで仮想化シャットダウンシーケンスを開始します。


9

©20

15 S

chne

ider

Ele

ctric

. All

Rig

hts

Res

erve

d. S

chne

ider

Ele

ctric

and

APC

are

trad

emar

ks o

wne

d by

Sch

neid

er E

lect

ric In

dust

ries

SAS

or it

s af

filia

ted

com

pani

es. A

ll ot

her t

rade

mar

ks a

re p

rope

rty o

f the

ir re

spec

tive

owne

rs.


September 2015

シャットダウンシーケンス (続き)11. PowerChuteは物理マシンに給電しているUPSに

対し、UPSまたはコンセントグループの電源オフコマンドを送信します。

12. 3番目のVMwareホストに対しVM移行タイマーがカウントダウンされます。 (使用可能なホストがないため、マイグレーションは実行されません。).

13. ホストBでVM/vAppシャットダウン期間が経過します。

14. ホストBに対してセットアップされているUPSに対して、PowerChuteがコマンドファイル実行を開始します。

15. ホストAでVM/vAppシャットダウン期間が経過します。

16. PowerChuteがvCenter Server VMをシャットダウンします。

17. vCenter serverがオフラインになります。18. 3番目のVMwareホスト上で、VMシャットダウンが

開始します。19. PowerChuteは、3番目のホスト上のvAppにVMが

あるかどうか判断できません。VMシャットダウン中に、vAppに含まれるVMをシャットダウンします。

20. ホストBのUPSセットアップに対するコマンドファイル期間が経過し、ホストBがシャットダウンします。

21. vCenter VMシャットダウン期間が経過します。22. PowerChuteは、ホストAのUPSセットアップに対す

るシャットダウンコマンドファイルの実行を開始します。

23. 3番目のVMwareホスト上のvAppシャットダウン期間がカウントダウンされます。

24. vAppシャットダウン期間が経過します。25. PowerChuteは物理UPSセットアップに対して

シャットダウンコマンドファイルの実行を開始します。26. ホストAのUPSセットアップに対するシャットダウン

コマンドファイル期間が経過し、ホストAがシャットダウンします。

27. 物理UPSセットアップのシャットダウンコマンドファイル期間が経過し、ホストCがシャットダウンします。

28. 70秒の遅延時間後、OSがシャットダウンを開始します。

29. 各UPSは、ローバッテリー時間／要求される最大遅延の、いずれか長い方（切り替えコンセントのないUPS）またはUPSコンセントグループ電源オフ遅延の時間待機します。

30. ユーザーが構成できるシャットダウン遅延時間が経過したら、各UPSはオフになるか、電源オフ遅延時間が経過したらコンセントグループがオフになります。

1. 入力電源が復帰してUPSがオンになります。2. 物理マシンの電源がオンになります。VMwareホス

トの電源がオンになります。3. PowerChuteはホストがオンラインに復帰するまで

待機し、最初にvCenter Server VMを実行しているホストのメンテナンスモードを解除します。

4. PowerChuteがvCenter Server VMを起動し、アクセス可能になるまで待機します。他のホストのメンテナンスモードを解除します。

5. PowerChuteがvAppを起動し、vApp起動コマンドが完了するまで待機します(vAppが複数ある場合はシャットダウンした順序と逆の順序で起動されます) 。

6. PowerChuteはVMwareホスト保護ページに表示されているのと逆の順序でホスト上のVMを起動します。

7. 特定のホスト上のvAppまたはVMが最初の実施時に起動しない場合、 PowerChuteは2分の間隔を置いてそのvApp/VMの起動を再度試みます。


注記

1. シャットダウンシーケンス: ステップ16, 17, 19 および21は適用されません。

2. 起動シーケンス: ステップ3および4は適用されません。

vCenter Serverが物理マシンにインストールされている場合:


©20

15 S

chne

ider

Ele

ctric

. All

Rig

hts

Res

erve

d. S

chne

ider

Ele

ctric

and

APC

are

trad

emar

ks o

wne

d by

Sch

neid

er E

lect

ric In

dust

ries

SAS

or it

s af

filia

ted

com

pani

es. A

ll ot

her t

rade

mar

ks a

re p

rope

rty o

f the

ir re

spec

tive

owne

rs.

10


September 2015

vCenter Serverがクラスター内の仮想マシンで実行しています。PowerChuteが実行している物理マシンと2台のホストは同じUPSで保護されます。その他に2台のUPSがあり、それぞれ別のホストとストレージ・アレイに給電しています。PowerChuteのアドバンスドUPS構成オプションを選択することによって、1つのPowerChute AgentですべてのUPSがモニタリング可能です。


複数の機器が異なるUPSで保護されている場合、

PowerChuteをクラスター外の物理マシンにインストール

し、アドバンスドクラスターUPSを選択してください。

VMwareツールをvCenter Server VMにインストールし

てください。

注記

Ok suport本書で説明するシナリオでは、冗長UPS構成をセット

アップすることが可能です。冗長構成の場合、シャット

ダウンを開始するイベントの数が異なりますが、設定オ

プションとシャットダウンシーケンスには違いはありませ

ん。

vCenter Serverが仮想マシン上で実行し、PowerChuteがWindows物理マシンにインストールされている場合

- VMおよびvAppシャットダウンの遅延時間を、それぞれ120秒に設定(アクションが完了までの時間を120秒に指定)。- UPSまたはコンセントグループをオフにするオプションを有効化。-物理マシンと2台のVMwareホストに給電しているUPSセットアップに対して、”仮想化シャットダウンシーケンスの実行”と”PowerChuteサーバーのシャットダウン“オプションを有効化。

シナリオ: PowerChuteマシンと2台のホストを保護しているUPS#1にオンバッテリーイベント等の重大イベントが発生する場合.


1. PowerChuteが、UPS 1がバッテリー運転になったことを報告します。

2. UPSのオンバッテリーイベントのシャットダウン遅延の時間が経過します。PowerChuteがすべてのホストでメンテナンスモードタスクを開始します。同時に、UPS1に対しUPSまたはコンセントグループの電源オフコマンドを送信します。

3. PowerChuteが、各ホスト上のVM、続いてvAppをシャットダウンします。

4. VM移行時間が経過します。5. PowerChuteはホストA上でvCenter Server VMの

シャットダウンを開始します。

6. vCenter Server VMのシャットダウン期間が経過します。PowerChuteはESXiホストのシャットダウンを開始します。

7. PowerChuteは物理マシンをシャットダウンします。8. UPS 1は、ローバッテリー時間／要求される最大

遅延の、いずれか長い方（切り替えコンセントのないUPS）またはUPSコンセントグループ電源オフ遅延の時間待機します。 (これはステップ2で開始されています。)

9. ユーザーが構成できるシャットダウン遅延時間が経過したら、UPSがオフになるか、あるいは電源オフ遅延時間が経過したらコンセントグループがオフになります。


©20

15 S

chne

ider

Ele

ctric

. All

Rig

hts

Res

erve

d. S

chne

ider

Ele

ctric

and

APC

are

trad

emar

ks o

wne

d by

Sch

neid

er E

lect

ric In

dust

ries

SAS

or it

s af

filia

ted

com

pani

es. A

ll ot

her t

rade

mar

ks a

re p

rope

rty o

f the

ir re

spec

tive

owne

rs.

11 September 2015

VMware HAクラスターがシングル/冗長/パラレルUPS構成のUPSで電源供給されており、ESXiホストが異なる地理的ロケーションに配置されています。vCenter Serverは物理マシンで稼働しています。単一のストレージアレイがあります。

vCenter ServerはサイトBにある物理マシンで稼働しています。PowerChuteはサイトAおよびサイトBのWindows物理マシン上にインストールされています。

- ストレージアレイはサイトBにあります。- サイトAのみで重大イベントが発生した場合、仮想マシンはサイトBにあるホストにマイグレーションします。- サイトBで重大イベントが発生した場合、サイトAおよびBの仮想マシンはシャットダウンします。


©20

15 S

chne

ider

Ele

ctric

. All

Rig

hts

Res

erve

d. S

chne

ider

Ele

ctric

and

APC

are

trad

emar

ks o

wne

d by

Sch

neid

er E

lect

ric In

dust

ries

SAS

or it

s af

filia

ted

com

pani

es. A

ll ot

her t

rade

mar

ks a

re p

rope

rty o

f the

ir re

spec

tive

owne

rs.

12 September 2015

PowerChute設定：サイトA PowerChute設定：サイトB

1. VMwareサポートを有効にし、PowerChuteを物理マシンにインストールします。

2. シングルUPSオプションを選択し、サイトAにあるUPSを登録します。

3. VMware Host Protectionページで、サイトAにあるホストを追加します。サイトBにあるホストは追加しないでください。

4. VM移行とVMシャットダウンを有効にします。


2. シングルUPSオプションを選択し、サイトBにあるUPSを登録します。

3. VMware Host Protectionページで、サイトAとサイトBにあるホストを追加します。

4. VMシャットダウンオプションのみを有効にします。


シナリオA. UPSオンバッテリ等の重大イベントがサイトAで発生した場合、以下のシーケンスが開始されます。

1. PowerChuteが、UPSがオンバッテリになったことを報告します。

2. オンバッテリイベントのシャットダウン遅延時間が経過します。PowerChuteはサイトAにあるホスト上でメンテナンスモードのタスクを開始します。

3. 同時に、UPSまたはコンセントグループの電源オフコマンドを送信します。

4. PowerChuteはサイトAにあるホストから、サイトBにあるホストへVM移行を開始します。

5. VM移行期間が経過し、PowerChuteは移行できなかったVMを安全にシャットダウンします。

6. VMシャットダウン期間が経過します。PowerChuteはシャットダウンコマンドファイルの実行を開始します。

7. シャットダウンコマンドファイル期間が経過します。PowerChuteが、VMwareホスト保護のページに記載されている順番でVMwareホストをシャットダウンします。

8. サイトAのPowerChute物理マシン上で、OSシャットダウンシーケンスが開始します。

9. 70秒経過後、OSがシャットダウンを開始します。10. UPSがローバッテリー時間／要求される最大遅延

の、いずれか長い方（切り替えコンセントのないUPS）またはUPSコンセントグループ電源オフ遅延の時間待機します。

11. ユーザーが構成できるシャットダウン遅延時間が経過したら、UPSがオフになるか、電源オフ遅延時間が経過したらコンセントグループがオフになります。


シナリオB. UPSオンバッテリ等の重大イベントがサイトBで発生した場合、以下のシーケンスが開始されます。


2. オンバッテリイベントのシャットダウン遅延時間が経過します。PowerChuteはサイトAおよびサイトBにあるホスト上でメンテナンスモードのタスクを開始します。

3. 同時に、UPSまたはコンセントグループの電源オフコマンドを送出します。

4. PowerChuteはサイトAおよびBにあるホスト上で稼働するVMを安全にシャットダウンします。

5. VMシャットダウン期間が経過します。PowerChuteはシャットダウンコマンドファイルの実行を開始します。


7. サイトBのPowerChute物理マシン上で、OSシャットダウンシーケンスが開始します。

8. 70秒経過後、OSがシャットダウンを開始します。9. UPSが、ローバッテリー時間／要求される最大遅

延の、いずれか長い方（切り替えコンセントのないUPS）またはUPSコンセントグループ電源オフ遅延の時間待機します。



©20

15 S

chne

ider

Ele

ctric

. All

Rig

hts

Res

erve

d. S

chne

ider

Ele

ctric

and

APC

are

trad

emar

ks o

wne

d by

Sch

neid

er E

lect

ric In

dust

ries

SAS

or it

s af

filia

ted

com

pani

es. A

ll ot

her t

rade

mar

ks a

re p

rope

rty o

f the

ir re

spec

tive

owne

rs.

13 September 2015

VMware HAクラスターがシングル/冗長/パラレルUPS構成のUPSで電源供給されており、vCenterServerは物理マシンで稼働しています。HAクラスターに含まれるESXiホストは異なる地理的ロケーションに配置されています。サイトAのVMはストレージアレイ1に、サイトBのVMはストレージアレイ2にあります。

vCenter ServerはサイトBにある物理マシンで稼働しています。PowerChuteはサイトAおよびサイトBのWindows物理マシン上にインストールされています。

-ストレージアレイはサイトAおよびサイトBにあります。- サイトAのみで重大イベントが発生した場合、仮想マシンはサイトBにあるホストとストレージアレイにマイグレーションします。- サイトBのみで重大イベントが発生した場合、仮想マシンはサイトAにあるホストとストレージアレイにマイグレーションします。- サイトAとサイトBの双方で重大イベントが発生した場合、仮想マシンとホストはシャットダウンします。


©20

15 S

chne

ider

Ele

ctric

. All

Rig

hts

Res

erve

d. S

chne

ider

Ele

ctric

and

APC

are

trad

emar

ks o

wne

d by

Sch

neid

er E

lect

ric In

dust

ries

SAS

or it

s af

filia

ted

com

pani

es. A

ll ot

her t

rade

mar

ks a

re p

rope

rty o

f the

ir re

spec

tive

owne

rs.

14 September 2015


2. オンバッテリイベントのシャットダウン遅延時間が経過します。PowerChuteはサイトAにあるホスト上でメンテナンスモードのタスクを開始します。


4. PowerChuteはサイトAにあるホストから、サイトBにあるホストへVM移行を開始します。

5. VM移行期間が経過し、PowerChuteは移行できなかったVMを安全にシャットダウンします。

6. VMシャットダウン期間が経過します。PowerChuteは、サイトAのVMをサイトBのストレージアレイに対しストレージvMotionを行うシャットダウンコマンドファイルの実行を開始します。

PowerChute設定：サイトA PowerChute設定：サイトB


2. シングルUPSオプションを選択し、サイトAにあるUPSを登録します。

3. VMware Host Protectionページで、サイトAにあるホストを追加します。サイトBにあるホストは追加しないでください。

4. VM移行とVMシャットダウンオプションを有効にします。

5. サイトAにあるVMをサイトBにあるストレージアレイにストレージvMotionを実行するコマンドファイルを設定します。


2. シングルUPSオプションを選択し、サイトBにあるUPSを登録します。

3. VMware Host Protectionページで、サイトBにあるホストを追加します。サイトAにあるホストは追加しないでください。

4. VM移行とVMシャットダウンオプションを有効にします。.

5. サイトBにあるVMをサイトAにあるストレージアレイにストレージvMotionを実行するコマンドファイルを設定します。


シナリオA: UPSオンバッテリ等の重大イベントがサイトAで発生した場合、以下のシーケンスが開始されます。


8. サイトAのPowerChute物理マシン上で、OSシャットダウンシーケンスが開始します。

9. 70秒経過後、OSがシャットダウンを開始します。10. UPS がローバッテリー時間／要求される最大遅延

の、いずれか長い方（切り替えコンセントのないUPS）またはUPSコンセントグループ電源オフ遅延の時間待機します。(これはステップ3で開始されています。)



シナリオB: UPSオンバッテリ等の重大イベントがサイトBで発生した場合、以下のシーケンスが開始されます。


2. オンバッテリイベントのシャットダウン遅延時間が経過します。PowerChuteはサイトBにあるホスト上でメンテナンスモードのタスクを開始します。


4. PowerChuteはサイトBにあるホストからサイトAにあるホストへ、VM移行を開始します。

5. VM以降期間が経過します。PowerChuteは、移行できなかったVMを安全にシャットダウンします。

6. VMシャットダウン期間が経過します。PowerChuteは、サイトBのVMをサイトAのストレージアレイに対しストレージvMotionを行うシャットダウンコマンドファイルの実行を開始します。


8. サイトBのPowerChute物理マシン上で、OSシャットダウンシーケンスが開始します。

9. 70秒経過後、OSがシャットダウンを開始します。10. UPS がローバッテリー時間／要求される最大遅延

の、いずれか長い方（切り替えコンセントのないUPS）またはUPSコンセントグループ電源オフ遅延の時間待機します。 (これはステップ3で開始されています。)



15

©20

15 S

chne

ider

Ele

ctric

. All

Rig

hts

Res

erve

d. S

chne

ider

Ele

ctric

and

APC

are

trad

emar

ks o

wne

d by

Sch

neid

er E

lect

ric In

dust

ries

SAS

or it

s af

filia

ted

com

pani

es. A

ll ot

her t

rade

mar

ks a

re p

rope

rty o

f the

ir re

spec

tive

owne

rs.


September 2015

アドバンスドUPS構成におけるVMware vSANクラスター

少なくとも3台のホストによって構成されるvSANクラスター構成では、以下のように各ホストがそれぞれ別のUPSによって保護されているアドバンスドUPS構成はサポートされません。

3台のホストによって構成されるvSANクラスターは、デフォルトvSANポリシーでは、1台のホストの障害に対して動作が保証されます。仮想マシン作成時、以下のようにvSAN は仮想ディスクの2つのミラーリングとWitness（監視コンポーネント）を作成します。

UPS 2に重大イベントが発生しホストAがシャットダウンした場合でも、ホストAおよびホストB上のディスクで動作しているVMDKを持つVMはアクセス可能です。しかし、UPS 3に重大イベントが発生しホストBがシャットダウンすると、これらの VMDKはアクセス不能となり、VMは正常に動作することができません。


16

©20

15 S

chne

ider

Ele

ctric

. All

Rig

hts

Res

erve

d. S

chne

ider

Ele

ctric

and

APC

are

trad

emar

ks o

wne

d by

Sch

neid

er E

lect

ric In

dust

ries

SAS

or it

s af

filia

ted

com

pani

es. A

ll ot

her t

rade

mar

ks a

re p

rope

rty o

f the

ir re

spec

tive

owne

rs.


September 2015

アドバンスドUPS構成におけるVMware vSANクラスター

ホストがvSANクラスターに含まれる場合にサポートされるアドバンスドUPS構成

シナリオA: UPS1または2に重大イベントが発生した際にvSANクラスターに含まれる全てのホストがシャットダウンする場合

シナリオB: UPS3のみに重大イベントが発生した際にホストCのVMがホストAまたはBに移行する。UPS1または2に重大イベントが発生した際は、全てのESXiホストがシャットダウンする。


17

©20

15 S

chne

ider

Ele

ctric

. All

Rig

hts

Res

erve

d. S

chne

ider

Ele

ctric

and

APC

are

trad

emar

ks o

wne

d by

Sch

neid

er E

lect

ric In

dust

ries

SAS

or it

s af

filia

ted

com

pani

es. A

ll ot

her t

rade

mar

ks a

re p

rope

rty o

f the

ir re

spec

tive

owne

rs.


September 2015

Active Directory / VMware Single Sign-Onの設定方法

1. vCenter Serverを利用できない場合は、VMwareホストへの直接接続に使用できる Active Directoryアカウントを設定して、シャットダウン動作を実施することをお勧めします。

2. Active Directory Users and Groupsで、 “ESXAdmins”1

というグループを作成して、ユーザーをそのグループに追加します

3. Active Directoryを、 ”アイデンティティソース(Identity Source)”としてVMware Single Sign Onに加えます。

4. vSphere Web Clientを使用して、デフォルトのvCenter Server 管理者アカウント([email protected])を使用して、ブラウザー経由で vCenter Server(https://<your_vcenter_ip>:9443)にログインします。

5. [管理 (Administration)] – [シングルサインオン(Single Sign On)] – [構成 (Configuration)]をクリックし、次に ”アイデンティティソース (IdentitySources)”タブをクリックします。

6. プラス記号をクリックして、新しいアイデンティティソースを追加します

7. “Active Directory as a LDAP Server”を選択します。注記 : vSphere 5.5を使用し、vCenter がActive Directory ドメインの一部となっているWindowsマシンにインストールされている場合は、 ”Active Directory (Integrated WindowsAuthentication)”を選択します。

8. ドメインの詳細を入力します。例- testdomain.coma) 名前: testdomainb) ユーザー用ベースDN: CN=Users,

DC=testdomain, DC=comc) ドメイン名: testdomain.comd) エイリアス: testdomaine) グループ用ベースDN: CN=Users,

DC=testdomain, DC=comf) プライマリーサーバーURL:

domaincontroller.testdomain.comg) ユーザー名: testdomain¥domainuser


18

©20

15 S

chne

ider

Ele

ctric

. All

Rig

hts

Res

erve

d. S

chne

ider

Ele

ctric

and

APC

are

trad

emar

ks o

wne

d by

Sch

neid

er E

lect

ric In

dust

ries

SAS

or it

s af

filia

ted

com

pani

es. A

ll ot

her t

rade

mar

ks a

re p

rope

rty o

f the

ir re

spec

tive

owne

rs.

Active Directory / VMware Single Sign-On Configuration (continued)


September 2015

9. OKをクリックします。10. “Set as default domain”をクリックします。11. vSphereクライアントを使用してvCenterにログイン

し、ルートフォルダーを選択します。12. 次に”権限(Permissions)”タブをクリックして、右側

のウィンドウを右クリックし、 “権限の追加 (Addpermission)”を選択します。 “割り当てられたロール(Assigned Role)”を ”Administrator”に変更します。 ”ユーザーおよびグループ (Users andGroups)”の下にある”追加 (Add)”をクリックします。ドロップダウンリストで”Active Directoryドメイン”を選択します。”ESX Admins”というグループを選択して、”追加 (Add)”をクリックします。.

13. OKをクリックします。

15. 再度OKをクリックします。16. “インベントリ (Inventory)”で各ホストを選択して、[構

成 (Configuration)] – [ソフトウェア (Software)]の下の”認証サービス (Authentication Services)”に進みます。 ”プロパティー”をクリックして、ホストを”Active Directory Domain”に入れます。

17. PowerChute Setupウィザードに vCenter Serverの詳細を入力する際には、「ESX Admins」ActiveDirectory Userグループのメンバーとなっているドメインユーザーアカウントを入力します。

18. VMware Single Sign On Configurationの詳細については VMware 社のサイト: http://www.vmware.com/support/pubs/ を参照してください。

注記

1. Active Directory を使用している時、VMwareはデフォルトのADグループアカウント”ESX Admins”を提供します。デフォルトで、このグループはドメインに参加している各ESXiホストに対し自動的に追加され、管理者権限が付与されます。

14. “子に伝達 (Propagate to child objects)”が選択されていることを確認します。


19

©20

15 S

chne

ider

Ele

ctric

. All

Rig

hts

Res

erve

d. S

chne

ider

Ele

ctric

and

APC

are

trad

emar

ks o

wne

d by

Sch

neid

er E

lect

ric In

dust

ries

SAS

or it

s af

filia

ted

com

pani

es. A

ll ot

her t

rade

mar

ks a

re p

rope

rty o

f the

ir re

spec

tive

owne

rs.


September 2015

vCenter ServerおよびVMware ホストの共通のローカルアカウント

1. vCenter Serverを利用できない場合は、VMwareホストへの直接接続に使用できる共通のアカウントを設定して、シャットダウン動作を実施する必要があります。

2. Active Directoryが利用できない場合、vCenterServerにローカルユーザアカウントを追加します。

3. 同じユーザ名とパスワードを持つアカウントを各ESXiホストに追加する必要があります。

4. vCenter Serverマシンにログインし、Windowsで、[コンピュータの管理 (Computer Management)] ->[ローカルユーザーとグループ (Local Users andGroups)]でユーザを追加します。 Linux/vCenterServerアプライアンス上では、ターミナルコマンド”useradd”および”passwd”を使用します。

5. vSphere Clientを使用し、vCenter Serverにログインして、 Root のインベントリレベルで ” 権限(Permission)”タブをクリックします。

6. 右クリックし、”権限の追加 (Add Permission)”を選択します。

7. “権限の割り当て (Assign Permissions)”ダイアログで”追加 (Add)”をクリックします。

8. Domainで (server)を選択し、手順4で選択したユーザを選択し、”追加 (Add)”をクリックします。

9. OKをクリックします。10. “ 割り当てられたロール (Assigned role)” を

Administratorに変更します。11. “子に伝達 (Propagate to Child Objects)”を選択し、

OKをクリックします。


20

©20

15 S

chne

ider

Ele

ctric

. All

Rig

hts

Res

erve

d. S

chne

ider

Ele

ctric

and

APC

are

trad

emar

ks o

wne

d by

Sch

neid

er E

lect

ric In

dust

ries

SAS

or it

s af

filia

ted

com

pani

es. A

ll ot

her t

rade

mar

ks a

re p

rope

rty o

f the

ir re

spec

tive

owne

rs.


September 2015

vCenter ServerおよびVMware ホストの共通のローカルアカウント (続き)

1. vSphere Clientを使用し各ESXiホストにログインし、”ローカルユーザーとグループ (Local Usersand Groups) “タブをクリックします。

2. 右クリックし、”追加 (Add)”を選択します。3. ローカルユーザの追加の時に使用したものと同じ

ユーザ名とパスワードをvCenter Serverに入力します。

4. “権限 (Permissions)”タブをクリックします。5. 右クリックし、”権限の追加 (Add Permission)”を選

択します。

6. “権限の割り当て (Assign Permissions)”ダイアログで”追加 (Add)”をクリックします。

7. Domainで(server)を選択し、手順3で選択したユーザを選択し、”追加 (Add)”をクリックします。

8. OKをクリックします。9. “割り当てられたロール (Assigned role)”を

Administratorに変更します。10. “Propagate to Child Objects”を選択し、OKをク

リックします。

注記1. vCenter ServerがVM上で実行されており、

Active Directoryが利用不可の場合は、共通のローカルアカウントを使用しなければなりません。

2. Active Directory Domain ConrollerがVM上で実行されており、これがシャットダウンされる場合も、共通のローカルアカウントを使用することが必要です。

3. vCenter 5.5 SSOでは、vCenter Serverに接続するためには、PowerChute上で入力するローカルユーザーアカウントは user@localos またはlocalos¥user の形式にします。これはSSOでデフォルトドメインとして設定されているアイデンティティ・ソースの形式に従ってください。ESXiホストに直接接続する場合、PowerChuteではアカウント名は user のみを使用します。これは、ESXiではユーザ名として @localosを使用できないためです。


©20

15 S

chne

ider

Ele

ctric

. All

Rig

hts

Res

erve

d. S

chne

ider

Ele

ctric

and

APC

are

trad

emar

ks o

wne

d by

Sch

neid

er E

lect

ric In

dust

ries

SAS

or it

s af

filia

ted

com

pani

es. A

ll ot

her t

rade

mar

ks a

re p

rope

rty o

f the

ir re

spec

tive

owne

rs.

21 September 2015

付録 A

ストレージvMotion PowerCLIサンプルスクリプト

VMware PowerCLIは右のサイトより入手可能です: https://www.vmware.com/support/developer/PowerCLI/

VMware PowerCLI を12ページにあるシナリオで説明している、サイトAおよびBのPowerChuteをインストールしたWindowsマシンにインストールします。

PowerShell 2.0 またはそれ以降のバージョンが必要です。

PowerCLI のインストール

ストレージvMotionコマンドファイル

1. C:¥Windows¥SysWOW64¥WindowsPowerShell¥v1.0¥powershell.exe -command get-executionpolicy2. C:¥Windows¥SysWOW64¥WindowsPowerShell¥v1.0¥powershell.exe -command set-executionpolicy

RemoteSigned3. C:¥Windows¥SysWOW64¥WindowsPowerShell¥v1.0¥powershell.exe -psc "C:¥Program Files

(x86)¥VMware¥Infrastructure¥vSphere PowerCLI¥vim.psc1" -noe -c ". ¥"C:¥SVMOTION¥svmotion.ps1¥"

各PowerChuteマシン上で、以上の内容の .cmd fファイルを作成します。Shutdown Settingsページで、このファイルを実行するようにPowerChuteを設定します。

1. この行では、Powershellの実行ポリシーをチェックします。2. この行では、Powershellスクリプトの実行を可能にするために、実行ポリシーをRemoteSigned に設定します。3. この行では、VMware PowerCLI PowershellモジュールをインポートしC:¥SVMOTIONフォルダに保存された

svmotion Powershell スクリプトを実行します。

注記

このスクリプトはサンプルとして提供されています。シュナイダーエレクトリックではテスト環境で検証していますが、お客様の実環境で使用する前に、必ずテストを行ってください。

https://www.vmware.com/support/developer/PowerCLI/


©20

15 S

chne

ider

Ele

ctric

. All

Rig

hts

Res

erve

d. S

chne

ider

Ele

ctric

and

APC

are

trad

emar

ks o

wne

d by

Sch

neid

er E

lect

ric In

dust

ries

SAS

or it

s af

filia

ted

com

pani

es. A

ll ot

her t

rade

mar

ks a

re p

rope

rty o

f the

ir re

spec

tive

owne

rs.

22 September 2015

付録A -ストレージvMotion PowerCLI サンプルスクリプト (続き)sVMotion Powershell スクリプト

vCenter Serverの認証情報をスクリプトファイル中にプレーンテキストではなくPSCredentialオブジェクトとして保存するためには、以下の手順に従ってください。

https://technet.microsoft.com/en-us/sysinternals/bb842062.aspxより、psexec.exeをダウンロードしてください。

コマンドプロンプトより実行； psexec –i –s powershell.exe

PowerChuteはローカルシステムアカウントを使用して実行しているため、ローカルシステムアカウントを使用して、PowerShellセッション中に認証情報を作成、保存する必要があります。上記のコマンドラインで、psexecがその操作を行います。

以下のコマンドを実行し、vCenter Serverユーザ名とパスワードを認証情報オブジェクトに保存します。$credential = Get-CredentialvCenter Serverのユーザ名とパスワードを入力し、OKをクリックします。


©20

15 S

chne

ider

Ele

ctric

. All

Rig

hts

Res

erve

d. S

chne

ider

Ele

ctric

and

APC

are

trad

emar

ks o

wne

d by

Sch

neid

er E

lect

ric In

dust

ries

SAS

or it

s af

filia

ted

com

pani

es. A

ll ot

her t

rade

mar

ks a

re p

rope

rty o

f the

ir re

spec

tive

owne

rs.

23

1. $server = "10.216.254.72"2. $protocol = "https"3. $username = "pcns"4. $password = Get-Content C:¥SVMOTION¥password.txt | ConvertTo-SecureString5. $mycred = New-Object System.Management.Automation.PSCredential($username,$password)6. $sourceds = "pcnslab1"7. $targetds = "pcnslab2"

8. Connect-VIServer -Server $server -Protocol $protocol -Credential $mycred9. $VMs = (Get-Datastore -Name $sourceds).Extensiondata.Vm|%{(Get-View -Id $_.toString()).name}10. ForEach ($VM in $VMs) { Get-VM $VM | Move-VM -Datastore (Get-Datastore $targetds) }11. Disconnect-VIServer -Server $server -Confirm:$false -Force

ConvertFrom-SecureString cmdlet encrypts this data using the Windows standard Data Protection API.

September 2015

付録A -ストレージvMotion PowerCLI サンプルスクリプト (続き)

各PowerChuteマシン上で、以上の内容の.ps1 ファイルを作成します。

1. これは、vCenter Server マシンのIPアドレスです。2. vCenter Server Web サービスAPIと接続するための、デフォルトのプロトコルです。3. vCenter Server ユーザ名 – このアカウントにはvSphereの管理者権限を付与してください。4. vCenter ServerパスワードはC:¥SVMOTION¥password.txtより取得します。5. Creates a PSCredential オブジェクト“$mycred” を作成します。これはvCenter Serverで認証するために

Connect-VIServer cmdlet に受け渡すことができます。6. サイトAおよびサイトBのストレージアレイ上のソース・データストアの名前です。7. サイトAおよびサイトBのストレージアレイ上のターゲット・データストアの名前です。8. vCenter Serverに接続します。9. ソース・データストア上の全てのVMのリストを取得します。10. ソース・データストア上の各VM上で処理を実行し、ターゲット・データストアに移動します。11. vCenter Serverから切り離します。

テキストファイルにパスワードを書き出すには、次のコマンドを実行します。:

$credential.Password | ConvertFrom-SecureString | Set-Content C:¥SVMOTION¥password.txt

PowerChuteTM Network Shutdown for VMware - apc.com · PowerChuteは、VMware Host Protectionペー ジの設定に従いVMwareホストをシャットダウンしま...

Documents

PowerChuteTM Network Shutdown for VMware - apc.com · PowerChuteは、VMware Host Protectionページの設定に従いVMwareホストをシャットダウンしま...