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2018/04/25 ver.3 1 「図書館活用法」 第3回 明治大学文学部 齋藤泰則 レポートの作成と図書館情報資源の利用 1.レポートについて 3.検索式と文献集合 2. レポートの作成と問題解決 第3回 授業内容 4.執筆要綱 1.レポートについて あなたが所属している学科・専攻の専門領域のなか で、関心のあるテーマを設定し、そのテーマに関する 文献を検索・収集し、文献リストを作成しなさい。 そのうえで、文献リストからテーマにより適合した 文献(レファレンス資料1点以上、図書3点以上、雑 誌記事1点以上、必要に応じて新聞記事1点以上、イ ンターネット情報源1点以上)を選択し、それらの文 献を参照・利用のうえ、当該テーマに関するレポート を次の要領で作成しなさい。
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「図書館活用法」 第3回 · レポートの作成と図書館情報資源の利用 1.レポートについて 3.検索式と文献集合 2. レポートの作成と問題解決

Jul 03, 2020

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「図書館活用法」 第3回

明治大学文学部 齋藤泰則

レポートの作成と図書館情報資源の利用

1.レポートについて

3.検索式と文献集合

2. レポートの作成と問題解決

第3回 授業内容

4.執筆要綱

1.レポートについて

あなたが所属している学科・専攻の専門領域のなかで、関心のあるテーマを設定し、そのテーマに関する文献を検索・収集し、文献リストを作成しなさい。 そのうえで、文献リストからテーマにより適合した文献(レファレンス資料1点以上、図書3点以上、雑誌記事1点以上、必要に応じて新聞記事1点以上、インターネット情報源1点以上)を選択し、それらの文献を参照・利用のうえ、当該テーマに関するレポートを次の要領で作成しなさい。

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レポートの要領

1)構成 <表紙> *所定の表紙を使用すること テーマ 曜日・時限、学部、学年、組、番号、学生番号、 氏名を明記 <本文等> 要旨 本文 引用文献 <文献リスト> レファレンス資料、図書、雑誌記事、その他 に分けて、該当文献の書誌的事項を記記述する こと。

レポートの要領

注: 1)本文の章立て、引用文献の記述法については「執筆要綱」を参照すること。 2)引用文献とは、レポートを作成にあたり、実際に当該文献を参照・利用し、その一部をレポートの本文中で記述したものをいう。 3)文献リストとは、所定の検索ツールを利用して、設定したテーマに関する文献を検索して得られた文献の書誌的事項をリストしたものをいう。

レポートの要領

2)書式等 <要旨と本文の字数> 2500~3000字程度 (引用文献は上記の字数には含めないこと) <ページ単位の文字数> ワープロ作成とし、1ページを 40字(1行)×40行とする

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論文の型

出典:戸田山和久. 『新版 論文の教室:レポートから卒論まで』NHK出版, 2012, p.97

要旨(抄録)

本体

①問題提起

②主張

③論証

まとめ

注・引用文献

論文

文献リストの作成について

1)レファレンス資料 設定したテーマに関する項目(見出し項目、索引項目)を取り上げている専門辞典を3点以上、図書館の1階に排架されている事典類を書架のブラウジング、あるいは、明大図書館WebOPACを使って調査のうえ、その書誌的事項を請求記号とともに、記載すること。 なお、明大図書館WebOPACを使用した場合には、はじめに検索ツールを「明大図書館WebOPAC 」とし、使用した検索式を例にならい、明記すること。

2)図書

明大図書館Web OPAC、山手線沿線コンソーシアム、NII検索(CiNiiBooks)、NDL ONLINE など、授業で紹介された検索ツール(書誌・索引・目録)を利用して、図書5点以上を検索し、その書誌的事項を記載すること。 はじめに、使用した検索ツールと検索に使用した検索式(検索語)を例にならい、明記すること。

文献リストの作成について

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3)雑誌記事 CiNii Articles、 NDL ONLINE 、MagazinePlusなど、授業で紹介された検索ツール(書誌・索引)を利用して、雑誌記事3点以上を検索し、その書誌的事項を記載すること。 はじめに、使用した検索ツールと検索に使用した検索式(検索語)を例にならい、明記すること。

文献リストの作成について

4)その他 <新聞記事> 必要に応じて、新聞記事検索システムを利用して新聞記事3点以上を検索し、その書誌的事項を記載すること。 <インターネット情報源(ウェブサイト)> 必要に応じて、サーチエンジンを利用してウェブサイト3点以上を検索し、その書誌的事項を記載すること。

文献リストの作成について

文献リストの作成例

テーマ:探究的な学習における学校図書館の活用 1)レファレンス資料 検索ツール:明大図書館Web OPAC 検索式: 「タイトル」 学校図書館 and 事典 ・深川恒喜[ほか]編著『現代学校図書館事典』 ぎょうせい , 1982, 823p <請求記号>:R017/5//W ・室伏武[ほか]編『新学校図書館事典』第一法規出版, 1983, 467p <請求記号>:R017/6//W 検索ツール:明大図書館Web OPAC 検索語: 「タイトル」 学校教育 and 事典 ・安彦忠彦 [ほか] 編 『現代学校教育大事典』新版. ぎょうせい, 7冊 <請求記号>:R370/64/B/W

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2)図書 検索ツール: NDL ONLINE 検索式: 「図書」and 「件名」:学校図書館 and 探究 ・稲井達也編著『授業で活用する学校図書館 : 中学校・探究的な学 習を目ざす実践事例』全国学校図書館協議会, 2014, 161p ・桑田てるみ著『思考を深める探究学習 : アクティブ・ラーニング の視点で活用する学校図書館』 全国学校図書館協議会, 2016, 111p ・桑田てるみ編『中学生・高校生のための探究学習スキルワーク : 6プロセスで学ぶ』全国学校図書館協議会, 2012, 119p ・徳田悦子著『小学校における学び方の指導 : 探究型学習をすすめ るために』全国学校図書館協議会, 2009, 127p ・塩谷京子, 堀田龍也 編著『司書教諭が伝える言語活動と探究的な 学習の授業デザイン』三省堂, 2013, 223p

著者 タイトル

出版者

出版年

ページ数

文献リストの作成例

3)雑誌記事 検索ツール: NDL ONLINE 検索式:「雑誌記事」and 「件名」:学校図書館 and 探究 ・登本洋子, 伊藤史織, 後藤芳文, 堀田龍也.「探究的な学習が継 続的・発展的に繰り返される過程において生じる問題点の検討 : 玉川学園の取り組みを事例として」『教育情報研究』33(1), 2017, p.15-24 ・庭井史絵.「探究的な学習を支える学校図書館と司書教諭の役割」 『学習情報研究』通号 211, 2009.11 p.26-29 ・枝元益祐. 「教科教育で展開される探究型学習に関する研究 : 学 校図書館活動と教科教育を繋ぐ関連性の再構築を目指して」 『学校図書館学研究』15, 2013.3, p.73-95 ・塩谷京子, 堀田龍也, 久保田賢一. 「初等教育における学校図書館 の学習環境の改善 : 情報活用スキルを育成するための学習環境整 備の要件」『教育メディア研究』22(1), 2015.9, p.1-12

出版年 開始ページー終了ページ

雑誌名 巻号

文献リストの作成例

著者 論題

4)新聞記事、インターネット情報源 <新聞記事> 検索ツール: 聞蔵Ⅱビジュアル(朝日新聞) 検索式:「キーワード」 学校図書館&探究 and 「発行日」:2011年1月1日~2018年4月10日

・「東京純心女子中学・高校 図書室で力育む「探究型学習」」『朝日新聞』, 2017.11.8 朝刊 ・「本の世界、仲間と探検 入賞作紹介 第5回どくしょ甲子園」『朝日新聞』, 2009.11.13 朝刊 ・「(声)「なぜ」にすぐ応える図書館に」『朝日新聞』, 2009.11.12 朝刊

文献リストの作成例

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4)新聞記事、インターネット情報源

<インターネット情報源> 検索ツール: Google 検索式: 学校図書館 and 探究型学習 ・「学校や地域の取組から学ぶ学校図書館を活用した取組事例集」 http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro.../06/.../1317831_9.pdf (参照:2018-04-18) ・足立正治「「探究」を促進する学校図書館」『カレントアウェアネス』No.297, 2008.9.20 http://current.ndl.go.jp/ca1671 (参照:2018-04-18) ・松田ユリ子ほか「現行学習指導要領における探究型学習の現状分析~学校図書館とのかかわりから~」 『東京大学大学院教育学研究科附属学校教育高度化センター研究プロジェクト「学校教育の質の向上」(2008)』http://www.p.u-tokyo.ac.jp/~c-kodoka/centerproject08-09/centerPJ08matsuda.pdf (参照:2018-04-18)

文献リストの作成例

レポート提出日程

提出締切 7月18日(水) 提出方法 ①7月18日(水)の最終授業時に教室で提出 または ②7月11日(水)~18日(水)の期間中に 和泉教務事務室レポートBOXへ提出 (第一校舎1階⑨カウンター / 18:00で締切)

オフィスアワー

時間: 木曜日 13:30~14:45 場所: 和泉図書館 1F サーチアシスト(レファレンス カウンター隣) *レファレンスカウンターで齋藤を呼び出してください

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2. レポートの作成と問題解決

問題解決における探究的な学習過程 1. 【課題の設定】体験活動などを通して,

課題を設定し課題意識をもつ 2. 【情報の収集】必要な情報を取り出した

り収集したりする 3. 【整理・分析】収集した情報を,整理し

たり分析したりして思考する 4. 【まとめ・表現】気付きや発見,自分の

考えなどをまとめ,判断し,表現する

レポート(論文)の鉄則

(1)自分で立てた問いに対して、 (2)一つの明確な答えを主張し、 (3)その主張を論理的に裏付けるための事 実的・理論的な根拠を提示して主張を 論証する。

出典:戸田山和久. 『新版 論文の教室:レポートから卒論まで』 NHK出版, 2012, p.42

問題提起と問題の分析・定式化

・問題の提示: どういう問題に取り組むのか ・問題の説明: その問題がどういうものであるのか もう少し説明する。問題に含まれる 用語や概念を解説することも含まれる。

出典:戸田山和久. 『新版 論文の教室:レポートから卒論まで』 NHK出版, 2012, p.91

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問題提起と問題の分析・定式化

・問題の背景: どうしてその問題が生じてきたか、その現状分析。いつからその問題があるのか。自分が見つけた問題なら、どうしてそのことが問題だと気づいたのか。 ・問題の重要性: その問題に取り組むことにどな意義があるのか。 ・問題の分析: 問題が大きなときはいつかかの問いに分ける。・

出典:戸田山和久. 『新版 論文の教室:レポートから卒論まで』 NHK出版, 2012, p.91

論文の型

出典:戸田山和久. 『新版 論文の教室:レポートから卒論まで』NHK出版, 2012, p.97

要旨(抄録)

本体

①問題提起

②主張

③論証

まとめ

注・引用文献

論文

<利用者>

知識状態: 専門性: 高 低

問題解決過程: 問題の解決 情報収集 問題の焦点化 問題の設定

<情報源>

文献検索用情報源:

事実検索用情報源:

雑誌記事索引 書誌・索引・目録

(レファレンス資料)

学術論文・雑誌記事

(一次資料)

専門図書

(一次資料)

専門事典 百科事典

(レファレンス資料)

コンテンツ(知識): 専門性 一般性

⑥ ⑤

① ②

(レファレンス資料)

(レファレンス資料)

図 利用者の問題解決過程と情報源の生産過程との関係

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レポートの作成過程と情報探索

研究調査プロセスの7段階

出典: “The Seven steps of the research process.”

https://olinuris.library.cornell.edu/content/seven-steps-research-process (最終アクセス日 2018-4-13)

ウェブ情報源の評価

When you encounter any kind of source, consider: Authority - Who is the author? What is their point of view? Purpose - Why was the source created? Who is the intended audience? Publication & format - Where was it published? In what medium? Relevance - How is it relevant to your research? What is its scope? Date of publication - When was it written? Has it been updated? Documentation - Did they cite their sources? Who did they cite?

出典: “Evaluating resources: Home” http://guides.lib.berkeley.edu/evaluating-resources (最終アクセス日:2018-4-13)

3.検索式と文献集合

求める文献の主題が複数の概念から構成される場合、それらの概念間の論理的関係を、論理演算子で概念を表現した検索語を結合して検索式として作成し、検索を実行することができる。 1)論理和 AかBのいずれかの主題概念を扱った文献を検索する場合、 論理和の演算子orを使用する 検索式: A or B 2)論理積 AとBの両方の主題概念を扱った文献を検索する場合、 論理積の演算子andを使用する 検索式: A and B 3)論理差 Aの主題概念を扱った文献のうち、Bの主題概念を扱った文献 を除く場合、論理差の演算子notを使用する 検索式: A not B

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探究 87件

b a c

3.検索式と文献集合

検索式と文献数: (学校図書館 or 探究) = a + b + c = (120 + 87) -10 = 197 件 (学校図書館 and 探究)= b = 10 件 (学校図書館 not 探究)= a = 120 - 10 = 110 件

4.執筆要綱

1. 章立て 章,節,項などをたてる際は,ポイントシステムをと ることが望ましい。 例:第1 章 ....................................... 1 第2 章 第3 節 ....................... 2.3 第3 章 第1 節 第2 項 ......... 3.1.2 2.本文表記 (1)句読点はコンマ(,)およびマル(。)を用いる。 (2)数字は,引用文の場合のほかは算用数宇を用いる。 (3)外国人名や外国地名は,よく知られているもののほかは,初出の個所にその原綴またはローマ字表記を丸括弧に入れて付記する。外国人名については欧語で表記してもよいが,その場合,初出の個所には,ファミリーネーム,ファーストネーム,ミドルネームの頭文字の順に明記し,以降はファミリーネームを記す。 例 シェラ(Shera, Jesse H.)によれば,…またシェラは,…

執筆要綱

(4)欧文略記は,定訳がある場合,日本語名を記載してから,フルスペルとともに丸括弧に入れて記す。定訳がない場合は,フルスペルを記してから欧文略記を丸括弧に入れて記してもよい。 例: アメリカ図書館協会(American Library Association:ALA)では,… The Fine Press Book Association(FPBA)では,… (5)年紀は西暦年を原則とするが,西暦年以外の年紀を使用するときは,西暦年を丸括弧に入れて添える。 例:昭和20 年(1945)

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執筆要綱

3. 書名・記事名 (1)本文および注(引用文献等)の中の図書および雑誌名は,和漢書の場合は『 』に入れ,欧語の場合は下線を引くかイタリック体にする。 (2)雑誌収載の論文記事名,図書中の章・節の表題,諸種編纂物中の文書名などは,和漢書の場合は「 」に入れ,欧語の場合は“ ”に入れて示す。

執筆要綱

4. 引用 (1)文中の引用文は“ ”のなかに入れる。引用文の場合以外は,原則として現代仮名づかいを用いる。 (2)引用文が長いときは,行を改め,本文より2 字下げて記す。 (3)本文中で,他の文献から引用するため,あるいは出典を示すために注を付す場合は,当該個所の末尾の右肩に半かっこに入れた注番号を番号順に記載する。ただし当該個所の末尾に句読点がある場合には,句読点の前の文字の右肩に注番号を記載する。 [例] 図書館ではコレクションの特色を活用した展示を行っている1)。これらの展示の内容の一覧は,年次報告書2)に記載されている。

執筆要綱

5. 注・引用文献 本文の後に【注・引用文献】と記し,一括して,注・引用番号の順に列挙する。 (1)引用文献には一連番号を与え,本文中で同一文献を2 度以上引用する場合には,既出個所が分かるように記す。 例 10) 前掲2),p. 123–125. (2)引用文献等の記載は,以下の例を標準とする。参考文献の特定の個所を引用,参照する場合は,引用,参照個所のページを記載する。

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執筆要綱

5. 注・引用文献 [雑誌論文(和)の参照] a.稲垣文彦・筑波匡介「新潟県中越大震災に関する記録の収集と活用:主に利活用の観点から」『情報の科学と技術』vol. 64, no. 9, 2014, p. 369. なお,次の記載方法も使用することができる。この方法は,図書,論文集中の論文等にも使用することができる。 稲垣文彦・筑波匡介「新潟県中越大震災に関する記録の収集と活用:主に利活用の観点から」『情報の科学と技術』vol. 64, no. 9, 2014, p. 366–370. 引用はp. 369.

執筆要綱

[雑誌論文(欧)の参照] b.Wieling, Martijn; Upton, Clive; and Thompson, Ann. “Analyzing the BBC Voices data: Contemporary English dialect areas and their characteristic lexical variants,” Journal of the Medical Library Association, vol. 100, no. 3, 2012, p. 205–213. [図書(和・翻訳書)の参照] c.長谷川昭子『専門図書館における現職者教育と個人の能力開発』風間書房,2013,p. 235–268. d.Breivik, Patricia S.; and Gee, E. Gordon『情報を使う力:大学と図書館の改革』[Information Literacy: Revolution in the Library]三浦逸雄・宮部頼子・斎藤泰則訳,勁草書房,1995,258p.

執筆要綱

[複数著者による論文集や報告書の一部の参照] e.長塚隆「MLA におけるデジタル情報技術の活用」日本図書館情報学会研究委員会編『図書館・博物館・文書館の連携』(図書館情報学のフロンティア 10)勉誠出版,2010,p. 75–91. [ウェブ資料の参照] f.竹内比呂也「発展途上国における学術情報流通とオープンアクセス」『カレントアウェアネス』 no.285, 2005.9.20. http://current.ndl.go.jp/ca1566, (参照 2015-09-17). g. Rumianek, Michael. “Archiving and Recovering Database-driven Websites,” D-Lib Magazine, vol. 19, no.1/2, 2013. doi:10.1045/january2013-rumianek. http://www.dlib.org/dlib/january13/rumianek/01rumianek. html, (accessed 2015-09-17).

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執筆要綱

6. 図・表 一括して,注・引用文献の後にページを改めて,図・表の順に列挙する。本文中の図・表の挿入個所は朱字で記載し,改行して【 】でくくって記す。図・表は,その下部に 第1 図,第1 表のように標記し標題を添える。 なお,他の資料を加工・転載した場合はその旨を明記する。

出典:「『日本図書館情報学会誌』執筆要綱」 http://jslis.jp/wp-content/uploads/2018/01/w_out_161008.pdf

(参照: 2018-04-25)