真 空 ガ ラ ス 複 層 ガ ラ ス 学 校 用 ガ ラ ス 防 火 ガ ラ ス 防 犯 ガ ラ ス 合 わ せ ガ ラ ス 特 殊 機 能 ガ ラ ス 強 化 ・ 倍 強 度 ガ ラ ス 高 透 過 ガ ラ ス 熱 吸 ・ 熱 線 反 射 ガ ラ ス 板 ガ ラ ス 装 飾 ガ ラ ス 鏡 ・ カ ラ ー ガ ラ ス 板 ガ ラ ス 応 用 製 品 及 び 施 工 法 設 計 ・ 施 工 ・ 使 用 上 の ご 注 意 製 品 一 覧 板 ガ ラ ス の 光 学 的 性 能 ・ 熱 的 性 能 6 遮音効果 スペーシア クール特有の構造から、音の伝わりを大 幅にカットします。透過損失測定値はJIS等級 T-2 をクリア、音域全体にわたる優れた遮音性能を実現 しています。これにより、外部からの騒音を軽減す ると同時に、室内の生活音も外にもれにくくするた め、フロート板ガラスや一般複層ガラス ペアマルチ に比べ高い遮音効果が得られます。 7 施工性 耐風圧強度は複層ガラスの約1.5倍もあり、例えば 設計風圧力が1,800N /㎡のガラスを使用する場 合、ペアマルチでは厚さ14ミリ(FL4+A6+FL4) が必要でガラスの概算重量は40kgにもなります が、スペーシア クールでは6.2ミリで30kgと軽く、 施工性に優れています。 8 取替簡単 6.2ミリ厚のスペーシア クールは今お使いの一般的 な一枚ガラス用サッシに納まります。ガラス部分の 採光面積もそのままで、これまでと同じ室内空間を 保てます。 真空ガラス スペーシア クール構造図 熱貫流率の比較 紫外線カット率の比較 3.4W/ (㎡K) 室 内 側 室 外 側 ペアマルチ (FL3+A6+FL3) 6.0W/ (㎡K) 室 内 側 室 外 側 フロート板ガラス (FL3) 1.0W/ (㎡K) 室 内 側 室 外 側 スペーシア クール (RSFL3SU1+V+FL3) 取付専用グレチャン (オプション) 遮熱高断熱Low-E膜 0.2ミリの真空層 真空層を保持する マイクロスペーサー Low-Eガラス フロート板ガラス 室外側 室内側 スペーシアのもつ機能はそのままに、真空層 と遮熱高断熱Low-E膜により、夏は日射熱を反 射し、冷房負荷を軽減。さらに冬は暖房負荷を 軽減し、夏は涼しく、冬は暖かい居住空間を実 現します。 ◉特 長 1 遮熱性 スペーシア クールは、窓ガラスを通して入ってくる 日射熱を51%カットします。その性能差はフロー ト板ガラスの4倍以上、一般複層ガラス ペアマルチ の2倍以上です。そのため夏の冷房効果を高め、省エ ネにも貢献します。 2 高断熱性 スペーシア クールは、真空層とLow-E膜の効果によ り、熱貫流率が飛躍的に向上、フロート板ガラスの6 倍、一般複層ガラス ペアマルチの約3倍の断熱性能 を発揮します。これにより暖房時、室内の暖まりが 早く、またその暖かさも逃がさない快適な居住空間 を実現します。 3 結露軽減 外気が低くても、室内側ガラスの表面温度が下がり にくい構造なので、結露の発生を大幅に抑えること ができます。 4 省エネ 優れた断熱性能が、大幅な省エネルギー効果を発揮。 フロート板ガラス(3ミリ)と比較すると、年間にお けるエネルギー消費量を約47%も節減することが できます(熱負荷計算プログラム「SMASH」によ る)。また省エネルギーは、CO2 削減による地球温 暖化の防止に貢献します。 5 紫外線カット 太陽の光に含まれる紫外線は、家具・カーテン・壁の 色褪の原因になります。スペーシアクールは、 Low-E膜の効果で、その紫外線の約61%をカット します。 スペーシア クール (RSFL3SU1+V+FL3) 61 室外側 室内側 100 ペアマルチ (FL3+A6+FL3) 42 室外側 室内側 100 日射熱除去率の比較 スペーシア クール (RSFL3SU1+V+FL3) 51 室外側 室内側 100 ペアマルチ (FL3+A6+FL3) 21 室外側 室内側 100 フロート板ガラス (FL3) 12 100 室外側 室内側 フロート板ガラス (FL3) 28 室外側 室内側 100 スペーシア ® クール 特許出願中 ※太陽からの光には紫外線・可視光線・赤外線が含まれます。 紫外線を大幅にカットするガラスも可視光線は一般の板ガ ラスと同様に透過します。材料の変色・褪色や人体の日焼け は、紫外線以外にも可視光線によって起こる場合があります のでご注意ください。また太陽光以外、例えば蛍光ランプな ど一般照明にも紫外線が含まれている場合がありますので、 環境設計にはご注意ください。 真空層を保持する マイクロスペーサー 保護キャップ 20 関連項目頁 ■ガラスを安全に、大切にお使いいただくために ⇒P.6 ■板ガラスの標準施工 ⇒P.178 ■光学的・熱的性能 ⇒P.201 ■最大・最小受注寸法 ⇒P.214 ■設計・施工・使用上に関するご注意 ⇒P.185