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MSC - 陸上での労働慣行 2018年 8月
MSC 2018年 8月公開協議にご参加ください
お時間を割いていただきありがとうございます。MSCのプログラムは、こうしてすべてのステーク
ホルダーのフィードバックを考慮した上で政策を策定することで強化されます。MSCは、漁業認証および水産品のエコラベルプログラムを通して、パートナーと恊働しながら、持続可能な漁業の推進と水産市場の変革に取り組んでいます。
陸上での労働慣行については、CoCプログラムの見直しの一環として以前にも一般協議が行われてお
り、今回の協議の結果は、2019年 2月発行予定の改訂規準に反映されます。
今回のサプライチェーンにおける労働慣行の協議では、プロセスそのものから、リスクに基づいたア
プローチ、そして第三者労働監査の承認と複数の要点についてフィードバックをお願いしています。
中でも、リスクに基づくアプローチに関するご意見は、認証保有者もしくは現場の労働監査が必要か
どうかを決めるリスク評価の最終結果の参考にさせて頂きます。
1. MSC CoC規準に労働慣行に対する要求事項を導入するプロセスに関する案(質問は3つ)
2. 労働慣行に関する現地監査の必要性の有無を、国別リスク指数およびリスクの高い業務によって判断する、リスクに基づくアプローチを導入する案(質問は 11)
3. MSCが承認を検討している第三者労働規格のリスト、各規格に則った監査を承認するための最小要求事項、および認証停止プロセスに関する案(質問は7つ)
4. 強制労働および児童労働を中心とする、MSC専用の SEDEX監査を開発するためにMSCと
SEDEX(サプライヤー倫理情報共有プラットフォーム)が恊働するという新たな案(質問は3
つ)
5. 強制労働に関する既存の要求事項(CoC認証要求事項 6.2.9)の改正(質問は3つ)
協議後、MSC技術諮問委員会は、フィードバックを検討し、MSC評議委員会に最終提言を行います。そしてそれを要求事項の改訂版として発行するかどうかの決定が 2019年の 2月に評議委員会にてなされます。協議終了後、頂いたご意見はすべてMSCプログラム改善ウェブサイト上で公開します。コメントは無記名ですが、同じステークホルダーグループからのコメントが5つ以上ある場合に
は、グループ(例:水産業界、CAB認証機関)毎に分類させていただくこともあります。
ご回答いただく前に連絡先を下記にご記入下さい。アンケート回答中に戻って見直しをしたり、中
断されたりしますとうまく進めなくなる等のトラブルが発生することもあるので、なるべく最後ま
でご回答いただき、「完了」ボタンをクリックしていただくようお願いいたします。
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* 1. 連絡先
お名前*
*組織名*
国*
eメールアドレス
* 電話番号
* 2. 個人/組織として回答
* 3. MSCプログラム改善ウェブサイトに無記名回答を一般公開させて頂ける旨、ご承認ください
MSCプログラム改善ウェブサイトに無記名回答を一般公開することに同意します
* 4. どのステークホルダー・グループに該当されますか
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MSC - 陸上での労働慣行 2018年 8月
1. プロセス
今回の協議では、2019年2月発行予定のCoC規準の改訂版に盛り込まれる陸上での労働慣
行に対する要求事項の文言についてフィードバックを募っています。
労働慣行については複数の提言があります。1. MSC CoC規準に労働慣行に対する要求事項を導入するプロセス2. 労働慣行に関する現地監査の必要性の有無を、国別リスク指数およびリスクの高い業務によって判断する、リスクに基づくアプローチ
3. MSCが承認を検討している第三者労働規格のリスト、各規格に則った監査を承認するための最小要求事項、および認証停止プロセス
4. 強制労働および児童労働を中心とする、MSC専用の SEDEX監査を開発するためにMSCとSEDEX(サプライヤー倫理情報共有プラットフォーム)が恊働するという新たな提言
5. 強制労働に関する既存の要求事項(CoC認証要求事項 6.2.9)の改正
陸上での労働慣行に関する協議資料 > MSCプログラム改善ウェブサイトで陸上での労働慣行プロジェクトについてご覧下さい
CoC認証要求事項 8.2.14および 8.2.15は、現場が労働慣行に関する要求事項に適合しているかどうかを審査する際の要求事項に関するものです。審査は以下の段階的プロセスによって行われます。
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5. 労働慣行に関する要求事項をCoCプログラムに導入するプロセスに賛成ですか。
はい
いいえ
わからない/確信がない
6.いいえの場合、プロセスのどの部分に反対ですか。代わりにどのようなことが考えられますか。ど
うすれば改善できますか。
7.労働慣行に関する新要求事項の可審査性( CoC CAB 対象) :労働慣行に関する要求事項への順守を
確認するプロセスを改善する方法についてご意見はありますか。
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MSC - 陸上での労働慣行 2018年 8月
2. リスクに基づくアプローチ
MSCは、リスクに基づくアプローチを使った労働慣行の要求事項を導入することを検討し
ています。この場合、認証保有者(もしくは保有現場)の労働監査を行う必要があるかどう
かは、国別労働リスク得点ツリーの得点および現場の業務内容によって決まります。
MSCは、最も重要と思われる指標、指標の得点付けもしくは重み付けの方法、同意できない指標の有無についてステークホルダーのフィードバックを求めています。一般協議の結果、最終的な得点ツリーが決まります。
8. 得点ツリーに入れる指標候補に賛成ですか。
はい
いいえ
わからない/確信がない
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9. いいえ、の場合、適切でないと思われる指標とその理由を教えて下さい。
10.水産物サプライチェーンにおける強制労働および児童労働のリスクを発見するために有効な指標を
重要な順に1(最重要)~9(重要度が最も低い)まで並べて下さい。
米国労働省「児童労働または強制労働によって生産された品目リスト」 N/A
amfori BSCI国別リスク事象一覧 N/A
ウォークフリー財団発表のグローバル奴隷指数 N/A
パレルモ議定書の批准国 N/A
漁業労働条約第 188 号 N/A
IUU漁業に対する EUの警告カードシステム N/A
強制労働に関する ILO 条約第 29 号 N/A
団結権及び団体交渉権についての原則の適用に関する ILO 条約第 98 号 N/A
FAO 違法漁業防止寄港国措置協定 N/A
米国務省「人身取引(TiP)報告書 N/A
11. 強制労働および児童労働の指標として以下をどうみなしますか。
信頼性がない ある程度信頼できる 信頼性が高い わからない/確信がない
国際 NGO(グローバル奴隷指数、amfori BSCI
政府機関(米労働省製品リスト、米国務省 TiP報告書)
IUU漁業に対する EUの警告カードシステム
国連(ILO 条約第 29 号、98 号、
PSMA, パレルモ議定書の批准
12.各属性について、水産品サプライチェーンにおける強制労働および児童労働のリスクを発見するの
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にどの程度有効だと考えますか。
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全く支持しない あまり支持しない どちらでもない ある程度 支持 強く支持 わからない・確信がな
い
指標の運営本体:国内
指標の運営本体:国際
指標の運営本体: NGO
方法:運営本体の得点/順位の決め方: 批准の有無
方法:運営本体の得点/順位の決め方:緻密な研究
範囲:強制労働および/もしくは児童労働人身売買、その他の労働問題、 ガバナンスおよび/もしくは汚職、IUU
範囲:
人身売買
範囲:
その他の労働問題
範囲:
国の政策
範囲:IUU漁業
製品の種類:水産品
製品の種類:全ての消費材
製品の種類:国の政策
透明性:透明性:
順位付けのプロセス/
得点付けは透明である
透明性:透明性:順位付けのプロセス/得点付けは透明でない
その他(具体的に)
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13. 上記のリスト(Q12)を参照し、労働リスク得点ツリーの指標属性として最も重要と
思われるものを 1から順に5つ選んでください。
1
2
3
4
5
14. 指標によって重み付けを変えるべきだと思いますか。
はい
いいえ
わからない/確信がない
15. はい、の場合、どの指標の重みを増やすべきですか。
米国労働省「児童労働または強制労働によって生産された品目リスト」
amfori BSCI国別リスク事象一覧
ウォークフリー財団発表のグローバル奴隷指数
パレルモ議定書
強制労働に関する ILO 条約第 29 号
団結権及び団体交渉権についての原則
の適用に関する ILO 条約第 98 号
FAO 違法漁業防止寄港国措置協定
米国国務省「人身取引(TiP)報告書
漁業労働条約第 188 号の批准国
IUU漁業に対するEUの警告カードシステ
ム
16. ぜひとも取り入れるべきだと思われる指標は他にありますか。あれば記載いただき、
その理由を教えて下さい。
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17. リスクが高いと考えられる業務に賛成ですか。
はい わからない/確信がない
加工(1次/2次/保存/請負加工/請負加工業者の利用)
梱包/再梱包
手作業による漁業/養殖場からの荷下ろし
18.変更案では、加工を行う消費者向け事業(CFO)も労働監査の対象となりますが、あくまでも
それは付加価値を付ける加工の場合であり、鮮魚売場は対象外です。このアプローチに賛成です
か。
はい
いいえ
わからない/確信がない
19. リスクに基づくアプローチを強化するためにMSCが検討および/もしくは参照すべきことは他にありますか。
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MSC - 陸上での労働慣行 2018年 8月
3. 第三者労働監査プログラムの承認
MSCは、労働慣行に対する要求事項への適合監査をするにあたり、CoC規準に関連の要求事項を追加
するよりも、公認の第三者労働プログラムと恊働することを検討しています。以下のプログラムがそ
の承認候補として挙げられています。
SAS ( Social Accountability International ) の SA8000 規準
Amfori ビジネス・ソーシャル・コンプライアンス・イニシアチブ ( BSCI ) および
サプライヤー倫理情報共有プラットフォーム ( SEDEX ) のメンバー倫理貿易監査 ( SEDEX
SMETA ) 。
第三者プログラムをこのような形で承認するのはMSCにとって初の試みであるため、MSCおよびステークホルダーが容認できる閾値を設定しました。これは第三者労働慣行監査がMSCに承認されるための最小要求事項です(協議文書の付表6)。最小要求事項には、審査員の力量、監査の実施基
準、CoC認証の停止が提起される要因、停止期間に関する内容が含まれます。
20. 候補に上がっている第三者労働規準に賛成ですか。
はい いいえ わからない/確信が
い
SA8000
Amfori BSCI
SEDEX SMETA
21.各規準に対し提言されている最小要求事項に賛成ですか。
はい いいえ わからない/ 確信がない
SA8000
Amfori BSCI
SEDEX SMETA
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22. 各規準の認証停止が提起される閾値に賛成ですか。
はい
いいえ、厳し過ぎる
– いいえ 甘過ぎる
–いいえ 複雑過ぎる
わからない
その他 (具体的に)
23.いいえ、の場合、認証停止プロセスを強化するためにどうすれば良いと思いますか。例:停止プ
ロセスもしくは最小要求事項の変更。
24. 現在労働監査を受けていますか。
はい
いいえ
わからない/確信がない
言いたくない
25.今回検討されている承認プロセスが導入された場合、現在受けている労働監査はMSC
の要求事項を満たしますか。
はい
いいえ
わからない
該当しない
26. 承認プロセスを強化するにあたり、MSCが検討すべきことはありますか。
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4. SEDEXとの恊働
27. MSCと SEDEXが恊働で、強制労働と児童労働を中心とする、MSC専用の SEDEX監査
を開発する案について賛成ですか。
はい
いいえ
わからない/確信がない
28. いいえ、の場合、理由を説明してください。
29. SEDEX SMETAおよびMSC専用の SEDEX監査の頻度はどの程度が適切だと考えますか。
毎年
年に 2回
前回の監査結果による
わからない/確信がない
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5. 強制労働に関するCoC CR 条項 6.2.9の改正
MSCが 2014年に導入したCoC CR6.2.9は、過去2年間に強制労働の罪で有罪判決を受けた事業体に対し、認証の取得を禁止する内容でしたが、今回新たに強制労働と児童労働関連の要求事項が追加されることを受け、有罪判決に関するくだりを以下のように改めることを検討しています。
児童労働にも含める。
低リスク国の現場のみに適用する(高リスク国の現場は第三者労働監査が必須)
「事業体」を「現場」に変更
強制労働および児童労働の有罪判決を受けた後、高リスク国の労働要件を順守できるようになった段階でCoCプログラムへの復帰を認める。
30. CoC CR6.2.9の改正に賛成ですか
はい
いいえ、厳し過ぎる
– いいえ 甘過ぎる
–いいえ 複雑過ぎる
わからない
その他 (具体的に)
31. 賛成あるいは反対の理由を説明してください。
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32. 6.2.9の改正により、有罪判決を受けた事業体を高リスクと見なさなくなるまでに、どの程度の期間
が適切だと思われますか。
1年
2年
3年(1認証有効期間)
わからない/確信がない
その他 (具体的に)
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ユーザー情報
コミュニケーションを円滑にするため, 以下の質問に答えてから「完了」をクリックし、アンケート
を終了して下さい
33. 以下に関するMSCの最新情報の受信を希望しますか(該当するテーマを複数チェック)。
MSC 漁業について
MSC CoCについて
MSC プログラムへのアクセス性およびデータ不足の場合について
MSCの政策策定について
なし
34.この一般協議のことをどのようにして知りましたか(該当するボックスをすべてチェックしてください)。
MSC ステークホルダーへの eメール告知
MSC プログラム改善ウェブサイト(improvements.msc.org)
MSCのメインウェブサイト (msc.org)
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SNS (e.g. Facebook; Twitter)
MSC ニュースレター
水産業界メディア
MSC参加イベント
その他 (具体的に)