他のアプリからデータを取得する ルックアップフィールドを 「注文管理アプリ」を例に解説します! お客様の会社名やお名前を 何度も入力するのは大変・・。 顧客情報や商品情報をコピーして、 効率的に入力できないの? 04 2017 年 2 月版 ルックアップ
他のアプリからデータを取得する
ルックアップフィールドを
「注文管理アプリ」を例に解説します!
お客様の会社名やお名前を
何度も入力するのは大変・・。
顧客情報や商品情報をコピーして、
効率的に入力できないの?
04 2017 年 2 月版
ルックアップ
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ルックアップ導入前
注文管理アプリ
・商品名や単価などをすべて手作業で入力していた
→ 商品情報の入力に時間がかかる
→ 人によって商品名などの書き方にバラつきが出てしまう
注文ごとに商品情報を一つずつ手入力していた
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ルックアップ導入後
注文管理アプリ
・商品管理アプリからルックアップでコピーして登録
→ 入力をよりスピーディーにできる!
→ 入力ミスをなくし、入力名を統一できる!
→ 単価などの関連情報もまとめてコピーできる!
商品管理アプリから商品コードを取得する
ほかの情報もまとめて取得できる!
商品管理アプリ
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ルックアップの設定方法
「ルックアップ」を設定すると、他のアプリから必要なデータをコピーして取得できるようになります。
例えば、「注文管理アプリ」に「商品管理アプリ」を参照するルックアップを設定すると、「商品管理ア
プリ」から商品情報を取得して「注文管理アプリ」に必要なデータをコピーできるようになります。デ
ータの二重入力の手間を省き、入力ミスも防げます。
【完成イメージ】
「注文管理アプリ」 「商品管理アプリ」
1. ルックアップフィールドを配置
①「ルックアップ」フィールドを配置する
画面左側のパーツ一覧から[ルックアップ]を選択して、右側へドラッグします。ここでは、商品コー
ドを入力する項目にルックアップを配置します。
①「ルックアップ」フィールドを配置する
①
商品管理アプリから商品情報をコピーする
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2. ルックアップフィールドを設定
①「ルックアップフィールド」の設定画面を開く
ルックアップフィールドの設定画面を表示します。
②フィールド名を設定する
フィールド名を「商品コード」に変更します。
③「関連付けるアプリ」を選択する
データを取得する元のアプリを選択します。ここでは[商品管理]アプリを選択します。
④「コピー元のフィールド」を選択する
関連付けのキーにするフィールドを選択します。ここでは[商品コード]フィールドを選択します。
③
②
④
③「関連付けるアプリ」に「商品管理」を選択する
④「コピー元のフィールド」に「商品コード」を選択する
②「フィールド名」を入力する
①ルックアップフィールドの設定を開く
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⑤「ほかのフィールドのコピー」を選択する
ルックアップ元のレコードから、ほかのフィールドのデータをまとめて取得することができます。
ここでは、[商品名]<[[商品管理]商品名]、[単価]<[[商品管理]単価]を選択します。
⑥「コピー元のレコードの選択時に表示するフィールド」を選択する
取得するレコードの選択画面に表示するフィールドを選択します。[商品名][単価]を選択します。
※実際の表示画面は、P8 を参照してください。
⑦ソートの初期設定を選択する
取得するレコードの並べ順を設定します。[商品コード][昇順]を選択します。
⑧保存する
[保存]をクリックします。
⑥「商品名」「単価」を選択する
⑧
⑥
⑦
⑤ ⑤ []]をクリックして、必要な分だけ追加する
⑦「ソートの初期設定」に「商品コード」「昇順」を選択する
⑧「保存」をクリックする
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ルックアップが完成しました!
[取得]ボタンが表示されます
ルックアップの注意点
便利なルックアップですが、いくつか利用する上で知っておくべき注意点があります。
*ルックアップ参照元のレコードの値に変更があっても、ルックアップ先にすでに取得済みの値は
そのまま維持されます。
→ 再度[取得]をクリックすると、最新の値に上書きされます。
→ 既存のレコードを更新する場合には、CSV ファイルを読み込んで一括更新する方法が便利です。
*コピー元に指定できるフィールドには、次のフィールドを指定できます。
「文字列(1 行)」「数値」「計算」「ルックアップ」「リンク」「レコード番号」
*テーブルに設定したフィールドは指定できません。
*ルックアップフィールドの設定を変更しても、登録済みのフィールドの値は変わりません。
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| Let’s Try ルックアップを使ってみよう!
「商品管理アプリ」から商品情報を入力しましょう。
取得するレコード一覧を表示する
[取得]をクリックすると、「商品管理アプリ」のレコード一覧画面を表示できます。
④ほかの情報もまとめて取得される
②商品管理の一覧から、取得するレコードの 「選択」をクリックする
③商品コードが登録される
①空白のまま「取得」をクリックする
「コピー元のレコードの選択時に表示するフィールド」で選択した項目が表示されます
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キーワードを入力して「取得」をクリック
キーワードを入力すると、一致するレコードの候補のみに絞り込むことができます。
一致するレコードが一つであればそのままレコード情報が取得され、一致するレコードが複数あるとき
は、一致するレコードの候補のみが一覧で表示されます。
リンクの自動生成
①商品コードを入力して 「取得」をクリックする
③ほかの情報もまとめて取得される
②一致するレコードの情報が取得される
!
①「商品コード」のリンクをクリックする
②取得元の商品管理レコードが表示される
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| Sample ルックアップ活用例
案件管理
案件情報を登録するときに、「顧客情報」や「商材情報」を別アプリから取得します。
手入力せずに正しい情報を取得できるため、そこから正確なグラフ・集計表を作成することも可能です。
(*グラフ・集計表については、「vol.03 グラフ・集計表」をご覧ください。)
商材管理アプリ
顧客管理アプリ
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お問い合わせ管理
顧客情報を別アプリから取得し、お問い合わせ情報を登録できるので、表記ゆれを防ぐことができます。
ルックアップを使ってアプリ同士を連携させると、入力効率も上がって、
誤入力も防げますね!
ルックアップで取得した情報には、ルックアップ元のアプリのリンクが
自動でつくので、ワンクリックでルックアップ元のアプリにもアクセス
できます。