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他のアプリからデータを取得する ルックアップフィールドを 「注文管理アプリ」を例に解説します! お客様の会社名やお名前を 何度も入力するのは大変・・。 顧客情報や商品情報をコピーして、 効率的に入力できないの? 04 2017 年 2 月版 ルックアップ
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【kintone便利に使おうシリーズ】[vol.03 ルックアップ]

Apr 16, 2017

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Page 1: 【kintone便利に使おうシリーズ】[vol.03 ルックアップ]

他のアプリからデータを取得する

ルックアップフィールドを

「注文管理アプリ」を例に解説します!

お客様の会社名やお名前を

何度も入力するのは大変・・。

顧客情報や商品情報をコピーして、

効率的に入力できないの?

04 2017 年 2 月版

ルックアップ

Page 2: 【kintone便利に使おうシリーズ】[vol.03 ルックアップ]

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ルックアップ導入前

注文管理アプリ

・商品名や単価などをすべて手作業で入力していた

→ 商品情報の入力に時間がかかる

→ 人によって商品名などの書き方にバラつきが出てしまう

注文ごとに商品情報を一つずつ手入力していた

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ルックアップ導入後

注文管理アプリ

・商品管理アプリからルックアップでコピーして登録

→ 入力をよりスピーディーにできる!

→ 入力ミスをなくし、入力名を統一できる!

→ 単価などの関連情報もまとめてコピーできる!

商品管理アプリから商品コードを取得する

ほかの情報もまとめて取得できる!

商品管理アプリ

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ルックアップの設定方法

「ルックアップ」を設定すると、他のアプリから必要なデータをコピーして取得できるようになります。

例えば、「注文管理アプリ」に「商品管理アプリ」を参照するルックアップを設定すると、「商品管理ア

プリ」から商品情報を取得して「注文管理アプリ」に必要なデータをコピーできるようになります。デ

ータの二重入力の手間を省き、入力ミスも防げます。

【完成イメージ】

「注文管理アプリ」 「商品管理アプリ」

1. ルックアップフィールドを配置

①「ルックアップ」フィールドを配置する

画面左側のパーツ一覧から[ルックアップ]を選択して、右側へドラッグします。ここでは、商品コー

ドを入力する項目にルックアップを配置します。

①「ルックアップ」フィールドを配置する

商品管理アプリから商品情報をコピーする

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2. ルックアップフィールドを設定

①「ルックアップフィールド」の設定画面を開く

ルックアップフィールドの設定画面を表示します。

②フィールド名を設定する

フィールド名を「商品コード」に変更します。

③「関連付けるアプリ」を選択する

データを取得する元のアプリを選択します。ここでは[商品管理]アプリを選択します。

④「コピー元のフィールド」を選択する

関連付けのキーにするフィールドを選択します。ここでは[商品コード]フィールドを選択します。

③「関連付けるアプリ」に「商品管理」を選択する

④「コピー元のフィールド」に「商品コード」を選択する

②「フィールド名」を入力する

①ルックアップフィールドの設定を開く

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⑤「ほかのフィールドのコピー」を選択する

ルックアップ元のレコードから、ほかのフィールドのデータをまとめて取得することができます。

ここでは、[商品名]<[[商品管理]商品名]、[単価]<[[商品管理]単価]を選択します。

⑥「コピー元のレコードの選択時に表示するフィールド」を選択する

取得するレコードの選択画面に表示するフィールドを選択します。[商品名][単価]を選択します。

※実際の表示画面は、P8 を参照してください。

⑦ソートの初期設定を選択する

取得するレコードの並べ順を設定します。[商品コード][昇順]を選択します。

⑧保存する

[保存]をクリックします。

⑥「商品名」「単価」を選択する

⑤ ⑤ []]をクリックして、必要な分だけ追加する

⑦「ソートの初期設定」に「商品コード」「昇順」を選択する

⑧「保存」をクリックする

Page 7: 【kintone便利に使おうシリーズ】[vol.03 ルックアップ]

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ルックアップが完成しました!

[取得]ボタンが表示されます

ルックアップの注意点

便利なルックアップですが、いくつか利用する上で知っておくべき注意点があります。

*ルックアップ参照元のレコードの値に変更があっても、ルックアップ先にすでに取得済みの値は

そのまま維持されます。

→ 再度[取得]をクリックすると、最新の値に上書きされます。

→ 既存のレコードを更新する場合には、CSV ファイルを読み込んで一括更新する方法が便利です。

*コピー元に指定できるフィールドには、次のフィールドを指定できます。

「文字列(1 行)」「数値」「計算」「ルックアップ」「リンク」「レコード番号」

*テーブルに設定したフィールドは指定できません。

*ルックアップフィールドの設定を変更しても、登録済みのフィールドの値は変わりません。

Page 8: 【kintone便利に使おうシリーズ】[vol.03 ルックアップ]

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| Let’s Try ルックアップを使ってみよう!

「商品管理アプリ」から商品情報を入力しましょう。

取得するレコード一覧を表示する

[取得]をクリックすると、「商品管理アプリ」のレコード一覧画面を表示できます。

④ほかの情報もまとめて取得される

②商品管理の一覧から、取得するレコードの 「選択」をクリックする

③商品コードが登録される

①空白のまま「取得」をクリックする

「コピー元のレコードの選択時に表示するフィールド」で選択した項目が表示されます

Page 9: 【kintone便利に使おうシリーズ】[vol.03 ルックアップ]

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キーワードを入力して「取得」をクリック

キーワードを入力すると、一致するレコードの候補のみに絞り込むことができます。

一致するレコードが一つであればそのままレコード情報が取得され、一致するレコードが複数あるとき

は、一致するレコードの候補のみが一覧で表示されます。

リンクの自動生成

①商品コードを入力して 「取得」をクリックする

③ほかの情報もまとめて取得される

②一致するレコードの情報が取得される

①「商品コード」のリンクをクリックする

②取得元の商品管理レコードが表示される

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| Sample ルックアップ活用例

案件管理

案件情報を登録するときに、「顧客情報」や「商材情報」を別アプリから取得します。

手入力せずに正しい情報を取得できるため、そこから正確なグラフ・集計表を作成することも可能です。

(*グラフ・集計表については、「vol.03 グラフ・集計表」をご覧ください。)

商材管理アプリ

顧客管理アプリ

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お問い合わせ管理

顧客情報を別アプリから取得し、お問い合わせ情報を登録できるので、表記ゆれを防ぐことができます。

ルックアップを使ってアプリ同士を連携させると、入力効率も上がって、

誤入力も防げますね!

ルックアップで取得した情報には、ルックアップ元のアプリのリンクが

自動でつくので、ワンクリックでルックアップ元のアプリにもアクセス

できます。