2平成 23 年度認定医制度審議会専門委員選出の件次記の 12 名を専門委員として推薦することが承認された【総 合】渡辺 毅 高林克日己【消化器】石橋大海 【循環器】代田浩之【内分泌代謝】吉岡成人 【腎 臓】今井裕一【呼吸器】吉澤弘久 【血 液】米倉修司【神 経】鈴木則宏 【アレルギー膠原病】岡崎仁昭【感染症】二木芳人 【救 急】鈴木 昌3平成 22 年度認定研修施設について(平成 23 年 1 月 23日現在)(1)認定教育施設
大学病院 80一般教育病院 432教育特殊施設 6計518 施設(一般教育病院および教育特殊施設全国内訳)北海道 15東 北 28関 東 123信 越 19東 海 69北 陸 15近 畿 86中 国 26四 国 17九 州 40
育病院 3演題関連病院 1演題 それぞれ年間)を満たせない施設が 4割以上あるため当面は地方会の演題受付状況を注視しつつ学会発表数の基準を昨年に引き続き努力目標とすることが承認された(1)平成 21 年度の認定更新が保留とされた病院の審査教育病
病院へ降格(2)平成 21 年度の年次報告書による認定教育施設審査①教育病院2年連続認定基準(内科剖検体数 10 体以上)を満たさなかった病院(6施設)【北海道】函館中央病院【関 東】公立富岡総合病院海老名総合病院【東 海】掛川市立総合病院【近 畿】大津市民病院【中 国】済生会下関総合病院審査の結果函館中央病院が保留扱いとなり他の 5施設は関連病院扱いとなった
②関連病院2年連続認定基準(内科剖検体数 1体以上)を満たさなかった病院(7施設)【東 北】厚生連雄勝中央病院公立刈田綜合病院【信 越】厚生連三条総合病院岡谷市立岡谷病院【中 国】済生会境港総合病院【四 国】公立学校共済組合四国中央病院【九 州】鹿児島市医師会病院上記 7施設が認定を取り消されたが鹿児島市医師会病院は平成 22 年度中に剖検を実施したことが確認されたため第 116 回認定医制度審議会にて関連病院として復活した
関連病院(2施設)伊賀市立上野総合市民病院(三重)rArr認定辞退徳島県立三好病院(徳島)rArr認定辞退各施設の申し入れ(研修体制の維持困難)が報告され受理承認された
当該する地方委員会委員による持ち回り審査を行い下記27 病院が認定されたi)認定期間平成 22 年 9 月 1 日~平成 24 年 8 月 31 日【北海道】帯広第一病院【東 北】宮城県立がんセンター【関 東】千葉中央メディカルセンター社会福祉法人あそ
【北 陸】金沢赤十字病院かみいち総合病院【東 海】尾鷲総合病院知多市民病院【近 畿】尼崎中央病院済生会和歌山病院【中 国】重井医学研究所附属病院庄原赤十字病院【九 州】福岡青洲会病院朝倉医師会病院大分中村病院
ii)認定期間平成 23 年 1 月 23 日~平成 24 年 8 月 31 日【信 越】新潟臨港病院【東 海】浜松労災病院【近 畿】土庫病院森之宮病院【四 国】徳島県立海部病院【九 州】西日本病院鹿児島市医師会病院
(5)教育病院への区分変更教育特殊施設「東京都健康長寿医療センター」から教育病院への区分変更の申請があり教育病院の施設基準を全て満たしているため審議の結果「東京都健康長寿医療センター」を教育病院へ区分変更を承認した
5平成 22 年度資格認定試験について平成 22 年度は第 26回認定内科医資格認定試験と第 38回認定内
科専門医資格認定試験がそれぞれ実施された平成 23年度は第 27回認定内科医試験と第 39回総合内科専門医試験が実施される予定である詳細については 2840 頁~2841 頁の通りである6海外の専門医資格保持者からの認定内科医申請について資料に基づき審査され新規に次記 7名の認定内科医付与が承
認された荒木貴子北薗英隆鈴木健樹田邉智子千原晋吾三村佳
弘横川直人7平成 22 年度セルフトレーニング問題について(1)採点結果
応募者6413 名解答提出者5451名平均正解率74960以上(5単位取得者)5066 名(929)
[参 考]平成 21 年度応募者6196 名解答提出者5372名平均正解率84260以上(5単位取得者)5217 名(971)
平成 20 年度応募者6505 名解答提出者5575名平均正解率79760以上(5単位取得者)5386 名(966)
(2)平成 23 年度スケジュール平成 23年 5月~8月日内会誌およびホームページに掲載募集期間[6月より問題集解答用紙の送付]9月末日解答用紙の提出締切12 月採点結果解答と解説の送付
(3)問題の作成平成 23 年度も前年同様専門医部会で新たに問題を作成するなお内容は内科の基礎的な問題を中心に内科各領域から計 50 題出題する
(4)募集方法問題請求時に採点料 2000 円を納付した者にのみ問題を送付することとする
(5)WEB版の導入平成 22年度にセルフトレーニング問題のWeb版を試験導入した(問題作成者にモニター参加)この試験導入を踏まえて平成 23年度にはWeb版を本格導入する予定であるWeb版は従来方式と同じ問題を出題するが会員のPersonalWebから参加できる形態となっている
8認定更新について(1)認定更新対象者のその後の更新状況(平成 23 年 2 月 28 日
現在)①平成 20 年 3 月 31 日付更新認定更新対象者4074 名更新手続者3969 名(974)辞退者1名延長者75名取消者29 名
②平成 21 年 3 月 31 日付更新
更新対象者12318 名更新手続者11779 名(956)辞退者56 名延長者93 名取消者390 名
③平成 22 年 3 月 31 日付更新更新対象者9514 名更新手続者9190 名(966)辞退者19 名延長者109 名取消者196 名
④平成 23 年 3 月 31 日付更新更新対象者15615 名更新手続者13818 名(885)辞退者21 名延長者74 名未手続者1797 名
⑤平成 24 年 3 月 31 日付更新認定更新対象者15032 名
(2)平成 23 年度更新スケジュール認定更新対象者は認定期間が平成24年3月31日までの15032名である
[スケジュール]平成 23 年 7 月~8月日内会誌およびホームページに認定更新
の手続き掲載7月~8月認定更新研修単位取得状況通知書(2回目)と自己
申告申請書を発送8月~平成 24 年 3 月自己申告書の受付整理と単位の電算機
入力11 月~12 月認定更新申請書発送12 月~平成 24 年 3 月末日認定更新申請書受付平成 24 年 4 月 1 日認定更新日(3)日本医師会生涯教育講座の指定と広報について
従来通り日本医師会から申請された企画を審査し認めた企画については日内会誌とホームページに掲載して会員に広報している
9第 43 回教育病院連絡会議について日 時平成 22 年 7 月 31 日(土)場 所東京国際フォーラム B7第一部教育病院連絡会議 13時~14時15分 参加人数299名1)平成 21 年度から平成 22年 7月までの認定医制度審議会に関する報告
2)平成 21 年度の教育病院大学病院年報に関する報告3)救急委員会およびJMECC(内科救急ICLS講習会)に関する報告
4)質疑応答第二部特別シンポジウム 14時30分~17時 参加人数220名「新臨床研修制度の改善―教育病院からの提言」座 長認定医制度審議会 会長 栗山 勝(脳神経センター
大田記念病院院長福井大学名誉教授)認定医制度審議会 副会長 渡辺 毅(福島県立医科大学教授)
講 師1)大学から嘉山 孝正(独立行政法人国立がん研究センター理事長前山形大学医学部長)「スチューデントドクター制と新卒後臨床研修制度」北村 聖(東京大学教授)「東京大学病院の臨牀研修への取り組み」
2)病院から小松本 悟(足利赤十字病院院長)「足利赤十字病院における新臨床研修医確保について」
3)厚生労働省から田原 克志(臨床研修推進室室長)「臨床研修制度の動向について」
4)卒後臨床研修評価機構から岩崎 榮(NPO法人 卒後臨床研修評価機構専務理事)
議事録
2839 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
「評価なくして改善なし~臨床研修病院プログラムの評価結果から~」
5)日本内科学会教育施設「新臨床研修制度に関するアンケート」結果について栗山 勝(認定医制度審議会会長)
シンポジウムは各演者の講演後総合討論を行なったシンポジウムの内容は日内会誌 99 巻 11 号に掲載し別刷りを各教育施設へ配布した
次年度もシンポジウムを企画する予定である10救急委員会報告救急委員会ではJMECC(内科救急ICLS講習会)の教材(テキ
ストとDVD)を完成させ全国で実施したJMECC(計 15 回)において使用したこの教材導入によりJMECCのプログラムが確定することとなった詳細については 2841頁~2843頁の通りである11認定内科医総合内科専門医のカリキュラム見直し平成 20 年度から審議会専門委員を中心に各分野別にカリキュラムの見直し作業を行なっており委員による全ての行程が終了し今年度の前半に完成予定である
各分野は『総合内科』『消化器』『循環器』『内分泌代謝』『腎臓』『呼吸器』『血液』『神経』『アレルギー膠原病』『感染症』『救急』となっている専門医部会作成の「医療倫理のポイント」「患者安全カリキュラム」を別添として掲載する予定である
12総合内科専門医の在り方WGについて総合内科専門医の受験資格緩和措置以後受験者数が減少して
いたが各施設への調査に基づきその原因分析を行ない主に制度面(受験資格等)から集中的な検討をこれまで 3回行なってきた【主な検討事項】認定内科医と総合内科専門医の在り方rArr認定内科医はsubspecialty学会へ進むための内科医としてのMinimum Requirementを満たす証明であり総合内科専門医は内科医として高レベルな横断的能力とコンサルテーション能力とを持ち合わせた存在と位置付けているため明らかに異なる資格として両資格の意義二階建制の意義がある
専門医と総合医の在り方rArr「総合医」構想は行政サイドからも検討が行なわれプライマリケア関連の学会でも検討が行われている本会の総合内科専門医あるいは認定内科医が「総合医」の在り方においてどのような関係性を持ってくるのかという問題が提起されてくると思われる本会の両資格の在り方を明確にし関係団体の動向に注視していく
総合内科専門医の受験資格難化に伴う受験者の減少rArr1)まず病歴要約の提出年限の事項は撤廃する但し認
定内科医試験に使用した症例は使用できない2)総合内科専門医の受験資格は研修施設での研修のみを想定している特にかなりのキャリアを有しながらも受験できない開業医や地方の医師に対する開かれた受験資格の検討をするそのため【外来担当症例のサマリ提出】と【剖検症例の代替研修】について本格的に検討を行なう
3)またこれからは増加が見込まれる【地域枠出身者】の受験資格の措置についての検討を行なう必要がある
13病歴要約の在り方について病歴要約の査読委員から病歴要約の査読の方式と体制について
いくつかの意見が寄せられてきたこれを踏まえて以下の事項が確認された
査読方式として第一次査読と第二次査読者による査読者全員による不合格判定の場合のみ病歴要約不合格とする(査読評価の一面性を避け多面的な評価による合否判断を尊重する)
病歴要約の査読は単なる「合否」という判定だけではなく受験者への「教育的フィードバック」が重要であると考える
査読委員の様々な考え方を把握し評価体制の強化を図るため病歴要約WGを発足する
14その他(1)「臨床試験を適正に行える医師養成のための協議会」につい
て上記団体から「臨床試験を適正に行える医師の教育に関するアンケート調査」の依頼があり今後活動に参加し教育内容をカリキュラムに組み入れることが報告された
(2)生涯教育システム(CME)について生涯教育委員会で取り組んでいるCMEの現状について渡辺副会長から報告された
eラーニングの導入は認定医制度審議会で受け入れられこのCMEも単位企画としての諸条件が整う段階になれば単位企画として取り扱うことが承認された
(3)各担当委員について平成 22 年度および平成 23 年度の資格認定試験の作成委員と研修記録評価委員セルフトレーニング問題の作成者委員研修カリキュラム作成委員は 2843頁~2845頁の通りである
平成 22 年度資格認定試験1第 26 回認定内科医資格認定試験【概 要】1日時平成 22 年 7 月 18 日(日曜)場所東京会場TOCビル(13 試験室)
神戸会場神戸国際展示場(1試験室)2実施時間第一時限110 分(9時~10 時 50 分)
第二時限110 分(11 時 20 分~13 時 10 分)第三時限110 分(14 時 10 分~16 時)
3受験者数3263 名(出願者3299 名)欠席者 36 名
4出題問題数300 題【合否判定会議】平成 22 年 8 月 27 日(金)5「正解率」総合平均正解率 666 必修=679 一般=
643 臨床=692「分野別」消化管=745肝臓=874胆囊膵臓=595
循環器=612内分泌=661代謝=728腎臓=617呼吸器=656血液=716神経=616アレルギー=550膠原病=577感染症=729総合内科=730
6合格者2892 名(合格率 886)7病歴要約不合格者11 名
2第 38 回総合内科専門医資格認定試験【概 要】1日 時平成 22 年 9 月 19 日(日曜)場 所TOCビル(東京五反田 1試験室)
2実施時間第一時限120 分(9時~11 時)第二時限120 分(11 時 30 分~13 時 30 分)第三時限100 分(14 時 30 分~16 時 10 分)
3受験者数360 名(出願者367 名)欠席者7名
4出題問題数250 題
議事録
2840 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
認定内科医
回数 試験施行日 受験者数 合格者数 合格率
()
17 平成 13 年 7 月 15 日 2194 2023 92218 平成 14 年 7 月 14 日 2176 1972 90619 平成 15 年 7 月 13 日 2779 2506 90220 平成 16 年 7 月 11 日 2866 2622 91521 平成 17 年 7 月 10 日 2745 2554 93022 平成 18 年 7 月 16 日 3543 3235 91323 平成 19 年 7 月 15 日 3493 3285 94024 平成 20 年 7 月 20 日 3367 3137 93225 平成 21 年 7 月 19 日 3218 2887 89726 平成 22 年 7 月 18 日 3263 2892 886
総合内科専門医
回数 試験施行日 受験者数 合格者数 合格率
()
29 平成 13 年 9 月 30 日 788 640 81230 平成 14 年 9 月 29 日 561 436 77731 平成 15 年 9 月 28 日 666 494 74132 平成 16 年 9 月 26 日 616 467 75833 平成 17 年 9 月 4 日 2955 2394 81034 平成 18 年 9 月 3 日 4246 3144 74035 平成 19 年 9 月 17 日 236 160 67836 平成 20 年 9 月 23 日 272 218 80137 平成 21 年 9 月 23 日 317 232 73238 平成 22 年 9 月 19 日 360 281 781
【合否判定会議】平成 22 年 11 月 30 日(火)5「正解率」総合平均正解率 658 必修=798 一般=
605 up to date=529 臨床=675「分野別」消化管=593肝臓=713胆囊膵臓=687
循環器=700内分泌=608代謝=754腎臓=638呼吸器=657血液=610神経=572アレルギー=695膠原病=732感染症=648総合内科=696
6合格者 281 名(合格率 781)7病歴要約不合格者4名
3過去 10 年間の資格認定試験の合格者合格率の推移
4平成 23 年度資格認定試験1第 27 回認定内科医資格認定試験日 時平成 23 年 7 月 3 日(日)場 所パシフィコ横浜 展示ホール本年より試験会場をパシフィコ横浜の一会場に変更
2第 39 回総合内科専門医資格認定試験日 時平成 23 年 9 月 18 日(日)場 所TOCビル(東京五反田)本年より病歴要約の提出年限事項が廃止となったrArr認定内科医取得以前の症例も病歴要約の提出症例として使用可能但し認定内科医試験のときに使用したものは使用不可とする
平成 22 年度救急委員会報告平成 22 年度は下記会議が開催された
第 5回平成 22 年 8 月 5 日(木)16 時 於日内会館第 6回平成 23 年 2 月 28 日(月)16 時 於日内会館
【委員構成】委員長代田浩之委 員池田修一 渡辺 毅 宮崎俊一 朔啓二郎
石橋大海 鈴木則宏 太田祥一 鈴木 昌幹 事山田京志平成 22 年度は内科救急ICLS講習会(以下JMECC)が各
地域への普及段階に入り1)今後の定期的な開催と速やかな指導者養成を実現するための運営内規の整備2)改定を要する教材マニュアルへの対応3)指導者養成および事業周知のための講習会をそれぞれ行なった1JMECCの運営について(1)「JMECC運営ワーキンググループ」の組織
各地域のJMECC開催責任者(コースディレクター)を中心に隔月でワーキンググループを開催し今後のJMECC運営について検討を重ねた
(2)Webコンテンツの開設総合内科専門医のみを対象とした指導者養成の観点のコース運営からより多くの会員に受講を促すことに移行するため日本内科学会ホームページ内にJMECCのWebコンテンツを設置した過去の開催実績や使用教材の紹介受講者の募集ページ等を設け開設以後は受講希望者が増加している
【掲載コンテンツ】JMECCとは―JMECC設立趣旨開催予定参加申し込みJMECC開催履歴JMECCの内容参加資格―内容参加資格―プログラム例―参加者の声
JMECC使用教材―内科救急マニュアル―内科救急DVD
(3)「JMECC運営内規」の作成コース開催及び指導者資格要件を司る「JMECC運営内規」が作成され次期の主たる項目を以て広くコース開催と指導者認定を行う
【JMECCプログラム】①JMECCディレクター資格保持者がディレクターとして講習会を開催しその実務を統括する
②ディレクターはJMECCインストラクター有資格者の中からサブディレクターを指名することができる
③ディレクターはインストラクターとアシスタントインストラクターとを指名する
④ブースの受講者数は 5名を基本とし最大 6名とする⑤ブース長はJMECCインストラクター資格保持者とする⑥JMECCインストラクター 1名に対して受講者は最大6名まで担当できる
⑦ディレクターは日本救急医学会ICLS講習会の開催承認を得たうえで運営WGに対して所定のフォームを使用して 3か月前までに開催申請を行う
⑧運営WGは申請受理後 1か月以内に審査を行い開催承認可否をディレクターに通知する
⑨ディレクターは講習会終了後所定の終了報告を日本救急医学会ICLSと日本内科学会に対して2週間以内に所定の終了報告を行う
⑩講習会受講料およびインストラクター謝金はディレクターが決定するなお日本内科学会は講習会開催申請や登
議事録
2841 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
録等についての費用を徴取しない⑪講習会に何らかの問題が生じた場合はディレクターが初期の問題解決にあたり講習会終了後に速やかに運営WGに報告を行う
【JMECCディレクター】本講習会の開催責任者をJMECCディレクターと呼ぶディレクターは講習会の企画開催と適切な運営を行うJMECCディレクターの資格は下記Step 1~3の審査を経て運営WGによる推薦により救急委員会が認定する
Step 1 資格実績ICLSディレクター資格JMECCインストラクター資格を有しJMECCブース長の実績が 1回以上ある事
Step 2 下記書類を事務局に提出1JMECCについての理解今後の運営普及に関する考え抱負を 400 字程度でまとめた文書(書式は問わない)
2誓約書(救急委員会指定書式)3JMECCで使用するシナリオ 1例を作成4プリテストおよび筆記試験用問題(解説を含む)を計 2題作成
Step 3 運営WGでの審査上記書類過去のJMECCにおける指導履歴と受講者による逆評価を勘案して推薦の可否を決定するなお審査の過程においてWGで抱負やJMECCに関する意見などの発表をお願いする事がある
認定後運営WGが適任でないと判断した際には救急委員会がその資格を取り消す【インストラクター】本講習会における指導者をインストラクターと呼ぶインストラクターはディレクターの指示のもと受講者に適切な指導を行い運営を補助するインストラクターは以下に分類する
①ICLSインストラクターJMECCではICLSに関する指導(内科的要素を含まない心停止への対応)を担当する日本救急医学会認定ICLSインストラクター資格を必要とする
②JMECCインストラクターJMECCにおけるすべての指導内容を指導できるブース長はJMECCインストラクターが務めなければならないJMECCインストラクターは日本内科学会総合内科専門医(当面は認定内科医でも可)とICLSインストラクターの資格を有し2回以上のJMECC指導経験(アシスタントインストラクターを含む)を有する場合運営WGへの申告と審査によって運営WGが推薦し救急委員会が認定するJMECCインストラクター資格を得る為にはJMECCワークショップの参加を原則とするなお当面は本要件を適用しない
③JMECCアシスタントインストラクターディレクターと各種インストラクターの指導と監督のもとJMECCにおける指導を経験できるJMECCアシスタントインストラクターはJMECC受講経験者でJMECCディレクターの指名によるICLSにおけるアシスタントインストラクターを兼ねることができる
認定後運営WGが適任でないと判断した際には救急委員会がその資格を取り消す
2教材マニュアルの改定(1)「マニュアル改定ワーキンググループ」の組織
平成 22 年 4月からJMECC参加者向けに配布を開始した『内科救急マニュアル』は救急蘇生に関するガイドライン「JRC
(日本版)ガイドライン 2010」の公表に伴いこれに対応したマニュアルの改定とその他訂正を目的としたワーキンググループを当初執筆者を中心に組織し編集作業を行なった
(2)『内科救急診療指針』の出版と販売改定後の『内科救急マニュアル』は『内科救急診療指針』とタイトルを変更し第 108回総会講演会から価格 5000円で販売を開始することになった現行の『内科救急マニュアル』はJMECCに協力している救急救命士看護師からも好評を得ており将来的に『内科救急診療指針』は学会外での販売も計画されている
(3)映像教材のガイドライン 2010 対応マニュアル同様昨年 4月より正式使用を始めた映像教材(DVD)についても新ガイドラインへ対応するため一部映像の差し替えナレーションの録り直し等の作業を行う改定された映像は第 108 回総会講演会のJMECCから使用する
3講習会実施報告および今後の開催予定(1)実施報告本会主催の講演会や地方会との併催で行なってきたが2回目以降の開催となる支部では地方会日程に依らない開催も行なっている
従来は原則総合内科専門医を対象としたがホームページ開設を機に全会員に対象を拡大した
JMECC(内科救急ICLS講習会)第 4回JMECC(内科救急ICLS講習会)日 時4月 9日(金)8時 50 分~17 時 50 分場 所東京国際フォーラム参加者24 名ディレクター東京医科大学 太田祥一
第 5回JMECC(内科救急ICLS講習会)日 時4月 10 日(土)8時 50 分~17 時 50 分場 所東京国際フォーラム参加者33 名ディレクター東京医科大学 太田祥一
第 6回JMECC(内科救急ICLS講習会)日 時4月 11 日(日)8時 50 分~17 時 50 分場 所東京国際フォーラム参加者32 名ディレクター東京医科大学 太田祥一
第 7回JMECC(内科救急ICLS講習会)日 時5月 29 日(土)8時 50 分~17 時 15 分場 所アスティとくしま(徳島市)参加者9名ディレクター慶應義塾大学 鈴木 昌
第 8回JMECC(内科救急ICLS講習会)日 時6月 5日(土)8時 50 分~17 時 15 分場 所朱鷺メッセ(新潟市)参加者14 名ディレクター藤沢市民病院 阿南英明
第 9回JMECC(内科救急ICLS講習会)日 時6月 19 日(土)8時 50 分~17 時 15 分場 所仙台国際センター参加者9名ディレクター慶應義塾大学 鈴木 昌
第 10 回JMECC(内科救急ICLS講習会)日 時7月 11 日(日)8時 50 分~17 時 40 分場 所日本都市センター(東京都)
議事録
2842 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
参加者21 名ディレクター順天堂大学 山田京志
第 11 回JMECC(内科救急ICLS講習会)日 時9月 25 日(土)8時 50 分~17 時 40 分場 所順天堂大学参加者9名ディレクター順天堂大学 山田京志
第 12 回JMECC(内科救急ICLS講習会)日 時10 月 3 日(日)8時 50 分~17 時 40 分場 所富山市民プラザ参加者20 名ディレクター慶應義塾大学 鈴木 昌
第 13 回JMECC(内科救急ICLS講習会)日 時11 月 13 日(土)8時 50 分~17 時 30 分場 所信州大学医学部附属病院参加者8名ディレクター順天堂大学 山田京志
第 14 回JMECC(内科救急ICLS講習会)日 時11 月 28 日(日)8時 50 分~17 時 30 分場 所神戸国際会議場参加者18 名ディレクター順天堂大学 山田京志
第 15 回JMECC(内科救急ICLS講習会)日 時12 月 11 日(土)8時 50 分~17 時 30 分場 所日本都市センター(東京都)参加者23 名ディレクター藤沢市民病院 阿南英明
第 16 回JMECC(内科救急ICLS講習会)日 時1月 15 日(土)8時 50 分~17 時 30 分場 所岡山シティホテル厚生町参加者20 名ディレクター藤沢市民病院 西川正憲
第 17 回JMECC(内科救急ICLS講習会)日 時1月 30 日(日)8時 50 分~17 時 30 分場 所福岡大学病院参加者20 名ディレクター福岡大学 松尾邦浩
第 18 回JMECC(内科救急ICLS講習会)日 時2月 20 日(日)8時 50 分~17 時 30 分場 所ハービスPLAZA(大阪市)参加者20 名ディレクター姫路循環器病センター 谷口泰代
JMECC指導者養成ワークショップ第 2回JMECC指導者養成ワークショップ日 時12 月 12 日(日)9時~16 時場 所日本都市センター(東京都)参加者38 名ディレクター順天堂大学 山田京志
(2)今後の開催予定第 19 回JMECC(内科救急ICLS講習会)日 時3月 5日(土)8時 50 分~17 時 30 分場 所藤沢市民病院ディレクター藤沢市民病院 阿南英明
第 20 回JMECC(内科救急ICLS講習会)rarr中止日 時4月 15 日(金)8時 50 分~17 時 30 分場 所東京国際フォーラムディレクター藤沢市民病院 西川正憲
第 21 回JMECC(内科救急ICLS講習会)rarr中止
日 時4月 16 日(土)8時 50 分~17 時 30 分場 所東京国際フォーラムディレクター慶應義塾大学 鈴木 昌
第 22 回JMECC(内科救急ICLS講習会)rarr中止日 時4月 17 日(日)8時 50 分~17 時 30 分場 所東京国際フォーラムディレクター順天堂大学 山田京志
第 23 回JMECC(内科救急ICLS講習会)日 時5月 8日(日)8時 50 分~17 時 30 分場 所近森病院(高知市)ディレクター藤沢市民病院 阿南英明
第 24 回JMECC(内科救急ICLS講習会)日 時5月 29 日(日)8時 50 分~17 時 30 分場 所北海道大学ディレクター藤沢市民病院 西川正憲
第 25 回JMECC(内科救急ICLS講習会)日 時6月 11 日(土)8時 50 分~17 時 30 分場 所名古屋国際会議場ディレクター順天堂大学 山田京志
第 26 回JMECC(内科救急ICLS講習会)rarr中止日 時6月 18 日(土)8時 50 分~17 時 30 分場 所仙台国際センターディレクター日本海総合病院 小山雄太
東日本大震災の影響により第 20 回~22 回26 回は中止となった
4今後の展開第 108 回総会講演会でのJMECCが終了した後「JMEC運営内規」にある要件を一部緩和した内容でJMECCディレクターJMECCインストラクターの初回認定を行う現在約 60 名の初回認定候補者がいる
現在JMECCの内科救急部分を学習するために使用しているシナリオ教材はパソコン上での操作インターフェースを含め委員の手製となっているがより優れた教育を実践するため専門業者と協力して新たなシナリオ教材を制作する現行版はJMECC普及用に無償配布とし新規制作版はより高度なシナリオを求める指導者に向けて販売を行なっていきたい
本年 6月の名古屋開催を以て全国各支部での開催が一巡するため今後は東京での参加需要に応えるため月 1回程度のコンスタントな開催を行いたい
平成 22 年度第 26 回認定内科医
第 38 回総合内科専門医資格認定試験
試験問題作成世話人消化器=樋口和秀 山本和秀 峯 徹哉循環器=近森大志郎 代田浩之内分泌代謝=竹内靖博 後藤田貴也腎 臓=草野英二 林 松彦呼吸器=吉村明修 桑野和善血 液=松村 到 木崎昌弘神 経=荒木信夫 高木 誠アレルギー膠原病=檜澤伸之 岩本雅弘感染症=渡辺 彰 大石和徳総合内科=中元秀友 森田浩之
問題作成者消化管=石原俊治 井上 泉 仲瀬裕志 金井文彦 藤岡真一
議事録
2843 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
守本洋一 入澤篤志 木原康之 廣岡芳樹循環器=石綿清雄 尾辻 豊 加藤洋一 住吉正孝 高田 淳
竹石恭知 土橋和文 三浦俊郎 吉野秀朗内分泌代謝=磯崎 収 井上大輔 柴田洋孝 竹下 章
大須賀淳一 西尾善彦 森 保道腎 臓=重松 隆 成田一衛 長谷川元 平和伸仁 武藤重明
安田 隆 和田隆志呼吸器=小倉高志 久保裕司 近藤光子 瀬戸口靖弘
滝口裕一 宮下修行 宮本顕二血 液=朝倉英策 新井文子 薄井紀子 川口辰哉 豊嶋崇徳
廣川 誠 安川正貴神 経=足立智英 伊東秀文 伊藤義彰 川井 充 北川一夫
國本雅也 高橋慎一アレルギー膠原病=鈴木直仁 谷本 安 放生雅章
上村 健 熊野浩太郎 小池竜司田村直人
感染症=飯沼由嗣 石田 直 大類 孝 竹村 弘 朝野和典藤田昌樹 細川直登
総合内科=生坂政臣 磯村幸範 岡田浩一 竹村洋典中島貞男 永島寿彦 丸山貴子 竜崎崇和
病歴要約評価委員相澤信行 青柳昭彦 赤津拓彦 赤真秀人 秋山久尚阿久津二夫 浅野嘉延 東 理 足立哲也 天野利男網島 優 雨森正洋 新井幸宏 荒金尚子 飯田正人井口清太郎 稲瀬直彦 井阪直樹 石川博一 石丸裕康石川義弘 石澤 晋 石田 卓 石丸文彦 石村栄治井田雅祥 伊藤 彰 伊藤 聡 伊藤 哲 伊藤澄信伊東千絵 伊藤俊之 伊藤信康 伊藤博之 伊藤孝仁伊藤愼芳 伊奈研次 井上昌彦 猪子森明 今井康晴今川彰久 今村 浩 岩崎泰正 岩瀬三紀 岩田 敦岩本和也 植木幸孝 上田哲郎 植田秀樹 上野義之浮村 聡 牛越博昭 宇都宮俊徳 宇藤 浩 宇野久光乳原善文 浦野哲哉 江川雅巳 海老規之 海老名俊明江村 正 江本 因 大沢 弘 大滝純司 大手信之大西一男 大西弘高 大野恭太 大橋一輝 大生定義岡田和悟 岡野明浩 岡本 完 岡元るみ子 小川吉明小川 理 小倉 誠 尾崎治夫 小澤秀樹 小野寺知哉小山雄太 梶川 隆 樫山鉄矢 片桐秀樹 加藤哲夫加藤哲朗 門上俊明 川上忠孝 上硲俊法 亀井徹正川上正人 川田純也 河田哲也 川田浩志 川野充弘河野正樹 菅野義彦 北 祥男 北川昌之 木下 修国香尚也 久保惠嗣 熊谷浩一郎 栗田啓司 栗原敏修黒川峰夫 黒木 淳 黒坂大太郎 黒田 篤 黒田 豊桑名正隆 小出隆司 小出優史 小糸仁史 郷間 巖小島 淳 小松一俊 古和久典 今田恒夫 阪井康仁酒井 洋 酒井良彦 坂根貞樹 坂 英雄 坂本信雄坂本直哉 﨑村恭也 朔啓二郎 櫻井幸弘 佐々木徹佐藤武夫 佐藤 公 斎藤隆晴 佐藤哲夫 佐藤秀隆佐藤浩昭 佐藤浩樹 佐藤 洋 佐野文明 篠田恵一下田和哉 霜山龍志 白石 眞 白木克哉 白杉由香理白田明子 白山武司 新保卓郎 菅原 斉 杉浦 勇杉原 尚 鈴木憲史 鈴木貴博 鈴木隆弘 鈴木恒雄鈴木洋通 鈴木道明 鈴木 裕 須田民男 須藤 博須永眞司 諏訪道博 瀨尾宏美 関 茂樹 関根信夫曽根博仁 高田清式 高橋和久 高橋信一 高橋俊明高橋裕一 高見昭良 瀧川奈義夫 武田英紀 田城孝雄橘 英忠 龍野一郎 田中純太 谷口 誠 谷口泰代玉井佳子 田村功一 田村太志 千葉 大 千葉俊美
中鉢明彦 鄭 東孝 塚田弘樹 土田哲人 出口寛文寺川宏樹 寺田典生 道免和文 富井啓介 冨塚 浩友利浩司 豊嶋敏弘 内藤裕二 中井真通 中川義久長坂昌一郎 中澤 靖 長嶋孝夫 中島 均 中島正光中積泰人 中西徳彦 長場 泰 中村岩男 中村権一中村浩士 中村俊博 中山秀章 永山正雄 鍋島紀滋成田有吾 南学正臣 二川原健 西川正憲 西川光重西 耕一 西 慎一 二宮治彦 沼尾 宏 沼部敦司祢津光廣 野津和巳 野津 司 野村眞智子 萩原政夫橋本重厚 橋本隆男 蓮沼 剛 長谷川仁志 羽田俊彦花房俊昭 林 達之 早野恵子 原 健二 原 元彦張替秀郎 板東 浩 樋口敬和 檜田 悟 日出山拓人日野理彦 檜山桂子 肥山淳一郎 兵頭英出夫 平賀正文平野 豊 廣井直樹 廣瀬立夫 広瀬保夫 深堀耕平福沢嘉孝 福土 審 福本真也 房崎哲也 藤井 隆藤井 毅 藤田一彦 藤平隆司 藤田善幸 古川勝久古谷陽一 保住 功 堀田総一 堀内正浩 前田賢司前田光一 前田正彦 前野哲博 松井祥子 松尾剛志松木薗和也 松永 彰 松原光伸 真野俊樹 丸井伸行丸山宗治 丸山文夫 水島孝明 三角和雄 溝岡雅文美田誠二 宮崎俊一 宮崎 仁 宮崎睦雄 宮崎泰成宮田昌之 宮田靖志 宮本昌一 村上 純 村島直哉村山 徹 村山正憲 望月隆弘 本村小百合 守内郁夫森田博之 森 政樹 森本一平 森本 剛 守屋利佳諸井雅男 栁生久永 矢崎俊二 矢崎善一 安田 元矢冨 裕 柳沢克之 山本和利 矢作友保 矢部正浩山内高弘 山縣邦弘 山門 実 山口 宏 山崎雅英山城清二 山田 治 山田 悟 山谷睦雄 山田 浩山田正信 山中 修 山根清美 山本晃士 山本慎一山元隆文 山本典子 山本秀也 山脇正永 湯地晃一郎吉田篤博 吉田邦広 吉田耕一郎 吉富 淳 吉仲弘充和田 淳 和田典男 和田誠基
平成 23 年度第 27 回認定内科医
第 39 回総合内科専門医資格認定試験
試験問題作成世話人消化器=樋口和秀 山本和秀 入澤篤志循環器=代田浩之 安武正弘内分泌代謝=岡崎 亮 後藤田貴也腎 臓=林 松彦 重松 隆呼吸器=桑野和善 滝口裕一血 液=木崎昌弘 宮崎泰司神 経=高木 誠 野川 茂アレルギー膠原病=檜澤伸之 岩本雅弘感染症=大石和徳 山谷睦雄総合内科=岡崎仁昭 生坂政臣
平成 22 年度 セルフトレーニング問題作成委員世話人岡崎仁昭消化器谷口 誠 荒瀬康司 今井康晴循環器伊藤 哲 平野 豊 小澤秀樹内分泌三橋知明 柴田洋孝代 謝曽根博仁 能登 洋腎 臓沼部敦司 南学正臣 平和伸仁呼吸器後藤秀人 鈴木道明 宮沢直幹血 液須永眞司 小川吉明 森 政樹神 経鈴木重明 川上忠孝 井田雅祥
議事録
2844 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
アレルギー膠原病西川正憲 岡本 完 木村洋貴感染症宮下修行 宮良高維 吉田耕一郎内科一般大生定義 徳田安春救 急藤島清太郎漢 方渡辺賢治
平成 23 年度 セルフトレーニング問題作成委員世話人岡崎仁昭 西川正憲消化器藤田善幸 福沢嘉孝 上野 誠循環器伊藤 哲 高田 淳 小澤秀樹内分泌三橋知明 柴田洋孝代 謝山守育雄 岩崎直子腎 臓石村栄治 今田恒夫 平和伸仁呼吸器後藤秀人 鈴木道明 宮沢直幹血 液和田秀穂 丸山文夫 沖 将行神 経星野晴彦 水野敏樹 吉田邦広アレルギー粒来崇博膠原病松田正之 長嶋孝夫感染症宮下修行 中島正光 新海正晴内科一般大生定義 徳田安春漢 方渡辺賢治救 急鈴木 昌
認定内科医総合内科専門医研修カリキュラム作成委員総合内科生坂政臣 太田光泰 大生定義 徳田安春
山城清二消化器石橋大海 中村哲也 福澤嘉孝 三浦総一郎
元雄良治循環器代田浩之 伊藤誠悟 住吉正孝 高尾信廣
吉野秀朗内分泌吉岡成人 木島弘道 清水 力 永井 聡
和田典男代 謝吉岡成人 近藤琢磨 増田 創 三好秀明
柳澤克之腎 臓今井裕一 小原まみ子 菅野義彦 藤垣嘉秀
安田 隆呼吸器吉沢弘久 田中純太 茂呂 寛血 液米倉修司 沖 将行 白杉由香理 瀧本 円神 経鈴木則宏 荒木信夫 伊藤義彰 國本雅也
吉井文均アレルギー膠原病岡崎仁昭 木村洋貴 高林克日己
長嶋孝夫 西川正憲感染症二木芳人 川名明彦 古川恵一 宮下修行救急中毒射場敏明 相原恒一郎 長尾 建漢 方渡辺賢治は各分野世話人
専門医部会関係報告
平成 22 年度に開催された会議は次記のとおりである第 10 回専門医部会 平成 22 年 8 月 3 日(火)17 時 日内会館会議室
第 11 回専門医部会 平成 22 年 11 月 25 日(木)16 時 日内会館会議室なお平成 22 年度の専門医部会役員幹事は次記のとおりである
担当理事花房俊昭 横山彰仁部会会長宮崎俊一部会副会長梶波康二担当幹事(編 集)朔啓二郎 生坂政臣
(教 育)岡崎仁昭 鈴木道明
近森大志郎(救 急)代田浩之(対外交流)今川彰久(企画出版)大生定義 下瀬川徹(総 務)小原まみ子
支部部会会長織田一昭(北海道)大沢 弘(東 北)米倉修司(関 東)井口清太郎(信 越)石塚達夫(東 海)梶波康二(北 陸)小糸仁史(近 畿)中島正光(中 国)板東 浩(四 国)松永 彰(九 州)
1平成 22年度事業報告の件教育担当グループ岡崎仁昭1日本内科学会で推進中の次世代教育支援システムにおけるコンテンツの作成昨年同様年間 10 例程度のldquoいわゆる臨床問題rdquoの作成を行なうことが確認された
2セルフトレーニング問題の作成(世話人岡崎仁昭)出題数50 題 問題を作成した(参加者6413 名)
編集担当グループ朔啓二郎①内科医に必要な救急医療②臨床クイズ③一目瞭然目で見る症例 ④シリーズ総合内科専門医の育成のためにIII⑤シリーズ指導医のためにプロフェッショナリズム⑥検査法の理解と活用⑦各支部教育セミナーのまとめ⑧シリーズ世界の医療世界の医療は今⑨内科医のための災害医療活動以上総合内科専門医の立場から内科各分野横断的かつ啓発的な内容で執筆している
企画担当グループ大生定義1「コモンディジーズブックレット日常外来での鑑別と患者への説明のために」(世話人前田賢司)一般開業医の方が診療の傍ら手元に置いてすぐに見開くことができるそのような取り扱い方を念頭に修正原稿を各項目執筆者から収集した内容の統一性を持たせるためコアメンバーによる集中的な査読を夏に行ない著者校正を経て編集委員会での査読を行ない春~夏の発行を目指している
2「女性医師に関するワーキンググループ」(世話人村島温子)4月の総会講演会において展示ホールにブースを設けワークショップを開催した
プロフェッショナリズムWGの活動について大生定義2月 7日(日)7月 4日(日)10 月 3 日(日)の 3回に亘って医療安全班の会議を行なったそのほかの討議はメールを中心に行なっている
このWGの班会議で「医療倫理のポイント」「患者安全カリキュラム」がそれぞれ専門医部会で確認のもとに完成し認定医制度審議会で作成中の「研修カリキュラム」の別添として採用されることとなっているなお最終版は認定医制度審議会にて内容確認を行なう
災害医療支援WGについて井口清太郎本年は 1月 23 日(土)3月 13 日(土)4月 10 日(土)6月 19 日(土)に会議を実施し日内会誌に連続掲載の「サバイバルカード」「アクションカード」の内容について検討した掲載内容が全て確定したところで第 1期の活動は終了した第 2期の活動の在り方について今後検討していく
「サバイバルカード」と「アクションカード」は第 99 巻 6 号より 12 号にかけて掲載中である
4月の総会講演会において展示ホールにブースを設けワークショップを開催した
救急事業への取り組み 代田浩之
議事録
2845 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
JMECC(内科救急ICLS講習会)は4月の総会講演会をもって講習会のプログラムと教材(マニュアル及びDVD)の開発が完了した
内科医の救急医療への取り組みは総合内科専門医として重要な意義があるためJMECCのインストラクター養成には前年に引き続き積極的に取り組んできている
【直近の講習会】4月9日(金)~11日(日)第4回~第6回JMECC(東京国際フォーラム)5月 27 日(土)第 7回JMECC(アスティ徳島)6月 5日(土)第 8回JMECC(新潟 朱鷺メッセ)6月 19 日(土)第 9回JMECC(仙台国際センター)7月 11 日(日)第 10 回JMECC(日本都市センター)9月 25 日(土)第 11 回JMECC(順天堂大学)10 月 3 日(日)第 12 回JMECC(富山市民プラザ)11 月 13 日(土)第 13 回JMECC(信州大学)11 月 28 日(日)第 14 回JMECC(神戸国際会議場)12 月 11 日(土)~12 日(日)第 15 回JMECCおよび内科救急ワークショップ1月 15 日(土)第 16 回JMECC(岡山シティホテル厚生町)1月 30 日(日)第 17 回JMECC(福岡大学)2平成 22年度支部および県単位の活動報告の件本会地方会開催時に教育セミナー県単位でも下記の通り開催
している専門医部会教育セミナーという表現のため総合内科専門医以外の参加が少なめの地域も見受けられるが参加受付における各支部の工夫で認定内科医など広く会員の参加をアピールしたい
【北海道支部】学術シンポジウム 2月 20 日(土)北海道大学臨床大講堂世話人高後 裕(本会北海道支部)テーマピロリ菌をめぐる新しい話題
教育セミナー 6月 19 日(土)北海道大学臨床大講堂 世話人織田一昭(西岡病院)テーマ~プロブレムソルビング形式の症例検討~
教育セミナー 11 月 13 日(土)北海道大学臨床大講堂 世話人織田一昭(西岡病院)テーマ血球減少を呈する疾患への対応
【東 北支部】教育セミナー6月 19 日(土)仙台国際センターテーマ症例検討体動困難と意識障害で救急搬送された 57
歳女性第3回青森内科セミナー(青森県福島県合同企画) 世話人大沢 弘(弘前大学)10 月 16 日(土)15 20~19 00 弘前大学医学部コミュニケーションセンター大会議室症例検討「発熱」特別講演「神経内科を専門としない医師のための神経の診方」
「C型肝炎の診断と治療」【信 越支部】教育セミナー6月 5日(土)11 45~12 55朱鷺メッセ参加人数 69 名テーマ古くて新しい感染症~結核の診断とその治療
教育セミナー 11 月 13 日(土)信州大学医学部外来病棟中会議室世話人松田正之(信州大学)テーマ慢性腎臓病を見逃さないために~蛋白尿とeGFR
【東 海支部】
教育セミナー2月 20 日(土)13 00~15 30司会 服部和樹(土岐市立総合病院)症例検討入院数週間前から高熱血痰が生じた 42 歳男性
教育セミナー10 月 9日(土)13時 愛知県産業労働センター世話人石塚達夫(岐阜大学)
テーマ注目すべき感染症【北 陸支部】教育セミナー6月 13 日(日)12 時 30 分~13 時 20 分 金沢大学宝町キャンパス十全講堂症例検討2週間続く高熱と倦怠感を主訴に総合診療科を受診
した 29 歳男性【近 畿支部】教育セミナー9月 11 日(土)14 時~16 時 大阪国際交流センターテーマ睡眠時無呼吸と内科疾患
スキルアップセミナー9月 11 日(土)大阪国際交流センターテーマイチロー君を用いた「聴診」トレーニング
【中 国支部】教育セミナー5月 22 日(土)14 時 30 分~16 時 岡山コンベンションセンターテーマ心臓転移脳梗塞を合併した後腹膜原発の脂肪肉腫
の症例についてのCPC教育セミナー11 月 13 日(土)岡山コンベンションセンターテーマ詳細未定
【四 国支部】教育セミナー5月 30 日(日)10 時 30 分~11 時 30 分 徳島市郷土文化会館世話人西田善彦(伊月病院)症例検討認知症を発症しその後急速悪化した 63 歳男性
教育セミナー11 月 7 日(日)松山コミュニティセンターキャメリアホール世話人高田清式(愛媛大学)ケースカンファレンス両手のしびれが主訴の 30歳代の男性
をめぐって【九 州支部】教育セミナー1月 30 日(土)17 00~18 30九州大学医学部「百年講堂」世話人松木薗和也(鹿児島市立病院)症例検討微熱全身リンパ節腫大胸水腹水血小板低
下で発症し半年間の経過で難治性腹水の状態となった症例
県単位での活動熊本2月 14 日(日)国立病院機構熊本医療センター 世
話人俵 哲総合内科専門医による「Up to date」と臨床問題(テスト)の実施
3平成 23年度(事業計画)案の件各担当幹事からの平成 23 年度企画書に基づき10 月 19 日に企
画審査会議を行なった企画審査会議を踏まえた来年度の事業計画は次の通りである(1)プロフェッショナリズム関連活動
会議とMLを中心とした次記活動①「総合内科専門医の位置づけとその概念の周知のために」②「プロフェッショナリズムの認識と推進のために」
(2)災害医療WG①災害急性期に対応する内科的慢性疾患に対して内科関連学会がどのような対応や取り組みを行なっているのか実情把握を目的としたアンケート
議事録
2846 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
②災害時に関連する内科疾患(深部静脈血栓症たこつぼ心筋症等)についての情報を本会誌上に掲載する
(3)女性医師に関するWG①これまでのアンケート分析結果を取りまとめたもの(論文)を完成させそれを日内会誌専門医部会の頁本会HPに掲載する
②これまで取り組んできた調査分析に留まらず男女共同参画に関する啓発啓蒙活動について検討してもらう
(4)総合内科専門医が自ら行なうレジストリーJapanese Physiciansrsquo Health Study Registry(J-PHS Regis-try)医師の健康に関する疫学研究①この取り組みは断面的な調査ではなく継続的なものとして行なうところにオリジナリティがあり意義があると思われる近年は個人情報保護法の施行に伴いこのような調査が萎縮気味であったので自らが公益のため調査に取り組むということを改めて見直すところにあると考える
②ただしこの事業の取り組みにあたっては学会全般としての理解を得られるようその理念と目的を詳らかにし取り組み方の規模や手法について来年一年間の時間をかけて検討してもらうようにする
(5)編集担当グループ次記の 7つの企画が承認され日内会誌専門医部会の頁に掲載予定である①シリーズ「内科医に必要な救急医療」②臨床クイズ③一目瞭然目で診る症例④シリーズ「指導医のためにプロフェッショナリズム」⑤シリーズ「日本発 臨床研究の紹介と反省点を語る」⑥各支部教育セミナーまとめ⑦シリーズ「世界の医療世界の医療は今」
4平成 22年度支部及び県単位の活動の件(1)地方会併催時の教育セミナー 計 21 本
北海道 3回東北 1回信越 2回東海 2回北陸 1回近畿 1回中国 2回四国 2回九州 1回なお実践タイプのスキルアップセミナーとして次記の企画も承認された東海 1回(イチロー君セミナー)近畿 1回(イチロー君セミナー)
(2)専門医部会支部単独のセミナー 計 6本東北県単独セミナー 2回(青森福島)福島については単位企画北陸腹部診察シミュレーション 1回 単位企画近畿イチロー君の実践セミナー 1回(指導者向け)
教育セミナー 1回(高齢者の心不全について)中国教育セミナー 1回(漢方について)
(3)心臓病患者シミュレーター「イチロー」について「イチロー」は東海と来年度東海と近畿で開催予定であるが専門医部会近畿支部で取り組んでいる実施マニュアルを完成させることが改めて確認された
5『専門医部会が進む方向性』について4月に臨時幹事会を踏まえ宮崎部会長が取りまとめた文書『専門医部会が進む方向性』(後記参照)示された方向性を専門医部会として取り組むことが確認された
専門医部会活動の活性化にこのMLの充実は欠かせないことから総合内科専門医に広く参加を呼びかける必要があるとの提案があり了承されたまたMLで総合内科専門医の在り方に関する議論が行なわれ今後も取り組む主なテーマが確認された主なテーマ①社会情勢や医療事情に応えるには(説明責
任と適切な医療の提供)②高い意識をもって資質向上に努めること(救急事業への取り組みなど)③制度面の在り方(受験資格と更新制について)④病院総合医家庭医プライマリケア医との連携など
なお本会総合内科専門医の専門医資格部会活動の意識調査を行なうべくアンケートの作成を行なっている
『専門医部会が進む方向性』(全文)
1総合内科専門医ldquo像rdquoとは従来からldquo内科専門医rdquoは循環器専門医などの内科系サブスペ
シャリティーではなくまた所謂ldquo総合医rdquoとも異なる専門医であり内科系全般の領域に関する高い診療能力を有する専門医といったものと私は認識してきました一方近年各学会がこぞって専門医制度を持つようになり内
科系学会は 2階建て方式をとるようになってきていますつまり内科認定医資格をサブスペシャルティーの専門医試験受験のために必須要件にしていますこのような背景のもとにldquo総合内科専門医rdquoとldquo内科認定医rdquoはどのように異なるのかまたldquo総合内科専門医rdquoは必要なのかといった疑問が出される場面が従来よりも多くなってきたのではないかと思います私は前段でも述べたように総合内科専門医のldquo像rdquoは存在して
おりかつ総合内科専門医は我が国の内科学および内科診療において重要な役割を担っていると思っていますただそのようなldquo像rdquoが総合内科専門医以外(あるいは総合内科専門医も含めて)の先生方から充分には理解されていないと感じていますこの問題への取り組みの一つとしてJMECC(内科救急ICLS講習会現在認定医の受験資格に必須化されているICLSコースを内科学会が行うもので内科領域の救急処置が含まれています)のインストラクターに総合内科専門医がなることが適当と考えますもう一つは先般開催された内科学会総会で初めて行われた実践的教育セミナーですこのセミナーのインストラクターにも総合内科専門医が最も適当と思いますこのような教育的な活動への取り組みは総合内科専門医ldquo像rdquoを分かり易い形で多くの先生方に示すことに繋がるのではないでしょうか残念ながら過去 1年間の取り組みでは内科救急講習会のイン
ストラクターに関して地域格差はあるものの総合内科専門医でインストラクターへの応募者が少ない状況です情報の不徹底週末の開催多忙etc様々な問題があろうかとは思いますが総合内科専門医というものは内科学の中で重要な位置を占める存在であることを知ってもらうためにもできるだけ多くの総合内科専門医が参加して頂きたいと願っています2内科学会地方支部と専門医部会地方支部の協調体制の構築4年前に内科専門医会が内科学会専門医部会へと移行しました
これに伴い地方会においても地方支部と協調して活動を進めていくことが必要となっていますこれまで実践してきた総合内科専門医の特徴を活かした活動をさらに発展させるためにも内科学会地方支部と協調していくことが大事だと思います具体的な対応は地方の状況によって異なっていると思いますので支部長の先生方を中心にして議論していくことが大事だと思います3総合内科専門医受験者数の減少この問題は専門医制度審議会の事項ですが専門医部会にとっ
ても大変重要ですので関心を持って見守りたいと思います現時点では専門医制度審議会としても大事な問題と認識して解決の方向に向けて動いている状況と思われますその他いろいろな問題があろうかとは思いますが総合内科専
議事録
2847 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
門医がその特徴を生かした活発な活動を継続していくことが必ず良い方向に進んでいくことに繋がると考えます今後は幹事各支部長諸先輩の先生方また内科学会事務局とも充分に議論しながら舵取りをさせて頂きたいと考えていますので宜しく御願い申し上げます
専門医部会会長 宮崎俊一
6第 108回総会講演会実践的生涯教育プログラムについてこの企画は前回の総会講演会に引き続き会頭の意向を受け
専門医部会で企画を立案し実施することとなっている1)『臨床における「3つの言葉」を学ぶ心臓病患者シミュレータ』2)『救急蘇生法指導者講習会』3)『感染症の常識非常識』4)『眼底道場』(新規企画 座学形式および実習形式の2コース)5)『マスク呼吸を極める ~非侵襲的人工呼吸の実際NPPVとCPAPを中心に~』(新規企画)
6)『内科医への認知症診療アドバイス』(スタンダードおよびアドバンスドの 2コース)
7)『JMECC(内科救急ICLS講習会)』7部会支部細則の件専門医部会では部会の各支部と本会支部との連携をより高め
るため専門医部会支部の会長人事を本会支部の了承を得ることとする支部細則原案が用意されているこの支部細則に基づいた部会支部の活動について現状報告があり改めて確認がなされた
学会在り方検討委員会関係報告
平成 22 年度の会議は平成 22 年 12 月 10 日に 1回開催された主な協議事項は次の通りである1平成 22年度正副委員長本年度は特に検討事項もなく次回の開催予定もないことか
ら理事長が委員長を兼任することとし副委員長については特に選出を行わなかった2総務委員会関係報告総務委員会で本年度検討した事項の中で特に下記について報
告を行った(1)公益法人制度改革について
公益法人制度改革に伴う新法人への移行については本会としては公益社団法人へ向かう方向だったが当初から考えると財政上のメリットよりも問題が生じたときのデメリットの方が大きいため現状では一般社団法人(公益性の高い)を選択したほうが現実的でありその方向で検討を進めているとの報告があったまた移行の際には定款を変更する必要があるが本会の非常に多い会員数を考慮すると代議員制を取り入れるのが現実的であり選挙により選出した代議員を社員とする方向で検討しているとの説明の後本会の現状では全体で行う選挙を行うことは難しいため各支部をそれぞれ 1つの選挙区とするその中で代議員の枠を大学教育病院一般会員に分けて選出を行う等選挙の方法について現在検討中であるとの報告があったまた女性会員の考慮被選挙人の資格等についての意見がありこれらを踏まえて今後も総務委員会で検討していくこととした
(2)倫理懲罰規程の策定について本会は行政処分を受けた会員について現在のところ明確な規程はないまま本会としても処分を行っているとの説明の後利益相反指針の施行もスタートしたことから早急に倫理懲罰規程を策定するワーキンググループを立ち上げて検討していくとの報告があった
(3)各種謝金の見直しについて本会の支払っている各種謝金についてはこれまで謝金を支払う機会が出来るたびに理事会各種委員会等でその都度金額を検討してきたため本会全体として比較すると各金額のバランスや支払い条件等最近の事情に合わなくなってきているので今後各金額のバランスや支払いの条件等を考えながら見直しを検討していきたいとの報告があった
3本委員会のあり方について本委員会は半数の委員が理事会と重複していて組織として大き
いことから委員会として動きも遅くなることまた従来検討してきた事項の多くが総務委員会へ移行していることから理事長より本委員会を若手の会員を中心にした本会の将来等を見据えた長期的なプランを模索する委員会としたいとの発言があり今後委員を担当理事支部推薦委員若手の会員とするなど委員の構成を含め本委員会の在り方について総務委員会で検討していくこととした
学術集会運営委員会関係報告
平成 22 年度の会議は平成 22 年 7 月 5 日9月 6 日平成 23年 1 月 17 日の 3回開催された主な協議事項は次記の通りである1平成 22年度正副委員長委 員 長 伊藤 貞嘉 委員副委員長 小室 一成 委員
2第 107回講演会における「内科学会奨励賞」の選考について第 107 回講演会の内科学会奨励賞選考委員より一般演題から
推薦されたものが 69 題であり例年通り本委員会の委員の方々に各領域ごとに原則として 2題を推薦して頂き最終的には主宰会頭に選考を一任することが承認され会頭の選考により別記の 10題が決定した3第 108回講演会関係事項永井会頭平田準備委員長より次記の説明報告があった(1)一般演題については全てポスターセッションで行い座長制で一題あたり口述発表 4分討論 4分の計 8分で行うまた募集はインターネットにより行いその結果 541 題の応募があり選定は 1題につき 2委員が査読を行い採否を決定した選定の結果は採用 508 題不採用 33 題となったまたプレナリーセッションは採用となった一般演題の中で
選定委員より推薦された演題から最終的に会頭が12題を決定した(2)実践的生涯教育プログラムとしてJMECC(内科救急ICLS講習会)を始めシミュレーターなどを利用した実践的なプログラム 7企画をガラス棟で行う(3)公開講座を次記の通り開催する第 108 回日本内科学会総会講演会 市民公開講座「人生 90 年時代のサクセスフルエイジング~これから先の人生を自分らしく生きるために~」演 者東京大学 秋山 弘子開催日平成 23 年 4 月 17 日(日)会 場東京国際フォーラム ホールC
(4)例年に習い会場内に子供のいる会員のための託児施設を設置するまた卒後初期臨床研修の研修医については研修医である旨の証明があれば講演会の参加費を無料としたなお講演会終了後にインターネットを利用して講演会の内容のオンデマンド配信を行う4第 109回講演会関係事項(1)計画のアウトライン中尾次回会頭より会期会場等について次記の通りで行いた
いと報告があった
議事録
2848 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
会期平成 24 年 4 月 13 日(金)14 日(土)15 日(日)の 3日間
会場みやこめっせ(京都市)主な講演内容
会頭講演招請講演 5題シンポジウム 3題教育講演18 題パネルディスカッション一般演題 ポスターセッションの予定[これまでに決定した講演等は別記の通りである]
(2)招請講演については会頭より招請講演に相応しいテーマおよび演者を選出していただきたいとの諮問により各領域より推薦のあったテーマ演者について審議して決定した(3)シンポジウムについては会頭より話題性のあるもの過去数年取り上げられていないもの専門領域に片寄らず横断的なテーマのものを決定してほしいとの諮問により各領域より推薦して頂き審議の上テーマおよび司会者を決定した(4)教育講演については従来の選定方針と同様に本委員会と生涯教育委員会の各委員にアンケートをとりそれを参考にして各分野から数名の候補者を出し委員会で演者を決定した(5)講演以外のプログラムとしてメイン会場以外の複数会場で実践的生涯教育プログラムを第 108 回に引続き実施する予定である5第 39回内科学の展望について中尾次回会頭より推薦があり次記の通り決定した第 39 回内科学の展望「日常臨床で遭遇する内科疾患の治療最前線」
会 長伊藤 裕(慶應義塾大学)開催日平成 23 年 11 月 13 日(日曜)会 場横浜市 パシフィコ横浜
プログラムについては次回会頭と主宰会長とが協議して別記の通りとなった
第 24回内科学会奨励賞
[席次は第 107 回講演会における演題番号です]
第 10 席 分枝型IPMNsに対するNSAIDsによる増殖抑制効果helliphellip札幌医科大学 梅田いく弥 他 8名
第 33 席 末梢血単核球細胞を用いた重症下肢虚血に対する血管再生治療の長期予後に関する検討
helliphellip千葉大学 森谷 純治 他 4名第 90 席 心筋梗塞患者 138 例の腎機能年間変化について
helliphellip山形大学 真島 佑介 他 6名第 157 席 全身性エリテマトーデスにおけるP糖蛋白質発現を用い
た治療抵抗性の評価と治療方針の決定helliphellip産業医科大学 辻村 静代 他 2名
第 166 席 ノロウイルス排泄期間の解析と院内感染対策への応用helliphellip札幌医科大学 栗林 景晶 他 2名
第 181 席 切除不能局所進展型肺非小細胞癌(LA-NSCLC)の化学放射線療法におけるDP療法とMVP療法の無作為化比較第 3相試験helliphelliphelliphellip岡山大学 堀田 勝幸 他 9名
第 317 席 シスタチンC遺伝子多型とPVHの関連helliphellip島根大学 三瀧 真悟 他 4名
第 439 席 下垂体腫大と血清IgG4 上昇を認めた 4症例helliphellip長崎大学 原口 愛 他 7名
第 470 席 日本における慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)の性差とその臨床的特徴について
helliphellip千葉大学 重田 文子 他 9名第 479 席 非ホジキンリンパ腫における血清miR-92aの検討
helliphellip東京医科大学 吉澤成一郎 他 7名
日本内科学会学術集会第 39回内科学の展望
「日常臨床で遭遇する内科疾患の治療最前線」
会 長慶應義塾大学 伊藤 裕会 期平成 23 年 11 月 13 日(日曜)会 場パシフィコ横浜(横浜市)
プログラム開会の辞 第 109 回日本内科学会会頭 中尾 一和
1副腎疾患の診断と治療アップデート横浜労災病院 西川 哲男
2慢性腎臓病へのアプローチ 東北大学 伊藤 貞嘉3高血圧症の最新治療 大阪大学 楽木 宏美4心房細動治療の最近の考え方
心臓血管研究所 山下 武志52型糖尿病のインクレチン療法 秋田大学 山田祐一郎6COPDの病態と治療戦略 京都大学 三嶋 理晃7炎症性腸疾患治療の新展開
東京医科歯科大学 渡辺 守8リウマチ膠原病の分子標的治療
慶應義塾大学 竹内 勤
閉会の辞 第 39 回内科学の展望会長 伊藤 裕
生涯教育委員会関係報告
平成 22 年度の会議は平成 22 年 7 月 2 日11月 12日の2回開催した主な協議事項は次の通りである1平成 22年度正副委員長委 員 長 篠村恭久 委員副委員長 岡山昭彦 委員
2平成 22年度の生涯教育講演会について(1)本委員会主催の生涯教育講演会ABセッションは計 6回いずれも計画通り実施したAセッションは 3815 名Bセッションは 4016 名の参加者があった前年度に引き続き少し参加者数が減少した(2)各支部主催の生涯教育講演会は 10 支部で計 22 回開催された3平成 23年度の生涯教育講演会について(1)本委員会主催の生涯教育講演会ABセッションはAセッション会長山形大学 加藤丈夫Bセッション会長宮崎大学 岡山昭彦両会長が従来通り各分野で最近採り上げていないテーマや最
近話題のテーマを中心としたプログラムの原案を作成し委員会へ提出したものをもとに討議検討した結果別記の通りプログラムが決定した平成 23 年度の講演会より参加者から当日配布している講演要
旨集に演者の略歴を掲載して欲しいとの要望があることから演者略歴を掲載することとしたまた講演内容等のアンケートを実施することとした(2)各支部主催の生涯教育講演会は年 2回以上開催するという当初の本委員会での申し合わせがあるので委員長より各支部委員に平成 23 年度も同様にお願いしたいとの要請を行った4平成24年度の本委員会主催の生涯教育講演会ABセッションについて平成 23 年度までの担当支部ならびに主宰会長をもとに平成 24
年度はAセッションを中国支部Bセッションを信越支部が担当し
議事録
2849 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
て行うことを決定したなお主宰会長については両支部から選出された委員が担当することとした5生涯教育システム(CME)について平成 22 年度の開発状況について報告があった現在の開発状況
について昨年度に問診検査方法など従来は一覧表として表示していたものを検索出来るシステムを開発したのに引き続き症例数を増やすため専門委員を増員してモニタリング委員会で開発状況などのチェックを行いながら開発を進めており同時に以前開発した症例についても現在のスタイルへ変更作業を進めているとの報告があり了承を得たまた来年度も新たに 10 症例の開発を進めて行くとの報告があり了承を得た6会員に対しての生涯教育について継続審議になっている本件について昨年度までの議論からハ
ンズオンセミナースキルアップセミナー等の支部レベルで行う教育企画について各支部で実現可能な具体的な企画案を作成して本委員会へ提出していただいて検討を行った費用について半分手弁当で開催している企画段階で既に費用が問題となっている等開催費用に関する声とまたマンパワーの問題や生涯教育の企画とするなら若手研修医のみを対象とするのはおかしいなど企画の運用に関する問題点についての声もあり費用対効果も考慮して直接研修医をスキルアップするのではなくその指導者をスキルアップする企画とし研修医の指導に生かしてもらうようにしてはどうかなどの意見があった開催費用については原則的に本会より支部に支払われている助
成金の中で工面していただくこととしやむなく費用が足りない場合には企画の開催を本会まで申請していただいて審査の上費用を出すよう準備することとしたまた委員長より理事会へ開催費用の助成について申しいれることとした以上を踏まえて来年度より開催できるよう各支部にて企画を検
討していただくこととした7生涯教育講演会オンデマンド配信について―DVD作成も含む平成 22 年の通常総会において会員より発言のあった生涯教育講
演会DVDの価格などに関する意見についてDVDの販売価格見直しを行っているのと並行して講演会のDVDに代わるオンデマンド配信について準備を進めているとの報告があり平成 23 年度より本委員会主催の講演会の開催数が 3回から 2回へ減ることから販売価格見直しを進めているDVDの販売と並行して平成23年度より配信をスタートしたいとの提案があったオンデマンド配信については視聴の価格設定が未定であるこ
と認定更新の単位の検討がなされてないことまた一方でDVDをこれまで通り販売することから平成 23年度はテスト版として配信をすることとし平成 24 年度に向けて視聴の価格設定および認定更新単位の付加を検討していくこととしたまたDVDについてはオンデマンド配信することに伴い平成
24 年度から新たなDVDの作成を廃止する方向で進めることとし了承を得た
支部主催生涯教育講演会の開催基準
(1)開催の頻度は各支部とも年間 2回以上とすること(2)講演会の規模は 3時間以上(休憩時間は除く)演題数は 5題
ぐらいを目処とし研修単位は一律 5単位とする(3)開催に関する計画は主催会長がその支部の生涯教育委員会
委員と相談して行いその企画案(内科全般を念頭においた講演内容および主催会長名日時会場プログラム案)を開催の 6か月前迄に生涯教育委員会委員長に提出する
(4)講師はその開催地区に限らず日本内科学会評議員を中心に選ぶことが望ましい
(5)開催に関しての注意点は次の通りである
①会場は公共又は公共に準ずる施設を利用すること②司会は主催会長が 1人でやることが望ましいが 1人が無理な場合も出来るだけ少ない人数で対応すること
③参加者に配布する資料等は簡素な抄録にとどめること④ネームカードは作成せず領収書で対応すること⑤できるだけ日曜日に開催するのが望ましい
以 上
[平成 5 年 1 月 21 日生涯教育委員会承認][平成 5 年 10 月 25 日生涯教育委員会承認][平成 10 年 5 月 8 日生涯教育委員会承認][平成 16 年 9 月 13 日生涯教育委員会承認]
平成 23年度日本内科学会生涯教育講演会
Aセッション
(消化器神経内分泌代謝
アレルギー膠原病内科一般)
会長 山形大学 加藤 丈夫【開催日と開催場所】第 1回平成 23 年 5 月 15 日(日曜)
大阪市大阪国際会議場第 2回平成 23 年 9 月 11 日(日曜)
山形市山形テルサ1NSAID起因性消化管傷害の現状と対策
日本医科大学 坂本 長逸2NAFLDの病態と治療
山形大学 河田 純男3小脳失調症の病態と治療―最近の進歩
東京医科歯科大学 水澤 英洋4頸椎症の臨床
北海道大学 佐々木秀直5糖尿病診療の新展開
秋田大学 山田祐一郎6内分泌性高血圧
東北大学 伊藤 貞嘉7気管支喘息治療最近の話題―抗IgE抗体治療を中心として―
昭和大学 足立 満8関節リウマチのプラクティス―診断と治療の最新情報―
産業医科大学 田中 良哉9認知症の診断と対応
岐阜大学 犬塚 貴
Bセッション
(循環器血液感染症腎臓
呼吸器内科診療)
会長 宮崎大学 岡山 昭彦【開催日と開催場所】第 1回平成 23 年 6 月 19 日(日曜)
東京都東京国際フォーラム第 2回平成 23 年 10 月 2 日(日曜) 福岡市福岡市民会館
1高血圧治療国立循環器病研究センター 河野 雄平
2ガイドラインより見た不整脈治療心房細動と心室期外収納の治療
弘前大学 奥村 謙3血液疾患の検査値の見方
愛媛大学 安川 正貴
議事録
2850 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
4ヒトT細胞白血病ウイルス感染症京都大学 松岡 雅雄
5身体診療を活かした感染症診療市立堺病院 藤本 卓司
6成人における細菌性髄膜炎の診断と治療―日本のガイドラインから―
がん感染症センター都立駒込病院 岸田 修二7水電解質代謝異常
東海大学 深川 雅史8肺炎と画像診断
琉球大学 藤田 次郎9外来診療のピットフォール
千葉大学 生坂 政臣東日本大震災の影響によりABセッション共に第 1回は中止となった
総務委員会関係報告
平成 22 年度の会議は平成 22 年 8 月 20 日12 月 3 日平成23 年 3 月 4 日の 3回開催された主な協議事項は次記の通りである1平成 22年度正副委員長委員長 寺本民生 理事長副委員長 細谷龍男 委員2公益法人制度改革への対応についてワーキンググループで作成した定款変更案について検討を行っ
た社員総会について会員 10 万人の総会は現実的でなく実際に機能しないとのことから総会が実効的な組織となるよう代議員制を導入することとしその代議員の選出方法について本会の特性を考慮しながら定款変更案の修正を行ったこの定款変更案をもとに行政側と折衝を行いながら最終的な定款案を固めていくこととしたまた代議員制を導入することに伴い定款上選挙を行うことに
なる代議員の選出について本会の内情を踏まえて検討を行った行政の求めている選挙方法(全会員による選挙)のままでは本会に馴染まないため本会独自の条件などを付加した選挙方法を法的な側面等について顧問弁護士の意見を聞きながら検討していくこととし併せて行政に説明する際の理屈付けした文書の作成について作業を進めていくこととした3懲罰規程の策定について本会は行政処分を受けた会員について現在のところ明確な規
程はないまま本会としても処分を行っているが利益相反指針の施行もスタートしたことから今後は会員の処分については倫理懲罰規程を策定して対応していくこととしワーキンググループを立ち上げて検討していくこととしたまた懲罰の名称や何を想定して規程を作成するかについても検討することとし新法人移行に合わせて作成することとしたなおワーキンググループのメンバーについては下記のとおり理事長が選任することとした
懲罰規程策定ワーキンググループ委員(案)
理事長 寺本 民生(帝京大学)総務委員会委員 池田 修一(信州大学)
菅野健太郎(自治医科大学)COI委員会委員長 曽根 三郎(徳島大学)COI委員会委員 畔柳 達雄
(兼子岩松法律事務所弁護士)4学会在り方委員会の在り方について
理事長より学会在り方検討委員会は半数の委員が理事と重複しており組織として大きいことから委員会としての動きも遅くなることまた従来検討してきた事項の多くが総務委員会へ移行していることから将来計画委員会(仮称)のように本委員会を若手の会員を中心にし本会の将来等を見据えた長期的なプランを模索する委員会として見直しを検討したいとの発言があり検討を行った若手の委員について40 代位で次の本会を担うような人たちに検討するテーマごとにワーキンググループを作るような形にする実務委員会ではないので他の常置委員会と切り分けて理事長の諮問機関的なものにするその時の理事長がテーマを与えて検討して貰い答申を出すようにする等の議論の後学会在り方検討委員会の意見も参考にしながら継続して検討しスケジュールとしては平成 24 年度の委員選出を念頭において9月の理事会で委員会の概要を決定する方向で検討することとした5各種謝金の見直しについて本会の謝金についてこれまで支払う機会が出来るたびに理事
会各種委員会等でその都度金額を検討してきたため本会全体として比較すると各金額のバランスや支払い条件等最近の事情に合わなくなってきているとの説明の後金額の見直しについて委員に意見を求めたが其々の金額が決定した経緯もあることから当面現状維持とし事務局で仕事内容を精査した上で改めて検討することとしたなお今後の謝金の設定については当該委員会で金額を検討した後本委員会で他の謝金の金額を考慮しながら検討を行った上で理事会に諮るよう手順を踏むようにした6利益相反委員会関係報告共通指針に参加している学会からCOI指針の英文翻訳化の要望があり東京医科大学のJパトリック バロン先生に依頼して別添のとおりCOI共通指針および本会の細則の英文翻訳版を作成した(別添参照)また支部主催の地方会生涯教育講演会および専門医部会主
催のセミナー等におけるCOIマネージメントについてスタートを平成 23 年 4 月 1 日とすること地方会については当面は筆頭演者のみを対象とすることを確認した後その方法について検討を行ったなお委員会の活動については別記のとおりである
利益相反委員会関係報告
平成 22 年度の会議は平成 22 年 5 月 31 日の 1回開催された主な協議事項は次記の通りである1平成 22年度正副委員長委員長 曽根三郎 委員副委員長 代田浩之 委員2理事等の役員にかかるCOI自己申告書審査について本審査については個人情報保護の観点から委員長副委員長
事務局の 3者で一次審査を行い問題のある自己申告書のみ名前を伏せて各委員に意見を求めることとしたまた申告のあった役員などのCOI状態について委員への閲覧が必要な場合には匿名化した後に委員会での回覧にとどめることとし集計などの資料作成は行わないことを確認した3本会支部における発表演者のCOIマネージメントについて支部主催の地方会生涯教育講演会におけるCOIマネージメント
についてスタートを平成 23 年 4 月 1 日からとすること地方会については当面は筆頭演者のみを対象とすることを確認した後その方法について検討を行った地方会については本部事務局にて抄録集を作成しているが演
者のCOI状態を抄録に掲載することは演題登録のシステム上難しい現状にあること地方会の場合演者のほとんどにCOI状態がないと予想されることまた印刷物にCOI状態を記載すると誤用される
議事録
2851 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
との心配から応募演題数が減る可能性も指摘され各支部の地方会はスライドを用いた発表様式であり最初のスライドの中にCOI状態の有無を開示することとしたなお開示のスライドについては発表時間が 5分程度と短いこともあり演題名所属氏名を記載したタイトルスライド内に開示する方向で委員長が開示スライド見本を作成することとした支部主催生涯教育講演会における演者のCOI状態開示法は本会
主催の講演会と同様に講演の際にタイトルスライドの次にCOI状態を示すスライドにて開示をお願いすることとした4編集委員会における投稿者のCOI申告開示方法とそのマネージメント投稿者のCOI申告については日本内科学会雑誌は原稿提出時に
一緒に申告していただきInternal Medicineについてはwebによる投稿システムに登録の際一番最初にCOI申告を登録するようにシステムの準備を進めているとの報告があった
5会員へのCOIマネージメント周知についてCOIマネージメントについて本会のホームページ講演会場にて
小冊子の配布を通じて周知を行っている指針細則について委員よりQampAに実例に則したものを入れた方がわかりやすいとの意見があり各委員に実例に則したものがあれば提案していただくこととした6内科系 14学会における連携活動について当初 9学会で共通としていた「臨床研究の利益相反(COI)に関
する共通指針」について日本老年医学会から共通とする旨申し出があり合計で 10 学会の共通指針となったまた今後も関係学会で連携していくこととした7共通指針および細則の英文翻訳化について共通指針に参加している学会からCOI指針の英文翻訳化の要望があり東京医科大学のJパトリック バロン先生に依頼してCOI共通指針および本会の細則の英文翻訳版を作成した
議事録
2852 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
平成 23 年度 各支部宛助成金額支 部 基本部分 会員数 比例部分 算出金額 助成金額
北海道支部 3500000 4044 2022000 5522000 5530000
東北支部 4000000 6110 3055000 7055000 7060000
関東支部 4000000 32981 16490500 20490500 20500000
信越支部 3500000 2920 1460000 4960000 4960000
東海支部 4000000 9788 4894000 8894000 8900000
北陸支部 3500000 2391 1195500 4695500 4700000
近畿支部 4000000 18441 9220500 13220500 13230000
中国支部 4000000 6567 3283500 7283500 7290000
四国支部 3500000 3345 1672500 5172500 5180000
九州支部 4000000 13242 6621000 10621000 10630000
合計 38000000(円) 99829(人) 49914500(円) 87914500(円) 87980000(円)
算出基準(1)基本部分 会員数 1~ 5000 人 350 万円+比例部分(毎年 7月末現在の各支部所属会員数times¥500)
5001 ~ 10000 人 400 万円10001 人以上 400 万円
(2)助成金額は算出金額の千円単位を繰上とし万単位とする(3)資料は平成 22 年 7 月末現在の会員数にて算出専門医部会教育セミナー(地方会と同時開催)の補助金については別途支給
支部関係報告
平成 22 年度支部代表者会議が平成 22 年 10 月 22 日に開催され公益法人制度改革救急救命講習会事業の現況本会支部におけるCOI(利益相反)管理についての説明があったさらに各支部の活動状況等の意見交換を行い平成 23 年度についても滞りなく運営されるようお願いしたまた助成金について平成 22 年度の繰越金を全額または一部返還する旨説明があったなお平成 23 年度の各支部あて助成金は下記
の通りである
平成 22 年度支部代表
北海道支部 篠村恭久(札幌医科大学)東北支部 貫和敏博(東北大学)関東支部 代田浩之(順天堂大学)信越支部 久保惠嗣(信州大学)東海支部 直江知樹(名古屋大学)北陸支部 井上 博(富山大学)近畿支部 横野浩一(神戸大学)中国支部 谷本光音(岡山大学)四国支部 曽根三郎(徳島大学)九州支部 冨田公夫(熊本大学)
平成 23 年度支部代表
篠村恭久(札幌医科大学)下瀬川徹(東北大学)代田浩之(順天堂大学)西澤正豊(新潟大学)直江知樹(名古屋大学)上田孝典(福井大学)横野浩一(神戸大学)河野修興(広島大学)松本俊夫(徳島大学)砂川賢二(九州大学)
議事録
2853 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
平成 23年度評議員一覧
[北海道]浅香正博 今村雅寛 内沢政英 浦 信行 奥村利勝 加藤淳二 菊池英明高後 裕 佐々木秀直 篠村恭久 下濱 俊 高橋弘毅 筒井裕之 西村正治長谷部直幸 羽田勝計 吉岡成人
[東 北]青 森 奥村 謙 加藤博之 須田俊宏 竹森弘光 福田眞作岩 手 川村 実 佐藤 譲 鈴木一幸 寺山靖夫 中村元行秋 田 朝倉健一 伊藤 宏 大西洋英 澤田賢一 山田祐一郎山 形 加藤丈夫 久保田功 後藤敏和 吉岡孝志宮 城 伊藤貞嘉 太田耕造 岡 芳知 下瀬川徹 貫和敏博 渡辺 彰福 島 宇川義一 大平弘正 棟方 充 山根清美 渡辺 毅
[関 東]群 馬 岡本幸市 倉林正彦 小林裕幸 野島美久 森 昌朋栃 木 小澤敬也 岡崎仁昭 笠井貴久男 川上正舒 島田和幸 菅野健太郎 杉山幸比古
平石秀幸 平田幸一 福田 健 吉田良二茨 城 岡 裕爾 住田孝之 玉岡 晃 兵頭一之介 松井則明 山田信博埼 玉 池脇克則 加藤泰一 片山茂裕 川名明彦 木村文彦 鈴木洋通 西村重敬
別所正美 三浦総一郎 村山 晃千 葉 生坂政臣 桑原 聡 齊藤陽久 高林克日己 巽浩一郎 橋本裕二 横須賀收東 京 足立 満 相羽惠介 秋澤忠男 井廻道夫 石田 均 磯部光章 稲松孝思
浦部晶夫 江口研二 尾形逸郎 小田原雅人 大田 健 大野岩男 大屋敷一馬岡田 定 岡本真一郎 片山泰朗 桑野和善 弦間昭彦 小池和彦 小林洋一後藤淳郎 後藤 元 坂巻 壽 櫻井靖久 白鳥敬子 菅原正弘 鈴木則宏鈴木 昌 鈴木康夫 住野泰清 相馬正義 田尻久雄 代田浩之 髙崎芳成滝川 一 竹内 勤 竹内 仁 竹内靖博 檀 和夫 塚田信廣 辻 省次寺本民生 富野康日己 富山順治 永井厚志 永井良三 二木芳人 西尾康英新田孝作 橋本 修 早川 宏 日比紀文 平田恭信 平山篤志 福井次矢藤田敏郎 藤森 新 細谷龍男 前谷 容 三浦 修 水澤英洋 水野杏一村岡 亮 泉二登志子 森安史典 矢冨 裕 矢野尊啓 山門 実 山﨑純一山科 章 山田 明 山本一彦 吉野秀朗 米倉修司 渡辺純夫 渡辺 守
神奈川 安藤 潔 伊苅裕二 和泉 徹 池田隆明 石ヶ坪良明 梅村 敏 尾崎承一岡野 裕 木村健二郎 黒岩義之 小林修三 小松弘一 鈴木康夫 髙木敦司寺内康夫 西川哲男 東原正明 廣畑俊成 益田典幸 三浦偉久男 三宅良彦宮澤輝臣
山 梨 榎本信幸 久木山清貴 小林哲郎 瀧山嘉久 祢津光廣
[信 越]新 潟 青柳 豊 成田一衛 西澤正豊 横山 晶 吉川 明 吉澤弘久長 野 池田宇一 池田修一 大和眞史 木村哲郎 久保惠嗣 田中榮司 松田正之
[東 海]静 岡 井上達秀 大西一功 滝澤明憲 中村浩淑 橋爪一光 林 秀晴 宮嶋裕明
村上雅子愛 知 伊藤光泰 井本正巳 今井裕一 小鹿幸生 大竹千生 大原弘隆 木村玄次郎
後藤秀実 城 卓志 祖父江元 田野正夫 直江知樹 仁田正和 平田一郎真野和夫 室原豊明 両角國男 山口悦郎 吉田俊治 芳野純治 吉野内猛夫渡邊有三
三 重 伊藤正明 片山直之 高瀬幸次郎 竹井謙之 辻 幸太 冨本秀和岐 阜 石塚達夫 犬塚 貴 武田 純 棚橋 忍 冨田栄一 森田則彦 森脇久隆
[北 陸]富 山 井上 博 杉山敏郎 田中耕太郎 戸辺一之 野田八嗣石 川 有沢富康 梅原久範 金谷法忍 金子周一 古家大祐 中尾眞二 松井 真
山岸正和 山田正仁 横山 仁福 井 上田孝典 中本安成 長谷光雄 宮森 勇
[近 畿]滋 賀 柏木厚典 藤山佳秀 堀江 稔 水田和彦 三ッ浪健一京 都 木谷輝夫 木村 剛 新谷泰久 高木幸夫 谷脇雅史 千葉 勉 中尾一和
中川正法 松原弘明 三嶋理晃 三森経世 吉川敏一
議事録
2854 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
大 阪 荒川哲男 石坂信和 稲葉雅章 小山田裕一 岡崎和一 金倉 譲 北 英夫工藤正俊 日下博文 楠 進 小牟田清 小室一成 金万和志 下村伊一郎田窪孝行 髙間俊郎 玉置俊治 長 澄人 東田有智 野村昌作 花房俊昭樋口和秀 日野雅之 福永幹彦 宮崎俊一 栁 志郎 葭山 稔 楽木宏実
奈 良 上野 聡 木村 弘 斎藤能彦 竹澤祐一 福井 博和歌山 赤阪隆史 赤水尚史 一瀬雅夫 一ノ瀬正和 西山秀樹兵 庫 秋田穂束 東 健 上坂好一 大柳光正 河田純男 清水宏紀 末松正邦
竹岡浩也 立花久大 難波光義 西村 洋 平田健一 三木 隆 山本徹也横野浩一
[中 国]岡 山 阿部康二 加来浩平 柏原直樹 杉原 尚 砂田芳秀 谷本光音 槇野博史
山本和秀 山本 博鳥 取 清水英治 杉本勇二 中島健二 村脇義和島 根 今岡友紀 木下芳一 小林祥泰 杉本利嗣 山口修平広 島 荒木康之 木村昭郎 栗山 勝 河野修興 茶山一彰 松本昌泰山 口 神田 隆 坂井田功 谷澤幸生 牧野泰裕 松﨑益德
[四 国]徳 島 梶 龍兒 重清俊雄 高山哲治 土井俊夫 松本俊夫香 川 厚井文一 河野雅和 千田彰一 正木 勉 松永卓也高 知 西原利治 曽根三郎 寺田典生 土居義典 浜重直久 横山彰仁愛 媛 野元正弘 檜垣實男 三木哲郎 安川正貴
[九 州]福 岡 今泉 勉 尾辻 豊 奥田誠也 吉良潤一 久保千春 佐田通夫 斉藤喬雄
向坂彰太郎 朔啓二郎 砂川賢二 田中謙二 田中良哉 田村和夫 髙栁涼一辻 貞俊 原田 大 山田研太郎 山田達夫 山本英雄
佐 賀 木村晋也 権藤久司 野出孝一 藤本一眞長 崎 有吉紅也 石橋大海 大園惠幸 河野 茂 早田 宏 前村浩二大 分 加藤有史 門田淳一 熊本俊秀 犀川哲典 吉松博信熊 本 荒木栄一 小川久雄 冨田公夫 東輝一朗 満屋裕明宮 崎 上田 章 岡山昭彦 北村和雄 下田和哉 中里雅光鹿児島 有馬直道 宇都宮與 川平和美 坪内博仁 鄭 忠和沖 縄 大屋祐輔 潮平芳樹 藤田次郎 益崎裕章
以上 437 名
議事録
2855 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
平成 23年度(2011 年度)会頭理事監事委員等一覧[学会在り方検討委員会は会頭理事監事と支部委員で構成される]
役 職 支部名 会頭理事監事 認定医制度
審議会委員学会在り方検討委員会委員
生 涯 教 育委員会委員
総務委員会倫理医療安全委員会
学術集会運営委 員 会 委 員
学会誌編集会 議 委 員
会頭理事 中尾 一和担当理事の委員 横山 彰仁 渡辺 毅
担当理事の委員 祖父江 元 谷脇 雅史
担当理事の委員 篠村 恭久 菅野健太郎
規程第3条 2項による委員
任期 2年平成 25 年 4 月
下瀬川 徹 代田 浩之 富野康日己 直江 知樹 貫和 敏博
規程第 3条 3項による理事長が推薦する委員
任期 2年平成 25 年 4 月
井廻 道夫 木村健二郎 宮崎 俊一
内規第 4条 1項による理事からの委員 上田 孝典 久保 惠嗣 坪内 博仁
内規第4条 2項による委員12名
任期平成 24 年 4 月
磯部 光章木村健二郎貫和 敏博山田 明
任期平成 25 年 4 月
井廻 道夫野島 美久三浦総一郎三嶋 理晃
任期平成 26 年 4 月
小田原雅人 河野 修興 下瀬川 徹 杉山幸比古
内規第 4条 3項による会頭推薦の委員任期 1年
宇川 義一 奥村 利勝 成田 一衛 三浦 修 山本 一彦 渡辺 彰
担当理事の委員 小池 和彦 藤山 佳秀 山本 徹也
編集主任浅香 正博
日内会誌編集副主任岡本 幸市山科 章
編集委員阿部 康二伊藤 光泰生坂 政臣梅村 敏川名 明彦北村 和雄朔 啓二郎澤田 賢一下瀬川 徹竹内 勤寺田 典生永井 厚志成田 一衛野元 正弘平田 一人福井 次矢益崎 裕章三浦総一郎矢冨 裕安川 正貴山本 一彦渡辺 彰
英文誌Associate Editor中島 健二藤本 一眞
Editorial Board赤水 尚史有吉 紅也伊藤 正明石田 均宇川 義一大竹 千生大西 洋英岡崎 仁昭岡山 昭彦柏原 直樹門田 淳一金倉 譲金子 周一日下 博文久保田 功桑原 聡弦間 昭彦斎藤 能彦朔 啓二郎下田 和哉滝川 一武田 純寺山 靖夫東田 有智西村 正治野島 美久樋口 和秀福田 眞作松田 正之三浦偉久男山口 悦郎横山 仁葭山 稔
理 事 長 寺本 民生
北 海 道 篠村 恭久 加藤 淳二羽田 勝計 下濱 俊 佐々木秀直
東 北 渡辺 毅大西 洋英 太田 耕造 奥村 謙
中村 元行 加藤 丈夫
関 東
岡 裕爾小池 和彦菅野健太郎鈴木 則宏田尻 久雄
磯部 光章 尾形 逸郎 岡本真一郎 髙崎 芳成三浦総一郎
髙崎 芳成竹内 勤日比 紀文東原 正明
島田 和幸
信 越 久保 惠嗣 田中 榮司成田 一衛 池田 宇一 青柳 豊
東 海 小鹿 幸生祖父江 元
片山 直之 城 卓志 仁田 正和
武田 純 林 秀晴
北 陸 上田 孝典 松井 真宮森 勇 戸辺 一之 金子 周一 利益相反
委員会委員
近 畿谷脇 雅史藤山 佳秀山本 徹也
荒川 哲男 一瀬 雅夫岡崎 和一 金倉 譲 樋口 和秀
上野 聡楠 進 三嶋 理晃
規程第 3条 1項による理事長が指名する委員
任期 2年平成 24 年 4 月
岡山 昭彦高後 裕曽根 三郎代田 浩之福井 博
規程第3条 2項による理事長が指名する外部委員
掛江 直子畔柳 達雄
中 国 谷本 光音 加来 浩平 杉本 利嗣中島 健二
槇野 博史 谷澤 幸生
四 国 横山 彰仁 河野 雅和 高山 哲治 檜垣 實男 土井 俊夫
九 州 砂川 賢二坪内 博仁
上田 章朔 啓二郎 前村 浩二
吉良 潤一 藤田 次郎
監 事池田 修一柏木 厚典永井 良三
理事会推薦委員 有吉 紅也 梅原 久範 片山 直之 弦間 昭彦 鈴木 康夫 寺内 康夫 新田 孝作 安川 正貴
次回会頭 細谷 龍男
注認定医制度審議会委員の印は各地方委員会世話人
議事録
2856 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
名誉会員一覧平成 23 年(2011 年)7月現在
日野原重明 阿部 正和 村尾 誠 祖父江逸郎 織田 敏次 阿部 裕 刈米 重夫亀山 正邦 岡部 治彌 鎮目 和夫 里吉営二郎 山田 和生 平田 幸正 橋場 邦武後藤 由夫 服部 信 後藤 文男 山田 隆司 山中 學 尾前 照雄 荒木 淑郎中村 元臣 宮下 英夫 恒松徳五郎 垂井清一郎 佐竹 辰夫 安田 寿一 入江 實河合 忠一 青木 延雄 井形 昭弘 吉永 馨 竹田 亮祐 岡 博 藤田 拓男濱口 勝彦 中村 徹 武田 忠直 古田 精市 吉田 尚 高月 清 吉田 豊柴田 昭 吉良 枝郎 萬年 徹 齋藤 史郎 宮 保 武内 俊彦 飯村 攻井村 裕夫 髙久 史麿 酒井 紀 細田 瑳一 長澤 俊彦 吉見 輝也 長瀧 重信杉本 恒明 大澤 源吾 外山 圭助 三浦 恭定 阿部 圭志 大熊 稔 柏木平八郎武藤 泰敏 関口 守衛 北村 諭 松田 保 金子 栄藏 島田 馨 成清 卓二泰江 弘文 松尾 裕英 柳澤 信夫 村山 正博 永田 直一 成田 亘啓 荒川 正昭豊田 隆謙 齊藤 寿一 佐藤 友英 黒川 清 松倉 茂 辻 孝夫 垣下 榮三川上 義和 近藤 元治 仁保 喜之 日和田邦男 朝倉 均 篠山 重威 梶山 梧朗牧野 勲 福内 靖男 湯川 進 藤原 研司 松島 敏春 矢崎 義雄 渡辺 明治関原 久彦 溝口 秀昭 早川 哲夫 狩野 庄吾 齋藤 英彦 戸田剛太郎 岸本 忠三斎藤 厚 田代 邦雄 阿部 庄作 安田 圭吾 猿田 享男 加藤 讓 馬渕 宏橋本 博史 北畠 顕 堀江 孝至 吉川 純一 江藤 胤尚
以上 117 名
功労会員一覧平成 23 年(2011 年)7月現在
塩川 優一 関 清 柚木 一雄 河北 成一 水野 成徳 佐藤 龍雄 徳臣晴比古松木 駿 兵働 貞夫 草間 昌三 漆崎 一朗 梅田 博道 岡安 大仁 今野 淳加地 正郎 市丸 道人 三上理一郎 伊藤 憲一 屋形 稔 奥村 英正 森 博愛大柴 三郎 螺良 英郎 滝澤 敬夫 小林 節雄 鈴木 宏 竹本 忠良 塚越 廣水野 美淳 前沢 秀憲 杉野 信博 三村 悟郎 石川 兵衞 三村 信英 奥村 恂鬼頭 昭三 青柳 利雄 清水 直容 大島 駿作 蔵本 築 石井 淳 香取 瞭永野 允 入野 昭三 高橋 昭三 佐藤 辰男 富田 明夫 廣瀬 俊一 原田 尚戸嶋 裕徳 楠川 禮造 岸本 進 中川 昌一 松本 慶蔵 細田 四郎 繁田 幸男福島 保喜 山崎 昇 野村 武夫 荒川規矩男 武部 和夫 平山 惠造 安井 昭二辻井 正 平嶋 邦猛 岡島 光治 鈴木 司郎 堀内 篤 村田 和彦 宮本 昭正高橋 昭 原 耕平 太田 善介 延永 正 森本 眞平 山口 雅也 大澤 仲昭白川 茂 河村慧四郎 古和 久幸 堺 隆弘 小林 絢三 佐々木英夫 黒岩 昭夫村井 由之 阿岸 祐幸 真島 三郎 谷 健 稲田 満夫 石井 當男 中村 治雄正宗 研 三好 勇夫 谷川 久一 杉田 實 赫 彰郎 藤浪 隆夫 木谷 照夫高柳 哲也 佐藤 俊一 高須 俊明 平井 俊策 高橋 和郎 久世 文幸 松尾 博司田中 弘允 柊山幸志郎 山口 洋 倉井 亮 八尾 恒良 折茂 肇 粕川 禮司佐々木孝夫 早川 弘一 原田 英雄 七里 元亮 江藤 澄哉 東條 毅 道場 信孝女屋 敏正 長瀬 光昌 大泉耕太郎 金澤 康徳 山下亀次郎 小倉 剛 鳥飼 勝隆川崎 寛中 安藤 正幸 西岡 幹夫 八幡 義人 石田 尚志 三浦 亮 嶋田甚五郎石川 恭三 丸茂 文昭 平野 正美 松尾 修三 太田 保世 高原 二郎 山木戸道郎伊藤 幸治 木之下正彦 堀田 饒 冨岡 玖夫 三浦 傅 三田村圭二 石川 欽司外山 淳治 加嶋 敬 篠原 幸人 竹越 襄 中村 重信 田所 昌夫 吉川 隆一勝 健一 前田 憲志 廣瀬源二郎 伊藤 誠 西尾 一郎 平盛 勝彦 中川 雅夫浅野 泰 小峰 光博 二瓶 宏 那須 勝 堺 秀人 福地義之助 谷崎 勝朗大野 竜三 佐藤 信紘 藤田 繁 松本 博之 山本 悌司 各務 伸一 菊池健次郎西崎 統 丸山 幸夫 金澤 一郎 白土 邦男 佐々木英忠 名和田 新 沖田 極木村 哲 松澤 佑次 波田 壽一 寺野 彰 田中 直見 清野 裕 高野 照夫矢野 捷介 納 光弘 伊東 進 齋藤 康 橋本 浩三 高瀬修二郎 小山 哲夫中野 赳 栗山 喬之 工藤 翔二 中林 公正 岩田 誠 大江 透 服部 孝道山口 徹 栗原 照幸 珠玖 洋 福原 資郎 高畠 利一 浅野 茂隆 大槻 眞牧野 英一 清澤 研道 新津洋司郎 大西 三朗 坂井 文彦 朝長万左男 松岡 博昭金丸 昭久 高須 信行 原田 実根 足立 幸彦 下方 薫 元吉 和夫 横山 光宏下条 文武 瀧下 修一 藤原 久義 荻原 俊男 池田 康夫 菱田 明 江口 勝美井上 洋西 上田 龍三 田嶼 尚子 葛原 茂樹 永武 毅 岩坂 壽二 中原 一彦友池 仁暢 長澤 浩平 堀 正二 西澤 良記 重政 千秋 南條輝志男 石田 俊彦小俣 政男 千原 和夫 相澤 義房 岩本 安彦 小川 聡
以上 250 名
議事録
2857 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
第 109 回日本内科学会講演会概要『内科学の使命と挑戦』
Ⅰ会 頭中尾 一和(京都大学)Ⅱ会 期平成 24 年 4 月 13 日(金)
~4月 15 日(日)の 3日間Ⅲ会 場みやこめっせ(京都市)Ⅳ主な内容1会頭講演(検討中)2招請講演1)慢性炎症による心血管代謝系の病態形成血管生物学からの展開
東京大学 永井 良三2)甲状腺機能異常の診断と治療
群馬大学 森 昌朋3)糖尿病性腎症の病態に立脚した治療
岡山大学 槇野 博史4)白血病の分子標的治療
名古屋大学 直江 知樹5)運動ニューロン病研究の進歩と治療への展望
名古屋大学 祖父江 元3シンポジウム1)悪性腫瘍の最近の治療と進歩―化学療法と分子標的薬抗体療法―
司会 国立がん研究センター東病院 大津 敦東北大学 貫和 敏博
(1)胃癌治療における分子標的治療薬の位置づけ愛知県がんセンター中央病院 室 圭
(2)大腸がん薬物療法の進歩国立がん研究センター東病院 吉野 孝之
(3)腎細胞癌に対する分子標的治療癌研有明病院 高橋 俊二
(4)肺癌埼玉医科大学 小林 国彦
(5)造血器腫瘍に対する治療の進歩と多様化東北大学 張替 秀郎
2)感染症―最近の動向と今後の課題―司会 昭和大学 二木 芳人
琉球大学 藤田 次郎(1)MRSAを中心とするグラム陽性球菌感染症
東京医科大学 松本 哲哉(2)多剤耐性グラム陰性菌感染症
東邦大学 舘田 一博(3)抗酸菌感染症
近畿中央胸部疾患センター 鈴木 克洋(4)インフルエンザウィルス感染症
原土井病院 池松 秀之(5)真菌感染症
埼玉医科大学 前崎 繁文3)我が国の内科領域のトランスレーショナルリサーチとEBM
司会 東北大学 伊藤 貞嘉京都大学 木村 剛
内容については検討中
4パネルディスカッション内科学の使命と挑戦
司会 京都大学 中尾 一和住友病院 松澤 佑次
1)内科学の歴史と使命聖路加国際病院 日野原重明
2)内科学と臨床医学研究京都大学名誉教授 井村 裕夫
3)内科学と終末医療野の花診療所 徳永 進
4)医学と生老病死前国際日本文化研究所 山折 哲雄
5教育講演1)機能性胃腸症の病態と治療
東北大学 本郷 道夫2)ウイルス性肝炎の治療の進歩
武蔵野赤十字病院 泉 並木3)心疾患における運動療法
榊原記念クリニック 伊東 春樹4)心臓超音波法の進歩
川崎医科大学 吉田 清5)糖尿病治療におけるインクレチン関連薬の使い方と位置付け
京都大学 稲垣 暢也6)骨粗鬆症治療の進歩
島根大学 杉本 利嗣7)低Na血症注目の心血管危険因子
日本医科大学 飯野 靖彦8)ANCA関連腎炎
杏林大学 山田 明9)リンパ脈管筋腫症(LAM)
順天堂大学 瀬山 邦明10)肺高血圧症―最新の分類と治療の進歩―
国立循環器病研究センター 中西 宣文11)多発性骨髄腫診断と治療の進歩
京都府立医科大学 谷脇 雅史12)新規薬剤による免疫性血小板減少症の治療
大阪大学 冨山 佳昭13)t-PA時代の脳梗塞診療
聖マリアンナ医科大学 長谷川泰弘14)糖尿病性末梢神経障害の病態と治療
山口大学 神田 隆15)ループス腎炎治療の進歩
群馬大学 野島 美久16)自己炎症性症候群
長崎大学 川上 純17)髄膜炎の治療ガイドライン
日本大学 亀井 聡18)診療ガイドラインにおける法的側面
聖路加国際病院 福井 次矢6実践的生涯教育プログラム(検討中)7一般演題 ポスターセッション8市民公開講座「元気で賢い日本人―京都からの発信―」サテライトシンポジウム「研修医医学生の内科学会 2012」内容については検討中
[演題名はすべて仮題です]
議事録
2858 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
日本専門医制評価認定機構関係報告
1平成 22年23年度理事監事一覧理事長 池田康夫副理事長 里見 進 山口 徹理 事 有賀 徹 石 弘光
大友 邦 兼松隆之戸山芳昭 槙田浩史松田 暉 八木聰明横田俊平 吉村146686典渡辺 毅
監 事 花岡一雄 柳澤正義吉村博邦
2平成 22年度事業報告(1)加盟学会75 学会Ⅰ基本領域学会18 学会ⅡSubspecialtyの学会26 学会Ⅲ多領域に横断的に関連する学会7学会Ⅳ上記の領域に属さない学会1学会Ⅴ新規加盟学会23 学会
(2)会議開催基本領域 18 学会との協議4月 27 日平成 22 年度第 1回社員総会5月 6日米国の専門医制度セミナー10 月 13 日第 2回市民健康フォーラム11 月 28 日専門医制度の将来構想についての協議2月 1日平成 22 年度第 1回協議委員会2月 7日平成 22 年度第 2回社員総会2月 21 日厚生労働省専門医制度推進支援事業報告会3月 9日
(3)総務財務委員会から平成 22 年度事業報告決算報告平成 23 年度事業計画予算案が報告され承認された(4)委員会総務財務委員会専門医制度評価委員会広報委員会研修施設委員会専門医の広告に関する委員会専門医推進支援事業委員会1)研修施設委員会目的各専門医制度の研修実態を明らかにするために無作為に抽出した研修施設に対し実地調査を行いある一定数の施設の調査結果を総合して当該制度を研修施設の面から状況を把握することおよび制度評価委員会と連動し総合的に機構として各制度を評価する上での参考資料を得ることを目的とする
対象基本領域専門医制度における基幹研修施設を対象とする指導医の下で研修を行っている専攻医のいる認定研修施設を各制度において 10 施設程度を地域性や規模の点から選出し当該研修施設の認定専門医制度における適格性の評価対象施設とする
調査内容専門医制度整備指針(基本領域第 3版)の施設認定の項目に沿って行うとともに実際の研修内容をその施設が受け入れた専攻医の数や経験症例数研修年限などから当該施設の認定基準との整合性および実際の達成度(貢献度)についても調査する特に研修プログラムが当該診療圏内でどのように機能しているかを検証する基本領域学会の認定研修施設を各学会から推薦していた
だき推薦のあった 10 施設に調査票を送付し実態調査を行った研修施設訪問実態調査が平成 23 年 2 月 18 日(金)に虎の門病院および慶應義塾大学病院で実施された
2)専門医制度評価委員会基本領域 18 学会へsubspecialty領域(2階)の学会がどのよう
に位置付けられているかの調査を実施したその結果内科学会と外科学会がほぼ形として整っており相互の学会同士で確立されていた多数の学会はまだ 2階部分は検討中であった再度2段階制がどのような形で進んでいるかの実態を調査し
た回答結果については評価とか今後の方針は委員会で検討する予定である調査事項基本領域学会への質問事項1貴学会専門医を 1階として2階部分に相当する基本領域に連結したsubspecialty領域の学会等専門医を挙げて下さい2必ずしも現存する専門医にこだわらず理想とする形態なども含め近い将来認められる可能性のある 2階部分に相当する(診療領域)学会等専門医を挙げて下さい3理事会等での議論の結果将来とも認める方向にない学会等専門医(subspecialty領域の学会専門医の中で貴学会専門医取得を受験資格としているが貴学会の議論ではsubspecialty領域と認めない方向にある学会等専門医)があれば挙げて下さい基本領域以外の学会への質問事項1貴学会専門医取得のための受験資格として規定している基本領域専門医を挙げて下さい複数の場合や広く診療各科に横断的にわたる場合は全て挙げていただき大凡の比率を併記下さい2必ずしも現存する専門医にかかわらず理想とする形態なども含め検討中で近い将来認められる可能性のある基本領域専門医を挙げて下さい3)広報委員会ホームページ機構ニュース(号外No 4No 5)日本専門
医研修施設便覧日本専門医制度概報を発行した(5)第三者的中立機関設立に向けての検討第三者的中立機関検討委員会で学会から独立した新しい専門
医制度と専門医の認定研修プログラムの評価をする機関について検討中である(6)厚生労働省医療関係者研修費等補助金「専門医制度推進支援事業」専門医施設(研修プログラム)の評価と認定の基盤作りをす
ることとし米国のACGMEのシステムが重要な手本になり得るとの判断から米国で多くの研修プログラムを実際に施行しその評価と認定を受けている米国の研修施設を調査した一方外国調査の一環として他の先進国と異なった専門医
制度を行っているフランスの調査も実施した(7)海外の専門医制度についてのセミナー日時平成 22 年 10 月 13 日会場東京国際フォーラムプログラムACGMEのCEOであるNasca先生を講師として米国の専門医制度セミナー「Mission and Activity of ACGME」を開催した今後第三者組織が各専門医制度のプログラムや研修施設の評価認定をする方向にありその準備の一つとして専門医制度推進支援事業により米国や欧州の調査が進められまた研修施設への実地調査のための研修施設委員会が活動を行っている今回のセミナーの目的は米国の専門医制度の実態研修プログ
議事録
2859 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
ラム研修施設の認定を行っているACGMEの役割を知り今後我が国がどのように進めていくかを考える(8)市民健康フォーラム日時11 月 28 日(日)13 時 30 分~17 時会場東京国際フォーラムホールCプログラム基調講演我が国の専門医制度(池田康夫理事長髙久史麿)
パネルディスカッションパート 1知っておきたいがん検診の知識(斎藤 博 国立
がん研究センター)パート 2肺がん(貫和敏博 東北大学)パート3消化器がん(工藤進英 昭和大学横浜市北部病院)パート 4肝臓がん(國土敏宏 東京大学)パート 5乳がん(池田 正 帝京大学)パート 6前立腺がん(内藤誠二 九州大学)
(9)専門医制度 認定証の発行基本領域の 18 専門医制度の認定については既に3年前に認定
証を発行し今回評価委員会で検討し制度に対する更新認定を行った今回新たに認定を行った内科系及び外科系の 17subspecialty
領域専門医制度については横断的基盤を持つ感染症リウマチアレルギー内分泌等の専門医制度を審議した結果3年間の期限で認定証を発行した18 領域専門医総合内科専門医 小児科専門医皮膚科専門医 精神科専門医外科専門医 整形外科専門医産婦人科専門医 眼科専門医耳鼻咽喉科専門医 泌尿器科専門医脳神経外科専門医 放射線科専門医麻酔科専門医 病理専門医臨床検査専門医 救急科専門医形成外科専門医
リハビリテーション科専門医17subspecialty領域専門医消化器病専門医 循環器専門医呼吸器専門医 血液専門医内分泌代謝科(内科小児科産婦人科)専門医糖尿病専門医 腎臓専門医肝臓専門医 アレルギー専門医感染症専門医 老年病専門医神経内科専門医 リウマチ専門医消化器外科専門医 呼吸器外科専門医心臓血管外科専門医 小児外科専門医
3平成 23年事業計画(1)社員総会を開催する(2)協議委員会を開催する(3)理事会を開催する(4)総務財務委員会広報委員会専門医制度評価委員会
専門医の広告に関する委員会研修施設委員会を開催する(5)法人制度改革に基づく新法人への移行を検討する(6)第三者機関検討委員会活動を支援する(7)事務連絡会議を開催する(8)厚生労働省日本医師会日本医学会ならびに各種団体と
の連携を計る(9)専門医専門医制度に関する調査を実施する(10)専門医罰則規定の統一基準作成の準備をする(11)専門医制度推進支援事業を実施する(12)専門医制度整備指針を発行する(13)日本専門医概報を発刊する(14)日本専門医便覧刊行の準備を行う(15)機構ニュースを発行する(16)ホームページの充実をはかり広く情報の公開を行う(17)新規加盟学会に入社認定作業を行う(18)寄付金の募集を行う(19)専門医フォーラムを開催する(20)その他必要な事業を行う
議事録
2860 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
平成 22年度内科系学会社会保険連合関係報告
代 表 斎藤 寿一副代表(内科系) 工藤 翔二 小林 弘祐
鈴木 則宏 高橋 進(小児科系) 安田 正(検査系) 宮澤 幸久(精神科系) 清水 達夫(リハビリ系) 吉永 勝訓監 事 浦部 晶夫 土器屋卓志顧 問 國島 修
1会議開催の件(1)例会第 106 回1月 25 日 第 107 回7月 14 日(2)運営会議1月 19 日7月 7 日
各委員長会議11 月 17 日(3)あり方検討委員会3月 26 日6月 2 日(4)内科系医療技術評価検討会9月 22 日(5)領域別委員会委員長会議11 月 17 日(6)検査関連委員会5月 26 日11 月 10 日
循環器WG 6 月 30 日9月 18 日消化器WG 5 月 26 日呼吸器WG 5 月 26 日神経精神WG 9 月 20 日11 月 12 日
(7)小児科関連委員会7月 27 日(8)リハビリテーション関連委員会12 月 2 日2新規加盟の件日本外来小児科学会日本小児腎臓学会日本急性血液浄化
学会日本臨床微生物学会日本高次脳機能障害学会日本神経免疫学会日本小児栄養消化器肝臓学会の加盟が承認され加盟学会は 108 学会である3副代表交代の件川城副代表に変わり小林弘祐(北里大学)が新たに就任し
た4三保連の件総合テーマ これからの診療報酬制度包括化と精緻化日 時平成 22 年 9 月 18 日(土)14 時~17 時 20 分会 場ベルサ―ル八重洲 3階(Room1+2+3)【プログラム】開会の挨拶(14 時~14 時 5 分)齊藤 寿一(内保連代表)
基調講演(14 時 5 分~15 時)座 長齊藤 寿一『これからの診療報酬制度行政の立場から』演 者迫井 正深(厚生労働省保険局医療課企画官)
シンポジウム(15 時~16 時 15 分)司 会齊藤 寿一山口 俊晴(外保連会長)
井部 俊子(看保連代表)1内科系医療の立場から(20 分)
工藤 翔二(内保連副代表)追加発言(15 分)DPCの包括化と精緻化高橋 進(内保連副代表)
2外科系医療の立場から(20 分)岩中 督(外保連会長補佐手術委員長)
3看護の立場から(20 分)
嶋森 好子(日本糖尿病教育看護学会 理事長)休 憩(15 分)総合討論(16 時 30 分~17 時 15 分)閉会の言葉(17 時 15 分~17 時 20 分)齊藤 寿一
5医療ニーズの高い医療機器等に関する要望書の提出について平成 22 年 5 月日付けで厚生労働省医政局経済課から加盟学
会に周知していただきたいとの要望があり関係学会に通知した募集期間平成 22 年 4 月 30 日(金)~平成 23 年 3 月 31 日(木)(1)第 1回締め切り 平成 22 年 6 月 15 日(火)(2)第 2回締め切り 平成 22 年 9 月 30 日(木)(3)第 3回締め切り 平成 23 年 1 月 31 日(月)提出された学会は下記の通りである(内保連に連絡された学会)①日本消化器病学会製品名Given AGILE Patency Capsule適応疾患小腸の狭窄狭小化が既知もしくは疑われるクローン病等の小腸疾患を有する患者
②日本消化器病学会製品名PillCam COLON 2適応疾患大腸のポリープやその他の病変が疑われる患者
③日本消化器病学会製品名バイポーラRFAシステム CelonPOWER適応疾患肝悪性腫瘍
④日本アレルギー学会日本小児アレルギー学会製品名呼気一酸化窒素濃度測定装置適応疾患気管支喘息患者
⑤日本臨床腫瘍学会製品名Bard E-Luminexx Vascular Stent適応疾患重症閉塞性動脈硬化症
6内保連活動のあり方についてのアンケート昨年の政権交代を経て今回の平成 22 年度診療報酬改定のプ
ロセスについては厚生労働省と中央社会保険医療協議会(中医協)における診療報酬改定の進め方にも大きな変化が認められたこのような動向を踏まえて106 学会が加盟する内保連の今後の活動についても様々な改革が必要である今回内保連では社会保険制度に立脚した我が国の内科系医
療について(1)全般的問題点(2)内科系診療行為を適切に反映した診療報酬点数設定のためのエビデンスのあり方(3)現在は診療報酬点数に十分に反映されていない専門医制度についての意見および(4)今後の内保連活動のあり方の四点について平成 22 年 5 月にアンケートを実施した106学会に発送し回答が寄せられた学会は79回収率は745である主な点は下記の通りである内科系医療において改善されるべき点や問題点にはどのよう
なものが考えられますか(複数回答可)(1)内科系各分野の専門性が適切に診療報酬に反映されていな
い 73 件 92(2)当直勤務など医師は過重労働の状態である 51 件 65(3)内科系医療を形成するチーム医療の評価が不十分である
43 件 54(4)研究や研修により自己研鑚するゆとりがない
31 件 39(5)入院基本料が低すぎる 30 件 387あり方委員会「内科系技術の評価に関わる調査内保連としての取り組み」
議事録
2861 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
について内科系技術評価をDPCに反映するという発想について
(1)DPCが出来高を基準としてそれを元に入院期間ごとに点数を按分している構造である以上従来の出来高で評価をされていない内科系技術をDPCだけに組み入れるのは難しいDPCに絞らず出来高に内科系技術評価の項目を加えそれが認められた後にDPCの出来高部分に手術と同じように組み入れるのが今の制度では妥当ではないかつまりそれが内科系のdoctorfeeの評価部分になるただそれまでに至る手法として調査対象にDPCのMDC18
分類の各疾患を参考にするのは可能であるただ同じ分類でも現行のDPCでは重症度が必ずしも反映されておらず例えば肺炎でも抗生物質内服投与程度で念のために様子見で入院させている軽症からICUに入院するような重症まで様々であるがDPCではうまく分かれていないそのために実際の調査では多くの困難も予想されるDPCで別枠評価可能なのは機能評価係数であるここに専
門医の数などを加味して評価してもらうように要望することは可能であるその根拠作りも可能である本格的に内科系技術評価を考えるためには内科系技術の分
類をまず作成してみる各学会の専門医の習得技術一覧表を集めれば可能である(2)医師の専従時間の算出難易度の算出デルファイ法この手法は前回やってうまくいかなかった部分で各診療
科内では可能であっても診療科間での整合性不釣り合いの是正がきわめて困難だったデルファイ法も本来合意形成のための主観的な手法で客観性があるかどうか疑問があるまた最近は医師の立場ではなく国民の立場での有用性
を議論しなければ説得力に乏しいと危惧するアウトカム指標を提示する方向が必要である(3)検討に向けた切り口外保連が第三者に評価されている背景は次の 2点とされる
内科系の領域でもそれらを参考にしつつ統一的な議論と根拠を積み上げていくことが肝要と推察する特に以下の 1)で示す技術の定義技術の体系とそれに伴う難易度コスト効用値の算出は専門医臨床現場が中心となる必要があり内保連への期待が高いと推察される外科分野の診療技術の網羅的な体系を構築したこと外科技術の評価の考え方と一定の根拠を示したこと1)内科技術の体系化内科系技術の評価を行うためにはその体系化(診療ニーズ
に対する技術特性技術項目と相互関係など)を最初に行うことが重要である(それが無くては先駆的な評価手法を持ってきても十分な効果が上がらない)一般に診療報酬に向けた議論は下記のような流れになると考えられるが体系化はそのスタートラインとして必須と言える「診療報酬の現行評価のチェックの流れ」rArr いわゆるmappingのアプローチ
①内科系技術を定義する(特性範囲)②内科技術を体系化する(相互の関係)③現状はどの部分(報酬項目)で評価されているか整理する④現状はどの程度評価(報酬点数)されているのか確認する(注)①と②は症例技術の多様性が大きい場合技術評価をすべき対象を絞り込む
「内科系技術の適正価値を算出する流れ」rArr いわゆるvaluationのアプローチ
1)技術難易度を算出する(提供者の負担の定量化)2)診療コストを算出する(医療資源消費の定量化)
3)社会的効用を算出する(アウトカム的な影響の定量化)(2)新たな手法の導入手法はあくまでもツールであり前述の定義や体系のフレー
ムが確立されていることが必用条件であるそのような前提の中で純粋な技術論としては下記のようないくつかの方法論が考えられる1)領域間のバランス補正のブリッジングrArr バイアスを除去し多次元を扱えるモンテカルロシミュレー
ション法など2)難易度を適切な大きさで貨幣価値に変換rArr 需要と供給のモデルも考慮した専門職の賃金水準設定の
理論の構築など3)技術料を適正化するコンビネーション指標rArr 技術難易度診療コスト社会アウトカム(臨床経済パ
フォーマンス)の融合など8「特定内科系診療」の要望について(1)要望の内容内科系学会社会保険連合(内保連加盟 111 学会総会員数
(673533)は保険診療点数表に内科系技術を評価する部として「特定内科系診療」を新設することを要望する(2)要望の理由現行の保険診療報酬体系において外科系技術の基軸となっ
ている手術は「第 10 部 手術」として診療報酬点数表にそれぞれの点数が明示されている一方内科系技術については検査処置あるいは管理加算などの点数の一部に散在して包含されているとはみられるものの問診や診察にはじまる診断と治療選択から患者への説明に至る知識と経験を踏まえた一連の内科系診療活動の基盤となる技術への評価が報酬上の漏れとなっているとみられる場合が少なくないこの「評価漏れ」は現行の診療報酬体系上の空白項であり
大きな瑕疵であると考えられる診療報酬の構成からみて評価漏れと判断される技術の占める比重が無視できないほど大きい診療についてこれを「特定内科系診療」と位置づけ診療報酬点数表の上で妥当な点数配分を行うことは歪みのない国民皆保険制度を維持する上で喫緊の課題である内科系診療行為の適切な評価は地域で内科系医師を確保しその診療活動を促すインセンティブを維持する上で必須であるさらに医学教育や卒後研修など基本的診療技術の体得を重
視する教育研修の現場においてもこれらの職能教育の成果が診療報酬上で適切に評価されていることは次代の医療を担う医師の育成環境としても不可欠である我が国の医療制度の根幹に関わる内科系診療技術の評価のために新たな部として「特定内科系診療」を新設することを喫緊の課題として要望する制度は各専門学会からのエビデンスに基づいて構築する
9検査関連委員会生体検査への内保連検査関連委員会としての取り組みについて概要呼吸循環消化器神経精神の 4分野の検査項目につい
て(1)臨床的有用性(2)検査の難易度専門性実施者への負荷(3)医療スタッフの拘束時間(4)機器や設備の 4つの観点から対象検査を相対評価し総合的に増点を求める項目(10―20以内)減点あるいは廃止しても良い項目を検討する増点を求める項目についてはコスト調査を行い要望点数の根拠とするこの案をもとに各ワーキンググループで討議の上検討し
ていくことになった具体的な評価基準については更に検討修正が必要であること特に臨床的有用性の評価については診療ガイドライン等への採用の有無などより具体的な評価基
議事録
2862 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
準を設定する(1)消化器WGの参加学会について日本消化器病学会と日本消化器内視鏡学会は内保連の生体
検査消化器WGには参加しないことで決議された今後消化器WGの他のメンバーである日本臨床検査医学会日本臨床検査専門医会が超音波検査内視鏡検査を除く消化器系検査項目について総合評価をまとめる方針である(2)WGリーダーおよびサブリーダーは下記の通りで各WGで会議を開催した①循環器WGリーダー伊東 春樹サブリーダー吉野 秀朗
②神経精神WGリーダー吉井 文均サブリーダー荻野美恵子
③呼吸器WGリーダー鈴木 勉サブリーダー望月 博之
(3)総合評価の集計とコスト調査項目の決定循環器WG呼吸器WG神経精神WGから提出された総合
評価(A B C D)の集計が提示された複数WGから提出された項目で評価が分かれた項目については上位の評価を採用した(例えば評価Aと評価Bに評価が異なる場合は評価Aとした)その結果総合評価Aは 26 項目(187)Bは 93 項目(669)Cは 15 項目(108)Dは 5項目(36)であった集計結果と各WGの要望をふまえ評価Aの 26 項目の中から
コスト調査項目が決定された(4)コスト調査の実施方法についてコスト調査の実施方法について以下の説明があったコスト調査は人件費機器費用(保守修理等含む)消耗
品費を含め水道光熱費地代建物代は含まない人件費は職種別に固定の平均給与額を用いる(参考人事院 平成 22年度国家公務員給与の概要ならびに総務省 期末勤勉手当)計算は臨床検査振興協議会で検体検査のコスト算出に用いたソフトを使う(5)今後の予定12 月初めまでにコスト調査協力予定施設(現在 36 施設)にコ
スト算出ソフトを配布その際にコスト調査可能な項目の確認をするその後実施施設が少ない検査項目は再度WGメンバーの施設および臨床検査医学会会員の施設に追加協力を依頼する調査入力したデータを平成 23 年 1 月 31 日までに提出して
もらい集計する調査結果は各学会からの提案書への反映提案書に対する
厚生労働省のヒアリングで役立てるとともに「生体検査の診療報酬見直しについての提言」としてとりまとめ内保連からの提言として厚生労働省に提出していただくよう働きかけることを全員一致で確認した検査のコスト調査 実施要項1回答いただきたい項目
調査票にある項目のうち院内実施している項目2コスト算出ソフトAamp T社(臨床検査振興協議会)が協議会に提供したアプリケーションソフトを用いる協力施設にはアプリケーションソフトと説明書を送付する
3必要なデータ詳細はAamp T社の解説書(協力施設に後日配布)参照①人件費共通の固定値を使う②業務配分実態調査が必要③試薬消耗品代④装置費(場所代は算入しない水道光熱費も算入しない)
4コストの算出コスト算出ソフトに必要データを入力し各項目のコストと内訳を算出する
10平成 24年度診療報酬改定の件スケジュールが下記の通り申し合わせされた
(1)提案書第一次提出期限12 月 10 日(金)①医療技術評価提案書(保険未収載)技術名技術の概要対象疾患名保険収載の必要性のポイントを記載して提出すること提出数46 学会 182 項目(重複含む)
②医療技術評価提案書(既収載)技術名診療報酬区分診療報酬番号技術の概要再評価区分具体的な内容記載して提出すること提出数49 学会 196 項目(重複含む)
③医薬品評価提案書(保険未収載既収載)薬品名一般名商品名薬品の区分概要再評価区分具体的な内容
④医薬品再評価提案書(保険未収載医薬品用)(概要版)技術そのものが新設であってもすでに保険診療の中で認められているものについては本用紙を用いること提出数8学会 38 項目(重複含む)
⑤医療課長宛提出数3学会 16 項目(重複含む)なお提案書書式はホームページに掲載している(参考資料平成 22 年度提出書式と記載要領)
(2)最終締切平成 23 年 4 月 11 日(月)概要版詳細版にすべての項目に記載して提出すること
(3)各委員会での最終調整締切平成 23 年 5 月 10 日(火)(4)厚生労働省提出平成 23 年 6 月 20 日(月)(5)代表副代表によるヒアリングを 5月頃に実施する予定で
ある11今後の活動について
平成 24 年度改定に向けた提案書の作成三保連の活動内科系の技術料の検討各委員会の活動を継続的に行う第 108 回例会で内科系診療技術体系化に関するWGの立ち上
げについて承認されたので今後定期的に検討会を開催する
議事録
2863 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
日本医療安全調査機構関係報告
1日本医療安全調査機構の設立平成 17 年より本会が事業主体となってきた厚生労働省補助金事業「診療行為に関連した死亡の調査分析モデル事業」は平成22 年 3 月をもって当初通り 5年間をもって本会が事業主体であることを終了することとなったしかし事業継続の要請が厚生労働省およびモデル事業運営委員会から寄せられ本会としても医療関連死に関する第三者機関設立意義は十分に認識しており本会を含めた複数の医学会による新たな枠組み新しい法人としてこの事業を継続することとなった
法 人 名「一般社団法人 日本医療安全調査機構」設 立 日平成 22 年 3 月 25 日設立理事高久史麿(日本医学会 会長)
寺本民生(社団法人日本内科学会 理事長)里見 進(社団法人日本外科学会 理事長)長村義之(社団法人日本病理学会 前理事長)中園一郎(特定非営利法人日本法医学会 理事長)
監 事山口 徹(日本内科学会)兼松隆之(日本外科学会)
予 算176640 千円(平成 22 年度 厚生労働省全額補助金)事務局長原 義人(青梅市立総合病院 院長)事 務 局東京都港区浜松町 2―3―25 マスキンビル 6 階2事業内容(1)理事会
本年度は 6回開催された本事業の事業計画や予算等機構全体の方針について検討を行なった
(2)運営委員会(座長 樋口範雄 東京大学法学部)従来のモデル事業運営委員会を拡大する形で3回開催された理事会の方針決定を踏まえて従来のモデル事業の取り組みについて検討を行なっている事業実施の 10 地域代表の報告も行なわれているワーキンググループを設け個別検討も行なっている本会からは寺本理事長と富野担当理事が委員に加わっている
(3)事業実施地域(10 地域)北海道宮城茨城東京新潟愛知大阪兵庫岡山福岡
(4)平成 22 年度受付事例
①従来の解剖を前提とした事例受付平成 22 年度全国計 23 事例(平成 22 年 12 月 3 日現在)
②死後画像による事例受付平成 22 年度全国計 2例(平成 22 年 12 月 3 日現在)
3今後の取り組みについて(1)受付事例の在り方
これまで取り組んできた①解剖を前提とした従来の事例受付に加え②死後画像(Ai)による事例を受付し③院内事故調査委員会に外部委員として参画するレビュー方式を平成 23 年 4 月から取り入れる予定である
(2)予算本事業は政府「事業仕分け」の対象となり平成 23 年度予算は大幅減額となり119115 千円(前年比57485 千円)という閣議決定となったただし平成 23 年度予算は国会での予算審議が行われている状況下政局の動きによっては予算執行への影響が想定されるこのような状況において機構理事会では次のことが確認された①予算の大幅減額を踏まえ受付地域を 10 地域から 5地域に縮小(北海道東京愛知大阪福岡)
②レビューモデル死後画像診断方式解剖方式をふくめて 40 例を目標とする
③平成 24 年度事業について平成 23 年度予算が大幅減額となったが24年度以降は厚生労働省補助金の目処が明らかとなっていない平成 23年 8 月には概算要求が行なわれるので事前に平成 24年の予算について注視し事例受付の判断材料とする
(3)本会での対応①事例担当委員の推薦機構からの要請があった場合本会からも事例の内容に適切な評価委員を引き続き推薦することとする
②事業費立て替え日本医療安全調査機構は全額厚生労働省の補助金で運営されているが補助金の執行には一定の時間がかかり(夏頃執行)春から夏頃の間の事業運営は本会と日本外科学会の運営費立て替えにより事業を行なってきた平成22 年度の立て替え金については理事会と評議員会の承認により行なってきたが平成 23 年度の事業費立て替えについては日本医療安全調査機構において厚生労働省から補助金の確保することを前提に平成 22 年度同様に対応することとしたい
議事録
2864 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
東日本大震災における本会の対応と取り組みについて
3 月 11 日に発生した東日本大震災に伴う社会的な混乱による影響に対して理事会等で本会の対応と取り組みについて検討し次の通り対応を行うこととした1第 108回日本内科学会通常総会について大震災に伴う影響により4月 15日開催予定の通常総会について
は開催を延期することとし日程を調整した結果下記の通り開催する第 108 回日本内科学会通常総会日時平成 23 年 7 月 10 日(日)午後 1時場所日本都市センターホテル(東京都千代田区平河町2―4―1)
2第 108回日本内科学会学術講演会について平成 23 年 4 月 15 日~17 日に開催予定の学術講演会は一旦中
止の上延期した当初予定していた「講演シンポジウム」については本年 9月号(9月 10 日発行)「一般演題(ポスターセッション)」は抄録号(2 月 20 日発行)の日付をもって誌上発表とすることとしたまた学術講演会は下記の通り会期講演時間等を短縮して
開催する内容については 4月に講演予定の講演を中心にプログラムを作成し災害に係るシンポジウムを取り上げる予定である第 108 回日本内科学会学術講演会日程平成 23 年 11 月 13 日(日)
場所パシフィコ横浜 展示ホールAB3東日本大震災義援金受付について阪神大震災の時と同様に義援金専用口座を開設し会員からの
義援金を受け付けることとしたなお義援金は日本赤十字社に寄託し他の用途には使用しないこととした4本会の災害医療への取り組みについて昨年度から専門医部会で災害医療支援ワーキンググループを立
ち上げて活動していたことから専門医部会を中心に現地での実情および学術団体としての性格を鑑み具体的な取り組みについて検討を行うこととした5平成 23年度生涯教育講演会および内科学の展望について本年度の生涯教育講演会はABセッションの各1回目は開催を
中止した各 2回目および内科学の展望については開催予定であるが今後の社会情勢を考慮し慎重に判断していくこととした6本年度会費および認定更新の措置について【本年度会費】被災地域の会員については阪神大震災の時と同様に罹災証明
書を提出した会員の本年度会費を免除することとした【認定更新】認定内科医および総合内科専門医の更新に必要な単位取得につ
いては講演会の開催中止や延期があることから認定内科医および総合内科専門医全員の認定期間を一律1年間延長することとした
議事録
2865 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
平成 22 年度 除名者一覧(434 名)フリガナ 50 音順
本会定款第12条により以下の方々は本会より除名となりましたこの件につきましては平成 23 年 7 月10日開催の第108回社団法人日本内科学会通常総会で承認済ですなお認定内科医および総合内科専門医の資格を取得されている方は自動的にその資格も失われました
定款第12条(3)により除名会員番号 氏 名 会員番号 氏 名 会員番号 氏 名 会員番号 氏 名 会員番号 氏 名ア―02853 会田 庄造ア―00297 會場 清恭ア―05281 青木 朝子ア―05376 青木 奈穂ア―00577 青山 一朗ア―05508 青山 徹ア―03523 浅妻 直樹ア―05314 東 麻子ア―00538 安部 匡ア―05475 阿部 智一ア―01721 阿部 仁ア―04227 新垣 志乃ア―05440 粟國 仁志ア―05501 安 健太
イ―06490 飯島 潔イ―09398 飯塚 邦夫イ―08891 井形 克郎イ―05409 生野 俊治イ―06358 生野 直美イ―08267 池田 和世イ―07157 池原 泰彦イ―09715 石垣麻衣子イ―00364 石原勝三郎イ―09591 石丸 大地イ―09867 磯貝 尚子イ―02108 板橋 明イ―08920 井手 博一イ―08799 伊藤 滋朗イ―07548 伊藤 誠治イ―09605 伊藤 誠治イ―08656 伊藤 隆史イ―09806 伊藤 樹イ―04197 伊藤 輝寿イ―09723 伊藤 悠城イ―03997 稲垣 宏イ―09696 稲垣 有佐イ―09543 井野研太郎イ―03359 井上潤一郎イ―08131 井上新一郎イ―02350 井上 照信イ―09505 井上 正義イ―09836 井畑 朝紀イ―04752 今西 佳代イ―07249 今福 裕司イ―08736 入江 武志
イ―07173 岩切 直樹イ―09555 岩阪 浩志イ―09096 岩下 高羽イ―07936 岩原 千絵
ウ―01870 植田 篤ウ―01957 植田進一朗ウ―02800 上原 浩介ウ―02814 植弘奈津恵ウ―01927 嚴 淳浩ウ―02509 内田 泰斗ウ―02859 内村 暢幸ウ―01817 梅木 健介ウ―02834 浦川 知子ウ―01941 浦川 博史
エ―00783 榮川 健エ―00896 江口 正倫エ―01053 江中 牧子エ―00586 榎本 強志
オ―06531 大井 浄オ―08623 大岩 健満オ―09656 大木 聡オ―09721 大河内 智オ―06679 太田 孝行オ―07421 太田 正樹オ―09720 太田みずほオ―09723 太田 優オ―09415 大滝 隆博オ―07826 大塚 克則オ―09452 大塚 剛オ―09719 大西 和友オ―09602 大西 龍貴オ―09414 大西 富文オ―09649 大野 謙介オ―08540 大野 伸彦オ―09119 大原紗矢香オ―09303 大村 和弘オ―09775 岡 匡代オ―08940 岡﨑 真之オ―07516 岡田 理オ―09389 岡田 玲奈オ―06096 小川 光二オ―07439 小川 友裕オ―04634 荻原 忠久
オ―09683 小倉 健吾オ―06792 小山内智彦オ―01171 長村日出夫オ―09705 小足 有紀オ―02531 尾山 淳オ―09647 恩田 義幸
カ―07585 角張 陽子カ―01718 葛西鍈一郎カ―07823 梶谷 美砂カ―07866 鹿島 和孝カ―07573 勝田 英介カ―07821 加藤 綾子カ―07909 加藤 健宏カ―02841 加藤 直也カ―05278 金井 透カ―03661 株本 昌カ―01123 上嶋権兵衛カ―04118 河合 敏之カ―07659 川口 桂カ―07593 川口 真己カ―06224 川口 宗一カ―07934 川原かな子カ―07568 川人 龍夫カ―02827 河辺 由憲カ―07949 川村 亮英カ―06893 河村 修カ―07711 菅野 彩香カ―07773 菅野 勝義カ―01988 貫野 徹
キ―03248 木川 聡子キ―01957 菊島 郁丸キ―02951 木島 真キ―03459 衣笠 祥子キ―03442 木原 康宏キ―03172 木村宗一郎キ―01679 木村 俊郎キ―01167 木村 昌宏キ―03444 木村 祐介
ク―02484 工藤 裕康ク―02514 工藤雄一朗ク―03288 久保奈津子ク―03009 久保田 活ク―02109 久保田 晋
ク―02345 公文 成行ク―03184 栗林 恭子ク―02671 黒河内 顕ク―01989 桑原健太郎
コ―02801 黄 重毅コ―04293 髙口 善信コ―01803 甲田 伸一コ―03894 古賀 秀嗣コ―03587 国分 政樹コ―04657 小暮 智コ―04799 小島 彰コ―04636 小菅 清彦コ―05359 小寺 隆三コ―03812 小西 弘一コ―05448 小西 陽子コ―05630 木場 崇之コ―05314 小林久美子コ―04719 小林 剛コ―04701 小森 弘コ―04011 小柳 徳明コ―05604 近藤 貴仁コ―05224 今野 美希コ―05536 今野 元之
サ―03555 斉藤震太郎サ―06496 斉藤 哲雄サ―01609 斎藤 裕サ―06435 齊藤有香里サ―06173 酒井 利幸サ―05687 酒井 保禎サ―06662 坂下清登志サ―06377 坂巻 崇サ―05651 崎村 香苗サ―02080 桜井 健サ―03717 櫻井炳一郎サ―02812 佐々木 惇サ―06806 佐々木 徹サ―06733 佐島 威行サ―05401 佐藤 兼俊サ―00856 佐藤源一郎サ―05331 佐藤 衆一サ―06642 佐藤 精一サ―06688 佐藤 大輔サ―06722 佐藤 千草サ―01645 佐藤 秀幸
サ―06675 佐藤 浩サ―05247 佐野 寿彦サ―04118 佐守 友実サ―03444 沢田 英夫
シ―04667 椎原 啓輔シ―04424 志田 千穂シ―04558 篠田 梨佳シ―04596 嶋尾 綾子シ―04555 島田奈都子シ―03838 嶋村 浩市シ―01664 清水 章シ―04709 清水 孝行シ―03404 清水 千枝シ―01945 下里 公昭シ―04612 下田木の実シ―04654 下山雄一郎シ―01679 徐 以政シ―04777 荘 将也シ―04627 肖 凌シ―01937 正田 浩之シ―02978 神宮 則彦
ス―01338 末次 正治ス―03487 末山 貴浩ス―03502 末吉 亮ス―03380 杉浦 一平ス―03497 杉本 真理ス―03321 杉山 政彦ス―03223 鈴木くみ子ス―01015 鈴木 利昭ス―03505 鈴木 英嗣ス―03456 鈴木 博子ス―03573 鈴木 正宣ス―03120 鈴木 光哉ス―02577 須藤由香里ス―02760 砂川 尚子
セ―00897 関川 宗セ―00923 関口佳穂子セ―01042 関口 朋子セ―00546 関田 幹雄セ―00759 瀬戸口聡子
ソ―00525 園田 真理ソ―00513 園淵 和明
議事録
2866 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
ソ―00484 岨 真奈美
タ―09333 髙石 佳幸タ―09715 高江洲陽太郎タ―09443 高尾 麻美タ―08838 髙﨑 洋介タ―07191 田頭 英昭タ―08102 田頭 弘子タ―05449 田頭 雅文タ―08937 高巣 康代タ―09592 髙鳥 尚子タ―09558 高橋 徹タ―03606 髙橋 秀仁タ―09584 高橋 雄一タ―04579 高比良宏之タ―09850 高見 麻子タ―08898 田上 敦朗タ―07074 高山 実タ―01084 滝川 道子タ―08743 田口佳代子タ―04634 武井 毅タ―09620 竹内 梓タ―06752 竹内 由紀タ―09503 武田 崇志タ―07099 竹高 裕一タ―05217 竹中 貞信タ―09518 竹安 伸午タ―09494 太崎友紀子タ―06394 田嶋 博雄タ―09554 田添 潤タ―08035 多田 光範タ―00986 立井 哲三タ―05734 田中 啓介タ―02277 田中 啓三タ―09163 田中 孝明タ―00224 谷 辰二タ―03822 谷 慶彦タ―04862 玉垣 浩美タ―09429 俵矢 英輔タ―09536 丹藤 昌治
チ―00593 千葉 修治チ―00529 千葉 貴人
ツ―01660 突合 淳ツ―00753 辻 良一ツ―00996 土屋 寛泰ツ―00856 恒川 一勝
テ―00171 出浦 正倫テ―00713 手塚 秀夫テ―00611 寺内 一真テ―00573 寺尾 壽幸
ト―01553 戸川 真一ト―02153 時枝 数雄ト―02646 德田 剛宏ト―02308 徳留みずほト―01600 徳久 英俊ト―01933 戸嶋 研一ト―02564 刀根小百合ト―02404 舎人 誠ト―02584 外山 琢
ナ―06435 中 くみ子ナ―06651 中居 美雪ナ―04163 中川 明信ナ―06569 中川江里子ナ―05899 長汐 千秋ナ―04369 中嶋 康之ナ―04999 中島 八束ナ―06460 中田 耕平ナ―02530 中藤 研一ナ―03859 中庭 功雅ナ―06455 長橋ことみナ―06555 中林 裕子ナ―01360 中村 功ナ―06568 中村 昌平ナ―06554 仲村 智ナ―05891 中村 教人ナ―02718 中村富美子ナ―04503 中谷 慶章ナ―06079 中山 真美ナ―06088 名越真理子ナ―06388 生井 麻子ナ―01680 生井 和之
ニ―01152 西 克紀ニ―02385 西田 太一ニ―01758 西田 正樹ニ―02253 西田 正人ニ―02316 西田由美子ニ―01969 西本 正興ニ―01603 仁瓶 宗樹
ヌ―00155 沼岡 英晴ヌ―00118 沼田 由夏
ヌ―00167 沼田クナウプ絵美里
ネ―00112 根川 常夫ネ―00159 根岸 孝典ネ―00079 根本 博徳
ノ―00550 野口兼三郎ノ―01262 野口 泰芳ノ―01144 野﨑 英夫ノ―01125 野崎 昌俊ノ―01295 野島 祐子ノ―01271 野田 顕義ノ―01281 信秋 護
ハ―02758 白藤 達雄ハ―05124 橋口 真征ハ―02572 橋倉 博樹ハ―03065 橋爪 眞言ハ―04807 橋本 肇ハ―01527 橋本 将利ハ―02307 畑田有一郎ハ―05017 花岡 裕ハ―03329 花田 秀幸ハ―01412 馬場 恒春ハ―05103 林 安里ハ―03304 林田 恵子ハ―04917 春木 朋広ハ―04942 伴 浩子ハ―04756 半田 信之ハ―03907 半田 正樹
ヒ―02867 樋口 徹ヒ―02006 筆宝 義隆ヒ―01537 比屋根 学ヒ―02823 平田 文宏ヒ―02806 平沼 進ヒ―02070 平林 省二ヒ―00570 平林 正巳ヒ―02849 廣瀬奈々子
フ―03433 福岡 幸フ―04588 福田 一絵フ―02518 福谷 久フ―03705 福満 博子フ―04469 福山俊一郎フ―01601 藤井 成之フ―04498 藤田 公彦フ―04470 藤田 靖子
フ―02218 藤田 良二フ―02961 藤本 浩フ―01275 二神 康夫フ―04206 鮒田 貴フ―04519 古井 智子フ―04413 古堅 祐行フ―04280 古川 大祐
ホ―00516 星野 英二ホ―01249 星野 哲夫ホ―01456 保志場毅一ホ―00187 細萱 昌利ホ―01904 細川 浩ホ―00548 保津真一郎ホ―01900 堀 大治郎ホ―01916 堀内 桂ホ―00996 本多 伸光
マ―05223 前川 晴美マ―03796 前原 愛和マ―05384 松浦 裕美マ―05327 松浦 正徒マ―03583 松尾 高志マ―05447 松岡 幸子マ―05380 松﨑 洋吏マ―01497 松崎 道幸マ―05250 松永 高志マ―04885 松永 宏明マ―03155 松村 研二マ―02096 松村 和矩マ―05079 間藤 卓
ミ―04447 三浦 孝之ミ―04560 三浦 直明ミ―03359 三木 重樹ミ―02767 三木 弘行ミ―03447 三木 理加ミ―00788 水野 和夫ミ―01921 水野 徹ミ―02445 三谷原重雄ミ―03502 三津山勇人ミ―04266 皆川 敏弘ミ―03375 壬生倉洋介ミ―04434 宮川 義仁ミ―04556 宮崎 祥子ミ―03960 宮田 淳ミ―04513 宮田 世羽
ム―01402 村本真一郎ム―00290 室川 諭
メ―00054 目野 亜希
モ―01867 森 充子モ―00248 森 和夫モ―02138 森 菜緒子モ―00507 盛 秀一モ―02328 森瀬 京子モ―02410 森松 曉史
ヤ―04147 矢嶋 朋子ヤ―03589 安川 忠通ヤ―06267 安田 智嗣ヤ―03017 安田 奈央ヤ―06330 矢野 義人ヤ―04052 山内 和志ヤ―05828 山上 浩ヤ―01811 山口 登ヤ―04191 山下 雄幸ヤ―06295 山下 兼史ヤ―06084 山田 香織ヤ―05793 山田 高裕ヤ―06170 山田 全毅ヤ―03695 山手裕一郎ヤ―04674 山本 司生ヤ―06281 山本 富美ヤ―06109 山本 牧子ヤ―06264 山本 裕弥ヤ―05625 山本 祐歌
ユ―00165 万木 茂樹
ヨ―02117 横崎 正一ヨ―02585 横田 義子ヨ―01724 横山 英則ヨ―02301 吉井 和也ヨ―00555 吉岡 通夫ヨ―02415 吉田 匠ヨ―01214 吉田 賢志
ワ―02001 若菜 洋一ワ―00905 若林 研司ワ―02058 渡辺 泰良ワ―01996 渡辺 優ワ―01777 綿引 奈苗
議事録
2867 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
『内科救急診療指針 1st Edition』の発行について
日本内科学会では認定内科医試験においてACLSICLSといった二次救命処置を含む救急蘇生講習会の受講を義務づけておりまた平成 16 年から実施されている初期臨床研修制度においても二次救命処置の習得が必修項目となっていますしかし対象となる医師すべてに行き渡るだけの講習会が十分に実施されていないという状況もあり日本内科学会としても認定内科医を目指す医師に向けての講習会を開催する運びとなりました折しも救急医療の崩壊など救急医療への社
会的要請が高まっている実情を踏まえ単に認定内科医試験の受験者に留まらずすべての内科医がいかに救急医療に貢献できるのか更なる検討を行い結果救急医療に接することの少ない内科医が心停止時のみならず緊急を要する症状を呈した患者に対応できるよう日本救急医学会が策定した「ICLSコース」を基礎に日本内科学会独自の「内科救急」をプログラムに導入した講習会を実施することとなりました日本内科学会ではこの取り組みにあたり「救
急委員会」を組織し本講習会の名称を「日本内ジェイメック
科学会認定内科救急ICLS講習会(JMECC=Japa-nese Medical Emergency Care Course)」としました現在全国の地方会等で実施しております開
催等につきましては本会ホームページにてご覧いただけます講習会の詳細策定と並行してコース実施時に
使用するテキストの作成を「救急マニュアルワーキンググループ」にて行い一次救命処置から非心停止時の内科的救急症例への対応をまとめた『内科救急マニュアル』を平成 22 年 4 月に発行しましたこれは暫定版としての配布ではありましたがJMECCの各講習会にて好評を博しましたこの度日本蘇生協議会JRC(日本版)ガイドラ
イン 2005 の改正版となる 2010 が発表されこれ
に対応するための改訂作業を重ねた結果新たに『内科救急診療指針 1st Edition』と改題して正式に販売することとなりましたJMECC参加時の必携テキストとして出版しましたが日常診療のお役に立てるものと思われますぜひ診察室のお手に取りやすい場所に置いてくださいまた医学部生や看護師救急救命士といったコメディカルの皆様にも大変わかりやすい内容となっておりますので本書をご紹介いただけましたら幸いです
【主な掲載内容】救急初期対応総論救急患者に対する系統的アプローチ一次救命処置(BLS)二次救命処置(ALS)
症候論一過性意識障害と失神意識障害呼吸困難
胸背部痛動悸頭痛めまいけいれん腹痛吐血下血発熱ショック
各論脳卒中喘息増悪(発作)急性呼吸不全急性
冠症候群徐拍頻拍急性心不全急性肺血栓塞栓症高血圧緊急症と緊急降圧急性腹症肝不全腎不全電解質異常高血糖緊急症低血糖急性副腎不全(副腎クリーゼ)重症敗血症敗血症性ショックDICアナフィラキシー環境性体温異常急性中毒(特に薬物中毒)
手技輪状甲状靭帯切開および穿刺胸腔穿刺および
ドレナージ
JMECC Japanese Medical Emergency Care Course
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JMECC Japanese Medical Emergency Care Course
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総合内科専門医メーリングリストに参加しませんか
旧認定内科専門医会が平成 11 年から運営してきたメーリングリストは専門医部会発足を受け平成 21年 3 月に「FJSIMML」として再スタートしました以後年間 700 件を越すメールが瞬時に日本世界を駆け巡り総合内科専門医を繋ぐ重要な役割を果たしています一人でも多くの方にこのメーリングリストに加わっていただき交流の場が広がることを期待しています
1)新規登録下記ホームページの指示に従ってくださいhttpsmembernaikaorjpmembercontentninsho1fjsimmlhtmlログインIDnaikamember パスワードc7s5
2)メールの 3区分【症例相談】症例相談【医学医療全般】内科各論の医学的討論や医療全般の討論その他【お知らせ】病院の紹介や講演会開催など
メールの件名に上記 3区分のどれかをまず記載しその後に本文内容がわかるようにしてください記載例例 1 【症例相談】心電図異常について例 2 【医学医療全般】インフルエンザリレンザ使用について例 3 【お知らせ】シンポジウムのご案内
3)登録内容(メールアドレス)変更退会につきましても1)の新規登録と同じフォームより届けてください
4)注意事項参加者の自由な意見の掲載を認めますが管理面から一定のルールを設けます匿名は原則禁止です(担当幹事が事由ありと認める場合には匿名を許可することがありますが少なくとも部会副会長には名前を提示する必要あり)
受信したメールのメーリングリスト外への持ち出しや引用は送信者の許可なくしては不可です添付ファイルは禁止です(ウイルスの温床となる可能性等)開封要求をつけてのメール送信はできませんその他ルールは一般のネチケットルールに準じます
日本内科学会専門医部会部会会長 宮崎 俊一部会副会長 梶波 康二
専門医部会
2870 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
日本内科学会「会員証ICカード」規約について
先般お配りいたしました「会員証」について「規約」が定まりましたのでお知らせいたします会員証は平成20年 4 月下旬に「配達記録郵便」にてお送りいたしておりますがお受け取りになれずに返送されてしまっております郵便もございますので今一度ご確認下さいまた会員証を利用したサービスにつきましては準備が整い次第本会誌本会ホームページ等
にてご案内いたしますのでご協力下さいますようお願い申し上げます
会員証規約第1条 会員証1社団法人 日本内科学会(以下「本会」という)は会員証ICカード(以下「会員証」という)の発行管理を行う
第 2条 カードの貸与1本会は会員本人に対し会員証を貸与するものとする会員証にはICチップが搭載されており会員固有の情報が格納されている会員は会員証を貸与されたとき直ちに会員証の所定欄に自己の顔写真(30cmtimes25cm)を貼付しなければならない
2会員証上には会員氏名会員ID(新設)会員番号等(以下「会員証情報」という)が表記されている表記されている会員本人以外の会員証の使用を禁じる
第 3条 会員証の管理1会員証の所有権は本会に帰属する会員は善良なる管理者の注意を持って会員証および会員証情報を使用管理しなければならない
2会員はいかなる他者に対して会員証を貸与預託譲渡することおよび会員証情報を預託し使用させることを禁じる
第 4条 会員証の利用1会員は本会主催の各種講演会等への参加の際会員本人確認認証のため必ず会員証を携行し必要に応じ提示を行うものとする
第 5条 会員証の再発行1本会は会員証の紛失盗難破損汚損等または会員証情報の消失不具合により会員が申請した場合本会の判断で会員証の再発行を行うものとするその際合理的な理由がある時以外は会員証を再発行しない場合がある
2会員証の再発行の場合会員は本会所定の再発行手数料を支払うものとするなお再発行手数料は本会より別途通知するものとする
第 6条 会員証の返却1会員は本会退会もしくは再発行(一部)の場合直ちに会員証を本会に返却するものとする
第 7条 会員証規約の変更1本会は必要に応じ本会員証規約を変更できるものとする2本会員証規約の変更は本会総務委員会の議決による
附 則
この規約は平成20年 5 月20日から施行する
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Open-access online journal
Published by The Japanese Society of Internal Medicine
Internal Medicineは本会が発行するOpen-access online journalです日本内科学会雑
誌が生涯教育を目的とするのに対しInternal Medicineは研究論文の紹介ならびに研
究発表の場を提供することを目的としております
Internal Medicineは会員の方々の優れた研究成果を海外に広めるための雑誌として
1962 年から発行してまいりましたが2006年からは印刷物としての雑誌発行を中止し
online journalのみとなりましたこれにより掲載までの期間短縮も計れました
学術論文はその性格上英語で記述され広く海外に紹介されなければ学術面で正
当な評価を得ることはできません月刊アクセス数が6万件を超えるInternal Medicine
はこの目的達成のための雑誌として最適と存じますので学術研究論文は是非Inter-
nal Medicineにご投稿されることをお勧めいたしますまた下記サイトにてどなたで
も閲覧することができます
掲載内容
Editorial
Review
Original Article
Case Report
Letters to the Editor
Pictures in Clinical Medicine
閲覧投稿httpwwwnaikaorjpimindex
社団法人 日本内科学会
2875 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
2878 日本内科学会雑誌 第100巻 第 9号平成23年 9月10日
会 頭 中尾 一和理事長 寺本 民生編集担当理事 小池 和彦藤山 佳秀山本 徹也編集主任 浅香 正博編集副主任 岡本 幸市山科 章編集委員 阿部 康二生坂 政臣伊藤 光泰梅村 敏川名 明彦北村 和雄
朔 啓二郎澤田 賢一下瀬川 徹竹内 勤寺田 典生永井 厚志成田 一衛野元 正弘平田 一人福井 次矢益崎 裕章三浦総一郎安川 正貴矢冨 裕山本 一彦渡辺 彰 (平成23年度)
複写される方へ本会は下記協会に複写に関する権利委託をしていますので本誌に掲載された著作物を複写したい方は同協会より許諾を受けて複写して下さい但し(社)日本複写権センター(同協会より権利を再委託)と包括複写許諾契約を締結されている企業の社員による社内利用目的の複写はその必要はありません(社外頒布用の複写は許諾が必要です)権利委託先(社)学術著作権協会107―0052 東京都港区赤坂9―6―41 乃木坂ビル電話(03)3475―5618 FAX(03)3475―5619 E-mail infojaaccjp
なお著作物の転載翻訳のような複写以外の許諾は学術著作権協会では扱っていませんので直接発行団体へご連絡ください
またアメリカ合衆国において本書を複写したい場合は次の団体に連絡して下さいCopyright Clearance Center Inc 222 Rosewood Drive Danvers MA 01923 USA Phone 1―978―750―8400 FAX 1―978―646―8600
次号予告(第10号)
特集 膠原病リウマチ性疾患の治療の現状と展望Editorialトピックス膠原病リウマチ性疾患の治療の現状と展望
Ⅰステロイド非ステロイド抗炎症薬1ステロイド2非ステロイド性抗炎症薬(COX2阻害薬)
Ⅱ免疫抑制薬抗リウマチ薬1メトトレキサート2サラゾスルファピリジン3シプロフォスファミド4アザチオプリン5レフルノミドとミゾリビン6ブシラミンと金製剤7シクロスポリン
8タクロリムス9ミコフェノール酸モフェチル(未承認薬)
10ヒドロキシクロロキン(未承認薬)Ⅲ生物学的製剤
1TNF阻害薬2IL-6阻害薬3T細胞活性化阻害薬4IL-1阻害薬(未承認薬)5B細胞に対する生物学的製剤(未承認薬)
座談会生物学的製剤を中心とした治療と副作用対策
専門医部会
日本内科学会雑誌Journal of the Japanese Society of Internal Medicine No9 編集人 編集主任 浅香 正博
発行所 社団法人 日本内科学会113―8433 東京都文京区本郷3丁目28番8号電話(03)3813―5991(代) FAX(03)3818―1556E-mail naikanaikaorjp httpwwwnaikaorjp「会員専用コンテンツ」共通IDnaikamember
共通パスワードc7s5
印刷所 114―0024 東京都北区西ケ原3丁目46番10号株式会社 杏 林 舎
September 10 2011 Vol 100
平成23年9月6日印刷平成23年9月10日発行会員外頒価一部 1000円(税込)購読料は会費に含む