HD 患者におけるにおける既存既存のESA から …¼‘薬中 1111例例 25 μg / 月 2例 1500 IU / 週 3例 50 μg / 月 12 例 2250 IU / 週 4例 75 μg / 月 8例

HD患者患者患者患者におけるにおけるにおけるにおける既存既存既存既存ののののESAからからからからC.E.R.A.へのへのへのへの

切切切切りりりり替替替替ええええ投与投与投与投与のののの検討検討検討検討（（（（続報続報続報続報））））

真鈴会真鈴会真鈴会真鈴会かいこうクリニックかいこうクリニックかいこうクリニックかいこうクリニック

金金金金昌雄昌雄昌雄昌雄

第第第第７９７９７９７９回大阪透析研究会回大阪透析研究会回大阪透析研究会回大阪透析研究会

平成平成平成平成２４２４２４２４年年年年９９９９月月月月９９９９日日日日（（（（日日日日））））

はじめにはじめにはじめにはじめに

昨年昨年昨年昨年７７７７月月月月にににに待望待望待望待望のののの持続型赤血球造血刺激因子製剤持続型赤血球造血刺激因子製剤持続型赤血球造血刺激因子製剤持続型赤血球造血刺激因子製剤

エポエチンベータペゴルエポエチンベータペゴルエポエチンベータペゴルエポエチンベータペゴル（（（（C.E.R.A.)がががが上市上市上市上市されたされたされたされた。。。。

早速早速早速早速、、、、４４４４週週週週にににに１１１１回回回回のののの投与投与投与投与のののの利点利点利点利点をををを生生生生かすべくかすべくかすべくかすべくＨＤＨＤＨＤＨＤ患者患者患者患者

でででで既存既存既存既存ののののESA製剤製剤製剤製剤からからからからC.E.R.A.へのへのへのへの切替切替切替切替ええええ投与投与投与投与をををを行行行行っっっっ

たたたた。。。。

そのそのそのその使用経験使用経験使用経験使用経験をををを第第第第７８７８７８７８回本研究会回本研究会回本研究会回本研究会においてにおいてにおいてにおいて４４４４週週週週にににに１１１１そのそのそのその使用経験使用経験使用経験使用経験をををを第第第第７８７８７８７８回本研究会回本研究会回本研究会回本研究会においてにおいてにおいてにおいて４４４４週週週週にににに１１１１

回回回回のののの投与投与投与投与およびおよびおよびおよび４４４４週週週週にににに１１１１回回回回のののの投与量投与量投与量投与量のののの増減増減増減増減のののの調節調節調節調節をををを

行行行行うことによってヘモグロビンうことによってヘモグロビンうことによってヘモグロビンうことによってヘモグロビン濃度濃度濃度濃度はははは日本透析医学会日本透析医学会日本透析医学会日本透析医学会

のののの推奨推奨推奨推奨するガイドラインのするガイドラインのするガイドラインのするガイドラインの範囲内範囲内範囲内範囲内にににに問題問題問題問題なくなくなくなく維持維持維持維持できできできでき

ることをることをることをることを報告報告報告報告したしたしたした。。。。

しかししかししかししかし、、、、投与期間投与期間投与期間投与期間がががが２０２０２０２０週前後週前後週前後週前後とととと比較的短期間比較的短期間比較的短期間比較的短期間でででで

あったのであったのであったのであったので、、、、今回今回今回今回はははは投与期間投与期間投与期間投与期間がががが４０４０４０４０週以上週以上週以上週以上にわたってにわたってにわたってにわたって

投与投与投与投与しえたしえたしえたしえた症例症例症例症例をををを検討検討検討検討してしてしてして続報続報続報続報としてとしてとしてとして報告報告報告報告するするするする。。。。

方法方法方法方法

rHuEPOからC.E.R.A.へのへのへのへの切替切替切替切替えはえはえはえは、、、、週週週週にににに４４４４,５００５００５００５００単位以下単位以下単位以下単位以下のののの場合場合場合場合

はははは１００１００１００１００ μｇｇｇｇ以下以下以下以下でででで直近直近直近直近のヘモグロビンのヘモグロビンのヘモグロビンのヘモグロビン濃度濃度濃度濃度（（（（Hb濃度濃度濃度濃度））））にににに応応応応じてじてじてじて投投投投

与量与量与量与量をををを決定決定決定決定したしたしたした。。。。６６６６,００００００００００００単位以上単位以上単位以上単位以上のののの場合場合場合場合はははは１５０１５０１５０１５０ μｇｇｇｇをををを基本基本基本基本にににに

Hb濃度濃度濃度濃度にににに応応応応じてじてじてじて投与量投与量投与量投与量をををを決定決定決定決定したしたしたした。。。。そのそのそのその後後後後はははは４４４４週週週週にににに１１１１回直近回直近回直近回直近のののの

Hb濃度濃度濃度濃度にににに応応応応じてじてじてじてC.E.R.A.のののの投与量投与量投与量投与量のののの増減増減増減増減をををを行行行行ったったったった。。。。 Hb濃度濃度濃度濃度のののの推推推推

移移移移ととととC.E.R.A.のののの投与量投与量投与量投与量のののの推移推移推移推移をををを４０４０４０４０週以上週以上週以上週以上にわたってにわたってにわたってにわたって継続継続継続継続してしてしてして投投投投

与与与与しえたしえたしえたしえた症例症例症例症例３３３３３３３３例例例例についてについてについてについて検討検討検討検討したしたしたした。。。。

１１１１））））

与与与与しえたしえたしえたしえた症例症例症例症例３３３３３３３３例例例例についてについてについてについて検討検討検討検討したしたしたした。。。。

２０２０２０２０ μｇｇｇｇ / 週以下週以下週以下週以下のののの低用量低用量低用量低用量のののの DA からからからからC.E.R.A.へのへのへのへの切替切替切替切替えはえはえはえは大体大体大体大体

DA投与量投与量投与量投与量のののの４４４４～～～～５５５５倍量倍量倍量倍量/４４４４週週週週としとしとしとし、、、、そのそのそのその後後後後はははは、、、、４４４４週週週週にににに１１１１回直近回直近回直近回直近のののの

Hb濃度濃度濃度濃度にににに応応応応じてじてじてじて投与量投与量投与量投与量のののの調節調節調節調節をををを行行行行ったったったった。。。。上記上記上記上記とととと同様同様同様同様ににににHb濃度濃度濃度濃度のののの

推移推移推移推移ととととC.E.R.A.のののの投与量投与量投与量投与量のののの推移推移推移推移をををを４０４０４０４０週週週週にわたってにわたってにわたってにわたって１４１４１４１４症例症例症例症例でででで検検検検

討討討討したしたしたした。。。。

rHuEPOととととDAからのからのからのからの切替切替切替切替ええええ症例症例症例症例についてについてについてについてTSATとフェリチンとフェリチンとフェリチンとフェリチン値値値値のののの推推推推

移移移移をもをもをもをも３２３２３２３２週週週週にわたってにわたってにわたってにわたって検討検討検討検討したしたしたした。。。。

２２２２））））

３３３３））））

対象

rHuEPO → CERA 33例

DA 20μｇ以下 → CERA 14例

計 47例

休薬中休薬中休薬中休薬中１１１１例例例例 25 μg / 月月月月 2例例例例

1500 IU / 週週週週 3例例例例 50 μg / 月月月月 12例例例例




ｒＨｕＥＰＯｒＨｕＥＰＯｒＨｕＥＰＯｒＨｕＥＰＯ → ＣＥＲＡ（ＣＥＲＡ（ＣＥＲＡ（ＣＥＲＡ（33例例例例））））


4500 IU / 週週週週 12例例例例 200 μg / 月月月月１１１１例例例例

6000 IU / 週週週週 6例例例例



平均投与量 4295429542954295±±±± 2064206420642064 IU/IU/IU/IU/週 83.383.383.383.3±±±± 47.547.547.547.5 μgμgμgμg////月

休薬中休薬中休薬中休薬中 4例例例例

10 μg / 2週週週週 1例例例例 25 μg / 月月月月 5例例例例

10 μg / 週週週週 5例例例例 50 μg / 月月月月 3例例例例

DA 20 μg/週週週週以下から CERA への切替え



20 μg / 週週週週 2例例例例

平均投与量 8.9 8.9 8.9 8.9 ±±±± 7.17.17.17.1 μgμgμgμg////週 51.751.751.751.7 ±±±± 22.922.922.922.9μg/μg/μg/μg/月

患者背景

項目項目項目項目

ｒＨｕＥＰＯｒＨｕＥＰＯｒＨｕＥＰＯｒＨｕＥＰＯ→→→→ＣＥＲＡＣＥＲＡＣＥＲＡＣＥＲＡ

（（（（33333333例例例例））））

ＤＡＤＡＤＡＤＡ→→→→ＣＥＲＡＣＥＲＡＣＥＲＡＣＥＲＡ

（（（（14141414例例例例））））

年齢（歳） 67.467.467.467.4±±±±12.8 12.8 12.8 12.8 65.1 65.1 65.1 65.1 ±±±± 32.332.332.332.3

性別（男性/女性） 20 / 1320 / 1320 / 1320 / 13 4 / 11

Kt/V 1.62 1.62 1.62 1.62 ±±±± 0.310.310.310.31 1.711.711.711.71 ±±±± 0.330.330.330.33

糖尿病（％） 14141414（（（（42424242）））） 2222（（（（14141414））））

フェリチン（ng/ml） 199 199 199 199 ±±±± 125125125125 204 204 204 204 ±±±± 176176176176

TSAT(%) 28.3 28.3 28.3 28.3 ±±±± 9.059.059.059.05 33.6 33.6 33.6 33.6 ±±±± 16.716.716.716.7

アルブミン（g/dl） 3.7 3.7 3.7 3.7 ±±±± 0.30.30.30.3 3.8 3.8 3.8 3.8 ±±±± 0.20.20.20.2

(mean ±±±± SD)

rHuEPOからからからから切切切切りりりり替替替替えたえたえたえたHb濃度濃度濃度濃度のののの推移推移推移推移

Hb

濃

8.0

10.0

12.0

14.0

度（（（（g/dl））））0.0

2.0

4.0

6.0

mean±±±±SD

経過期間経過期間経過期間経過期間（（（（週週週週））））

8.0

10.0

12.0

14.0

DAからからからから切切切切りりりり替替替替えたえたえたえたHb濃度濃度濃度濃度のののの推移推移推移推移

Hb

濃

0.0

2.0

4.0

6.0


mean±±±±SD

度（（（（g/dl））））

rHuEPOからからからから切切切切りりりり替替替替えたえたえたえた投与量投与量投与量投与量のののの推移推移推移推移

C

E

R

A

投投投投

mean±±±±SD

80

100

120

140

160

＊＊＊＊

V.S 切替前切替前切替前切替前

＊＊＊＊ p<0.05


投投投投

与与与与

量量量量

（（（（μg））））

0

20

40

60

80

80

100

120

140

160mean±±±±SD


＊＊＊＊ p<0.05

DAからからからから切切切切りりりり替替替替えたえたえたえた投与量投与量投与量投与量のののの推移推移推移推移

C

E

R

A

投投投投

0

20

40

60

80＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

投投投投

与与与与

量量量量

（（（（μg））））


rHuEPOからからからから切切切切りりりり替替替替えたえたえたえた血清血清血清血清フェリチンフェリチンフェリチンフェリチン値値値値・・・・ＴＳＡＴＴＳＡＴＴＳＡＴＴＳＡＴのののの推移推移推移推移

血清

血清

血清

血清フェリチン

フェリチン

フェリチン

フェリチン

ＴＳＡＴ

ＴＳＡＴ

ＴＳＡＴ

ＴＳＡＴ

50

60

70

80

90

100

200

250

300

350

400血清血清血清血清フェリチンフェリチンフェリチンフェリチン濃度濃度濃度濃度

TSAT（％）（％）（％）（％）

mean±±±±SD


＊＊＊＊ p<0.05

＊＊＊＊＊＊＊＊ p<0.001

血清血清血清血清フェリチンフェリチンフェリチンフェリチン値値値値

血清

血清

血清


フェリチン

フェリチン

フェリチン


フェリチン

フェリチン

フェリチン

フェリチン濃度

濃度

濃度

濃度

（（（（ng/ml））））

（％）（％）（％）（％）

0

10

20

30

40

50

0

50

100

150

200

切替前切替前切替前切替前 8 20 32

＊＊＊＊＊＊＊＊

＊＊＊＊＊＊＊＊

＊＊＊＊＊＊＊＊ p<0.001

フェリチン

フェリチン

フェリチン

フェリチン値値値値

DAからからからから切切切切りりりり替替替替えたえたえたえた血清血清血清血清フェリチンフェリチンフェリチンフェリチン値値値値・・・・ＴＳＡＴＴＳＡＴＴＳＡＴＴＳＡＴのののの推移推移推移推移

50

60

70

80

90

100

200

250

300

350

400血清血清血清血清フェリチンフェリチンフェリチンフェリチン濃度濃度濃度濃度

TSAT（％）（％）（％）（％）

ＴＳＡＴ

ＴＳＡＴ

ＴＳＡＴ

ＴＳＡＴ

mean±±±±SD

＊＊＊＊ p<0.05

血清血清血清血清フェリチンフェリチンフェリチンフェリチン値値値値

血清

血清

血清


フェリチン

フェリチン

フェリチン

血清

血清

血清


フェリチン

フェリチン

フェリチン

0

10

20

30

40

50

0

50

100

150

200

切替前切替前切替前切替前 8 20 32

（（（（ng/ml））））


ＴＳＡＴ

ＴＳＡＴ

ＴＳＡＴ

ＴＳＡＴ

（％）（％）（％）（％）

＊＊＊＊

フェリチン

フェリチン

フェリチン

フェリチン濃度

濃度

濃度

濃度

フェリチン

フェリチン

フェリチン

フェリチン値値値値

ままままととととめめめめ（（（（１１１１））））

血液透析血液透析血液透析血液透析（（（（HD)患者患者患者患者においてエポエチンベーターにおいてエポエチンベーターにおいてエポエチンベーターにおいてエポエチンベーター（（（（rHuEPO））））からからからからエポエポエポエポ

エチンベーターペゴルエチンベーターペゴルエチンベーターペゴルエチンベーターペゴル（（（（C.E.R.A.））））にににに切替切替切替切替えてえてえてえて４０４０４０４０週以上週以上週以上週以上にわたってにわたってにわたってにわたって継続継続継続継続

投与投与投与投与できたできたできたできた３３３３３３３３症例症例症例症例ののののヘモグロビンヘモグロビンヘモグロビンヘモグロビン濃度濃度濃度濃度（（（（Hb濃度濃度濃度濃度））））のののの推移推移推移推移ととととC.E.R.A.投投投投

与量与量与量与量のののの推移推移推移推移をををを検討検討検討検討したしたしたした。。。。

またまたまたまた、、、、ダルベポエチンアルファダルベポエチンアルファダルベポエチンアルファダルベポエチンアルファ（（（（DA））））からからからから C.E.R.A. にににに切替切替切替切替えたえたえたえた１４１４１４１４症例症例症例症例

においてもにおいてもにおいてもにおいても同様同様同様同様にににに検討検討検討検討したしたしたした。。。。

rHuEPOからからからから切切切切りりりり替替替替えたえたえたえた３３３３３３３３症例症例症例症例ののののHb濃度濃度濃度濃度はははは平均平均平均平均 10.4 ～～～～ 11.1 g/ｄｌｄｌｄｌｄｌのののの

１１１１））））

２２２２）））） rHuEPOからからからから切切切切りりりり替替替替えたえたえたえた３３３３３３３３症例症例症例症例ののののHb濃度濃度濃度濃度はははは平均平均平均平均 10.4 ～～～～ 11.1 g/ｄｌｄｌｄｌｄｌのののの

範囲内範囲内範囲内範囲内にににに維持維持維持維持されたされたされたされた。。。。

C.E.R.A.のののの投与量投与量投与量投与量はははは早期早期早期早期にはにはにはには若干減少若干減少若干減少若干減少するするするする傾向傾向傾向傾向があったががあったががあったががあったが、、、、３２３２３２３２週週週週をををを

超超超超えたえたえたえた頃頃頃頃よりよりよりより有意有意有意有意でででではないがはないがはないがはないが増加増加増加増加するするするする傾向傾向傾向傾向がみられたがみられたがみられたがみられた。。。。

他方他方他方他方、、、、 DAからからからから切切切切りりりり替替替替えたえたえたえた１４１４１４１４症例症例症例症例ののののHb濃度濃度濃度濃度はははは 10.5 ～～～～ 11.4 g/ｄｌｄｌｄｌｄｌのののの範範範範

囲内囲内囲内囲内にににに維持維持維持維持されたされたされたされた。。。。しかししかししかししかし、、、、２８２８２８２８週週週週をををを経過経過経過経過するするするする頃頃頃頃よりよりよりよりC.E.R.A.のののの投与量投与量投与量投与量

がががが有意有意有意有意にににに増加増加増加増加するするするする傾向傾向傾向傾向がみられたがみられたがみられたがみられた。。。。

Hb濃度濃度濃度濃度がががが13.0 g/ｄｌｄｌｄｌｄｌをををを超超超超えたえたえたえた症例症例症例症例がががが rHuEPO とととと DA群群群群でそれぞれでそれぞれでそれぞれでそれぞれ１１１１例例例例

ずつあったがずつあったがずつあったがずつあったが、、、、休薬休薬休薬休薬によってによってによってによって８８８８～～～～１２１２１２１２週後週後週後週後にはにはにはには12 g/ｄｌｄｌｄｌｄｌ台台台台にもどっているにもどっているにもどっているにもどっている。。。。

２２２２））））

３３３３））））

ままままととととめめめめ（（（（２２２２））））

血清血清血清血清フェリチンフェリチンフェリチンフェリチン値値値値ととととTSATのののの推移推移推移推移においてにおいてにおいてにおいて、、、、 rHuEPOよりよりよりより切切切切りりりり替替替替えたえたえたえた症症症症

例例例例ではフェリチンではフェリチンではフェリチンではフェリチン値値値値はははは投与投与投与投与８８８８週目週目週目週目にすでににすでににすでににすでに有意有意有意有意にににに低値低値低値低値をとりをとりをとりをとり、、、、さらにそさらにそさらにそさらにそ

のののの後後後後もももも低下低下低下低下するするするする傾向傾向傾向傾向がみられたがみられたがみられたがみられた。。。。TSATもおいてはもおいてはもおいてはもおいては有意有意有意有意のののの低下低下低下低下はみらはみらはみらはみら

れていないれていないれていないれていない。。。。

他方他方他方他方、、、、 DAからからからから切切切切りりりり替替替替えたえたえたえた症例症例症例症例ではではではでは、、、、フェリチンフェリチンフェリチンフェリチン値値値値はははは経過経過経過経過とともにとともにとともにとともに低下低下低下低下

するするするする傾向傾向傾向傾向がみられたがみられたがみられたがみられた。。。。

TSATはははは３２３２３２３２週週週週でででで有意有意有意有意のののの低下低下低下低下であったであったであったであった。。。。

４４４４））））

HD患者患者患者患者でででで既存既存既存既存ののののESA製剤製剤製剤製剤からからからから C.E.R.A.へのへのへのへの切切切切りりりり替替替替ええええ投与投与投与投与はははは４４４４週週週週にににに１１１１

回回回回のののの投与量投与量投与量投与量のののの増減増減増減増減のののの調節調節調節調節をををを適切適切適切適切にににに行行行行えばえばえばえば４４４４週週週週にににに１１１１回回回回のののの投与投与投与投与でででで目的目的目的目的をををを

達達達達することができてすることができてすることができてすることができて有用有用有用有用であるであるであるである。。。。

５５５５））））

HD 患者におけるにおける既存 既存のESA から …¼‘薬中 1111例例 25 μg / 月 2例 1500 IU / 週 3例 50 μg / 月 12 例 2250 IU / 週 4例 75 μg / 月 8例

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HD 患者におけるにおける既存既存のESA から …¼‘薬中 1111例例 25 μg / 月 2例 1500 IU / 週 3例 50 μg / 月 12 例 2250 IU / 週 4例 75 μg / 月 8例