20 21 ザック・エフロンとニッキー・ブロンスキー、そして、アダム・シャンクマン監督が来日するとあって、ジャパンプレミアの入場券には応募が殺到。ネットオークションでも高値がつけられるプラチナチケットとなった。そう、『ヘアスプレー』ジャパンプレミアは、イベント開始前から、熱狂的な盛り上がりを見せていたのだ。観客も60 年代ファッションで10 月4 日当日。開演の数時間前から、会場のC. C. レモンホール(旧・渋谷公会堂)前は入場を待つ「幸運な人々」であふれていた。60 年代風のファッションで来場すると、オリジナルプレゼントがもらえるとあり、そのまま映画に登場しても違和感のない装いの女性たちの姿が目を引く。カチューシャ率も異様に高い!予定時刻の17 時少し前に、入場が始まった。ロビーには、オリジナルの写真板が設置されていて、記念撮影を待つ人々が列をつくっている。前述のプレゼントコーナーもあり、にぎやかだ。ちなみに、プレゼントはオリジナルのタトゥーシールだった。18 時を過ぎると、著名人のゲストが続々と姿を現し始める。叶姉妹、ラッキー池田、湖月わたる、神田沙也加、城咲仁、鏡リュウジ…。キッチュなワンピース姿の前田健に、女子高生からしきりに「かわいい!」の声が飛んでいた。ニッキー・ブロンスキー、ザック・エフロン 来日レポート 舞台上のスクリーンには、マツケンサンバの振付師として有名な真島茂樹さんによる「マジー先生の『ヘアスプレー』ダンス講座」の映像が流されている。そう、今回のイベントのタイトルは、「“踊る”ジャパンプレミア」なのだ。開始を間近に控え、客席のボルテージはさらに上がってく。映像と共に、踊る人々もちらほら。イベント開始を前にして、会場は手拍子の渦となった。「ダイスキJAPAN!」開始予定時刻から20 分ほど遅れて、ついにイベントがスタート。まずは、司会の紹介で、ニッキー・ブロンスキーが登場!映画のクライマックスシーンで歌われる「You Can't Stop the Beat 」を振り付きで熱唱すると、立ち上がって一緒に踊りだす人が続出。ニッキーも「ダイスキJAPAN!ヘアスプレーの宣伝のために、いろいろなところでパフォーマンスをしたけれど、今日のお客さんほど最高なお客さんはいなかったわ」と、ちょっぴり興奮気味だ。一緒に盛り上がっていた客席から、「ニッキー、かわいい!」の声が飛ぶ。「ずっと女優になることが私の夢だったの。ブロードウェイでこの作品を見た時、絶対にこの作品に出たいと思った…。私の人生は、この作品で変わったのよ。みんな覚えておいて。夢は絶対にかなう観客熱狂 ! “踊る”ジャパンプレミア ニッキーもザックも大興奮 ! ! 10月4日、東京・渋谷のC.C.レモンホールで『ヘアスプレー』の「ジャパンプレミア」が開かれた。 フィナーレの曲にあわせて2000人が一斉に踊り、ニッキーもザックも大興奮!会場は異様な熱気に包まれ、 ワールドプロモーションの最後を飾るプレミアは大成功に終わった。熱狂の会場の模様をレポートする。 文/長谷川あや 写真/織田 絋 生の「You Can't Stop the Beat」でスタート! 登場するやいなや、ニッキー・ブロンスキーが 「You Can't Stop the Beat」を踊りながら熱唱。 今回の初来日で、日本が大好きになったというニッキーは、 「 I LOVE YOU、ダイスキJAPAN!」と挨拶。観客を沸かせた。 ザックの登場で 客席の熱気は最高潮に ! ニッキー同様、ザック・エフロンも今回が初来日となる。 空き時間には、ラーメンや寿司も食べたというザックが、 「みんな、来てくれてアリガトウ」と日本語で挨拶すると、 客席からは絶叫に近い、大きな歓声が上がった。 来日レポート “踊る”ジャパンプレミア