益永八尋 2013 年 12 月 1 日 パイプラインの水理計算 益永八尋 パイプラインの水理計算を行うものである。水理計算は『土地改良事業計画設計基準 設計「パイプライン」 基準書 技術書 平成 年 月 農林水産省農村振興局』に示される方法にて行う。この水理計算では、各種損失水頭の計算において必要な管の規格データを予め Text ファイルに登録し、これらを読み込み、計算するようにしている。このため、データ入力が簡単にできるようになっている。特に、湾曲損失、 屈折損失を計算する場合には合成角を算出する必要があるが、この計算を自動で行えるようにしている。勿論、合成角の計算や他の損失水頭 の計算も単独でそれぞれ行うことできるようになっている。また、水撃圧の計算は経験則により自動的に算出し、各測点での設計内圧を求め るようにしている。水撃圧の計算方法は、パイプラインの水路形式で異なるため、水路形式に応じて計算できるようにしている。ただし、水 撃圧を計算できる水路形式は、現在のところ①、②、⑧のみである。 この水理計算で得られた結果に基づき、管体構造計算システムをリンクさせることで、水理計算から管体構造計算までの一連の計算書作成 が可能である。このソフトの説明資料は別紙参照のこと。 ① オープンタイプ ②クローズド/セミクローズド ③ポンプ系配水槽 ④ポンプ圧送で制御なし ⑤ポンプ圧送で制御あり ⑥ポンプ圧送で圧力タンクあり ⑦自然圧送でバルブ制御あり ⑧ポンプ圧送でバルブ制御あり