コンテナ Shift パック for HPE SimpliVity for HPE Synergy エンタープライズクラスのコンテナ活用へ 選べる2つのパッケージソリューション Brochure
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「コンテナ Shift パック for HPE SimpliVity」は、大人気のハイパーコンバージドシステムHPE
SimpliVity 380 Gen10による仮想化基盤に、Red Hat OpenShift Container Platformをアドオン。
必要な構築支援サービスや教育サービス*がバンドルされており、中小規模のコンテナ環境を短期間で
スタートさせることができます。「アプリケーションのマイクロサービス化にチャレンジしたい」「仮想化
基盤を最新化しつつコンテナも試してみたい」といったお客様にお勧めのパッケージです。
コンテナ Shift パックfor HPE SimpliVity
仮想化環境ならではの扱いやすさスケールのしやすさ
HPE SimpliVity 380 Gen10が実現するシンプル&コンパクトな仮想化基盤上では、仮想マシン単位
でコンテナノードを迅速に配備することができます。「超高速クローニング技術」によるわすか数秒での
コンテナノード増強など、クラウドライクな使用感はHPE SimpliVityならでは。Ansibleなどの構成
管理ツールを組み合わせることで、負荷に応じたコンテナノードの自動スケーリングも可能です。
ビジネスクリティカルな要求に応える万全のデータプロテクション
コンテナの利用シーンを大きく広げるステートフル・コンテナ環境で、企業アプリケーション/データベー
スに不可欠な「データの永続化」を容易に実現します。筐体内にSDSによる永続ボリュームを構築し、
ハードウェアRAID/RAINでディスクおよびノードの耐障害性を強化。さらに、HPE SimpliVity独自
の超高速バックアップ /リストア機能を利用することで、わずか数秒でのコンテナノードの復旧を可能に
します。
業務アプリケーションからコンテナまで多様なワークロードを統合
HPE SimpliVity 380 Gen10は、SANストレージ不要で仮想化基盤を実現するHCI製品として急速
に支持を拡大しています。ラック1本を占めていたシステムを、わずか4Uにコンパクト化。多様なワーク
ロードを統合する優れた能力を発揮し、使い慣れた仮想化環境で業務アプリケーションを稼働させな
がら、コンテナとマイクロサービスによる次世代アプリケーションの基盤としてもご活用いただけます。
新世代HCIによる仮想化環境へコンテナをシンプルに統合
HPE SimpliVity 380 Gen10● 仮想化活用 ● 小~中規模向け ● シンプルな運用
構築支援サービス・教育サービス*
OpenShift Web UI
PaaS(複数開発言語, JBoss, DB, CI/CD, DevOps)
コンテナ・オーケストレーション(Kubernetes)
コンテナAPI(Docker)
コンテナOS(Red Hat Enterprise Linux 7.3+)
+
HPE SimpliVity
vCenterコンテナノード
コンテナノード まるごとバックアップ
RPO: 10分 RTO: 60秒/TB を実現
……
VMware vSphere
Red Hat Windows SDS コンテナ
複数のワークロードをシンプルに統合
*教育サービスはオプション、ご要望に応じてカスタマイズ可能
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「コンテナ Shift パック for HPE Synergy」は、コンポーザブル・インフラ製品HPE Synergy上でRed
Hat OpenShift Container Platformを利用する、大規模コンテナ環境向けパッケージです。高密度
のベアメタル環境に、コンテナとDevOpsに匹敵するスピードと自動化を提供。世界初のコンポーザ
ブル・インフラ製品である「HPE Synergy」だけが実現できる、フレキシブル&スケーラブルなエン
タープライズコンテナソリューションです。
コンテナ Shift パックfor HPE Synergy
ブレードアーキテクチャーならではの卓越した拡張性と柔軟性
HPE Synergy最大の特長は、コンテナ環境に匹敵するスピード感でベアメタル環境の構築や変更を行え
ることにあります。サーバー増設時では、ケーブル配線やファームウェア照合・RAID設定・BIOSチューニン
グなどのハードウェア関連作業をすべて自動化。また、HPE Synergyイメージストリーマーを利用すれば、
OSイメージの自動配信により、わずか数分でベアメタルのコンテナノードを増設することができます。
インフラストラクチャーのすべてをコードで管理
HPE Synergyのスピード感を支えているのは、「コードによるインフラ制御」です。REST APIに完全
対応した管理モジュールHPE OneViewが、HPE Synergyにおけるサーバー・ストレージ・ネットワーク
を一元的にコントロールします。HPE Synergy向けのAnsible Playbookを提供しており、ベアメタル
環境ながら、パブリッククラウドに近い感覚でリソース増強や構成変更など様々な操作を行えます。
アプリ開発者がコンテナ側からボリュームを自由に扱える
HPE Synergyでは、内蔵ストレージモジュールとRed Hat Gluster StorageによるSDS環境に加え、
HPE 3PAR StoreServまたはHPE Nimble Storageによる高性能・高信頼のSAN環境を利用
可能。目的や用途に応じて最適な「永続ストレージ」をお選びいただけます。それぞれの環境では、
ストレージ管理者を介することなくコンテナ側からボリュームを操作できるメリットも提供します。
高密度のベアメタル環境に
コンテナ&DevOpsのスピード感を
HPE Synergy● ベアメタルデプロイ ● 中~大規模向け ● APIネイティブ対応
構築支援サービス・教育サービス*
OpenShift Web UI
PaaS(複数開発言語, JBoss, DB, CI/CD, DevOps)
コンテナ・オーケストレーション(Kubernetes)
コンテナAPI(Docker)
コンテナOS(Red Hat Enterprise Linux 7.3+)
+
HPEイメージストリーマー
OSイメージ
瞬時にサーバーの起動や切り替えが可能
数秒で立ち上げ
(iSCSI boot)
Middleware
StorageServer Network
OS
Power Facility
HPE Synergy
$ docker volume create –d nimble –o sizeInGiB=500 voll
コンテナホスト
*教育サービスはオプション、ご要望に応じてカスタマイズ可能
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カスタマー・インフォメーションセンター
0120-268-186(または 03-5749-8279)
月曜日~金曜日 9:00~19:00(土曜日、日曜日、祝日、年末年始、および5月1日お休み)
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HPE Synergyでは、ファームウェア/ドライバーの更新など、インフラ運用に不可欠なメンテナンスを
シンプルかつ効率良く行えます。HPE Synergyを構成するすべてのハードウェアを網羅する「ファーム
ウェアセット」をHPEから提供。これを適用することで、インフラ全体を常に最適な状態に保つことが
できます。また、「コードによるインフラ制御」が可能なHPE Synergyでは、ファームウェア更新と同時
に、OSやアプリケーションの構成・設定変更までを一括して自動実行することも可能です。
DevOpsの世界では、継続的デリバリ(Continuous Delivery)による高速なアプリケーション開発が
主流となっています。OpenShiftのオーケストレーション機能を利用して、アプリケーションの開発、
テスト、デプロイといった工程を、開発者自らが実行します。HPEは、アプリケーション更新 /サービス
のアップデートと同じスピードで、インフラ側も最新環境にアップデートするアプローチを提案します。
DevOpsで利用されるカナリアリリース*のプロセスにインフラ(ファームウェアやOS)の更新を組み
込むことで、より合理的なサービス提供とインフラ運用が可能になります。
*新旧2つのアプリケーションを並行稼働させ新バージョンに問題がないことを確認しながらリリースする手法
メンテナンスを簡素化して真のDevOps環境を実現
アイデア 計画 コード レビュー ビルド テスト 承認 ステージング リリース フィード・バック
アイデア ビジネス価値
コード メンテナンス インフラ
テスト
デプロイ テスト環境 ステージング 本番環境
インフラのコード化
インフラ運用をアプリケーション開発と同等のスピードで
継続的デリバリ(Continuous Delivery)
インフラデプロイ/ 運用の自動化
HPE Synergyに統合
コンピュート&ストレージモジュール ネットワークモジュール
管理モジュール
ファームウェアセットを提供
HPE Pointnext - Red Hat OpenShift スタートアップサービス(標準付属)エンタープライズ向けコンテナ環境の導入あるいは検証を目的として、Red Hat OpenShift
Container Platform によるコンテナ管理実行基盤の導入および構築サービスを提供します。
詳細は、HPE Packaged Consulting Servicesの「Red Hat OpenShiftスタートアップサービス」をご参照ください。
https://h50146.www5.hpe.com/services/pcs/solution.html
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1ヶ月程度】