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国際政治経済学部 青山学院大学 あなた 「グローバル」 世界 課題 解決 できますか School of International Politics, Economics and Communication 国際政治経済学部 2020 青山学院大学 20197発行
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青山学院大学...青山学院大学国際政治経済学部が他の多くの国際教養系の学部・学科と...

Aug 19, 2020

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Page 1: 青山学院大学...青山学院大学国際政治経済学部が他の多くの国際教養系の学部・学科と 一線を画すのは、専門性の重視ということです。国際政治学、国際経済学、国際コミュニケーション学の学術的なアプローチ(思考と手法)を

国 際 政 治 経 済 学 部青 山 学 院 大 学

あ な た の「 グ ロ ー バ ル 」で

世 界 の 課 題 を

解 決 できま す か?

S c h o o l o f I n t e r n a t i o n a l P o l i t i c s , E c o n o m i c s a n d C o m m u n i c a t i o n

国 際 政 治 経 済 学 部

2020

青 山 学 院 大 学

2019年7月 発行

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青山学院大学国際政治経済学部が他の多くの国際教養系の学部・学科と

一線を画すのは、専門性の重視ということです。

国際政治学、国際経済学、国際コミュニケーション学の学術的なアプローチ(思考と手法)を

獲得することが、国際社会を理解するための第一歩だからです。

同時に、単なる外国語習得を超えて、国際社会で多様な人々と協働し

価値を創造するための、行動力を伴うコミュニケーションの力を養います。

深い専門性に裏付けられた課題発見・解決能力、そして行動力を伴った高いコミュニケーション力、

これこそが国際政治経済学部の「グローバル」です。

教育の特色

深い専門性 高い国際性「知」を集め活用する力を培う 英語で考え、協働する力を身につける専門知を磨き、統合知を獲得する

グローバルな課題を解決するのに必要な国際政治、国際経済、国際コミュニケーションの知識や専門的な洞察力。さらに、これらを統合的に理解し、国際社会を見通す力。本学部では、3学科5コース制で学問的な専門性を磨きつつ、専門の垣根を越えて多角的に物事を捉える力を養います。

「国際」に特化した学問領域や国際理解科目に加え、国際問題や時事問題をベースとした外国語プログラム、80を超える専門科目の英語講義や豊富な留学・海外研修などを通して、ユニバーサルなコミュニケーション能力を高めます。

少人数ゼミをはじめ、ディスカッション、プレゼンテーション、ディベート、グループワークといった学びのスタイルを多くの授業で取り入れています。それは自ら問いを発し、その問いを仲間と共有しながら学問的に解決していくプロセスを重視しているからです。

世界は今あなたが立っている場所からつながっている

本学部では、国際政治、国際経済、国際コミュニケーションを専門的かつ横断的に学ぶカリキュラムによって、グローバル社会で活躍する資質をもった人材を多く輩出してきました。世界にはまだまだたくさんのグローバルイシューが横たわっています。その解決に向けて、様々な人々が集い、アイデアを交換し、そこで新たな知を生んでいく。そんな場で自分を鍛えたいという皆さんに、ぜひ本学部に集っていただきたいと切望しています。 国際政治経済学部長

内田達也……UCHIDA, Tatsuya

■ 国際社会の動向およびあり方についての知識と関心を有している。

■ 自らの力で主体的に思考し、判断し、表現できる。

■ 学びを通じて他者と積極的に協力・協働し行動する意欲を有している。

国際政治経済学部は、以下の資質をもった学生をお待ちしております。

国際政治経済学部 3学科のアドミッションポリシー(入学者受入れの方針)については以下を確認ください。

www.aoyama.ac.jp/faculty/sipec/

専門性 国際性世界の課題を解決するために「深める」「高める」

3学科5コース 1から4年次へと続く少人数ゼミ 実践的に学ぶ 外国語教育

海外で学ぶ 豊富なプログラム

>> p.03-04 >> p.05-06

1 2

>> p.07-08

>> p.09-10

※2019年7月時点での情報です。内容は変更となる場合がございます。 S c h o o l o f In t e r n a t i o n a l Po l i t i c s , Ec o n o m i c s a n d C o m m u n i c a t i o n 2 0 2 0 02

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専門知を磨き、統合知を獲得する

3 5学科 コース

■ 国、産業レベルでの国際的経済問題を分析 ■ 経済理論に基づいた政策提言を行う

■ 国際ビジネスや経済活動に対する視点を身につける

■ 企業行動や企業マネジメントなどを実践的に分析する

国際経済政策コース

国際ビジネスコース

経済学入門(ミクロ)・(マクロ)/国際ビジネス入門/経済発展史/開発経済学入門Ⅰ・Ⅱ/社会科学のための統計学入門Ⅰ・Ⅱ/社会科学のための数学入門Ⅰ・Ⅱ/情報と組織の経済学/ビジネス・マネジメントⅠ・Ⅱ/グローバル経営論Ⅰ・Ⅱ/金融Ⅰ・Ⅱ/ミクロ経済学Ⅰ・Ⅱ/マクロ経済学Ⅰ・Ⅱ/国際貿易Ⅰ・Ⅱ/ゲーム理論Ⅰ・Ⅱ/国際産業論Ⅰ・Ⅱ/国際マーケティング論Ⅰ・Ⅱ/国際経済A・B/国際金融Ⅰ・Ⅱ/計量経済学Ⅰ・Ⅱ/ビジネス・エコノミクス/多国籍企業論Ⅰ・Ⅱ/国際労働経済学Ⅰ・Ⅱ/管理会計論Ⅰ・Ⅱ/コーポレートファイナンスⅠ・Ⅱ/マーケットとファイナンスⅠ・Ⅱ/国際環境経済学Ⅰ・Ⅱ/日本経済/国際会計Ⅰ・Ⅱ/国際経済法Ⅰ・Ⅱ/地域研究(アジア経済)Ⅰ・Ⅱ/地域研究(EU経済)/地域研究(アメリカ経済) など

・ Locational Determinants of R&D Internationalization by the U.S. Multinational Enterprises

・ 海外直接投資先決定要因となりうる国の魅力の分析

・ 途上国における金融利用家計と金融非利用家計の比較 ―フィリピン農村地区の家計データを用いて―

・ クレジットカード・ビジネスからみるキャッシュレス決済の発展

・ アメリカにおける女性世帯主の生活満足度

■ 主要国家や地域の視点から国際政治を分析 ■ 国際政治問題の分析と解決提言を行う

■ 全地球的視野から新たなガバナンスのあり方を検討

■ 地球規模の課題を分析し、問題解決を模索

政治外交・安全保障コース

グローバル・ガバナンスコース

学科科目例 演習論文テーマ例

学科科目例 演習論文テーマ例

学科科目例 演習論文テーマ例

政治学原論Ⅰ・Ⅱ/国際政治学Ⅰ・Ⅱ/国際政治経済学Ⅰ・Ⅱ/国際法ⅠA・ⅠB・ⅡA・ⅡB/国際関係史Ⅰ・Ⅱ/国際機構論Ⅰ・Ⅱ/政治学方法論Ⅰ・Ⅱ/グローバル・ガバナンス概論Ⅰ・Ⅱ/外交史Ⅰ・Ⅱ/比較政治論Ⅰ・Ⅱ/政治思想史/政治過程論Ⅰ・Ⅱ/日本政治論Ⅰ・Ⅱ/日本外交論Ⅰ・Ⅱ/日本の外交/日本の防衛/国際政治理論Ⅰ・Ⅱ/国際正義論/国際安全保障論Ⅰ・Ⅱ/国際制度論Ⅰ・Ⅱ/国際行政論Ⅰ・Ⅱ/国際平和協力論Ⅰ・Ⅱ/国際NGO論Ⅰ・Ⅱ/国際環境論Ⅰ・Ⅱ/国連研究/アジア圏概論/環太平洋圏概論/米洲圏概論/中東圏概論/ヨーロッパ圏概論/アフリカ圏概論/朝鮮半島の政治論/中国政治論Ⅰ・Ⅱ/アジア太平洋政治論Ⅰ・Ⅱ/アメリカ政治論/ヨーロッパ政治論Ⅰ・Ⅱ/ロシア・中央アジア政治論 など

・ 中国の不動産バブルと不動産政策に関する研究

・ Community Media and Female Empowerment in East Africa

・ 日韓姉妹都市交流にみる「自治体外交」

・ 石油産業の歴史から比較した日本の国力と外交安保政策

・ 地域アイデンティティと国家アイデンティティの関係性~イギリス・スコットランドの独立運動を事例に~

■「言語」、「地域文化・比較文化」、「コミュニケーション」の3つの視点からグローバル社会の課題を考察する

国際コミュニケーションコース 国際コミュニケーション総論Ⅰ・Ⅱ/コミュニケーション論Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ/国際ビジネス・コミュニケーションⅠ・Ⅱ/パブリック・リレーションズ/インターカルチュラルトレーニング/広告コミュニケーション論/現代社会とジャーナリズム/コミュニケーション研究法の全体像/コンピュータによる調査データの解析/アンケート・社会調査の方法/言語科学概論Ⅰ・Ⅱ/社会言語学入門/言語の仕組み/多言語社会とコミュニケーション/実践・通訳コミュニケーションⅠ・Ⅱ/翻訳の理論と実践Ⅰ・Ⅱ/Culture and Society / Intercultural LiteracyⅠ・Ⅱ/宗教文化論Ⅰ・Ⅱ/比較文化概論Ⅰ・Ⅱ/ヨーロッパ文化論Ⅰ・Ⅱ/スペイン文化論/ロシア東欧文化論/中国文化論 など

・ シャルリー・エブド襲撃事件の報道から考える表現の自由の在り方

・ The Validity of Covering Market Size Topic in LGBT Training Introduced in Workplaces: Analysis of Recent Working Environment in Japan

・ 留学経験が就労にどのような影響を与えているのか ―英語圏への留学に焦点を当ててー

・ AI社会におけるコミュニケーションの変化

Vision of the Future 国際機関や公務員、国際的な企業に就職したり、広く国際社会に関わりたい

Vision of the Future 国際金融や発展途上国の経済開発に携わったり、企業に就職して国際ビジネスの舞台で活躍したい

Vision of the Future マスコミ、商社、サービス業、金融業はもちろん、海外協力事業団、国際交流事業、通訳・翻訳業界に挑戦したい

国際政治学科

国際経済学科世界の課題を解決する知を得る政治・経済・コミュニケーションを学ぶ

■ 国際政治経済学部生として求められる、国際問題を考える基礎と幅広い視野を身につける

専門性を深めるコース選択 ■ 希望に合ったコースを選択し、各分野の専門性を深める ……2年次

自由に学べる、ゼミを選ぶ ■ 基礎と専門性を課題解決力に変えるゼミ。所属する学科にとらわれず自由に選ぶ ……3年次

■ 学ぶ意欲に応じて、学科・コースの枠を超えた科目を履修する 国際コミュニケーション学科

世界経済・経営が直面する新たな潮流をつかみ、

確かな分析力を身につける

国際社会の多様な現実を知り、問題解決力を身につけ、自らの考えを発信する

異文化を理解し、人と人、人と社会、社会と社会をつなぐコミュニケーションを

理解する

詳しくは大学Webサイト(www.aoyama.ac.jp/faculty/sipec/curriculum/)をご覧ください。

教育の特色 深い専門性1

Aoyama Gakuin Univer s i ty S c h o o l o f In t e r n a t i o n a l Po l i t i c s , Ec o n o m i c s a n d C o m m u n i c a t i o n 2 0 2 003 04

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入門セミナー

プリゼミ

演習

1から

1年次 2年次 3年次 4年次

本学部で学ぶ専門分野について、様々な角度から触れることによって、その概要を把握します。また、資料文献の読み方、レポートの書き方、プレゼンテーションやディスカッションの方法など、大学生として必要なスキルを演習形式の能動的な学習によって身につけます。

専門分野への導入と学習の方法やスキルの獲得

学科にこだわることなく個々の学習目標に合わせ自由にゼミ選択が可能です。平均6名の少人数クラスにより、研究発表や討論中心の授業が展開されます。専門分野を深める過程で、幅広い視野の獲得、論理的思考力、表現力を身につけ、課題解決能力を養うと同時に、将来の方向性を見いだしていきます。また、卒業に向けて、研究テーマを深化させ、演習論文にまとめます。

※詳しくはp.17の教員紹介をご覧ください。

国際政治部門 ■ アジア太平洋の国際関係■ グローバル・ガバナンスと国際組織・国際NGO■ グローバリゼーションの政治経済学

国際経済部門 ■ 日本経済および国際経済問題の実証的研究■ 企業活動や規制・競争政策に関するデータ分析

国際コミュニケーション部門

■ Intercultural Communication in Multicultural Societies

■ ことばと社会の相互作用国際マネジメント部門

■ 企業経営と価値創造

課題解決力の育成専門知識と思考力・表現力を結びつける

専門的な学びへの導入期間。少人数制のクラスで、1年次に関心をもった分野の教員と密に接しながら、専門知識を築きます。研究・プレゼンテーション・ディスカッションなどを通して論理的思考力・表現力を培い、専門的な研究へつなげていきます。

専門知識の修得論理的思考力・表現力の獲得

前日銀総裁の白川先生の授業があると知り、この貴重な機会に先生の経済学的な視点を学ぼうと、ワクワクしながら参加しました。国全体の金融政策が企業や消費者物価指数に与える影響など、マクロとミクロを往復する視点がとても刺激的でした。

専門家ならではの横断的な視点が刺激に

見かけの数字にだまされない確かなデータ分析力を身につける

単に知識を得るだけでなく、自ら課題を発見し、仲間と共有しながら学問的に解決していく 能動的な学びを重要視しています。その軸が、1年次の入門セミナーから3・4年次の演習へと続くゼミ。3・4年次の演習は平均6名と少人数です。

「知」を集め活用する力を培う

少人数ゼミ

4年次へと続く

鶴田先生のゼミを選んだのは、それまで受けてきた先生の授業が非常にわかりやすく、企業政策やデータ分析にも興味があったからです。2年間経済学を学んできて、理論と現実の間のギャップをデータを使って確かめてみたいという思いもありました。ゼミでは統計学の分析手法や統計ソフトの利用について深く学びました。数学にあまり親しんでこなかった自分にとっては大変でしたが、そのぶん成長できたと実感しています。卒業論文は、企業における労働生産性をテーマにする予定。ゼミを通して培ったデータ分析力は、AI(人工知能)の導入が進む今後の社会で必ず役に立つと思っています。

私のゼミでは、データをもとに企業活動やそれに関わる政策を分析・研究しています。最も重視しているのはデータを分析す

る力。私たちが普段、当然の事実だと思っていることも、データを使って検証するとまったく違う結果が出ることが少なくありません。このゼミではまずそこに気づいてもらい、理論やデータ分析技術を学んだ後、グループや

個人での論文執筆を経験。4年次には自ら課題を設定し、データを収集・分析して卒業論文をまとめていきます。皆、ゼミが進むに従って発言が増え、卒業論文執筆時にはしっかりした問題意識をもてるようになります。このゼミで、見かけの数字にだまされない確かな分析力を身につけても

らえたらうれしいですね。

プリゼミ 演習:企業活動や規制・競争政策に関するデータ分析国際政治学科准教授 鶴田 芳貴……TSURUTA, Yoshitaka

原田 さんの

4年間あらゆる題材の中から、課題を発見し、整理して考え抜く力をつけるセミナーです。隔週で講義を聴き、グループディスカッションで問題点を明らかに。翌週のセミナーでプレゼンテーションを行います。自分たちでゼロから作り上げる授業といえます。

学び方を身につけ幅広い分野に触れて視野を広げる

専門分野の異なる様々な先生の講義があり、学問の概要のほか議論やプレゼンテーションの手法も学ぶことができました。一口に経済学と言っても、マクロ、ミクロ、金融、計量、環境など多くの分野があることを知り、自分の興味対象を探す上でも役立ちました。

入門セミナー

演習論文

幼少時をロンドンで過ごす。高校時代に経済に興味をもつようになり、国際的な視点も得たいと考えて国際政治経済学部を選ぶ。卒業後は150カ国以上の社員が在籍する外資系経営コンサルティング企業に勤務する予定。

原田 海都 さん……HARADA, Kaito

国際経済学科 国際ビジネスコース 4年

Profile

H A R A D A

H A R A D A

AI化が進む今後の社会でゼミで培った力を役立てたい

ゼミテーマ例

教育の特色 深い専門性1

S H I R A KA

WA

プリゼミ青山学院大学 特別招聘教授

白川 方明……SHIRAKAWA, Masaaki

金融や中央銀行の果たす役割について基本的な知識を得てもらうことがこのプリゼミの目的です。併せて、経済データの読み方も学んでいきます。最終的には学生が興味をもった中央銀行について調べて報告してもらうことで、プレゼンテーションも経験します。

お互いのプレゼンテーション発表を聞き、内容についてディスカッション。 卒業論文の内容について、個別に相談することも。

Aoyama Gakuin Univer s i ty S c h o o l o f In t e r n a t i o n a l Po l i t i c s , Ec o n o m i c s a n d C o m m u n i c a t i o n 2 0 2 005 06

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英語で日常的に思考し、海外からの留学生と机を並べて英語で討論し、また英語でレポートを作成するなど、専門分野の英語力を強化します。国際政治経済学分野の用語には、例えばaccountabilityのように欧米由来のものが多く、「説明責任」と訳して学ぶより、英語でそのまま理解するほうが効率的な場合があるのです。

教育の特色 高い国際性2

広く国際的な視野を育てるために、英語以外の外国語として、フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、ロシア語、韓国語からひとつを選択して学習します。言語運用能力を養うだけでなく、異文化理解を深めるために、各言語の文化について学ぶ授業もあります。どの言語も1年次には未修の学生がほとんどですが、中には、2年次または3年次から、その言語を使用する国へ交換留学できるほど上達する学生もいます。

第二外国語

point1英語での理解力・発信力UP

専門科目を英語で学ぶことで、留学先で英語環境にスムーズに溶け込むための準備ができます。留学帰国生あるいは海外就学経験者は、海外で鍛えた英語の能力をさらに伸ばしていくことができるでしょう。また、海外留学・海外大学院進学相談室で留学に関する専門家のカウンセリングを受けられるなど、本学部ならではの特典もあります。

point2留学準備に最適

教員のうち博士号取得者が41名、うち海外学位取得者が28名と、その数は私立大学学部の中でも群を抜いています。さらにアメリカ、中国、韓国、ロシアなどの国籍をもつ教員もおり、各地域への留学の相談に乗っています。このように、本学部はこれからも、グローバル系学部の草分けとして進化を続けていきます。

point3グローバル環境に対応した教員陣

学びのSTEP

英語で専門科目をたくさん学びたいという「選択希望者」のための限定プログラムです。本学部の卒業要件単位132単位の半数である66単位以上を、英語により行われる授業、協定校留学、短期海外研修などにより単位修得することが修了要件となります。

グローバル・スタディーズ・プログラム(GSP)Global Studies Program

英語で学ぶ授業(66単位以上)

日本語で学ぶ授業

Global Studies Program

本学部では、英語で論理的に考える力、英語を使って協働する力を身につけ、グローバルイシューを解決するための人材育成を目指しています。全クラス20人以下で、授業の多くが英語で行われています。また、入学時のTOEFL®学内試験の結果をふまえた能力別のきめの細やかな授業を行っています。

学年が進んでいくと、英語で論文を書くクラスや、通訳者・翻訳家による指導を受けるクラスを通して、アカデミックな能力と高度な実践的スキルを伸ばすこともできます。また、数ある専門科目を英語で学ぶ機会も多く設けられています。

英語力を段階的に習得するカリキュラム(科目ハイライト)

国際問題や時事問題などの実践的な題材を通じて、Listening、Speaking、Reading、Writingの4技能の向上を図ります。また、論文作成やビジネスの場で通用する、アカデミックな英語力の育成を目指しています。

学びの特徴

英語授業カリキュラム

英語で実施される科目例

英語で学ぶ 80を超える英語講義専門科目を英語で学ぶ英語で考え、協働する力を身につける実

践的に学ぶ外国語教育

step step step

1 2 3Public Speaking

Debate & Discussion

Academic English

社会で起こっている事を自分なりに表現できる

意見を戦わせる中で論理的に議論をリードできる

英語で専門分野の授業を理解し、自分の考えを発信できる

1年次[必修] 2年次[必修] 3年次[選択科目(科目例)]・Writing Ⅰ・Ⅱ ・Writing Ⅲ・Ⅳ ・Academic Writing ・英語発音の理論と演習Ⅰ・ Ⅱ・Reading Ⅰ・Ⅱ ・Reading Ⅲ・Ⅳ ・Academic Listening ・Business Communication Ⅰ・ Ⅱ・Media Literacy ・Academic English ・Academic Presentation Skills ・Media Communication・Public Speaking ・English Seminar ・通訳の理論と実践Ⅰ・Ⅱ ・Cyber Communication・Internet English ・翻訳の理論と実践Ⅰ・Ⅱ ・Negotiation Communication・Debate & Discussion ・実践・通訳コミュニケーションⅠ・Ⅱ ・Conference Communication

専門科目(英語講義)

国際政治は和訳したテキストより原文で学ぶほうがより広い研究ができるのではと、入学時からGSPに関心がありました。受講してみると、英語圏の考え方や、和訳とはまた違った原義を理解できるようになり、英語で学ぶ意義を実感しています。私は帰国子女でも留学経験者でもないため、最初は英語での授業についていくのが大変でした。しかし、先生に質問したり仲間と教え合ったりするうちに、上達していったように思います。特に興味深

かったのは、平和構築や国家構築などの授業。プレゼンテーションやディスカッション、グループワークも多いため、主体的に参加する姿勢が求められます。課題もたくさん出ますが、そんな苦労も自分の頑張り次第で乗り越えられると知りました。GSPを選んでよかったことは、留学生と意見交換できること、仲間ができたこと、成長できた実感があること。「大学生として頑張っている」と、自信をもって言えるようになりました。

和訳とは違う原義を知り英語で学ぶ意義を実感しています

国際政治学科 グローバル・ガバナンスコース 3年吉田 綾菜 さん……YOSHIDA, Ayana

VOICEグローバル・スタディーズ・プログラム(GSP)選択者インタビュー

● 青山スタンダード科目● 外国語科目● 学科科目● 自由選択科目

卒業要件単位132単位卒業要件単位132単位の半数である66単位以上を、「英語講義科目」で修得

Culture and SocietyIntercultural CommunicationGlobal Studies I~VIIIStructure of Japaneseアメリカ政治論グローバル・ガバナンス概論 Iグローバル経営論 I・ II

マクロ経済学 I・ IIマスメディアと国際政治ミクロ経済学 I・ II異文化コミュニケーション特講 I国際コミュニケーション総論 I ・II国際マーケティング論 I ・II国際機構論 I・II

国際経済 A ・B国際経済政策入門国際正義論国際平和協力論 I ・II国連研究戦略論 II社会言語学特講

多国籍企業論 I ・ II地域研究(EU経済)日本政治論 I ・ II日本文化論米洲圏概論プリゼミ演習 IA・IB / IIA・IIB

4技能の強化

ContentsBased

ListeningSpeakingReadingWriting

国際問題や時事問題などの実践的な題材

×

Aoyama Gakuin Univer s i ty S c h o o l o f In t e r n a t i o n a l Po l i t i c s , Ec o n o m i c s a n d C o m m u n i c a t i o n 2 0 2 007 08

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エセックス大学ダブルディグリープログラム

海外で学ぶ豊富なプログラム

各国の協定校数

留学制度青山学院大学の

休学することなく長期留学が可能な「協定校留学」(交換留学)と「認定校留学」(自分が希望する大学を留学先として申請する制度)があります。本学部から2019年度は46名(予定)、2018年度は48名が協定校・認定校への派遣交換留学の実績があります。また、夏期・春期を利用した海外語学・文化研修や海外インターンシップなど豊富なプログラムに加え、奨学金制度も用意しています。

海外での実践的な体験を通して、学びの動機づけや自信をつけてもらうこと、コミュニケーション能力やリーダーシップの獲得を目的に、本学部独自の短期海外研修プログラムを実施しています。これらのプログラムは単位として認められています。

中学時代から外国語に興味があり、将来はそれを生かせる仕事に就きたいと思っていました。留学先にドイツを選んだのは、勤勉な国民性にひかれたのと、ドイツ語を高校・大学と学んできてもっと上達したいと考えたからです。留学先では経営学や経済学を学びましたが、プレゼンテーションやディスカッションの機会が多く、学生もみなレベルが高かったため、最初はとても苦労しました。人間関係や語学面でも多くの壁にぶつかりましたが、おかげで原因や解決法を自分で考えて行動に移す「課題解決能力」が身についたと感じています。社会に出た後も、この経験を生かして多様な人々と交流し、人間として成長していきたいと思います。

国際コミュニケーション学科 国際コミュニケーションコース4年

原田 幹太 さん……HARADA, Kanta

留学先: ザールランド経営工科大学 (ドイツ)

留学期間: 2017年9月~2018年8月

VOICE

生で見て知るEUの“今”EUは、金融政策を共同で決定する世界でも前例のない地域統合体です。 現在、イギリスの離脱やギリシャの財政悪化など多くの課題を抱えており、私はこの研修でこうしたEUの真の姿を目の当たりにしたように思いました。また、共通通貨の利便性や、移民ともともと住んでいる人との食文化の違いなど、実際に行ってみて改めて気づくこと・考えさせられることも多くありました。研修中にヨーロッパを巡り、特にイギリスが抱える問題への関心が高まったので、同国への留学を予定しています。

国際経済学科国際経済政策コース 1年 (参加時)小石 拓弥 さん……KOISHI, Takuya

EU研修夏期約3週間

EUが国際政治経済の一極として重要な役割を担っている状況を知ることを目的にしています。フランクフルトでは「E-mobility」をテーマに電気バス製造会社を視察。またドイツ南西部にある大学のセミナー、ワイン産業と農業の取り組み、地方政府の環境保全への先進的取り組み等を視察します。ルクセンブルグにある欧州司法裁判所も訪問し、EUの政治の仕組みと地理的近さを感じ取ります。

宗教をもつ学生との対話から発見イスラム教に関心があり、この研修に参加しました。現地の学生の大半は、信仰をもっています。彼らがまず自らを愛し、それによって育んだ心の余裕を、忌憚なく他者に還元していることに、心を打たれました。また、ジャカルタ市内の工場や選挙局、モスクを訪れたことも貴重な体験。長期留学でも、旅行でも体験できない、大学のプログラムならではの学生同士のつながりが生まれ、忘れられない2週間となりました。

国際コミュニケーション学科国際コミュニケーションコース 3年 (参加時)小幡 久美子 さん……OBATA, Kumiko

インドネシア研修春期約10日間

経済成長の著しい新興国における政治、経済を学ぶ研修です。ランプン大学での研修プログラムに参加するほか、地場企業や、日本企業の現地法人を訪問し、国際的な立場にある人々へのインタビューや調査を通して、国際的、多角的な視野を養います。将来、国際社会で働きたい人におススメです。五感を使っての経験は、大学での座学とは質の違う発見を皆さんにもたらすでしょう。

一歩を踏み出しひろがる世界ハノイでの障害のある児童への福祉プログラムに参加しました。宿泊施設では様々な活動をするために世界中から来た人々と出会うことができました。平日は児童と勉強し、昼休みは同じ施設の仲間と過ごし、週末には同室や同じ施設の人と旅行に行きました。また、日本での活動で出会った、日本へ留学に来ていたハノイの友人と再会することもできました。ベトナムという環境と世界中からの仲間との交流を通して想像していたよりも多くの刺激を受けました。

国際経済学科国際ビジネスコース 1年 (参加時)川上紗季 さん……KAWAKAMI, Saki

海外ボランティア実習夏期春期

国際教育交換協議会(CIEE)日本代表部主催の海外ボランティアプログラム。活動地域はヨーロッパ、北中米、アジア、オセアニアの約30カ国にわたり、「環境保護」、「児童福祉」、「教師アシスタント」などのプログラムに参加します。国際コミュニケーション関連科目の学びと実践のボランティアを結びつけることで、知識や語学力の向上だけでなく、国際理解や異文化コミュニケーションのスキルを向上させることができます。

国際交流プログラムインドネシアLampung大学短期留学生受入れ

インドネシアの学生の多くが信仰しているイスラム教に対して、少し近寄りがたいイメージをもっていました。しかし、実際に彼らに関わってみると、とてもフレンドリーで、宗教や文化の違いを忘れてしまうほどでした。この経験は、異なる様々な文化をもっと知りたいと思わせてくれ、留学へのモチベーションになりました。

異なる文化をもっと身近に

国際経済学科国際ビジネスコース 4年岡田 菜央さん……OKADA, Nao

VOICE

インターンシップ在学中に企業や組織で実務を経験、実践で自分を鍛える

自分の強みと課題を明確にしたいと思い、ロサンゼルスの商社で、ショールームでの接客や営業補佐などの幅広い実務を、5週間のインターンシップとして経験しました。初めは自己主張の強い彼らとの業務に困惑しましたが、ミーティングなどの場において自分の意見をビジネス英語で伝え、プロジェクトをともに進めて行くことができるようになりました。発信力という点で成長できたことは大きな収穫であり、キャリアを考える上でも非常に良い経験となりました。

実務を通して感じた課題と自信

国際政治学科 4年小笠原 捷太 さん……OGASAWARA, Shota

VOICE

国際政治経済学部の 海外研修プログラム

ドイツで得た課題解決能力留学体験者インタビュー

START!

4年後期から1年間、エセックス大学大学院(イギリス)へ留学することで、4.5年で青山学院大学の学士とエセックス大学の修士の学位を取得できるプログラムです。

韓国 9

中国 8

台湾 4

ベトナム 2

タイ 6

ミャンマー 1

フィリピン 1

インドネシア 1

ブルネイ 1

マレーシア 1

モンゴル 1

カザフスタン 1

オーストラリア 6

カナダ 4

アメリカ 33

イギリス 5

アイルランド 1

エクアドル 1

メキシコ 2

フランス 7

スイス 1

ドイツ 7

スペイン 1

ハンガリー 1

ポーランド 2

ブルガリア 1

ウクライナ 1

ロシア 2

フィンランド 2

イタリア 1

スウェーデン 1

アジア 英語圏 中南米 ヨーロッパ

[2019年夏期の研修テーマ]

1. Global Perspective 多民族・多文化のオーストラリアを例に、グローバルな視点をもつことの重要性を学びます 。

2. Cross Cultural Capability

自分の強み・弱みを客観的に理解して、異文化マネージメントの能力を高めます 。

3. Employability Skills 効果的なコミュニケーション、チームワーク、リーダーシップ、問題解決、批判的・分析的思考力、スモールトーク、プレゼンテーションなど、社会人として必要な基本的なスキルを身につけます。

4. Cultural & Business Engagement

企業訪問、ゲストスピーカー、ワークショップ、移民博物館やモナシュ大学への訪問など、様々なアクティビティーが含まれています(行先は参加期間や時期によって異なります )。

グローバル・プロフェッショナル研修夏期約3週間

グローバル・プロフェッショナル研修は、オーストラリア・メルボルンにて行われる短期集中プログラムです。プログラムには日本以外からの学生が参加しており、将来グローバルな企業や環境においてキャリアを築きたいと考える学生にとって非常に貴重な体験となります。このプログラムは、右記4つの柱で構成されています。

NEW!

VOICE

教育の特色 高い国際性2

エセックス大学大学院修士

青山学院大学学士

3年次

4年次

後期

後期

前期

選考

出発

帰国

[対象:国際政治学科/国際経済学科]

Aoyama Gakuin Univer s i ty S c h o o l o f In t e r n a t i o n a l Po l i t i c s , Ec o n o m i c s a n d C o m m u n i c a t i o n 2 0 2 009 10

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国際政治学科 国際経済学科 国際コミュニケーション学科

白井 萌果 さん……SHIRAI, Moeka

Music Box Societyアカペラ愛好会、フラサークルUluwehi愛好会

後藤 一也さん……GOTO, Kazuya

国際経済政策コース青学ラーメン愛好会、Sonickers国際交流愛好会

渡辺 はなさん……WATANABE, Hana

国際コミュニケーションコース青山キリスト教学生会(A.C.F.)

語学と専門知識の2つの学びが将来を考えるきっかけに

学びを通して視野が広がる国際交流にも取り組んでいます

自分らしいテーマに出会いやりたい研究が見えてきました

幅広く応用できる経済学への関心もともと経済学に興味があり、様々な分野に応用できる点と、世の中の現象を合理的に捉えられる点にひかれていました。また、大学では国際志向が強い学生とともに学びたいとも考えていたので、この学科がぴったりだと思いました。

世界の諸問題を違う視点で見る「国際貿易 I 」という授業では、貿易における経済的な利害関係などを学び、報道でよく見る米中貿易戦争についても、自分の見解をもてるようになりました。世界の諸問題に対して、今までと違う視点で捉えることが面白いと感じる一方で、最近は貿易の政治的な側面も学びたくなり、ますます興味の対象が広がっています。

留学生との交流サークルを設立大学には国籍や文化が異なる様々な留学生がいます。留学生との交流を通して気づいたのは、本音で話したほうが、深い信頼関係や質の高い議論につながりやすいということです。この経験から、国際交流がもつ可能性を探りたいと思い、留学生との交流サークルを立ち上げました。今後は、この活動を通じて大学のグローバル化を学生の目線で進めていきたいです。

文化の違いによる影響に注目私は小・中学生時代はホームスクーリングで教育を受け、高校時代は1年ほどアメリカに住んでいました。この経験から、文化の違いが人に与える影響について深く知りたいと考え、現在は政治経済のほかコミュニケーションや比較文化も学んでいます。

恩師との出会いでより意欲的に2年生のときアイデンティティーについて学ぶ機会があり、3年生からはこの分野の研究者である末田先生のゼミを履修しています。先生は、学生への接し方や研究姿勢も尊敬できる方で、ゼミには主体的な学生が集まっています。自らの力で興味関心をひろげ、考え、仲間とディスカッションをする時間はとても刺激がありますね。

これまでの学びを形にしたい授業では、狭い範囲へのインタビューを通して深い調査研究を行う「質的分析法」に力を入れています。卒業論文はアイデンティティーを軸に据えて、質的分析の手法で調査を進めていけたらなと思っています。大学で学んだことを形にできるよう、全力で取り組むつもりです。

歴史や英語が好きでこの学科に以前から歴史や英語が好きで、国内外の政治についても学びたかったのでこの学科を選びました。第2外国語は世界中で多くの人が使っているスペイン語をとりました。先生のおかげで授業も面白く、楽しく学んでいます。

国際関係の実務家から直接学んで授業の中で特に興味をもったのは特別講義「国際交流実務論」で、国際交流基金の文化交流担当者など、実務に就いている方々から講義を受けることができます。語学や異文化の知識が、実際にはどんな場面で必要になるのかなど、教科書を読むだけでは決してわからない、体験に基づいたお話が豊富で、自分のあり方や将来について考えるきっかけにもなっています。

大学で得られるものを存分に吸収今は、社会に出る前の4年間を意義あるものにするために、何に挑戦すべきか検討をしています。学びを深めたり、授業やサークルでたくさんの人と関わったりと、この環境で得られるものを存分に吸収していきたい。そして、多様な価値観を受け入れられる人間に成長したいと思います。

時間割[前期] 時間割[前期]月 火 水 木 金 土

1 Academic English ReadingⅢ

2 マクロ経済学Ⅰ 中国語ⅡA-1 WritingⅢ プリゼミ

3 国際政治経済学Ⅰ 国際貿易Ⅰ

4 エンターテインメントビジネス実践経営学 日本の外交

5 Organizational Management A 経済情報分析入門

時間割[前期]月 火 水 木 金 土

1 Media Literacy 入門セミナーⅠ

2 WritingⅠ 歴史と人間 ReadingⅠ

3 Public Speaking スペイン語Ⅰ (B)-1 ヨーロッパ圏概論 国際交流実務論

4 キリスト教概論 Ⅰ 国際コミュニケーション総論Ⅰ

Culture and Society 国際ビジネス入門 スペイン語Ⅰ (A)-1

5 政治学原論Ⅰ

1年生 2年生 3年生

進学の動機や授業のようすを聞いてみよう

学生インタビュー

月 火 水 木 金 土

1 コミュニケーションの質的分析法Ⅰ キリスト教概論Ⅱ コンピュータによる

調査データの解析

2 多言語社会とコミュニケーション

Intercultural Communication

コミュニケーションの量的分析法Ⅰ

キリスト教社会思想史Ⅰ

3 国際政治経済学Ⅰ アンケート・社会調査の方法

4 演習ⅠA

5 演習ⅠA

貿易の経済的な側面をどちらの国の視点からも考えられるようになりました。

インタビューを書き起こし、コード化して調査する方法を学んでいます。

学び、知識を得ることで、より自分の興味が明確になりました。

空き時間は課題やレポートを

外国出身の先生の実体験をもとにした宗教観を学んだことからは、多くの発見がありました。

レポートを書いたり、学生同士でディスカッションをしたり。大変だけどやりがいのある授業。

行動経済学は実践的な内容なので面白く、もっと学びたくなります!

日本人学生と留学生が交流できるサークル活動をしています!

Aoyama Gakuin Univer s i ty S c h o o l o f In t e r n a t i o n a l Po l i t i c s , Ec o n o m i c s a n d C o m m u n i c a t i o n 2 0 2 011 12

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学生一人ひとりの想いを実現する

キャリアデザイン本学部には毎年、グローバルな課題を解決したいという強い想いを抱く学生が入学してきます。その想いを形にする論理的な思考力、異文化コミュニケーションスキル、グローバル課題解決に向けて実行する力を養うカリキュラムやプログラムを用意しています。 進路・就職センターと学部の教員が協力し、企業サイドの視点を理解するためのセミナーや、実践的な模擬面接などを数多く

開催し、学生一人ひとりが自分の適性と将来の目標を十分考慮した上で就職活動に臨むことができるサポート体制を整えています。こうした取り組みが、優良企業や国際機関への就職と、学生本人が満足できる結果となってあらわれているのです。

公共団体などへのこれまでの就職実績

2018年度卒業生就職データ

全日本空輸株式会社 18

楽天株式会社 14

みずほフィナンシャルグループ 12

アクセンチュア株式会社 9

アビームコンサルティング株式会社 8

三井住友信託銀行株式会社 8

ANAエアポートサービス株式会社 7

国家公務員・東京都 7

高い進路決定率を誇る国際政治経済学部

実践的なキャリア教育

■ 国際機関アジア開発銀行/国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)/国際連合開発計画(UNDP)JPO/世界銀行/国際連合世界食糧計画(WFP)

■ 国家公務員文部科学省/外務省/参議院外交防衛委員会調査室/農林水産省/東京国税局/東京入国管理局/会計検査院/環境省/経済産業省/国土交通省/防衛省/海上自衛隊幹部候補生学校/防衛施設庁/海上自衛隊

■ その他国際協力機構(JICA)/国際交流基金/日本銀行/日本貿易振興機構(JETRO)/宇宙航空研究開発機構(JAXA)/日本赤十字社

グローバルキャリアガイド

社会調査士

大学院連携

社会調査士は、一般社団法人社会調査協会が認定する資格です。国際コミュニケーション学科において、社会調査協会認定の該当科目を履修すると、卒業時に社会調査士資格が取得できます。調査企画の立て方から、アンケートやインタビュー、統計処理などの調査技法を学び、報告書作成まで、実践的なトレーニングを行います。社会現象を科学的・客観的に捉える視点を養い、調査の専門家としての知識・技術を身につけることができます。

国連や国際機関、国際NGOといった方面での就職を目指す学生には、大学院国際政治経済学研究科への進学という道が開かれています。多くの国際機関では、修士号取得が採用試験応募の要件となっており、グローバルな諸問題を解決するための政策提案力や交渉力などを身につけるには、大学院での研究が不可欠です。大学4年次に大学院科目を先取りして、大学院を1年で修了する制度も設けられています。これらの制度を有効に活用して、グローバルなキャリアの土台をつくってください。

就職/大学院進学

1年次 2年次 3年次 4年次

外交・国際公務指導室、ジャーナリズム指導室

国際社会に貢献できる人材になることを目指す本指導室は「国際社会に貢献できる人材になる」という目標のもと、外交官・国際公務員を目指す学生が所属し、調査・研究を行っています。現在はいくつかのグループに分かれ、社会が抱える課題へ学術的にアプローチをしています。専門家や多くの文献との接点を日常的にもてるのは、大学(研究機関)という恵まれた環境にいるからこそではないでしょうか。志を同じくする仲間とともに、ここでしか得られない経験を積んでいきましょう。

代表:国際政治学科 政治外交・安全保障コース 3年奥野 英恵さん……OKUNO, Hanae

外交・国際公務指導室

代表:国際政治学科 政治外交・安全保障コース 2年新井場 美咲さん……ARAIBA, Misaki

ジャーナリズム指導室

マスコミ業界への就職を目指す組織マスコミ系企業への就職を目指し、「時事力」、「文章力」そして「人間力」を身につけるために活動しています。普段は時事問題について討論したり、ジャーナリストとして活躍されている講師の方に、文章を添削していただいたりしています。また、課外活動で取材に出たり、マスコミ系企業へ訪問したりと活動の幅は様々です。ここで身につけた力はマスコミ以外の業界に就職したとしても、必ず生きる力です。ぜひ、一緒に活動しましょう。

グローバルな諸問題とその解決策を検討するために開設されている講義現役外交官や国際交流基金職員などが担当

特殊講義

現場の第一線で活躍する講師による本学部の特別講義日本の外交外務省

日本の防衛防衛省

国際交流実務論独立行政法人 国際交流基金(The Japan Foundation)

特講(証券の基礎と資産選択入門)SMBC日興証券グループ

日本外交の第一線で活躍している外務省幹部(課長クラス)約4名による講義です。取り上げられるテーマは多岐にわたり、日本の外交の生きた姿を現状と課題とともに理解することを目標としています。

この講義は、防衛省と本学部の協力によって10年ほど前から始まりました。防衛政策の現場を知る防衛省の高官4名から直接講義を受け、日本の防衛政策の一般知識を修得することを目標としています。

独立行政法人国際交流基金の協力により派遣された実務経験を積んだエキスパートが行う、特に文化芸術交流、海外における日本語教育、日本研究・知的交流の3つの分野についての、現場の視点に立ったオムニバス形式の講義です。

講師は3度の海外駐在、海外出張は実に40カ国にもおよび、世界情勢に精通しており、リアルな臨場感のある講義です。知識の修得だけでなく、時勢・時代の変化に対応できる柔軟な思考力・判断力が身につく講義が展開されています。

多くの卒業生がグローバルな舞台で活躍しています。国際政治経済学部Webサイトでご紹介いたします。

www.sipeb.aoyama.ac.jp/global-career/

JTBグループ 7

SMBC日興証券株式会社 6

日本郵政グループ 6

日本生命保険相互会社 6

株式会社三井住友銀行 6

伊藤忠商事株式会社 5

日本航空株式会社 5

パーソルキャリア株式会社 5

本田技研工業株式会社 5

三井住友海上火災保険株式会社 5

株式会社エイチ・アイ・エス 4

SCSK株式会社 4

住友商事株式会社 4

SOMPOホールディングス株式会社 4

東京海上日動火災保険株式会社 4

日本通運株式会社 4

株式会社博報堂/株式会社博報堂DYメディアパートナーズ 4

三井物産株式会社 4

株式会社三菱UFJ銀行 4

三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 4

株式会社りそなホールディングス 4

アパグループ 3

伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社 3

NECソリューションイノベータ株式会社 3

演習科目入門セミナー・プリゼミ

演習科目ゼミ>> p.05 >> p.06

留学 >> p.09インターンシップ、ボランティア活動、海外研修など >> p.10

製薬会社・購買サノフィ株式会社阿部 俊介さん……ABE, Shunsuke

公益財団法人研究員笹川平和財団植田 晃博さん……UEDA, Akihiro

アパレルメーカー海外営業職株式会社イッセイミヤケ細谷 梨沙さん……HOSOYA, Risa

プロジェクトマネージャー日本IBM梅村 映輔さん……UMEMURA, Eisuke

ゲーム会社商品企画ソニー・インタラクティブエンタテインメント米山 渓さん……YONEYAMA, Kei

総合商社営業職伊藤忠商事株式会社中村 優作さん……NAKAMURA, Yusaku

映像翻訳者日本映像翻訳アカデミー新楽 直樹さん……NIIRA, Naoki

経営コンサルタントアクセンチュア株式会社河野 真一郎さん……KOHNO, Shinichiro

大学教員オーストラリア国立大学那須 仁さん……NASU, Hitoshi

業種別就職状況

公務 2.0%その他 2.4%

製造 11.0%

建設 2.0%

情報通信 16.1%

運輸・郵便 9.4%

卸売・小売 13.0%

金融・保険 16.6%

不動産・物品賃貸 3.5%

教育・学習支援 2.4%

サービス 21.6%

進路決定率

93.7%

就職者上位企業・団体(過去3年)

(人 )

Aoyama Gakuin Univer s i ty S c h o o l o f In t e r n a t i o n a l Po l i t i c s , Ec o n o m i c s a n d C o m m u n i c a t i o n 2 0 2 013 14

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いました。学業への取り組みはハードでしたが、ここで磨いた経済学の知識や情報分析のセンス、リーダーとしての責任感、土壇場を乗り切る胆力などは、今も大いに役立っています。また、短期留学もいい経験になりました。 現在の仕事は外交官とは立場が異なるものの、海外で現地に貢献できる機会が多くあります。実力主義のためすべてが自分次第ですが、成果が伴わなければ思い通りの仕事もできないので、今も日々奮闘しています。 大学では、望めばいくらでも世界を広げることができます。勉強も大事ですが、同時にぜひ自分の世界や見識も広げてください。お勧めしたいのは途上国への旅行です。私は卒業旅行でタイとカンボジア国境周辺の村へ行き、その生活環境に触れて以来、貧富の差など平等でない世界に対して何ができるのかを考えるようになりました。 世界には、日本とは生活環境も文化も異なる国が数多くあります。それを肌で実感すれば、日本や日本人がなすべきことを自分なりに感じとれるはず。ぜひ積極的に知らない世界へ飛び込み、何でも経験してください。それは必ず人生の大きな力になるでしょう。

海外で社会問題の解決に貢献したい。

大学で得た力が大きな強みに

国が願う「未来の姿」を叶えるために 私が在籍している「社会システムコンサルティング部」は、官公庁と組んだグローバルな仕事が多い部署です。ある程度経験を積んだ後は、自分のやりたい仕事を自分で受注し、中心となって仕事をしていきます。常に最高のパフォーマンスを求められる厳しい世界ですが、その分やりがいを感じています。 以前、サウジアラビアの産業多角化に協力するプロジェクト「日本・サウジアラビア産業協力タスクフォース」に参加した際は、現地で日本側の活動を推進する「中東協力センター」に常駐し、主に日本企業の誘致を担当していました。やがて駐在員にならないかと誘いを受け、顧客機関に出向後即海外駐在。サウジアラビアに約4年半滞在しました。 コンサルタントの仕事は、顧客が願う「未来の姿」の実現支援です。サウジアラビアでは、石油依存経済からの脱却や若者の雇用創出を目指して、日本企業の誘致をお手伝いしました。現在も、さらなる課題解決のために新たなプロジェクトに取り組んでいます。

未知の世界に飛び込み見識を広げて 学生時代は、将来は外交官になって海外の開発や問題解決に貢献したいと思っていました。そのため、学部に設置されている「外交・国際公務等指導室」で、勉強会の指導役を務めるなど頑張って取り組んで

海外の支局を拠点にニュースを取材 私が所属する日本テレビの報道局国際部は、全世界で起きているニュースを取材し放送する部署です。私は2018年の1月からタイのバンコク支局に赴任し、タイだけでなく、東南アジア全域とオセアニア、アフガニスタン、パキスタンを担当エリアとして、現地から中継したり、ニュース番組のVTRのための取材を行っています。この仕事は一にも二にも体力が必要で、ゆっくり食事をとることも、家に帰って寝ることもままならないことがよくありますが、それでも誰も知らない真実をつかむために体を張って仕事をします。私は学生時代に体育会フェンシング部の主将を務めていたので、そこでチームマネジメントの方法や負けない心、体力を培うことができたと思っています。

 記者はとにかく人とコミュニケーションをとらないと始まらないので、英語力は必須です。大学時代、英語の授業で、社会の中で自分の気になったテーマを掘り下げて30分間英語でプレゼンをするという、今思えばまさに記者の基本のような課題がありました。留学の経験のなかった私にとって、あれが英語力の基礎づくりとして大きく役立ったと思っています。

自国と歴史について知ることの大切さ 海外で仕事をしていて思うのは、もっと日本のことを知っておけばよかったなということです。自分の国のことをきちんと知らなければ、世界の人と話すことはできません。特に、歴史は必須の知識です。現在起きている物事は、すべて過去の歴史と紐づいているから

です。さらに、宗教に対する理解も必要だと感じています。人の行動はその土地の宗教に根ざしていることが多く、たとえばイスラム過激派が多い国では、ラマダーンの時期にテロがよく起こります。 それらを学ぶのはやはり、人生でいちばん時間のある学生時代でしょう。日々漫然と過ごさず、少しでも興味のあるところには時間や手間を惜しまずに出かけていって、物事に対する見識を深め、自分の引き出しを増やすことが、のちのち何かを発信する際に、とても重要になります。 報道の根底にあるのは、自分が何を伝えたいかということ。それを常に自問自答しながら仕事をしています。自分の芯をしっかりもち、自分にしか伝えられないものを発信できる記者になるために、まい進したいと思います。

SATAKE, Shigeharu

──日本テレビ記者 森 鮎子 [2008年卒業]

国際社会で躍動する卒業生

[写真左]金正男氏殺害事件で、マレーシアの北朝鮮大使が国外追放に。空港に現れた大使に突撃取材している様子[写真右]タイの水かけ祭「ソンクラーン」を取材。ずぶ濡れになりました

[写真左]サウジアラビアの展示会で日本の技術を現地の政府関係者に紹介[写真右]サウジアラビア北部の田舎町では砂漠で馬に乗る体験も

女性として世界で初めてエベレストへの登頂に成功し、2016年に惜しくも亡くなられた田部井淳子さんのドキュメンタリーを制作。趣味の登山が仕事にも生かされた

2002年国際政治経済学研究科国際政治学専攻修士課程修了。同年、新卒採用にて野村総合研究所に入社。2007年、サウジアラビア関連のプロジェクトに就き、中東協力センターに常駐。2011年8月~2016年3月まで同センターに出向の上、サウジアラビア拠点に駐在。2016年3月に帰国。現在、社会システムコンサルティング部に所属し、社会システムや国・自治体の課題解決を提案する公共系コンサルタントとして活躍。

Profile

2008年国際経済学科卒業、同年日本テレビに記者として入社。社会部に配属となり、現在に至るまで報道記者一筋に勤務。駆け出しの頃は、体を張ってニュースを追いかけ、取材のノウハウを学ぶ。2011年の東日本大震災の時は、石巻赤十字病院に患者が殺到したことで、医療物資も食料も明日で尽きるという切迫した事態を生中継したところ、翌日、日本中からたくさんの支援物資が届く。テレビ報道の即時性の力とその意義を肌で感じた。2018年1月から、かねてより希望していた海外特派員としてタイに駐在。

Profile学生時代に培った体力と精神力でハードな取材現場に挑む

MO

RI, Ayuko

www.sipeb.aoyama.ac.jp/global-career/おふたりの詳しいインタビュー内容はグローバルキャリアガイドをご覧ください。

※プロフィール、活動内容等は2018年6月取材時のものです。

株式会社野村総合研究所

社会システムコンサルティング部

上級コンサルタント

佐竹

繁春

﹇2002年卒業﹈

││

Aoyama Gakuin Univer s i ty S c h o o l o f In t e r n a t i o n a l Po l i t i c s , Ec o n o m i c s a n d C o m m u n i c a t i o n 2 0 2 015 16

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教員紹介 入試情報[ ]…専門分野 ❶…研究テーマ ❷…ゼミテーマ 兼担…国際マネジメント研究科からの兼任教員2019年7月現在(2020年度については変更の可能性があります)。

学科 募集人員 教科 科目 配点 備考

国際政治学科

3教科型10名

国語 「国語」(近代以降の文章) 100点「地理歴史」「公民」「数学」については、高得点の1科目を合否判定に使用します。「外国語」(『英語』)においては、リスニングの成績は利用しません。

地理歴史または公民または数学

「世界史B」、「日本史B」、「地理B」、「現代社会」、「倫理」、「政治・経済」、「倫理、政治・経済」、「数学Ⅰ・数学A」、「数学Ⅱ・数学B」のうち1科目選択 100点

外国語 「英語」 200点

4教科型10名

国語 「国語」(近代以降の文章) 100点 「地理歴史」「公民」については、高得点の1科目を合否判定に使用します。「数学」について、選択した科目の満点100点を200点に換算し、高得点の1科目を合否判定に使用します。「外国語」(『英語』)においては、リスニングの成績は利用しません。

地理歴史または公民

「世界史B」、「日本史B」、「地理B」、「現代社会」、「倫理」、「政治・経済」、「倫理、政治・経済」のうち1科目選択 100点

数学 「数学Ⅰ・数学A」、「数学Ⅱ・数学B」のうち1科目選択 200点

外国語 「英語」 200点

国際経済学科

3教科型10名

国語 「国語」(近代以降の文章) 100点「地理歴史」「公民」「数学」については、高得点の1科目を合否判定に使用します。「外国語」(『英語』)においては、リスニングの成績は利用しません。

地理歴史または公民または数学

「世界史B」、「日本史B」、「地理B」、「現代社会」、「倫理」、「政治・経済」、「倫理、政治・経済」、「数学Ⅰ・数学A」、「数学Ⅱ・数学B」のうち1科目選択 100点

外国語 「英語」 200点

4教科型10名

国語 「国語」(近代以降の文章) 100点「地理歴史」「公民」については、高得点の1科目を合否判定に使用します。「数学」について、選択した科目の満点100点を

200点に換算し、高得点の1科目を合否判定に使用します。「外国語」(『英語』)においては、リスニングの成績は利用しません。

地理歴史または公民

「世界史B」、「日本史B」、「地理B」、「現代社会」、「倫理」、「政治・経済」、「倫理、政治・経済」のうち1科目選択 100点

数学 「数学Ⅰ・数学A」、「数学Ⅱ・数学B」のうち1科目選択 200点

外国語 「英語」 200点

国際コミュニケーション学科 10名

国語 「国語」(近代以降の文章) 100点「地理歴史」「公民」「数学」については、高得点の1科目を合否判定に使用します。「外国語」(『英語』)においては、リスニングの成績は利用しません。

地理歴史または公民または数学

「世界史B」、「日本史B」、「地理B」、「現代社会」、「倫理」、「政治・経済」、「倫理、政治・経済」、「数学Ⅰ・数学A」、「数学Ⅱ・数学B」のうち1科目選択 100点

外国語 「英語」 200点

学科 募集人員 教科 科目 試験時間 配点

国際政治学科

A方式約64名

外国語 コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ 90分 150点

国語 国語総合(漢文を除く) 60分 100点

地理歴史または公民または数学

「世界史B」、「日本史B」、「政治・経済」、「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B(数列、ベクトル)」のうち1科目選択(「世界史B」、「日本史B」の出題範囲は17世紀以降とする) 60分 100点

B方式※1

約6名外国語 コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ 90分 150点

国語 国語総合(漢文を除く) 60分 100点

国際経済学科 約70名

外国語 コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ 90分 150点

国語 国語総合(漢文を除く) 60分 100点

地理歴史または公民または数学

「世界史B」、「日本史B」、「政治・経済」、「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B(数列、ベクトル)」のうち1科目選択(「世界史B」、「日本史B」の出題範囲は17世紀以降とする) 60分 100点

国際コミュニケーション学科

A方式約32名

外国語 コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ 90分 150点

国語 国語総合(漢文を除く) 60分 100点

地理歴史または公民または数学

「世界史B」、「日本史B」、「政治・経済」、「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B(数列、ベクトル)」のうち1科目選択(「世界史B」、「日本史B」の出題範囲は17世紀以降とする) 60分 100点

B方式※1

約15名外国語 コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ 90分 150点

国語 国語総合(漢文を除く) 60分 100点

学科 募集人員 教科 科目 試験時間 配点

国際政治学科 外国語 コミュニケーション英語Ⅰ、コミュニケーション英語Ⅱ、コミュニケーション英語Ⅲ、英語表現Ⅰ、英語表現Ⅱ 80分 150点

国際経済学科 各5名 国語 国語総合(古文、漢文を除く) 70分 100点

国際コミュニケーション学科

地理歴史または公民または数学

「世界史B」、「日本史B」、「政治・経済」、「数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B(数列、ベクトル)」のうち1科目選択 60分 100点

※1 出願資格として以下のスコア・証明書等の提出が必要です(出願期間末日より2年以内に取得済みのものを有効とする。各外部資格試験のスコアは、合否判定では使用しません)。英検 ……………準1級以上。IELTS ……………5.0以上(Academic Module オーバーオール・バンド・スコア)。TOEFL iBT® ……57点以上(ITP(Institutional Testing Program)は出願要件を満たす試験として認められません)。TOEIC®Listening & Reading Test ……560点以上が対象です(IP(Institutional Program)は出願要件を満たす試験として認められません)。

最新入試情報・詳細については本学ホームページ(http://www.aoyama.ac.jp/)をご覧ください。

センター試験利用入試

一般入試 全学部日程

一般入試 個別学部日程

宗教主任

左近 豊 [旧約聖書学]米国コロンビア神学大学院修了(Th.M.)。プリンストン神学大学院Ph.D.取得。❶ 旧約聖書における都市崩壊後の哀歌、および嘆きの詩編の文芸学的研究。

国際政治学科

阿部 達也 [国際法学]京都大学法学部卒。同大学院法学研究科博士後期課程修了、博士(法学)。❶ 法規範の明確性と実効性を視座とする国際法理論の再構築。❷国際社会における法の支配

林 載桓 [ 比較政治学、中国政治]ソウル大学社会科学部卒。東京大学大学院法学政治学研究科修了、法学博士。❶現代中国の政治と外交。❷転換期中国の政治と外交

押村 高 [ 政治思想史]早稲田大学政治経済学部卒。同大学院博士課程修了。政治学博士。パリ第二大学大学院に留学、DEA取得。❶グローバル化とアイデンティティの現在

菊池 努 [ 国際政治経済論]一橋大学大学院博士課程修了、法学博士。オーストラリア国立大学大学院に留学。❶アジア・太平洋国際関係専攻。❷ アジア太平洋の国際関係、日本とアジア太平洋の国際関係

倉松 中 [ 外交史、国際関係史]国際基督教大学卒。早稲田大学大学院、英国キール大学大学院修了。ロンドン大学LSE大学院に留学。❶ 戦間期の日英米海軍軍縮交渉、日英同盟、国際連盟における国際武器取引取締の試み等。❷国際関係史-「一国外交史」を越えて

佐桑 健太郎 [国際関係論、紛争研究]京都大学文学部卒。アリゾナ州立大学大学院、インディアナ大学大学院に留学。政治学Ph.D.。❶ 紛争と安全保障の実証研究、計量政治分析。❷ Quantitative Analysis International Relations

武田 興欣 [ 政治学、アメリカ研究]東京大学法学部卒。プリンストン大学大学院に留学、Ph.D.(政治学)取得。❶ アメリカ連邦議会、アジア系アメリカ人について研究。❷現代アメリカ合衆国の政治と社会

田中(坂部)有佳子 [比較政治学、国際関係論]青山学院大学国際政治経済学部卒。コーネル大学大学院修了(MPA)。政府・国際機関等での勤務後、早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了、博士(政治学)。❶ 民主化、国家建設と暴力、平和構築、国際協力。

羽場 久美子 [国際政治学、冷戦史、地域統合論、ナショナリズム論]津田塾大学大学院国際関係学研究科博士課程修了。学術博士(国際関係学)。ハーバード大学、ロンドン大学、パリ大学客員研究員。❶ ヨーロッパ国際政治、アジアと欧州の地域統合、アメリカの役割。地域紛争、民主化の功罪。❷ アジアにシンクタンクネットワークを形成する。 グローバル・ガバナンス。移民・難民問題

藤重 博美 [国際平和活動、平和構築]同志社大学法学部卒業、ロンドン大学 LSE修士課程修了、ロンドン大学 SOAS博士課程修了。Ph.D.(政治学)。❶ 紛争や国内の不安定さに苦しむ国々の再生や安定、そうした国 に々対する国際的な支援策。

❷ グローバル・ガバナンス(平和構築、脆弱国家支援、戦争と平和、ジェンダーなど)

J. Patrick Boyd [比較政治学、国際関係論、日本政治]コロンビア大学東アジア研究学部卒。マサチューセッツ工科大学大学院修士(M.S.)、博士(Ph.D.)(政治学)取得。❶戦後日本の政治と外交。❷Political Development in Japan and Asia

和田 洋典 [政治経済学]慶応義塾大学経済学部卒。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)修士、一橋大学大学院博士課程修了、法学博士。❶国際経済制度、中国・新興国の台頭。❷グローバリゼーションの政治経済学

渡邉 理絵 [気候エネルギー政治、政策過程論]東京大学法学部卒。ベルリン自由大学Otto-Suhr Institut修了(政治学博士)❶( 実証)気候エネルギー政治の日独米比較。❷( 理論)パラダイム転換が起こるメカニズムの仮 説モデルの構築とその検証

国際経済学科

飯坂 ひとみ [国際経済学]カリフォルニア州立大学サンタクルーズ校経済学部卒。同大学大学院、応用経済学部、M.S.取得。同大学大学院、国際経済学部、M.A.、Ph.D.取得。❷Current topics of international economics

内田 達也 [応用ミクロ経済学]青山学院大学国際政治経済学部卒。同大学院博士課程修了、博士(国際経済学)。❶ 社会課題に対する経済学的な解決法とデザイン的な解決法の統合❷社会・組織・私の問題の経済分析

内山 義英 [国際経済学、計量経済学]青山学院大学国際政治経済学部卒。同大学院博士課程修了、博士(国際経済学)。❶日本の貿易構造の特性についての研究。❷日本経済および国際経済問題の実証的研究

大野 昭彦 [開発経済学]一橋大学大学院博士課程(経済学博士)。❶ タイ、ラオス、インド等の工場労働者の意識調査、中小企業調査や農村調査、さらには取引と契約についての研究をおこなう。❷経済開発論

岡村 稔 [理論経済学]青山学院大学経済学部卒。同大学院博士課程単位取得済み退学。❶ 冷戦後のいわゆる「平和の配当」についての考察を行っている。❷応用ミクロ経済学

小橋 文子 [国際貿易、貿易政策]慶應義塾大学総合政策学部卒。同大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)。ウィスコンシン大学大学院に留学。Ph.D.取得。❶ 国際的生産ネットワークをめぐる諸問題についての理論・実証研究。

❷企業活動のグローバル化と通商政策論

加治佐 敬 [開発経済学、農業経済学]青山学院大学国際政治経済学部卒。ミシガン州立大学大学院Ph.D.。世界銀行、国際開発高等教育機構、政策研究大学院大学、国際稲研究所を経て現職。❶近代化と村落共同体の変容。❷経済発展の実証研究

木村 光彦 [経済学]北海道大学経済学部卒。大阪大学大学院博士課程修了、経済学博士。❶東アジアの経済事情、経済発展の研究。❷国際開発および関連する世界の諸問題

沈 承揆 [労働経済学]ソウル大学経済学部卒。ウィスコンシン大学大学院に留学、Ph.D.取得。東京大学経済学部講師。❶ 失業、賃金構造、人的資本形成など、労働市場の分析

❷ International Policy Competition・Economy・Policy

瀬尾 佳美 [環境経済学]大阪大学理学部卒。クラーク大学大学院環境科学・政策学科修士課程修了(MA)。筑波大学大学院博士課程修了、博士(都市・地域計画)。❶環境リスクの研究。❷環境経済学環境リスク研究

竹田 憲史 [国際金融]早稲田大学政治経済学部卒。ウィスコンシン大学大学院に留学、Ph.D.取得。❶国際金融、中小企業金融。❷日本と国際経済

鶴田 芳貴 [産業組織論]青山学院大学国際政治経済学部卒。筑波大学大学院博士課程修了、博士(社会経済)。❶競争政策に関連する実証分析。❷企業活動や規制・競争政策に関するデータ分析

友原 章典 [国際経済学]早稲田大学政治経済学部卒。ジョンズホプキンス大学大学院Ph.D.取得。世界銀行や米州開発銀行にてコンサルタントを経験。❶ グローバル経済が直面する諸問題について

中川 浩宣 [国際金融、国際マクロ経済学]慶応義塾大学経済学部卒。ニューヨーク大学大学院M.B.A.,、コロンビア大学大学院Ph.D.取得。❶ 国際マクロ・金融(international macroeconomics and

�nance)分野における理論・実証研究。❷国際経済問題─理論的考察と実証的分析

国際コミュニケーション学科

井川 肇 [理論言語学(生成文法)]国際基督教大学卒。カリフォルニア大学アーバイン校大学院留学、Ph.D取得。❶ 生成文法の枠組みの下での日英語の比較研究を行っている。❷ことばの仕組み

Richard Evano� [比較文化]シカゴ大学大学院修了。英国ランカスター大学よりPh.D.取得。❶ 環境哲学、異文化倫理学、異文化ダイアログを研究。

❷ International Ethics

大久保 典子 [スペイン文学]マドリッド南カリフォルニア大学卒。ニューヨーク大学よりM.A.取得。スペイン国立アルカラ大学よりPh.D.取得。❶ 20世紀初頭スペイン演劇・ヨーロッパ演劇と思想の関連性、La Movida 、スペイン現代演劇・小説。

抱井 尚子 [多文化心理学、混合研究法]青山学院大学国際政治経済学部卒。ハワイ大学大学院よりPhD.取得。❶ 文化と心理。コミュニケーション研究法。がん患者の心理社会的問題で海外との共同研究を実施。

❷多文化社会の諸相

勝又 恵理子 [異文化コミュニケーション、多文化教育]ヒューストン大学クリアレイク校卒。同大学院修了(MA)。クレアモント大学院大学およびサンディエゴ州立大学大学院よりPh.D. 取得。❷ Intercultural Communication in Multicultural Societies

狩野 良規 [イギリス文学、演劇学、映像論]東京外国語大学卒。同大学院修了。❶ シェイクスピアの歴史劇、イギリスおよびヨーロッパの映画。❷現代教養

國分 俊宏 [フランス文学]早稲田大学第一文学部卒。同大学大学院修了。パリ第3大学博士課程に留学し、文学博士号取得。❷表象文化論

猿橋 順子 [社会言語学]青山学院大学国際政治経済学部卒。同大学院博士後期課程修了、博士(国際コミュニケーション)。❶社会言語学、言語政策論。❷ことばと社会の相互作用

末田 清子 [異文化コミュニケーション、対人コミュニケーション]立教大学社会学部卒。カンザス大学大学院およびカリフォルニア州立大学フラトン校大学院修了(MA)。英国ランカスター大学よりPh.D.取得。❶ 研究テーマはアイデンティティ、フェイス(面子)とコミュニケーション。❷異文化コミュニケーション

田崎 勝也 [文化心理学、異文化・対人コミュニケーション、心理統計学]ハワイ大学大学院修了、Ph.D.取得。 ❶ 「こころと文化」をテーマに、比較文化の観点から量的研究を行っている。

❷比較調査から観る異文化問題

陳 継東 [中国思想文化と仏教学]北京大学卒。東京大学博士(文学)。❶ 近代中国の思想・宗教、及び日中交流史。❷中国の社会と文化

橋本 秀美 [中国文献学、学術史]東京大学文学部卒。北京大学中文系博士。❶中国文献学、学術史。❷中国語と中国思想・文化

Petr Podalko [ロシア語教育、歴史学(言語文化学)]ノボシビルスク大学卒。同大学院歴史学専攻博士課程。大阪大学大学院博士課程修了。言語文化学博士。❶ユーラシア研究・移民問題・映画史等。❷ 東西を一致にしたユーラシア大陸の歴史と文化論、その過去と現在

渡邊 千秋 [スペイン現代史]上智大学大学院修了。スペイン国立放送大学大学院より博士号取得(史学)。❶20世紀スペインにおける社会心性。❷現代スペイン社会を文化横断的に考える

兼担

岩井 千明 慶応義塾大学法学部卒。青山学院大学大学院修士課程修了。❷企業経営と価値創造

榊原 正幸 名古屋大学大学院博士課程修了。❷会計情報と株価の関係について

中里 宗敬 東京工業大学工学部卒。同大学院修士課程修了。❷証券市場の分析

Aoyama Gakuin Univer s i ty S c h o o l o f In t e r n a t i o n a l Po l i t i c s , Ec o n o m i c s a n d C o m m u n i c a t i o n 2 0 2 017 18