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中国との学術研究交流日本学術振興会の取組

日本学術振興会

安西 祐一郎

日中科学技術交流シンポジウム

■沿革

1932年12月財団法人日本学術振興会創設

1967年 9月特殊法人日本学術振興会設立

2003年10月独立行政法人日本学術振興会設立

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日本学術振興会の概要

①世界レベルの多様な知の創造

（１）研究者の養成（特別研究員、振興会賞・育志賞）（２）若⼿研究者の海外派遣（海外特別研究員、頭脳循環を加速する戦略的

国際研究ネットワーク推進プログラム）（３）大学の教育研究機能の向上やグローバル化の支援 等

（１）調査・研究（２）広報と情報発信の強化及び成果の普及・活用（３）学術の社会的連携・協⼒

（１）科学研究費助成事業（２）人文学・社会科学の推進（３）研究拠点の形成促進

②強固な国際協働ネットワークの構築（１）国際的な共同研究等の促進（２）国際研究支援ネットワークの形成（３）世界的な頭脳循環の推進とグローバルに活躍する若⼿研究者の育成

③次世代の人材育成と大学の教育研究機能の向上

④エビデンスに基づいた学術振興体制の構築と社会との連携の推進

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つ

の

柱

「学術研究」（大学等の研究者の自由な発想に基づく人文学、社会科学から自然科学までのあらゆる分野の研究）を総合的に支援する、

我が国唯一の資金配分機関（ファンディングエージェンシー）

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研究者交流事業の開始

１９７８年日中平和友好条約

１９７９年 中国科学院

覚書の締結日本で最初の中国との組織的な学術

交流の始まり

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中国と日本学術振興会の学術交流の歴史

１９７９年：中国科学院研究者交流（2012年終了）、共同研究、セミナー、論博

１９８０年：中国社会科学院 共同研究、セミナー、論博

１９８１年：中国教育部 研究者交流、セミナー

１９８５-９４年：中国衛生部 研究者交流

１９９５-２０１５年：中国医学科学院 共同研究、セミナー

１９９６年：中国国家自然科学基金委員会共同研究、セミナー、日中韓フォーサイト事業、日中韓学術振興機関長会議、北東アジアシンポジウム、アジア学術振興機関長会議

２００１年：中国科学技術部： 外国人研究者招へい事業

２００５年：中国国家留学基金管理委員会： 論博

交流形態の多様化

対応機関の増加

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JSPSの主な国際事業

●研究者交流の支援・ 海外特別研究員 日本⇒海外・ 若手研究者海外挑戦プログラム・ 外国人研究者招へい事業 海外⇒日本・ 論文博士取得希望者支援事業

●共同研究等の支援・ 日中韓フォーサイト事業・ 研究拠点形成事業・ 二国間交流事業・ 国際共同研究加速基金

●交流基盤の形成・支援・ アジア学術振興機関長会議・ 日中韓学術振興機関長会議・ HOPEミーティング

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計 3,914 人

◆平成27年度 外国人研究者の受入

アジア

1,846人中国 (502)韓国 (328)インド (277)タイ (155)マレーシア (113)インドネシア (104)ベトナム (76)台湾 (74)その他 (217)

オセアニア109人オーストラリア (69)ニュージーランド (40)

北米

312人米国 (267)カナダ (45)

ヨーロッパ1,368人フランス (376)ドイツ (302)英国 (110)イタリア (100)ロシア (82)スウェーデン (54)ハンガリー (42)ポーランド (37)スペイン (35)スイス (38)その他 (192)

中南米

40人ブラジル (21)アルゼンチン (6)コロンビア (3)ボリビア (2)ニカラグア (2)その他 (6)

中東

44人トルコ (13)イラン (10)イスラエル

(10)その他 (11)

アフリカ

195人チュニジア (63)エジプト (36)南アフリカ (36)ケニア (16)ブルキナファソ (8)ナイジェリア (8)その他 (28)

◆平成27年度 日本人研究者の海外派遣

計 5,464 人

アフリカ

172人南アフリカ (52)ケニア (47)タンザニア (13)ウガンダ (11)エジプト (10)コンゴ民主共和国 (7)その他 (32)

アジア

1,681人

中国 (376)韓国 (369)タイ (172)インドネシア (127)インド (121)シンガポール (97)ベトナム (95)台湾 (91)その他 (233)

オセアニア134人オーストラリア (93)ニュージーランド (41)

ヨーロッパ

2,168人フランス (430)ドイツ (422)英国 (251)スイス (154)ロシア (151)イタリア (136)スウェーデン (85)スペイン (73)フィンランド (71)オランダ (67)その他 (328)

北米

1,213人米国 (1,109)カナダ (104)

中南米

48人ブラジル (20)メキシコ (12)チリ (9)アルゼンチン(7)

中東

48人トルコ (27)アラブ首長国連邦

(11)イスラエル (4)その他 (6)

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国際事業の研究者交流数（Ｈ２７実績）

●日中韓の学術協力強化のため各国の科学技術政策の動向や国際協力のあり方等について議論。 JSPSが提唱し平成15年より各国持ち回り開催。平成29年は10月に韓国・ソウルで開催予定（韓国NRF主催）

●本会議において毎年の重要分野を設定し、「北東アジアシンポジウム」、「日中韓フォーサイト事業」を共同で実施

■北東アジアシンポジウム「Molecular Imaging-based Precision Medicine」

（平成28年11月、中国・杭州）当該研究分野における最新情報の共有及び参加者間の国

際共同研究開始へとつながるネットワーク構築を目的として実施

■日中韓フォーサイト事業平成2９年度募集分野（審査中）

「分子イメージングに基づくプレシジョンメディシン」３か国を中核とし、アジアにおける世界的水準の研究拠

点構築を目的とした共同研究・セミナー等の活動を支援

）

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日中韓学術振興機関長会議（A-HORCs）

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シンポジウム開催（年2回）等 JSPS事業説明会

日本の大学等へ

の支援

広

報

中国との交流

日本大使館主催留学説明会

・外国人研究者招へい事業・⼆国間交流事業・研究拠点形成事業・日中韓フォーサイト事業

希平会（日中⾼等教育交流連絡会）36大学、1研究所、4政府系機関が参加

ウェブサイトwww.jsps.org.cn

ニューズレター『学思』 廣田

薫

センター長

10周年記念式典

対応機関: CAS, CASS, MOE, NSFC, MOST

2007年 設⽴

2017年11月3日

10年史

2010年 ⼩林誠理事講演会

2014年 天野浩教授講演会

北京研究連絡センター

●総会・シンポジウム（2016.10 天津）

●Bridge Fellowship Program（外国人研究者再招へい事業）

●支部会活動（7地区33支部）2016年度開催支部会・セミナー

・山東支部会 （2016.5）・北京支部会 （2016.6）・重慶支部会 （2016.10）・上海支部会 （2017.1）

2016年度5名

中国名： JSPS中国同学会会員数： 1,293名(2017年3月時点)設立： 2010年11月（設立時会員数：937名）

会長： 孔徳新 天津医科大学 教授

総会 シンポジウム

ＪＳＰＳ同窓会（中国）

Crowing RoosterHarbinger of new knowledge that

promises a brilliant future for humankind.

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