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ケG62 試   運   転 1.工事説明書の試運転手順に基づいて試運転を行っ てください。(参照ページ:21~23) 2.試運転終了後は、屋内ブレーカーを切ってください。 チェックリスト 物干しバーの位置・強度は適切ですか。 点検項目 参照ページ 2 3・4・8・10・ 11・13 2 2・3・10 2・4・8・11 15 15 15~17 3 7 14 6・9 チェック 点   検   内   容 電源(電圧・周波数) 銘板に記載する電源電圧(100V)・周波数(50Hzまたは60Hz)に適していますか。 機器の取付位置は適切ですか。 ユニットバスもしくは在来浴室との組合せ仕様は適切ですか。 点検・修理に必要な空間はありますか。 機器の自重に対し十分な取付強度を確保していますか。 屋内ブレーカーが設置されていますか。 アース線の接続は確実ですか。 電源工事、電気結線工事は指定された工事がされていますか。 排気ダクト接続口・吸気口の排気漏れはありませんか。 温水配管接続部の水漏れはありませんか。 浴室天井と機器との接続部のすき間はありませんか。 保守・管理上の空間 排気ダクト・温水配管 接続部 お客さまへの取扱説明 1.取扱説明書(保証書付)によって、機器の取り扱 いを説明してください。 設置工事後の点検確認 工事説明書 型  式  名 FD2817J2U FD2817J3U 浴室暖房乾燥機(24時間換気機能付き) FD2817J2U・BBD-3311ACSK-J2 FD2817J3U・BBD-3311ACSK-J3 品名コード: ◎換気機能付き製品 本製品は、電気用品の技術上の基準を定める省令の改正により、創設された長期使用製品 安全表示制度で指定される製品です。 ■工事される方へのお願い この工事説明書に記載されていない方法で施工され、それが原因で故障を生じた場合は、 商品の保証を致しかねますのでご注意ください。 ■設置工事が終わりましたら、 設置工事後の点検確認 のチェックリストに基づいて、必ず再確認し てください。 ■この機器は一般家庭用です。業務用としては設置しないでください。 ■当社の定める施工要領を逸脱しない据付工事に不具合(瑕疵)が生じ、施工者が無償修理や損害賠償 を行った場合、BLマークの証紙の貼付(または刻印など)がされている部品については、財団法人ベ ターリビングのBL保険制度に基づき保険金が支給されます。 ■BL保険制度や当住宅部品の施工要領の詳細については、財団法人ベターリビングのホームページ (http://www.cbl.or.jp/)をご覧ください。なお、BL保険制度に関する質問は、財団法人ベターリ ビング(TEL 03-5211-0559)でもお受け致します。 所有者票を必ず販売事業者さまへ渡してください。(所有者票は、取扱書のナイロン袋内に付属しています) 施工は必ずこの工事説明書に従って正しく施工してください。
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工事説明書 - HARMAN...ケG62 試 運 転 1.工事説明書の試運転手順に基づいて試運転を行っ てください。(参照ページ:21~23)...

Jan 29, 2021

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  • ケG62

    試   運   転1.工事説明書の試運転手順に基づいて試運転を行ってください。(参照ページ:21~23)

    2.試運転終了後は、屋内ブレーカーを切ってください。

    ◎チェックリスト

    物干しバーの位置・強度は適切ですか。

    点検項目 参照ページ

    2

    3・4・8・10・11・13

    2

    2・3・10

    2・4・8・11

    15

    15

    15~17

    3

    7

    14

    6・9

    チェック 点   検   内   容

    電源(電圧・周波数) 銘板に記載する電源電圧(100V)・周波数(50Hzまたは60Hz)に適していますか。

    機器の取付位置は適切ですか。

    ユニットバスもしくは在来浴室との組合せ仕様は適切ですか。

    点検・修理に必要な空間はありますか。

    機器の自重に対し十分な取付強度を確保していますか。

    屋内ブレーカーが設置されていますか。

    アース線の接続は確実ですか。

    電源工事、電気結線工事は指定された工事がされていますか。

    排気ダクト接続口・吸気口の排気漏れはありませんか。

    温水配管接続部の水漏れはありませんか。

    浴室天井と機器との接続部のすき間はありませんか。

    設 置 条 件

    保守・管理上の空間

    安 定 設 置

    電 気 工 事

    排気ダクト・温水配管

    接続部

    お客さまへの取扱説明1.取扱説明書(保証書付)によって、機器の取り扱いを説明してください。

    設置工事後の点検確認

    工 事 説 明 書型  式  名

    FD2817J2UFD2817J3U

    浴室暖房乾燥機(24時間換気機能付き)FD2817J2U・BBD-3311ACSK-J2FD2817J3U・BBD-3311ACSK-J3品名コード:

    ◎換気機能付き製品本製品は、電気用品の技術上の基準を定める省令の改正により、創設された長期使用製品安全表示制度で指定される製品です。

    ■工事される方へのお願い

    この工事説明書に記載されていない方法で施工され、それが原因で故障を生じた場合は、商品の保証を致しかねますのでご注意ください。

    ■設置工事が終わりましたら、 設置工事後の点検確認 のチェックリストに基づいて、必ず再確認してください。

    ■この機器は一般家庭用です。業務用としては設置しないでください。■当社の定める施工要領を逸脱しない据付工事に不具合(瑕疵)が生じ、施工者が無償修理や損害賠償を行った場合、BLマークの証紙の貼付(または刻印など)がされている部品については、財団法人ベターリビングのBL保険制度に基づき保険金が支給されます。■BL保険制度や当住宅部品の施工要領の詳細については、財団法人ベターリビングのホームページ(http://www.cbl.or.jp/)をご覧ください。なお、BL保険制度に関する質問は、財団法人ベターリビング(TEL 03-5211-0559)でもお受け致します。

    所有者票を必ず販売事業者さまへ渡してください。(所有者票は、取扱書のナイロン袋内に付属しています)

    施工は必ずこの工事説明書に従って正しく施工してください。

  • ☆ここに示した注意事項と絵表示は機器を正しく安全に設置工事していただき、設置工事作業者および機器を使用されるお客さまや他の人々への危険や、財産への損害を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。

    ☆誤った工事により生じる危害・損害の程度をつぎのように区分しています。

    警告

    注意

    この表示を無視して、作業を誤った場合に作業者が、またはその作業後の不具合によって使用者が死亡、重傷を負う可能性、または火災の可能性が想定される内容を示しています。

    この表示を無視して、作業を誤った場合に作業者が、またはその作業後の不具合によって使用者が傷害を負う可能性や物的損害のみの発生が想定される内容を示しています。

    お願い 使用者が安全に快適に使用していただくために理解していただきたい内容です。

    ◇安全に正しく使用していただくために

    重 要

    一般的な禁止一般的な「警告」・「注意」

    ☆注意事項の絵表示と意味はつぎのとおりです。

    必ず守る アースする

    ◎試運転完了後、保証書に必要事項を記入のうえ、『取扱説明書』をお客さまへ渡していただき、保管のお願いをしてください。

    警告 ・この『工事説明書』および電気設備技術基準、建築基準法、水道法、当該地区の市・町・村の条例、消防法に従い設置工事を行う。・設置工事完了後は表紙の 設置工事後の点検確認 のチェックリストに基づいて、必ず点検する。火災や漏電など、思いがけない事故の原因になります。

    ・設置工事完了後は別添の『取扱説明書』に従い、使用上の注意事項、正しい使用方法をお客さまに説明する。誤った使用をされた場合、重大な事故の原因になります。

    ◇設置工事される方へ

    ※ここでの使用者とは、その家族・来客者・機器を譲渡された人も含みます。※警告・注意・お願い表示に於いて、守らなかった場合に起こりうる現象を下線文字で表記しています。(例:火災のおそれがあります。)

    注意

    ・機器のコード類などを機器固定から解くときや、引き出す際などは、カッターなど鋭利なものを使用しない。コードなどにキズがつき、思いがけない事故の原因になります。

  • ー1ー

    も く じ

    開こん ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1設置前の注意・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 2機器の設置 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3~131. ユニットバスへの設置 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3~9設置図 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 3機器先付け方式の場合 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 4~7機器後付け方式の場合 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 8~9

    2. 在来浴室への設置 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 10~13設置図 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 10機器先付け方式の場合 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 11~12機器後付け方式の場合・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 13

    ペ ー ジ

    ◇付属部品の確認次の部品が付属部品として同こんされています。不足のないことを確認してください。

    開こん

    お願い

    ・この機器専用の付属部品あるいは指定の別売部品以外は使用しないでください。

    ・シールパッキン(長)…2本 ・シールパッキン(短)…2本

    ・リモコン ・グリル板

    ・自在金具(ナット付)…4個 ・防振ゴム(小)…4個 ・防振ゴム(大)…4個 ・座金…4個 ・自在金具取付ボルト…4本

    ・グリル板取付ネジ       …4本

    ・ルーバーノズル取付ネジ (化粧ビス)…2本

    ・リモコンコード(白) 5m

    ・リモコンスイッチボックス  取付用ネジ…4本

    (M4×30mm)

    ・グリル板抜け止め  ワッシャー…2個

    (M4×50mm)

    (M4×20mm)

    ・取扱説明書 (保証書付)

    ・工事説明書

    温水配管の接続 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 14電気工事と結線・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 15~17リモコンの取り付け ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 18グリル板の取り付け ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 19現在時刻の合わせかた・リモコンでの設定可能範囲 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 20試運転 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 21~23外形寸法図 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 24~裏表紙

  • ー2ー

    ◇設置する機器の確認◎設置する機器が、ご使用になる目的・用途に適合していることを確認してください。

    注意

    確 認

    ・銘板(機器内部に貼付)に表示してある電源(電圧・周波数)に適合していることを確認する。

    火災・漏電のおそれや、機器が故障する原因にもなります。

    設置前の注意

    ◇設置場所の注意◎1616サイズ(1.0坪)くらいの浴室に設置してください。

    各ユニットバスのサイズ

    ユニットバス床面積による適合機器

    1216~1616(2.56m2)サイズ

    1616~1620(3.2m2)サイズ

    1218,1221,1317,1416,1418,1616など

    1618,1620など

    1620~1625(4.0m2)サイズ 1621,1625,1822など

    ~1216(1.92m2)サイズ 0816,0916,1014,1115,1116,1117,1216など

    (型式名) ○○○○○○

         ○○○○○

    定格電圧  AC100V

    定格周波数 50/60Hz

       製 造 年 月

    銘   板

    電 源(電圧・周波数)

    確 認

    注意 ・接着タイプのタイル貼りユニットバスの場合は、タイルの剥離強度について事前にユニットバスメーカーと相談する。温湿度の変化により、タイルがはがれ落ちることがあります。・ユニットバス天井面から上階スラブ面までの距離は、機器先付け時250mm以上、機器後付け時230mm以上確保できていることを確認する。機器の取り付けや、点検・修理に支障をきたします。・機器の質量(約13.0kg)および各種配管に十分耐える強度であるかを確認し、強度が弱い場合は補強を行う。機器の落下や、浴室破損のおそれがあります。

    230~250mm以上

    ・CF式、FE式の給湯器またはふろ釜が、浴室に隣接する部屋に設置されている場合は、機器を取り付けることができません。排気ガスが浴室内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

    ・温泉水を引き込んだ浴室には設置しない。温泉水や温泉成分を含んだ入浴剤を使用した湯水が機器に付着しますと、変色、腐食などにより、性能および耐久性を著しく損なう原因となります。

    ・サウナ機器との併設はしない。機器の故障の原因になります。

    ◎浴室内の天井は、機器取付面がフラットでフラット面にグリル板が設置できるタイプを選んでください。◎傾斜天井への取り付けは、できません。◎浴室以外(脱衣室、クローゼットなど)には絶対に取り付けないでください。◎浴室の天井高さは2200mm以下としてください。◎浴室天井の厚みは25mmまでとしてください。また先付け設置時、天井厚みが15mm以上の場合、70mmのグリル板取付ネジ(現場調達)を使用してください。◎天井上面の中央部に補強用リブがあるユニットバスを使用する場合、設置の障害にならないことを確認してください。(機器先付け時:リブ高さ55mm以下、機器後付け時:リブ高さ+天井厚みが50mm以下)

    ◎浴室のドアは給気口が設けてあるものを選んでください。(給気口がないと換気できません。)◎浴室に窓を設ける場合は1m2以下としてください。◎機器が設置される周囲が氷点下になる環境では設置できません。◎以下の浴室には取り付けないでください。・土やしっくい、木の壁の浴室       ・壁にひび割れがある浴室(補修が必要)・その他特殊な壁の浴室(材質の確認が必要) ・浴そうなどが木でできている場合◎ユニットバスの場合、壁面材質や構造、強度などについて事前にユニットバスメーカーにご相談ください。※天井の材質は原則として樹脂製であること。◎自然給気口(24時間換気用)または給気ファンは、24時間換気をバランスよく行うために外気に面している各部屋に設けてください。

  • ー3ー

    フック・物干しバーは現場調達部品です。

    ユニット バス天井

    ユニット バス天井

    1. 機器先付け方式

    2. 機器後付け方式

    ⦆※排気ダクトは点検口の開口部を避けて配管してください。

    ⦆※排気ダクトは点検口の開口部を避けて配管してください。

    (ユニットバスを後から設置する場合)

    (ユニットバスが既に設置されている場合) 点検口

    排気ダクト 機器

    ユニットバス内寸

    ユニットバス内寸

    吊りボルト スラブ面

    ユニットバス

    230以上

    ユニットバス内寸

    自在金具

    A

    排気ダクト

    機器

    (300)

    点検口

    ユニットバス内寸

    ユニットバス内寸

    吊りボルト スラブ面

    ユニットバス

    250以上

    ユニットバス内寸

    自在金具

    A

    (300)

    A部詳細図

    A部詳細図

    機器の設置1. ユニットバスへの設置◇設置図

    [単位:mm]

    [単位:mm]

    300

    200

    100  ~150

    t=9~15

    フック フック用 補強板

    200 標準設置時

    浴室暖房乾燥機

    浴そう

    60゜ 200

    200

    温風があたる範囲

    300

    200 点検口

    フック

    フック

    [単位:mm]

    機器 排気ダクト

    ◇物干しバー収納用フックの取り付け1)フックの固定位置(下図参照)にフック用補強板を取り付けてください。2)フックを下図のように取り付けてください。※使用しないときに物干しバーを収納するフックも取り付けてください。※物干しバーは吊り下げ重量10kgに耐えるものとしてください。※物干しバーの位置が標準位置より著しくずれる場合、温風が直接あたりにくくなり乾燥性能が低下します。

  • ー4ー

    ◇ユニットバスへの設置・機器先付け方式の場合(ユニットバスを後から設置する場合)

    設 置 手 順 説 明 図

    点検口位置

    ±5

    (300)

    天井穴あけ部

    [単位:mm]

    600~650

    ユニットバス天井面 520

    560

    裏貼材

    浴室天井

    480±5

    4401. ユニットバス天井面の穴あけ 1) 2)

    ※取り付け用穴が標準位置より著しくずれる場合、暖房、乾燥性能が低下します。

    2. ホールアンカーの埋設・ホールアンカーを浴室の上階スラブ面に右図寸法で埋設してください。※ユニットバスの設置位置をよく確認して位置を決めてください。※ホールアンカーの埋設位置に鉄筋がある場合は、右図に示す範囲の適当な位置にずらしてください。

    ※木造住宅など、ホールアンカー以外の方法で吊りボルトを固定する場合は、建築側と協議の上、固定方法を決定してください。

    180 190

    浴室天井面穴あけ位置

    (300) ホールアンカー埋設位置 (4カ所)

    [単位:mm]

    点検口側

    298±15

    ±20 ±10

    298±15

    注意

    ・必ず機器質量(約13.0kg)に耐えられるアンカー強度にする。機器の落下や浴室破損のおそれがあります。

    ホールアンカーは現場調達部品です。

    80±5mm

    上階スラブ面-UB天井

    上面の高さ:a

    L=(a-80)+b[mm]

    b吊りボルト長さ:L

    ユニットバス 天井上面

    吊りボルト(M10寸切ボルト)

    ナット

    吊りボルトは現場調達部品です。

    30mm以上

    防振ゴム(大)、防振ゴム(小)には座金が内蔵されていますので、座金の取り付けは不要です。

    ナット 座金部

    座金部

    ナット

    防振ゴム(小)

    防振ゴム(大)

    ユニットバス天井

    4)

    ナットは現場調達部品です。

    注意

    ・機器表面の施工保護シートはグリル板の取り付けの際まで絶対に外さないでください。

    ・吊りボルトおよびナットはM10を使用してください。

    自在金具 取付ボルト

    シールパッキン

    座金

    自在金具

    3)

    取り付け用穴が浴そうの中心になるように440mm×480mmの穴を開けてください。また、取り付け用穴の中心と、点検口の端との距離が600~650mmになるようにしてください。※この範囲を外れると、点検口の開閉や、メンテナンスができなくなります。

    天井裏に石こうボードなどが裏貼りされている場合、520mm×560mmの大きさで裏貼材を切り欠いてください。※開口後の天井面の端面には、市販の錆止めを塗布してください。

    1)

    2)

    機器背面の梱包材を固定バンド(2カ所)を起こして取り除いてください。※固定バンドは機器に沿うように折り曲げてください。機器のユニットバス天井と接するフランジ面にシールパッキン(付属部品4本)をフランジ外周に沿って貼り付けてください。※シールパッキンはすき間なく貼り付けてください。付属部品の座金を自在金具取付ボルトに通し、自在金具を機器に取り付けてください。※このとき吹出口ノズルが機器に奥までしっかりと収まっていることを確認してください。またグリル板を取り付けるまで施工保護シートは外さないでください。

    既に取り付けられた4本の吊りボルトに右図の要領で自在金具を取り付けてください。※ユニットバスの設置のじゃまにならないように、機器の下面は、ユニットバス天井面より30mm以上、上になるように吊り上げておいてください。

    ※機器の排気口がユニットバスの点検口側に向くように取り付けてください。※防振ゴム(大)の上下を間違わないよう座金部を下にしてください。

    1)

    2)

    3)

    4)

    3. 吊りボルトの取り付け吊りボルト(4本)をホールアンカーにねじ込んだ状態で、ユニットバス天井上面から80±5mmとなるように切断してください。吊りボルトを十分にねじ込み、確実に固定してください。※吊りボルトは天井面に対し垂直になるように取り付け、途中で曲げないでください。(機器がねじれたり傾いたり、異常音やひずみ音の原因になります。)

    1)

    2)

    4. 機器の吊り下げ(仮吊り) 梱包材

    固定バンド

    1)

    シールパッキン

    機器 2)

    施工保護シート

    シールパッキン(短)

    シールパッキン(長)

  • ー5ー

    設 置 手 順 説 明 図

    5. 温水配管の接続 14ページの「温水配管の接続」を参照してください。

    中間板上部

    ボックス取付金具上部

    ファンボックス取付ネジ

    6. ファンボックスの機器への取り付け※ユニットバス天井面と上階スラブまでの寸法が350mm以上確保できない場合、ユニットバスの設置と機器の位置調整後、点検口からファンボックスを取り付けてください。

    ※排気ダクト接続口方向、吸気口の位置は変更することが可能です。

    a 端子台カバーを外し、ファンボックスふたのネジ2本とボックス取付金具2カ所のネジを外してください。

    ※ボックス取付金具は下へスライドさせ手前に引くように取り外してください。b ファンボックスふたとボックス取付金具を反対側に取付けてください。ボックス取付金具は、点検口から見て「左」「右」の刻印が見えるように対角線に取り付けてください。

    ※左右の変更時、モーターを取り外す必要はありません。

    排気ダクト接続口

    ボックス取付金具(左)

    ネジ2本

    ツメ

    ボックス 取付金具(右)

    ネジ

    ファンボックスふた

    ネジ

    閉塞ふた ツメ

    吸気口

    風量調整板

    端子台カバー

    a

    b ボックス取付金具「左」

    ネジ

    ネジ

    ネジ

    ネジ

    ボックス取付金具「右」

    ファンボックスふた

    ※3室タイプは6パターン、2室タイプは4パターンのダクト接続ができます。a 変更する吸気口の取付ネジ2本を外し、吸気口および風量調整板を外してください。

    b 吸気口を取り付ける場所の閉塞ふたのネジ2本を外し、閉塞ふたを外してください。

    ※吸気口と閉塞ふたの取り外しは、手前に引き下へ引っ張って外してください。c 閉塞ふたを取り外した場所に吸気口および風量調整板を取り付け、ネジ2本でしっかり固定してください。

    d もともと吸気口のあった場所に閉塞ふたを取り付けてください。

    ※吸気口と閉塞ふたの取り付けは、上部ツメを確実に差し込んでください。

    1)

    排気ダクト接続口(黒)の方向「左」(出荷時)→「右」変更方法

    吸気口(灰色)の位置の変更方法

    注意

    ・排気ダクト接続口(黒)の位置を変更しない。

    3)

    変更後2 変更後3

    出荷時 変更後1 変更後2

    変更後3 変更後4 変更後5

    出荷時 変更後1

    下図のとおり6パターンのダクト接続ができます。 3室タイプ

    2室タイプ 下図のとおり4パターンのダクト接続ができます。

    排気ダクト接続口(黒)

    排気 吸気

    吸気口(灰) この位置の閉塞ふたに「取りはずし禁止」ラベルを貼っています。

    排気 吸気

    吸気

    排気ダクト 接続口(黒) 吸気口(灰)

    変更できません

    変更できません

    2)

    注意

    ・2室タイプの場合、右図のとおり、排気ダクトと吸気口が同一線上となる位置に変更することはできません。※取りはずし禁止のラベルが貼ってある閉塞ふたは取り外さないでください。(ラベル:          )換気風量が設定より多くなり、騒音値が高くなります。

    取りはずし禁止

    a 点検口側からファンボックスを天井裏に上げてください。b 機器本体の中間板上部にボックス取付金具上部を確実にひっかけてください。

    c 取り付け後、ファンボックス取付ネジ2本を締めつけてください。

    1)排気ダクト接続口方向の変更方法

    2)吸気口の位置変更方法(例)

    3)ファンボックスの取り付け

  • ー6ー

    設 置 手 順 説 明 図

    風量分配 9:5:3

    a

    b

    c

    風量分配 9:5:5

    風量調整板

    脱衣室接続 トイレ接続

    ツメを切り落とす

    トイレ接続 脱衣室接続

    7. 換気風量分配調整方法(FD2817J3Uのみ)・出荷時の換気風量分配は浴室:脱衣室:トイレ=9:5:5です。風量変更する場合は、以下の要領で行ってください。・トイレの風量をしぼる場合a トイレ側の調整板を取り出す。b 調整板のツメ2カ所をニッパなどで切り落とす。c 調整板をファンボックスに戻す。ツメを切り落とした調整板を奥まで差し込むと換気風量分配は浴室:脱衣室:トイレ=9:5:3になります。

    注意

    ・FD2817J2U(2室タイプ)は変更しない。

    ナットA

    ナットB

    シールパッキン

    4)

    5)

    ナットA(ゆるめる)

    ナットB(ゆるめる)

    機器センター

    ユニットバス 開口部センター

    ナットA(ゆるめる)

    ナットB(ゆるめる)

    自在金具取付ボルト (締め込む)

    シールパッキン シールパッキン

    下げる

    6mm 4mm

    圧縮前 圧縮後

    8. ユニットバスの設置と機器の位置調整 2)

    3)

    防振ゴムを圧縮しすぎると振動の原因となります。

    機器の吊り下げ終了後、シールパッキンの厚み4mmを確認してください。

    ナットA・ナットBは現場調達部品です。

    1)

    2)

    3)

    4)

    5)

    ユニットバスを組み立て、所定の位置に設置してください。ユニットバスの外部および点検口より、吊りボルトの自在金具側のナットA・B(各4カ所)をゆるめ、機器のベース面が水平にユニットバス天井面に接するように調整してください。ユニットバス開口部と機器との位置がずれている場合は、機器側の自在金具取付ボルトをゆるめて調整し、ユニットバス開口部センターと機器センターを合わせてください。センター合わせが完了したら、機器側の自在金具取付ボルトを締め込み、吊りボルト側のナットA・B(各4カ所)を少しゆるめて、機器と天井の間にすき間がないように(シールパッキンの厚みが4mm)機器を下げてください。

    吊り高さの調整が完了したら、吊りボルトの自在金具側のナットをA・B(各4カ所)を手締めし、ナットB(各4カ所)をスパナなどで1回程度閉め込んでください。

    注意

    ・シールパッキンを圧縮しすぎない。振動や異音の原因になります。

  • ー7ー

    設 置 手 順

    10. 排気ダクト接続口と排気ダクトの接続 アルミテープ貼り

    フレキ管

    排気ダクト接続口

     先下り勾配 (1/100)

    〈屋内〉 〈屋外〉

    ヘッドキャップ

    アルミテープ巻き 吸気ダクト

    フレキ管

    急激に曲げない

    フレキ管

    11. 吸気ダクトの取り付け

    説 明 図

    点検口 アルミテープ 貼り

    フレキ管

    排気ダクト接続口 1)

    1)

    点検口

    吸気ダクト

    排気ダクト

    250mm以上

    250mm以上

    点検口

    2)

    1)9. 排気ダクト・吸気ダクトの設置

    機器設置後、断熱材などを吹きつける場合は、機器の養生を行ってください。

     先上り勾配 (1/100)

    脱衣室または トイレ

    浴室

    3)

    ダクト配管を行う場合、排気ダクトおよび脱衣室・トイレの吸気ダクトは、機器から250mm以上離し、逃げ配管を行ってください。※機器から250mm以内にダクトがあると機器の取り付けや位置調整に支障をきたす場合があります。

    排気ダクトは機器本体を正規の位置に設置したときに、先下り勾配となるように位置を決めてください。(結露水や雨水が機器本体に逆流するのを防止するためです。)※排気フードに防虫網付を使用する場合は、必ずメンテナンスできる位置に設置してください。ホコリ詰まりにより、換気性能が低下する恐れがあります。

    吸気ダクトは、先上り勾配(機器側の方を低く)としてください。(約1/100勾配)※吸気ダクト、排気ダクトは点検口位置の上を通さないでください。(点検作業に支障をきたします。)

    ※排気ダクトおよび吸気ダクトは最小限の長さと曲り回数にしてください。長くなりすぎたり、曲がりが多いと騒音値が高くなります。

    排気ダクトと機器の排気ダクト接続口には、フレキ管を取り付けてください。接続部にはアルミテープなどを全周に巻き、排気漏れがないようしっかり固定してください。※排気ダクトの接続部にシリコンや接着剤などを充填して、固定しないでください。(逆風止めの作動不良の原因になります。)

    脱衣室・トイレの吸気ダクトと機器の吸気ダクト接続口には、フレキ管を取り付けてください。接続部には、アルミテープなどを全周に巻き、吸気漏れがないように、しっかり固定してください。※接続部にシリコンや接着剤などを充填して、固定しないでください。(逆風止めの作動不良の原因になります。)吸気グリルは、必ずフィルター付きのものを使用してください。また、換気風量が調整できる風量調節機能付きを推奨します。例、 三菱電機製 P-13GLF5

    パナソニック電工製 FY-GFP04

    ※フィルター付きの吸気グリルを使用しない場合、ほこりつまりにより排気性能の低下と、モーター部へのほこり侵入による振動発生、換気音の上昇の原因になります。※吸気グリルの取付方法は、グリル取付説明書に従ってください。※脱衣室・トイレの吸気グリルは天井のなるべく中央部に取り付けてください。

    吸気グリルは現場調達部品です。

    1)

    2)

    3)

    1)

    2)

    1)

    2)

    3)

  • ー8ー

    [単位:mm]

    自在金具を使用する場合

    298±15

    180

    (300)

    ±20190

    ±10

    298±15

    自在金具を使用しない場合

    (300)

    370

    440

    点検口 点検口

    ホールアンカー 埋設位置 (4カ所)

    ユニットバス 天井面穴あけ位置

    ホールアンカー 埋設位置

    ユニットバス 天井面穴あけ位置

    設 置 手 順

    1. ユニットバス天井面の穴あけ※ユニットバス天井面の穴あけ寸法(440mm×480mm)は先付け方式と同じです。※後付け方式の場合は、ユニットバス天井面の裏貼材を切り欠く必要はありません。

    2. ホールアンカーの埋設・ホールアンカーを浴室の上階スラブ面に右図寸法で埋設してください。※ホールアンカーの埋設位置に鉄筋がある場合は、右図に示す範囲の適当な位置にずらしてください。※木造住宅など、ホールアンカー以外の方法で吊りボルトを固定する場合は、建築側と協議の上、固定方法を決定してください。

    説 明 図

    4ページの「1. ユニットバス天井面の穴あけ」を参照してください。

    注意

    ・必ず機器質量(約13.0kg)に耐えられるアンカーを使用する。機器の落下や浴室破損のおそれがあります。

    ・M10ナットを使用してください。

    3. 吊りボルトの取り付け3-1. 自在金具を使用する場合

    A寸法

    上階スラブ面

    ユニットバス天井下面 B寸法=

    A寸法+5mm以下

    ナット 座金

    吊りボルト

    ナット 自在金具

    ナット

    吊りボルト (締め込む)

    (M10寸切ボルト)

    ホールアンカー

    上部 スラブ面

    六角ボルト

    1) 2)

    3) 4)

    点検口側

    440

    370 浴室天井面 穴あけ位置

    吊りボルト センター位置

    440(ユニットバス開口寸法)

    480(ユニットバス開口寸法)

    [単位:mm] 5)

    0~5mm

    ナット

    ユニットバス 天井下面

    吊りボルト (M10寸切ボルト)

    ・吊りボルトはステンレス製、または防錆処理を施したM10を使用してください。

    ◇ユニットバスへの設置・機器後付け方式の場合(ユニットバスを先に設置する場合)

    吊りボルト、六角ボルト、座金、ナットは現場調達部品です。

    吊りボルト、ナットは現場調達部品です。

    ・ホールアンカーはM10を使用してください。

    3-2. 自在金具を使用しない場合

    ・吊りボルトはステンレス製、または防錆処理を施したM10を使用してください。

    取付例

    ホールアンカーは現場調達部品です。

    吊りボルト(4本)を「A寸法-100mm」となるように切断する。

    1)

    自在金具に固定されているナットに吊りボルトを通し、B寸法が「A寸法+5mm以下」となるように座金と上下のナットで吊りボルトを自在金具に取り付ける。上下のナットを締め込み、吊りボルトに自在金具を固定する。自在金具の長穴に六角ボルトを通し、ホールアンカーに自在金具と吊りボルトを仮止めする。吊りボルトのセンターが、右図の位置になるように自在金具を動かしながら調整し、六角ボルトを増締めし、固定する。

    2)

    3)

    4)

    5)

    吊りボルト(4本)をホールアンカーにねじ込んだ状態で、ユニットバス天井下面から0~5mmとなるように切断してください。吊りボルトをねじ込み、ナットで十分に締め付けてください。※吊りボルトは天井面に対し垂直になるように取り付け、途中で曲げないでください。(機器が傾く原因になります。)

    1)

    2)

  • ー9ー

    設 置 手 順 説 明 図

    5. 温水配管の接続 14ページの「温水配管の接続」を参照してください。

    7. 排気ダクト・吸気ダクトの設置 7ページの「9. 排気ダクト・吸気ダクトの設置」を参照してください。

    8. 排気ダクト接続口と排気ダクトの接続 7ページの「10. 排気ダクト接続口と排気ダクトの接続」を参照してください。

    9. 吸気ダクトの取り付け 7ページの「11. 吸気ダクトの取り付け」を参照してください。

    6. ファンボックスの機器への取り付け・換気風量分配調整方法

    5ページの「6. ファンボックスの機器への取り付け」、6ページの「7. 換気風量分配調整方法」を参照してください。だだしユニットバス点検口からの作業となります。

    梱包材

    固定バンド

    1)

    2)

    シールパッキン

    防振ゴム(大)

    ナットB座金部

    ナットA

    4mm

    4)

    ナットA

    防振ゴム(小) 機器 27mm

    座金部

    ナットA・ナットBは現場調達部品です。

    防振ゴムを圧縮しすぎると振動の原因となります。

    4. 機器の吊り下げ

    機器背面の梱包材を固定バンド(2カ所)を起こして取り除いてください。※固定バンドは機器に沿うように折り曲げてください。機器フランジ面の後付位置(浴室天井と接する面)にシールパッキンをフランジ外周に沿って貼り付けてください。※シールパッキンはすき間なく貼り付けてください。※グリル板を取り付けるまで、施工保護シートは外さないでください。

    4本の吊りボルトにナットA・防振ゴム(小)を挿入し、防振ゴムの下面がユニットバス天井下面から27mmとなるように調整して、吊りボルトに機器を差し込んでください。浴室側から吊りボルトに防振ゴム(大)・ナットBを挿入し、機器と天井の間にすき間がないように(シールパッキンの厚みが4mm)ナットB(4カ所)を手締め状態からスパナなどで1回転程度締め込んでください。浴室の点検口からナットA(4カ所)を手締めし、機器を固定してください。

    1)

    2)

    3)

    4)

    機器の吊り下げ終了後、シールパッキンの厚み4mmを確認してください。

    ※機器の排気口がユニットバスの点検口側に向くように取り付けてください。

    ※防振ゴム(大)、防振ゴム(小)には座金が内蔵されていますので、座金の取り付けは不要です。※機器内側のナットBは防錆処理を施すか、ステンレス製を使用してください。

    注意

    ・吹出口ノズル表面の施工保護シートは、グリル板の取り付けの際まで絶対に外さないでください。

    注意

    ・シールパッキンを圧縮しすぎない。振動や異音の原因になります。

    施工保護シート

    3)

    シールパッキン 機器

    シールパッキン(長)

    シールパッキン(短)

  • ー10ー

    2. 在来浴室への設置◇設置図

    1820

    1365

    木枠

    排気ダクト 自在金具

    機器 点検口

    (300) 600~650

    木枠

    1820

    1365

    機器 点検口

    (300)

    排気ダクト

    600~650

    2. 在来浴室、機器本体後付け方式

    ※排気ダクトは点検口の開口部を避けて配管してください。

    ※排気ダクトは点検口の開口部を避けて配管してください。

    1. 在来浴室、機器本体先付け方式

    自在金具

    補強材

    A

    浴そう

    吊りボルト

    浴室内寸

    側面図 A部詳細図

    250以上

    A部詳細図 浴室天井

    補強材 自在金具

    A

    浴そう

    吊りボルト 浴室内寸

    側面図 A部詳細図

    230以上

    自在金具

    浴室天井

    浴そう

    側面図

    1/60以内

    補強材 吊りボルト

    浴室内寸

    250以上

    自在金具

    浴そう

    側面図

    1/60以内

    補強材 吊りボルト

    230以上

    浴室内寸

    自在金具

    自在金具

    [単位:mm]

    [単位:mm]

  • ー11ー

    ◇設置場所の確認

    設 置 手 順

    2. 吊りボルトの取り付け

    1. 機器吊り下げ用補強部材の取り付け・バスタブ長手方向の浴そう中心と機器本体の中心を合わせるように吊り下げ用補強部材を取り付けてください。※補強部材は、木材の場合45mm×60mm以上の木材としてください。

    説 明 図

    M10寸切ボルト

    補強部材

    浴室天井面

    80±5

    1)

    機器取り付け位置

    補強部材

    298

    点検口側

    ±10298±10

    180±20 190±10

    ナット

    補強部材

    座金

    2)

    浴そう

    浴そう

    機器 取り付け位置

    吊り下げ用補強部材

    点検口側

    180 190

    補強部材のセンター位置 298

    298

    長手方向

    機器本体

    注意

    ・補強部材は、機器質量(約13.0kg)に耐える材料とし、動かないようにしっかり固定する。機器の落下や浴室破損のおそれがあります。

    [単位:mm]

    [単位:mm]

    確認事項◎浴室内の天井仕上材は、機器取付面がフラットで、フラット面にグリル板が設置できるタイプを選んでください。◎天井の傾きは、最大角度1/60以内としてください。傾き方向は、浴そう側から洗い場側への傾き、またはこの逆としてください。(1/60以上傾くと、ファンボックス内に結露水が溜まる原因になります。)◎浴室天井材は乾式天井材を使用してください。◎機器および点検口の気密性確保のため、凹凸の小さい天井材を使用してください。◎浴室天井裏の野縁上有効寸法は、250mm以上を確保してください。◎浴室洗い場側上部に点検口(防湿型)を取り付けてください。◎浴室天井の厚みは25mmまでとしてください。また先付け設置時、天井の厚みが15mm以上の場合、70mmのグリル板取付ネジ(現場調達)を使用してください。◎浴室の天井高さは2200mm以下としてください。◎天井上面の中央部などに補強材がある浴室の場合、設置の障害にならないことを確認してください。(機器先付け時:補強材高さ55mm以下、機器後付け時:補強材高さ+天井厚みが50mm以下)◎浴室のドアは給気口が設けてあるものを選んでください。(給気口がないと換気できません。)◎浴室に窓を設ける場合は1m2以下としてください。◎自然給気口(24時間換気用)または給気ファンは、24時間換気をバランスよく行うために外気に面している各部屋に設けてください。

    ◇在来浴室への設置・機器先付け方式の場合

    吊りボルトを補強部材に取り付けた状態で、浴室天井上面から80±5mmとなるように切断してください。補強部材に吊りボルトを通すための穴を開け、吊りボルトを補強部材に固定してください。※吊りボルトの固定位置は右図を参照してください。※吊りボルトは補強部材の上・下両方から座金を介し、ナットでしっかり固定してください。

    1)

    2)

  • ー12ー

    設 置 手 順 説 明 図

    3. 機器の吊り下げ(仮吊り)※機器の吊り下げ方法は「ユニットバスへの設置」と同じです。※吊り下げ寸法は、浴室天井面下面より50mm程度上になるようにしてください。

    4ページの「4. 機器の吊り下げ」を参照してください。

    [単位:mm]

    5ページの「6.ファンボックスの機器への取り付け」を参照してください。

    5. ファンボックスの機器への取り付け

    14ページの「温水配管の接続」を参照してください。4. 温水配管の接続

    6ページの「7.換気風量分配調整方法」を参照してください。6. 換気風量分配調整法

    7. 天井下地の加工右図の位置に天井の開口部(機器側・点検口側)がくるように野縁を加工してください。開口部(機器側・点検口側)に補強木を取り付けてください。※機器側の補強木は36mm×36mm以下としてください。天井仕上げ材(バスリブなど)は機器側で440mm×480mmの開口となるように、また点検口側で456mm×456mmの開口となるように貼ってください。

    1)

    2)

    3)

    9. 機器の位置調整10. 排気ダクト・吸気ダクトの設置11. 排気ダクト接続口と排気ダクトの接続12. 吸気ダクトの取り付け※以上は、「ユニットバスへの設置」の方法と同じです。

    開口部

    (機器)

    開口部

    (点検口)

    (300) 600~650

    野縁 野縁

    456

    補強木

    560

    補強木

    456

    浴そう

    480

    440

    520

    6ページの「8. ユニットバスの設置と機器の位置調整」、7ページの「9. 排気ダクト・吸気ダクトの設置」、「10. 排気ダクト接続口と排気ダクトの接続」、「11. 吸気ダクトの取り付け」を参照してください。だだしユニットバスの表記は浴室に置き換え「8.1)ユニットバスの組み立て」の項は省いて参照してください。

    大工さんとの打合わせを十分に行ってください。

    440×(480)

    520×(560) 補強木内寸

    バスリブ

    補強木

    機器

    野縁

    コーキング

    機器付属ソフトテープ (シールパッキン)

    見切枠(バスリブ関連部品) (厚み3mm以下)

    点検口外枠 点検口取付け金具

    野縁

    バスリブ 四辺シリコンシール 天井仕上材

    456×456 バスリブなど

    野縁

    防湿スポンジ (点検口付属)

    点検口内部

    天井内押え金具 天地材(耐水ベニア)

    差し込む

    (一体) (分離) この部分をカットする

    t:厚み3mm以下

    2)機器側開口部

    3)点検口側開口部

    〈見切り枠詳細〉

    [単位:mm]

    [単位:mm]

    8. 見切り枠の取り付けとコーキング

    バスリブなどの端面は、見切り枠(厚み3mm以下)を取り付けてください。機器側開口部の端面に見切り枠(厚み3mm以下)を取り付けてください。点検口側は、右図のように防湿型点検口を取り付けてください。※バスリブなどの天井仕上げ材と見切り枠との接触面および、点検口と天井仕上げ材との接触面にコーキングを施してください。

    1)

    2)

    3)

  • ー13ー

    設 置 手 順 説 明 図

    1. 天井面の穴あけと天井下地の加工※天井面の穴あけ寸法はユニットバスの場合と同じです。※天井下地の加工は、在来浴室の機器先付方式の場合と同じです。

    天井面の穴あけ寸法は4ページの「1. ユニットバス天井面の穴あけ」を参照してください。天井下地の加工方法は12ページの「7. 天井下地の加工」を参照してください。

    3ページの「◇物干しバー収納用フックの取り付け」を参照してください。

    2. 機器吊り下げ用補強部材の取り付けと見切り枠の取り付け、コーキング

    11ページの「1. 機器吊り下げ用補強部材の取り付け」および12ページの「8. 見切り枠の取り付けとコーキング」を参照してください。

    7. 物干しバー収納用フックの取り付け※以上は、「ユニットバス設置」の方法と同じです。

    補強部材

    ユニットバス天井下面

    A寸法

    ナット

    ナット

    座金

    自在金具

    吊りボルト B寸法=

    A寸法+5mm以下

    ナット

    吊りボルト (締め込む)

    (M10寸切ボルト)

    ナット

    座金

    六角ボルト

    座金

    補強部材

    浴室天井面 穴あけ位置

    吊りボルト センター位置

    点検口側

    440

    370

    440(浴室天井開口寸法)

    480(浴室天井開口寸法)

    吊りボルト、六角ボルト、座金、ナットは現場調達部品です。

    [単位:mm]

    8. 排気ダクト・吸気ダクトの設置9. 排気ダクト接続口と排気ダクトの接続10. 吸気ダクトの取り付け※以上は、「ユニットバス設置」の方法と同じです。

    7ページの「9. 排気ダクト・吸気ダクトの設置」、「10. 排気ダクト接続口と排気ダクトの接続」、「11. 吸気ダクトの取り付け」を参照してください。

    3. 吊りボルトの取り付け

    ・六角ボルトおよびナットはM10を使用してください。

    ・吊りボルトはステンレス製、または防錆処理を施したM10を使用してください。

    ◇在来浴室への設置・機器後付け方式の場合

    吊りボルト(4本)を「A寸法-100mm」となるように切断する。

    1)

    自在金具に固定されているナットに吊りボルトを通し、B寸法が「A寸法+5mm以下」となるように座金と上下のナットで吊りボルトを自在金具に取り付ける。上下のナットを締め込み、吊りボルトに自在金具を固定する。自在金具の長穴に六角ボルトを通し、補強部材に仮止めする。吊りボルトのセンターが、右図の位置になるように自在金具を動かしながら調整し、六角ボルトとナットを増締めし固定する。

    2)

    3)

    4)

    5)

    1) 2)

    3) 4)

    5)

    4. 機器の吊り下げ※以上は「ユニットバス設置」の方法と同じです。

    9ページの「4. 機器の吊り下げ」を参照してください。

    5. 温水配管の接続 14ページの「温水配管の接続」を参照してください。

    6. ファンボックスの機器への取り付け 5ページの「6. ファンボックスの機器への取り付け」を参照してください。

    注意 ・補強材+天井厚みが50mm以下であることを確認してください。(ファンボックスに接触する場合があります。)

  • ー14ー

    温水配管の接続

    設 置 手 順

    1. 温水配管(樹脂配管)の端末処理

    説 明 図

    お願い

    ・温水通水音が大きくなる場合がありますので、必要に応じて流量調節弁を取り付けてください。・配管終了後、接続部から水漏れがないことを確認してください。・暖房循環水の定格流量は2.0L/分です。システム圧力損失計算を行い、システム設計(熱源機・配管長さ)をしてください。

    200~300mm

    クイックファスナー ジョイント

    バンド

    遮熱管 CD管キャップ CD管

    外装被覆 ペアチューブ

    クイックファスナー ジョイント

    配管接続部

    出口 入口 クイックファスナー

    温水出口側

    温水入口側

    2. 温水配管と機器の接続

    ペアチューブ(PTS)端部の外装被覆を、200~300mm取り除いてください。CD管内にゴミや結露水が入らないようにCD管キャップを取り付け、遮熱管を取り付けてください。クイックファスナージョイントを差し込み、バンドで締め付けてください。※クイックファスナージョイントを差し込む際にキズがつかないようスムーサー治具を用いて取り付けてください。

    1)

    2)

    3)

    温水配管の入口側と出口側を間違えないように、配管接続部に挿入してください。※点検口から見て、手前が入口側になります。配管接続部をクイックファスナーで確実に固定してください。

    1)

    2)

    クイックファスナージョイント・クイックファスナーは現場調達部品です。

  • ー15ー

    電気工事と結線◇電源工事とアース工事◎電気工事は、電気工事店に依頼し、有資格者による工事を行ってください。◎機器の電源回路はできるだけ専用回線としてください。◎本機器は浴室内に設置し、使用する機器のため、必ずD種接地工事を行ってください。◎当機は100V専用です。200V接続はできませんので、事前に確認してください。◎屋内分電盤、または機器本体用電路部に漏電ブレーカー(30mA以下、0.1秒以内)が設置されているか確認してください。◎漏電ブレーカーが設置されていない場合は設置してください。

    設 置 手 順 説 明 図

    ◇電源の接続

    注意

    ・「電気設備に関する技術基準を定める省令」「内線規定」に従い、有資格者がD種接地工事を行う。機器が故障した場合、感電のおそれがあります。

    ・電気工事中は、ブレーカーを「切」にし、安全に作業をする。・ガス配管、給水・給湯配管と電源コードなどの電気配線は接触しないように工事する。・信号線・コード類は吊りボルトに固定しない。・機器の電源回路はできるだけ専用回線とする。専用回線を設けることができない場合、メンテナンスの際にはブレーカー以降の機器の電源が遮断され、使用できなくなります。

    ・200V接続をすると、機器が重大なダメージを受け故障しますので、確認の上接続する。

    アースする

    1. 電源工事・端子台カバー矢印下部のツメを下に引き、取り外してください。・電源コードの3芯を 表示 に合わせ機器の上側より緑(アース)・白・黒の順で接続してください。

    ※電源コードは600Vビニール絶縁ビニールシースケーブル(VVF φ1.6)3芯を使用してください。※電源コードは差し込み式になっています。奥まで確実に入れて、点検窓から銅線が見えていることを鏡などで確認してください。

    注意

    ・屋内ブレーカーが設置されているか確認してください。・接続時に入力電圧(AC100V)を確認する。・端子台のアース表示と電源コードのアース線を必ず確認して接続する。火災や感電のおそれがあります。

    ツメ

    端子台カバー

    外部換気スイッチ端子台

    外部100V出力用端子台 外部100V出力用端子台

    電源端子台

    アース

    表示

    15[単位:mm]

    電 源

    AC100V

    電源端子台

    点検窓

    銅線

  • ー16ー

    設 置 手 順 説 明 図

    1. 機器の運転状況と連動し、100Vを出力します。※電源コードは600Vビニール絶縁ビニールシースケーブル(VVF φ1.6)2芯を使用してください。※電源コードは差し込み式になっています。奥まで確実に入れてください。※100V出力端子の負荷は、1A以下までとしてください。

    ◇100V外部接続(電動シャッター・外部ファン駆動用)

    電動シャッター・外部ファンは、現場調達部品です。 外部外部100V100V出力用端子台出力用端子台

    外部換気スイッチ端子台

    外部100V出力用端子台

    電源端子台電源端子台 電源端子台

    この端子はAC100Vが出力されますので、絶対にAC100Vを接続しないでください。ショートして機器が破損します。

    DCモーターを搭載している中間ダクトファンやセントラル換気ユニットの電源として接続しないでください。運転開始時の電流により機器が故障する原因となります。必ず使用される製品メーカーに確認してください。

    端子台の注意ラベルをはがして接続してください。

    単線とより線をまとめて縒り、そのまま圧着結線しないでください。単線とより線を結線する場合は市販(現場調達部品)の差込コネクタを使用してください。

    乾 燥 暖 房

    涼 風 換 気 停 止

    運転状況 100V出力 O NO N24時間換気運転中(全モード)

    24時間換気停止中

    OFFO NO N

    O NOFF

    外部換気スイッチON時

    リモコンコード中継線

    コネクター3P(赤)

    リモコンコード(白)

    設 置 手 順

    1. リモコンコードの機器への接続リモコンコード(白)を、機器側より出ているリモコンコード中継線と接続してください。

    説 明 図

    ◇リモコンコードと信号線の結線

    E-CON信号線

    インテリジェント信号線

    赤 橙

    機器より

    2. 温水配管信号線の接続 自動試運転機能付き熱源機に接続する場合

    自動試運転機能付き熱源機に接続する場合機器より出ている「橙・灰」コードをコネクターから切断し、温水配管から出ている3芯ケーブルの内2芯(赤・白)と端末を処理して接続します。(コードにインテリジェント信号線と記しています。)コードはカプセル端子で 橙-赤、灰-白 と接続してください。自動試運転機能のない熱源機に接続する場合機器より出ている「赤・白」コードをコネクターから切断し、温水配管から出ている3芯ケーブルの内2芯(赤・白)と端末を処理して接続します。(コードにE-CON信号線と記しています。)コードはカプセル端子で 赤-赤、白-白 と接続してください。

    1)

    2)

  • ー17ー

    設 置 手 順 説 明 図

    2. 中継コネクターの接続・本体から出ている電源用コネクター(12P:白)、換気ファン用コネクター(8P:黒)を接続してください。

    ・端子台カバーを取り付けてください。

    ※端子台カバー上部2カ所のツメをひっかけたあと、下部1カ所のツメ部を「カチッ」というまで押さえてください。

    ◎電気結線は、電気工事店に依頼し、有資格者による結線を行ってください。◎外部換気スイッチをトイレスイッチとして使用する場合は、必ずトイレの入口付近に設けてください。◎外部換気スイッチは現場調達部品です。◎外部換気スイッチの取付方法はそれぞれの工事説明書に従い、結線は下の設置手順に従ってください。◎外部換気スイッチは、負荷2Wに適合するものを使用してください。◎2芯または3芯ケーブルは600Vビニール絶縁ビニールシースケーブル(VVFφ1.6)を使用してください。

    ◇外部換気スイッチの結線と中継コネクターの接続

    回 路 図

    電源端子台

    ヒューズ

    電源基板

    換気モーター

    トイレ換気スイッチ

    電源

    照明

    AC100V

    アース

    3 赤

    2 白

    1 黒

    外部換気スイッチ端子台 外部換気スイッチ端子台

    外部換気スイッチ接続線 結線図

    ・外部換気スイッチをトイレ換気スイッチとして使用する場合の例

    1. 外部換気スイッチの接続・外部換気スイッチは換気ファンを外部換気スイッチにより操作運転を行うものです。施工例に従って、外部換気スイッチ端子台に接続してください。ほたるスイッチまたはパイロットスイッチを使用する場合。ひかるスイッチを使用する場合。トイレ換気スイッチと洗面所換気スイッチを併設する場合。

    1)

    2)3)

    換気ファン用 コネクター(8P:黒)

    電源用コネクター (12P:白)

    施工例

    ツメ

    端子台カバー

    注意

    ・適合しないスイッチもあるので、右記結線例に記載のスイッチ以外を使用する場合は、販売元へ問い合わせする。

    ※端子台は差し込み式になっています。奥まで確実に入れてください。※外部換気スイッチは必ず外部換気スイッチ端子台に接続してください。施工例に示す以外の回路で結線されますと機器が故障する場合があります。

    1)

    2)

    3)

    (例) ほたるスイッチ       パナソニック電工製 WT5052 WN5052 パイロットスイッチ     パナソニック電工製 WN52422 パイロット・ほたるスイッチ パナソニック電工製 WT50422

    PL

    トイレ 洗面所

    PL

    2

    1

    2

    1

    外部換気 スイッチ端子台

    外部換気スイッチ

    1

    3

    0

    (例)

    PL

    ひかるスイッチ  パナソニック電工製 WT5341 WN5341K

    外部換気 スイッチ端子台

    黒 外部換気スイッチ

    接続なし

    (例)

    PL

    ほたるスイッチ       パナソニック電工製 WT5051 WN5051パイロットスイッチ     パナソニック電工製 WN52412 パイロット・ほたるスイッチ パナソニック電工製 WT50412

    外部換気 スイッチ端子台

  • ー18ー

    リモコンの取り付け◎取り付け方法は、1. スイッチボックスに取り付ける場合と、2. 直接壁に取り付ける場合との2通りの方法があります。◎リモコンコードを電線管に通す場合は、コネクター部をビニールテープで保護し、リード線およびコネクターに無理な力が加わらないよう注意してください。(電線管は内径がφ20mm以上のものを使用してください。)

    設 置 手 順 説 明 図

    1. スイッチボックスに取り付ける場合 1)

    注意 ・リモコンの取り付け場所は、浴室内や結露の激しいところには設置しない。

    皿小ネジリモコン取付板

    スイッチボックス(1個用)(JIS品)

    3) 4.

    ・石こうボード用はさみ金具を使用される場合は、右図寸法で壁を切り欠き、パナソニック電工製(WN3992K)を使用してください。

    設定風量 (m3/h)

    ディップ スイッチ 設定

    80 100 (出荷時)

    120 145

    1234

    234

    60

    234

    50

    234

    30

    234

    234

    234

    234

    ON

    相当すき間面積が、 2cm2/m2以下の場合はOFF(左へ) 2cm2/m2以上の場合はON(右へ)

    必要換気風量に設定

    1番スイッチ

    FD2817J3U

    FD2817J2UOFF← →ON

    設定風量 (m3/h)

    ディップ スイッチ 設定

    50 60 80 (出荷時)

    100

    234

    40

    234

    234

    234

    234

    OFF← →ON

    ※相当すき間面積がわからない場合は、OFFのままにしてください。

    OFF← →ON

    5090

    2. 直接壁に取り付ける場合

    リモコン取付板

    皿木ネジ

    φ50

    スイッチボックス形状に合わせて、壁を切り欠き、付属のネジでリモコン取付板を固定してください。※リモコン取付板と壁にすき間がないように取り付けてください。※取付板の上下を間違えないようにしてください。リモコン取付板に「ウエ・シタ」の表示をしています。「ウエ・シタ」の刻印を表にしてください。24時間換気風量設定・住宅の相当すき間面積と必要換気量に合わせてディップスイッチを設定してください。

    1)

    2)

    リモコン基板にリモコンコードを取り付けたあと、リモコンの下部とリモコン取り付け下部を合わせ、リモコンを壁側に倒すように取り付けてください。リモコンをリモコン取付板に押し付けながら下方へスライドさせて、リモコンを固定してください。

    3)

    4)

    右図寸法で壁を切り欠き、リモコン取付板を木ネジで取り付けてください。※取付板の上下を間違えないようにしてください。リモコン取付板に「ウエ・シタ」の表示をしています。「ウエ・シタ」の刻印を表にしてください。※木ネジはリモコン取付板の上下中央の2カ所にネジ込んでください。※壁の開口穴寸法はφ50としてください。

    以降の手順は、「1.スイッチボックスに取り付ける場合」と同じです。

    1)

    2)

    ・1個用スイッチボックスに取り付けてください。(単位:mm)

    (単位:mm)

  • ー19ー

    グリル板の取り付け

    設 置 手 順 説 明 図

    点検口側

    機器

    グリル板

    グリル板取付ネジ (M4×50)

    この部分にグリル板取付ネジの頭をはめ込む

    グリル板抜け止めワッシャー

    3)4)

    浴室内からグリル板を取り付けます。まず機器に付けてある施工保護シートを外しますと、吹出ノズルが下へ降りてきます。吹出ノズルのオートルーバーを90°開いた状態にしてください。機器吸気(熱交)側にグリル板取付ネジを2本仮止めします。仮止めしたグリル板取付ネジ2本にグリル板吸気側(穴の大きい方)のネジ下穴を通します。次に2本のネジに、それぞれグリル板抜け止めワッシャーをはめ込み、グリル板を仮固定してください。グリル板取付ネジ(2本)でグリル板の反対側を仮止めし、その後4本を均等に締め付けてください。※取付ネジの締めすぎに注意してください。グリル板のそりの原因になります。※化粧カバーののり上げに注意してください。のり上げた場合は、化粧カバーを温風吹出口側に引っ張ってください。※グリル板取付ネジの最後の締め付けは、絶対に電気ドライバーなどの電気工具を使わないでください。※締め付けのめやすは、グリル板とUB天井とのすき間がなくなった状態より、1/2回転締め込む程度としてください。ルーバーノズル取付ネジ(2カ所)で吹出ノズルとグリル板を固定してください。※吹出ノズルの取り付けは、絶対に電気ドライバーなどの電気工具を使わないでください。

    注意

    ・グリル板や吹出ノズルの取り付けの際には電気ドライバーなどの電気工具を使わない。

    グリル板のそり・ネジの焼付・割れの原因となります。

    ・グリル板と吹出ノズルは、はまり込む形となります。無理に取り付けますと、傷や故障の原因となります。

    ・取り付けた後、グリル板にすき間やそりがないことを確認してください。

    確 認

    オートルーバーを全閉位置に戻してください。

    1)

    2)

    3)

    4)

    5)

    6)

    7)

    6)

    ルーバーノズル取付ネジ位置

    グリル板

    のり上げに注意

    化粧カバー

    UB天井 UB天井

    この状態から1/2回転締め込む 【悪い例】

    5)

    グリル板抜け止めワッシャーは、付属品箱に同こんしています。

    施工保護シート テープ(3カ所)

    吹出ノズル

    1)2)

  • ー20ー

    設 置 手 順 説 明 図

    現在時刻の合わせかた・リモコンでの設定可能範囲

    1)1. 時刻合わせの手順

    ◇現在時刻の合わせかた

    ◇リモコンでの設定可能範囲(一度設定すると記憶します。)

    運転モード

    設定可能時間 6時間以内 タイマー設定はありません[最大6時間で停止]

    タイマー設定は ありません

    乾燥 自動 乾燥 タイマー 換気 強 24時間換気 標準

    24時間換気 冬期  浴室一時停止

    6時間以内

    乾燥 エコ

    6~12時間 以内

    12時間 以内

    L6 L6 ー

    L3~L7 ー L1~L8およびスイング

    L4~L8:約60秒 ー ー

    運転モード

    設定可能範囲

    スイング周期

    乾燥 自動 乾燥 エコ

    乾燥 タイマー

    出荷時の設定値

    ー d3

    運転モード

    ー 5段階 設定可能温度

    出荷時の設定値

    L3

    L1~L8およびスイング

    L2~L6:約20秒

    涼風 強

    涼風 弱 暖房 強 暖房 急速

    暖房 弱

    暖房 強 暖房 急速

    暖房 弱

    換気 強 24時間換気 標準 24時間換気 冬期 浴室一時停止

    換気 強 乾燥 タイマー 乾燥 自動

    乾燥 エコ

    24時間換気 標準

    24時間換気 冬期 浴室一時停止

    涼風 弱

    涼風 強

    3時間以内

    涼風 弱

    涼風 強 暖房 強 暖房 急速

    暖房 弱

    1時間

    設定角度 L1:約40° L2:約50° L3:約60° L4:約70°

    L5:約80° L6:約90° L7:約100° L8:約110°

    L5 L6 L7

    L1

    L4

    L3

    L2

    L8

    洗 い 場 側

    浴 そ う 側

    タイマーの設定

    風向の設定

    出荷時の設定値 ー 2時間 8時間 3時間 1時間 ー

    温度の設定

    時計スイッチを2秒以上押しつづけると、タイマー表示部が点滅します。※はじめて操作するときは「    」が表示されます。タイマー設定スイッチを押して時刻を合わせる。※スイッチを押し続けると連続して変更できます。時計スイッチを押すか、20秒以上放置すると、時刻合わせが終了し、設定完了になります。

    1)

    2)

    3)

    2)

    2秒以上

    押す

    (タイマー表示部)

    点滅

    時刻を 戻したいとき

    時刻を すすめたいとき

    押す

    (タイマー表示部)

    点滅

  • ー21ー

    試運転

    設 置 手 順 説 明 図

    1.自動試運転機能付き熱源機を使用される場合

    点灯

    点滅

    リモコン

    1-1自動試運転の内容・リモコン線の接続チェック・機器と熱源機間の信号線接続チェック・電装基板の動作チェック・暖房回路の水はりと完了チェック・暖房運転による動作チェック

    1-2自動試運転手順熱源機の自動試運転手順に従って、試運転を行ってください。自動試運転中は、浴室暖房乾燥機のリモコンの暖房強ランプが点滅し、タイマーが点灯します。※自動試運転中は浴室のドアー・窓・点検口を閉めてください。※自動試運転の詳しい説明は、熱源機の工事説明書を参照してください。自動試運転終了後、P22~23の  ~  、 -1、 -3~5、 ~  の手順に従って、機器の動作確認を行ってください。

    1)

    2)

    3) 3 66

    57 11

  • ー22ー

    2.自動試運転機能無しの熱源機を使用される場合、E-CON信号線接続の場合

    1

    2

    3

    4

    5

    65

    7

    8

    手     順 屋内ブレーカーをONにしてください。

    熱源機の手動試運転手順に従って、試運転を行ってください。

    乾燥スイッチを押してください。

    (乾燥)自動ランプの点灯を確認してください。

    タイマー時間表示(--:--)の点灯を確認してください。

    1

    2

    24時間換気スイッチを押してください。

    (24時間換気)標準ランプの点灯を確認してください。 1

    2

    風向スイッチを押し、タイマー表示に風向表示(L6)の点灯を確認してください。 4

    乾燥スイッチをもう一度押して、(乾燥)タイマーランプが点灯していることを確認してください。 6

    (涼風)強ランプの点灯を確認してください。 1

    乾燥スイッチをもう一度押して、(乾燥)エコランプが点灯していることを確認してください。 8

    7

    温度設定スイッチを押し、温度表示の点灯がd3→d4→d5→d1→d2→d3と変わることを確認してください。 4

    暖房スイッチを押してください。

    涼風スイッチをもう一度押して、(涼風)弱ランプの点灯を確認してください。 3

    涼風スイッチを押してください。

    (暖房)急速ランプの点灯を確認してください。

     と同様にオートルーバーより温風が出てくることを手で確認してください。

    1

    2

    温度設定スイッチを押し、タイマー表示に温度表示(d3)の点灯を確認してください。 3

    暖房スイッチを押すたびに暖房ランプが急速→強→弱→急速と点灯することを確認してください。 5

    オートルーバーが開き、温風が出てくることを手で確認してください。

    ※温風が出ない場合、温水配管信号線の結線を点検してください。

    3

    風向スイッチを押し、風向表示の点灯がL6→L7→L8→LA→L1→ - - - →L6と変わることを確認してください。 このときLA表示のときには、スイングランプが点灯していることを確認してください。 (タイマー表示に風向が表示されてから4秒以上操作がなければ、通常のタイマー表示に戻ります。)

    5

    オートルーバーより涼風が出てくることを手で確認してください。 (直前の運転モードによっては、涼風が出るまで数分かかる場合がります。) 2

    確認チェック欄

    温風が出るまで数分かかります。また、浴室内温度が高い場合はしばらく冷風が出ますので、一度窓やドアを開けて浴室内温度を下げ、再度乾燥運転を開始してください。

    24時間換気スイッチを繰り返し押し、24時間換気ランプが標準→冬期→標準と変わることを確認してください。

    換気スイッチを押してください。

    浴室一時停止ランプの点灯を確認してください。 1

    2 再度、換気スイッチを押し、(換気)強ランプの点灯を確認してください。

    運転を停止してください。

    停止スイッチを押してください。 1

    24時間換気スイッチを3秒以上押し、ランプの消灯を確認してください。 2

    オートルーバーが閉じていることを確認してください。 3

    すべての表示の消灯を確認してください。 4

    すべての運動動作が停止したことを確認してください。 5

    タイマースイッチの「 」を押し、タイマー時間表示の点灯が2:10→2:20と変わることを確認してください。また、タイマースイッチの「 」を押し、2:10→2:00と変わることを確認してください。

  • ー23ー

    3.インテリジェント信号線接続で、浴室(予備)暖房スイッチ付熱源機を使用される場合

    ・この機器は熱源機側に連動して、暖房運転の開始や停止をすることができます。熱源機側リモコンの「浴室(予備)暖房」スイッチを押してオートルーバーより温風が出てくることを確認してください。再度熱源機側リモコンの「浴室(予備)暖房」スイッチを押して、暖房運転が停止するのを確認してください。

    ■異常および各動作フローは故障診断シート(別添付:換気ファンボックスの端子台カバーに挿入)に記載しております。異常時の処置につきましては、故障診断シートを参照してください。

    1. または2. の運転動作の確認をしたあとで、以下の確認を行います。

    9

    10

    11

    手     順 確認チェック欄

    外部換気スイッチを「入」にしてください。 1

    換気ファンが運転することを確認し、外部換気スイッチを「切」にしてください。 2

    すべての運転動作が停止したことを確認してください。 3

    外部換気スイッチの確認

    試運転終了後は屋内ブレーカーを切ってください。

    その他 ・水漏れ、異常音、振動、その他異常のないことを確認してください。 ※運転開始後や停止後、数分間「ピシッ」「ピシッ」という小さな音がすることがありますが異常ではありません。

  • ー24ー

    外形寸法図機器本体

    排気ダクト接続(黒)

    端子台カバー 内部に電源端子台、外部換気スイッチ端子台、 外部100V出力用端子台有り

    470

    530

    590

    209.5 251.5

    (φ100ダクト) 吸気ダクト接続(灰) (φ100ダクト)

    287

    235

    817

    75 103

    177159

    485

    420

    470

    208195

    220

    62.5137.5

    温水入口

    温水出口

    (単位:mm)FD2817J2U

  • ー25ー

    端子台カバー 内部に電源端子台、外部換気スイッチ端子台、 外部100V出力用端子台有り

    吸気ダクト接続(灰)

    (φ100ダクト) 排気ダクト接続(黒) (φ100ダクト)

    287

    443

    235

    817

    75 103

    177159

    485

    420

    470

    208

    195

    137.5

    220

    62.5

    温水入口

    温水出口

    251.5209.5

    470

    530

    590

    (単位:mm)FD2817J3U

  • 120

    83.5

    120 4615

    リモコン (単位:mm)下記のスイッチボックスに取り付け可能です。1個用スイッチボックス(JISC-8340)