Top Banner
平成 平成 平成 平成 23 23 23 23 年度 年度 年度 年度 北名古屋市 北名古屋市 北名古屋市 北名古屋市 市民協働 市民協働 市民協働 市民協働まちづくり まちづくり まちづくり まちづくりセミナー セミナー セミナー セミナー みんながつながる みんながつながる みんながつながる みんながつながる・しみんきょうどう しみんきょうどう しみんきょうどう しみんきょうどう ~ひとりの百歩より、百人の一歩~ 参加と協働で「未来」を拓く実施報告書 受託団体 特定非営利活動法人ボランタリーネイバーズ(VNS) :話し合いや いや いや いや研修 研修 研修 研修、 などの などの などの などの冒頭 冒頭 冒頭 冒頭などで などで などで などで、場が進むう むう むう むう雰囲気作 雰囲気作 雰囲気作 雰囲気作すこと すこと すこと すこと。 :少人数 少人数 少人数 少人数の で共通 共通 共通 共通の課題 課題 課題 課題について について について について一人一人 一人一人 一人一人 一人一人が意見 意見 意見 意見や考え え述べあう べあう べあう べあう話し合いの いの いの いの方法 方法 方法 方法。 ■■プチ講座■■ ~ひとりの百歩より、百人の一歩~ 参加と協働で「未来」を拓く 日時 平成 24 年 3 月 21 日(水) 午後 7 時~午後 9 時 会場 北名古屋市 健康ドーム 1階 研修室 参加者 32 名 ******プログラム****** ●あいさつ ●プチ講座 「~ひとりの百歩より、百人の一歩~ 参加と協働で「未来」を拓く」 ●アイスブレイク ~名札づくり・グループづくり ●バズトーク ●きょうの気づきや発見の発表&共有 ●まとめ ******プチ講座内容****** 1 「自治」とは? 2 事例紹介 PART1 事例① 亀山市 「和田公園」 再整備ワークショップ 事例② 名古屋市 「なごや子ども会議」 未来グループ 事例③ 日本ライン広域地区 「木曽川夢空間」事業 3 広義の 「参加型」 4 事例紹介 PART2 事例④ 日進市 「南ヶ丘福祉まちづくり協議会」 事例⑤ 犬山市 「羽黒げんき」の取り組み まとめ 北名古屋市では、市民協働のまちづく推進す ための開催しました。 には、北名古屋市の市民、市民団体、NPO、 市職員と様々な立場の方かの参加があました。 の講師として、中京学現代社会学部講師 でまち楽房限会社代表取締役の加藤武志さにお 願いしました。北名古屋市総務部長の挨拶の後、前 半に使った市民協働に関す「講座」 があ、後半は参加者の緊張解きほぐす に続いて参加者同士でお互いの動や課題 共すの間持ちました。後の発 表では、参加すことの意義やつながこと の切さ見出したとの気づきがく出て、市民協 働のまちづくに向けて参加の機運が盛上がった となました。下記にその内容報告しま ここかは加藤さに講座すすめてもいました。 講座め前に、周の席の人と握手して、少し緊 張がほぐたとこで市民協働について上 しなが説明があました。「自」がつく言葉 いくつ知っていますかという問いかけかままし た。明以降、近代国家の形成の中で中集権に統 が進できたが、代と共に遷し、現在は、「自 市民の手に取戻す」「従の公共か新たな公共へ」 という考え方が必要となっていことの説明があま した。続いて、市民協働の具体的な事例紹介があ、ま た広義の「参加型」として、震災の復興支援におけ被 災者と支援者直接結ぶや京 、など企業にお け参加型の事例紹介さました。 後に「他人事ではなく自分事」「心に火つけこと」 「みなさは縁の仕掛け人、住民のや気と引 き出す促進役翻訳家」「みなといっしにの種 撒く」というがあました。
3

受託団体 特定非営利活動法人ボランタリーネイバーズ(VNS) · きょうの気づきや発見の発表&共有 まとめ ... 4 事例紹介 PART2 事例④

Oct 12, 2020

Download

Documents

dariahiddleston
Welcome message from author
This document is posted to help you gain knowledge. Please leave a comment to let me know what you think about it! Share it to your friends and learn new things together.
Transcript
Page 1: 受託団体 特定非営利活動法人ボランタリーネイバーズ(VNS) · きょうの気づきや発見の発表&共有 まとめ ... 4 事例紹介 PART2 事例④

平成平成平成平成 23232323 年度年度年度年度 北名古屋市北名古屋市北名古屋市北名古屋市 市民協働市民協働市民協働市民協働まちづくりまちづくりまちづくりまちづくりセミナーセミナーセミナーセミナー

みんながつながるみんながつながるみんながつながるみんながつながる・・・・しみんきょうどうしみんきょうどうしみんきょうどうしみんきょうどう

~ひとりの百歩より、百人の一歩~ 参加と協働で「未来」を拓く実施報告書

受託団体 特定非営利活動法人ボランタリーネイバーズ(VNS)

※ アイスブレイクアイスブレイクアイスブレイクアイスブレイク::::話話話話しししし合合合合いやいやいやいや研修研修研修研修、、、、ワークショップワークショップワークショップワークショップなどのなどのなどのなどの冒頭冒頭冒頭冒頭などでなどでなどでなどで、、、、場場場場がががが進進進進むようむようむようむよう雰囲気作雰囲気作雰囲気作雰囲気作りをすることりをすることりをすることりをすること。。。。

※ バズトークバズトークバズトークバズトーク::::少人数少人数少人数少人数ののののグループグループグループグループでででで共通共通共通共通のののの課題課題課題課題についてについてについてについて一人一人一人一人一人一人一人一人がががが意見意見意見意見やややや考考考考えをえをえをえを述述述述べあうべあうべあうべあう話話話話しししし合合合合いのいのいのいの方法方法方法方法。。。。

■■プチ講座■■ ~ひとりの百歩より、百人の一歩~

参加と協働で「未来」を拓く

日時 平成 24 年 3 月 21 日(水)

午後 7時~午後 9時

会場 北名古屋市 健康ドーム

1階 研修室

参加者 32 名

******プログラム******

●あいさつ

●プチ講座

「~ひとりの百歩より、百人の一歩~

参加と協働で「未来」を拓く」

●アイスブレイク

~名札づくり・グループづくり

●バズトーク

●きょうの気づきや発見の発表&共有

●まとめ

******プチ講座内容****** 1 「自治」とは? 2 事例紹介 PART1

事例① 亀山市 「和田公園」 再整備ワークショップ 事例② 名古屋市 「なごや子ども会議」 未来グループ 事例③ 日本ライン広域地区 「木曽川夢空間」事業

3 広義の 「参加型」 4 事例紹介 PART2

事例④ 日進市 「南ヶ丘福祉まちづくり協議会」 事例⑤ 犬山市 「羽黒げんき」の取り組み

5 まとめ

北名古屋市では、市民協働のまちづくりを推進する

ためのセミナーを開催しました。

セミナーには、北名古屋市の市民、市民団体、NPO、

市職員と様々な立場の方からの参加がありました。

セミナーの講師として、中京大学現代社会学部講師

でまち楽房有限会社代表取締役の加藤武志さんにお

願いしました。北名古屋市総務部長の挨拶の後、前

半にスライドを使った市民協働に関する「プチ講座」

があり、後半は参加者の緊張を解きほぐすアイスブ

レイクに続いて参加者同士でお互いの活動や課題を

共有するバズトークの時間を持ちました。最後の発

表タイムでは、参加することの意義やつながること

の大切さを見出したとの気づきが多く出て、市民協

働のまちづくりに向けて参加の機運が盛り上がった

セミナーとなりました。下記にその内容を報告しま

す。

ここからは加藤さんに講座をすすめてもらいました。

講座を始める前に、周りの席の人と握手をして、少し緊

張がほぐれたところで市民協働についてスライド上映

をしながら説明がありました。「自治」がつく言葉を

いくつ知っていますかという問いかけから始まりまし

た。明治以降、近代国家の形成の中で中央集権による統

治が進んできたが、時代と共に変遷し、現在は、「自治

を市民の手に取り戻す」「従来の公共から新たな公共へ」

という考え方が必要となっていることの説明がありま

した。続いて、市民協働の具体的な事例紹介があり、ま

た広義の「参加型」として、震災の復興支援における被

災者と支援者を直接結ぶプロジェクトや東京ディズニ

ーランド、ユニバーサルスタジオジャパンなど企業にお

ける参加型プロモーションの事例紹介をされました。最

後に「他人事ではなく自分事」「心に火をつけること」

「みなさんは縁の仕掛け人、住民のやる気とパワーを引

き出す促進役・翻訳家」「みんなといっしょに未来の種

を撒く」というメッセージがありました。

Page 2: 受託団体 特定非営利活動法人ボランタリーネイバーズ(VNS) · きょうの気づきや発見の発表&共有 まとめ ... 4 事例紹介 PART2 事例④

■■アイスブレイク■■

~名札づくり・グループづくり

セミナー後半は、知らない人同士が多く集まっているこ

とから、場の雰囲気を和らげ、コミュニケーションを促進

するためにアイスブレイクを行いました。

まずは全員で誕生日の順番に並んで一つの大きな輪をつ

くりました。会話で互いに誕生日を確かめ合いながら、生

まれた月、日の順番に並びました。同じ誕生日の人もいて、

一気に場が和みました。

次に、お隣り同士でペアになり、一人が円の内側に入っ

て向きあって座りました。ペア同士でじゃんけんをして、

「勝った人は?」「敗けた人は?」と聞かれて双方返事。返

事が小さかった方に仕事が言いつけられました。1 回目の

じゃんけんは肩もみ 10回。2回目は肩たたき。最後のじゃ

んけんでは声の小さかった「勝ち組」に名札とペンを一掴

みずつ持ってくる仕事が与えられました。これは、声の大

きさが決めてとなるもので、参加の度合いを高める方法で

あるとの説明がありました。

次に、2 名一組になり名札づくりを行いました。まずは

相手の似顔絵を名札に描き、出来上がりをお互いに交換し

ました。ケースに入れて首からぶらさげ、周りで見せ合っ

こして盛り上がりました。講師からは協働を感じてもらう

ための作業であるとの説明がありました。相手が書いた似

顔絵をなぜ受け入れられたかというと、お互いが同じ目線

で、同じ立場で、同じ作業をしたからである。自分も相手

が書いたものを気に入ってないかもしれないけれど、自分

が書いたものも相手が気に入ってないかもしれない。とい

う恐れの中で渡したということが大事。同じ立場で、同じ

作業をすることで理解が深まって共感が生まれる。そこか

ら何か次の一歩が生まれてくるかもしれないという事を感

じてもらうためであるとのこと。そうでないと、自分たち

がやってあげているんだとか、税金払っているのになんで

それなんだという話になってしまうというお話がありまし

た。ここでペアの相手ともう一度握手をしました。

この後もう一度円形にもどりました。講師は、ここで魔

法の言葉をホワイトボードに書き出し、参加者は、この言

葉、ろばたで いっぱい(一杯) ニコニコ ハッピー ほんねで

ちょっと トークしよ! ヘイ! を順番に唱え、同じ言葉の人を

探して 4 名一組になりました。こうして、この言葉の頭文

字をとって「いろはにほへとち」の8つのグループができ

あがりました。

Page 3: 受託団体 特定非営利活動法人ボランタリーネイバーズ(VNS) · きょうの気づきや発見の発表&共有 まとめ ... 4 事例紹介 PART2 事例④

■■バズトーク■■

活動自慢&課題はなあに?~相互コンサルティング

■■発表&共有&まとめ■■

きょうの気づきや発見を「フリップボード」に

セミナーの最後は、4 人で今日の一番の気づきや発見し

たキーワードを「フリップボード」に大きく書きだしまし

た。それをホワイトボードに貼って、順番にグループの代

表者が発表して全員で共有しました。

作成した「フリップボード」は以下になります。

いいいいグループグループグループグループ 「「「「七通七通七通七通りのりのりのりの楽楽楽楽しいしいしいしい♡♡♡♡市民活動市民活動市民活動市民活動」」」」

ろろろろグループグループグループグループ 「「「「自分発信自分発信自分発信自分発信・・・・自分発進自分発進自分発進自分発進」」」」

はははは グループグループグループグループ 「「「「つながろうつながろうつながろうつながろう」」」」

ににににグループグループグループグループ 「「「「シルバーシルバーシルバーシルバー」:」:」:」:高齢者高齢者高齢者高齢者のののの力力力力をををを発揮発揮発揮発揮、、、、次世代次世代次世代次世代へへへへ

ほほほほグループグループグループグループ 「「「「つながりつながりつながりつながり つながるつながるつながるつながる」」」」

へへへへ グループグループグループグループ 「「「「世間世間世間世間はせまいはせまいはせまいはせまい、、、、がゆえにつながっていけるがゆえにつながっていけるがゆえにつながっていけるがゆえにつながっていける」」」」

ととととグループグループグループグループ 「「「「参加参加参加参加はははは楽楽楽楽しいしいしいしい!」!」!」!」

ちちちち グループグループグループグループ 「「「「健康第一健康第一健康第一健康第一・・・・コミュニケーションコミュニケーションコミュニケーションコミュニケーション・・・・絆絆絆絆・・・・美美美美・・・・

食食食食はははは人人人人をををを良良良良くするくするくするくする」」」」

■■まとめ■■

まとめは講師からキーワードで伝えられ参加者は

納得した表情で聞いていました。

気づき、発見→変わる 正しい<楽しい なごやかさ

やってみる→考える!

頭文字をつなげると「きたなごや」になるということで

最後まで会場は盛り上がり、セミナーは終了しました。

セミナーの最後のプログラムは 4名一組で、8つのグルー

プに分かれてのトークタイムです。グループ内で協力して

場づくり等を行い記録係も決めました。トークのお題は、

① こんな活動・取り組みをしています

② (活動や自分の)ココが自慢です!

③ こんなことに悩んでいます、困っています、

もしくはこんな夢や希望があります

困っていることにはお互いにアドバイスができるといい

ですねということで、和気あいあいと話し合いました。

■■所感■■

市民、市民活動団体、市職員が一堂に会し、初めて顔を合わせ、お互いの活動を知り合い、協働を体感する

機会となった。市民、行政が、お互いに信頼できる関係を築き、それぞれの特色や個性を活かしながら

まちづくりに協力・連携していくための意義あるセミナーとなった。今後の展開としては、参加者の「協

働」に対しての前提を揃えることが重要となる。期待値の差、情報の差、言葉の定義の差、グラウンド・

ルールの差、価値観の差を明確にすることで、対等な立場を生み、生産的な議論の積み上げにつながる

と感じている。