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DELLパソコン マザーボード電池交換方法(この手順書の最後に電池消耗時の症状があります)
タイプ① ・筐体が小さい
・OPTIPLEX 790,7010,7020
・およそ2012年以降
・5年程で電池が消耗する傾向がある
タイプ②(古い) ・大きい筐体
・OPTIPLEX 320,330,360,380
・およそ2012以前
交換用ボタン電池(共通)
CR2032
コンビニ等にもあります。
シャットダウンし、電源コードを抜いてください。
その状態でパソコンの電源スイッチを5秒ほど押し続けます
これでパソコン内に溜まった電気が抜けます。必ず実施してください。
電源ボタン
横に寝かせて作業します
フタ開閉用の
ロックハンドル(スライド)の位置を
確認してください
DELLのロゴ
があります
静電気に注意してください。ドアノブなどに触れ、体の静電気を逃がしてから作業してください。
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ロックを解除します
ハンドルを引き上げると側面ふたを開けることができます つまみを引くと側面ふたが浮き上がります
側面ふたを開いた状態
ボタン電池の位置
こちらのタイプは一目でわかると思います こちらは少し見えにくいところにあります。
ケーブル等で隠れている場合があります
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どちらのタイプも上写真のようにソケットにはめ込まれていますが、ストッパー爪が金属の物(上写真)と、
プラスチックの物があります。金属タイプは、写真のように細めのドライバーで少し開くと電池が割と簡単に
持ち上がります。プラスティックのタイプは爪を破損しないように少し注意してください。
電池ソケット周辺の電子部品を破損しないよう注意ください
新しい電池を取り付けます
電池ソケットに少し斜めにいれ、
真上から軽く押し込みます。
裏表を間違えないように注意してください
メーカーロゴと[CR2032]が刻印されている面が
見えるのが正しい向きです
CR2032
側面ふたを閉じます。開くときと逆に、まず爪部分を確実に合わせ、ゆっくりとふたを閉じます
最後は少し力を入れて押します。ロック部が動いて「バチン」とロックされます。
パソコンにケーブル類をもとのように接続し、BIOS設定の手順を実施してください
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DELLパソコン マザーボードの電池が消耗した時の症状(例)
・UPSの電源を入れても、パソコンが自動で立ち上がってこない。(操作画面に何も表示されない)
・加工記録(ログデータ)の日付が大幅に狂っている。
・起動時に下写真のような英文の文字が出て先に進まない
[Time-of-day not set]の文字があれば、確実に電池の消耗です。
UPSの電源を切り、パソコンから電源コードを抜いて電池交換作業を実施し、設定を行ってください。
上記の症状が出ていなくても、DELLによるとボタン電池の寿命は5年程度と言われています
機械の稼働が空いたときなど、症状が出る前の電池交換をお勧めします。
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