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Deep Sky Imager ユーザーズ・マニュアル:基礎編 Meade ® Deep Sky Imager ユーザーズ・マニュアル:基礎編 ご使用の前に必ずこのユーザーズ・マニュアルをお読みください。 制作・著作:米国ミード・インスツルメンツ社・日本総代理店 ミックインターナショナル このユーザーズ・マニュアルは、英語版「Meade Envisage Deep Sky Imager : The Basic 」の一部を翻訳し、国内独自の記述を加えたものです。 このユーザーズ・マニュアルをミックインターナショナルの許諾無く、個人利用以外にオンラインや印刷物で無断配布することを固く禁じます。 - 1 - ©Copyright 2005 MIC International Co. Ltd, All Rights Reserved.
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Jul 23, 2020

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Deep Sky Imagerユーザーズ・マニュアル:基礎編

Meade® Deep Sky Imager ユーザーズ・マニュアル:基礎編

このユ

この

ご使用の前に必ずこのユーザーズ・マニュアルをお読みください。

制作・著作:米国ミード・インスツルメンツ社・日本総代理店 ミックインターナショナル

ーザーズ・マニュアルは、英語版「Meade Envisage Deep Sky Imager : The Basic」の一部を翻訳し、国内独自の記述を加えたものです。

ユーザーズ・マニュアルをミックインターナショナルの許諾無く、個人利用以外にオンラインや印刷物で無断配布することを固く禁じます。

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Deep Sky Imagerユーザーズ・マニュアル:基礎編

パッケージ開梱をした際、まず最初に以下の商品が揃っているか確かめてください。

① Deep Sky Imager カメラ

② 同焦点リング

③ USBケーブル

④ DB9→RJ11変換アダプタ

⑤ LX200用シリアルケーブル

⑥ #497オートスター用ケーブル

⑦ システム CD

「Deep Sky Imagerカメラ」および、「Autostar Suite」パッケージの動作サポート環境は、次の通りです。

パッケージ内の商品確認

動 作 環 境

① ④

⑤ ⑦

CPUに Pentium II/400MHz以上(Pentium 4/2GHzを推奨)、OSがWindows Me/2000/XP(Windows XPを推

奨)、必要メモリは 128Mバイト以上(512Mバイト以上を推奨)、CD-ROM(DVD)ドライブ必須、USB 1.1

ポート必須(USB 2.0ポートを推奨)、ハードディスク空き容量は 100Mバイト以上(1Gバイトを推奨)。

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Deep Sky Imager カメラを動作させるためには、オートスタースイート(Autostar Suite)をインストール

する必要があります。

オートスタースイートのインストール

①. 最初の時点では、PCに Deep Sky Imager カメラを接続しないでおきます。接続する段階は、インスト

ール解説の後で触れています。

②. PCの電源をオンにしてWindowsを起動します。

③. PCの CD/DVDドライブへ、Deep Sky Imagerのパッケージに入っていた CDをセットします。

④. メインメニュー画面が表示されます。「オートスタースイートをインストールする」をクリックします。

⑤. インストール先フォルダ(Destination Folder)を選択するよう問わ

れます(右画面)。標準フォルダ指定で進めるか(推奨)、「Browse」

ボタンクリックで任意のフォルダを指定します。続いて「Next」で

進みます。

⑥. 「構成部品を選択する」という画面が表示されます。この画面からは、Guide Star Catalogをインストールするかどうかを選択可能です。

注意:このカタログデータは、プラネタリウム用プログラムで使用され、ハッブル宇宙望

遠鏡(HST)用ガイド恒星の全位置を網羅しています。このファイル容量は比較的大きく、

ハードディスクスペースを占有します。十分な容量があるか確認し、希望する場合にのみ

インストールすることを勧めます。この画面では、全ファイルが占有する容量が表示され

ています。インストールしたい場合は、チェックボックスをオンにします。インストール

. 「Start Installation」の画面が表示されます。ここで、本プログラム

はオートスタースイートをインストールできるようになります。「Next」をクリックすればインストー

ルを開始します。

したくない場合はチェックを外してオフにします。そして、「Next」をクリックします。

. 「Microsoft Text-Spearch Engine」(右画面)が表示されます。条件に

同意するのであれば「Yes」をクリックしてインストールを続行し

ます(音声ガイド機能がサポートされます)。

. 「Microsoft .NET Framework 1.1 Setup」画面が表示されます。ここで

、Deep Sky Imager カメラを使用する上で「はい」をクリックしなけ

ばなりません。ただし、すでにご使用の PCに最新の.NET Framework

日本語版がインストールされていると分かっている場合には、「いいえ」

をクリックして構いません。

⑩. .NET Frameworkのインストールが進むと、同意書文が表示されます。続けるには「OK」をクリックし

ます(.NET Frameworkは、後述の Deep Sky Imager Programで内部利用されます)。

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⑪. 次に表示されるのは、Adobe Readerのインストール画面です。PDF文書を見る場合に必要です(この

ユーザーズ・マニュアルを見ている場合は、すでにインストール済みなので必須ではありません)。

⑫. 「LPI Driver Notes」画面が現れます(下画面)。「OK」を押すと、

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「Next」をクリックして進めます。

⑬. Setup Type画面では、ユーザー選択によるインストール構成を問

います。ここでは通常、「Complete」ボタンをクリックし、「Next」

をクリックします。

⑭. 日本語表示の「ソフトウェアのインストール」画面が表示され

ます(Windows XPの場合のみ)。ここでは「続行」をクリックすれ

ばよいです。

⑮. インストールウイザードがインストールを完了すると「Finish」

ボタンのある画面が現れるので、これをクリックします。

⑯. さらに⑭の画面が再表示される場合があります。ここでは「続

行」をクリックして進めます。すると「DSI Driver Installed」画面が

表示されるので「OK」をクリックすればよいです。

⑯. 最後の画面でオートスタースイートのインストールが完了した

ことを表示します。「Finish」をクリックすると完了です。

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Deep Sky Imager カメラを PCに接続するには、Deep Sky Imagerデバイスドライバをインストールしてか

ら USBケーブルを接続する必要があります。前ページまでで、ドライバインストールが完了しています。

Deep Sky Imager カメラを PCに接続する

1. 付属の USBケーブルで Deep Sky Imager カメラと PC、または USBハブに接続します。

2. 「新しいハードウェアを認識しました」というメッセージが

Windowsの画面右下に表示されます。

3. 「新しいハードウェアの検出ウィザード」画面が表示されます。

「ソフトウェアを自動的にインストールする」の選択項目に標準

でチェックオンになっています。そのまま「次へ」をクリックし

ます。ウィザードは自動的にドライバを探し出します。

4. 「ハードウェアのインストール」画面が表示されます(Windows

XPのみ)。「続行」をクリックすれば、Windows Me/2000/XPそれ

ぞれに適したカメラのドライバソフトがインストールされます。

5. 表示が消えてドライバがインストールされた後は「完了」をク

リックします。

ここまでで Deep Sky Imager カメラのドライバがインストール

されて、カメラが正常に動作できるようになりました。これ以降、

PCに Deep Sky Imager カメラを接続すれば、いつでも自動認識さ

れます。

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ここまでのインストール操作で、オートスタースイートソフトウェアのアイコン(AutoStar Suite)が

Windows のデスクトップ上に現れているはずです。このアイコンをクリックすればソフトを起動すること

ができます。もし見あたらない場合には、Windowsの「スタート」から「すべてのプログラム」→「Meade」

→「Autostar Suite」とたどればよいです。

また、直接に Deep Sky Imager カメラによる撮影に移りたい場合には、Windowsの「スタート」から「す

べてのプログラム」→「Meade」→「Autostar DSI」とたどって起動させてもよいでしょう。オートスター

スイート(Autostar Suite)アイコンのクリックで表示されるソフトは、「Autostar Suite Software」(オートス

タースイート ソフトウェア)と称すプラネタリウム機能を持つソフトウェア画面です。

Windowsの「スタート」から「すべてのプログラム」→「Meade」→「Autostar DSI」とたどって起動さ

せるソフトの実体は、Autostar Suite Software 内のメニューを介して起動させることができる「Deep Sky

Imager Program」(DSI Program)と呼ばれる Deep Sky Imager カメラから映像を取り込むためのソフトウェ

アです。

オートスタースイート ソフトウェアの起動

主 な ソ フ ト ウ ェ ア 名 称 に つ い て

「Autostar Suite Software」(オートスタースイート ソフトウェア)は左画面、プラネタリウムソフトの名称です。

「Deep Sky Imager Program」(DSI Program)は右画面にあるように Deep Sky Imager カメラ(DSIカメラ)から画像を

取り込むためソフトの名称です。

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Deep Sky Imagerカメラを望遠鏡に取り付けます Deep Sky Imager カメラを ETXに取り付けるには、次を参考にしてください。

・望遠鏡を後ろから見て、USBケーブルが望遠鏡の鏡筒の左側に来るように Deep Sky Imager カメラを取

り付けます。

・プリズムで直角に曲げずに、「真っ直ぐ」な構成で ETXを使うのであれば、USBケーブルが下に向くよ

うに Deep Sky Imager カメラを取り付けます。

Deep Sky Imager カメラを LX200、または LX90に取り付けるには、次を参考にしてください。

・望遠鏡を後ろから見て、USBケーブルが望遠鏡の鏡筒の右側に来るように Deep Sky Imagerカメラを取

り付けます。

Deep Sky Imager カメラをほかの望遠鏡に取り付けるには、次を参考にしてください。

・Deep Sky Imager カメラをアイピースホルダに差し込み Deep Sky Imager Programで確認し、画像が上に

向くように回します。

Deep Sky Imager カメラをオートガイダーとして使う場合には、次を参考にしてください。

・適切なシリアルケーブルを望遠鏡のコントロールパネルの RS-232ポートから PCの COMポートに取り

付けます(詳細は、オートガイダー説明書を参考に)。さらに、英語版 PDF マニュアル 31 ページからの

「Autoguider and Telescope Controls」(オートガイダーと望遠鏡制御)に使用方法が解説されています。

・Telescopeタブ(⑯)をクリックし、PCの COMポート番号、またはネットスケープサーバを入力します。

・Connectボタン(○g )をクリックします。

※ 上記の⑯と○g の番号については、9~10ページを参照してください。

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Deep Sky Imagerユーザーズ・マニュアル:基礎編

Deep Sky Imager Programの起動

Deep Sky Imager Programを起動するためには、プラネタリウムプログラム(Autostar Suite Software)の

「Image」メニューから「DSI Imaging」(Deep Sky Imager Program)を選択します。また、Deep Sky Imager

Programを直接起動させるためには、Windowsの「スタート」から「すべてのプログラム」→「Meade」→

「Autostar DSI」を選択してもよいです。

起動すると、上記のような Deep Sky Imagerカメラからの画像を記録するソフトウェア「Deep Sky Imager

Program」が表示されます。

注:「LPI Imaging」が「Image」メニューに含まれていますが、Autostar Suiteは LPI カメラのパッケージ

と共通になっているためです。LPI Imaging(LPI Program)を起動させることは可能ですが、DSI カメラ

(Deep Sky Imager カメラ)の制御はできません。

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Deep Sky Imager Programの各機能

e ④ ⑧

① ⑨ ⑦ ⑳ ⑥ ⑭ ⑫⑩ ⑮

③ ⑤⑯

⑰⑱

a

b

c

d

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9 - ©Copy

○p

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Deep Sky Imagerユーザーズ・マニュアル:基礎編

以下は、Deep Sky Imager Programの各機能をソフトウェア上の英語表記と対比させている番号と各機能の

和訳です。9ページのソフトウェア上の表記と該当個所を合わせてご覧ください。なお、このユーザーズ・

マニュアルではこれ以降、解説文と番号を関連付けています。例えば、解説の中で(③)とは「Auto exp」、

(⑭)では「Start/Stopボタン」を意味します。

Deep Sky Imager Program各機能和訳

①. Gain(ゲイン)、Offset(オフセット)スライダ

②. Preview(プレビュー)と Exposure(露光)制

③. Auto exp(自動露光)制御

④. Mono(モノクロ)チェックボックス

⑤. LIVE(ライブ)表示チェックボックス

⑥. Dark Subtract(ダークフレーム減算)チェック

ボックス

⑦. Long exp(長時間露光)チェックボックス

⑧. Color...(カラー)ボタン

⑨. Combine(合成)と Quality(画質)制御

⑩. Image Process(画像処理)プルダウンメニュー

⑪. Object Name(対象名)ボックス

⑫. ファイルフォーマット状態表示ボックス

⑬. Save Proc...(保存処理工程)ボックス

⑭. Start/Stop(開始/停止)ボタン

⑮. 画像取得状態表示バー

⑯. Stats, Telescope(状態、望遠鏡)タグ

⑰. Help, Live(ヘルプ、ライブ画像)タグ

⑱. Histogram(ヒストグラム)表示

⑲. ヒストグラムスライダーと制御

⑳. Count Down(カウントダウン)表示

○a . Auto Contrast(自動コントラスト)、Shadow Enhance(影強調)制御

○b . Magic Eye Focus(マジック・アイ・フォーカス)

○c . Avg(平均)チェックボックス、Reset(リセット)ボタン

○d . 現在状況表示

○e . File(ファイル)と Settings(設定)メニュー

○f . Server or ComX(Comポート)表示領域

○g . Connect/Disconnect(接続/切断)ボタン

○h . 望遠鏡制御(上、下、左、右)、Focus(焦点)

○i . Autoguide(オートガイド)/Guiding(ガイド中)、または Track(追尾)/Tracking(追尾中)ボ

タン(表示内容は、望遠鏡がオードガイド、また

は追尾機能付きであるかによって異なります)

○j . 追尾ボックス表示

○k . 重心(重点)

○l . Will Cal(補正予定)/No Calibrate(無補正)ボタン

○m . Set Target(目標設定)及び Center Target(目標中心)設置ボタン

○n . Corr Gain(ゲイン補正)制御

○o . FL in mm(焦点距離、単位 mm)

○p . 目標状態表示

○q . タブスクロール用矢印ボタン

○r . タブを「閉じる」ボタン

○s . 追尾表示ボックス

○t . ダークスポットチェックボックス

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Deep Sky Imager カメラを PCに接続し、Deep Sky Imager Programを起動させた状態にします。まず最初

に、以下の手順に従って Deep Sky Imager カメラで簡単な画像を撮ってみましょう。

カメラで撮像を始めるには

いちばん初めは、昼間に遠方の風景を見てピント位置などを確認しておくことを勧めます。安定した地

上の風景に望遠鏡を向けましょう。例えば、建物や電信柱です。

1. 「Auto Exp」(自動露光)制御(③)のボタンをクリックします。詳細は 20ページの「Auto Exp」ボタ

ンを参考にしてください。

2. 「Image Process」(⑩)内のコンボボックス制御をクリックして、対象物タイプの一覧を表示します。

一覧表をスクロールして「Terrestial」(地上風景)を選択します。詳細は 22ページの「Image Process」を参

考にしてください。

3. 「対象名」ボックス(⑪)内に対象物で任意の名前をアルファベットでキー入力します(英語版ソフト

ウェアのため日本語名は避けてください)。この入力文字列は、画像ファイル名として使用されます。詳細

は 23ページの「Object Name」項を参考にしてください。

4. 次に「Save Proc…」ボタン(⑬)をクリックします。下のようなダイアログボックスが表示されるので

「JPEG」と「Normal Operation」(通常操作)を選択します。詳細は 23ページの「Save Process」項を参照

ください。

5. 「Live」タブ(⑰)をクリックします。詳細は 21 ページの「LIVE」チェックボックス項が参考になり

ます。

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6. 撮像されている映像は、追尾表示ボックス画面(○s )に表示されているはずです。望遠鏡の合焦ノブを

使って対象物がハッキリと見えるよう調節します。この際、Magic Eye Focus(○b 、マジック・アイ・フォーカス)領域を注目すると、2つの三角形印が表示されて大きさが変化することに気付くでしょう。

マジック・アイ・フォーカスは、焦点が合うよう支援する機能です。詳細は 25ページの「マジック・ア

イ・フォーカス」が参考になるでしょう。また、合焦操作に苦労するようであれば、18、19ページの「同

焦点リング」項を参考にしてください。

7. 「Start」(⑭)をクリックすると、Deep Sky Imagerカメラが撮像を開始します。そして「Stop」がクリ

ックされるまで撮像を継続します。撮像中は、現在状況表示(○d )部分に注意してください。画像が 50

枚に達した場合、「Stop」ボタン(⑭)をクリックしてください。後述しますが、50 枚以上の蓄積は比較

的効力を持ちません。

「Start」のクリック後、プログラムが何を実行しているかを知るためには、次ページを参考にするとよい

でしょう。

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・「LIVE」チェックボックス(⑤)がオン、且つ「Live」タブが選択されていると(これらは標準で設定

されている)、Deep Sky Imagerカメラから受信中のライブ模様が追尾表示ボックス領域(○s )に現れます。

・「Start」ボタン(⑭)がクリックされると、Deep Sky Imager カメラは撮像を開始し、「Stop」ボタン(⑭)

を押すまで続行されます。Deep Sky Imager Programは、最初に撮った 10枚の画像を基準画像として使いま

す。そして引き続き取得される画像をそれらと比較します。言い換えれば、本プログラムは常に画像を比

較していることを意味します。

Startボタンが押された時、何が実行されるのか

注:本プログラムが基準画像とする画像枚数を変更することができます。詳細は、22ページの「Evaluation

Count」項が参考になります。

・本プログラムは最良のコントラストと画質基準で画像を取り込み、そしてそれらの画像を 1 枚の最終画

像にするべく、集積(コンポジット)処理します。このユーザーズ・マニュアルでは、以降、このコンポ

ジットされた 1枚の画像を「合成画像」と表記しています。

・Start ボタン(⑭)を押すと、合成画像は表示画面上部の新たなタブに従って表示されます。「停止」ボ

タン(⑭)を押し、このタブを選択すれば最終の合成画像が表示されます。

・約 10枚の画像が撮像された後、Deep Sky Imager Programは合成画像にシャープ化フィルターを適用しま

す。画像をシャープ化するフィルターの内、好みのフィルターを選択することができます。カメラが撮像

している間に、設定するフィルター効果を変更することができます。詳細は 22ページの「カーネルフィル

ター」を参照してください。

・更に、画像強調またはフィルター適用するためには、ほかの画像編集ソフトを使用するとよいでしょう。

例えば、オートスタースイートに同梱されている画像処理ソフト「Autostar Suite Image Processing」、または

Adobe Photoshopなどが挙げられます。このためには、それらの画像編集用ソフトにて良い条件で読み込む

ことができる画像フォーマットタイプ(JPEG、BMPなど)を選択しておくことを忘れずに。

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・Deep Sky Imager Programは、標準設定で常に合成画像を保存し続けます。Save(保存)オプションダイ

アログ内の Combineボックス(⑨)をチェックオンにすると、本プログラムは合成画像に追加される各画

像を保存します(詳細は 22 ページ参照)。もしも PC が突然動作しなくなったり、電源がオフになってし

まった場合でも、それまでに撮像された画像は自動保存されており、手動保存の操作をする必要はありま

せん。

・Deep Sky Imager Programは、読者が停止ボタン(⑭)を押すまで画像合成を保存し続けます。一般には、

高画質の合成画像を取得するまでは、約 50 枚の画像が必要です。なお、50 画像以上の合成は画質がわず

か向上するのみです。本プログラムでは、画質の約 90%を 50枚で得ています。

・「開始」ボタン(⑭)を再度押すと、Deep Sky Imager Programは新たな合成画像を収集し、そして新しい

タブにその画像名称を表示します。例えば、最初に「Building」(ビル)と記入すると(ソフトウェアが英

語版のため、日本語名は避けてください)、次の画像は「Building 2」と「2」が付加され、続いて「Building

3」とカウントアップされていきます。このため、本プログラムでは以前に保存した画像を上書きしてしま

うような心配がありません。

・名前/番号がファイル名として保存されると、本プログラムは次に可能な番号を選択します。例えば、前

に「Building 7」が保存されていると、次に保存される名称は「Building 8」となります。

・なお、使用されていない制御部分は、グレー表示になって選択ができないようになっています。

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Deep Sky Imagerユーザーズ・マニュアル:基礎編

地上物体、月、または惑星を撮像するには 1. 5ページに示した要領で望遠鏡に Deep Sky Imagerカメラを取り付けます。

2. 「Live」タブ(⑰)をクリックします。

3. 自動露光制御(③)のボタン「Auto Exp」をクリックします。本プログラムは自動的に適切な露光時

間を見つけます。「Auto Contrast」(自動コントラスト、○a )と「Color…」(⑧)制御を使い、好みに合ったカラーバランスに設定します。

4. 必要であれば「Shadow Enhance」(○a )を使います。この制御は木星の衛星とか月面のクレータ、星雲のような深宇宙天体のあるものには効果的です。

5. 「Image Process」(⑩)に進みます。そして、プルダウンメニューから目的の天体(例えば、Moonなど)

に合った「処理方法」を選択します。

6. 「Save Proc…」ボタン(⑬)をクリックすると、ダイアログボックスが表示されます。ファイルタイプ

を選択します。一般的には、「JPEG」を選択すればよいでしょう。もし、撮像後の画像を Adobe Photoshop

のようなほかの画像処理ソフトに引き継ぐ場合には、比較的劣化の少ない「TIF」を選択します。

7. 次に、惑星周辺など撮像したい天体で明るく見える部分の周辺をマウスドラッグでボックス(○j )囲みします。または、月などの拡大表示の場合は全体が明るいため、暗い領域を選択します。この際は、「Dark

Spot」(○t )のチェックをオンにします。

8. Object Nameの記入フォーム欄(⑪)に好みの任意名をアルファベットで入力します。

9. 「Start」(⑭)ボタンをクリックします。本プログラムはここで撮像を開始します。

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Deep Sky Imagerユーザーズ・マニュアル:基礎編

1. 5ページに示した要領で望遠鏡にカメラを取り付けます。

2. 「Live」タブ(⑰)をクリックします。

3. Live Exp spin(ライブ画像露光用回転)上下ボタン(③)で 1.0秒に合わせます。

4. 「Mono」チェックボックス(④)をクリックします。Live タブの表示領域上に明るい恒星が見える位

置を探します。

銀河・星雲など深宇宙天体を撮像するには

注:真っ暗のままどうしても見えない場合には、1.0ではなく 1.5などと数値を上げます。しかし、秒

の数を上げるほど CPUパワーに依存して描画更新にタイムラグが生じるため、注意が必要です。 5. 最初に撮像する前には、カメラ(CCD)の影響温度が安定するまでに 5~10 分間程度放置しておく必

要があります。

6. Image Process(画像処理)プルダウンメニュー(⑩)内の「Take Darks」(ダークフレーム取得)を選

択します。この際、最初は右上の Firstと Last Exp共に標準値を使用します。

7. 「Start」ボタン(⑭)をクリックします。

8. 望遠鏡にカバーを掛けるようにという警告文が表示されます。望遠鏡に光が入らないようにフタをし

てください。カバーを掛けたら「OK」をクリックします。

9. 天体が映っていないダークフレームを取り込み始めます(詳細は、英語版 PDFマニュアル 34ページの

「Dark Frames」項を参照)。取得するダークフレーム画像は、標準設定で C:¥Meade Images¥Dark¥フォルダ

に保存されます。なお、本プログラムは露出にどの程度時間を要したかを表示します(重要事項:CCDに

影響する温度が安定していない間はダークフレームを撮らないようにしてください)。

10. ダークフレーム露光が完了したならば、別のダイアログボックス、望遠鏡からカバーを取り外すよう

指示表示が現れます。フタを外して「OK」をクリックします。「Dark Subtract」(ダークフレーム減算)チ

ェックボックス(⑥)は、これ以降オンになっていなければなりません。オフであれば、この時点でチェ

ックオンにしてください。

11. フタが外れているので、先ほどの恒星が「Live」タブ表示域画面上に現れているはずです。

12. 撮像用の目安には恒星を選択します。もし、望遠鏡とシリアル接続されていれば、いずれかの恒星を

選択する手助けに望遠鏡制御(矢印キー)(○h )が使用できます。詳細は英語版 PDFマニュアル 31ページの「Autoguider and Telescope Controls」(自動ガイドと望遠鏡制御)項が参照になります。

13. 「Long exp」チェックボックス(⑦)をオンにして左側の数値、露光時間を試しに 15秒へ設定します。

これにより、以降どのようにカメラが撮像しているかを示すプレビュー取得が可能です。

14. 「Preview」(②)をクリックします。タイマー(⑳)が 15秒から 0秒までカウントダウン表示します。

15. ここで画像を微調整できます。Monoチェックボックス(④)をオフにします。さらに Auto exp(③)

をオンにするとカラー画像が表示されます。

~次ページの 16.へ続きます~

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Deep Sky Imagerユーザーズ・マニュアル:基礎編

16. Auto Contrust(○a )と Shadow Enhance(○a )を調整します。

17. Image Processメニュー(⑩)内で「Deep Sky」(深宇宙)を選択します。標準値を使用します。

18. 満足するカラー画像が得られたならば、Object Name欄(⑪)にアルファベットでファイル名を入力し

ます。

Tips:対象名に数字が含まれている場合(例えば M31のように)、その数字の後にダッシュ「-」を付加す

ると良いでしょう。そうすると、本プログラムは自動的に数値をカウントアップして画像保存します。ダ

ッシュがあることで、入力された名前は、M31-1、M31-2、M31-3のようになります。

19. 「Start」ボタン(⑭)をクリックします(すると、今度はボタン(⑭)上の文字が「Stop」と表示さ

れます)。カメラは撮影を始めます。

20. カメラはここで、前の 13 番で設定したように 15 秒露光の複数画像を撮ります。ここではしばらく待

ちましょう。相当枚数の画像が取得されると、見栄えの良い画像が表示されます。良いと判断できた場合

は、「Stop」をクリックして撮像を停止します。

Contrust、Shadow Enhance、Histogram スライダー、そしてダークフレーム減算制御をいろいろ試してみる

と良いでしょう。

ダークフレーム減算は画像から CCD特性影響による「ホット」ピクセルを数多く取り除きます。この制御

を使ってみて、それが画面上にどう働くかを確認するとよいです。

カラーバランス、コントラストに手を

加えない状態のプレビュー

カラーバランスとコントラスト処理

を施した後のプレビュー

50枚の合成最終画像

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Deep Sky Imagerユーザーズ・マニュアル:基礎編

Deep Sky Imager カメラと望遠鏡用のアイピースが同一点となるよう焦点を合わせておくと便利です。カ

メラを外してから次回の観測時、焦点を再度合わせる場合にピント合わせの時間を節約することができま

す。1 つのアイピースで焦点合わせをしておくと、そのアイピースを取り去り、同焦点の別アイピースに

置き換えた際、必要であってもわずかな焦点合わせで済みます。

なお、ここでいう同焦点とは、2 つないしそれ以上のアイピースが同じ焦点位置に設定されていること

を意味します。ここでのカメラの場合、1つのアイピースがカメラと同じという意味です。

以下の手順では、Deep Sky Imager カメラを低倍率広視野用の 25mm、または 26mmアイピースと同焦点

に合わせる方法を挙げます。ただし、この手順で高倍率アイピースを使用しないでください。また、この

手順はいきなり夜空で実行せずに、昼間に遠方の建物で行っておくと良いでしょう。

同 焦 点 リ ン グ

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同焦点リングの使い方 1. Deep Sky Imager Programを起動します。

2. Deep Sky Imager カメラを望遠鏡アイピースホルダーに差し込みます。この際、アイピースホルダーの

固定ネジは締め付けないでおきます。Deep Sky Imager カメラは、アイピースホルダーの最も深い位置にス

ライドさせて、落とし込みます。

3. 望遠鏡を周囲とコントラストが高い地上風景の対象物に向けます。例として、際立ったエッジ(例え

ば建物のようなもの)を持った対象物です。

4. 前に Histogramスライダーを動かしている場合は、上のスライダーを「0」の位置に動かします(⑲、

左いっぱいに動かす)。そして、下のスライダーは「256」の位置に動かします(右いっぱいに動かす)。

5. 「Auto exp」(③)ボタンをクリックします。

6. 焦点が合っているか、または合っていない像が表示画面上に現れます。大幅に合っていない場合、

ETX-70ATのようなモデルでは予想以上に合焦ノブを何回も回す必要があります。

7. 望遠鏡の合焦ノブを使って対象物の焦点を合わせます。

8. 焦点が合ったならば、カメラをアイピースホルダーから外します。

9. 同梱されている同焦点リングをアイピースのチューブに差し込みます。この際、まだリングの固定ビ

スは締め付けないでおきます。

10. アイピースとリングをいっしょにアイピースホルダーにセットし

ます。この時、まだアイピースホルダーの固定ネジも締め付けないでお

きます(右写真参照)。

11. 望遠鏡側の焦点ノブを触りません。焦点が合うまでアイピースを持

ち上げてみましょう(同焦点リングは下に残るよう自然スライドさせま

す)。

12. 対象物の焦点が合う位置が見つかれば、同焦点リングの固定ビスを

締め付けるタイミングです。これでアイピースは Deep Sky Imager カメ

ラと同焦点になりました。

このように合わせておけば、望遠鏡の合焦ノブを使ってカメラの焦点を合わせる代わりに、このアイピー

ス(同焦点リング付き)でカメラ撮像前に焦点合わせを行えばよいのです。

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自動調整制御機能のポイント Gainと Offsetスライダー(①): TVのコントラ

ストと明るさ調整に似ています。これらの制御の

ためには、天体別画像処理タイプ(⑩)を選択し、

かつ Auto expボタン(③)をクリックすれば、自

動的に設定されます。なお、ほとんどのユーザー

は、これらを手動制御する必要性がないでしょう。

Auto expボタン(③):これは、取り付けたカメラの Gainと Offset制御(①)を自動調整するものです。

撮像前に天体別画像処理タイプ(⑩)を選択し、そして Auto expボタン(③)をクリックすします。これ

により、選択した天体のタイプによって取得する画像は、最適と思われるコントラストと明るさで調整後

撮影します。更なる調整は、Histogramスライダー(⑲)、フィルター(詳細は 22ページのカーネルフィル

ター項を参照)や望遠鏡の焦点合わせ(詳細は 25ページの「マジック・アイ・フォーカス」を参照)によ

って行うとよいでしょう。

Monoチェックボックス(④):白黒画面表示を得る場合にクリックします。

Liveタブ(⑰):追尾表示ボックス画面(○s )にライブ画像を表示する場合にクリックします。

Dark Subtractチェックボックス(⑥):詳細は、英語版 PDFマニュアル 27ページの「Dark Frames」を参照

してください。

Color…(Color Balance)(⑧):この機能は、撮像画像の色を制御するためのものです。通常は「Auto」に

設定しておくことがお勧めです。さらに、ほかの制御を組み合わせて補正します。この「Auto」設定は、

緑色に対して赤色と青色値のバランスを取りながら設定しています。注意:いったん Autoをクリックする

と、ユーザーが変更を加えない限り Autoで決定された数値を保存し続けます。これらは、プログラムによ

って追従更新などされません。もし、新たな画像撮像を開始する場合、Color…ダイアログ(⑧)内数値の

リセットが推奨されます。

Colorスライダー:このスライダーを使い、画像の色がどう変化するか試してみると良いでしょう。

Sharpは、画像をよりシャープにします。しかし、色合いはやや低下するでしょう。

Softは色合いを濃くします。

Daylightは画像を明るくします。この設定は、深宇宙画像にも使用できることに注意します。Preview制御

(②)を利用して、この設定をいろいろ試してみると良いでしょう。

Resetは、Colorスライダーを中間領域に設定します。この設定は、画像の保存後に Adobe Photoshopのよう

なほかの画像処理ソフトでカラー補正を行う場合を想定すると効果的かもしれません。

Long exp チェックボックス(⑦):長時間露光する場合にこのチェックボックスをオンにします。もし、

望遠鏡の極軸設定が比較的不正確であれば、このチェックボックスの左側にある回転ボックス上下ボタン

で 15秒以上には設定しないようにします。この数値は、使用する望遠鏡がどのようなものであれ、撮り始

めの設定時間としては適当な秒数でしょう。

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理想的な長時間露光を行うためには…、 Monoをオフにして、「Preview」をクリックする。

秒読みカウントダウンが表示されて、「LIVE」チェックボックスがオフになる。

画像が表示される。

ここで画像を調整し、カラー補正する目的でカラーバランス、焦点合わせ、コントラスト、影強調そし

て自動コントラストを使うと良いでしょう。

画像を好みに合わせてプレビュー設定を行ったならば、「Start」(⑭)をクリックします。すると、長時

間露光の設定に従って画像が合成処理されます。

LIVEチェックボックス(⑤):このチェックボックスをオンにしていると、カメラから直の映像を見るこ

とができます。このチェックボックス左にある回転ボックス上下ボタンを 1 秒に合わせると、マジック・

アイ・フォーカス制御(25ページ参照)で比較的容易に焦点合わせができます。

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画像処理制御機能のポイント Setting メニュー(○e ):設定タブをクリックして設定領域を表示します。この領域は、好みによって指定することができます。この領域から Image Directory(画像)と Dark Frames Directory(ダークフレーム用フ

ォルダ)の保存先パス指定が行えます。

Combine(⑨):1 フレームの画像を追加し続け、

合成画像を作成する上で、許容する画質の最小値

[%]を選択します。一般的には 50%が適当でしょ

う。上空に乱気流がある場合やほかのノイズ要因

がある場合、この画質許容限度値を下げたくなる

かもしれません(例えば 30%など)。しかし、こ

のような場合には、まずほかの制御部を調整して

みることを勧めます。例えば Histogram スライダ

ー(⑲)や、望遠鏡の焦点合わせを調整しても良

いでしょう。

Image Process(⑩):この操作は、規定値の画像処理調査対象を一覧表示します。Mars、Moon、地上風景

などです。画像処理設定のあるものは、標準値に設定し直します。この操作は、選択対象についてより高

画質を得る意味で手助けとなるでしょう。また「Take Dark」も一覧表に加えます。詳細は、英語版 PDFマ

ニュアル 34ページの「Dark Frames」項を参照してください。

カーネルフィルター(Kernel Filter):選択したシャープ化フィルター効果が合成画像に適用されます。この

合成画像は、約 10フレームの画像が蓄積された後、Liveタブ追尾表示の 1つに保持されます。3段階のシ

ャープフィルター、ひとつのエッジのみフィルターと「フィルター無し」が用意されています。

Min Quality % Spin(回転)ボックス(⑨)の上下ボタンをクリックして、画像の許容限度値を変えます。

Evaluation Count(⑨):この設定は、開始ボタンが押されると画像蓄積し、

且つ画質基準を決定する上での評価対象画像枚数を変更するものです。標

準では、通常「10」枚の画像で評価されます。変更するには、回転ボック

スの上下ボタンをクリックして対象枚数値を変更してください。

Combineチェックボックス(⑨):通常、このボックスにはチェックしたままのオンが好ましいです。もし、

合成画像を作成しないで未処理画像を取得したいのであれば、(自身で全画像の処理を行う場合)このボッ

クスのチェックを外してオフにし、「Save Every Image」ボックスにチェックオンします。Deep Sky Imager カ

メラは画像を撮り、それらを画像用ディレクトリに保存します。

Object Name(⑪):ここには、好みの撮像対象名を書き込みます(英語版

ソフトウェアのためアルファベットにして方が無難です)。ここで設定した

文字列は、Deep Sky Imager Programが新たな合成画像を蓄積するたびに、

新たなタブが作成され、入力した名前で新たな合成画像に番号付加されていきます。例えば、最初の画像

に「Building」(ビル)という名称が付けられると、次の画像は「Building 2」、「Building 3」という具合です。

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Save Process(⑬):Save Proc…ボタンをクリック

すると、右画像のダイアログボックスが表示され

ます。ここでは保存する画像フォーマット形式が

選択できます。一般的には「JPEG」形式で画像保

存することを勧めます。ただし、高度な画像処理

を保存後に行うという場合には、「BMP」または

「Fits」を選択するとよいでしょう。さらにプルダ

ウンメニューの下に見られる 2つの形式「Fits」と

「Fits3P」は、未処理(RAW データ)の形式であ

り、さらに以降の画像処理ソフトに処理を委ねる場合に用います。また、「Tif」は通常最も大きな画像フ

ァイル容量となります。しかし、Adobe Photoshop などに画像処理を委ねる場合には有用な形式です。27

ページの「Time-Lapse Setting」(間欠撮影設定)も参考になるでしょう。

Save Every Composite Image(⑬):通常、画像は合成画像を作成するために一緒に付加されます。画質が悪

ければ、該当する画像は破棄されます。しかし、ユーザーはカメラが撮像するそれぞれの合成画像を保存

すべく、選択ができます。その場合には、保存オプションボックス内で「Save Every Combine」を選択すれ

ばよいです。

ここで得た画像は、独立した画像として表示されるわけではありません。最後に保存された合成画像の

みが表示されます。これらのファイルは、Image 設定のフォルダ領域を使い、選定されたフォルダに移動

します。または、オートスタースイートのインストール時に選択したフォルダ下の標準設定場所に保存さ

れます。これらのファイルを画像表示するためには、「File」メニュー(○e )をクリックしてフォルダから目的のファイルを選びます。

Min Quality % Spin(回転)ボックス(⑨)の値が「0」に設定されると、全画像を保存します。

また、カメラが撮った画像枚数は現在状況表示(○d )に確認できます。ファイルネームタブ(⑰)上の

名前は、それぞれ新たな合成画像と共に更新、追加されていきます。

Start/Stopボタン(⑭):カメラ撮像を開始する場合や停止する場合に使います。詳細は、13ページの「Start

ボタンが押された時、何が実行されるのか」項を参照にしてください。

画像取得状態表示バー(⑮):Deep Sky Imager カメラが撮像している間、状態表示し

ます。また、ボックスに画像形式(例えば JPEG)、操作のタイプ、Time-Lapse sequence

(間欠撮影シーケンス)状態など、適切な情報が表示されます。

Image Directory領域と Browseボタン:Settingメニュー(○e )をクリックすると右画像のダイアログボックスが現れます。

このボックス内で Browse ボタンをクリックすれば、好みの

フォルダ位置を指定できます。または、その領域にフォルダ

パスを文字列記入してもよいです。さらに、任意のフォルダ

名を入力してもよいでしょう。新たなフォルダ名を入力する

と、最初の画像が保存される時にフォルダが存在しなければ

新規作成されます。

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Dark Frames Directory領域と Browseボタン:ダークフレーム減算用画像を保存しておくためのフォルダ指

定ができます。Browseボタンをクリックして、フォルダ位置を指定します。または、フォルダ名入力をし

てもよいでしょう。新たなフォルダ名を入力すると、最初の画像が保存される時にフォルダが存在しなけ

れば新規作成されます。

Settingsダイアログでは、ユーザー固有の情報を入力するよう用意されています(お名前、観測地、オー

トスターモデル名など)。このような情報は、FITsファイルフォーマットで利用されてファイル内に保存し

ます。ただし、英語版ソフトウェアのため入力文字列はアルファベットが好ましいです。

追尾状態バーは追尾情報を教えてくれます。

ダークスポットチェックボックス。重心ボックス(○k )を使用している時、明るい領域の代わりに暗い

領域をクリックして中央に保持することができます。画質測定結果が表示され、中央値ピクセルとしきい

値間の差を示してくれます。

間欠(Time-Lapse)撮影。これにはいくつかの共通プリセットが含まれています。同様にユーザーによ

る間欠撮影設定を選択することもできます。詳細は 26ページを参照してください。

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File「Open」メニュー(○e ):以前作成したファイルを読み込みます。このボタンをクリックすると PC上のフォルダリストが表示されます。目的のファイルを選択すると、画像表示画面の上に 1 つのタブが現

れます。下画像を見てください。

タブ横列の右終端には、上画像に示すようにタブスクロール用矢印ボタン(○q )が現れることに注意し

てください。これら左右それぞれの矢印をクリックすると、場合により非表示になっているさらに多くの

合成画像名タブが現れます。

タブを閉じるボタン(○r ):合成画像ファイル(タブ)を閉じます。まず、閉じたいと思うタブをクリッ

クし、続いてそれに対応したファイルを閉じるには「タグを閉じるボタン」(○r )をクリックします。た

だし「Live」や「Help」タブは常時表示されているシステム設定のため、閉じることはできません。

Magic Eye Focus(マジック・アイ・フォーカス、○b )は、Deep Sky Imagerカメラを通して望遠鏡からの像で焦点合わせをする際、焦点度合いを表示補助して

くれる機能です。右画像に見られるように、黄色の三角形が「大きく」なるとよ

り焦点が合っていることを示します。赤い縦線は焦点水準の最大点を示すもので

す。

File Settings タブ

スクロール矢印

閉じるボタン

マジック・アイ・フォーカス

Avgチェックボックス(○c )をオンにすると、直前で 5つの焦点値を平均化することができ、ノイズの多い画像でも平滑化判別することができます。しかし、気を付けなければならないことは、このチェック

オンで焦点合わせ反応が鈍くなるという点です。

Resetボタンは、赤い縦線の最大指示をリセットします。

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オートスター採用モデル(Meadeの自動導入天体望遠鏡)とオートスタースイ

ート(PC側)をシリアルケーブル接続することができます。ケーブルで PCと望

遠鏡を接続したら、Deep Sky Imager Program上の望遠鏡制御ボタン(○h )が使えるようになります。望遠鏡の鏡筒を動かすには、オートスター操作でなく PC 上

で矢印キーを使用すればよいのです。

観望状態のガイドスピードで、向けたい方向にモーター回転させるためには、

該当する方向の矢印ボタンをクリックすればよいです。その方向へさらに速く回

転させたい場合は、その方向の矢印をクリックしたまま上側にマウスをドラッグ操作します。反対方向の

矢印をクリックしたままドラッグすれば、モーター回転速度が下がります。クリック(ドラッグ)をやめ

ると、モーター回転が停止します。

もし、オートフォーカサー(自動焦点合わせ装置)が備わっていれば、焦点合わせに上画像右側の Focus

用上下ボタンが使えます(この場合、焦点合わせ用のスピードは 1つしか用意されていません)。

望遠鏡と接続して制御機能を利用する

間 欠 撮 影 設 定 天体の間欠撮影が可能です。間欠撮影とは、1画像を撮影し、その後、一定時間経過した後に別画像を

撮るという動作を繰り返し、設定時間内で連続撮影することです。この撮影方法は、空を雲が通過する場

合や、木星が自転する様子を最終的にアニメーション表示したいといった場合に便利です(このトピック

に関する手順は、英語版 PDFマニュアルの 36ページ「Make a Movie of the Rotation of Jupiter」(木星自転映

画を作成する)項に書かれています。

間欠撮影シーケンスを開始した場合、ほかの作業

を行うことができ、場合によっては部屋の中に入っ

て睡眠することもできるでしょう。撮影の全工程を

自動的に行います。

間欠撮影に関する設定は、右画面 Save Processダ

イアログボックス内で行います。表示させるには、

Save Option のプルダウンから「Save a Time-Lapse

Sequence」を選択します。また、間欠撮影シーケン

スを使うためには、3 つのパラメータを設定する必

要があります。

Frame Time:1画像を撮像する際の画像露光時間(実行前に確かめておきたいのは、どの程度の露出時間

で希望する画像になるかという点です。望遠鏡によっては数十分といった長時間露光が可能ですが、恐ら

く 5分露光で画像がブレてきます。事情に合わせてフレーム露光時間を設定すると良いでしょう。

Wait Time:撮像カメラが次の画像を撮るまでの待機時間設定です:つまり撮影画像間で休憩する時間です。

ゼロに設定することができます。

Total Time:一連の撮像を行う全時間。

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Deep Sky Imagerユーザーズ・マニュアル:基礎編

Deep Sky Imagerカメラの主な仕様

CCDセンサー High Sensitvity Sony® Super HAD™ カラーCCDセンサー

ピクセル 510 × 492 ピクセル(25万ピクセル)

ピクセルサイズ 9.6 ミクロン(横)× 7.5 ミクロン(縦)

A/Dコンバータ / 色ビット数 16ビット / 48ビットカラー

可能露光時間 1/10000秒~60分(1時間)

筐体 アノダイズド・ダイキャストアルミニウム

インタフェース USB 2.0対応、USB 1.1利用可

外形寸法/重量 82×82×32mm / 250g.(58mmスリーブ有り)

仕様および外観は、改良のため予告なく変更されることがあります。

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Deep Sky Imager、AutostarSuite 、Autostar Suiteは、米国Meade Instruments Corporationの登録商標です。

Microsoft® Windows® operating systemは、米国Microsoft Corporationの米国およびそのほかの国における登録

商標または商標です。そのほか、一般に会社名、製品名は各社の登録商標、商標または製品名、商品名で

す。

本製品は著作権上の保証を受けています。本製品の一部あるいはすべて(ソフトウェアおよびプログラム、

ユーザーズ・マニュアルを含む)について、株式会社ミックインターナショナルから文書の許諾を得ずに、

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