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CyberLink PowerDirector 5
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CyberLink PowerDirector 5download.cyberlink.com/.../5/JPN/PowerDirector_UG.pdfPowerDirector 5 使用許諾契約書 この契約書の日本語訳は、英文のEnd User License Agreement

Feb 07, 2021

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dariahiddleston
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  • CyberLink

    PowerDirector 5

  • 使用許諾契約書

    こ の契約書の日本語訳は、 英文の End User License Agreement ('EULA') の理解を補

    助す る目的で作成 さ れ た も の で す。 容易な表現 と 、 英文契約書 と の整合性に注意を

    払 っ て作成し て お り ま す が、 一部意訳 さ れ て い る部分が あ り 、 本契約の詳細に つ き ま

    し て は英文契約書を正式文書 と し て ご覧頂き た く お願い い た し ま す。

    End User License Agreement (EULA) : 使用許諾契約書

    当製品 (以下 「本ソ フ ト ウ ェ ア」 と い う ) の導入お よ び ご利用の前に、 以下の使用許

    諾契約書 (以下 「本契約書」 と す る) を お読み く だ さ い。

    本ソ フ ト ウ ェ ア の ご利用に あ た っ て は、 お客様が本契約書に記載 さ れ た条項を事前に

    承諾い た だ く も の と し、 本ソ フ ト ウ ェ ア を イ ン ス ト ー ル、 バ ッ ク ア ッ プ、 ダ ウ ン ロ ー

    ド、 ア ク セ ス、 ま た は使用す る こ と に よ っ て、 お客様は本契約書の条項に承諾 さ れ た

    も の と し ま す。

    本契約書は、 本ソ フ ト ウ ェ ア に関し て お客様 (個人ま た は法人の い ずれで あ る か を問

    い ま せ ん) と CyberLink Corp. (以下 「サ イ バ ー リ ン ク 」 と い い ま す) と の間に締結 さ

    れ る法的な契約書 と な り ま す。

    ラ イ セ ン ス の許諾お よ び保証規定

    本契約書を お読み に な り 、 記載 さ れ た条項に承諾 さ れ る場合は、 導入画面中に表示 さ

    れ る本契約の同意を求め る画面で 「は い」 を ク リ ッ ク し て く だ さ い。 記載 さ れ た条項

    に承諾い た だ け な い場合は、 イ ン ス ト ー ル作業を中止し、 本ソ フ ト ウ ェ ア の利用を中

    止す る と と も に、 本ソ フ ト ウ ェ ア を コ ン ピ ュ ー タ上か ら削除し て く だ さ い。

    使用権の許諾

    サ イ バ ー リ ン ク は本ソ フ ト ウ ェ ア の非独占的な権利を お客様に対し て許諾し、 こ れ に

    よ り お客様は、 本ソ フ ト ウ ェ ア を ご購入頂い た ラ イ セ ン ス数に準じ た台数の コ ン

    ピ ュ ー タ へ イ ン ス ト ー ル し、 本契約記載の条項に従 っ て本ソ フ ト ウ ェ ア を利用す る こ

    と が で き る も の と し ま す。

    本ソ フ ト ウ ェ ア、 付属す る マ ニ ュ ア ル な ど の文書ま た は電子文書を含む一切の印刷物

    (以下 「関連印刷物」 と い い ま す) の第三者へ の賃貸、 貸与、 販売、 変更、 修正、 リ

    バ ー ス ・ エ ン ジ ニ ア リ ン グ、 逆 コ ン パ イ ル、 逆ア セ ン ブ ル、 転用、 商標の削除な ど は

    で き な い も の と し ま す。

    ま た、 バ ッ ク ア ッ プ を目的 と し て本ソ フ ト ウ ェ ア お よ び関連印刷物の複製を作成す る

    場合を除い て、 本ソ フ ト ウ ェ ア お よ び関連印刷物の コ ピ ー は で き な い も の と し ま す。

    「再販禁止」 表記の あ る場合を除い て、 本ソ フ ト ウ ェ ア の最初の お客様は、 本ソ フ ト

    ウ ェ ア お よ び関連印刷物を一度に限 り か つ他の ユ ー ザ ー に直接行 う 場合に限 り 、 本契

    約書記載の条項に沿 っ て恒久的に譲渡で き る も の と し ま す。 こ の場合、 最初の お客様

    は本ソ フ ト ウ ェ ア お よ び関連印刷物の バ ッ ク ア ッ プ の一切を、 物理的お よ び電子的に

  • 読み取 り が で き な い よ う 破棄し、 コ ン ピ ュ ー タ 上の本ソ フ ト ウ ェ ア お よ び関連印刷物

    の一切を消去す る と と も に、 譲渡 さ れ た ユ ー ザ ー は本契約記載の条項に承諾い た だ く

    も の と し ま す。 こ れ に よ り 、 当該ソ フ ト ウ エ ア の ご利用 ラ イ セ ン ス は自動的に解除 さ

    れ ま す。

    所有権

    本ソ フ ト ウ ェ ア な ら び に関連印刷物の著作権、 特許、 商標権、 ノ ウ ハ ウ及び そ の他の

    す べ て の知的所有権は、 体裁、 媒体、 バ ッ ク ア ッ プ で あ る か の如何に か か わ ら ず、 そ

    の一切に つ い て サ イ バ ー リ ン ク に独占的に帰属し ま す。

    本契約書に特に規定 さ れ て い な い権利は す べ て サ イ バ ー リ ン ク に よ っ て留保 さ れ ま

    す。

    ア ッ プ グ レ ー ド

    本ソ フ ト ウ ェ ア が従来製品か ら の ア ッ プ グ レ ー ド で あ っ た場合、 従来製品の使用権は

    本ソ フ ト ウ ェ ア の使用権に交換 さ れ る も の と し ま す。 本ソ フ ト ウ ェ ア の導入ま た は使

    用に よ り 、 従来製品の使用許諾契約が自動的に解除 さ れ る こ と に お客様は同意 さ れ た

    も の と し、 お客様に よ る従来製品の使用な ら び に第三者へ の譲渡は で き な く な り ま

    す。

    第三者提供の コ ン テ ン ツ の利用

    お客様が、 本ソ フ ト ウ ェ ア に よ り 第三者か ら 提供 さ れ る画像 ・ 音声デ ー タ な ど の コ ン

    テ ン ツ を再生し利用す る場合、 そ の権原お よ び無体財産権は、 各 コ ン テ ン ツ所有者の

    所有物で あ り 、 著作権法お よ び そ の他の無体財産権に関す る法律な ら び に条約に よ っ

    て保護 さ れ て い ま す。 本契約書は、 そ の よ う な コ ン テ ン ツ の使用権を許諾す る も の で

    は あ り ま せ ん。

    保証及び責任の限定

    サ イ バ ー リ ン ク は、 本ソ フ ト ウ ェ ア、 関連印刷物、 お よ び サ ポ ー ト サ ー ビ ス に起因し

    て お客様又は そ の他の第三者に生じ た結果的損害、 付随的損害及び逸失利益に関し

    て、 一切の瑕疵担保責任お よ び保証責任を負い ま せ ん。 ま た、 本ソ フ ト ウ ェ ア又は関

    連印刷物の物理的な紛失、 盗難、 事故及び誤用等に起因す る お客様の損害に つ き一切

    の保証を い た し ま せ ん。

    サ イ バ ー リ ン ク は、 本ソ フ ト ウ ェ ア及び関連印刷物の機能も し く は サ ポ ー ト サ ー ビ ス

    が お客様の特定の目的に適合す る こ と を保証す る も の で はな く 、 本ソ フ ト ウ ェ ア の選

    択、 導入、 使用、 お よ び そ れ に よ っ て得 ら れ る結果に つ い て は、 す べ て お客様の責任

    と な り ま す。

    本契約書に記載の な い保証条項が発見 さ れ た場合、 保証対象期間は お客様が本ソ フ ト

    ウ ェ ア を購入 さ れ た日か ら 9 0 日以内 と し、 保証金額は お客様が本ソ フ ト ウ ェ ア の購

    入の た め に お支払い い た だ い た金額を超え な い も の と し ま す。

  • お客様が本契約を解除す る場合、 本ソ フ ト ウ ェ ア お よ び関連印刷物の バ ッ ク ア ッ プ を

    含む一切を、 物理的お よ び電子的に読み取 り で き な い状態で破棄す る と と も に、 コ ン

    ピ ュ ー タ上の本ソ フ ト ウ ェ ア お よ び関連印刷物の一切を消去す る も の と し ま す。 本契

    約は、 本ソ フ ト ウ ェ ア に関し て お客様 と サ イ バ ー リ ン ク と の間に締結 さ れ、 台湾に お

    け る法律に準拠し ま す。 本契約に起因す る紛争の解決に つ い て は、 Taiwan Arbitration

    Act. に準ず る も の と し ま す

  • 目次

    目次はじめに .................................................. 1

    よう こそ! ....................................................................... 2はじめに読むところ ................................................... 2

    ムービーの作成手順 ......................................................... 3作成の準備 .................................................................. 3ストーリーをひとまとめにする ................................. 3編集 ............................................................................. 4ムービーの作成と書き込み ......................................... 4

    ソフ トウェアの登録 ......................................................... 5CD キーアクテ ィベーシ ョ ン ........................................... 6ソフ トウェアのアップグレード ....................................... 7ソフ トウェアのアンインス トール ................................... 8

    スタート メニューからのアンインストール ............... 8コン ト ロールパネルからのアンインス トール ............ 8

    最新機能 ........................................................................... 9PowerDirector プログラム ............................................. 10

    PowerDirector モード ............................................... 11PowerDirector プロジェク ト .................................... 12

    システム動作環境 .......................................................... 13PowerDirector バージ ョ ン ............................................. 15

    素材のキャプチャ .................................. 17キャプチャモード .......................................................... 19キャプチャ環境設定 ....................................................... 20

    i

  • CyberLink PowerDirector

    キャプチャ設定 .............................................................. 22キャプチャ制限設定 ................................................. 22プロファイル設定 ..................................................... 23デバイスのキャプチャ設定 ....................................... 24音声キャプチャ設定 ................................................. 26PC カメ ラのキャプチャ設定 .................................... 27CD/ マイクのプロファイル (キャプチャ) ............... 28ライブラリ (キャプチャ) 設定 ............................... 28

    DV カメ ラからのキャプチャ ......................................... 311 つのシーンのキャプチャ ....................................... 31バッチキャプチャ ..................................................... 33

    HDV (ハイビジ ョ ン) カ メ ラからのキャプチャ ........... 41TV からのキャプチャ ..................................................... 43デジタル TV からのキャプチャ ..................................... 45PC カメ ラからのキャプチャ ......................................... 47マイクからのキャプチャ ............................................... 48AudioCD からのオーディオト ラ ッ クの取り込み .......... 50アフレコの録音 .............................................................. 52テキストキャプシ ョ ンの追加 ........................................ 54

    ストーリーの作成 .................................. 55プロジェク ト ファイルの操作 ........................................ 56

    新規プロジェク トの作成 .......................................... 56プロジェク トの保存 ................................................. 56既存のプロジェク ト を開く ....................................... 56ムービーの新規作成 ................................................. 56プロパティの表示 ..................................................... 57

    環境設定 ......................................................................... 58ファイル環境設定 ..................................................... 58一般環境設定 ............................................................ 59

    ii

  • 目次

    環境設定の編集 ......................................................... 60確認メ ッセージの環境設定 ....................................... 60出力の環境設定 ......................................................... 61プロジェク トの縦横比の設定 ................................... 61

    ライブラリ ..................................................................... 62素材 ........................................................................... 63エフェク ト ................................................................ 63タイ トル ................................................................... 64ト ランジシ ョ ン ......................................................... 64音量レベルの調整 ..................................................... 64アフレコ ................................................................... 64チャプタポイン トの設定 .......................................... 65

    ライブラリの素材管理 ................................................... 66素材をライブラリに読み込む ................................... 66ライブラリのアイテムの並び換え ............................ 67ライブラリからのアイテムの削除 ............................ 68ライブラリのアイテムの名前変更 ............................ 68アイテムをオリジナルファイル名に戻す ................. 69アイテムプロパテ ィの表示 ....................................... 69動画アイテムでのシーンの検出 ............................... 70

    作業領域でのアイテムの管理 ........................................ 73タイムライン表示 ..................................................... 73ストーリーボード表示 .............................................. 75作業領域へのアイテムの追加 ................................... 75作業領域でのアイテムの移動 ................................... 80作業領域でのアイテムの選択 ................................... 80作業領域でのアイテムの切り取り / コピー / 貼り付け .80タイムラインでのアイテムの整列 ............................ 81作業領域からのアイテムの削除 ............................... 82タイムラインのエフェク トの交換 ............................ 82

    チャプタの設定 .............................................................. 83

    iii

  • CyberLink PowerDirector

    SVRT の情報の表示 ....................................................... 85ムービーのプレビュー ................................................... 87

    プレビューウィンドウでのムービーのプレビュー ... 87プレビューウィンドウでのムービーのプレビュー ... 88

    アイテムの編集...................................... 91素材アイテムの編集 ....................................................... 92

    アイテムの分割 ......................................................... 92動画や音声アイテムのト リム ................................... 92素材アイテム全体のミ ュート ................................... 98ト ラ ッ ク全体のミ ュート .......................................... 98動画アイテムのスナップシ ョ ッ ト ............................ 98動画アイテムの速度の変更 ....................................... 99動画アイテムの音声部分を引き伸ばす ..................... 99ビジュアル素材アイテムの色の変更 ...................... 100アドバンス編集での画像の編集 ............................. 101動画アイテムのインターレース形式の設定 ........... 101動画アイテムの縦横比の調整 ................................. 102音声アイテムの音量レベルの変更 .......................... 104音声アイテムにフェード効果を加える ................... 106音声アイテムの音量レベルを元に戻す ................... 107

    Magic Tools の使用 ...................................................... 108Magic Clean ............................................................ 108Magic Motion .......................................................... 112Magic Cut ................................................................ 114Magic Fix ................................................................ 115Magic Style ............................................................. 117Magic Music ............................................................ 118

    エフェク トの修正 ........................................................ 120エフェク トの所要時間の設定 ................................. 120エフェク トの修正 ................................................... 121

    iv

  • 目次

    PiP の修正 .............................................................. 123タイ トルの修正 ....................................................... 131

    アイテムのプレビュー ................................................. 142プレビューウィンドウ ............................................ 142プレビューウィンドウ ............................................ 144

    ムービーの出力.................................... 147出力モード ................................................................... 148出力ウィザード ............................................................ 149ファイル形式出力 ........................................................ 151

    AVI ファイルの作成 ................................................ 151DivX ファイル形式出力 .......................................... 156MPEG-1/MPEG-2 ファイルの作成 ......................... 158PSP ファイル形式出力 ( オプシ ョ ン ) .................... 160AVC ファイル形式の作成 ( オプシ ョ ン ) ................ 162プロファイルの作成 / 修正 ..................................... 164

    スト リーミング形式出力 ............................................. 171スト リーミング用 WMV 形式出力 .......................... 171スト リーミング用 RealVideo 形式出力 .................. 172スト リーミング用 QuickTime 形式出力 .................. 175

    DV テープに書き込む .................................................. 179

    ディスク形式出力 ................................ 183ディスク形式出力モード ............................................. 184ディスクのメニューページのカスタマイズ ................. 185ディスクへの書き込み ................................................. 193

    書き込み設定を行う ............................................... 193ディスクへのムービーの書き込み .......................... 195

    v

  • CyberLink PowerDirector

    付録...................................................... 199テクニカルサポート ..................................................... 200

    サイバーリンク ・ (新) カスタマーサポートセンターのご案内 ................................................................. 200

    ホッ トキー ................................................................... 202FAQ .............................................................................. 209

    SVRT2 : どんな場合にこれを使用できますか? ......... 214ディスクタイプと形式 ................................................. 216

    ディスクタイプ ....................................................... 216ディスクタイプ / 形式の互換性 .............................. 220

    動画形式と画質 ............................................................ 221TV 信号形式 ............................................................ 221画質 ......................................................................... 222

    用語解説 ....................................................................... 223著作権通告 ................................................................... 228

    Dolby Laboratories .................................................. 228Intel License Agreement For Open Source Computer Vision Library .......................................................... 228

    索引...................................................... 231

    vi

  • 第 1 章 :

    はじめに

    この章では CyberLink PowerDirector とデジタルビデオ編集手順の概要に関して説明します。デジタルムービー作成の過程で使用するさまざまな技術と CyberLink PowerDirector の適切な動作環境について説明します。

    この章は次のセクションで構成されています。

    • ようこそ! ページの「2」

    • ムービーの作成手順 ページの「3」• ソフトウェアの登録 ページの「5」• CD キーアクティベーション ページの「6」• ソフトウェアのアップグレード ページの「7」• ソフトウェアのアンインストール ページの「8」• 最新機能 ページの「9」

    • PowerDirector プログラム ページの「10」• システム動作環境 ページの「13」• PowerDirector バージョン ページの「15」

    1

  • CyberLink PowerDirector

    よう こそ!デジタルビデオ ツールの CyberLink ファミリー製品にようこそ!PowerDirector はデジタルビデオ編集プログラムで、音楽、アフレコ、特殊エフェクト、およびトランジション エフェクト付きのプロ品質のビデオムービーを作成することができます。

    ムービー作成の経験がない方でも大丈夫です。CyberLink PowerDirector はホームビデオをもう少し創造性のある作品にするために、簡単に使用できるツールを備えています。PowerDirector は全くの素人にでも簡単に楽しく使用できます。

    はじめに読むところCyberLink PowerDirector を使用するには「ユーザーズガイド」の全体を読んでいただくことをお薦めします。但し、特定のプロジェクトに対しての操作だけを知りたい場合があります。そのような場合は、次のページ番号の一覧を参照してください。

    • プログラム、またはデジタルムービーの作成に関しては、はじめに ページの「1」、および付録 ページの「199」( 特にFAQ ページの「209」) を参照してください。

    • 素材のキャプチャに関しては、素材のキャプチャ ページの「17」を参照してください。

    • プロジェクトファイルの使用およびストーリーの中に素材アイテムをひとまとめにする情報に関しては、ストーリーの作成 ページの「55」を参照してください。

    • 素材アイテムを修正する場合は、素材アイテムの編集 ページの「92」を参照してください。

    • ディスク形式出力は、ディスク形式出力 ページの「183」を参照してください。

    2

  • 第 1 章 : はじめに

    ムービーの作成手順デジタルムービーの作成過程では芸術性と技術が必要であり、生ビデオの映像ではじまりムービーの出力で終了します。CyberLink PowerDirector を使用することで完成したムービーを作成し任意の媒体に出版する事が簡単にできます。

    作成の準備CyberLink PowerDirector を使用してムービーを編集する前に、以下の構成要素をはじめに作成 ( 収集 )する必要があります。ビデオアイテム、静止画、音楽、およびアフレコ。

    カメラまたは他の録画デバイスで自分自身の映像を収集する場合は、PowerDirector のキャプチャでそのコンテンツをキャプチャすることができます。PowerDirector には DV カメラ、TV、PC カメラ、マイク、またはオーディオ CD からキャプチャする機能があります。コンピュータに既に保存されているファイルを使用する場合は、ライブラリにそれらを読み込みます。但し、コンテンツを収集する場合は、手元にあるムービーのすべてを持っていて、できる限りスムーズにビデオ編集作業をできるようにする必要があります。

    ストーリーをひとまとめにする手元に生映像がある場合は、PowerDitrector の編集作業領域にそれを読み込みます。作業領域には好みの作業方法に対応するためにタイムラインとストーリーボード表示の両方があります。たとえ作業中の間違いを防ぐためにトラックをロックしても、作業領域にアイテムを追加し再配置します。

    3

  • CyberLink PowerDirector

    編集CyberLink PowerDirector の編集モードでは、ビデオトランジション、ビデオエフェクト、タイトル、および PiP エフェクトとは別にオーディオ、ビデオ、および画像ファイルの編集オプションの読み込みができます。次のタスクを実行するために、PowerDirector の編集モードの機能を使用することができます。

    1. 任意の所要時間に長いビデオアイテムを圧縮する Magic Cut。2. オーディオ、ビデオ、および画像ファイルを削除する Magic

    Clean。3. ビデオアイテムの特殊エフェクトを追加する。

    4. BGM を追加する Magic Music。5. ビデオアイテムの鮮明度、コントラスト、カラーの調整をす

    る。

    6. BGM とアフレコトラックをミックスする。

    7. ビデオにトランジションエフェクトを追加する。

    8. 画像にパンまたはズームエフェクトを追加する Magic Motion。9. タイトルとピクチャインピクチャ (PiP) エフェクトを追加する。10. 視覚効果、トランジション、タイトル、PiP エフェクトを使用し

    たムービーを自動的に生成する Magic Style。11. 手ぶれしたビデオを安定させたり、ピンぼけの静止画の焦点を

    向上させる Magic Fix。12. 作品のプレビュー

    ムービーの作成と書き込み素材を編集しムービーを作成後、プロジェクトを書き込みます。ディスク形式出力、コンピュータで再生するムービーファイルの作成、インターネットで使用するストリーミングファイルの作成、またはムービーを DV テープに書き込むから選択することができます。

    4

  • 第 1 章 : はじめに

    ソフ トウェアの登録プログラムをインストール後、登録ウィンドウが開き、製品を登録するかどうかのプロンプトが表示されます。CyberLink. からの技術

    サポートやその他の情報を受けるにはソフトウェアを登録する必要があります。

    登録するには、次の手順に従います。

    1. [ 氏 ]、[ 名 ]、および [ 電子メールアドレス ] の入力ボックスに入力します。

    • CyberLink からの情報を得るには、オプションのいずれか 1つ、または両方を選択するか、情報が必要でない場合はチェックを解除しません。

    2. [ ユーザ登録する ] をクリックします。• 後で登録する場合は、[ 後で登録する ] をクリックします。

    登録終了するまでプログラムを起動する度に登録ボックスが開きます。

    5

  • CyberLink PowerDirector

    CD キーアクテ ィベーシ ョ ンPowerDirector をはじめて起動する場合に、トライアルバージョンから購入したバージョンに直ぐにアップグレードするようにプロンプトが表示されます。

    PowerDirector を購入したバージョンにアップグレードするには、次の手順に従います。

    1. PowerDirector を起動します。2. [ アクティベーション ] ダイアログボックスが開きます。

    3. アクティベーションキーを入力して、[OK] をクリックします。

    注:最初の入力フィールドにアクティベーションキーをコピーして貼り付けることができます。

    6

  • 第 1 章 : はじめに

    ソフ トウェアのアップグレード

    ソフトウェアアップグレードは CyberLink から定期的に行うことができます。ソフトウェアをアップグレードするには、ツールバーの

    をクリックします。[ アップグレード ] ウィンドウが開き、新しいアップグレードやパッチを選択することができます。新しいアップグレードの購入を選択した場合は CyberLink のサイバーストアに進みます。

    注:この機能を使用するには、インターネットに接続している必要があります。

    7

  • CyberLink PowerDirector

    ソフ トウェアのアンインストール

    CyberLink ソフトウェアをアンインストールする場合は、Windowsのスタートメニュー、または Windows のコントロールパネルのいずれかで行うことができます。

    スタート メニューからのアンインストールスタートメニューから CyberLink ソフトウェアをアンインストールするには、次の手順に従います。

    1. [ スタート ] > [ プログラム ] > CyberLink ソフトウェアパッケージの名前 > [ アンインストール ] 製品名 をクリックします。アンインストールウィザードが起動します。

    2. アンインストールウィザードに従ってプログラムを削除します。

    コン ト ロールパネルからのアンインストールコントロールパネルから CyberLink ソフトウェアをアンインストールするには、次の手順に従います。

    1. [スタート ] > [設定 ] > [コントロールパネル ] をクリックします。

    2. [ アプリケーションの追加と削除 ] をダブルクリックします。3. プログラム名を選択し、[ 変更 / 削除 ] をクリックします。

    4. アンインストールウィザードに従ってプログラムを削除します。

    8

  • 第 1 章 : はじめに

    最新機能本セクションでは CyberLink PowerDirector プログラムの最新機能について説明します。

    キャプチャ

    • HDV デバイスのサポート• 正真の 16:9 ワイド画面 DV/HDV キャプチャのサポート• キャプチャされた DV/TV ビデオのテキストキャプション

    編集

    • トラック別のプレビューを出力

    • プレビュー画質の調整

    • 自動的にタイムラインを生成する新規 Magic Style• 手ぶれしたビデオを安定させたり、ピンぼけの静止画の焦点

    を向上させる強化された Magic Fix• 色温度を瞬時に修正できるようになった Magic Clean• パンとズームエフェクトをカスタマイズできるようになった

    強化された Magic Motion• 追加および改善された視覚エフェクトとタイトル

    • 拡張 RichVideo サポート

    出力

    • 正真の 16:9 ワイド画面の出力のサポート• ソニー PSP ビデオ出力をサポート ( オプション )• AVC-MPEG4 ビデオ出力をサポート ( オプション )

    その他

    • 拡張統合オーサリングの新規ディスク形式出力

    • HD-MPEG ビデオ、AVC-MPEG4( オプション )、ソニーPSP( オプション ) ビデオ形式のサポート

    9

  • CyberLink PowerDirector

    PowerDirector プログラムPowerDirector をはじめて起動する場合に、プログラムは次のように表示されます。

    ライブラリ素材アイテムやさまざまなエフェク トおよび 「素材」 が含まれています。

    モードボタンクリ ックして作業モードを切り替えます

    機能ボタン共通機能のショート カッ ト

    素材ト ラ ックここに素材アイテムを挿入します

    プレビューウィンドウアイテムやムービーをプレビューする再生コン ト ロールを備えています。

    編集機能ボタン特定のタスクのための編集領域を開きます。

    Magic ツール素材アイテムを操作するのに便利な機能を提供します

    10

  • 第 1 章 : はじめに

    PowerDirector モードPowerDirector は、次のそれぞれのタスクを実行できるように別々のモードを持っています。キャプチャ、編集、出力、およびディスク形式出力。

    デフォルトでは、プログラムは編集モードで開きます。但し、PowerDirector プログラムはモードによって表示を変更します。また、プログラムの特定部分は特定のモード内で変更される場合があります。例えば、ライブラリは編集機能ボタンがクリックされると表示を変更し、作業領域はタイムラインとストーリーボードの表示を切り替えることができます。PowerDirector プログラムの各モードとその表示に関しては次のセクションですべて説明されています。

    モード 説明

    クリックして、キャプチャ インタフェースに切り替えます。素材のキャプチャ ページの「17」を参照してください。

    クリックして、編集インタフェースに切り替えます。アイテムの編集 ページの「91」を参照してください。

    クリックして、出力インタフェースに切り替えます。ディスクウィザードが開きます。ムービーの出力 ページの「147」を参照してください。

    クリックして、オーサリング インタフェースに切り替えます。ディスク形式出力 ページの

    「183」を参照してください。

    11

  • CyberLink PowerDirector

    PowerDirector プロジェク トCyberLink PowerDirector のビデオアイテム、オーディオファイル、または写真を、オリジナルの素材に影響させないで変更します。すべての設定はプロジェクトファイルに保存されているので、PowerDirector でアイテムをトリム、編集、または削除することができますが、ハードディスクに保存されているオリジナルのファイルはそのままの状態です。それによって安心して創造性のある作品に挑戦できます!変更しすぎても常にはじめからやり直すことができます。

    PowerDirector プロジェクトファイルは、Windows のファイルのように開いたり保存したりすることができます。新規ファイルを作成したり、既存のファイルを別の名前で保存することもできます。

    12

  • 第 1 章 : はじめに

    システム動作環境以下のシステム動作環境は、一般的なデジタルビデオ出力作業の最小条件です。

    画面解像度:

    • 1024 x 768、16 ビットカラーまたはそれ以上

    OS:

    • Windows XP/2000(HDV キャプチャには Windows XP Service Pack 2 が必要です )

    メモリー:

    • 最小 256 MB (512+ MB DDR 推奨 )

    CPU:

    • AVI のキャプチャ / 出力:Pentium 2-450 MHz または AMD Athlon 500 MHz

    • VCD 品質のキャプチャ / 出力 (MPEG-1):Pentium 3-600 MHz または AMD Athlon 700 MHz

    • DVD 品質のキャプチャ / 出力 (MPEG-2):Pentium 4-2.2 GHz または AMD Athlon XP 2200+

    • 高品質 MPEG-4 およびストリーミング ビデオ (WMV、QuickTime、RealVideo、DivX) のキャプチャ / 出力:Pentium 4 2.4 Ghz または AMD Athlon XP 2400+

    • MPEG-4 AVC および MPEG-2 HD ファイルの出力: ハイパースレッディング技術搭載 Pentium 4 3.0Ghz または AMD Athlon 64 推奨

    • PowerDirector 5 は、MMX/SSE/SSE2/3DNow!/3DNow! 搭載CPU に最適化されています。拡張 / ハイパースレッディング技術

    13

  • CyberLink PowerDirector

    ビデオキャプチャ デバイス:

    • WDM規格準拠のPCIまたはUSB1.0/2.0キャプチャデバイス (例えば、PC カメラと WDM ドライバー対応 TV チューナー )

    • OHCI を経由して接続される DV カメラ - IEEE1394 に準拠• USB2.0 を経由して接続される DVD カメラ• ソニー MicroMV 方式カメラ• JVC エブリオシリーズ カメラ (GZ-MC100、GZ-MC200)• ソニー HDR-FX1 (HDV)• ソニー HDR-HC1 (HDV)• JVC GR-HD1U (HDV)

    ハードディスク容量:

    • 最小5 GB (SmartSound Quicktrack Libraryには400MBが必要です )

    • DVD 出力には 10GB ( 推奨 15GB) が必要

    CD/DVD 書き込みデバイス:

    • CD または DVD バーナー (CD-R/RW、DVD+R/RW、またはDVD 乏 /RW) が VCD/DVD/SVCD のタイトルを書き込むには必要です。

    マイク:

    • マイクはアフレコを録音するのに必要になります。

    14

  • 第 1 章 : はじめに

    PowerDirector バージ ョ ンPowerDirector ではさまざまな OEM バージョンと完全販売製品をご利用いただけます。サポートするファイル形式、編集機能、ディスク作成機能、およびその他機能は使用するバージョンによって異なります。使用する PowerDirector バージョンで使用できる機能の詳細は、PowerDirector Readme ファイルを参照してください。

    15

  • CyberLink PowerDirector

    16

  • 第 2 章 :

    素材のキャプチャ

    この章では、CyberLink PowerDirector で使用する素材の取得方法について説明します。動画や音声は、webcam、DV カメラ、HDV カメラ、TV、デジタル TV、ビデオデッキ、マイク、オーディオ CD など、さまざまなソースから取得できます。

    この章は次のセクションで構成されています。

    • キャプチャモード ページの「19」• キャプチャ環境設定 ページの「20」

    • キャプチャ設定 ページの「22」• DV カメラからのキャプチャ ページの「31」• HDV(ハイビジョン)カメラからのキャプチャ ページの「41」• TV からのキャプチャ ページの「43」• デジタル TV からのキャプチャ ページの「45」• PC カメラからのキャプチャ ページの「47」

    • マイクからのキャプチャ ページの「48」• AudioCD からのオーディオトラックの取り込み ページの「50」• アフレコの録音 ページの「52」

    17

  • CyberLink PowerDirector

    • テキストキャプションの追加 ページの「54」

    18

  • 第 2 章 : 素材のキャプチャ

    キャプチャモード ボタンをクリックすると、PowerDirector はキャプチャ

    モードになり、さまざまなキャプチャデバイスから素材をキャプチャできます。キャプチャモードでは、プログラムは次のように表示されます。

    情報表示領域キャプチャされたファイルサイズやハードディスク空き容量を表示します。

    ライブラリ (キャプチャ) 領域キャプチャ後に素材を表示します。

    キャプチャプレビューウィ ンドウキャプチャ中に素材を表示します。

    キャプチャデバイス選択領域キャプチャデバイスを切り替えたり、 キャプチャ範囲を設定できます。

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  • CyberLink PowerDirector

    キャプチャ環境設定キャプチャを開始する前に、希望する作業方法に応じてキャプチャ環境が設定されていることを確認してください。

    キャプチャ環境設定を指定するには、[ 編集 ] > [ 環境設定 ] をクリックします。[ 環境設定 ] ダイアログボックスが開きます。以下のオプションが使用できます。

    • キャプチャしたファイルをライブラリ(素材)に追加する:このオプションをオンにすると、キャプチャされたファイルはライブラリに読み込まれます。

    • キャプチャしたファイルをタイムライン/ストリーボードに追加する:このオプションをオンにすると、キャプチャされたファイルはタイムライン / ストリーボードに読み込まれます。

    • オーバーレイを使用してキャプチャする:ビデオオーバーレイをサポートしていない古い VGA カードを使用していない場合は、このオプションをキャプチャ中にオンにしておきます。( このオプションをオフにすると、サポートされていないオーバーレイの表示エラーを避けることができます。)

    • オリジナルの音声とアフレコした音声ファイルを置き換える:このオプションをオンにすると、録音中にアフレコを重ねる場合、既存の音声を上書きします。

    • キャプチャ中にシーンの検出を行わない:キャプチャ中にシーンの検出機能を作動させない場合は、このオプションをオンにします。

    • キャプチャ後、フレームの変更点で検出する:このオプションをオンにすると、ビデオキャプチャ中にシーンの検出を行います。シーンの検出では、PowerDirector はキャプチャしたフレームを比較して、シーンの変更があった場所を判断します。各シーンは録画を継続しながらファイルに保存されます。

    • キャプチャ中にタイムコードでシーンを検出する ( 再生モードのみ ):このオプションをオンにすると、シーンのブレーク信号を検出し、各シーンを個別のファイルに保存します。

    20

  • 第 2 章 : 素材のキャプチャ

    DV カメラは、ユーザが REC( 録画 ) ボタンを放すと、テープ上にシーンブレーク信号を生成します。この機能は DVテープのキャプチャでのみ使用できます。

    • DV カメラの調整ボタン:DV カメラのバッファパラメータを設定するには、このボタンをクリックします。バッファ時間を設定すると、DV カメラと DV バッチキャプチャまたはDV 書き込みデバイスが同時に開始するようにできます。バッファなしでは、バッチキャプチャまたはテープへの書き込みはカメラが動作する前に開始します。

    21

  • CyberLink PowerDirector

    キャプチャ設定キャプチャの設定の多くは他のキャプチャモードと共有されます。以下にこれらの設定を説明します。このセクションで説明する設定のすべてが、他のキャプチャモードで使用できるわけではありません。特定のキャプチャモードに固有の設定については、そのモードの説明を行っているセクションを参照してください。

    注:PowerDirector のキャプチャ機能は、そのバージョンにより異なります。特定の機能がご使用の PowerDirector のバージョンで使用できるかどうかを知るには、Readme ファイルを参照してください。

    キャプチャ制限設定PowerDirector がキャプチャするビデオのサイズまたは所要時間の制限を設定できます。設定した制限に達すると、キャプチャは自動的に停止します。

    キャプチャの長さを最大に設定するには、[ 時間制限 ] をクリックし、タイムコードボックスに時間を入力します。

    キャプチャしたファイルサイズを最大に設定するには、[ サイズ制限 ] をクリックし、サイズ制限 (MB 単位 ) を入力します。

    22

  • 第 2 章 : 素材のキャプチャ

    プロファイル設定[ プロファイル ] をクリックします。[ プロファイル設定 ] ダイアログボックスが開きます。

    注:プロファイルの選択については、プロファイルの作成 / 修正 ページの「164」を参照してください。

    • プロファイルの詳細は、[コメント ] ボタンと [詳細 ] ボタンをクリックしてください。

    23

  • CyberLink PowerDirector

    デバイスのキャプチャ設定[ 動画 ] をクリックします。[ デバイス ] タブを表示した [ デバイスの設定 ] ダイアログボックスが開きます。ここでキャプチャのソースを選択します。

    必要に応じて、[ 映像調整 ] タブをクリックし、オプションを設定します。

    24

  • 第 2 章 : 素材のキャプチャ

    必要に応じて、[TV 設定 ] タブをクリックし、オプションを設定します。

    25

  • CyberLink PowerDirector

    音声キャプチャ設定マイクからキャプチャする場合は、設定できるオプションがいくつかあります。

    入力音量レベルを設定するには、音量レベルのスライダを調節します。

    音声を無音からフェードインしながらキャプチャを開始するには、[開始時にフェードイン ] をクリックします。

    音声を無音に向けてフェードアウトしながらキャプチャを終了するには、[ 終了時にフェードアウト ] をクリックします。

    [ 音声 ] をクリックします。[ デバイスの設定 ] ダイアログボックスが開きます。ここでは、音声入力デバイス、音声入力ソース、入力音量を選択できます。

    26

  • 第 2 章 : 素材のキャプチャ

    PC カメ ラのキャプチャ設定PC カメラからキャプチャする場合は、[ 動画 ] をクリックし、PCカメラのキャプチャプロファイルを設定します。[ デバイス ] タブで、キャプチャのソースを選択できます。より詳細な設定を行うには、[ アドバンス ] をクリックします。

    注:アドバンスの内容は使用する PC カメラにより異なります。アドバンスを設定するには、ご使用の PC カメラのユーザガイドを参照してください。

    27

  • CyberLink PowerDirector

    CD/ マイクのプロファイル (キャプチャ)CD またはマイクから録音する場合は、[ プロファイル ] をクリックし、CD またはマイクの録音ファイルを設定します。ここで音質を選択します。

    • [ 名前を付けて保存・ ボタンをクリックし、固有の名前を付けてプロファイルを保存できます。作成した新しいプロファイルを削除するには、[ 削除 ] をクリックします。

    ライブラリ (キャプチャ) 設定キャプチャしたアイテムを管理するために使用できるオプションがいくつかあります。一部の設定はキャプチャ後直ちにダイアログボックスに表示されますが、他のものは [ キャプチャ ] ウィンドウのライブラリ ( キャプチャ ) 領域で使用できます。

    キャプチャしたアイテムに別の保存先フォルダを指定するには、[参照 ] をクリックします。

    注:このオプションはアイテムをキャプチャする前に設定してください。

    28

  • 第 2 章 : 素材のキャプチャ

    キャプチャ後の設定

    キャプチャしたファイルを削除するには、録画後に表示されるダイアログボックスで、[ 削除 ] をクリックします。

    キャプチャしたファイルに名前を付けるには、録画後に表示されるダイアログボックスに名前を入力します。キャプチャしたファイルにデフォルトの名前を使用するには、録画後に表示されるダイアログボックスで、[ 次回から、このダイアログを表示しない ] をクリックします。

    29

  • CyberLink PowerDirector

    ライブラリ (キャプチャ) 領域の設定

    ライブラリ(キャプチャ)は、ライブラリ(キャプチャ)領域に表示されます。この領域でアイテムを右クリックすると、オプションを選択できるメニューが表示されます。

    • ハードディスクから削除:シーンの検出領域からアイテムを削除し、ハードディスクからソースファイルを削除するには、このオプションを選択します。

    • 削除:シーンの検出領域からアイテムを削除するには、このオプションを選択します。

    • プレビューウィンドウ:アイテムをプレビューウィンドウに表示するには、このオプションを選択します。プレビューウィンドウでのアイテムのプレビュー ページの「145」を参照してください。

    • シーンの検出:動画アイテムに含まれているシーンを検出するには、このオプションを選択します。動画アイテムでのシーンの検出 ページの「70」を参照してください。

    30

  • 第 2 章 : 素材のキャプチャ

    DV カメラからのキャプチャDV カメラはビデオを趣味にする人たちの間で人気があり、コンピュータで使用する前に変換する必要がないデジタル形式で録画され、しばしば高度な録画オプションが提供されています。1 つのシーンおよびバッチでの複数シーンをカメラからキャプチャできます。以下にこれらの操作手順を説明します。

    1 つのシーンのキャプチャ動画の一部分をカメラからキャプチャできます。セクションを省略せずに長時間の動画の部分をすべて取得したい場合に、この機能は特に便利です。

    1 つのシーンを DV カメラからキャプチャするには、次の手順に従います。

    注:キャプチャを行う前に、カメラを必ず VCR モードにします。

    1. をクリックして、キャプチャモードを開きます。

    31

  • CyberLink PowerDirector

    2. をクリックして、DV カメラのキャプチャ機能を開きます。(PowerDirector がデバイスを切り替えている間、しばらくお待ちください。)

    3. キャプチャを開始したい位置を見つけます。これを行うには、次のいずれかの操作を行います。

    • プレビューボタンを使用する。

    • タイムスライダをドラッグする。

    • タイムコードを入力し、 をクリックしてそのタイムコードを検索する。

    4. キャプチャ設定を指定します(必要に応じて)。キャプチャ設定 ページの「22」を参照してください。• フレームの脱落がないことを確認するためにオリジナルの動

    画の再生が停止した後で、キャプチャした動画の処理を続行するには、[ ノンリアルタイム ] をオンにします。高速で動画をキャプチャすると、処理時間が減少しますが、画質は低下します。より高画質の動画をキャプチャするには、高性能の CPU やより多くの処理時間が必要です。

    32

  • 第 2 章 : 素材のキャプチャ

    5. をクリックして、キャプチャを開始します。キャプチャの実行に連れて、動画がプレビューウィンドウで再生されます。

    • 完了する前にキャプチャを停止するには、 をクリックします。

    6. 表示されたダイアログボックスに名前を入力します。キャプチャしたアイテムがライブラリ(キャプチャ)領域に表示されます。

    バッチキャプチャバッチキャプチャは難しく思えますが、実際は、複数の動画アイテムを自動的にキャプチャする非常に便利な方法です。数分をかけてバッチキャプチャの操作を覚えれば、カメラから動画をキャプチャする際に多くの時間を節約できます。PowerDirector は DV でタスクを検索(またはタスクを手動で設定できるように)し、作成したタスクを使用してそれらをバッチとしてキャプチャします。

    33

  • CyberLink PowerDirector

    DV QuickScan

    DV QuickScan はビデオテープからシーンを素早くキャプチャする方法です。

    DV QuickScan を実行するには、次の手順に従います。

    注:キャプチャを行う前に、カメラを必ず VCR モードにします。

    1. をクリックして、キャプチャモードを開きます。

    2. をクリックして、DV デバイスのキャプチャ機能を開きます。(PowerDirector がデバイスを切り替えている間、しばらくお待ちください。)

    3. キャプチャ設定を指定します(必要に応じて)。キャプチャ設定 ページの「22」を参照してください。• フレームの脱落がないことを確認するためにオリジナルの動

    画の再生が停止した後で、キャプチャした動画の処理を続行するには、[ ノンリアルタイム ] をオンにします。

    34

  • 第 2 章 : 素材のキャプチャ

    4. をクリックします。[DV QuickScan] ダイアログボックスが開きます。

    • DV QuickScan機能の使用方法についての重要な情報を表示するには、[ 注意事項 ] をクリックします。

    5. タスクの検索を開始する位置を見つけます。これを行うには、次のいずれかの操作を行います。

    • プレビューボタンを使用する。

    • タイムスライダをドラッグする。

    • タイムコードを入力し、 をクリックしてそのタイムコードを検索する。

    6. タスクの検索を開始するには、[ 開始 ] をクリックします。PowerDirector はタスクを検索します。

    35

  • CyberLink PowerDirector

    7. キャプチャする動画の部分をすべて検索したら、[ 停止 ] をクリックします。ウィンドウに、検索されたタスクがサムネイルで表示されます。

    • QuickScan 機能に戻るには、[ 戻る ] をクリックします。8. バッチキャプチャするタスクのサムネイルをクリックします。

    • キャプチャするアイテムのプロファイルを変更できます。これを行うには、[ プロファイル ] をクリックして、新しいプロファイルを選択します。

    • 連続するタスクを 1 つのタスクにまとめるには、タスクにチェックマークを付け、[ 結合 ] をクリックします。チェックマークの付いたすべてのタスクを順番に結合するか、すべてのアイテムを設定可能なタスクに結合するには、[ 自動結合 ] をクリックします。

    9. バッチキャプチャを開始するには、[ 開始 ] をクリックします。PowerDirector はテープを最初のアイテムの位置まで巻き戻し、チェックマークを付けたすべてのタスクのキャプチャを開始します。キャプチャの実行に連れて、動画がプレビューウィンド

    36

  • 第 2 章 : 素材のキャプチャ

    ウで再生されます。キャプチャしたアイテムがライブラリ(キャプチャ)領域に表示されます。

    • キャプチャ処理を停止したい場合は、[ 停止 ] をクリックします。

    10. キャプチャモードに戻るには、[ 終了 ] をクリックします。

    37

  • CyberLink PowerDirector

    DV バッチキャプチャ

    DV バッチキャプチャを使用すると、キャプチャ処理をさらに詳細にコントロールして、含めたいシーンをキャプチャできるようになります。キャプチャしたいシーンがはっきりしており、そのテープ上の位置が分かっている場合は、DV バッチキャプチャの使用をお勧めします。

    DV バッチキャプチャを実行するには、次の手順に従います。

    注:キャプチャを行う前に、カメラを必ず VCR モードにします。

    1. をクリックして、キャプチャモードを開きます。

    2. をクリックして、DV デバイスのキャプチャ機能を開きます。(PowerDirector がデバイスを切り替えている間、しばらくお待ちください。)

    3. キャプチャ設定を指定します(必要に応じて)。キャプチャ設定 ページの「22」を参照してください。• フレームの脱落がないことを確認するためにオリジナルの動

    画の再生が停止した後で、キャプチャした動画の処理を続行するには、[ ノンリアルタイム ] をオンにします。

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  • 第 2 章 : 素材のキャプチャ

    4. をクリックします。[DV バッチキャプチャ ] ダイアログボックスが開きます。

    5. 開始位置の時間に移動するには、次のいずれかの操作を行います。

    • タイムコードボックス内をクリックし、キーボードを使って時間を入力して、Enter キーを押します。

    • プレビューボタンを使用する。

    6. 開始位置を設定するには、 をクリックします。

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  • CyberLink PowerDirector

    7. 終了位置の時間に移動して、 をクリックして終了位置を設定します。設定したタスクがプレビューウィンドウの右側のペインに表示されます。

    注:キャプチャするアイテムのタスクを引き続き設定できます。ただし、各タスクは少なくとも 2 フレームの所要時間がなければなりません。

    8. バッチキャプチャを開始するには、[ 開始 ] をクリックします。PowerDirector はテープを最初のアイテムの位置まで巻き戻し、チェックマークを付けたすべてのタスクのキャプチャを開始します。キャプチャの実行に連れて、動画がプレビューウィンドウで再生されます。キャプチャしたアイテムがライブラリ

    (キャプチャ)領域に表示されます。

    • キャプチャ処理を停止したい場合は、[ 停止 ] をクリックします。

    • 別のバッチキャプチャを開始するには、[ 追加 ] をクリックします。

    9. キャプチャモードに戻るには、[ 終了 ] をクリックします。

    40

  • 第 2 章 : 素材のキャプチャ

    HDV (ハイビジ ョ ン) カ メ ラからのキャプチャ

    HDV カメラもビデオ愛好家の間で人気があり、コンピュータで使用する前に変換する必要がないデジタル形式で録画され、しばしば高度な録画オプションが提供されています。HDV カメラからPowerDirector にシーンをキャプチャできます。以下に、その手順を説明します。

    1 つのシーンを HDV カメラからキャプチャするには、次の手順に従います。

    注:キャプチャを行う前に、カメラを必ず VCR モードにします。

    1. をクリックして、キャプチャモードを開きます。

    2. をクリックして、HDV カメラのキャプチャ機能を開きます。(PowerDirector がデバイスを切り替えている間、しばらくお待ちください。)

    41

  • CyberLink PowerDirector

    3. キャプチャを開始したい位置を見つけます。これを行うには、次のいずれかの操作を行います。

    • プレビューボタンを使用する。

    • タイムスライダをドラッグする。

    • タイムコードを入力し、 をクリックしてそのタイムコードを検索する。

    4. キャプチャ設定を指定します(必要に応じて)。キャプチャ設定 ページの「22」を参照してください。

    5. をクリックして、キャプチャを開始します。キャプチャの実行に連れて、動画がプレビューウィンドウで再生されます。

    • 完了する前にキャプチャを停止するには、 をクリックします。

    6. 表示されたダイアログボックスに名前を入力します。キャプチャしたアイテムがライブラリ(キャプチャ)領域に表示されます。

    42

  • 第 2 章 : 素材のキャプチャ

    TV からのキャプチャお気に入りの TV 番組の一部をムービー出力に追加したり、他の部分を別の用途に録画できます。

    TV からキャプチャするには、次の手順に従います。

    1. をクリックして、キャプチャモードを開きます。

    2. をクリックして、TV キャプチャ機能を開きます。(PowerDirector がデバイスを切り替えている間、しばらくお待ちください。)

    3. キャプチャ設定を指定します(必要に応じて)。

    • ケーブル TV の場合は、 をクリックし、TV にアンテナがあ

    る場合は、 をクリックします。4. キャプチャするチャンネルを指定します。これを行うには、次

    のいずれかの操作を行います。

    • チャンネルを上げるには をクリックし、チャンネルを

    下げるには をクリックします。

    43

  • CyberLink PowerDirector

    • 元のチャンネルに戻るには、 をクリックします。• チャンネルボックスにチャンネル番号を入力します。

    5. をクリックして、キャプチャを開始します。

    6. キャプチャを中止するには、 をクリックします。7. 表示されたダイアログボックスに名前を入力します。キャプ

    チャしたアイテムがライブラリ(キャプチャ)領域に表示されます。

    44

  • 第 2 章 : 素材のキャプチャ

    デジタル TV からのキャプチャお気に入りのデジタル TV 番組の一部をムービー出力に追加したり、他の部分を別の用途に録画できます。

    デジタル TV からキャプチャするには、次の手順に従います。

    1. をクリックして、キャプチャモードを開きます。

    2. をクリックして、デジタル TV キャプチャ機能を開きます。(PowerDirector がデバイスを切り替えている間、しばらくお待ちください。)

    3. キャプチャ設定を指定します(必要に応じて)。

    • デジタルTVのチャンネルを設定していない場合は、 をクリックします。

    4. キャプチャするチャンネルを指定します。これを行うには、次のいずれかの操作を行います。

    • チャンネルを上げるには をクリックし、チャンネルを

    下げるには をクリックします。

    45

  • CyberLink PowerDirector

    • 元のチャンネルに戻るには、 をクリックします。• チャンネルボックスにチャンネル番号を入力します。

    5. をクリックして、キャプチャを開始します。

    6. キャプチャを中止するには、 をクリックします。

    7. 表示されたダイアログボックスに名前を入力します。キャプチャしたアイテムがライブラリ(キャプチャ)領域に表示されます。

    46

  • 第 2 章 : 素材のキャプチャ

    PC カメラからのキャプチャPC カメラは安価で、便利なビデオカメラであり、簡単なビデオのキャプチャに使用できます。

    PC カメラからキャプチャするには、次の手順に従います。

    1. をクリックして、キャプチャモードを開きます。

    2. をクリックして、PC カメラのキャプチャ機能を開きます。(PowerDirector がデバイスを切り替えている間、しばらくお待ちください。)

    3. キャプチャ設定を指定します(必要に応じて)。キャプチャ設定 ページの「22」を参照してください。

    4. をクリックして、キャプチャを開始します。

    5. キャプチャを中止するには、 をクリックします。

    6. キャプチャしたアイテムがライブラリ(キャプチャ)領域に表示されます。

    47

  • CyberLink PowerDirector

    マイクからのキャプチャムービーに語りのアフレコが必要な場合や、より良い音響効果を得るためにスタジオで会話を録音する場合があります。録音する音声トラックの種類に関わらず、マイクを使って音声を PowerDirector のプロジェクトにキャプチャできます。

    マイクからキャプチャするには、次の手順に従います。

    1. をクリックして、キャプチャモードを開きます。

    2. をクリックして、マイクのキャプチャ機能を開きます。(PowerDirector がデバイスを切り替えている間、しばらくお待ちください。)

    3. キャプチャ設定を指定します(必要に応じて)。キャプチャ設定 ページの「22」を参照してください。

    • フェードイン効果を加えるには、 をクリックします。

    • フェードアウトを加えるには、 をクリックします。

    4. ビデオの主音量を設定します。これを行うには、 をクリックし、希望する録音レベルにスライダをドラッグします。(音量レベルは録音中にも調整できます。)

    48

  • 第 2 章 : 素材のキャプチャ

    5. をクリックして、キャプチャを開始します。録音は 3 秒のカウントダウン後に開始します。

    6. キャプチャを中止するには、 をクリックします。

    49

  • CyberLink PowerDirector

    AudioCD からのオーディオトラ ックの取り込み

    お気に入りの音楽を使って、本当に面白い、個人的なムービーを作成できます。AudioCD に音楽を保存している場合は、必要な曲を取り込んで、PowerDirector に音声トラックとして追加できます。

    AudioCD から音声トラックを取り込むには、次の手順に従います。

    1. をクリックして、キャプチャモードを開きます。

    2. をクリックして、CD のキャプチャ機能を開きます。(PowerDirector がデバイスを切り替えている間、しばらくお待ちください。)

    3. ドライブを選択します。

    4. 取り込むトラックを選択します。

    5. キャプチャ設定を指定します(必要に応じて)。キャプチャ設定 ページの「22」を参照してください。

    6. をクリックして、キャプチャを開始します。

    50

  • 第 2 章 : 素材のキャプチャ

    • キャプチャを中止するには、 をクリックします。

    7. キャプチャしたファイルに名前を入力し、[OK] をクリックします。

    51

  • CyberLink PowerDirector

    アフレコの録音[ アフレコ ] には、アフレコの対象となる動画アイテムを見ながらマイクからナレーションを録音するためのコントロールが含まれています。ナレーションをキャプチャすると、音声トラックは動画に同期されます。

    アフレコの録音を行うには、次の手順に従います。

    1. をクリックして、[アフレコ] を開きます。2. アフレコのオプションを設定します。キャプチャ設定 ページの

    「22」を参照してください。

    • フェードイン効果を加えるには、 をクリックします。

    • フェードアウトを加えるには、 をクリックします。3. アフレコの録音を開始するムービーの位置を見つけます。これ

    を行うには、次のいずれかの操作を行います。

    • タイムラインのスライダをドラッグする。

    音量コン ト ロール

    録音 / 停止ボタン

    設定ボタン

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  • 第 2 章 : 素材のキャプチャ

    • プレビューウィンドウのスライダをドラッグする。

    • プレビューボタンを使用する。

    • タイムコードボックスにタイムコードを入力します。

    4. 入力音量レベルを設定するには、音量レベルのスライダを調節します。

    5. をクリックして、録音を開始します。プレビューウィンドウで動画を見ながら、アフレコを録音します。

    6. 録音を停止するには、 をクリックします。

    7. をクリックして、[アフレコ] を閉じます。

    53

  • CyberLink PowerDirector

    テキストキャプシ ョ ンの追加キャプチャする DV/TV の素材アイテムにキャプションを追加できます。キャプションには、日付コード、タイムコード、または短い注釈を使用できます。

    テキストキャプションを設定するには、TV キャプチャ機能または

    DV キャプチャ機能に移動して、 をクリックします。[ テキストオーバーレイをキャプチャした動画に追加 ] ダイアログボックスが開き、[ オーバーレイテキスト ] タブが表示されます。以下のオプションが使用できます。

    • 日付コードの追加:このオプションをオンにすると、キャプチャされた動画に日付コードが追加されます。目的にかなった日付コードの形式を選択します。

    • タイムコードの追加:このオプションをオンにすると、キャプチャされた動画にタイムコードが追加されます。目的にかなったタイムコードの形式を選択します。

    • 注釈の追加:このオプションをオンにすると、キャプチャされた動画に注釈が追加されます。

    [ オーバーレイ形式 ] タブをクリックします。以下のオプションが使用できます。

    • フォント種類:テキストキャプションのフォントを設定します。

    • フォントサイズ:テキストキャプションのフォントサイズを設定します。

    • テキスト順序:テキストキャプションの順序を設定します。

    • テキスト位置:動画に表示するキャプションの位置を設定します。

    54

  • 第 3 章 :

    ストーリーの作成

    この章では、プロジェクトファイルの操作、ライブラリへの素材の読み込み、ライブラリとタイムライン / ストーリーボードの両方でのアイテムの管理について説明します。また、プロジェクト情報の表示方法と、制作中のムービーのプレビュー方法についても説明します。

    この章は次のセクションで構成されています。

    • プロジェクトファイルの操作 ページの「56」• 環境設定 ページの「58」• ライブラリ ページの「62」• ライブラリの素材管理 ページの「66」• 作業領域でのアイテムの管理 ページの「73」

    • チャプタの設定 ページの「83」• SVRT の情報の表示 ページの「85」• ムービーのプレビュー ページの「87」

    55

  • CyberLink PowerDirector

    プロジェク ト ファイルの操作このセクションでは、PowerDirector プロジェクトファイルの操作について説明します。以下のものは、新規および既存のプロジェクトを管理するための基本的なコマンドです。

    新規プロジェク トの作成新規のプロジェクトファイルを作成するには、[ ファイル ] > [ 新規作成 ] をクリックします。タイムライン / スト - リーボードで保存していないプロジェクトファイルを開くと、保存を促すメッセージが表示されます。

    プロジェク トの保存現在のプロジェクトファイルを保存するには、[ ファイル ] > [ 保存] をクリックします。(現在のプロジェクトファイルを別名で保存するには、[ ファイル ] > [ 名前を付けて保存・ をクリックします。)開いたダイアログボックスで、ファイル名と場所を入力し、[ 保存 ] をクリックします。

    既存のプロジェク ト を開く既存のプロジェクトファイルを開くには、[ ファイル ] > [ 開く ] をクリックします。タイムライン / スト - リーボードで保存していないプロジェクトファイルを開くと、保存を促すメッセージが表示されます。開いたダイアログボックスで、使用したいプロジェクトファイルを見つけ、[ 開く ] をクリックします。

    ムービーの新規作成すべてのアイテムやエフェクトの作業領域を消去するには、[ ファイル ] > [ ムービーの新規作成 ] をクリックします。

    56

  • 第 3 章 : ストーリーの作成

    プロパティの表示作成日、作者名、関連するキーワードなど、プロジェクトプロパティを表示できます。

    プロジェクトプロパティを表示するには、[ ファイル ] > [ プロパティ ...] をクリックします。

    57

  • CyberLink PowerDirector

    環境設定CyberLink PowerDirector では、ユーザの作業方法に最適なビデオ制作環境を設定するために、さまざまな選択肢を用意しています。

    ファイル環境設定ファイルの環境設定を指定するには、[ 編集 ] > [ 環境設定 ] をクリックします。[ ファイル ] タブを表示した [ 環境設定 ] ダイアログボックスが開きます。以下のオプションが使用できます。

    • 読み込み先:素材ファイルをロードした場合に、PowerDirector が素材アイテムをデフォルトで探すフォルダを設定します。このフォルダ変更するには、[ 参照 ] をクリックして、新しいフォルダを選択します。

    • 保存先:PowerDirector が、キャプチャした素材ファイルをデフォルトで保存するフォルダを設定します。このフォルダ変更するには、[ 参照 ] をクリックして、新しいフォルダを選択します。

    • ファイル名(キャプチャ):キャプチャした動画ファイルのためのデフォルトの名前を入力します。PowerDirector はこの名前に連番を自動的に付加して、キャプチャした各ファイルに固有のファイル名を作成します。常にファイル名の変更に関するダイアログを表示する:スナップショットを作成するごとに、ファイル名の入力を促すメッセージを表示させるには、このオプションをオンにします。

    • ファイル名(出力):PowerDirector で出力したファイルのためのデフォルトの名前を入力します。

    • ファイル名(スナップショット):キャプチャしたスナップショットのためのデフォルトの名前を入力します。PowerDirector はこの名前に連番を自動的に付加して、キャプチャした各ファイルに固有のファイル名を作成します。ドロップダウンリストからファイル形式を選択します。常にファイル名の変更に関するダイアログを表示する:スナップ

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  • 第 3 章 : ストーリーの作成

    ショットを作成するごとに、ファイル名の入力を促すメッセージを表示させるには、このオプションをオンにします。

    • 保存方法:ドロップダウンリストからキャプチャしたスナップショットの保存先を選択します。

    • プロジェクトの履歴の表示数:PowerDirector を開く際に、[ファイル ] メニューに表示される最近使用したファイルの数

    (0 から 20)を入力します。• 起動時、自動的に最新のプロジェクトを開く:PowerDirector

    を開く際に、最後に作業していたファイルを開くには、このオプションをオンにします。

    一般環境設定一般環境設定を指定するには、[ 編集 ] > [ 環境設定・ をクリックします。[ 環境設定 ] ダイアログボックスが開きます。[ 一般 ] タブをクリックします。以下のオプションが使用できます。

    • 一段階戻す回数:ムービーの作業中に使用できる元に戻す回数(0 から 100)を入力します。回数を増やすと、より多くの CPU のリソースを使います。

    • TV 信号形式:ムービーを出力する地域の TV 信号形式 (NTSCまたは PAL) を選択します。この形式は、ムービーをディスクに書き込む場合は、ムービーを再生する予定の地域の TV信号形式に対応している必要があります。

    • アニメーテッドインタフェースの使用:プログラムでアニメーテッドインタフェースを使用する場合は、オンにします。

    • ファイルへ RichVideo 情報として情報を追加する:RichVideo 情報を素材ファイルに追加するには、オンにします。

    • RichVideo 情報をオープンメディアダイアログで有効にする:RichVideo 情報をオープンメディアダイアログで表示されるようにするには、オンにします。

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  • CyberLink PowerDirector

    • インターネットに自動的に接続して新しいソフトウェアのアップデートを確認:インターネットに自動的に接続して、PowerDirector の新しいソフトウェアアップデートがあるか確認するには、オンにします。

    環境設定の編集• デフォルトの作業領域:PowerDirector でデフォルトとして開

    くタイムラインまたはストーリーボードを選択します。

    • 各トラックに追加したアイテムをトラック(ビデオ)の時間軸に同期させる:タイトル、エフェクト、BGM、PiP のアイテムをトラック(ビデオ)のアイテムにリンクさせます。このオプションをオンにすると、トラック(ビデオ)内のアイテムを移動すると、これらのアイテムも移動します。このオプションをオフにすると、タイムラインのトラックを個別に操作して、他のトラックがトラック(ビデオ)に拘束されないようにします。

    • Magic Motion の使用時にトランジションを挿入する:Magic Motion の使用時に、隣接する静止画の間にトランジションを追加します。

    • 所要時間:タイムラインでの静止画ファイルやさまざまなエフェクトに、デフォルトの所要時間(秒単位)を設定します。

    確認メ ッセージの環境設定• TV 形式信号が一致しない場合、確認メッセージを表示す

    る:このオプションをオンにすると、作業領域にある動画アイテムの TV 信号形式 (NTSC/PAL) と一致しない動画アイテムを作業領域に追加した場合に、警告メッセージが表示されます。

    • ハードディスクからファイル削除を行う場合、確認メッセージを表示する:ライブラリのメニューオプションを使用して

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  • 第 3 章 : ストーリーの作成

    ハードディスクにあるファイルを検出できるようにするには、このオプションをオンにします。

    • チャプタを設定したアイテムを削除する場合、確認メッセージを表示する:動画の編集中にチャプタポイントが削除されたことを知らせる警告メッセージを表示します。

    • ワイド画面がサポートされていない場合は、常にダイアログを表示する:ワイド画面をサポートしていない場合に警告メッセージを表示させるには、このオプションをオンにします。

    出力の環境設定• 選択したトラックのみを出力:このオプションをオンにする

    と、選択したトラックのみを出力し、選択していないトラックは出力されません。

    • 出力時のプレビュー:出力時に動画プレビューウィンドウを表示するには、オンにします。オフにすると、出力時にプレビューウィンドウは表示されず、出力時間が短くなります。

    プロジェク トの縦横比の設定プロジェクトの作業を開始する前に、ムービーの縦横比を設定する必要があります。デフォルトの縦横比は 4 : 3 です。ワイド画面テレビでムービーを表示する予定で、使用する素材アイテムがワイド画面形式ならば、縦横比を 16 : 9 に変更できます。アイテムの縦横比を変更するには、動画アイテムの縦横比の調整 ページの「102」を参照してください。

    ムービーの縦横比を設定するには、[ 編集 ] > [ 縦横比 ] > [4:3] または [16:9] をクリックします。選択した縦横比に応じて、プレビューウィンドウが変更されます。

    注:アイテムをタイムライン / ストーリーボードに追加する前に、ムービーの縦横比を設定することは重要です。アイテムの編集を開始すると、プロジェクトの縦横比は変更できません。

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  • CyberLink PowerDirector

    ライブラリライブラリは、プロジェクトで使用されるすべての素材アイテムを保管する場所です。また、ライブラリは、素材アイテムに適用できるエフェクトの全タイプを表示します。ライブラリは次のような外観をしています。

    素材の読み込みボタン ライブラリ メニューボタンシーンの検出ボタン

    表示切り換えドロップダウンリスト

    ライブラリの内容

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  • 第 3 章 : ストーリーの作成

    ライブラリが表示する内容は、クリックした編集機能ボタンにより異なります。これらのボタンを以下に示します。

    これらのボタンは、特定のタスクに割り当てられた編集ウィンドウを開きます。デフォルトでは、ライブラリは [ 素材 ] ウィンドウに表示されます。ただし、ライブラリの同じボタンと機能は以下の各表示にも保持されます。

    素材「素材」は、ビデオ編集プロジェクトで使用する素材の保管領域です。「素材」に表示される素材アイテムのタイプは、[表示切り換え ] ドロップダウンリストでの選択に応じて異なります。詳細については、素材をライブラリに読み込む ページの「66」および作業領域へのアイテムの追加 ページの「75」を参照してください。

    エフェク ト「エフェクト」には、作業領域の動画アイテムや静止画アイテムに適用できる特殊効果がすべて含まれています。詳細

    素材ボタン

    エフェク トボタン

    タイ トルボタン

    ト ランジシ ョ ンボタン

    音量レベルの調整ボタン

    アフレコボタン

    チャプタポイン トの設定ボタン

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  • CyberLink PowerDirector

    については、エフェクトの追加 ページの「78」を参照してください。

    タイ トル「タイトル」には、作業領域に適用できるタイトルがすべて含まれています。詳細については、タイトルの追加 ページの「79」を参照してください。

    ト ランジシ ョ ン「トランジション」には、作業領域の動画アイテムや静止画アイテムの間に適用できるトランジションがすべて含まれています。詳細については、トランジションの追加 ページの「79」を参照してください。

    音量レベルの調整「音量レベルの調整」には、作業領域にあるさまざまなトラック ( 音声 ) のためのミキシングコントロールが含まれています。詳細については、「音量レベルの調整」での音量のミキシング ページの「105」を参照してください。

    アフレコ「アフレコ」には、アフレコの対象となる動画アイテムを見ながらマイクからナレーションを録音するためのコントロールが含まれています。詳細については、アフレコの録音 ページの「52」を参照してください。

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  • 第 3 章 : ストーリーの作成

    チャプタポイン トの設定「チャプタポイントの設定」には、チャプタポイントを自動または手動で�