CIVIC TECH FORUM_20170325 Local Gov Tech

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2017/03/25ヤフー株式会社

竹田正樹

CIVIC TECH FORUM 2017

Yahoo! JAPAN が描くデータのオープン化と地域支援に向けた取組み

Copyright (C) 2017 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.2

本日ご紹介させて頂く内容

0. Yahoo! JAPAN について

1. Yahoo! JAPAN が考える地域支援の取組み

- データのオープン化　　 - CIVIC TECH の下支え役を目指す Yahoo! JAPAN 　　 - データ解析 / 活用ワークショップの事例紹介　　 - 地域と目指すデータエコサイクル



日本最大級のインターネットサービス Yahoo! JAPAN を運営

インターネットを通じて、社会の課題を解決する企業


日本のインターネット利用者数は 1 億人超

出典：総務省　平成 27 年版　情報通信白書（ 2014 年のインターネットの人口普及率）

インターネットの人口普及率

82%


日本のインターネット利用者の 7 割超が Yahoo! JAPAN を利用

81%

パソコンスマートフォン

Yahoo! JAPAN の利用率

出典 1 ：パソコン　 Nielsen NetView 2016 年 1 月データ、ブランドレベル、家庭と職場からの PC によるアクセス、インターネットアプリは含まない。上記の数値は各サイトの推定接触者数を元に作成しています。各企業が運営しているサービス全体、同一ブランド名で提供している複数のドメイン、単一のドメインをあわせて表示しています。本資料・データの無断転載はご遠慮ください。

出典 2 ：スマートフォン　ビデオリサーチインタラクティブ「 Smart Device Contents Report 」 2015 年 2 月データを元に作成。スマートフォンにおいて「 Yahoo! JAPAN 」の 30 のサービスのいずれかを「月 1 回以上利用している」と回答した利用者の割合 **74% は上記調査で選択肢に挙がった Yahoo! JAPAN 、 Yahoo! 検索 /Yahoo! Search 、音声検索（ Yahoo! JAPAN ）、 Yahoo! スマホガイド、 Yahoo! トピックス / ヘッドライン / ニュース、 R25 、 sportsnavi.com 、 Yahoo!

スポーツ、 Yahoo! 天気、Yahoo! 地図、 Yahoo! 乗換案内（ Yahoo! 路線情報含む）、 Yahoo! 防災情報、 Yahoo! テレビ、 Yahoo! ブックストア、 GyaO! 、 Yahoo! 映画、 Yahoo! ロコ（グルメ情報）、 Yahoo! BEAUTY 、 Yahoo! ファイナン

ス、 DECOPIC 、 Yahoo! 知恵袋、Yahoo! メール、 Yahoo! ボックス、 Yahoo! 辞書、 Yahoo! ショッピング、 LOHACO 、 Yahoo! オークション（ヤフオク ! ）、 Yahoo! トラベル、カービュー、 Yahoo! プレミアム for SoftBank の 30 サービスのいずれかを

「月 1 回以上利用している」と回答した人の非重複計の割合。本資料・データの無断転載はご遠慮ください。

74%


事業の 3 本柱

　　

　事業領域

データ活用例広告最適化

コンテンツパーソナライズ

表示商品最適化

商品名寄せ

与信審査自動化

金融商品

e コマース会員サービス

決済金融その他

メディア / 広告

データテクノロジーカンパニー


データサイエンス組織の規模

データ＆サイエンスソリューション統括本部

社員数約 360 名

※社員数は 2016.6.1時点。主務正社員数

※日本経済新聞 2016 年 6 月 10 日朝刊より抜粋

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CIVIC TECHx

Yahoo! JAPAN が考える地域支援の取組み


ヤフー “オープン” コラボレーション

官

ヤフーオープンコラボレーション

産

学

プライベートセクター　

大学 /公的研究機関

パブリックセクター

オープンな連携を通して課題を解決し、データの新しい価値を創りだす“全員で未来を考える仕組み”


新しい “まちづくり” が始まっている

“ 本格的なデータとテクノロジーを活用したまちづくり ”

地域活性、課題解決を担う 3 つのトレンド

オープンデータ公共データをオープンにすることで、課題解決に向けたデータ活用を促進する

マルチビッグデータ解析と活用オープンデータを含めたビッグデータを複合的に解析することで、住民や観光客の活動、その他地域のあらゆる現状を可視化し、地域活性、課題解決につなげる

シビックテック & スマートシティ化テクノロジーを活用した地域課題の解決を通してより住みやすいまちを目指す


公共データのオープン化による効果　　“地域課題の解決”　

地域

行政ビジネス

他の⾃治体とデータの相互活⽤による、地域課題の解決にむけた連携からの相乗的利⽤価値

官民協働の促進による新しいビジネス創出、地域経済活性化

自治体内の業務効率化

住民自らによる地域課題の解決、情報の透明化による情報共有促進


福岡市 : オープンデータポータルサイト

福岡市オープンデータサイト自治体オープンデータサイトhttps://www.open-governmentdata.org/fukuoka-city/ 　 https://www.open-governmentdata.org/

国内においても、各自治体によるオープンデータの公開は継続して取り組まれている


神戸市：自治体におけるオープンデータの取組み

神戸市オープンデータポータル： Open Data Kobe



神戸市オープンデータダッシュボード




オープンデータの新たな展開

Open Data 1.0 Open Data 2.0


Step 1 Step 2 Step 3

実証実験などによる課題へのアプローチオープンデータ化

　　　デザイン

課題解決志向のデータの”オープン化”

データのオープン化　　　　データ活用の促進

活用視点からのオープンデータ化


データ駆動型の地域支援

位置データ

ヤフーマルチビッグデータ x 公共データを活用したデータ駆動型支援

検索データ

天気データ

ヤフーが保有するマルチビッグデータ

●●市●●市

●●町●●市

●●町

●●町

データ解析 / 活用力＆

地域活性施策の支援

：

公共のデータ

オープンデータ

：

新たなデータ


データ駆動型の地域支援

位置データ

ヤフーマルチビッグデータ x 公共データを活用したデータ駆動型支援

検索データ

天気データ

ヤフーが保有するマルチビッグデータ

●●市●●市

●●町●●市

●●町

●●町

データ解析 / 活用力＆

地域活性施策の支援

：

公共のデータ

オープンデータ

：

新たなデータ

CIVIC TECH


マルチビッグデータを活用した切り口（観光の例）

行動プロセス

活用データの種類

認知・興味計画道程滞在計画に向けて調べる、興味を持つ

交通手段やホテルを予約する

実際に目的地へ向かう

滞在する、回遊する、消費する

フェーズ 1観光客の行動可視化

フェーズ 2活用データを拡張した多角的な解析

動態観測データ (位置情報 )

予約行動データ行動データ (消費情報 .. etc)

地理データ ( 天気情報 .. etc)

ニーズを読み解くデータ ( 検索情報、ソーシャル情報 .. etc)

解析の深堀り

データ解析の流れ


データ解析 / 活用ワークショップ


自治体との取組み例：福岡市活性化支援

福岡市 × Yahoo! JAPAN の包括連携協定のもと、

Yahoo! JAPAN が何ができるかを考え、 IT とデータの力を使い

福岡市にきてくれた人には福岡、九州の魅力を提供し、

福岡市に住んでいる人にとっては、生活しやすい街を

協働することで実現したい

×


事前調査： DataSF Data Academy で提供されている講座

■コースカタログ　 1 分析 (Analysis)

- Excel 入門 /中級 / 上級・ショートカット - Tableau 入門 /中級 (*)　　 - R入門 (*)　　 - オープンデータポータル活用演習 (*)

　 2 データマネジメント (Data Management)

　　 - データ加工　　 - オープンデータポータル活用演習

　 3 データビジュアリゼーション (Data Visualization)

- Tableau Certificate コース (試験対策など )　　 - Tableau 入門 /中級 - R入門　　 - オープンデータポータル活用演習

　 4 情報デザイン (Information Design)

- 可視化、デザインの基礎

　 5 プロセス改善 (Process Improvement)

- 業務改善 - デザイン思考、問題解決　　 - ビジネスマッピングと分析 (BPI) 　　


事前調査： DataSF Data Academy 提供コース

DataSF Data Academy で提供されている 4 つの領域

1 データ収集　 2 データクレンジング　 3 可視化 /分析 / レポーティング　 4 パフォーマンスマネジメント


事前調査： DataSF Data Academy まとめ

DataSF 　 Data Academy

特長

・サンフランシスコ市職員向け・可視化や分析から業務改善まで関係する知識、技術が全般的に提供されている・ツールの利用についてある程度充実している (Excel 、 Tableau など )・ Data Academy サイトでの情報提供

プラスポイント

・ Excel はショートカットや便利機能の説明なども提供されている・ Tableau の資格試験をゴールに体系的な学習が可能・「 R 」プログラミングを提供している・業務プロセスに関連した内容も提供されている

マイナスポイント

・座学、事前に準備された課題をこなすタイプ　→ 業務に直結した課題について持ち込み実習はできないようである・自治体間での横展開は難しい・統計学・機械学習は提供されていない・デザイン思考や業務プロセスといった内容（もちろん無関係ではない）も　含まれており、”データ分析”というニーズからギャップがあるかもしれない


段階的なワークショップの実践

初級レベル

データ解析で何ができるのか（座学ベース）

中級レベル

データをどのように解析して課題解決につなげるか

（座学+実習）

実証実験などによるデータ活用

難度

時間軸

レベルアップ

上級レベル

実際の課題ベースでデータ解析、活用の実践

（実証実験+実習ベース）


職員向けデータ解析ワークショップの開催

自治体職員向けデータによる課題解決ワークショップ

初心者向けデータ解析入門

データ活用のスタートポイントを肌で感じてもらう

事例紹介( オープンデータ事例紹介など )

・・・ ■対象

- 福岡市職員の方々

■内容

- 初学者向けデータ解析入門

- 事例なども紹介

- 事前に準備頂いた課題について　　　グループワーク形式で解析の　ステップを実習　


データ解析ワークショップ：実習

29

A班課題１

■対象

- 入門セミナーへの参加者より　 2 グループを選定

■内容

- 実習形式によるデータ分析　・入門編からテーマを 2 課題選定

- 自治体でのデータ活用の方向性　についてご紹介

第 1 回課題に対して演習形式でのデータ分析の設計

B班課題２

A班課題１

第 2 回分析結果発表

フィードバック

B班課題２

「データとまちづくり」の方向性 (講演 )

相談会＆データの収集及び分析


自治体職員向けのワークショップからの活用支援

データ利活用の実践

データ活用ワークショップ (IT リテラシーの向上 )

データの可視化データ活用実証実験

地域の課題解決や活性化

価値のあるデータ

A市


各自治体への展開をはかりながら、地域色のある取組みへ

31データ利活用の実践

データ活用ワークショップ (IT リテラシーの向上 )

A市 B市




データ利活用の実践

データ活用ワークショップパッケージ




各自治体単位の取組み

データリテラシーの向上


社会インフラとしてのデータ

■NPO

■共同研究大学 /研究機関

データ解析 / 活用ワークショップ

A市 B市 C町

オープンデータIoT 、センサリングデータ


マルチビッグデータ

新ビジネスへのチャレンジ

連携パートナー

地域の課題解決や活性化価値のあるデータ

データエコシステム

■オープンデータ、共通化

知識ベース


データサイクルを軸としたまちづくりを目指していきたい

データ化( データサイクル )

知識ベースetc..

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

静的データ　・オープンデータなど

動的データ　・企業データ

有用な官民データを地域の活性化・課題解決に活用していく

マルチデータプラットフォーム

課題解決指向によるオープンデータ化

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