Cisco Smart Account SSMオンプレミス（旧サテライト） …...シスコシステムズ合同会社カスタマーパートナーサービス 2020年10月 Cisco Smart Account

シスコシステムズ合同会社カスタマーパートナーサービス2020年10月

Cisco Smart AccountSSMオンプレミス（旧サテライト）とSLR 解説編

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Agenda

① SSMオンプレミス（旧サテライト）② SLR（Specific License Registration）③サポートとリソース

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① SSMオンプレミス（旧サテライト）


スマートライセンス製品の運用方式

ダイレクトクラウド接続シスコ機器はCisco.comクラウド（Cisco SSM）に直接同期してライセンス

を使用します。お客様環境のHTTPプロキシーサーバの使用も可能です。スマートライセンス用の別機器は不要です。

SSMオンプレミス（旧サテライト）接続シスコ機器はお客様サイトにインストールされたSSM On-Premに同

期をしてライセンスを使用します。常時接続モードではSSMオンプレミスは定期的にシスコクラウドのSSMと自動で同期通信を行います。非接続モードでは同期通信は手動操作が必要です。

ライセンス予約（SLR） –同期通信の接続無しシスコ機器とライセンスの紐付けをシスコクラウドSSMと機器の間でコピー／ペーストを使って手動で行います。従来のPAK同様シリアル番

号とライセンスをロックする方式ですが、スマートライセンスの使用状況の管理ができます。

SSM

On-

Prem

Ease o

f use


Smart Software Manager(SSM)オンプレミスとは?

SSMオンプレミスとは…

• シスコクラウドのSSM（Cisco Smart Software Manager）と連携してスマートライセンシングを実現する無償ソフトウェアです。

SSMオンプレミスは…

• セキュリティー要件が厳重でシスコ製品からCisco.comクラウドに直接接続することができないネットワーク環境を持つお客様に最適です。


SSMオンプレミスの概要（Version 7）

複数のスマートアカウントを１つのSSMオンプレミスから管理可

能です。１つのバーチャルアカウントはオンプレミス側の１つの

ローカルアカウントに紐づけて、複数のローカルバーチャルアカウントに分割して使用することも可能です。

300,000台（25,000台/アカウント、1ライセンス/台）まで登録可

能です。（ver. 8)

DLC(Device Led Conversion)をサポートしています。

IPV6 サポート : IPv4, dual stack IPv4 and IPv6, and IPv6

addressing schemesをサポートしています。

Administration（管理者用）とLicensing（ライセンス利用者用）と

いう２つの独立したポータル（ワークスペース）が提供され、アクセスレベルが制御可能です。

Export Control（輸出規制）: 輸出規制法に従った機能制限をでき

るトークンを発行できます。

High Availability: アクティブースタンバイ設定を行うことで冗長性

と信頼性を確保できます。（Pacemaker）

Backup/Restore: 障害に備えてバックアップ・リストア機能があり

ます。


SSMオンプレミス: ライセンスポータルと管理ポータル

管理ポータルライセンスポータル

認可された限られたユーザのみ使用可能

SSM (software.cisco.com) と同様

ユーザはローカルアカウント、ユーザ、製品インスタンス、ライセンスを管理できます。

ユーザは新規ローカルアカウントを作成、ローカルアカウントへのアクセス申請、ローカルバーチャルアカウントの管理などが可能です。

ユーザ認証、syslog、プロキシーなどのシステム環境管理機能

ユーザ管理、アカウント管理、SSM登録、同期などのSASL管理機能


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SSMオンプレミスのシステム要件

• 無償のブート可能な ISOインストールパッケージで用意されています。

9

SSM On-Prem Containers

(Centos 7)

ISO

License/Admin WorkspaceLicense Services

Crypto ServicesDatabase

システム要件

Minimum Maximum

100 GB Hard Disk 200 GB Hard Disk

8GB Memory 16GB Memory

2 vCPUs 8 vCPUs


SSMオンプレミス

Customer2 SA

Customer3 SA

Customer1 SA

SSM On-Prem version 7

VA-1 VA-2

VA-1

VA-a

SSMオンプレミスの管理

VA-b

管理者／オペレータ

ライセンスユーザ

• マルチテナント対応• ユーザロールとアクセス管理• ローカルVAの分配管理• PI は300,000台まで登録可能

Local Account : Customer1 VA-2

Local

VA 1

Admins

portal

Licensing

portal

Local

VA 2

Local Account : Customer2 VA-1

Local

VA 1

Local

VA 2

Local

VA 3

Local Account : Customer3 VA-a

CSSM SSM On-Prem

Default

Default

Default

• CSSMのVAとSSM On-PremのLocal Accountを紐づけると、Local AccountにはDefaultという名のLocal VAが自動作成され、その中にCSSMのVAに置かれたライセンスがDepositされます。On-Prem側のライセンスポータルでログインすると、Local AccountがあたかもCSSM上のSAの様に見えます。

• SSM On-Prem側ではLocal Account内に新たにLocal VAを作成し、Defaultからライセンスを移動して利用することができます。

• CSSM側にはLocal VAは反映されません。



SSMオンプレミス – 5ステップインスタレーション

ISOのインストール

IPアドレスの設定

IPアドレス、Subnet、ⅮefaultGW、DNSなど

クレデンシャルの設定

Shell/GUIパスワード、言語、ホスト名など

インストールの完了

インストールを完了し、オンプレミスサーバの立ち上げ

アカウント登録

NTP設定Cisco SSMに登録し、ローカルアカウント登録

設定ウィザード

SSMオンプレミスランセンスサーバインストール

VMまたは物理サーバにISOを展開


CSSMのSA/VAのロールと同様。但し、SSMオンプレミス内でアクセス権を持つローカルアカウントのみアクセス可能。

ライセンスポータルと管理ポータルのロール

Local Account Users

ライセンスポータルのロール

Local Account Admins

Local VA Users

Local VA Admins

• 管理ポータルにはログイン不可。

• ライセンスポータルで付与されたローカルアカウント・ローカルバーチャルアカウントにアクセス可能。

System Users

管理ポータルのロール

• 全てのSystem Operatorの権限を持つ

• システム設定変更可能

System Admins

• ライセンスポータルで全てのローカルアカウントアドミン権を持つ。

• 管理ポータルでローカルアカウントの登録・同期、およびユーザ登録が可能。

• システム設定の変更は不可

System Operators



管理ポータル - Administration Workspace

13

アカウント管理- ローカルアカウントとクラウドのバーチャルアカウントの紐づけの管理

ローカルユーザ管理 – ローカルユーザの追加・削除・変更やパスワード設定方式などを管理

システム設定 –バナーメッセージ、メール、NTP、ｼｽログサーバ等

サーバネットワーク設定 – IPアドレス、ゲートウェイ、プロキシー等

CiscoクラウドSSMとローカルアカウントの同期管理(online & offline)

ユーザ認証方式設定– SSO, OpenLDAP, LDAP Groups等

オンプレミスAPI設定

セキュリティオプション

ログ管理 –システムログ、アプリケーションログ

https://:8443/admin



SSMオンプレミス –管理者主導のプロセスフロー

ユーザ追加

System AdminまたはSystem OperatorがSSMオンプレミスサーバにユーザIDを登録する。（デフォルト：System User）

ライセンスポータル https://:8443管理ポータル https://:8443/admin

管理ポータル

ローカルアカウントの作成

System AdminまたはSystem Operatorはローカルアカウントの作成が可能

管理ポータル

ローカルアカウント、ローカルバーチャルアカウントへのアクセス権を付与

System AdminまたはSystemOperatorはユーザIDにローカルアカウントやローカルバーチャルアカウントのアクセス権を付与することが可能

ライセンスポータル

ローカルバーチャルアカウントの作成

System AdminまたはSystem Operatorはローカルバーチャルアカウントの作成が可能




SSMオンプレミス –ユーザ主導のプロセスフロー（１）

ライセンスポータルにログイン

新規ローカルアカウントの作成を申請

新規ローカルアカウントをクラウドSSMのSA/VAを指名して申請が可能

SSMオンプレミスに登録されたユーザIDを使用してライセンスポータルにログイン

ライセンスポータルライセンスポータル

ローカルアカウント作成の申請の承認・拒否

System AdminまたはSystem Operatorはローカルアカウントの作成の申請を承認し、クラウドSSMを使って紐付け操作が可能。申請拒否も可能。

管理ポータル




SSMオンプレミス –ユーザ主導のプロセスフロー（２）

ライセンスポータルにログイン

既存ローカルアカウントへのアクセスを申請

既存ローカルアカウントへのアクセス権を申請が可能

SSMオンプレミスに登録されたユーザIDを使用してライセンスポータルにログイン

ライセンスポータルライセンスポータル

ローカルアカウントアクセスの申請の承

認・拒否

System AdminまたはSystem Operatorはローカルアカウントへのアクセスの申請をローカルバーチャルアカウントを限定して承認操作が可能。申請拒否も可能。





SSMオンプレミス HA Deployment Configurations

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Firewall

(NAT)DNS

Server

Internet

CSR1kvCSR1kvCSR1kvCSR1kvCSR1kvCSR1kvCSR1kvCSR1kvCSR1kvCSR1kv

IPv4 (or IPv6) Management Network

Proxy

Active

On-Prem

Lic UI Admin UI

PostgreSQL

Corosync

Pacemaker

Standby

On-Prem

Lic UI Admin UI

PostgreSQL

Corosync

Pacemaker


◆ SSMオンプレミスサーバを登録したVAでは、製品は必ずSSMオンプレミスサーバと同期通信を行います。一部の製品だけがダイレクトクラウド接続やSLR設定をすることはできません。

◆ １つのSSMオンプレミスで複数のSA・VAを管理することができます。（１つのVAを複数のSSMオンプレミスで分割して管理することはできません。）

◆ Ciscoクラウド側の１つのVAに入っているライセンスをSSMオンプレミス側で複数のローカルアカウントに分割して使用することができます。

◆ SSMオンプレミスサーバのユーザIDはCisco.com IDではありません。SSMオンプレミス管理者（SystemAdminまたはSystem Operator）がユーザIDを最初に登録することが必要です。

◆ ユーザはSSMオンプレミスのライセンスポータルにログインし、適切なローカルアカウントを指名してアクセス権を申請し、SSMオンプレミスの管理者から承認を得ることが必要です。

◆ SSMオンプレミスサーバ1台で50,000台まで管理可能です。１つのローカルアカウントの上限は25,000台です。（2019年12月version 7）

◆ SSMオンプレミスサーバとクラウドCSSM間のオンライン同期通信は認証httpsプロキシが利用できます。

◆ SSMオンプレミスサーバに関する最新情報は下記URLでご確認ください。

https://www.cisco.com/c/en/us/buy/smart-accounts/software-manager-satellite.html

（日本語のSSMオンプレミス紹介ページは2019年5月の時点（バージョン6.1）の翻訳情報ですのでご注意ください。）

SSMオンプレミスサーバ運用時の注意と特徴

https://www.cisco.com/c/en/us/buy/smart-accounts/software-manager-satellite.html


② SLR（Specific LicenseRegistration）


方法２：SSM On-Premソリューション（機器のダイレクトクラウド接続不可の場合）

• 無償のSSM On-Premサーバーを使用可能です。（Vmware対応）• お客様の機器はダイレクトクラウド接続する必要がありません。• SSM On-Premサーバーは 30日毎にSSMと同期することが必要です。

ライセンスアクティベーションと定期的同期（３つの方法）

Cisco

ABC社SA

IT-VA

Lab-VA

PJ-VA

① をクリック

② Copy Token

New Token

⑥ を作成

License Certification Server

エンドカスタマー

シスコ機器

③Smart Call Home設定④Tokenの入力

SA/VA情報

https

SSM On-Prem Certification Server

同期ファイル

Onlineまたはoffline(file download&upload)で定期的(1ヵ月程度)に同期

SSM On-Premはオプションです。

SA: Smart AccountVA: Virtual Account

クラウド管理ツールSSM

シスコ機器

シスコ機器

•機器は30日毎にライセンス同期確認• 90日間同期不能の場合、Expired stateとなる。(一部製品は評価モードに遷移)

Copy & paste

Product Instance

方法１：ダイレクトクラウド接続（標準）• 機器とライセンスサーバ接続時、 HTTPS Proxyが使えます。• 機器は定期的に License Certificationに通知します。• プロトコルは httpsの outboundのみです。

方法 3：SLR（SSM On-Premでも不可の場合）• 機器は同期通信不要です。• PAKのような方式です。


SLR (Specific License Reservation)概要

1. Ciscoはダイレクトクラウド接続やSSM On-Premを使用する同期通信を推奨します。

2. 一方SLRは、セキュリティ要件が厳しく、ダイレクトクラウド接続やSSMオンプレミスを使用する同期通信が不可能なお客様のネットワークに最適です。

3. SLRを採用すると、お客様サイトに設置されたシスコ機器と、シスコのクラウドツールSSMとの間の、初期設定時および30日毎に利用状況の通知を行う同期通信が不要です。

4. デメリットとして、期限付きライセンスは期限が切れる毎に手動による更新が必要です。

SLRは全ての機器には対応しておりません。順次対応中です。

SLR対応製品リストリンク： https://www.cisco.com/c/en/us/products/software/smart-accounts/smart-licensing-feature-roadmap-comparison-table.html

SLR対応ロードマップURL： https://community.cisco.com/t5/smart-licensing-enterprise/license-reservation-product-support-roadmap/ta-p/3642940?attachment-id=146229

https://www.cisco.com/c/en/us/products/software/smart-accounts/smart-licensing-feature-roadmap-comparison-table.htmlhttps://community.cisco.com/t5/smart-licensing-enterprise/license-reservation-product-support-roadmap/ta-p/3642940?attachment-id=146229


Specific License Reservation in SSM リホスト時の注意点

1. リホスト用のライセンスを解放するために対象機器でReturn codeを取得する

必要がありますが、対象機器が障害で操作不能の場合、Returncodeを取得する事ができません。

その際、シスコTACチームが強制的にSSM上で対象のPI(Product Instance)削除する必要があります。（[email protected]に依頼）

但し緊急対応する機能として、同一バーチャルアカウント内のライセンス予約したPI（プロダクトインスタンス）の総数の10%（小数点以下切り上げ）に限り、PI削除せずにリホストすることが可能です。

（例）1～10個 → 1個リホスト可能、11～20個 → 2個リホスト可能

リホストした回数をリセットするには、TACに依頼して当該PIを削除することは必要です。

2. 削除対象のPIを特定するUDIは機器上でしか参照できないため、予めSLRを適用した機器のUDIリストを保持することにより、速やかに障害対応が可能です。

mailto:[email protected]


Specific License Reservation in SSM ライセンスの予約

製品自体

SS

M

機器上でReservation Request Code を取得（CLI）

SSM上でライセンスの予約(License

Reservation) を開始

Reservation Request Code を入力

予約するLicenses数を指定

SSM上でAuthorization Code

を取得.

機器上でAuthorization Code

を入力（CLI)

予約されたライセンス数はAuthorization Code が発生した時にSSM上に反映

機器上でライセンス予約完了


Specific License Reservation in SSM予約済みライセンスのアップデート

製品自体

SS

M

SSM上でライセンス予約の変更(update

of Reserved Licenses)を開始

期間（もし可能なら）と予約ライセンス数（ reservation

quantity）の増減(ゼロは不可、

License Return）

SSM上でAuthorization Code

を取得

SSM上で機器上で取得した

Confirmation Code を入力

機器上でAuthorization Code

を入力（CLI)

予約の変更( License

Reservation Update ）の完了

機器上でConfirmation Codeが発行されるので取

得（CLI)


Specific License Reservation in SSM SLRの解除(Return Licenses)

製品自体

SS

M

機器上でSLRをTurn-offし、

Reservation ReturnCode を取得（CLI）

SSM上で機器のProduct Instanceの

Remove を開始

機器上でライセンス返却完了

Reservation ReturnCodeを入力

機器のProductInstanceのRemove

を完了

SLR（予約済みライセンス）の事前インストール(工場出荷時SLR-Preinstall)準備

SLR 事前インストールを有効化する手順は以下のとおりです。（スマートアカウント管理者のみ可能）

(1) https://software.cisco.comの[ライセンス（License）]メニューで[スマートソフトウェアライセンス（Smart Software Licensing）]をクリック。

(2) [設定（Preferences）]をクリック。

(3) [予約済みライセンスの事前インストール（Reserved License Preinstallation）] のドロップダウンメニューで事前インストールを有効化するバーチャルアカウントを指定する

注：

• 2020年10月9日より、SLRは全ての既存・新規スマートアカウントで有効化され、メールによる有効化の申請は不要となりました。

• 事前インストールが有効になっていないバーチャルアカウントを指定して、SLR事前インストール対応の製品を注文した場合、事前インストールは自動的に拒否されて出荷され、ライセンスはバーチャルアカウントに通常どおり入れられます。

• 例外：特定の SLR 事前インストール専用製品（例：IoT製品など）については、本設定に関わらず事前インストールされます。

https://software.cisco.com/


予約済みライセンスの事前インストール(工場出荷時SLR-Preinstall)流れ

CCWSA/VAを指定してSL製品Aを発注（SLR Preinstallの指定は無い）

１次店

製品AはSLR Preinstall

Ready?

ライセンス無しでハードウェアを出荷

ライセンスをSA/VAに振り込む

指定されたSA/VAは

SLR Preinstall

有効化?

ハードウェアにSLRでライセンスをインストール

SLRライセンス付きでハードウェアを出荷

予約済ライセンスとハードウェアのPIをSA/VAに振り込む

No

NoYes

Yes

1. VAのSLR Preinstall有効化（お客様が設定）

お客様のSA

製品Aの生産工場

ライセンス

PI

Product Instance

SLR Preinstall可能製品（Factory Pre-Install）はこちらのWebサイトでご確認ください。https://www.cisco.com/c/en/us/products/software/smart-accounts/smart-licensing-feature-roadmap-comparison-table.html

SLR Preinstallの流れ

スマートライセンス製品の通常の流れ

✓ 生産工場の準備が遅れている場合があるため、実績が無い製品を大量に初めてPreinstallする場合担当営業までお問合わせください。

✓ SLR Factory Pre-installはディストリビュータ在庫販売では利用できません

SA/VA

の確認

https://www.cisco.com/c/en/us/products/software/smart-accounts/smart-licensing-feature-roadmap-comparison-table.html


予約済みライセンスの事前インストール(工場出荷時SLR-Preinstall)機器側での操作例（Catalyst9000シリーズ）

SLRライセンスがインストールされている機器であってもライセンスの有効化が必要な場合があります。ライセンスモードを「Reservation」にすることでSLRライセンスが有効になります。

出荷時のデフォルト：C9300#show lic summ

Smart Licensing is ENABLED

SLRを利用する為、リザベーションモードに変更 ※C9300#conf t

Enter configuration commands, one per l ine. End with CNTL/Z.

C9300(config)#license smart reservation

C9300#show lic summSmart Licensing is ENABLED

License Reservation is ENABLED

Registration:

Status: REGISTERED - SPECIFIC LICENSE RESERVATIONExport-Controlled Functionality: ALLOWED

License Authorization:

Status: AUTHORIZED - RESERVED

License Usage:License Entitlement tag Count Status

-----------------------------------------------------------------------------

C9300 48P DNA Advantage (C9300-48 DNA Advantage) 1 AUTHORIZED

C9300 48P NW Advantage (C9300-48 Network Advan...) 1 AUTHORIZED

リザベーションモードに変更することでFACTORY INSTALLされたSLRライセンスを読み出し、即時にライセンスが有効になります。

※SLRを利用する＝ライセンスのモードを「reservation」モードで利用する必要があります


SSM での Specific License Reservationインベントリ：ライセンスの予約

メインの [インベントリ（Inventory）] ページで、[ライセンス（Licenses）] タブに移動します。

[ライセンス（Licenses）] タブの [ライセンス予約（License Reservation）] ボタンは、自分のスマートアカウントで Specific License Reservation を有効にしていて、予約可能なライセンスがある場合にのみ表示されます。

Specific License Reservation を開始するには、[ライセンスの予約（License Reservation）] ボタンをクリックします。

1

2

1

2

ライセンスの予約は、すべてのユーザ（スマートアカウント管理者、スマートアカウントユーザ、バーチャルアカウント管理者、バーチャルアカウントユーザ）が行えます。

バーチャルアカウント管理者とバーチャルアカウントユーザは、アクセス可能なバーチャルアカウントについてのみ、ライセンス予約ができま

す。


[Smart License Reservation]ウィザードが表示されます。

[手順1：リクエストコードの入力（Step 1: Enter Request Code）] ページでは、Reservation Request Codeを参照してアップロードするか、直接入力することができます。

入力後、[次へ（Next）] ボタンをクリックします。

1

21

2

3

3

SSM での Specific License Reservationインベントリ：スマートライセンス予約

次の場合はエラーメッセージが表示されます。• コードが無効• 入力されたコードは有効だが、そのコードが関連付けられている製品自体がすでにバーチャルアカウントに関連付けられている

• 入力されたコードが、すでに別のスマートアカウントに登録されている製品自体に関連付けられている

• 入力されたコードが、すでにバーチャルアカウントに関連付けられていて予約ラ

イセンスを使用している製品自体に関連付けられている


[手順2：ライセンスの選択（Step 2: Select Licenses）] ページが表示されます。

この例では、[特定ライセンスの予約（Reserve a specific license）] を選択します。

1

2

1

2

バーチャルアカウントで予約可能な余分なライセンス（予約をリクエストする製品にマッピングできるエンタイトルメント）のリストが、下のグリッドに表示されます。

[次へ（Next）] をクリックして [手順3（Step 3）] に移動します。

33


44


ライセンスに複数の有効期限がある場合は、予約するエンタイトルメントの数を選択できます。

数量を指定しない場合は、有効期限までの期間が最も長いライセンスの数がデフォルトで選択されます。

注：使用可能な数を超えるライセンスは予約できないため、[予約数（Quantity to Reserve）] 列には、[使用可能（Available）] に示された数字以下の値を指定します。

1

7


1


2

[手順3：確認および確定（Step 3: Review and Confirm）] ページが表示されます。

選択内容を確認して確定できます。

[Authorization Code の生成（Generate Authorization Code）] ボタンをクリックします。

11

3


2

3


[手順4：Authorization Code（Step 4: Authorize Code）] ページが表示されます。選択内容を確認して確定できます。

Authorization Codeは、クリップボードにコピーするか、ファイルとしてダウンロードすることができます。

1 1


予約を有効にするには、ここで生成されるAuthorization Codeをデバイス（製品インスタンス）に入力する必要があります。

*注意：Registration Authorization Code をデバイスに登録してもデバイスはSSMに同期通信は行いません。


ライセンスが正常に予約されると、メインの [ライセンス（Licenses）]ページに予約済みのライセンスが表示されます。

1

1



予約ライセンスを表示するには、[製品インスタンス（Product Instances）] タブでライセンスの名前をクリックします。

[製品インスタンス（Product Instance）] 情報には、ライセンスの使用状況の概要が表示されます。

1

1

2

SSM での Specific License Reservationインベントリ：製品インスタンス

2SLRでライセンスを予約していることが分かります。


③サポートとリソース


サポート窓口と情報サイトスマートアカウント・スマートライセンス・SSMオンプレミス（旧サテライト）の作成・利用方法に関するお問い合わせ

スマートライセンスについて問題や質問がある場合は、以下の標準プロセスにてお問い合わせください。

▪スマートアカウント・スマートライセンスのサポート時間（日本語サポート）

シスコ営業日平日9:00 –17:00

※スマートライセンス・アカウントのお問い合わせは原則Severity 3 または4 対応となります（サービス断・ネットワークダウンではないため)

※SSMオンプレミスのサポートは [email protected]宛にメールでお問い合わせください。その際、依頼者のCisco.com ID、氏名、会社名、電話番号、メールアドレス、スマートアカウントドメイン名、バーチャルアカウント名、を記載下さい。

※英語サポートは 24x7 にてご利用いただけます [email protected]までお問い合わせください。

Onlinehttps://mycase.cloudapps.cisco.com/case

[email protected] 0120-608-802

スマートアカウント・スマートライセンス情報サイト

お客様向け「シスコスマートアカウント関連資料集」（お客様向け。Cisco.com ID無しでご確認頂けます）

https://www.cisco.com/c/ja_jp/products/software/smart-accounts/smart-accounts-documents.html

パートナーセントラル「スマートアカウント・ライセンスの情報ページ」（パートナー様向け。アクセスにはパートナーレベルのCisco.com IDが必要）

http://www.cisco.com/c/ja_jp/partners/tools/software-operation.html

（ログイン後、画面右上の「日本語」を選択ください）（音声ガイドの「２」(新規ケースの申請)をプッシュしてください。）

最新のトレーニング資料（英語）

資料は重要なもののみ随時翻訳してエンドユーザ向けWeb siteに掲載しますが、最新の英語資料はこちらをご参照ください。

https://community.cisco.com/t5/smart-licensing-enterprise/cisco-software-experience-for-customers-partners-and/ta-p/3644711

mailto:[email protected]:[email protected]://mycase.cloudapps.cisco.com/casehttps://mycase.cloudapps.cisco.com/casehttp://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/cisco_worldwide_contacts.htmlmailto:[email protected]:[email protected]://www.cisco.com/c/ja_jp/products/software/smart-accounts/smart-accounts-documents.htmlhttp://www.cisco.com/c/ja_jp/partners/tools/software-operation.htmlhttps://community.cisco.com/t5/smart-licensing-enterprise/cisco-software-experience-for-customers-partners-and/ta-p/3644711

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