▼ ▼ ▼ ▼ 福岡大学の学生が博多織カバンを開発福岡大学、筑前織物、田カバンがコラボ「結ゆと織りバッグ」「恋する博多Obi 」の二種類を発売「かつて黒田藩士も愛用した博多織。その優美さと丈夫さを現代の生活シーンに生かせないか」。ふとした発想から始まった商学部の学生によるプロジェクト。伝統の博多織を継承する「筑前織物」や、人気カバンメーカーである「田カバン」の協力により1 年半の歳月を掛けて今、完成を迎える。博多の歴史や伝統に、新たな発想や感性が見事に合わさったオリジナルカバン。学生たちが練り上げたアイデアは50 以上にも及ぶ。その中から選び抜かれた、2 つの逸品。この春、いよいよ世に出る。博多織カバンプロジェクト 本プロジェクトは、自ら考え新しいことに挑戦するアントレプレナーシップ(企業家精神)を持つ人材を育成 しようとする福岡大学商学部の多彩な取り組みの一環として、2015 年 6 月に始まった。プロジェクトに参画 した学生は 21 人(商学部・商学部第二部)。二宮麻里准教授の指導の下、筑前織物株式会社と株式会社 田 の協力を得て、商品コンセプトの策定からプロモーションに至る商品開発・販売の全プロセスを学生たちが実 践する。開発商品は 2017 年 1 月から特設ウェブサイトで先行予約販売を行い、3 月から一般発売する予定。 HP QR コード Twitter アカウント : 恋するゆとり ユーザーネーム : @koisuruyutori Instagram アカウント : 恋するゆとり ユーザーネーム : koisuru_yutori 結と織バッグゆり「ゆとり世代」が考えた 大容量の箱型リュック。 キャッチフレーズは 「いつもと同じようでどこか違う」。 博多織ストラップにあしらわれた“とんび”が、 上昇気流に乗るかのような 若い大人世代のアクティブな日常をサポート。 商品詳細 縦 26 センチ×横 35 センチ×幅 5 センチ、 色:バッグ本体 帆布(クリーム)×博多織(ピンク)、 商品詳細 高さ 40 センチ×横 33 センチ×幅 13 センチ、 色:バッグ本体(黒)×博多織(白・赤・青)3 色展開 バッグ本体 デニム(ブルー)×博多織(ネイビー) 2 色展開 白い帆布と、青地のデニム。 カジュアルな生地を、梅模様の博多織の水引で きりりと引き締めたクラッチバッグ。 デートやパーティなど、 特別な日の女性を応援する“勝負カバン”。 学生たちが考案したキャッチフレーズは 「この恋を結ぶのはあなた」 恋する博多Obi 2015 年 6 月 プロジェクト発足 学生たちが初めて出合った博多織。一番身近で 毎日身に付けてもらえるものは何かと考え、「カ バン」をテーマに、筑前織物株式会社と株式 会社 田とのコラボ企画が動き出す。福岡大学 卒業生である株式会社 BBDO J WEST コンテン ツ開発局局長上野達生氏がコーディネート。 2016 年 8 月 プレゼンテーション 株 式 会 社 田・取 締 役 である桑畑晃氏を迎え、 学生たちが出した 50 の アイデアの中から「リュッ ク」と「クラッチバッグ」 の 2 つの案に絞られた。 2016 年 9 月 オリジナル博多文様 リュックには、高く飛躍できるよう にと意味を込め、本学の最寄り駅の ロゴマークにもなるほど縁のある「ト ンビ格子柄」を。クラッチバッグに は、“固く結ばれてほどけない”水引 の結び方「梅結び」をモチーフに。 2016 年 11 月 工場見学 福絖織物株式会社(筑前 織物製織部門)の工場で、 バッグに使用するオリジ ナルの博多織を織る様子 を見学。 2016 年 12 月 製品発表会 完成品のお披露目。プロ ジェクトの経緯や今後の プロモーション企画等に ついて学生、大学関係者、 報道機関を前にプレゼン テーション。 2017 年 1 月 ウェブサイトでの 先行予約販売を経て、 3 月から一般発売19 20 Fukuoka University Magazine January 2017 Fukuoka University Magazine January 2017 学内の旬の出来事やスポットを写真で描き出します。