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特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員...

Jul 29, 2021

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Page 1: 特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員 理由は、4月からの消費税引き上げに伴う食支出が増える中、増税に反対

(2)くみやま 議会だより No134

特別職給与議員報酬をカット特別職給与議員報酬をカット平成26年度当初予算

歳 入 内 訳 歳出内訳(目的別)住民1人あたり約39万5千円

( )内のは一般会計の合計に占める割合使用料及び手数料9087万円(14)

その他1億8686万円(29)

諸収入1億2517万円(19)府支出金3億5024万円(54)

繰入金4億56万円(61)

地方消費税交付金4億1934万円(64) 国庫支出金

4億5368万円(70)

町税44億940万円(678)

民生費21億

3695万5千円(32)

議会費1億3031万4千円

(20)

衛生費5億7073万円(88)

労働費5628万円(01)

商工費2億1850万8千円(33)

農林水産業費1億3652万3千円(21)

予備費2500万円(04)公債費(借入金返済)5億5899万3千円(86)

消防費3億6438万円(56)

教育費8億9747万7千円(138)

総務費9億4328万9千円

(145)

土木費5億1920万8千円(80)

その他には町債(借入金)1930万円を含む

分担金及び負担金7088万円(11)

平成26年第1回定例会は2月27日から3月27日までの

会期で開かれました

本定例会では平成26年度の当初予算のほか町長副

町長教育長の町特別職の給与と町議会議員の報酬を削減

するための条例改正や敬老金支給条例の廃止などとともに

平成25年度一般会計特別会計の補正予算など町長提案

25件議員提出議案2件の計27議案を審議しいずれも原

案のとおり可決しました

当初予算と予算関係条例については予算特別委員会を

設置し5日間にわたって慎重に審査をおこないました

施政方針演説がおこなわれる3月定例会では各会派の代

表者による代表質問をすることが認められており代表質

問には6会派の代表者が一般質問には4人の議員が登壇

し町長の施政方針や当面の課題について考えをただし

ました

3月定例会 2月27日〜3月27日

会  計 予算額平成25年度当初予算との比較

増 減 額 増 減 率

一 般 会 計 65億 700万円 2億6100万円 39 

特別会計 

国民健康保険 20億9560万円 1550万円 07

三郷山財産区 467万円 7万円 15

公共下水道事業 8億7760万円 1640万円 18

介 護 保 険 11億2260万円 9220万円 89

後期高齢者医療 1億8230万円 1620万円 98

水道事業会計 8億6556万円 1億6716万円 162

合 計 116億5533万円 3億5159万円 29水道事業会計の予算は収益的支出および資本的支出の合計額です万円未満四捨五入(=減)

平成26年度 会計別予算

くみやま 議会だより No134(3)

対前年度比39減

65億700万円一般会計

116億5533万円対前年度比29減予算総額

三宅美子議員

反対討論

三宅美子議員

一般会計予算

反対討論

河原﨑博之議員

反対討論

河原﨑博之議員

一般会計予算

賛成討論

住民の実態が見えていない

総じて本予算は町長が施政方針で示したよ

うに「

徹底した行財政改革」

を「着実に進める」

ためであって住民の実態が見えていない予算

だ指

定管理者などの外部委託を積極的に進めて

いくものとなっておりいまや本町は利潤を追

求する「株式会社化」や「自治体が自治体で

なくなる」のではと非常に危惧するところだ

改めて自治体の本旨に戻ることを指摘する

敬老金の廃止やむを得ない

電気料金の値上げや消費税増税など生活はさ

らに厳しさを増すなか町税の増収等財政の改

善傾向が見られるしかし依然として基金に

依存しており引き続き行財政改革に取り組む

べきである

敬老金の廃止や古紙回収事業補助金の減額な

ど住民にとっては厳しいものもあるが大局

的にやむを得ない次期の総合計画策定が始ま

るが将来に希望の持てる内容となることを期待

して賛成とする

平成26年度一般会計予算の主な新規事業町制施行60周年記念事業

475万円

中学校学力向上対策事業

 英検検定料補助金

45万円

広報事業

町制施行60周年

     記念冊子作成

87万円

総合計画推進事業

 第5次総合計画策定業務

1127万円

個性あふれる

     公園整備事業

108万円

久御山町農業振興施策

        対策事業

200万円

バス事業システム導入

        補助事業

 ICカードシステム等

       導入補助金

166万円

山田家住宅保存事業

 保存修復調査設計業務

302万円

障害福祉推進事業

 障害者基本計画策定業務等

278万円

道路橋梁新設改良

       整備事業

2663万円

保育所施設整備事業

500万円整備のための設計が予定されている町道場外1号線

(4)くみやま 議会だより No134

 

予算全体として閉塞

感のようなものを感じる

 

単年度で考えるもの

ではないと思っている

将来へ向けて今は耐える

時期と考える

 

町長のリーダーシッ

プを発揮すべき事業診

断等の意見に左右されて

いるのでは

 

事業診断は一つの判

断基準ではあるが決し

てそれがすべてではない

 

光熱費が負担となっ

ている対策として新電

力導入の考えは

 

事業者から聞き取り

をおこない回答を得たが

庁舎への導入には難しさ

がある他の施設におい

ても平成26年度中に調査

をし有効な場合は順次

進めていく

 

本町は早くから取り

組んでいるがもっと企

業等に視野を広げた展開

が必要ではないか

 

基本的に住民を対象

としているセミナーや

フォーラムでは時流の変

化を捉えた内容としてい

 

メディアでも育児休

暇や介護休暇等制度利用

の充実の必要性を訴えて

いる自治体として事業

所へのPRをすべき

 

企業への啓発には今

のところ難しさを感じて

いる

 

町内3つ目の交番設

置の話が全然進んでいな

いどうなっているのか

 

クロスピアくみやま

周辺への誘致を望んでい

たが京都府との認識の

ずれがあった

 

このままでは話が進

まない人口比率からし

ても必要と認められる

住民も切望しているが

あきらめるのか町長の

思いは

 

誘致の思いは当然あ

ることあるごとに府へ

思いを伝えている

今後も続けて誘致をは

かっていく

総括審査での主な質疑

新電力導入

交番誘致

男女共同参画

3月25日におこなわれた総括審査(予算特別委員会)

総合計画推進事業などを審議総合計画推進事業などを審議11議案を付託予算特別委員会

3月定例会に提案された平成26年度各会計

予算等を審査するため7人の委員で構成され

た予算特別委員会(委員長=内田孝司副委員

長=田口浩嗣島宏樹戸川和子塚本五三藏

巽悦子林勉)を設置しました

3月14日から25日まで5日間にわたり付

託された11議案の審査をおこないました

一般会計    【賛成11人反対2人】

    (討論の内容は3ページに掲載)

国民健康保険特別会計(事業勘定)

        【賛成11人反対2人】

三郷山財産区特別会計

             【全員賛成】

公共下水道事業特別会計

             【全員賛成】

介護保険特別会計

             【全員賛成】

後期高齢者医療特別会計

        【賛成11人反対2人】

水道事業会計

        【賛成11人反対2人】

本会議での各会計の採決結果

くみやま 議会だより No134(5)

194692

 悦子議員

反対討論

194692

 悦子議員

国保税条例

反対討論

反対討論

国保税条例

賛成討論

中井孝紀議員

中井孝紀議員

支出が増える中増税に反対

理由は4月からの消費税引き上げに伴う食

料品公共料金の引き上げ年金受給額の減額

等収入が増えず支出が増える状態での引き上

げであるためだ

国保の目的は「社会保障および国民保健の向

上」(国保法第1条)にある国保会計が苦し

いのは医療費の高騰だけではない国負担の

減額や企業による非正規雇用の増大がある国

に対し国保予算の増大と企業による非正規雇

用への切り替えを止めるよう求めるべき

税率増なしに制度維持は困難

少子高齢化の進行や経済の低迷による雇用の

不安定化高度医療による費用の増大など国

保を取り巻く財政事情は悪化しつづけている

厳しい財政状況下本町の国保会計も一般会計

からの繰り入れでバランスを保っている状況だ

今後も増え続けるとみられる保険給付費や景

気低迷を考えると税率の引き上げなしに制度の

維持は難しい国保加入者の皆様にとっては大

変厳しいことと思うが必要最小限の税率改正は

やむを得ない

特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償

 

に関する条例一部改正について

【全員賛成】

久御山町常勤の特別職の給与に関する条例及び久

 

御山町教育委員会教育長の給与勤務時間その他

 

の勤務条件に関する条例一部改正について

【全員賛成】

【賛成11人反対2人】

久御山町国民健康保険税条例一部改正について

        

反対討論  

巽  

悦子議員

        

賛成討論  

中井 

孝紀議員

                

下に記載

【賛成11人反対2人】

久御山町敬老金支給条例廃止について

【賛成11人反対2人】

久御山町総合計画条例制定について

【全員賛成】

久御山町消防長及び消防署長の資格を定める条例

 

制定について

【賛成11人反対2人】

久御山町職員の給与に関する条例の一部を改正す

 

る条例一部改正について

【賛成11人反対2人】

久御山町町税条例一部改正について

        

反対討論  

巽  

悦子議員

【賛成11人反対2人】

久御山町消防手数料徴収条例一部改正について

【全員賛成】

久御山町消防団員等公務災害補償条例一部改正に

 

ついて

【全員賛成】

久御山町火災予防条例一部改正について

【全員賛成】

久御山町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する

 

条例一部改正について

【全員賛成】

条例制定改正廃止

  決    議  

久御山ジャンクション周辺における

スマートインターチェンジ設置のための

要望活動に係る決議を可決

(概要)本町は南北を縦断する第二京阪道路や東西を

横断する京滋バイパスといった大型幹線道路を有する

近畿地方でも有数の道路交通の要衝となっている時

代の変遷とともに本町を取り巻く状況は変化し特

に鉄軌道を有しない本町の住民や事業所にとって道路

網の活用は生活上の必需である

 

道路活用の観点から久御山ジャンクション周辺に

全国的に設置の進んでいるスマートインターチェンジ

の設置実現のため国京都府をはじめ関係機関に要

望活動を展開するものである

          

提出者

             

自由クラブ 

林  

(6)くみやま 議会だより No134

害時災害活動拠点とな

りこれまでの避難所に

位置付けると自衛隊の災

害活動に支障があるため

  

大災害避難場所はど

こか

  

大災害時の避難は

京都競馬場並びに近隣市

町へ避難者の受け入れ要

請をおこなう

 

広域避難場所は各

小中高校のグラウン

ド役場駐車場京都競

馬場で通常の避難場所

は各小中高校中

央公民館京都競馬場で

ある

  

企業立地マッチング

促進事業とはどのような

事業か

  

未利用土地や工場

事務所等の不動産情報を

得て企業立地の支援と

土地等の活用により立

地(入居)希望企業に情

報を提供する事業だ

  

具体的な目的は

  

町外への企業流出の

抑制と新規立地を検討し

ている町外企業の町内進

出のきっかけづくりと町

内産業の活性化を図る

  

いつから始めるのか

  

4月1日から開始す

  

いじめに該当する項

目がふえるのでは

  

具体的な10項目を明

記しているので判断し

ていく

  

久御山町教育委員会

で組織する付属機関を

任にあてるとは

  

重大事態になりうる

時に迅速な対応で第三

組織として調査する

  

小学校の社会の時間

で啓発しては

  

いい提案である内

容を検討していきたい

  

他の物と混在した場

合の時はどうか

  

可燃ごみに中に混

ざっても収集し不燃ご

みは振り分けて処理する

陸上自衛隊大久保駐屯地が大災害避難場所か

ら除外されるのは

町企業立地マッチング促進事業とは

総務事業常任委員会協議会

民生教育常任委員会協議会

奥山リユースセンターでのごみ処理

企業立地マッチング促

進事業を導入とは

大災害の避難場所から

大久保駐屯地をはずし

たのは

  

なぜ大久保駐屯地が

大災害避難場所から削除

されたのか

  

大久保駐屯地は大災

町「いじめ防止基本方針」策定付属機関を任

に充てるとは

プラスチック製容器包装が分別収集となるが

混在した場合は

「いじめ防止基本方針」

で教育委員会の付属

機関を任に充てると

分別収集の見直しにな

るが他の物と混在し

た場合の対処は

避難場所一覧名称 所在地 電話番号

御牧小学校 相島曽根19 075minus631minus2275

久御山中学校 坊之池高河原7 075minus631minus7207

役場公民館 島田ミスノ38

(役場)075minus631minus61110774minus45minus0001(公民館)075minus631minus1000

佐山小学校 佐古内屋敷56 0774minus43minus1717

久御山高等学校 林北畑 0774minus43minus9611

東角小学校 佐古東角12 0774minus43minus8645

京都競馬場 京都市伏見区葭島渡場島町32 075minus631minus3131

くみやま 議会だより No134(7)

古川広域河川改修工事

の進捗状況について久

御山町総合体育館東側の

改修工事現場と久御山

ジャンクション東側の観

世橋の現地を視察調査し

た説明は京都府山城北

土木事務所河川砂防室副

室長から受けた

古川改修工事のうち久

御山町内の掘削工法の

保護工は約58で

8区間に分けて一斉に工

事が進められている工

事により古川の流量は現

在の毎秒120から

毎秒190になる

平成24年度の大型補正

予算による工事で平成26

年3月までには完成しな

ければならないが一部

工事は平成25年度予算に

計上されておりその工

事区間は平成26年6月中

旬までに完成予定とのこ

とである

具体的には8区間の

うち6区間は3月末に完

成残り2区間の1号線

高架付近170と上流

の24号線西側150お

よび一部工事が6月中旬

までの完成予定である

この古川広域河川改修

工事完了により近年の

集中豪雨や台風による上

流の城陽地区の冠水被害

の軽減が図れるとの説明

であった質疑等では久

御山排水機場の排水能力

の確認や内水排除の問題

点などを指摘した

小中学校の不登校児童は

京都府および山城教育局

管内の平均以上

「小中学校の現状」

について調査をおこ

なった

まず小学校の研究指定

は御牧小学校は研究テ

―マである英語活動佐

山小学校は算数指導東

角小学校は国語としてい

る中

学校は教師力向上の

指定校になっており今

年度と来年度に京都府

教育委員会指定の学力向

上システム開発校にも指

定を受けている

学力向上については

少人数指導教員の配置を

実施しているきめ細や

かな指導の充実によって

一人ひとりに応じた指導

をしていく取り組みとし

て京都府は少人数学級

少人数指導教員配置をし

ており本町は少人数指

導として国語算数

英語などの教員を配置し

ている

次に平成25年度の小

学校中学校の問題行動

について調査をおこなっ

平成24年度と平成25年

度の比較では中学校は

若干減っているが小学

校の暴力事象は男子

女子児童が関わっており

増加していることが異

なる点であった

「いじめ」については

小学校中学校それぞれ

報告件数およびその調査

も各校でまとめており

その対応もしているとの

ことであった

さらに不登校児童につ

いても京都府の平均

山城教育局管内の平均を

大幅に上回っている状況

であった

近年の集中豪雨や

台風による冠水被害が

軽減の見通し

小学校の授業風景

教育実態は豪雨対策は教育実態は豪雨対策は各常任委員会では定例議会がない時も担当所管からの出席を求め町が実施している事業等の調査をおこなっています(閉会中の事務調査)今年2月におこなわれた総務事業常任委員会と民生教育常任委員会の調査内容をお知らせします

閉会中の事務調査

民生教育常任委員会(2月10日)

小学校中学校の学力向上

一人ひとりに応じた指導とは

総務事業常任委員会(2月12日)

豪雨台風対策hellip

古川改修

工事の進み具合は

改修工事中の古川

(8)くみやま 議会だより No134

6会派が施政方針を問う

6会派が施政方針を問う

代表者質問

代表者質問

3月定例会の代表者質問一般質問は3月12日13日におこなわれ代表者質問には6会派の議員が町長の施政方針について一般質問には4人の議員が町政の当面する課題について町長の考えをただしました質問の項目などは下記および15ページに掲載していますなお次ページ以降に主な質問答弁の要旨も掲載していますのでご覧ください

平成26年度の重点施策 〜平成26年度施政方針より〜安全安心に関する各施策高齢者や障害のある人などへの各種福祉施策教育学習環境の充実など

質 問 者

公明党議員団     戸川 和子 議員 hellip 9ページ

①行財政について③幼保一体化について

②障害者福祉について

緑 風 会      塚本五三藏 議員 hellip 10ページ

①第5次総合計画について ②地中熱エネルギーの活用について

清 風 会      島  宏樹 議員 hellip 11ページ

①まちづくりについて③高齢者福祉について

②財源確保について

自由クラブ      林   勉 議員 hellip 12ページ

①魅力あるまちづくりについて ②土地利用について

ネクストくみやま   内田 孝司 議員 hellip 13ページ

①警報発令時の対策について

日本共産党議員団   巽  悦子 議員 hellip 14ページ

①第5次行政改革について③中小企業振興について

②防災対策について④仮称佐山認定こども園について

③クロスピアくみやまと新市街地の活用について

くみやま 議会だより No134(9)

本町は町税収入が減

少していく中で実質単

年度収支額は5年連続し

て赤字となっている

また平成25年度の決算

見込み額も財政調整基

金から約4億円を繰り入

れており6年連続して

実質単年度収支が赤字に

なることが予想される

そして平成26年度の

予算規模は過去18年間

で最も縮小した予算で

町税や地方譲与税地方

消費税交付金などの増収

が見込まれるものの歳

出規模に不足する約3億

5000万円を財政調

整基金から繰り入れてい

る臨

時対策債が平成25年

度で終わり基金繰り入

れ以外に方法がないよう

だが今の財政調整基金

残高と減少し続ける財

政調整基金についてど

のように考えているのか

平成26年度の当初予算

繰り入れ後の財政調整基

金の残高は12億8107

万7000円で災害時

や不測の事態が発生した

時の財源として積み金

をしている要素もあり

できる限り基金を確保す

ることが好ましいと考え

ている

このままでは財政調

整基金は確実に減少し

ここ数年で枯渇すること

も予測され今後の財政

運営に著しい支障をきた

すことも考えられる

本町の経常収支比率は

958となっている状

況から一般財源が確実

に不足していることは事

実でこれを解消するに

は町税などの一般財源

を増やすか歳出予算の

経常経費を削減するしか

ない

そこで第5次行政改

革大綱に掲げている項目

を実行し各種事務事

業もスクラップビルド

により厳選した住民

サービスにしていき基

金に依存しない財政基盤

を確立していくことが先

決と考えている

具体的に住民サービス

をどうしていくのか

そのことから平成26

年度の当初予算では敬

老金支給事業や産地確立

対策事業などの見直しを

した

今後も引き続きサービ

スの適正化に向け取り組

んでいく

平成22年

度に保育

所幼稚園

のあり方検

討委員会か

ら就学前

教育の一層

の充実を図

るため「0

歳児から5

歳児までの

同じ年齢の

子どもが

同じ施設で

充実した保

育教育を等しく受ける

ことが望ましい」との提

言があった

町長の施政方針では

佐山保育所のIS値が低

いことや老朽化などを

考えると佐山幼稚園との

統合も含めて急速に検討

を進めたいと述べられた

幼保一体化の今後は

町立佐山保育所は経

年劣化に加え耐震強度

問題もあり建て替えは

優先課題だと考えている

そこで新年度に新規

対策として町全体の幼

保施策のあり方と施設整

備の方向性について整理

をおこない合わせて仮

称「佐山認定こども園」

への移行を進めるための

施設基本計画として計

画条件の整理や現状施設

の把握などについて調査

をおこなっていく

また国の支援メニュー

の活用も合わせ統合と

表現した

高齢者福祉や障害者福

祉に係る経費など今後

ますますその需要が増え

ることも考えられるので

事業の優先度など検討し

また評価する中で見直し

が必要と考えている

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

基金に依存しない財政基盤が先決

A減り続けている基金の見通しは

Q

幼保一体化の今後は

仮称「佐山認定こども園」に

移行するための調査をする

A Q

公明党議員団

代表者質問

戸川

 和子

 議員

町 長

佐山保育所

(10)くみやま 議会だより No134

住街区促進ゾーンは

平成18年に策定し基礎

調査や3回のアンケート

が実施され地権者説明会

も実施した今後財源

確保も視野に入れた土地

利用が肝要であり住宅

だけでなく事業地と住宅

地が調和のとれた「土地

利用促進ゾーン」の地域

にする考えは

栄地区は本町で一番

高齢化が進み三世代で二

世帯住宅がかなえば在

宅介護自治会の活性化

と高齢化の解消や人口の

増加となる建ぺい率

調整しアンケート調査な

ど実施する

環境面において地中熱

は自然のものであり日

本中どこでも季節を問

わず天候に左右されず

安定した有力な自然エネ

ルギーで冷暖房に利用

が可能でCO2

の排出抑

制にもなる

国庫補助金も充実し財

源の活用も含め公共施

設にはこのようなクリー

ンエネルギーの活用は大

変有効である今後保

育所など本町の施設の

建替えや改修時など特

にランニングコストにお

いて大幅な電力消費量

の削減で費用対効果を

検証し導入を検討する

地中熱事業は東日本

大震災以降分散型自

立型で災害に強い特徴が

ある地中熱エネルギー

の利用効果は電力消費

量46削減CO2

排出量

は50の削減となる

日本中どこでも地中約

10m以上の深さの敷設で

冷暖房に利用が可能であ

る天候に左右されず

季節や昼夜間を問わず24

時間365日利用できる

市町村には国から策

定費用で上限1000万

円事業費で設備導入に

対し3分の2の補助金が

あるが保育所の建替時な

どで導入する考えは

容積率の変更を行政が主

体的となりいつごろ見

直すのか

住街区促進ゾーンは

社会経済情勢や町の財政

状況が大きく変わり住

宅施策だけで進めてよい

か課題もあり平成26年

からの次期総合計画の策

定時にまちづくりの方

向性を明確にし実現性

のある土地利用計画や開

発手法を検討する

栄地区は地元の合意

形成が整えば地域のより

良い住環境が整備される

のってこバスは無料

福祉タクシーに移行し

公共交通の側面を念頭に

交通弱者対策でジャンボ

タクシー型にして運行

は町内の公共施設を中心

に巡回する考えは

阪急西山天王山駅から

京阪淀駅を結ぶ路線が開

設された「阪急バス」を

まちの駅クロスピアを基

点とした近鉄大久保駅

を結ぶ新路線の誘致を図

る考えは

のってこバスの抜本的

改革は運行経費の削減

運行頻度やルートの再検

討路線バスとの役割分

担交通弱者などへの対

応の課題があり無料福

祉タクシーも含めて検討

する

阪急西山天王山駅から

京阪淀駅のルートは昨

年12月末から阪急京阪

バスが共同運行を開始し

たこの路線の運行開始

後の利用状況や採算性を

参考にしてバス会社と協

議する

ことから次期総合計画

の策定とともに地元と

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

地元と調整しアンケートを実施予定

A栄地区の建ぺい率の変更時期は

Q

補助財源を活用し導入に向け検討

A公共施設で地中熱利用の考えは

Q

無料福祉タクシーへの移行と

阪急バス新路線の誘致は

無料福祉タクシーも含め検討

採算性を参考に協議する

A Q

塚本五三藏

 議員

 風

 会

代表者質問

京阪淀駅へ発着する阪急バス

くみやま 議会だより No134(11)

現在の『久御山町都市

計画マスタープラン』は

平成27年度を目標年次と

して将来都市フレーム

を設定しているこの中

核をなす住街区促進ゾー

ンについて次期の第5

次総合計画策定の中で

再検討をしていく必要が

あると『施政方針』で述

べられたが町長はこの

マスタープランをすぐに

見直さないのか

『都市計画マスタープ

ラン』の見直しは平成

この事業をどのように活

用し周知するのか

また財源の確保の一

つとして久御山町への

企業誘致に関し具体的

にどのような目標を持っ

ているのか

この事業の周知につい

ては広報誌やホーム

施政方針で敬老金支

給事業を廃止し平成26

年度からは長寿をお祝い

する新しい事業再編をす

るとあるが町長が目指

す高齢者が憩い

えるふるさ

ととは具体的にどのよ

うなふるさとなのか

また敬老金支給事業

廃止後の新しい事業再編

をどのように考えている

のか

高齢者が憩えるふるさ

ととは疾病予防や介護

予防を積極的に進め高

齢者がいきいきと暮らす

ことができる町と考える

中長期の視点で高齢者

福祉を考え敬老金支給

事業を廃止し新たに喜

寿米寿白寿の方に対

し1万円相当最高齢の

方には3万円相当の商品

券またはギフトカタログ

等をお渡しし感謝と敬

意を表しみんなでお祝

いをしたい

敬老金廃止にかわる高

齢者対策思いやりが見

える施策が大切だ

例えば70歳以上の方に

のってこバスの無料化や

いきいきホール利用料の

無料化等高齢者に温か

い思いやりがある「元気

で長生きを推奨する町」

とすべきと考えるが町

長はどのように思うのか

提案された「のってこ

バスの無料パス」発行

いきいきホール利用料の

無料化については高齢

者福祉を推進するための

一つの手法として今後

の参考にする

ページ商工会等による

チラシの配布京都府の

企業立地担当部局や府の

宅建業協会全日本不動

産協会にも周知の協力依

頼をし利活用の広報活

動をおこなう

今後この事業をきっ

かけに産業の活性化を

図るためさらなる企業誘

致策も検討していく

て第5次総合計画の策

定業務に合わせて改定を

していく

特に住街区促進ゾー

ンは実現性のある土地

利用計画や開発手法など

を検討するとともに土

地所有者等の理解を得る

ことも必要であり慎重に

進めていきたい

平成26年4月より企

業立地マッチング促進事

業を計画されているが

26年度から2カ年をかけ

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

町 長

第5次総合計画に合わせて改訂する

A都市計画マスタープランの見直しは

Q

敬老金廃止後の事業再編とは

喜寿米寿白寿最高齢

の方にお祝いをしたい

A Q

 風

 会

代表者質問

  宏樹

 議員

質 問

久御山町都市計画マスタープラン

(12)くみやま 議会だより No134

市街化調整区域には

色々と制限もあり農業

のさまざまな問題を考え

るとき今後の土地利用

について基本的な考え

を聞きたい

また現在開発が計画

されているところは

市街化に編入する手法

と土地の売却や借地に

より事業所が可能な事業

を進める手法などがある

開発手法を明確にし

地権者の合意形成や周辺

ティティのあり方やその

創出が大事な要件である

イメージアップにつなが

土地利用者の同意を得る

中で農業関係者と十分

協議し進める必要がある

と考えている

また佐山西ノ口の府

道宇治淀線北側は次の

線引き見直しまでに市街

化区域に編入していきた

いジ

ャンクション北側に

ついては民間で開発の

動きがあり有効な土地

利用が図れるよう適切

に指導をおこない前向

きに進めていきたい

クロスピアの今後の方

向性と目指すものは

行政主導で責任の所在

が不明確な運営ではな

かったのかと思うが抜

本的改革の必要性は

今日までの運営形態も

含めてこれまでのこと

を反省し総括しながら

方向性やり方を明確に

する

また施設の管理運営

も民間活力の導入も含め

て抜本的前向きな議論

を進めていきたい

るシンボルづくりとして

KBS京都の鉄塔を活用

できないか

町制施行60周年の記念

の年に町のイメージ

アップにつながるスター

トができればと考えてい

る鉄

塔や高層ビルを情報

発信の媒体として利用し

ているケースもありこ

の鉄塔にさまざまな意味

合いを持たせ発信ツー

ルとして活用するのに興

味深いものがある

ものづくりの町として

工業のみならず農業のこ

とも象徴するような発信

もできないかと思う

各界からの機運が醸成

してくれば「まちおこ

し」から支援していきた

町の将来を考えるとき

まちの魅力アイデン

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

土地利用の基本的考えと開発計画は

開発手法を明確にし

関係者と協議して進める

A Q

町のシンボルづくりに

KBS京都の鉄塔活用は

機運が醸成すれば支援したい

A Q

クロスピアくみやまの

抜本的改革は

これまでの総括と

前向きな議論を進める

A Q

自由クラブ

代表者質問

   勉

 議員

町内にそびえ立つKBS京都のラジオ電波塔

くみやま 議会だより No134(13)

昨年9月16日に特別

警報運用開始後初となる

大雨特別警報が発表され

京都府と久御山町からあ

いついで携帯電話に緊急

速報メールが入ったそ

の後町内全域に避難勧

告が発令され緊急速報

メールで指定場所への避

難を呼びかけられた

今回の特別警報が気象

庁から発表されてから

2分後には京都府から発

表され町はその35分

後に住民に知らせたが

これらについてどのよう

に考えているのか

昨年の台風18号では

特別警報の発表後に河川

の水位の状況から避難

勧告を発令した朝方ま

だ暗く降雨の中での発表

を検証する必要があると

思うがその考えは

特別警報は携帯電話

会社3社の緊急速報メー

ルにより住民への伝達

をおこなった

また宇治川の水位上

昇に伴い午前8時に町

内全域に避難勧告を発令

したが特別警報発表時

には避難勧告を発令する

に至っていなかった

避難勧告の発令につい

ては緊急速報メールや

自治会長への電話連絡と

特別警報と避難勧告の

住民への伝達について

自治会長に配備している

防災行政無線の活用や

自治会長への伝達や情報

発信体制などその検証

はどうであったのか

情報発信体制で広範

囲に一斉に発信できる装

置としてサイレンや拡

声装置付きの防災行政無

線設備の整備が必要にな

るが住民にとって情

報の伝達は行政から命の

パスを受け取ることであ

りもう一度現在の体制

であり住民への伝達方

法や避難所の開設など

検証の中で見直していく

ところも明確にみえてき

た幸

いにして大きな被害

は免れたがこれを教訓

として防災力をさらに高

めていく必要があると肝

に銘じていきたい

広報車3台で周知した

これらを検証したとこ

ろメールについては情

報を受信できる機種が限

られていたことや広報

車による周知では聞こ

えなかったとの意見が寄

せられ車を停車させて

わかりやすく広報するよ

う改めていきたいと考え

ている

今後は電話連絡とと

もに防災行政無線でも連

絡をしホームページに

も掲載したいと考えてい

る住

民へはNHKの

データ放送やFMうじ

町ホームページにより災

害情報の収集を啓発して

いきたい

質 問

質 問

町 長

総務部長

昨年の特別警報発表時等の検証は

見直すところもみえてきた

防災力をさらに高める

A Q

災害時の警報や勧告の

伝達体制の検証は

災害情報の収集を啓発していく

A Q

内田

 孝司

 議員

ネクストくみやま

代表者質問

昨年の台風18号で増水した前川

(14)くみやま 議会だより No134

第5次行政改革につい

て聞く

町長の考える地方自治

体とは住民とは

またアウトソーシン

グ(民間委託)の推進に

ついてだがコスト削減

を目的とするならば本

来の自治体が自治体でな

くなってしまう具体的

にはどのようなことを考

えているのか

地方自治体のあり方に

ついては住民福祉の向

上を図っていく重要な役

が大前提だ

川が増水し久御山排水機

場は約6時間のあいだ排

水を停止したそのため

古川が増水し町内2カ所

で溢水があった

今回のこの事態を踏ま

え天ケ瀬ダムの毎秒1

500トン放流計画では

本町の被害はさらに大き

くなることが予測される

この天ケ瀬ダムの毎秒

1500トン放流計画に

ついての考えを聞くま

た今回の天ケ瀬ダムの

基本水量以上の放流の検

証はしたのか

天ケ瀬ダム再開発計画

についてはダムを効果

的に運用し宇治川淀

川の洪水を安全に流下さ

昨年9月の台風18号で

は毎秒1156とい

う天ケ瀬ダムの計画水量

以上の放流のため宇治

割を担っている

また住民は行政サー

ビスを受ける対象と同時

に自らが責任をもって

地方自治を運営していく

主体だまちづくりに

あっては施策などを住

民とともに考え取り組

んでいく協働パート

ナーシップがますます重

要になると考えている

アウトソーシングの推

進については具体的に

新たな業務や時期を示す

ことはできないが給食

業務についても議論しな

ければならない決して

コスト意識のみの議論で

京都ではこの12年間

で1万1029軒の事

業所が倒産廃業し全

国ワースト1非正規労

働者は4割を超え全国

ワースト3これでは

事業所経営も働く労働者

の生活も守ることができ

ない

中小企業振興基本条例

をつくり地域経済を循

環させ事業効果を上げ

ている自治体が京都府下

でもある本町でも条例

制定に向けた議論を進め

るべきだ町長の考えを

聞く

中小企業振興基本条例

の制定については町の

役割中小企業者大企

業町民の役割を明確に

する中でそれぞれに責

務を課すことになる

事業者はもとより住

民も一体となり地域経

済の活性化に取り組む機

運の高まりが大変重要で

あると考えている

これまでの中小企業施

策の堅持に努めながら

商工会と関係団体との研

究等も含めて十分調整

をしていきたいと考えて

いる

せること琵琶湖に溜め

た洪水を速やかに流すこ

とを目的に宇治川の流

量を毎秒1500にす

る計画で本町域の安全

度を高めると認識してい

る操

作方法の検証につい

ては国で現在されてい

ると聞いている

はない現実にはサービ

スが低下しないというの

質 問

質 問

質 問

副町長

町 長

町 長

住民福祉の向上の役割を担うもの

A町長にとって自治体住民とは

Q

天ケ瀬ダム秒毎

1500

放流についての考えは

本町の安全を高めるものと考える

A Q

関係団体との研究も含め調整したい

A中小企業振興条例策定に向け前進を

Q

194692

  悦子

 議員

日本共産党議員団

代表者質問

事業建設部長

久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川

くみやま 議会だより No134(15)

(16)くみやま 議会だより No134

火災発生時は消防車が

到着するまで自治会に

設置の消火栓BOXでの

初期消火の対応が必要と

なるしかし消火栓BO

Xの備品が少なく消火

範囲は40程度だまた

消火栓BOXも不足して

いる今後の対応は

次に南海トラフ大地

震等によって水道管が寸

断された場合水利確保

が困難となり防火水

槽の増設が不可欠にな

る過去に「防火水槽は

公園や公共用地への設置

などで充実に努める」と

答弁されたが防火水槽

の増設がない

なぜ防火水槽の増設が

進まないのかまた今後

の対応は

消火栓BOXの増設は

21世紀の災害に立ち向

かうのは今の子どもた

ちである災害時には

自分自身を守り相互に

助け合える力を今から育

む防災教育が本町の将

来にとって不可欠だ

行ったまた自助対応

に対する正しい知識を習

得させる意味で応急手

当等の指導も取り入れた

町内の農業形態は多種

だが認定農業者対象の

補助にはどのような制

度があるのか

また農業で安定した

生活基準を保つため一

部の若者達がグループ化

や法人化に移行し5年

10年先を考え自らが

様々な制度の情報収集に

取組まれているが現在

の補助制度とその機能

活用状況は

また新たな農業の支援

施策が必要ではないのか

地域で5年後の姿を明

確にし必要な担い手や

産地づくりの総合的計画

『京力農場プラン』を現在

学校教育として防災

教育をどのように取り入

れていくのか

新たに土曜授業の一環

で防災教育を取り入れ

地域自主防災会連合会な

どとも連携を図り訓練を

今後も地域との相互

理解を深め防災教育に

生かせる事業を取り組

んでいく

作成している

認定農業者の補助制度

には機械購入時や設備

投資や規模拡大のために

農業経営基盤強化資金や

近代化資金等の融資を受

けた農家への最長5年間

の利子補給がある

新規事業(農業振興施

策対策事業)では認定

農業者等の方が農地の集

団化等や規模拡大等で

農機械設備投資100万

円以上の農業用機械の購

入時に5万円の補助をお

こない機械購入時の負

担軽減を図り農業経営

の新たな支援につなげる

しかしこれからの事

業なので今後検証し話

を聞く中で進めて行く

更新と共に設置位置を改

めて検討していくま

た消火栓BOXの設置

は法的な設置義務がな

い消火栓の使用方法も

自治会対象の消防訓練な

どで指導普及していく

公園内に防火水槽の増

設がないのはポケット

パークや児童公園付近に

有効な消防水利があるこ

とや用地等の問題も設置

が進まない要因の一つで

ある水利不便地では

公園整備等で消火活動

上有効な消防水利の増強

を検討する

消火栓BOX

防火水槽の充実は

消防水利不便地の増強を

検討していく

A Q

多種多様な防災教育の導入は

防災教育に生かせる取り組みをする

A Q

農業への振興は

総合計画「京力農場プラン」

を作成している

きょうりょく

A Q

質 問

質 問

質 問

田口

 浩嗣

 議員

一括質問方式

一般質問

消防次長

学校教育課長

産業課長

消火栓BOX

くみやま 議会だより No134(17)

米政策では5年後に

生産調整廃止の報道があ

りその方向性が考えら

れる

産地確立対策事業は

町独自の施策であり評価

しているが補助単価の

推移は毎年減額の状況だ

今後についての見解は

米の生産調整数量の目

標を達成した農家組合に

対し転作協力金として

支出している

平成23年度より転作

面積1平方あたり3円

で総額約570万円 

平成24年度は2円で約3

90万円平成25年度は

1円で約200万円であ

る平成26年度の当初予

算案においても昨年度

と同様に計上している

しかし平成27年以降

は未定であるが継続し

て農業に取り組まれる意

欲ある農家への支援につ

いて有効な事業を検討し

ていきたい

『人農地プラン』策定

に向けた協議が進められ

るがその重点課題と今

後のスケジュールは

地域の担い手不足を解

消し持続可能な力強い

農業経営構造に転換する

ため国の『人農地プ

ラン』にものづくり

の視点を加えた府独自

の『京力農場プラン』は

集落や地域における5年

後の目指す姿を明確にし

それを基本計画に取りま

とめたものである

また本町の都市近郊

という立地条件にあった

営農のあり方や耕作放棄

地の解消新規就農をお

こないやすい環境整備

特産品等のブランド化や

6次産業の重要課題につ

いて議論をしており平

成26年度当初に取りまと

める予定である

公開事業診断の意見か

ら特産野菜の補助や耕

作放棄地対策に展開すべ

きと提案されたがどの

ように捉えているかを聞

く公

開事業診断の意見や

国の減反廃止の方向性が

出されたことを踏まえて

当面は国の制度の経営

所得安定対策交付金の活

用を図る

農業予算配布の考え方

は本町の農業振興を図

るため国や府の支援制度

を活用し必要財源の確

保に努めたい

農地集積では『人

農地プラン』の話し合い

によって農地をまとめ

て機構に貸し出す場合

集落に支払う地域集積協

力金が導入されようとし

ているこの新しい仕組

みを活用すればこれま

で乗り切れなかった課題

を解決し農地の流動化

が進むと期待している

そこでこれから管内

農業の特徴を生かした

『人農地プラン』策定の

重点課題は

特産品などのブランド化を

平成26年度にまとめる

A Q

公開事業診断の意見を

どのようにとらえているのか

国の生産調整廃止の動向を

見すえた見直しが必要だ

A Q

産地確立対策費の今後の見解は

意欲ある農家の支援と

有効な事業を検討したい

A Q質 問

質 問

質 問

河原﨑博之

 議員

一括質問方式

一般質問

産業課長

産業課長

事業建設部長

人農地プランで農地の流動化が加速する

(18)くみやま 議会だより No134

久御山ジャンクション

北側のモタレ地区は将

来の市街地検討エリアに

定められているが地権

者と企業の合意形成があ

れば開発は進められるの

か農

用地の除外が必要に

なるがそれには同等の

面積を農用地に指定する

ことが必要となり久御

山町にはそのような農地

はないのでハードルは

大変高く厳しい

農用地除外の問題は以

前から言われていたこと

であるこれまで町長と

してハードルを下げるた

めに関係機関とどのよう

な取り組みをしてきたの

か先

に地権者と企業との

コンセンサスがでてきた

時点で行政として本格

的に押せるのが基本論で

はないかと思う

で今後はそういった部

分の調査も視野に入れて

いかなければならない

内水排除を大きく阻害

している大内サイフォン

の再整備については国

や京都府に要望していな

いのか

府道八幡宇治線や府道

宇治淀線は朝夕の時間

帯で慢性的に渋滞をして

いるためバイパス機能

として東西軸の道路整備

が必要ではないか

昨年山城広域振興局

管内の自治体で組織する

部会で府道八幡宇治線

の北側に東西道路が将来

整備路線に位置付けられ

ており実現を要望して

いく

府道宇治淀線は日中

大内サイフォンを増設

すると大内川の流量が多

く前川の水が流れなくな

り宇治市や京都市に浸

かってくれと言うような

ものになるので大内サイ

フォンを増やしてくださ

いと言うことはできない

も慢性的に混んでいると

いう感覚はない

今後はより一層渋滞す

ると思っている混んで

から考えるのではなく

まちづくりを進める中で

当然検討していくべきで

はないのか

佐山にバイパスを作っ

てもまた第2岡本病院

(建設予定)のところで

渋滞ができてしまい問

題になってくると認識し

ている

内水排除の対策が進ん

でいない解決策がわか

らないなら専門家をいれ

て総合的な治水につい

ての調査検討が必要で

はないのか

これまで専門家を入れ

ての調査をしていないの

久御山ジャンクション

北側開発の課題は

農用地除外のハードルは

高く簡単ではない

A Q

大内サイフォンの再整備は

要望しないのか

宇治市や京都市に浸かって

くれと言うようなものになる

A Q

東西軸の道路整備状況は

東西道路の整備を要望している

A Q

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

中井

 孝紀

 議員

一問一答方式

一般質問

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

内水排除を阻害している大内サイフォン

くみやま 議会だより No134(19)

障害児の早期発見と成

長に合わせた一貫した指

導と教育についてである

が町は久御山学園と

いわれるものを掲げて

幼保小中一貫性の

ある教育を推進すること

をアピールしているが

障害児教育はどう取り組

むのかがいっこうに見え

ない

現状と方針について答

弁を求める

町では医師や保健師

による乳幼児健康診査事

業で気になった発達に

課題を抱える子どもにつ

いて継続的に見守り等

をおこない必要に応じ

て町療育教室への通室や

専門機関の受診等の助言

をおこなっている

平成21年度から町療育

教室発達相談員を中心に

保健師や保育士がチーム

をつくり保育所幼稚

園主に年中児を対象に

巡回相談を実施し発達

に課題を抱える子どもの

早期発見に努めている

就学前に発見された発

達に課題を抱える子ども

については保健師の

フォローや保育所幼稚

園での継続的な観察等を

実施するとともに必要

に応じて町療育教室へ

の通室を促し療育をお

こなっている

就学時には就学指導

委員会と連携をとりなが

ら適正な就学につなが

るように努めている

また今年度から新

1年生のフォロー教室と

して年8回程度教室

を使って遊びの広場の

提供や保護者の相談の

場を設けている

4月に療育教室から就

学した子供の半数以上

平均して8組程度の参加

があり保護者からは好

評を得ている

障害のある子どもの早

期発見は適切な支援につ

ながる重要な要素であり

教育委員会としても民

生部の保健師療育教室

の発達指導員と密接な連

携を図ってきている

中が連携をした中での個

人の状況について支援

していけるような形で

フォローをしていきたい

と考えている

また教育委員会とし

てはいろいろな検査

だったり調査等でも

やっているが確認でき

ないまま大人になること

がないように十分注意

を払いながら保護者並

びに関係機関と密接な連

携を図りながら特別支

援教育を進めていきたい

と考えている

また副町長を委員長

とする発達障害等検討委

員会を民生部と立ち上げ

幼児から高齢者に至るま

で障害のある方への支

援方法について検討を

おこなっている

特に久御山学園とし

ての一連した幼保小

中連携のもとでの取り組

みについては各小学校

中学校において必要な

特別支援にかかわる担任

の配置をはじめ今年度

から新たな取り組みを計

画している

一つは久御山学園と

して障害のある子ども

に対して適切な指導を

図れるように幼稚園の5

歳児並びに小学校6年生

にそれぞれの状況につ

いて移行支援シート等

を保護者の方に提出をい

ただき特に平成26年度

においては幼稚園5歳

児の保護者に対して提

出をお願いする

その内容について平

成27年度以降それぞれ

の小学校中学校へ進ん

でいかれる中で幼保小

学校教育課長

久御山学園として障害児教育は

どのように取り組むのか

移動支援シートの提出をお願いし

幼保小中が連携してフォローしたい

A Q質 問

三宅

 美子

 議員

一問一答方式

一般質問

住民福祉課長

(20)くみやま 議会だより No134

広報の一環としてICT

化を活用した取り組みを

実施している

サイボウズライブを活

用しインターネット上

で資料提供や議員間の意

見交換をおこなっている

またグーグルカレン

ダーを利用し議員およ

び議長の予定や研修等も

公表している

その他議会のフェイ

スブックページを開設し

議会活動を活発に発信し

ているICTを積極的

に取り入れ議会の「見

える化」に頑張っている

様子が伝わってきた

可児市議会の議員数は

21人で議会改革議会

関市の議員数は25人で

本会議場にタブレット端

末機「ipad」を導入

している

平成24年に議員から導

入提案がありその後

試行的におこなわれた

平成25年12月定例会で

平成15年4月に2市2

町が合併し周南市と

なった議員数30人中議

会だより編集委員は6人

で構成している「議会

だより」は年4回発行

で印刷部数が615

00部と多いにもかかわ

らずきめ細やかな編集

で大変参考になった

坂町は人口約1万3

千人の町である議会だ

よりの発行に関する違い

は定例会終了月の翌月

1日に発行している点で

ある新しい情報を新鮮

なうちに住民に届けるた

め昭和62年1月から継

続されている

編集会議は本会議と

並行し定例会の翌日か

ら約4日間9時から16

時まで会議を開くなど

タイトな日程であるが内

容も充実している決し

て早く発行することに

重点をおいている訳では

なく参考になった

また小学校の授業の

一環として児童が本会議

の傍聴をおこなっており

その時の感想文を掲載し

たり一般質問の追跡調査

議会クイズなど住民の

皆さんの声も載せるなど

の工夫は今後の本町の

広報編集の充実において

参考にしたい点である

「ペーパーでの配布は一

切なし」とされデータ

での配信のみとなった

導入経費は約119万

円で今後紙代やコピー

代などの経費削減につな

がるとのこと

反面手書きメモや新

しいアプリなどの操作方

法の習得といった課題も

あると言われていた

周し

ゅう

南なん

市し

議会

(山口県)

坂さ

町ちょう

議会

(広島県)

部数が多いにも関わら

ずきめ細やかな編集

児童の傍聴感想の掲載

など工夫が満載

サイボウズライブとは

サイボウズ株式会社が

提供している無料グ

ループウェアサービス

個人や小規模チームの

利用を想定したグ

ループスペースを複数

作成管理している

可か

児に

市し

議会

(岐阜県)

関せ

市し

議会

(岐阜県)

議会の「見える化」へ

ipad導入は紙代や

コピー代の削減になる

可児市議会

関市議会

周南市議会

坂町議会

くみやま 議会だより No134(21)

三芳町では準備情報

のない震災発生時の初期

行動について地域防災

初期行動マニュアルを策

定している

このマニュアルは町

災害対策本部の動き地

域の標準的な動き指定

避難場所となっている学

地域防災は自治安心課で

校の態勢などを明らかに

し非常時にしっかりと

連携を取るためである

また自助共助公助

の人の動き組織の動き

を時系列に掲載しどの

ように行動すればよいか

しなければならないこと

は何なのかどのような

ことが協力できるのか

一目でわかるようになっ

ている

全体像を示しながら

時間の流れとともに作成

されているので大変解

りやすいと感じた

豊島区では社会福祉

協議会主催で「あなた

の元気で地域を元気に」

のスローガンで「高齢者

元気あとおし事業」を実

施している

これは地域の老人施

設やデイサービス等の介

護保険施設で利用者の

話し相手やお茶出し食

事の配膳シーツ交換

洗濯物の整理などをおこ

なうことで自身の介護

予防とお互いに支え合う

元気な地域社会をめざす

事業である活動すると

スタンプがもらえ貯

まったスタンプ数に応

じて換金できるように

なっている(年間上限5

000円)

平成24年度末の会員数

は352人で平均還元

金額は3319円

社会参画をしたい高齢

者がまだ多くおられるの

でこの事業の周知を徹

底していく事が今の課

題とのことであった

高齢者元気あとおし事業

豊と

島しま

区く(東京都)

豊島区の「元気ポイント手帳」

防災教育のコンクー

ル『ぼうさい甲子園』で

全国一のグランプリを受

賞された宮城県女川町立

女川中学校で防災教育

について説明を受けた

佐藤先生(国語担当)

は震災によって心に傷

を負った生徒の気持ちを

短い俳句によって吐き出

させることに取り組まれ

たま

た女川中学校は①

小中学校と関係機関と

の防災体制の連携 

②防

災マニュアルの整備改

善 

③抜き打ちの避難訓

練などについてきめ細

かい対応をされていた

千年後の命を守るために

建てられた『女川いの

ちの石碑』には生徒の

俳句「夢だけは壊せな

かった大震災」

など多くの言葉

が刻まれていた

その後久御

山町から派遣さ

れている職員の

堀井敬祐さんの

激励を兼ねて石

巻市役所を訪問

し復興状況を

お聞きした

東日本大震災による大

津波によって壊滅的な被

害を受けた名取市閖ゆ

上あげ

区沿岸から1キロメー

トル以内の木造住宅は全

て流出しており住宅の

基礎だけが残った景色に

言葉を失った

当時避難場所で今は

閉鎖されている旧閖上中

学校「みなさんが気軽

に集まれる場所にした

い」と営業を再開され

た「ゆりあげ港朝市」と

復興の願いを込められた

仮店舗「閖上さいかい市

場」を視察し厳しい現

実と課題を聞いた改め

て被災地の復旧復興は

まだまだ長い道のりだと

いうことがよくわかった

今後南海トラフ巨大

地震による被害の発生が

考えられる今回の研修

で学んだ防災教育減災

に対する取り組みを参考

に久御山町でも防災対

策を進めたいと思う

三み

芳よし

町まち(

埼玉県)

女おな

川がわ

町ちょう(

宮城県)

防災マニュアル整備で

きめ細やかな対応

名な

取とり

市し(宮城県)

復旧復興は長い道のり

三芳町役場

女川いのちの石碑

(22)くみやま 議会だより No134

久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました

久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン

テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします

町議会では議員によ

る「第1回政策討論会」

を去る2月22日ふれあ

い交流館ゆうホールで開

催しました

政策討論会はさまざ

まな行政課題や町の進む

べき方向などについて

各議員が意見等の交換を

し議会としての共通認

識の醸成を図りかつ

議会の活性化を図るため

におこなうものです

今回は住民の皆さん

に議会への関心をもっと

持ってもらうとともに

議会活性化のひとつとし

ておこないました「10

年後の久御山町を考え

る」をメインテーマに

年々減少する人口や毎年

のように起こる自然災害

などの問題について「人

口のあり方」「防災につ

いて」をサブテーマに掲

げました

人口のあり方

少子高齢化が一段と進

み高齢人口が30を超

える

生産年齢人口減により

総合計画で設定した人

口には届かない

久御山町にとって適正

規模の人口がどうなの

かを考えるべき

10年後ではなく20年

後くらいを視野に置く

べき

久御山町に住もうとし

ても住宅がないミニ

開発や土地の用途変更

の緩和を考えるべき

住宅要望は減っている

開発は必要ない

鉄軌道がないという不

便さがある

防災について

久御山の地形や歴史を

知る必要がある

防災教育を通じた子ど

もへの意識付けや少年

消防クラブ設立を

治水対策について国

京都府との連携をとる

ことが必要

防災にもっと女性の視

点を盛り込むべき

以上のような意見がで

ました

また当日傍聴に来ら

れた皆さんからは左記

のようなご意見をいただ

きました初開催で時間

配分などスムーズにい

かないことも多々あり

今後の開催運営に課題を

残した結果となりました

次回開催時には今回

の教訓を踏まえより一

層住民の皆さんの期待と

要望に応えられる討論会

としていきたいと考えて

います

政策討論会を開催

第1回

時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)

傍聴者の意見

参加者

議 員hellip14人(全員)

傍 聴hellip20人

くみやま 議会だより No134(23)

4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大

おお

森もり

彌わたる

氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました

全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip

合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代

表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ

クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論

を通して意見交換をおこなうものです

また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから

こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり

のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります

新緑があざやかに映え

る季節となりました

さて議会では2月に

『人口のあり方について

防災について』をテーマ

に政策討論会を初めて

開催しましたまた『議

会だより130号』が

第28回町村議会広報コン

クールで見事に「表紙

フォトグランプリ賞」を

受賞しました

これからも皆さんに

親しまれ読みやすい紙

面となるよう委員一同

努力を重ねていきますの

でご愛読をお願いしま

す 編

委 員 長 

中  

大介

副委員長 

巽  

悦子

委  

員 

岩田 

芳一

委  

員 

島  

宏樹

委  

員 

塚本五三藏

委  

員 

樋口 

房次

広報特別委員会

「この作品は撮影

者の感性が見事に表

情仕草動感光線

のすべてを一枚のカッ

トに収めた素晴らしい

表紙に仕上がってい

る」と評価を受けく

みやま議会だより平成

25年5月1日号(

130)が平成25年度第

28回町村議会広報コン

クールで「表紙フォト

グランプリ賞」を初め

て受賞しました

町村議会広報コン

クールとは全国町村

議会議長会の主催で

「町村議会広報」の編

集技術向上と紙面内容

の更なる充実のため

毎年おこなわれている

ものです

今後も住民の皆さ

んに親しまれるわか

りやすい紙面づくりに

取り組んでいきます

来賓あいさつをする山田京都府知事

栄12丁目シニアク

ラブの栄楽会から誕生し

たサークル「栄楽早朝ラ

ジオ体操山ももの会」

が今年で10年目を迎えま

した

山ももの会は平成16年

6月当時栄楽会会長の

中南明光さんが発起人と

なり高齢者のふれあい

や健康維持を目的に早朝

ラジオ体操を始めました

毎日栄みどり公園で

早朝から高齢者の生きが

いづくりや閉じこもり

介護予防などを目指して

1年365日欠かさず

に取り組んでいます

ラジオ体操の普及推進

に努めているかんぽ生

命は毎年全国の団体

や個人を表彰しており

栄楽会は平成22年に「優

良団体京都府表彰」を

受賞しました

以前は栄楽会シニア

クラブサークルが中心に

活動していましたが幅

広い年代にも参加を呼び

かけようと「京都府表

彰」の受賞をきっかけに

「栄楽早朝ラジオ体操

山ももの会」と改名そ

の後毎朝のラジオ体操

を続け今回2つ目とな

る「優良団体近畿地方

表彰」の栄誉に輝きまし

た10

年前初日の参加者

は10人で4日目には半

減していましたそれで

も息の長い地道な活動は

ゆっくりと着実に広がり

いまでは近隣の宇治市

民を合わせ毎日約46

人平均年齢は75歳前後

の方々の参加があります

激しい雨天の日などを除

いて夏場は午前6時か

ら他のシーズンは午前

6時半に栄みどり公園に

集いますラジオ体操終

了後は京都フェニック

スパーク周辺を中心に

ウォーキング

8年間通い続けている

宇治市住民の91歳の男性

は「良い仲間ができて

元気をもらっています」

とニッコリ92歳の女性

は「みんなと一緒にさせ

てもらい今日の健康が

あります太陽とラジオ

体操に励まされていま

す」とほほえみます

会長の中南明光さん

は「おはようさんで始ま

り笑顔で話ができる場

それが精神や肉体の健康

維持につながっていると

思うこれからも続けて

精進していきたい」と今

後の抱負を語りました

(聞き手文 

広報特別委員会)

発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11  075(631)99960774(45)0105  075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています

表紙の「くみやま」を書いたのは

東角小学校2年生

今井 陽太くんいま い   ひな た

 題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ

もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました

 

今号は「栄楽

山ももの会」会長の

中南明光さん(栄在

住)に直撃インタ

ビューしました

高齢者に生きがいを

良い仲間ができて

元気をもらってます

太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん

Page 2: 特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員 理由は、4月からの消費税引き上げに伴う食支出が増える中、増税に反対

くみやま 議会だより No134(3)

対前年度比39減

65億700万円一般会計

116億5533万円対前年度比29減予算総額

三宅美子議員

反対討論

三宅美子議員

一般会計予算

反対討論

河原﨑博之議員

反対討論

河原﨑博之議員

一般会計予算

賛成討論

住民の実態が見えていない

総じて本予算は町長が施政方針で示したよ

うに「

徹底した行財政改革」

を「着実に進める」

ためであって住民の実態が見えていない予算

だ指

定管理者などの外部委託を積極的に進めて

いくものとなっておりいまや本町は利潤を追

求する「株式会社化」や「自治体が自治体で

なくなる」のではと非常に危惧するところだ

改めて自治体の本旨に戻ることを指摘する

敬老金の廃止やむを得ない

電気料金の値上げや消費税増税など生活はさ

らに厳しさを増すなか町税の増収等財政の改

善傾向が見られるしかし依然として基金に

依存しており引き続き行財政改革に取り組む

べきである

敬老金の廃止や古紙回収事業補助金の減額な

ど住民にとっては厳しいものもあるが大局

的にやむを得ない次期の総合計画策定が始ま

るが将来に希望の持てる内容となることを期待

して賛成とする

平成26年度一般会計予算の主な新規事業町制施行60周年記念事業

475万円

中学校学力向上対策事業

 英検検定料補助金

45万円

広報事業

町制施行60周年

     記念冊子作成

87万円

総合計画推進事業

 第5次総合計画策定業務

1127万円

個性あふれる

     公園整備事業

108万円

久御山町農業振興施策

        対策事業

200万円

バス事業システム導入

        補助事業

 ICカードシステム等

       導入補助金

166万円

山田家住宅保存事業

 保存修復調査設計業務

302万円

障害福祉推進事業

 障害者基本計画策定業務等

278万円

道路橋梁新設改良

       整備事業

2663万円

保育所施設整備事業

500万円整備のための設計が予定されている町道場外1号線

(4)くみやま 議会だより No134

 

予算全体として閉塞

感のようなものを感じる

 

単年度で考えるもの

ではないと思っている

将来へ向けて今は耐える

時期と考える

 

町長のリーダーシッ

プを発揮すべき事業診

断等の意見に左右されて

いるのでは

 

事業診断は一つの判

断基準ではあるが決し

てそれがすべてではない

 

光熱費が負担となっ

ている対策として新電

力導入の考えは

 

事業者から聞き取り

をおこない回答を得たが

庁舎への導入には難しさ

がある他の施設におい

ても平成26年度中に調査

をし有効な場合は順次

進めていく

 

本町は早くから取り

組んでいるがもっと企

業等に視野を広げた展開

が必要ではないか

 

基本的に住民を対象

としているセミナーや

フォーラムでは時流の変

化を捉えた内容としてい

 

メディアでも育児休

暇や介護休暇等制度利用

の充実の必要性を訴えて

いる自治体として事業

所へのPRをすべき

 

企業への啓発には今

のところ難しさを感じて

いる

 

町内3つ目の交番設

置の話が全然進んでいな

いどうなっているのか

 

クロスピアくみやま

周辺への誘致を望んでい

たが京都府との認識の

ずれがあった

 

このままでは話が進

まない人口比率からし

ても必要と認められる

住民も切望しているが

あきらめるのか町長の

思いは

 

誘致の思いは当然あ

ることあるごとに府へ

思いを伝えている

今後も続けて誘致をは

かっていく

総括審査での主な質疑

新電力導入

交番誘致

男女共同参画

3月25日におこなわれた総括審査(予算特別委員会)

総合計画推進事業などを審議総合計画推進事業などを審議11議案を付託予算特別委員会

3月定例会に提案された平成26年度各会計

予算等を審査するため7人の委員で構成され

た予算特別委員会(委員長=内田孝司副委員

長=田口浩嗣島宏樹戸川和子塚本五三藏

巽悦子林勉)を設置しました

3月14日から25日まで5日間にわたり付

託された11議案の審査をおこないました

一般会計    【賛成11人反対2人】

    (討論の内容は3ページに掲載)

国民健康保険特別会計(事業勘定)

        【賛成11人反対2人】

三郷山財産区特別会計

             【全員賛成】

公共下水道事業特別会計

             【全員賛成】

介護保険特別会計

             【全員賛成】

後期高齢者医療特別会計

        【賛成11人反対2人】

水道事業会計

        【賛成11人反対2人】

本会議での各会計の採決結果

くみやま 議会だより No134(5)

194692

 悦子議員

反対討論

194692

 悦子議員

国保税条例

反対討論

反対討論

国保税条例

賛成討論

中井孝紀議員

中井孝紀議員

支出が増える中増税に反対

理由は4月からの消費税引き上げに伴う食

料品公共料金の引き上げ年金受給額の減額

等収入が増えず支出が増える状態での引き上

げであるためだ

国保の目的は「社会保障および国民保健の向

上」(国保法第1条)にある国保会計が苦し

いのは医療費の高騰だけではない国負担の

減額や企業による非正規雇用の増大がある国

に対し国保予算の増大と企業による非正規雇

用への切り替えを止めるよう求めるべき

税率増なしに制度維持は困難

少子高齢化の進行や経済の低迷による雇用の

不安定化高度医療による費用の増大など国

保を取り巻く財政事情は悪化しつづけている

厳しい財政状況下本町の国保会計も一般会計

からの繰り入れでバランスを保っている状況だ

今後も増え続けるとみられる保険給付費や景

気低迷を考えると税率の引き上げなしに制度の

維持は難しい国保加入者の皆様にとっては大

変厳しいことと思うが必要最小限の税率改正は

やむを得ない

特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償

 

に関する条例一部改正について

【全員賛成】

久御山町常勤の特別職の給与に関する条例及び久

 

御山町教育委員会教育長の給与勤務時間その他

 

の勤務条件に関する条例一部改正について

【全員賛成】

【賛成11人反対2人】

久御山町国民健康保険税条例一部改正について

        

反対討論  

巽  

悦子議員

        

賛成討論  

中井 

孝紀議員

                

下に記載

【賛成11人反対2人】

久御山町敬老金支給条例廃止について

【賛成11人反対2人】

久御山町総合計画条例制定について

【全員賛成】

久御山町消防長及び消防署長の資格を定める条例

 

制定について

【賛成11人反対2人】

久御山町職員の給与に関する条例の一部を改正す

 

る条例一部改正について

【賛成11人反対2人】

久御山町町税条例一部改正について

        

反対討論  

巽  

悦子議員

【賛成11人反対2人】

久御山町消防手数料徴収条例一部改正について

【全員賛成】

久御山町消防団員等公務災害補償条例一部改正に

 

ついて

【全員賛成】

久御山町火災予防条例一部改正について

【全員賛成】

久御山町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する

 

条例一部改正について

【全員賛成】

条例制定改正廃止

  決    議  

久御山ジャンクション周辺における

スマートインターチェンジ設置のための

要望活動に係る決議を可決

(概要)本町は南北を縦断する第二京阪道路や東西を

横断する京滋バイパスといった大型幹線道路を有する

近畿地方でも有数の道路交通の要衝となっている時

代の変遷とともに本町を取り巻く状況は変化し特

に鉄軌道を有しない本町の住民や事業所にとって道路

網の活用は生活上の必需である

 

道路活用の観点から久御山ジャンクション周辺に

全国的に設置の進んでいるスマートインターチェンジ

の設置実現のため国京都府をはじめ関係機関に要

望活動を展開するものである

          

提出者

             

自由クラブ 

林  

(6)くみやま 議会だより No134

害時災害活動拠点とな

りこれまでの避難所に

位置付けると自衛隊の災

害活動に支障があるため

  

大災害避難場所はど

こか

  

大災害時の避難は

京都競馬場並びに近隣市

町へ避難者の受け入れ要

請をおこなう

 

広域避難場所は各

小中高校のグラウン

ド役場駐車場京都競

馬場で通常の避難場所

は各小中高校中

央公民館京都競馬場で

ある

  

企業立地マッチング

促進事業とはどのような

事業か

  

未利用土地や工場

事務所等の不動産情報を

得て企業立地の支援と

土地等の活用により立

地(入居)希望企業に情

報を提供する事業だ

  

具体的な目的は

  

町外への企業流出の

抑制と新規立地を検討し

ている町外企業の町内進

出のきっかけづくりと町

内産業の活性化を図る

  

いつから始めるのか

  

4月1日から開始す

  

いじめに該当する項

目がふえるのでは

  

具体的な10項目を明

記しているので判断し

ていく

  

久御山町教育委員会

で組織する付属機関を

任にあてるとは

  

重大事態になりうる

時に迅速な対応で第三

組織として調査する

  

小学校の社会の時間

で啓発しては

  

いい提案である内

容を検討していきたい

  

他の物と混在した場

合の時はどうか

  

可燃ごみに中に混

ざっても収集し不燃ご

みは振り分けて処理する

陸上自衛隊大久保駐屯地が大災害避難場所か

ら除外されるのは

町企業立地マッチング促進事業とは

総務事業常任委員会協議会

民生教育常任委員会協議会

奥山リユースセンターでのごみ処理

企業立地マッチング促

進事業を導入とは

大災害の避難場所から

大久保駐屯地をはずし

たのは

  

なぜ大久保駐屯地が

大災害避難場所から削除

されたのか

  

大久保駐屯地は大災

町「いじめ防止基本方針」策定付属機関を任

に充てるとは

プラスチック製容器包装が分別収集となるが

混在した場合は

「いじめ防止基本方針」

で教育委員会の付属

機関を任に充てると

分別収集の見直しにな

るが他の物と混在し

た場合の対処は

避難場所一覧名称 所在地 電話番号

御牧小学校 相島曽根19 075minus631minus2275

久御山中学校 坊之池高河原7 075minus631minus7207

役場公民館 島田ミスノ38

(役場)075minus631minus61110774minus45minus0001(公民館)075minus631minus1000

佐山小学校 佐古内屋敷56 0774minus43minus1717

久御山高等学校 林北畑 0774minus43minus9611

東角小学校 佐古東角12 0774minus43minus8645

京都競馬場 京都市伏見区葭島渡場島町32 075minus631minus3131

くみやま 議会だより No134(7)

古川広域河川改修工事

の進捗状況について久

御山町総合体育館東側の

改修工事現場と久御山

ジャンクション東側の観

世橋の現地を視察調査し

た説明は京都府山城北

土木事務所河川砂防室副

室長から受けた

古川改修工事のうち久

御山町内の掘削工法の

保護工は約58で

8区間に分けて一斉に工

事が進められている工

事により古川の流量は現

在の毎秒120から

毎秒190になる

平成24年度の大型補正

予算による工事で平成26

年3月までには完成しな

ければならないが一部

工事は平成25年度予算に

計上されておりその工

事区間は平成26年6月中

旬までに完成予定とのこ

とである

具体的には8区間の

うち6区間は3月末に完

成残り2区間の1号線

高架付近170と上流

の24号線西側150お

よび一部工事が6月中旬

までの完成予定である

この古川広域河川改修

工事完了により近年の

集中豪雨や台風による上

流の城陽地区の冠水被害

の軽減が図れるとの説明

であった質疑等では久

御山排水機場の排水能力

の確認や内水排除の問題

点などを指摘した

小中学校の不登校児童は

京都府および山城教育局

管内の平均以上

「小中学校の現状」

について調査をおこ

なった

まず小学校の研究指定

は御牧小学校は研究テ

―マである英語活動佐

山小学校は算数指導東

角小学校は国語としてい

る中

学校は教師力向上の

指定校になっており今

年度と来年度に京都府

教育委員会指定の学力向

上システム開発校にも指

定を受けている

学力向上については

少人数指導教員の配置を

実施しているきめ細や

かな指導の充実によって

一人ひとりに応じた指導

をしていく取り組みとし

て京都府は少人数学級

少人数指導教員配置をし

ており本町は少人数指

導として国語算数

英語などの教員を配置し

ている

次に平成25年度の小

学校中学校の問題行動

について調査をおこなっ

平成24年度と平成25年

度の比較では中学校は

若干減っているが小学

校の暴力事象は男子

女子児童が関わっており

増加していることが異

なる点であった

「いじめ」については

小学校中学校それぞれ

報告件数およびその調査

も各校でまとめており

その対応もしているとの

ことであった

さらに不登校児童につ

いても京都府の平均

山城教育局管内の平均を

大幅に上回っている状況

であった

近年の集中豪雨や

台風による冠水被害が

軽減の見通し

小学校の授業風景

教育実態は豪雨対策は教育実態は豪雨対策は各常任委員会では定例議会がない時も担当所管からの出席を求め町が実施している事業等の調査をおこなっています(閉会中の事務調査)今年2月におこなわれた総務事業常任委員会と民生教育常任委員会の調査内容をお知らせします

閉会中の事務調査

民生教育常任委員会(2月10日)

小学校中学校の学力向上

一人ひとりに応じた指導とは

総務事業常任委員会(2月12日)

豪雨台風対策hellip

古川改修

工事の進み具合は

改修工事中の古川

(8)くみやま 議会だより No134

6会派が施政方針を問う

6会派が施政方針を問う

代表者質問

代表者質問

3月定例会の代表者質問一般質問は3月12日13日におこなわれ代表者質問には6会派の議員が町長の施政方針について一般質問には4人の議員が町政の当面する課題について町長の考えをただしました質問の項目などは下記および15ページに掲載していますなお次ページ以降に主な質問答弁の要旨も掲載していますのでご覧ください

平成26年度の重点施策 〜平成26年度施政方針より〜安全安心に関する各施策高齢者や障害のある人などへの各種福祉施策教育学習環境の充実など

質 問 者

公明党議員団     戸川 和子 議員 hellip 9ページ

①行財政について③幼保一体化について

②障害者福祉について

緑 風 会      塚本五三藏 議員 hellip 10ページ

①第5次総合計画について ②地中熱エネルギーの活用について

清 風 会      島  宏樹 議員 hellip 11ページ

①まちづくりについて③高齢者福祉について

②財源確保について

自由クラブ      林   勉 議員 hellip 12ページ

①魅力あるまちづくりについて ②土地利用について

ネクストくみやま   内田 孝司 議員 hellip 13ページ

①警報発令時の対策について

日本共産党議員団   巽  悦子 議員 hellip 14ページ

①第5次行政改革について③中小企業振興について

②防災対策について④仮称佐山認定こども園について

③クロスピアくみやまと新市街地の活用について

くみやま 議会だより No134(9)

本町は町税収入が減

少していく中で実質単

年度収支額は5年連続し

て赤字となっている

また平成25年度の決算

見込み額も財政調整基

金から約4億円を繰り入

れており6年連続して

実質単年度収支が赤字に

なることが予想される

そして平成26年度の

予算規模は過去18年間

で最も縮小した予算で

町税や地方譲与税地方

消費税交付金などの増収

が見込まれるものの歳

出規模に不足する約3億

5000万円を財政調

整基金から繰り入れてい

る臨

時対策債が平成25年

度で終わり基金繰り入

れ以外に方法がないよう

だが今の財政調整基金

残高と減少し続ける財

政調整基金についてど

のように考えているのか

平成26年度の当初予算

繰り入れ後の財政調整基

金の残高は12億8107

万7000円で災害時

や不測の事態が発生した

時の財源として積み金

をしている要素もあり

できる限り基金を確保す

ることが好ましいと考え

ている

このままでは財政調

整基金は確実に減少し

ここ数年で枯渇すること

も予測され今後の財政

運営に著しい支障をきた

すことも考えられる

本町の経常収支比率は

958となっている状

況から一般財源が確実

に不足していることは事

実でこれを解消するに

は町税などの一般財源

を増やすか歳出予算の

経常経費を削減するしか

ない

そこで第5次行政改

革大綱に掲げている項目

を実行し各種事務事

業もスクラップビルド

により厳選した住民

サービスにしていき基

金に依存しない財政基盤

を確立していくことが先

決と考えている

具体的に住民サービス

をどうしていくのか

そのことから平成26

年度の当初予算では敬

老金支給事業や産地確立

対策事業などの見直しを

した

今後も引き続きサービ

スの適正化に向け取り組

んでいく

平成22年

度に保育

所幼稚園

のあり方検

討委員会か

ら就学前

教育の一層

の充実を図

るため「0

歳児から5

歳児までの

同じ年齢の

子どもが

同じ施設で

充実した保

育教育を等しく受ける

ことが望ましい」との提

言があった

町長の施政方針では

佐山保育所のIS値が低

いことや老朽化などを

考えると佐山幼稚園との

統合も含めて急速に検討

を進めたいと述べられた

幼保一体化の今後は

町立佐山保育所は経

年劣化に加え耐震強度

問題もあり建て替えは

優先課題だと考えている

そこで新年度に新規

対策として町全体の幼

保施策のあり方と施設整

備の方向性について整理

をおこない合わせて仮

称「佐山認定こども園」

への移行を進めるための

施設基本計画として計

画条件の整理や現状施設

の把握などについて調査

をおこなっていく

また国の支援メニュー

の活用も合わせ統合と

表現した

高齢者福祉や障害者福

祉に係る経費など今後

ますますその需要が増え

ることも考えられるので

事業の優先度など検討し

また評価する中で見直し

が必要と考えている

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

基金に依存しない財政基盤が先決

A減り続けている基金の見通しは

Q

幼保一体化の今後は

仮称「佐山認定こども園」に

移行するための調査をする

A Q

公明党議員団

代表者質問

戸川

 和子

 議員

町 長

佐山保育所

(10)くみやま 議会だより No134

住街区促進ゾーンは

平成18年に策定し基礎

調査や3回のアンケート

が実施され地権者説明会

も実施した今後財源

確保も視野に入れた土地

利用が肝要であり住宅

だけでなく事業地と住宅

地が調和のとれた「土地

利用促進ゾーン」の地域

にする考えは

栄地区は本町で一番

高齢化が進み三世代で二

世帯住宅がかなえば在

宅介護自治会の活性化

と高齢化の解消や人口の

増加となる建ぺい率

調整しアンケート調査な

ど実施する

環境面において地中熱

は自然のものであり日

本中どこでも季節を問

わず天候に左右されず

安定した有力な自然エネ

ルギーで冷暖房に利用

が可能でCO2

の排出抑

制にもなる

国庫補助金も充実し財

源の活用も含め公共施

設にはこのようなクリー

ンエネルギーの活用は大

変有効である今後保

育所など本町の施設の

建替えや改修時など特

にランニングコストにお

いて大幅な電力消費量

の削減で費用対効果を

検証し導入を検討する

地中熱事業は東日本

大震災以降分散型自

立型で災害に強い特徴が

ある地中熱エネルギー

の利用効果は電力消費

量46削減CO2

排出量

は50の削減となる

日本中どこでも地中約

10m以上の深さの敷設で

冷暖房に利用が可能であ

る天候に左右されず

季節や昼夜間を問わず24

時間365日利用できる

市町村には国から策

定費用で上限1000万

円事業費で設備導入に

対し3分の2の補助金が

あるが保育所の建替時な

どで導入する考えは

容積率の変更を行政が主

体的となりいつごろ見

直すのか

住街区促進ゾーンは

社会経済情勢や町の財政

状況が大きく変わり住

宅施策だけで進めてよい

か課題もあり平成26年

からの次期総合計画の策

定時にまちづくりの方

向性を明確にし実現性

のある土地利用計画や開

発手法を検討する

栄地区は地元の合意

形成が整えば地域のより

良い住環境が整備される

のってこバスは無料

福祉タクシーに移行し

公共交通の側面を念頭に

交通弱者対策でジャンボ

タクシー型にして運行

は町内の公共施設を中心

に巡回する考えは

阪急西山天王山駅から

京阪淀駅を結ぶ路線が開

設された「阪急バス」を

まちの駅クロスピアを基

点とした近鉄大久保駅

を結ぶ新路線の誘致を図

る考えは

のってこバスの抜本的

改革は運行経費の削減

運行頻度やルートの再検

討路線バスとの役割分

担交通弱者などへの対

応の課題があり無料福

祉タクシーも含めて検討

する

阪急西山天王山駅から

京阪淀駅のルートは昨

年12月末から阪急京阪

バスが共同運行を開始し

たこの路線の運行開始

後の利用状況や採算性を

参考にしてバス会社と協

議する

ことから次期総合計画

の策定とともに地元と

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

地元と調整しアンケートを実施予定

A栄地区の建ぺい率の変更時期は

Q

補助財源を活用し導入に向け検討

A公共施設で地中熱利用の考えは

Q

無料福祉タクシーへの移行と

阪急バス新路線の誘致は

無料福祉タクシーも含め検討

採算性を参考に協議する

A Q

塚本五三藏

 議員

 風

 会

代表者質問

京阪淀駅へ発着する阪急バス

くみやま 議会だより No134(11)

現在の『久御山町都市

計画マスタープラン』は

平成27年度を目標年次と

して将来都市フレーム

を設定しているこの中

核をなす住街区促進ゾー

ンについて次期の第5

次総合計画策定の中で

再検討をしていく必要が

あると『施政方針』で述

べられたが町長はこの

マスタープランをすぐに

見直さないのか

『都市計画マスタープ

ラン』の見直しは平成

この事業をどのように活

用し周知するのか

また財源の確保の一

つとして久御山町への

企業誘致に関し具体的

にどのような目標を持っ

ているのか

この事業の周知につい

ては広報誌やホーム

施政方針で敬老金支

給事業を廃止し平成26

年度からは長寿をお祝い

する新しい事業再編をす

るとあるが町長が目指

す高齢者が憩い

えるふるさ

ととは具体的にどのよ

うなふるさとなのか

また敬老金支給事業

廃止後の新しい事業再編

をどのように考えている

のか

高齢者が憩えるふるさ

ととは疾病予防や介護

予防を積極的に進め高

齢者がいきいきと暮らす

ことができる町と考える

中長期の視点で高齢者

福祉を考え敬老金支給

事業を廃止し新たに喜

寿米寿白寿の方に対

し1万円相当最高齢の

方には3万円相当の商品

券またはギフトカタログ

等をお渡しし感謝と敬

意を表しみんなでお祝

いをしたい

敬老金廃止にかわる高

齢者対策思いやりが見

える施策が大切だ

例えば70歳以上の方に

のってこバスの無料化や

いきいきホール利用料の

無料化等高齢者に温か

い思いやりがある「元気

で長生きを推奨する町」

とすべきと考えるが町

長はどのように思うのか

提案された「のってこ

バスの無料パス」発行

いきいきホール利用料の

無料化については高齢

者福祉を推進するための

一つの手法として今後

の参考にする

ページ商工会等による

チラシの配布京都府の

企業立地担当部局や府の

宅建業協会全日本不動

産協会にも周知の協力依

頼をし利活用の広報活

動をおこなう

今後この事業をきっ

かけに産業の活性化を

図るためさらなる企業誘

致策も検討していく

て第5次総合計画の策

定業務に合わせて改定を

していく

特に住街区促進ゾー

ンは実現性のある土地

利用計画や開発手法など

を検討するとともに土

地所有者等の理解を得る

ことも必要であり慎重に

進めていきたい

平成26年4月より企

業立地マッチング促進事

業を計画されているが

26年度から2カ年をかけ

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

町 長

第5次総合計画に合わせて改訂する

A都市計画マスタープランの見直しは

Q

敬老金廃止後の事業再編とは

喜寿米寿白寿最高齢

の方にお祝いをしたい

A Q

 風

 会

代表者質問

  宏樹

 議員

質 問

久御山町都市計画マスタープラン

(12)くみやま 議会だより No134

市街化調整区域には

色々と制限もあり農業

のさまざまな問題を考え

るとき今後の土地利用

について基本的な考え

を聞きたい

また現在開発が計画

されているところは

市街化に編入する手法

と土地の売却や借地に

より事業所が可能な事業

を進める手法などがある

開発手法を明確にし

地権者の合意形成や周辺

ティティのあり方やその

創出が大事な要件である

イメージアップにつなが

土地利用者の同意を得る

中で農業関係者と十分

協議し進める必要がある

と考えている

また佐山西ノ口の府

道宇治淀線北側は次の

線引き見直しまでに市街

化区域に編入していきた

いジ

ャンクション北側に

ついては民間で開発の

動きがあり有効な土地

利用が図れるよう適切

に指導をおこない前向

きに進めていきたい

クロスピアの今後の方

向性と目指すものは

行政主導で責任の所在

が不明確な運営ではな

かったのかと思うが抜

本的改革の必要性は

今日までの運営形態も

含めてこれまでのこと

を反省し総括しながら

方向性やり方を明確に

する

また施設の管理運営

も民間活力の導入も含め

て抜本的前向きな議論

を進めていきたい

るシンボルづくりとして

KBS京都の鉄塔を活用

できないか

町制施行60周年の記念

の年に町のイメージ

アップにつながるスター

トができればと考えてい

る鉄

塔や高層ビルを情報

発信の媒体として利用し

ているケースもありこ

の鉄塔にさまざまな意味

合いを持たせ発信ツー

ルとして活用するのに興

味深いものがある

ものづくりの町として

工業のみならず農業のこ

とも象徴するような発信

もできないかと思う

各界からの機運が醸成

してくれば「まちおこ

し」から支援していきた

町の将来を考えるとき

まちの魅力アイデン

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

土地利用の基本的考えと開発計画は

開発手法を明確にし

関係者と協議して進める

A Q

町のシンボルづくりに

KBS京都の鉄塔活用は

機運が醸成すれば支援したい

A Q

クロスピアくみやまの

抜本的改革は

これまでの総括と

前向きな議論を進める

A Q

自由クラブ

代表者質問

   勉

 議員

町内にそびえ立つKBS京都のラジオ電波塔

くみやま 議会だより No134(13)

昨年9月16日に特別

警報運用開始後初となる

大雨特別警報が発表され

京都府と久御山町からあ

いついで携帯電話に緊急

速報メールが入ったそ

の後町内全域に避難勧

告が発令され緊急速報

メールで指定場所への避

難を呼びかけられた

今回の特別警報が気象

庁から発表されてから

2分後には京都府から発

表され町はその35分

後に住民に知らせたが

これらについてどのよう

に考えているのか

昨年の台風18号では

特別警報の発表後に河川

の水位の状況から避難

勧告を発令した朝方ま

だ暗く降雨の中での発表

を検証する必要があると

思うがその考えは

特別警報は携帯電話

会社3社の緊急速報メー

ルにより住民への伝達

をおこなった

また宇治川の水位上

昇に伴い午前8時に町

内全域に避難勧告を発令

したが特別警報発表時

には避難勧告を発令する

に至っていなかった

避難勧告の発令につい

ては緊急速報メールや

自治会長への電話連絡と

特別警報と避難勧告の

住民への伝達について

自治会長に配備している

防災行政無線の活用や

自治会長への伝達や情報

発信体制などその検証

はどうであったのか

情報発信体制で広範

囲に一斉に発信できる装

置としてサイレンや拡

声装置付きの防災行政無

線設備の整備が必要にな

るが住民にとって情

報の伝達は行政から命の

パスを受け取ることであ

りもう一度現在の体制

であり住民への伝達方

法や避難所の開設など

検証の中で見直していく

ところも明確にみえてき

た幸

いにして大きな被害

は免れたがこれを教訓

として防災力をさらに高

めていく必要があると肝

に銘じていきたい

広報車3台で周知した

これらを検証したとこ

ろメールについては情

報を受信できる機種が限

られていたことや広報

車による周知では聞こ

えなかったとの意見が寄

せられ車を停車させて

わかりやすく広報するよ

う改めていきたいと考え

ている

今後は電話連絡とと

もに防災行政無線でも連

絡をしホームページに

も掲載したいと考えてい

る住

民へはNHKの

データ放送やFMうじ

町ホームページにより災

害情報の収集を啓発して

いきたい

質 問

質 問

町 長

総務部長

昨年の特別警報発表時等の検証は

見直すところもみえてきた

防災力をさらに高める

A Q

災害時の警報や勧告の

伝達体制の検証は

災害情報の収集を啓発していく

A Q

内田

 孝司

 議員

ネクストくみやま

代表者質問

昨年の台風18号で増水した前川

(14)くみやま 議会だより No134

第5次行政改革につい

て聞く

町長の考える地方自治

体とは住民とは

またアウトソーシン

グ(民間委託)の推進に

ついてだがコスト削減

を目的とするならば本

来の自治体が自治体でな

くなってしまう具体的

にはどのようなことを考

えているのか

地方自治体のあり方に

ついては住民福祉の向

上を図っていく重要な役

が大前提だ

川が増水し久御山排水機

場は約6時間のあいだ排

水を停止したそのため

古川が増水し町内2カ所

で溢水があった

今回のこの事態を踏ま

え天ケ瀬ダムの毎秒1

500トン放流計画では

本町の被害はさらに大き

くなることが予測される

この天ケ瀬ダムの毎秒

1500トン放流計画に

ついての考えを聞くま

た今回の天ケ瀬ダムの

基本水量以上の放流の検

証はしたのか

天ケ瀬ダム再開発計画

についてはダムを効果

的に運用し宇治川淀

川の洪水を安全に流下さ

昨年9月の台風18号で

は毎秒1156とい

う天ケ瀬ダムの計画水量

以上の放流のため宇治

割を担っている

また住民は行政サー

ビスを受ける対象と同時

に自らが責任をもって

地方自治を運営していく

主体だまちづくりに

あっては施策などを住

民とともに考え取り組

んでいく協働パート

ナーシップがますます重

要になると考えている

アウトソーシングの推

進については具体的に

新たな業務や時期を示す

ことはできないが給食

業務についても議論しな

ければならない決して

コスト意識のみの議論で

京都ではこの12年間

で1万1029軒の事

業所が倒産廃業し全

国ワースト1非正規労

働者は4割を超え全国

ワースト3これでは

事業所経営も働く労働者

の生活も守ることができ

ない

中小企業振興基本条例

をつくり地域経済を循

環させ事業効果を上げ

ている自治体が京都府下

でもある本町でも条例

制定に向けた議論を進め

るべきだ町長の考えを

聞く

中小企業振興基本条例

の制定については町の

役割中小企業者大企

業町民の役割を明確に

する中でそれぞれに責

務を課すことになる

事業者はもとより住

民も一体となり地域経

済の活性化に取り組む機

運の高まりが大変重要で

あると考えている

これまでの中小企業施

策の堅持に努めながら

商工会と関係団体との研

究等も含めて十分調整

をしていきたいと考えて

いる

せること琵琶湖に溜め

た洪水を速やかに流すこ

とを目的に宇治川の流

量を毎秒1500にす

る計画で本町域の安全

度を高めると認識してい

る操

作方法の検証につい

ては国で現在されてい

ると聞いている

はない現実にはサービ

スが低下しないというの

質 問

質 問

質 問

副町長

町 長

町 長

住民福祉の向上の役割を担うもの

A町長にとって自治体住民とは

Q

天ケ瀬ダム秒毎

1500

放流についての考えは

本町の安全を高めるものと考える

A Q

関係団体との研究も含め調整したい

A中小企業振興条例策定に向け前進を

Q

194692

  悦子

 議員

日本共産党議員団

代表者質問

事業建設部長

久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川

くみやま 議会だより No134(15)

(16)くみやま 議会だより No134

火災発生時は消防車が

到着するまで自治会に

設置の消火栓BOXでの

初期消火の対応が必要と

なるしかし消火栓BO

Xの備品が少なく消火

範囲は40程度だまた

消火栓BOXも不足して

いる今後の対応は

次に南海トラフ大地

震等によって水道管が寸

断された場合水利確保

が困難となり防火水

槽の増設が不可欠にな

る過去に「防火水槽は

公園や公共用地への設置

などで充実に努める」と

答弁されたが防火水槽

の増設がない

なぜ防火水槽の増設が

進まないのかまた今後

の対応は

消火栓BOXの増設は

21世紀の災害に立ち向

かうのは今の子どもた

ちである災害時には

自分自身を守り相互に

助け合える力を今から育

む防災教育が本町の将

来にとって不可欠だ

行ったまた自助対応

に対する正しい知識を習

得させる意味で応急手

当等の指導も取り入れた

町内の農業形態は多種

だが認定農業者対象の

補助にはどのような制

度があるのか

また農業で安定した

生活基準を保つため一

部の若者達がグループ化

や法人化に移行し5年

10年先を考え自らが

様々な制度の情報収集に

取組まれているが現在

の補助制度とその機能

活用状況は

また新たな農業の支援

施策が必要ではないのか

地域で5年後の姿を明

確にし必要な担い手や

産地づくりの総合的計画

『京力農場プラン』を現在

学校教育として防災

教育をどのように取り入

れていくのか

新たに土曜授業の一環

で防災教育を取り入れ

地域自主防災会連合会な

どとも連携を図り訓練を

今後も地域との相互

理解を深め防災教育に

生かせる事業を取り組

んでいく

作成している

認定農業者の補助制度

には機械購入時や設備

投資や規模拡大のために

農業経営基盤強化資金や

近代化資金等の融資を受

けた農家への最長5年間

の利子補給がある

新規事業(農業振興施

策対策事業)では認定

農業者等の方が農地の集

団化等や規模拡大等で

農機械設備投資100万

円以上の農業用機械の購

入時に5万円の補助をお

こない機械購入時の負

担軽減を図り農業経営

の新たな支援につなげる

しかしこれからの事

業なので今後検証し話

を聞く中で進めて行く

更新と共に設置位置を改

めて検討していくま

た消火栓BOXの設置

は法的な設置義務がな

い消火栓の使用方法も

自治会対象の消防訓練な

どで指導普及していく

公園内に防火水槽の増

設がないのはポケット

パークや児童公園付近に

有効な消防水利があるこ

とや用地等の問題も設置

が進まない要因の一つで

ある水利不便地では

公園整備等で消火活動

上有効な消防水利の増強

を検討する

消火栓BOX

防火水槽の充実は

消防水利不便地の増強を

検討していく

A Q

多種多様な防災教育の導入は

防災教育に生かせる取り組みをする

A Q

農業への振興は

総合計画「京力農場プラン」

を作成している

きょうりょく

A Q

質 問

質 問

質 問

田口

 浩嗣

 議員

一括質問方式

一般質問

消防次長

学校教育課長

産業課長

消火栓BOX

くみやま 議会だより No134(17)

米政策では5年後に

生産調整廃止の報道があ

りその方向性が考えら

れる

産地確立対策事業は

町独自の施策であり評価

しているが補助単価の

推移は毎年減額の状況だ

今後についての見解は

米の生産調整数量の目

標を達成した農家組合に

対し転作協力金として

支出している

平成23年度より転作

面積1平方あたり3円

で総額約570万円 

平成24年度は2円で約3

90万円平成25年度は

1円で約200万円であ

る平成26年度の当初予

算案においても昨年度

と同様に計上している

しかし平成27年以降

は未定であるが継続し

て農業に取り組まれる意

欲ある農家への支援につ

いて有効な事業を検討し

ていきたい

『人農地プラン』策定

に向けた協議が進められ

るがその重点課題と今

後のスケジュールは

地域の担い手不足を解

消し持続可能な力強い

農業経営構造に転換する

ため国の『人農地プ

ラン』にものづくり

の視点を加えた府独自

の『京力農場プラン』は

集落や地域における5年

後の目指す姿を明確にし

それを基本計画に取りま

とめたものである

また本町の都市近郊

という立地条件にあった

営農のあり方や耕作放棄

地の解消新規就農をお

こないやすい環境整備

特産品等のブランド化や

6次産業の重要課題につ

いて議論をしており平

成26年度当初に取りまと

める予定である

公開事業診断の意見か

ら特産野菜の補助や耕

作放棄地対策に展開すべ

きと提案されたがどの

ように捉えているかを聞

く公

開事業診断の意見や

国の減反廃止の方向性が

出されたことを踏まえて

当面は国の制度の経営

所得安定対策交付金の活

用を図る

農業予算配布の考え方

は本町の農業振興を図

るため国や府の支援制度

を活用し必要財源の確

保に努めたい

農地集積では『人

農地プラン』の話し合い

によって農地をまとめ

て機構に貸し出す場合

集落に支払う地域集積協

力金が導入されようとし

ているこの新しい仕組

みを活用すればこれま

で乗り切れなかった課題

を解決し農地の流動化

が進むと期待している

そこでこれから管内

農業の特徴を生かした

『人農地プラン』策定の

重点課題は

特産品などのブランド化を

平成26年度にまとめる

A Q

公開事業診断の意見を

どのようにとらえているのか

国の生産調整廃止の動向を

見すえた見直しが必要だ

A Q

産地確立対策費の今後の見解は

意欲ある農家の支援と

有効な事業を検討したい

A Q質 問

質 問

質 問

河原﨑博之

 議員

一括質問方式

一般質問

産業課長

産業課長

事業建設部長

人農地プランで農地の流動化が加速する

(18)くみやま 議会だより No134

久御山ジャンクション

北側のモタレ地区は将

来の市街地検討エリアに

定められているが地権

者と企業の合意形成があ

れば開発は進められるの

か農

用地の除外が必要に

なるがそれには同等の

面積を農用地に指定する

ことが必要となり久御

山町にはそのような農地

はないのでハードルは

大変高く厳しい

農用地除外の問題は以

前から言われていたこと

であるこれまで町長と

してハードルを下げるた

めに関係機関とどのよう

な取り組みをしてきたの

か先

に地権者と企業との

コンセンサスがでてきた

時点で行政として本格

的に押せるのが基本論で

はないかと思う

で今後はそういった部

分の調査も視野に入れて

いかなければならない

内水排除を大きく阻害

している大内サイフォン

の再整備については国

や京都府に要望していな

いのか

府道八幡宇治線や府道

宇治淀線は朝夕の時間

帯で慢性的に渋滞をして

いるためバイパス機能

として東西軸の道路整備

が必要ではないか

昨年山城広域振興局

管内の自治体で組織する

部会で府道八幡宇治線

の北側に東西道路が将来

整備路線に位置付けられ

ており実現を要望して

いく

府道宇治淀線は日中

大内サイフォンを増設

すると大内川の流量が多

く前川の水が流れなくな

り宇治市や京都市に浸

かってくれと言うような

ものになるので大内サイ

フォンを増やしてくださ

いと言うことはできない

も慢性的に混んでいると

いう感覚はない

今後はより一層渋滞す

ると思っている混んで

から考えるのではなく

まちづくりを進める中で

当然検討していくべきで

はないのか

佐山にバイパスを作っ

てもまた第2岡本病院

(建設予定)のところで

渋滞ができてしまい問

題になってくると認識し

ている

内水排除の対策が進ん

でいない解決策がわか

らないなら専門家をいれ

て総合的な治水につい

ての調査検討が必要で

はないのか

これまで専門家を入れ

ての調査をしていないの

久御山ジャンクション

北側開発の課題は

農用地除外のハードルは

高く簡単ではない

A Q

大内サイフォンの再整備は

要望しないのか

宇治市や京都市に浸かって

くれと言うようなものになる

A Q

東西軸の道路整備状況は

東西道路の整備を要望している

A Q

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

中井

 孝紀

 議員

一問一答方式

一般質問

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

内水排除を阻害している大内サイフォン

くみやま 議会だより No134(19)

障害児の早期発見と成

長に合わせた一貫した指

導と教育についてである

が町は久御山学園と

いわれるものを掲げて

幼保小中一貫性の

ある教育を推進すること

をアピールしているが

障害児教育はどう取り組

むのかがいっこうに見え

ない

現状と方針について答

弁を求める

町では医師や保健師

による乳幼児健康診査事

業で気になった発達に

課題を抱える子どもにつ

いて継続的に見守り等

をおこない必要に応じ

て町療育教室への通室や

専門機関の受診等の助言

をおこなっている

平成21年度から町療育

教室発達相談員を中心に

保健師や保育士がチーム

をつくり保育所幼稚

園主に年中児を対象に

巡回相談を実施し発達

に課題を抱える子どもの

早期発見に努めている

就学前に発見された発

達に課題を抱える子ども

については保健師の

フォローや保育所幼稚

園での継続的な観察等を

実施するとともに必要

に応じて町療育教室へ

の通室を促し療育をお

こなっている

就学時には就学指導

委員会と連携をとりなが

ら適正な就学につなが

るように努めている

また今年度から新

1年生のフォロー教室と

して年8回程度教室

を使って遊びの広場の

提供や保護者の相談の

場を設けている

4月に療育教室から就

学した子供の半数以上

平均して8組程度の参加

があり保護者からは好

評を得ている

障害のある子どもの早

期発見は適切な支援につ

ながる重要な要素であり

教育委員会としても民

生部の保健師療育教室

の発達指導員と密接な連

携を図ってきている

中が連携をした中での個

人の状況について支援

していけるような形で

フォローをしていきたい

と考えている

また教育委員会とし

てはいろいろな検査

だったり調査等でも

やっているが確認でき

ないまま大人になること

がないように十分注意

を払いながら保護者並

びに関係機関と密接な連

携を図りながら特別支

援教育を進めていきたい

と考えている

また副町長を委員長

とする発達障害等検討委

員会を民生部と立ち上げ

幼児から高齢者に至るま

で障害のある方への支

援方法について検討を

おこなっている

特に久御山学園とし

ての一連した幼保小

中連携のもとでの取り組

みについては各小学校

中学校において必要な

特別支援にかかわる担任

の配置をはじめ今年度

から新たな取り組みを計

画している

一つは久御山学園と

して障害のある子ども

に対して適切な指導を

図れるように幼稚園の5

歳児並びに小学校6年生

にそれぞれの状況につ

いて移行支援シート等

を保護者の方に提出をい

ただき特に平成26年度

においては幼稚園5歳

児の保護者に対して提

出をお願いする

その内容について平

成27年度以降それぞれ

の小学校中学校へ進ん

でいかれる中で幼保小

学校教育課長

久御山学園として障害児教育は

どのように取り組むのか

移動支援シートの提出をお願いし

幼保小中が連携してフォローしたい

A Q質 問

三宅

 美子

 議員

一問一答方式

一般質問

住民福祉課長

(20)くみやま 議会だより No134

広報の一環としてICT

化を活用した取り組みを

実施している

サイボウズライブを活

用しインターネット上

で資料提供や議員間の意

見交換をおこなっている

またグーグルカレン

ダーを利用し議員およ

び議長の予定や研修等も

公表している

その他議会のフェイ

スブックページを開設し

議会活動を活発に発信し

ているICTを積極的

に取り入れ議会の「見

える化」に頑張っている

様子が伝わってきた

可児市議会の議員数は

21人で議会改革議会

関市の議員数は25人で

本会議場にタブレット端

末機「ipad」を導入

している

平成24年に議員から導

入提案がありその後

試行的におこなわれた

平成25年12月定例会で

平成15年4月に2市2

町が合併し周南市と

なった議員数30人中議

会だより編集委員は6人

で構成している「議会

だより」は年4回発行

で印刷部数が615

00部と多いにもかかわ

らずきめ細やかな編集

で大変参考になった

坂町は人口約1万3

千人の町である議会だ

よりの発行に関する違い

は定例会終了月の翌月

1日に発行している点で

ある新しい情報を新鮮

なうちに住民に届けるた

め昭和62年1月から継

続されている

編集会議は本会議と

並行し定例会の翌日か

ら約4日間9時から16

時まで会議を開くなど

タイトな日程であるが内

容も充実している決し

て早く発行することに

重点をおいている訳では

なく参考になった

また小学校の授業の

一環として児童が本会議

の傍聴をおこなっており

その時の感想文を掲載し

たり一般質問の追跡調査

議会クイズなど住民の

皆さんの声も載せるなど

の工夫は今後の本町の

広報編集の充実において

参考にしたい点である

「ペーパーでの配布は一

切なし」とされデータ

での配信のみとなった

導入経費は約119万

円で今後紙代やコピー

代などの経費削減につな

がるとのこと

反面手書きメモや新

しいアプリなどの操作方

法の習得といった課題も

あると言われていた

周し

ゅう

南なん

市し

議会

(山口県)

坂さ

町ちょう

議会

(広島県)

部数が多いにも関わら

ずきめ細やかな編集

児童の傍聴感想の掲載

など工夫が満載

サイボウズライブとは

サイボウズ株式会社が

提供している無料グ

ループウェアサービス

個人や小規模チームの

利用を想定したグ

ループスペースを複数

作成管理している

可か

児に

市し

議会

(岐阜県)

関せ

市し

議会

(岐阜県)

議会の「見える化」へ

ipad導入は紙代や

コピー代の削減になる

可児市議会

関市議会

周南市議会

坂町議会

くみやま 議会だより No134(21)

三芳町では準備情報

のない震災発生時の初期

行動について地域防災

初期行動マニュアルを策

定している

このマニュアルは町

災害対策本部の動き地

域の標準的な動き指定

避難場所となっている学

地域防災は自治安心課で

校の態勢などを明らかに

し非常時にしっかりと

連携を取るためである

また自助共助公助

の人の動き組織の動き

を時系列に掲載しどの

ように行動すればよいか

しなければならないこと

は何なのかどのような

ことが協力できるのか

一目でわかるようになっ

ている

全体像を示しながら

時間の流れとともに作成

されているので大変解

りやすいと感じた

豊島区では社会福祉

協議会主催で「あなた

の元気で地域を元気に」

のスローガンで「高齢者

元気あとおし事業」を実

施している

これは地域の老人施

設やデイサービス等の介

護保険施設で利用者の

話し相手やお茶出し食

事の配膳シーツ交換

洗濯物の整理などをおこ

なうことで自身の介護

予防とお互いに支え合う

元気な地域社会をめざす

事業である活動すると

スタンプがもらえ貯

まったスタンプ数に応

じて換金できるように

なっている(年間上限5

000円)

平成24年度末の会員数

は352人で平均還元

金額は3319円

社会参画をしたい高齢

者がまだ多くおられるの

でこの事業の周知を徹

底していく事が今の課

題とのことであった

高齢者元気あとおし事業

豊と

島しま

区く(東京都)

豊島区の「元気ポイント手帳」

防災教育のコンクー

ル『ぼうさい甲子園』で

全国一のグランプリを受

賞された宮城県女川町立

女川中学校で防災教育

について説明を受けた

佐藤先生(国語担当)

は震災によって心に傷

を負った生徒の気持ちを

短い俳句によって吐き出

させることに取り組まれ

たま

た女川中学校は①

小中学校と関係機関と

の防災体制の連携 

②防

災マニュアルの整備改

善 

③抜き打ちの避難訓

練などについてきめ細

かい対応をされていた

千年後の命を守るために

建てられた『女川いの

ちの石碑』には生徒の

俳句「夢だけは壊せな

かった大震災」

など多くの言葉

が刻まれていた

その後久御

山町から派遣さ

れている職員の

堀井敬祐さんの

激励を兼ねて石

巻市役所を訪問

し復興状況を

お聞きした

東日本大震災による大

津波によって壊滅的な被

害を受けた名取市閖ゆ

上あげ

区沿岸から1キロメー

トル以内の木造住宅は全

て流出しており住宅の

基礎だけが残った景色に

言葉を失った

当時避難場所で今は

閉鎖されている旧閖上中

学校「みなさんが気軽

に集まれる場所にした

い」と営業を再開され

た「ゆりあげ港朝市」と

復興の願いを込められた

仮店舗「閖上さいかい市

場」を視察し厳しい現

実と課題を聞いた改め

て被災地の復旧復興は

まだまだ長い道のりだと

いうことがよくわかった

今後南海トラフ巨大

地震による被害の発生が

考えられる今回の研修

で学んだ防災教育減災

に対する取り組みを参考

に久御山町でも防災対

策を進めたいと思う

三み

芳よし

町まち(

埼玉県)

女おな

川がわ

町ちょう(

宮城県)

防災マニュアル整備で

きめ細やかな対応

名な

取とり

市し(宮城県)

復旧復興は長い道のり

三芳町役場

女川いのちの石碑

(22)くみやま 議会だより No134

久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました

久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン

テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします

町議会では議員によ

る「第1回政策討論会」

を去る2月22日ふれあ

い交流館ゆうホールで開

催しました

政策討論会はさまざ

まな行政課題や町の進む

べき方向などについて

各議員が意見等の交換を

し議会としての共通認

識の醸成を図りかつ

議会の活性化を図るため

におこなうものです

今回は住民の皆さん

に議会への関心をもっと

持ってもらうとともに

議会活性化のひとつとし

ておこないました「10

年後の久御山町を考え

る」をメインテーマに

年々減少する人口や毎年

のように起こる自然災害

などの問題について「人

口のあり方」「防災につ

いて」をサブテーマに掲

げました

人口のあり方

少子高齢化が一段と進

み高齢人口が30を超

える

生産年齢人口減により

総合計画で設定した人

口には届かない

久御山町にとって適正

規模の人口がどうなの

かを考えるべき

10年後ではなく20年

後くらいを視野に置く

べき

久御山町に住もうとし

ても住宅がないミニ

開発や土地の用途変更

の緩和を考えるべき

住宅要望は減っている

開発は必要ない

鉄軌道がないという不

便さがある

防災について

久御山の地形や歴史を

知る必要がある

防災教育を通じた子ど

もへの意識付けや少年

消防クラブ設立を

治水対策について国

京都府との連携をとる

ことが必要

防災にもっと女性の視

点を盛り込むべき

以上のような意見がで

ました

また当日傍聴に来ら

れた皆さんからは左記

のようなご意見をいただ

きました初開催で時間

配分などスムーズにい

かないことも多々あり

今後の開催運営に課題を

残した結果となりました

次回開催時には今回

の教訓を踏まえより一

層住民の皆さんの期待と

要望に応えられる討論会

としていきたいと考えて

います

政策討論会を開催

第1回

時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)

傍聴者の意見

参加者

議 員hellip14人(全員)

傍 聴hellip20人

くみやま 議会だより No134(23)

4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大

おお

森もり

彌わたる

氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました

全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip

合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代

表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ

クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論

を通して意見交換をおこなうものです

また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから

こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり

のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります

新緑があざやかに映え

る季節となりました

さて議会では2月に

『人口のあり方について

防災について』をテーマ

に政策討論会を初めて

開催しましたまた『議

会だより130号』が

第28回町村議会広報コン

クールで見事に「表紙

フォトグランプリ賞」を

受賞しました

これからも皆さんに

親しまれ読みやすい紙

面となるよう委員一同

努力を重ねていきますの

でご愛読をお願いしま

す 編

委 員 長 

中  

大介

副委員長 

巽  

悦子

委  

員 

岩田 

芳一

委  

員 

島  

宏樹

委  

員 

塚本五三藏

委  

員 

樋口 

房次

広報特別委員会

「この作品は撮影

者の感性が見事に表

情仕草動感光線

のすべてを一枚のカッ

トに収めた素晴らしい

表紙に仕上がってい

る」と評価を受けく

みやま議会だより平成

25年5月1日号(

130)が平成25年度第

28回町村議会広報コン

クールで「表紙フォト

グランプリ賞」を初め

て受賞しました

町村議会広報コン

クールとは全国町村

議会議長会の主催で

「町村議会広報」の編

集技術向上と紙面内容

の更なる充実のため

毎年おこなわれている

ものです

今後も住民の皆さ

んに親しまれるわか

りやすい紙面づくりに

取り組んでいきます

来賓あいさつをする山田京都府知事

栄12丁目シニアク

ラブの栄楽会から誕生し

たサークル「栄楽早朝ラ

ジオ体操山ももの会」

が今年で10年目を迎えま

した

山ももの会は平成16年

6月当時栄楽会会長の

中南明光さんが発起人と

なり高齢者のふれあい

や健康維持を目的に早朝

ラジオ体操を始めました

毎日栄みどり公園で

早朝から高齢者の生きが

いづくりや閉じこもり

介護予防などを目指して

1年365日欠かさず

に取り組んでいます

ラジオ体操の普及推進

に努めているかんぽ生

命は毎年全国の団体

や個人を表彰しており

栄楽会は平成22年に「優

良団体京都府表彰」を

受賞しました

以前は栄楽会シニア

クラブサークルが中心に

活動していましたが幅

広い年代にも参加を呼び

かけようと「京都府表

彰」の受賞をきっかけに

「栄楽早朝ラジオ体操

山ももの会」と改名そ

の後毎朝のラジオ体操

を続け今回2つ目とな

る「優良団体近畿地方

表彰」の栄誉に輝きまし

た10

年前初日の参加者

は10人で4日目には半

減していましたそれで

も息の長い地道な活動は

ゆっくりと着実に広がり

いまでは近隣の宇治市

民を合わせ毎日約46

人平均年齢は75歳前後

の方々の参加があります

激しい雨天の日などを除

いて夏場は午前6時か

ら他のシーズンは午前

6時半に栄みどり公園に

集いますラジオ体操終

了後は京都フェニック

スパーク周辺を中心に

ウォーキング

8年間通い続けている

宇治市住民の91歳の男性

は「良い仲間ができて

元気をもらっています」

とニッコリ92歳の女性

は「みんなと一緒にさせ

てもらい今日の健康が

あります太陽とラジオ

体操に励まされていま

す」とほほえみます

会長の中南明光さん

は「おはようさんで始ま

り笑顔で話ができる場

それが精神や肉体の健康

維持につながっていると

思うこれからも続けて

精進していきたい」と今

後の抱負を語りました

(聞き手文 

広報特別委員会)

発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11  075(631)99960774(45)0105  075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています

表紙の「くみやま」を書いたのは

東角小学校2年生

今井 陽太くんいま い   ひな た

 題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ

もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました

 

今号は「栄楽

山ももの会」会長の

中南明光さん(栄在

住)に直撃インタ

ビューしました

高齢者に生きがいを

良い仲間ができて

元気をもらってます

太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん

Page 3: 特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員 理由は、4月からの消費税引き上げに伴う食支出が増える中、増税に反対

(4)くみやま 議会だより No134

 

予算全体として閉塞

感のようなものを感じる

 

単年度で考えるもの

ではないと思っている

将来へ向けて今は耐える

時期と考える

 

町長のリーダーシッ

プを発揮すべき事業診

断等の意見に左右されて

いるのでは

 

事業診断は一つの判

断基準ではあるが決し

てそれがすべてではない

 

光熱費が負担となっ

ている対策として新電

力導入の考えは

 

事業者から聞き取り

をおこない回答を得たが

庁舎への導入には難しさ

がある他の施設におい

ても平成26年度中に調査

をし有効な場合は順次

進めていく

 

本町は早くから取り

組んでいるがもっと企

業等に視野を広げた展開

が必要ではないか

 

基本的に住民を対象

としているセミナーや

フォーラムでは時流の変

化を捉えた内容としてい

 

メディアでも育児休

暇や介護休暇等制度利用

の充実の必要性を訴えて

いる自治体として事業

所へのPRをすべき

 

企業への啓発には今

のところ難しさを感じて

いる

 

町内3つ目の交番設

置の話が全然進んでいな

いどうなっているのか

 

クロスピアくみやま

周辺への誘致を望んでい

たが京都府との認識の

ずれがあった

 

このままでは話が進

まない人口比率からし

ても必要と認められる

住民も切望しているが

あきらめるのか町長の

思いは

 

誘致の思いは当然あ

ることあるごとに府へ

思いを伝えている

今後も続けて誘致をは

かっていく

総括審査での主な質疑

新電力導入

交番誘致

男女共同参画

3月25日におこなわれた総括審査(予算特別委員会)

総合計画推進事業などを審議総合計画推進事業などを審議11議案を付託予算特別委員会

3月定例会に提案された平成26年度各会計

予算等を審査するため7人の委員で構成され

た予算特別委員会(委員長=内田孝司副委員

長=田口浩嗣島宏樹戸川和子塚本五三藏

巽悦子林勉)を設置しました

3月14日から25日まで5日間にわたり付

託された11議案の審査をおこないました

一般会計    【賛成11人反対2人】

    (討論の内容は3ページに掲載)

国民健康保険特別会計(事業勘定)

        【賛成11人反対2人】

三郷山財産区特別会計

             【全員賛成】

公共下水道事業特別会計

             【全員賛成】

介護保険特別会計

             【全員賛成】

後期高齢者医療特別会計

        【賛成11人反対2人】

水道事業会計

        【賛成11人反対2人】

本会議での各会計の採決結果

くみやま 議会だより No134(5)

194692

 悦子議員

反対討論

194692

 悦子議員

国保税条例

反対討論

反対討論

国保税条例

賛成討論

中井孝紀議員

中井孝紀議員

支出が増える中増税に反対

理由は4月からの消費税引き上げに伴う食

料品公共料金の引き上げ年金受給額の減額

等収入が増えず支出が増える状態での引き上

げであるためだ

国保の目的は「社会保障および国民保健の向

上」(国保法第1条)にある国保会計が苦し

いのは医療費の高騰だけではない国負担の

減額や企業による非正規雇用の増大がある国

に対し国保予算の増大と企業による非正規雇

用への切り替えを止めるよう求めるべき

税率増なしに制度維持は困難

少子高齢化の進行や経済の低迷による雇用の

不安定化高度医療による費用の増大など国

保を取り巻く財政事情は悪化しつづけている

厳しい財政状況下本町の国保会計も一般会計

からの繰り入れでバランスを保っている状況だ

今後も増え続けるとみられる保険給付費や景

気低迷を考えると税率の引き上げなしに制度の

維持は難しい国保加入者の皆様にとっては大

変厳しいことと思うが必要最小限の税率改正は

やむを得ない

特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償

 

に関する条例一部改正について

【全員賛成】

久御山町常勤の特別職の給与に関する条例及び久

 

御山町教育委員会教育長の給与勤務時間その他

 

の勤務条件に関する条例一部改正について

【全員賛成】

【賛成11人反対2人】

久御山町国民健康保険税条例一部改正について

        

反対討論  

巽  

悦子議員

        

賛成討論  

中井 

孝紀議員

                

下に記載

【賛成11人反対2人】

久御山町敬老金支給条例廃止について

【賛成11人反対2人】

久御山町総合計画条例制定について

【全員賛成】

久御山町消防長及び消防署長の資格を定める条例

 

制定について

【賛成11人反対2人】

久御山町職員の給与に関する条例の一部を改正す

 

る条例一部改正について

【賛成11人反対2人】

久御山町町税条例一部改正について

        

反対討論  

巽  

悦子議員

【賛成11人反対2人】

久御山町消防手数料徴収条例一部改正について

【全員賛成】

久御山町消防団員等公務災害補償条例一部改正に

 

ついて

【全員賛成】

久御山町火災予防条例一部改正について

【全員賛成】

久御山町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する

 

条例一部改正について

【全員賛成】

条例制定改正廃止

  決    議  

久御山ジャンクション周辺における

スマートインターチェンジ設置のための

要望活動に係る決議を可決

(概要)本町は南北を縦断する第二京阪道路や東西を

横断する京滋バイパスといった大型幹線道路を有する

近畿地方でも有数の道路交通の要衝となっている時

代の変遷とともに本町を取り巻く状況は変化し特

に鉄軌道を有しない本町の住民や事業所にとって道路

網の活用は生活上の必需である

 

道路活用の観点から久御山ジャンクション周辺に

全国的に設置の進んでいるスマートインターチェンジ

の設置実現のため国京都府をはじめ関係機関に要

望活動を展開するものである

          

提出者

             

自由クラブ 

林  

(6)くみやま 議会だより No134

害時災害活動拠点とな

りこれまでの避難所に

位置付けると自衛隊の災

害活動に支障があるため

  

大災害避難場所はど

こか

  

大災害時の避難は

京都競馬場並びに近隣市

町へ避難者の受け入れ要

請をおこなう

 

広域避難場所は各

小中高校のグラウン

ド役場駐車場京都競

馬場で通常の避難場所

は各小中高校中

央公民館京都競馬場で

ある

  

企業立地マッチング

促進事業とはどのような

事業か

  

未利用土地や工場

事務所等の不動産情報を

得て企業立地の支援と

土地等の活用により立

地(入居)希望企業に情

報を提供する事業だ

  

具体的な目的は

  

町外への企業流出の

抑制と新規立地を検討し

ている町外企業の町内進

出のきっかけづくりと町

内産業の活性化を図る

  

いつから始めるのか

  

4月1日から開始す

  

いじめに該当する項

目がふえるのでは

  

具体的な10項目を明

記しているので判断し

ていく

  

久御山町教育委員会

で組織する付属機関を

任にあてるとは

  

重大事態になりうる

時に迅速な対応で第三

組織として調査する

  

小学校の社会の時間

で啓発しては

  

いい提案である内

容を検討していきたい

  

他の物と混在した場

合の時はどうか

  

可燃ごみに中に混

ざっても収集し不燃ご

みは振り分けて処理する

陸上自衛隊大久保駐屯地が大災害避難場所か

ら除外されるのは

町企業立地マッチング促進事業とは

総務事業常任委員会協議会

民生教育常任委員会協議会

奥山リユースセンターでのごみ処理

企業立地マッチング促

進事業を導入とは

大災害の避難場所から

大久保駐屯地をはずし

たのは

  

なぜ大久保駐屯地が

大災害避難場所から削除

されたのか

  

大久保駐屯地は大災

町「いじめ防止基本方針」策定付属機関を任

に充てるとは

プラスチック製容器包装が分別収集となるが

混在した場合は

「いじめ防止基本方針」

で教育委員会の付属

機関を任に充てると

分別収集の見直しにな

るが他の物と混在し

た場合の対処は

避難場所一覧名称 所在地 電話番号

御牧小学校 相島曽根19 075minus631minus2275

久御山中学校 坊之池高河原7 075minus631minus7207

役場公民館 島田ミスノ38

(役場)075minus631minus61110774minus45minus0001(公民館)075minus631minus1000

佐山小学校 佐古内屋敷56 0774minus43minus1717

久御山高等学校 林北畑 0774minus43minus9611

東角小学校 佐古東角12 0774minus43minus8645

京都競馬場 京都市伏見区葭島渡場島町32 075minus631minus3131

くみやま 議会だより No134(7)

古川広域河川改修工事

の進捗状況について久

御山町総合体育館東側の

改修工事現場と久御山

ジャンクション東側の観

世橋の現地を視察調査し

た説明は京都府山城北

土木事務所河川砂防室副

室長から受けた

古川改修工事のうち久

御山町内の掘削工法の

保護工は約58で

8区間に分けて一斉に工

事が進められている工

事により古川の流量は現

在の毎秒120から

毎秒190になる

平成24年度の大型補正

予算による工事で平成26

年3月までには完成しな

ければならないが一部

工事は平成25年度予算に

計上されておりその工

事区間は平成26年6月中

旬までに完成予定とのこ

とである

具体的には8区間の

うち6区間は3月末に完

成残り2区間の1号線

高架付近170と上流

の24号線西側150お

よび一部工事が6月中旬

までの完成予定である

この古川広域河川改修

工事完了により近年の

集中豪雨や台風による上

流の城陽地区の冠水被害

の軽減が図れるとの説明

であった質疑等では久

御山排水機場の排水能力

の確認や内水排除の問題

点などを指摘した

小中学校の不登校児童は

京都府および山城教育局

管内の平均以上

「小中学校の現状」

について調査をおこ

なった

まず小学校の研究指定

は御牧小学校は研究テ

―マである英語活動佐

山小学校は算数指導東

角小学校は国語としてい

る中

学校は教師力向上の

指定校になっており今

年度と来年度に京都府

教育委員会指定の学力向

上システム開発校にも指

定を受けている

学力向上については

少人数指導教員の配置を

実施しているきめ細や

かな指導の充実によって

一人ひとりに応じた指導

をしていく取り組みとし

て京都府は少人数学級

少人数指導教員配置をし

ており本町は少人数指

導として国語算数

英語などの教員を配置し

ている

次に平成25年度の小

学校中学校の問題行動

について調査をおこなっ

平成24年度と平成25年

度の比較では中学校は

若干減っているが小学

校の暴力事象は男子

女子児童が関わっており

増加していることが異

なる点であった

「いじめ」については

小学校中学校それぞれ

報告件数およびその調査

も各校でまとめており

その対応もしているとの

ことであった

さらに不登校児童につ

いても京都府の平均

山城教育局管内の平均を

大幅に上回っている状況

であった

近年の集中豪雨や

台風による冠水被害が

軽減の見通し

小学校の授業風景

教育実態は豪雨対策は教育実態は豪雨対策は各常任委員会では定例議会がない時も担当所管からの出席を求め町が実施している事業等の調査をおこなっています(閉会中の事務調査)今年2月におこなわれた総務事業常任委員会と民生教育常任委員会の調査内容をお知らせします

閉会中の事務調査

民生教育常任委員会(2月10日)

小学校中学校の学力向上

一人ひとりに応じた指導とは

総務事業常任委員会(2月12日)

豪雨台風対策hellip

古川改修

工事の進み具合は

改修工事中の古川

(8)くみやま 議会だより No134

6会派が施政方針を問う

6会派が施政方針を問う

代表者質問

代表者質問

3月定例会の代表者質問一般質問は3月12日13日におこなわれ代表者質問には6会派の議員が町長の施政方針について一般質問には4人の議員が町政の当面する課題について町長の考えをただしました質問の項目などは下記および15ページに掲載していますなお次ページ以降に主な質問答弁の要旨も掲載していますのでご覧ください

平成26年度の重点施策 〜平成26年度施政方針より〜安全安心に関する各施策高齢者や障害のある人などへの各種福祉施策教育学習環境の充実など

質 問 者

公明党議員団     戸川 和子 議員 hellip 9ページ

①行財政について③幼保一体化について

②障害者福祉について

緑 風 会      塚本五三藏 議員 hellip 10ページ

①第5次総合計画について ②地中熱エネルギーの活用について

清 風 会      島  宏樹 議員 hellip 11ページ

①まちづくりについて③高齢者福祉について

②財源確保について

自由クラブ      林   勉 議員 hellip 12ページ

①魅力あるまちづくりについて ②土地利用について

ネクストくみやま   内田 孝司 議員 hellip 13ページ

①警報発令時の対策について

日本共産党議員団   巽  悦子 議員 hellip 14ページ

①第5次行政改革について③中小企業振興について

②防災対策について④仮称佐山認定こども園について

③クロスピアくみやまと新市街地の活用について

くみやま 議会だより No134(9)

本町は町税収入が減

少していく中で実質単

年度収支額は5年連続し

て赤字となっている

また平成25年度の決算

見込み額も財政調整基

金から約4億円を繰り入

れており6年連続して

実質単年度収支が赤字に

なることが予想される

そして平成26年度の

予算規模は過去18年間

で最も縮小した予算で

町税や地方譲与税地方

消費税交付金などの増収

が見込まれるものの歳

出規模に不足する約3億

5000万円を財政調

整基金から繰り入れてい

る臨

時対策債が平成25年

度で終わり基金繰り入

れ以外に方法がないよう

だが今の財政調整基金

残高と減少し続ける財

政調整基金についてど

のように考えているのか

平成26年度の当初予算

繰り入れ後の財政調整基

金の残高は12億8107

万7000円で災害時

や不測の事態が発生した

時の財源として積み金

をしている要素もあり

できる限り基金を確保す

ることが好ましいと考え

ている

このままでは財政調

整基金は確実に減少し

ここ数年で枯渇すること

も予測され今後の財政

運営に著しい支障をきた

すことも考えられる

本町の経常収支比率は

958となっている状

況から一般財源が確実

に不足していることは事

実でこれを解消するに

は町税などの一般財源

を増やすか歳出予算の

経常経費を削減するしか

ない

そこで第5次行政改

革大綱に掲げている項目

を実行し各種事務事

業もスクラップビルド

により厳選した住民

サービスにしていき基

金に依存しない財政基盤

を確立していくことが先

決と考えている

具体的に住民サービス

をどうしていくのか

そのことから平成26

年度の当初予算では敬

老金支給事業や産地確立

対策事業などの見直しを

した

今後も引き続きサービ

スの適正化に向け取り組

んでいく

平成22年

度に保育

所幼稚園

のあり方検

討委員会か

ら就学前

教育の一層

の充実を図

るため「0

歳児から5

歳児までの

同じ年齢の

子どもが

同じ施設で

充実した保

育教育を等しく受ける

ことが望ましい」との提

言があった

町長の施政方針では

佐山保育所のIS値が低

いことや老朽化などを

考えると佐山幼稚園との

統合も含めて急速に検討

を進めたいと述べられた

幼保一体化の今後は

町立佐山保育所は経

年劣化に加え耐震強度

問題もあり建て替えは

優先課題だと考えている

そこで新年度に新規

対策として町全体の幼

保施策のあり方と施設整

備の方向性について整理

をおこない合わせて仮

称「佐山認定こども園」

への移行を進めるための

施設基本計画として計

画条件の整理や現状施設

の把握などについて調査

をおこなっていく

また国の支援メニュー

の活用も合わせ統合と

表現した

高齢者福祉や障害者福

祉に係る経費など今後

ますますその需要が増え

ることも考えられるので

事業の優先度など検討し

また評価する中で見直し

が必要と考えている

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

基金に依存しない財政基盤が先決

A減り続けている基金の見通しは

Q

幼保一体化の今後は

仮称「佐山認定こども園」に

移行するための調査をする

A Q

公明党議員団

代表者質問

戸川

 和子

 議員

町 長

佐山保育所

(10)くみやま 議会だより No134

住街区促進ゾーンは

平成18年に策定し基礎

調査や3回のアンケート

が実施され地権者説明会

も実施した今後財源

確保も視野に入れた土地

利用が肝要であり住宅

だけでなく事業地と住宅

地が調和のとれた「土地

利用促進ゾーン」の地域

にする考えは

栄地区は本町で一番

高齢化が進み三世代で二

世帯住宅がかなえば在

宅介護自治会の活性化

と高齢化の解消や人口の

増加となる建ぺい率

調整しアンケート調査な

ど実施する

環境面において地中熱

は自然のものであり日

本中どこでも季節を問

わず天候に左右されず

安定した有力な自然エネ

ルギーで冷暖房に利用

が可能でCO2

の排出抑

制にもなる

国庫補助金も充実し財

源の活用も含め公共施

設にはこのようなクリー

ンエネルギーの活用は大

変有効である今後保

育所など本町の施設の

建替えや改修時など特

にランニングコストにお

いて大幅な電力消費量

の削減で費用対効果を

検証し導入を検討する

地中熱事業は東日本

大震災以降分散型自

立型で災害に強い特徴が

ある地中熱エネルギー

の利用効果は電力消費

量46削減CO2

排出量

は50の削減となる

日本中どこでも地中約

10m以上の深さの敷設で

冷暖房に利用が可能であ

る天候に左右されず

季節や昼夜間を問わず24

時間365日利用できる

市町村には国から策

定費用で上限1000万

円事業費で設備導入に

対し3分の2の補助金が

あるが保育所の建替時な

どで導入する考えは

容積率の変更を行政が主

体的となりいつごろ見

直すのか

住街区促進ゾーンは

社会経済情勢や町の財政

状況が大きく変わり住

宅施策だけで進めてよい

か課題もあり平成26年

からの次期総合計画の策

定時にまちづくりの方

向性を明確にし実現性

のある土地利用計画や開

発手法を検討する

栄地区は地元の合意

形成が整えば地域のより

良い住環境が整備される

のってこバスは無料

福祉タクシーに移行し

公共交通の側面を念頭に

交通弱者対策でジャンボ

タクシー型にして運行

は町内の公共施設を中心

に巡回する考えは

阪急西山天王山駅から

京阪淀駅を結ぶ路線が開

設された「阪急バス」を

まちの駅クロスピアを基

点とした近鉄大久保駅

を結ぶ新路線の誘致を図

る考えは

のってこバスの抜本的

改革は運行経費の削減

運行頻度やルートの再検

討路線バスとの役割分

担交通弱者などへの対

応の課題があり無料福

祉タクシーも含めて検討

する

阪急西山天王山駅から

京阪淀駅のルートは昨

年12月末から阪急京阪

バスが共同運行を開始し

たこの路線の運行開始

後の利用状況や採算性を

参考にしてバス会社と協

議する

ことから次期総合計画

の策定とともに地元と

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

地元と調整しアンケートを実施予定

A栄地区の建ぺい率の変更時期は

Q

補助財源を活用し導入に向け検討

A公共施設で地中熱利用の考えは

Q

無料福祉タクシーへの移行と

阪急バス新路線の誘致は

無料福祉タクシーも含め検討

採算性を参考に協議する

A Q

塚本五三藏

 議員

 風

 会

代表者質問

京阪淀駅へ発着する阪急バス

くみやま 議会だより No134(11)

現在の『久御山町都市

計画マスタープラン』は

平成27年度を目標年次と

して将来都市フレーム

を設定しているこの中

核をなす住街区促進ゾー

ンについて次期の第5

次総合計画策定の中で

再検討をしていく必要が

あると『施政方針』で述

べられたが町長はこの

マスタープランをすぐに

見直さないのか

『都市計画マスタープ

ラン』の見直しは平成

この事業をどのように活

用し周知するのか

また財源の確保の一

つとして久御山町への

企業誘致に関し具体的

にどのような目標を持っ

ているのか

この事業の周知につい

ては広報誌やホーム

施政方針で敬老金支

給事業を廃止し平成26

年度からは長寿をお祝い

する新しい事業再編をす

るとあるが町長が目指

す高齢者が憩い

えるふるさ

ととは具体的にどのよ

うなふるさとなのか

また敬老金支給事業

廃止後の新しい事業再編

をどのように考えている

のか

高齢者が憩えるふるさ

ととは疾病予防や介護

予防を積極的に進め高

齢者がいきいきと暮らす

ことができる町と考える

中長期の視点で高齢者

福祉を考え敬老金支給

事業を廃止し新たに喜

寿米寿白寿の方に対

し1万円相当最高齢の

方には3万円相当の商品

券またはギフトカタログ

等をお渡しし感謝と敬

意を表しみんなでお祝

いをしたい

敬老金廃止にかわる高

齢者対策思いやりが見

える施策が大切だ

例えば70歳以上の方に

のってこバスの無料化や

いきいきホール利用料の

無料化等高齢者に温か

い思いやりがある「元気

で長生きを推奨する町」

とすべきと考えるが町

長はどのように思うのか

提案された「のってこ

バスの無料パス」発行

いきいきホール利用料の

無料化については高齢

者福祉を推進するための

一つの手法として今後

の参考にする

ページ商工会等による

チラシの配布京都府の

企業立地担当部局や府の

宅建業協会全日本不動

産協会にも周知の協力依

頼をし利活用の広報活

動をおこなう

今後この事業をきっ

かけに産業の活性化を

図るためさらなる企業誘

致策も検討していく

て第5次総合計画の策

定業務に合わせて改定を

していく

特に住街区促進ゾー

ンは実現性のある土地

利用計画や開発手法など

を検討するとともに土

地所有者等の理解を得る

ことも必要であり慎重に

進めていきたい

平成26年4月より企

業立地マッチング促進事

業を計画されているが

26年度から2カ年をかけ

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

町 長

第5次総合計画に合わせて改訂する

A都市計画マスタープランの見直しは

Q

敬老金廃止後の事業再編とは

喜寿米寿白寿最高齢

の方にお祝いをしたい

A Q

 風

 会

代表者質問

  宏樹

 議員

質 問

久御山町都市計画マスタープラン

(12)くみやま 議会だより No134

市街化調整区域には

色々と制限もあり農業

のさまざまな問題を考え

るとき今後の土地利用

について基本的な考え

を聞きたい

また現在開発が計画

されているところは

市街化に編入する手法

と土地の売却や借地に

より事業所が可能な事業

を進める手法などがある

開発手法を明確にし

地権者の合意形成や周辺

ティティのあり方やその

創出が大事な要件である

イメージアップにつなが

土地利用者の同意を得る

中で農業関係者と十分

協議し進める必要がある

と考えている

また佐山西ノ口の府

道宇治淀線北側は次の

線引き見直しまでに市街

化区域に編入していきた

いジ

ャンクション北側に

ついては民間で開発の

動きがあり有効な土地

利用が図れるよう適切

に指導をおこない前向

きに進めていきたい

クロスピアの今後の方

向性と目指すものは

行政主導で責任の所在

が不明確な運営ではな

かったのかと思うが抜

本的改革の必要性は

今日までの運営形態も

含めてこれまでのこと

を反省し総括しながら

方向性やり方を明確に

する

また施設の管理運営

も民間活力の導入も含め

て抜本的前向きな議論

を進めていきたい

るシンボルづくりとして

KBS京都の鉄塔を活用

できないか

町制施行60周年の記念

の年に町のイメージ

アップにつながるスター

トができればと考えてい

る鉄

塔や高層ビルを情報

発信の媒体として利用し

ているケースもありこ

の鉄塔にさまざまな意味

合いを持たせ発信ツー

ルとして活用するのに興

味深いものがある

ものづくりの町として

工業のみならず農業のこ

とも象徴するような発信

もできないかと思う

各界からの機運が醸成

してくれば「まちおこ

し」から支援していきた

町の将来を考えるとき

まちの魅力アイデン

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

土地利用の基本的考えと開発計画は

開発手法を明確にし

関係者と協議して進める

A Q

町のシンボルづくりに

KBS京都の鉄塔活用は

機運が醸成すれば支援したい

A Q

クロスピアくみやまの

抜本的改革は

これまでの総括と

前向きな議論を進める

A Q

自由クラブ

代表者質問

   勉

 議員

町内にそびえ立つKBS京都のラジオ電波塔

くみやま 議会だより No134(13)

昨年9月16日に特別

警報運用開始後初となる

大雨特別警報が発表され

京都府と久御山町からあ

いついで携帯電話に緊急

速報メールが入ったそ

の後町内全域に避難勧

告が発令され緊急速報

メールで指定場所への避

難を呼びかけられた

今回の特別警報が気象

庁から発表されてから

2分後には京都府から発

表され町はその35分

後に住民に知らせたが

これらについてどのよう

に考えているのか

昨年の台風18号では

特別警報の発表後に河川

の水位の状況から避難

勧告を発令した朝方ま

だ暗く降雨の中での発表

を検証する必要があると

思うがその考えは

特別警報は携帯電話

会社3社の緊急速報メー

ルにより住民への伝達

をおこなった

また宇治川の水位上

昇に伴い午前8時に町

内全域に避難勧告を発令

したが特別警報発表時

には避難勧告を発令する

に至っていなかった

避難勧告の発令につい

ては緊急速報メールや

自治会長への電話連絡と

特別警報と避難勧告の

住民への伝達について

自治会長に配備している

防災行政無線の活用や

自治会長への伝達や情報

発信体制などその検証

はどうであったのか

情報発信体制で広範

囲に一斉に発信できる装

置としてサイレンや拡

声装置付きの防災行政無

線設備の整備が必要にな

るが住民にとって情

報の伝達は行政から命の

パスを受け取ることであ

りもう一度現在の体制

であり住民への伝達方

法や避難所の開設など

検証の中で見直していく

ところも明確にみえてき

た幸

いにして大きな被害

は免れたがこれを教訓

として防災力をさらに高

めていく必要があると肝

に銘じていきたい

広報車3台で周知した

これらを検証したとこ

ろメールについては情

報を受信できる機種が限

られていたことや広報

車による周知では聞こ

えなかったとの意見が寄

せられ車を停車させて

わかりやすく広報するよ

う改めていきたいと考え

ている

今後は電話連絡とと

もに防災行政無線でも連

絡をしホームページに

も掲載したいと考えてい

る住

民へはNHKの

データ放送やFMうじ

町ホームページにより災

害情報の収集を啓発して

いきたい

質 問

質 問

町 長

総務部長

昨年の特別警報発表時等の検証は

見直すところもみえてきた

防災力をさらに高める

A Q

災害時の警報や勧告の

伝達体制の検証は

災害情報の収集を啓発していく

A Q

内田

 孝司

 議員

ネクストくみやま

代表者質問

昨年の台風18号で増水した前川

(14)くみやま 議会だより No134

第5次行政改革につい

て聞く

町長の考える地方自治

体とは住民とは

またアウトソーシン

グ(民間委託)の推進に

ついてだがコスト削減

を目的とするならば本

来の自治体が自治体でな

くなってしまう具体的

にはどのようなことを考

えているのか

地方自治体のあり方に

ついては住民福祉の向

上を図っていく重要な役

が大前提だ

川が増水し久御山排水機

場は約6時間のあいだ排

水を停止したそのため

古川が増水し町内2カ所

で溢水があった

今回のこの事態を踏ま

え天ケ瀬ダムの毎秒1

500トン放流計画では

本町の被害はさらに大き

くなることが予測される

この天ケ瀬ダムの毎秒

1500トン放流計画に

ついての考えを聞くま

た今回の天ケ瀬ダムの

基本水量以上の放流の検

証はしたのか

天ケ瀬ダム再開発計画

についてはダムを効果

的に運用し宇治川淀

川の洪水を安全に流下さ

昨年9月の台風18号で

は毎秒1156とい

う天ケ瀬ダムの計画水量

以上の放流のため宇治

割を担っている

また住民は行政サー

ビスを受ける対象と同時

に自らが責任をもって

地方自治を運営していく

主体だまちづくりに

あっては施策などを住

民とともに考え取り組

んでいく協働パート

ナーシップがますます重

要になると考えている

アウトソーシングの推

進については具体的に

新たな業務や時期を示す

ことはできないが給食

業務についても議論しな

ければならない決して

コスト意識のみの議論で

京都ではこの12年間

で1万1029軒の事

業所が倒産廃業し全

国ワースト1非正規労

働者は4割を超え全国

ワースト3これでは

事業所経営も働く労働者

の生活も守ることができ

ない

中小企業振興基本条例

をつくり地域経済を循

環させ事業効果を上げ

ている自治体が京都府下

でもある本町でも条例

制定に向けた議論を進め

るべきだ町長の考えを

聞く

中小企業振興基本条例

の制定については町の

役割中小企業者大企

業町民の役割を明確に

する中でそれぞれに責

務を課すことになる

事業者はもとより住

民も一体となり地域経

済の活性化に取り組む機

運の高まりが大変重要で

あると考えている

これまでの中小企業施

策の堅持に努めながら

商工会と関係団体との研

究等も含めて十分調整

をしていきたいと考えて

いる

せること琵琶湖に溜め

た洪水を速やかに流すこ

とを目的に宇治川の流

量を毎秒1500にす

る計画で本町域の安全

度を高めると認識してい

る操

作方法の検証につい

ては国で現在されてい

ると聞いている

はない現実にはサービ

スが低下しないというの

質 問

質 問

質 問

副町長

町 長

町 長

住民福祉の向上の役割を担うもの

A町長にとって自治体住民とは

Q

天ケ瀬ダム秒毎

1500

放流についての考えは

本町の安全を高めるものと考える

A Q

関係団体との研究も含め調整したい

A中小企業振興条例策定に向け前進を

Q

194692

  悦子

 議員

日本共産党議員団

代表者質問

事業建設部長

久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川

くみやま 議会だより No134(15)

(16)くみやま 議会だより No134

火災発生時は消防車が

到着するまで自治会に

設置の消火栓BOXでの

初期消火の対応が必要と

なるしかし消火栓BO

Xの備品が少なく消火

範囲は40程度だまた

消火栓BOXも不足して

いる今後の対応は

次に南海トラフ大地

震等によって水道管が寸

断された場合水利確保

が困難となり防火水

槽の増設が不可欠にな

る過去に「防火水槽は

公園や公共用地への設置

などで充実に努める」と

答弁されたが防火水槽

の増設がない

なぜ防火水槽の増設が

進まないのかまた今後

の対応は

消火栓BOXの増設は

21世紀の災害に立ち向

かうのは今の子どもた

ちである災害時には

自分自身を守り相互に

助け合える力を今から育

む防災教育が本町の将

来にとって不可欠だ

行ったまた自助対応

に対する正しい知識を習

得させる意味で応急手

当等の指導も取り入れた

町内の農業形態は多種

だが認定農業者対象の

補助にはどのような制

度があるのか

また農業で安定した

生活基準を保つため一

部の若者達がグループ化

や法人化に移行し5年

10年先を考え自らが

様々な制度の情報収集に

取組まれているが現在

の補助制度とその機能

活用状況は

また新たな農業の支援

施策が必要ではないのか

地域で5年後の姿を明

確にし必要な担い手や

産地づくりの総合的計画

『京力農場プラン』を現在

学校教育として防災

教育をどのように取り入

れていくのか

新たに土曜授業の一環

で防災教育を取り入れ

地域自主防災会連合会な

どとも連携を図り訓練を

今後も地域との相互

理解を深め防災教育に

生かせる事業を取り組

んでいく

作成している

認定農業者の補助制度

には機械購入時や設備

投資や規模拡大のために

農業経営基盤強化資金や

近代化資金等の融資を受

けた農家への最長5年間

の利子補給がある

新規事業(農業振興施

策対策事業)では認定

農業者等の方が農地の集

団化等や規模拡大等で

農機械設備投資100万

円以上の農業用機械の購

入時に5万円の補助をお

こない機械購入時の負

担軽減を図り農業経営

の新たな支援につなげる

しかしこれからの事

業なので今後検証し話

を聞く中で進めて行く

更新と共に設置位置を改

めて検討していくま

た消火栓BOXの設置

は法的な設置義務がな

い消火栓の使用方法も

自治会対象の消防訓練な

どで指導普及していく

公園内に防火水槽の増

設がないのはポケット

パークや児童公園付近に

有効な消防水利があるこ

とや用地等の問題も設置

が進まない要因の一つで

ある水利不便地では

公園整備等で消火活動

上有効な消防水利の増強

を検討する

消火栓BOX

防火水槽の充実は

消防水利不便地の増強を

検討していく

A Q

多種多様な防災教育の導入は

防災教育に生かせる取り組みをする

A Q

農業への振興は

総合計画「京力農場プラン」

を作成している

きょうりょく

A Q

質 問

質 問

質 問

田口

 浩嗣

 議員

一括質問方式

一般質問

消防次長

学校教育課長

産業課長

消火栓BOX

くみやま 議会だより No134(17)

米政策では5年後に

生産調整廃止の報道があ

りその方向性が考えら

れる

産地確立対策事業は

町独自の施策であり評価

しているが補助単価の

推移は毎年減額の状況だ

今後についての見解は

米の生産調整数量の目

標を達成した農家組合に

対し転作協力金として

支出している

平成23年度より転作

面積1平方あたり3円

で総額約570万円 

平成24年度は2円で約3

90万円平成25年度は

1円で約200万円であ

る平成26年度の当初予

算案においても昨年度

と同様に計上している

しかし平成27年以降

は未定であるが継続し

て農業に取り組まれる意

欲ある農家への支援につ

いて有効な事業を検討し

ていきたい

『人農地プラン』策定

に向けた協議が進められ

るがその重点課題と今

後のスケジュールは

地域の担い手不足を解

消し持続可能な力強い

農業経営構造に転換する

ため国の『人農地プ

ラン』にものづくり

の視点を加えた府独自

の『京力農場プラン』は

集落や地域における5年

後の目指す姿を明確にし

それを基本計画に取りま

とめたものである

また本町の都市近郊

という立地条件にあった

営農のあり方や耕作放棄

地の解消新規就農をお

こないやすい環境整備

特産品等のブランド化や

6次産業の重要課題につ

いて議論をしており平

成26年度当初に取りまと

める予定である

公開事業診断の意見か

ら特産野菜の補助や耕

作放棄地対策に展開すべ

きと提案されたがどの

ように捉えているかを聞

く公

開事業診断の意見や

国の減反廃止の方向性が

出されたことを踏まえて

当面は国の制度の経営

所得安定対策交付金の活

用を図る

農業予算配布の考え方

は本町の農業振興を図

るため国や府の支援制度

を活用し必要財源の確

保に努めたい

農地集積では『人

農地プラン』の話し合い

によって農地をまとめ

て機構に貸し出す場合

集落に支払う地域集積協

力金が導入されようとし

ているこの新しい仕組

みを活用すればこれま

で乗り切れなかった課題

を解決し農地の流動化

が進むと期待している

そこでこれから管内

農業の特徴を生かした

『人農地プラン』策定の

重点課題は

特産品などのブランド化を

平成26年度にまとめる

A Q

公開事業診断の意見を

どのようにとらえているのか

国の生産調整廃止の動向を

見すえた見直しが必要だ

A Q

産地確立対策費の今後の見解は

意欲ある農家の支援と

有効な事業を検討したい

A Q質 問

質 問

質 問

河原﨑博之

 議員

一括質問方式

一般質問

産業課長

産業課長

事業建設部長

人農地プランで農地の流動化が加速する

(18)くみやま 議会だより No134

久御山ジャンクション

北側のモタレ地区は将

来の市街地検討エリアに

定められているが地権

者と企業の合意形成があ

れば開発は進められるの

か農

用地の除外が必要に

なるがそれには同等の

面積を農用地に指定する

ことが必要となり久御

山町にはそのような農地

はないのでハードルは

大変高く厳しい

農用地除外の問題は以

前から言われていたこと

であるこれまで町長と

してハードルを下げるた

めに関係機関とどのよう

な取り組みをしてきたの

か先

に地権者と企業との

コンセンサスがでてきた

時点で行政として本格

的に押せるのが基本論で

はないかと思う

で今後はそういった部

分の調査も視野に入れて

いかなければならない

内水排除を大きく阻害

している大内サイフォン

の再整備については国

や京都府に要望していな

いのか

府道八幡宇治線や府道

宇治淀線は朝夕の時間

帯で慢性的に渋滞をして

いるためバイパス機能

として東西軸の道路整備

が必要ではないか

昨年山城広域振興局

管内の自治体で組織する

部会で府道八幡宇治線

の北側に東西道路が将来

整備路線に位置付けられ

ており実現を要望して

いく

府道宇治淀線は日中

大内サイフォンを増設

すると大内川の流量が多

く前川の水が流れなくな

り宇治市や京都市に浸

かってくれと言うような

ものになるので大内サイ

フォンを増やしてくださ

いと言うことはできない

も慢性的に混んでいると

いう感覚はない

今後はより一層渋滞す

ると思っている混んで

から考えるのではなく

まちづくりを進める中で

当然検討していくべきで

はないのか

佐山にバイパスを作っ

てもまた第2岡本病院

(建設予定)のところで

渋滞ができてしまい問

題になってくると認識し

ている

内水排除の対策が進ん

でいない解決策がわか

らないなら専門家をいれ

て総合的な治水につい

ての調査検討が必要で

はないのか

これまで専門家を入れ

ての調査をしていないの

久御山ジャンクション

北側開発の課題は

農用地除外のハードルは

高く簡単ではない

A Q

大内サイフォンの再整備は

要望しないのか

宇治市や京都市に浸かって

くれと言うようなものになる

A Q

東西軸の道路整備状況は

東西道路の整備を要望している

A Q

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

中井

 孝紀

 議員

一問一答方式

一般質問

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

内水排除を阻害している大内サイフォン

くみやま 議会だより No134(19)

障害児の早期発見と成

長に合わせた一貫した指

導と教育についてである

が町は久御山学園と

いわれるものを掲げて

幼保小中一貫性の

ある教育を推進すること

をアピールしているが

障害児教育はどう取り組

むのかがいっこうに見え

ない

現状と方針について答

弁を求める

町では医師や保健師

による乳幼児健康診査事

業で気になった発達に

課題を抱える子どもにつ

いて継続的に見守り等

をおこない必要に応じ

て町療育教室への通室や

専門機関の受診等の助言

をおこなっている

平成21年度から町療育

教室発達相談員を中心に

保健師や保育士がチーム

をつくり保育所幼稚

園主に年中児を対象に

巡回相談を実施し発達

に課題を抱える子どもの

早期発見に努めている

就学前に発見された発

達に課題を抱える子ども

については保健師の

フォローや保育所幼稚

園での継続的な観察等を

実施するとともに必要

に応じて町療育教室へ

の通室を促し療育をお

こなっている

就学時には就学指導

委員会と連携をとりなが

ら適正な就学につなが

るように努めている

また今年度から新

1年生のフォロー教室と

して年8回程度教室

を使って遊びの広場の

提供や保護者の相談の

場を設けている

4月に療育教室から就

学した子供の半数以上

平均して8組程度の参加

があり保護者からは好

評を得ている

障害のある子どもの早

期発見は適切な支援につ

ながる重要な要素であり

教育委員会としても民

生部の保健師療育教室

の発達指導員と密接な連

携を図ってきている

中が連携をした中での個

人の状況について支援

していけるような形で

フォローをしていきたい

と考えている

また教育委員会とし

てはいろいろな検査

だったり調査等でも

やっているが確認でき

ないまま大人になること

がないように十分注意

を払いながら保護者並

びに関係機関と密接な連

携を図りながら特別支

援教育を進めていきたい

と考えている

また副町長を委員長

とする発達障害等検討委

員会を民生部と立ち上げ

幼児から高齢者に至るま

で障害のある方への支

援方法について検討を

おこなっている

特に久御山学園とし

ての一連した幼保小

中連携のもとでの取り組

みについては各小学校

中学校において必要な

特別支援にかかわる担任

の配置をはじめ今年度

から新たな取り組みを計

画している

一つは久御山学園と

して障害のある子ども

に対して適切な指導を

図れるように幼稚園の5

歳児並びに小学校6年生

にそれぞれの状況につ

いて移行支援シート等

を保護者の方に提出をい

ただき特に平成26年度

においては幼稚園5歳

児の保護者に対して提

出をお願いする

その内容について平

成27年度以降それぞれ

の小学校中学校へ進ん

でいかれる中で幼保小

学校教育課長

久御山学園として障害児教育は

どのように取り組むのか

移動支援シートの提出をお願いし

幼保小中が連携してフォローしたい

A Q質 問

三宅

 美子

 議員

一問一答方式

一般質問

住民福祉課長

(20)くみやま 議会だより No134

広報の一環としてICT

化を活用した取り組みを

実施している

サイボウズライブを活

用しインターネット上

で資料提供や議員間の意

見交換をおこなっている

またグーグルカレン

ダーを利用し議員およ

び議長の予定や研修等も

公表している

その他議会のフェイ

スブックページを開設し

議会活動を活発に発信し

ているICTを積極的

に取り入れ議会の「見

える化」に頑張っている

様子が伝わってきた

可児市議会の議員数は

21人で議会改革議会

関市の議員数は25人で

本会議場にタブレット端

末機「ipad」を導入

している

平成24年に議員から導

入提案がありその後

試行的におこなわれた

平成25年12月定例会で

平成15年4月に2市2

町が合併し周南市と

なった議員数30人中議

会だより編集委員は6人

で構成している「議会

だより」は年4回発行

で印刷部数が615

00部と多いにもかかわ

らずきめ細やかな編集

で大変参考になった

坂町は人口約1万3

千人の町である議会だ

よりの発行に関する違い

は定例会終了月の翌月

1日に発行している点で

ある新しい情報を新鮮

なうちに住民に届けるた

め昭和62年1月から継

続されている

編集会議は本会議と

並行し定例会の翌日か

ら約4日間9時から16

時まで会議を開くなど

タイトな日程であるが内

容も充実している決し

て早く発行することに

重点をおいている訳では

なく参考になった

また小学校の授業の

一環として児童が本会議

の傍聴をおこなっており

その時の感想文を掲載し

たり一般質問の追跡調査

議会クイズなど住民の

皆さんの声も載せるなど

の工夫は今後の本町の

広報編集の充実において

参考にしたい点である

「ペーパーでの配布は一

切なし」とされデータ

での配信のみとなった

導入経費は約119万

円で今後紙代やコピー

代などの経費削減につな

がるとのこと

反面手書きメモや新

しいアプリなどの操作方

法の習得といった課題も

あると言われていた

周し

ゅう

南なん

市し

議会

(山口県)

坂さ

町ちょう

議会

(広島県)

部数が多いにも関わら

ずきめ細やかな編集

児童の傍聴感想の掲載

など工夫が満載

サイボウズライブとは

サイボウズ株式会社が

提供している無料グ

ループウェアサービス

個人や小規模チームの

利用を想定したグ

ループスペースを複数

作成管理している

可か

児に

市し

議会

(岐阜県)

関せ

市し

議会

(岐阜県)

議会の「見える化」へ

ipad導入は紙代や

コピー代の削減になる

可児市議会

関市議会

周南市議会

坂町議会

くみやま 議会だより No134(21)

三芳町では準備情報

のない震災発生時の初期

行動について地域防災

初期行動マニュアルを策

定している

このマニュアルは町

災害対策本部の動き地

域の標準的な動き指定

避難場所となっている学

地域防災は自治安心課で

校の態勢などを明らかに

し非常時にしっかりと

連携を取るためである

また自助共助公助

の人の動き組織の動き

を時系列に掲載しどの

ように行動すればよいか

しなければならないこと

は何なのかどのような

ことが協力できるのか

一目でわかるようになっ

ている

全体像を示しながら

時間の流れとともに作成

されているので大変解

りやすいと感じた

豊島区では社会福祉

協議会主催で「あなた

の元気で地域を元気に」

のスローガンで「高齢者

元気あとおし事業」を実

施している

これは地域の老人施

設やデイサービス等の介

護保険施設で利用者の

話し相手やお茶出し食

事の配膳シーツ交換

洗濯物の整理などをおこ

なうことで自身の介護

予防とお互いに支え合う

元気な地域社会をめざす

事業である活動すると

スタンプがもらえ貯

まったスタンプ数に応

じて換金できるように

なっている(年間上限5

000円)

平成24年度末の会員数

は352人で平均還元

金額は3319円

社会参画をしたい高齢

者がまだ多くおられるの

でこの事業の周知を徹

底していく事が今の課

題とのことであった

高齢者元気あとおし事業

豊と

島しま

区く(東京都)

豊島区の「元気ポイント手帳」

防災教育のコンクー

ル『ぼうさい甲子園』で

全国一のグランプリを受

賞された宮城県女川町立

女川中学校で防災教育

について説明を受けた

佐藤先生(国語担当)

は震災によって心に傷

を負った生徒の気持ちを

短い俳句によって吐き出

させることに取り組まれ

たま

た女川中学校は①

小中学校と関係機関と

の防災体制の連携 

②防

災マニュアルの整備改

善 

③抜き打ちの避難訓

練などについてきめ細

かい対応をされていた

千年後の命を守るために

建てられた『女川いの

ちの石碑』には生徒の

俳句「夢だけは壊せな

かった大震災」

など多くの言葉

が刻まれていた

その後久御

山町から派遣さ

れている職員の

堀井敬祐さんの

激励を兼ねて石

巻市役所を訪問

し復興状況を

お聞きした

東日本大震災による大

津波によって壊滅的な被

害を受けた名取市閖ゆ

上あげ

区沿岸から1キロメー

トル以内の木造住宅は全

て流出しており住宅の

基礎だけが残った景色に

言葉を失った

当時避難場所で今は

閉鎖されている旧閖上中

学校「みなさんが気軽

に集まれる場所にした

い」と営業を再開され

た「ゆりあげ港朝市」と

復興の願いを込められた

仮店舗「閖上さいかい市

場」を視察し厳しい現

実と課題を聞いた改め

て被災地の復旧復興は

まだまだ長い道のりだと

いうことがよくわかった

今後南海トラフ巨大

地震による被害の発生が

考えられる今回の研修

で学んだ防災教育減災

に対する取り組みを参考

に久御山町でも防災対

策を進めたいと思う

三み

芳よし

町まち(

埼玉県)

女おな

川がわ

町ちょう(

宮城県)

防災マニュアル整備で

きめ細やかな対応

名な

取とり

市し(宮城県)

復旧復興は長い道のり

三芳町役場

女川いのちの石碑

(22)くみやま 議会だより No134

久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました

久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン

テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします

町議会では議員によ

る「第1回政策討論会」

を去る2月22日ふれあ

い交流館ゆうホールで開

催しました

政策討論会はさまざ

まな行政課題や町の進む

べき方向などについて

各議員が意見等の交換を

し議会としての共通認

識の醸成を図りかつ

議会の活性化を図るため

におこなうものです

今回は住民の皆さん

に議会への関心をもっと

持ってもらうとともに

議会活性化のひとつとし

ておこないました「10

年後の久御山町を考え

る」をメインテーマに

年々減少する人口や毎年

のように起こる自然災害

などの問題について「人

口のあり方」「防災につ

いて」をサブテーマに掲

げました

人口のあり方

少子高齢化が一段と進

み高齢人口が30を超

える

生産年齢人口減により

総合計画で設定した人

口には届かない

久御山町にとって適正

規模の人口がどうなの

かを考えるべき

10年後ではなく20年

後くらいを視野に置く

べき

久御山町に住もうとし

ても住宅がないミニ

開発や土地の用途変更

の緩和を考えるべき

住宅要望は減っている

開発は必要ない

鉄軌道がないという不

便さがある

防災について

久御山の地形や歴史を

知る必要がある

防災教育を通じた子ど

もへの意識付けや少年

消防クラブ設立を

治水対策について国

京都府との連携をとる

ことが必要

防災にもっと女性の視

点を盛り込むべき

以上のような意見がで

ました

また当日傍聴に来ら

れた皆さんからは左記

のようなご意見をいただ

きました初開催で時間

配分などスムーズにい

かないことも多々あり

今後の開催運営に課題を

残した結果となりました

次回開催時には今回

の教訓を踏まえより一

層住民の皆さんの期待と

要望に応えられる討論会

としていきたいと考えて

います

政策討論会を開催

第1回

時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)

傍聴者の意見

参加者

議 員hellip14人(全員)

傍 聴hellip20人

くみやま 議会だより No134(23)

4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大

おお

森もり

彌わたる

氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました

全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip

合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代

表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ

クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論

を通して意見交換をおこなうものです

また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから

こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり

のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります

新緑があざやかに映え

る季節となりました

さて議会では2月に

『人口のあり方について

防災について』をテーマ

に政策討論会を初めて

開催しましたまた『議

会だより130号』が

第28回町村議会広報コン

クールで見事に「表紙

フォトグランプリ賞」を

受賞しました

これからも皆さんに

親しまれ読みやすい紙

面となるよう委員一同

努力を重ねていきますの

でご愛読をお願いしま

す 編

委 員 長 

中  

大介

副委員長 

巽  

悦子

委  

員 

岩田 

芳一

委  

員 

島  

宏樹

委  

員 

塚本五三藏

委  

員 

樋口 

房次

広報特別委員会

「この作品は撮影

者の感性が見事に表

情仕草動感光線

のすべてを一枚のカッ

トに収めた素晴らしい

表紙に仕上がってい

る」と評価を受けく

みやま議会だより平成

25年5月1日号(

130)が平成25年度第

28回町村議会広報コン

クールで「表紙フォト

グランプリ賞」を初め

て受賞しました

町村議会広報コン

クールとは全国町村

議会議長会の主催で

「町村議会広報」の編

集技術向上と紙面内容

の更なる充実のため

毎年おこなわれている

ものです

今後も住民の皆さ

んに親しまれるわか

りやすい紙面づくりに

取り組んでいきます

来賓あいさつをする山田京都府知事

栄12丁目シニアク

ラブの栄楽会から誕生し

たサークル「栄楽早朝ラ

ジオ体操山ももの会」

が今年で10年目を迎えま

した

山ももの会は平成16年

6月当時栄楽会会長の

中南明光さんが発起人と

なり高齢者のふれあい

や健康維持を目的に早朝

ラジオ体操を始めました

毎日栄みどり公園で

早朝から高齢者の生きが

いづくりや閉じこもり

介護予防などを目指して

1年365日欠かさず

に取り組んでいます

ラジオ体操の普及推進

に努めているかんぽ生

命は毎年全国の団体

や個人を表彰しており

栄楽会は平成22年に「優

良団体京都府表彰」を

受賞しました

以前は栄楽会シニア

クラブサークルが中心に

活動していましたが幅

広い年代にも参加を呼び

かけようと「京都府表

彰」の受賞をきっかけに

「栄楽早朝ラジオ体操

山ももの会」と改名そ

の後毎朝のラジオ体操

を続け今回2つ目とな

る「優良団体近畿地方

表彰」の栄誉に輝きまし

た10

年前初日の参加者

は10人で4日目には半

減していましたそれで

も息の長い地道な活動は

ゆっくりと着実に広がり

いまでは近隣の宇治市

民を合わせ毎日約46

人平均年齢は75歳前後

の方々の参加があります

激しい雨天の日などを除

いて夏場は午前6時か

ら他のシーズンは午前

6時半に栄みどり公園に

集いますラジオ体操終

了後は京都フェニック

スパーク周辺を中心に

ウォーキング

8年間通い続けている

宇治市住民の91歳の男性

は「良い仲間ができて

元気をもらっています」

とニッコリ92歳の女性

は「みんなと一緒にさせ

てもらい今日の健康が

あります太陽とラジオ

体操に励まされていま

す」とほほえみます

会長の中南明光さん

は「おはようさんで始ま

り笑顔で話ができる場

それが精神や肉体の健康

維持につながっていると

思うこれからも続けて

精進していきたい」と今

後の抱負を語りました

(聞き手文 

広報特別委員会)

発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11  075(631)99960774(45)0105  075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています

表紙の「くみやま」を書いたのは

東角小学校2年生

今井 陽太くんいま い   ひな た

 題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ

もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました

 

今号は「栄楽

山ももの会」会長の

中南明光さん(栄在

住)に直撃インタ

ビューしました

高齢者に生きがいを

良い仲間ができて

元気をもらってます

太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん

Page 4: 特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員 理由は、4月からの消費税引き上げに伴う食支出が増える中、増税に反対

くみやま 議会だより No134(5)

194692

 悦子議員

反対討論

194692

 悦子議員

国保税条例

反対討論

反対討論

国保税条例

賛成討論

中井孝紀議員

中井孝紀議員

支出が増える中増税に反対

理由は4月からの消費税引き上げに伴う食

料品公共料金の引き上げ年金受給額の減額

等収入が増えず支出が増える状態での引き上

げであるためだ

国保の目的は「社会保障および国民保健の向

上」(国保法第1条)にある国保会計が苦し

いのは医療費の高騰だけではない国負担の

減額や企業による非正規雇用の増大がある国

に対し国保予算の増大と企業による非正規雇

用への切り替えを止めるよう求めるべき

税率増なしに制度維持は困難

少子高齢化の進行や経済の低迷による雇用の

不安定化高度医療による費用の増大など国

保を取り巻く財政事情は悪化しつづけている

厳しい財政状況下本町の国保会計も一般会計

からの繰り入れでバランスを保っている状況だ

今後も増え続けるとみられる保険給付費や景

気低迷を考えると税率の引き上げなしに制度の

維持は難しい国保加入者の皆様にとっては大

変厳しいことと思うが必要最小限の税率改正は

やむを得ない

特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償

 

に関する条例一部改正について

【全員賛成】

久御山町常勤の特別職の給与に関する条例及び久

 

御山町教育委員会教育長の給与勤務時間その他

 

の勤務条件に関する条例一部改正について

【全員賛成】

【賛成11人反対2人】

久御山町国民健康保険税条例一部改正について

        

反対討論  

巽  

悦子議員

        

賛成討論  

中井 

孝紀議員

                

下に記載

【賛成11人反対2人】

久御山町敬老金支給条例廃止について

【賛成11人反対2人】

久御山町総合計画条例制定について

【全員賛成】

久御山町消防長及び消防署長の資格を定める条例

 

制定について

【賛成11人反対2人】

久御山町職員の給与に関する条例の一部を改正す

 

る条例一部改正について

【賛成11人反対2人】

久御山町町税条例一部改正について

        

反対討論  

巽  

悦子議員

【賛成11人反対2人】

久御山町消防手数料徴収条例一部改正について

【全員賛成】

久御山町消防団員等公務災害補償条例一部改正に

 

ついて

【全員賛成】

久御山町火災予防条例一部改正について

【全員賛成】

久御山町議会議員の報酬及び費用弁償等に関する

 

条例一部改正について

【全員賛成】

条例制定改正廃止

  決    議  

久御山ジャンクション周辺における

スマートインターチェンジ設置のための

要望活動に係る決議を可決

(概要)本町は南北を縦断する第二京阪道路や東西を

横断する京滋バイパスといった大型幹線道路を有する

近畿地方でも有数の道路交通の要衝となっている時

代の変遷とともに本町を取り巻く状況は変化し特

に鉄軌道を有しない本町の住民や事業所にとって道路

網の活用は生活上の必需である

 

道路活用の観点から久御山ジャンクション周辺に

全国的に設置の進んでいるスマートインターチェンジ

の設置実現のため国京都府をはじめ関係機関に要

望活動を展開するものである

          

提出者

             

自由クラブ 

林  

(6)くみやま 議会だより No134

害時災害活動拠点とな

りこれまでの避難所に

位置付けると自衛隊の災

害活動に支障があるため

  

大災害避難場所はど

こか

  

大災害時の避難は

京都競馬場並びに近隣市

町へ避難者の受け入れ要

請をおこなう

 

広域避難場所は各

小中高校のグラウン

ド役場駐車場京都競

馬場で通常の避難場所

は各小中高校中

央公民館京都競馬場で

ある

  

企業立地マッチング

促進事業とはどのような

事業か

  

未利用土地や工場

事務所等の不動産情報を

得て企業立地の支援と

土地等の活用により立

地(入居)希望企業に情

報を提供する事業だ

  

具体的な目的は

  

町外への企業流出の

抑制と新規立地を検討し

ている町外企業の町内進

出のきっかけづくりと町

内産業の活性化を図る

  

いつから始めるのか

  

4月1日から開始す

  

いじめに該当する項

目がふえるのでは

  

具体的な10項目を明

記しているので判断し

ていく

  

久御山町教育委員会

で組織する付属機関を

任にあてるとは

  

重大事態になりうる

時に迅速な対応で第三

組織として調査する

  

小学校の社会の時間

で啓発しては

  

いい提案である内

容を検討していきたい

  

他の物と混在した場

合の時はどうか

  

可燃ごみに中に混

ざっても収集し不燃ご

みは振り分けて処理する

陸上自衛隊大久保駐屯地が大災害避難場所か

ら除外されるのは

町企業立地マッチング促進事業とは

総務事業常任委員会協議会

民生教育常任委員会協議会

奥山リユースセンターでのごみ処理

企業立地マッチング促

進事業を導入とは

大災害の避難場所から

大久保駐屯地をはずし

たのは

  

なぜ大久保駐屯地が

大災害避難場所から削除

されたのか

  

大久保駐屯地は大災

町「いじめ防止基本方針」策定付属機関を任

に充てるとは

プラスチック製容器包装が分別収集となるが

混在した場合は

「いじめ防止基本方針」

で教育委員会の付属

機関を任に充てると

分別収集の見直しにな

るが他の物と混在し

た場合の対処は

避難場所一覧名称 所在地 電話番号

御牧小学校 相島曽根19 075minus631minus2275

久御山中学校 坊之池高河原7 075minus631minus7207

役場公民館 島田ミスノ38

(役場)075minus631minus61110774minus45minus0001(公民館)075minus631minus1000

佐山小学校 佐古内屋敷56 0774minus43minus1717

久御山高等学校 林北畑 0774minus43minus9611

東角小学校 佐古東角12 0774minus43minus8645

京都競馬場 京都市伏見区葭島渡場島町32 075minus631minus3131

くみやま 議会だより No134(7)

古川広域河川改修工事

の進捗状況について久

御山町総合体育館東側の

改修工事現場と久御山

ジャンクション東側の観

世橋の現地を視察調査し

た説明は京都府山城北

土木事務所河川砂防室副

室長から受けた

古川改修工事のうち久

御山町内の掘削工法の

保護工は約58で

8区間に分けて一斉に工

事が進められている工

事により古川の流量は現

在の毎秒120から

毎秒190になる

平成24年度の大型補正

予算による工事で平成26

年3月までには完成しな

ければならないが一部

工事は平成25年度予算に

計上されておりその工

事区間は平成26年6月中

旬までに完成予定とのこ

とである

具体的には8区間の

うち6区間は3月末に完

成残り2区間の1号線

高架付近170と上流

の24号線西側150お

よび一部工事が6月中旬

までの完成予定である

この古川広域河川改修

工事完了により近年の

集中豪雨や台風による上

流の城陽地区の冠水被害

の軽減が図れるとの説明

であった質疑等では久

御山排水機場の排水能力

の確認や内水排除の問題

点などを指摘した

小中学校の不登校児童は

京都府および山城教育局

管内の平均以上

「小中学校の現状」

について調査をおこ

なった

まず小学校の研究指定

は御牧小学校は研究テ

―マである英語活動佐

山小学校は算数指導東

角小学校は国語としてい

る中

学校は教師力向上の

指定校になっており今

年度と来年度に京都府

教育委員会指定の学力向

上システム開発校にも指

定を受けている

学力向上については

少人数指導教員の配置を

実施しているきめ細や

かな指導の充実によって

一人ひとりに応じた指導

をしていく取り組みとし

て京都府は少人数学級

少人数指導教員配置をし

ており本町は少人数指

導として国語算数

英語などの教員を配置し

ている

次に平成25年度の小

学校中学校の問題行動

について調査をおこなっ

平成24年度と平成25年

度の比較では中学校は

若干減っているが小学

校の暴力事象は男子

女子児童が関わっており

増加していることが異

なる点であった

「いじめ」については

小学校中学校それぞれ

報告件数およびその調査

も各校でまとめており

その対応もしているとの

ことであった

さらに不登校児童につ

いても京都府の平均

山城教育局管内の平均を

大幅に上回っている状況

であった

近年の集中豪雨や

台風による冠水被害が

軽減の見通し

小学校の授業風景

教育実態は豪雨対策は教育実態は豪雨対策は各常任委員会では定例議会がない時も担当所管からの出席を求め町が実施している事業等の調査をおこなっています(閉会中の事務調査)今年2月におこなわれた総務事業常任委員会と民生教育常任委員会の調査内容をお知らせします

閉会中の事務調査

民生教育常任委員会(2月10日)

小学校中学校の学力向上

一人ひとりに応じた指導とは

総務事業常任委員会(2月12日)

豪雨台風対策hellip

古川改修

工事の進み具合は

改修工事中の古川

(8)くみやま 議会だより No134

6会派が施政方針を問う

6会派が施政方針を問う

代表者質問

代表者質問

3月定例会の代表者質問一般質問は3月12日13日におこなわれ代表者質問には6会派の議員が町長の施政方針について一般質問には4人の議員が町政の当面する課題について町長の考えをただしました質問の項目などは下記および15ページに掲載していますなお次ページ以降に主な質問答弁の要旨も掲載していますのでご覧ください

平成26年度の重点施策 〜平成26年度施政方針より〜安全安心に関する各施策高齢者や障害のある人などへの各種福祉施策教育学習環境の充実など

質 問 者

公明党議員団     戸川 和子 議員 hellip 9ページ

①行財政について③幼保一体化について

②障害者福祉について

緑 風 会      塚本五三藏 議員 hellip 10ページ

①第5次総合計画について ②地中熱エネルギーの活用について

清 風 会      島  宏樹 議員 hellip 11ページ

①まちづくりについて③高齢者福祉について

②財源確保について

自由クラブ      林   勉 議員 hellip 12ページ

①魅力あるまちづくりについて ②土地利用について

ネクストくみやま   内田 孝司 議員 hellip 13ページ

①警報発令時の対策について

日本共産党議員団   巽  悦子 議員 hellip 14ページ

①第5次行政改革について③中小企業振興について

②防災対策について④仮称佐山認定こども園について

③クロスピアくみやまと新市街地の活用について

くみやま 議会だより No134(9)

本町は町税収入が減

少していく中で実質単

年度収支額は5年連続し

て赤字となっている

また平成25年度の決算

見込み額も財政調整基

金から約4億円を繰り入

れており6年連続して

実質単年度収支が赤字に

なることが予想される

そして平成26年度の

予算規模は過去18年間

で最も縮小した予算で

町税や地方譲与税地方

消費税交付金などの増収

が見込まれるものの歳

出規模に不足する約3億

5000万円を財政調

整基金から繰り入れてい

る臨

時対策債が平成25年

度で終わり基金繰り入

れ以外に方法がないよう

だが今の財政調整基金

残高と減少し続ける財

政調整基金についてど

のように考えているのか

平成26年度の当初予算

繰り入れ後の財政調整基

金の残高は12億8107

万7000円で災害時

や不測の事態が発生した

時の財源として積み金

をしている要素もあり

できる限り基金を確保す

ることが好ましいと考え

ている

このままでは財政調

整基金は確実に減少し

ここ数年で枯渇すること

も予測され今後の財政

運営に著しい支障をきた

すことも考えられる

本町の経常収支比率は

958となっている状

況から一般財源が確実

に不足していることは事

実でこれを解消するに

は町税などの一般財源

を増やすか歳出予算の

経常経費を削減するしか

ない

そこで第5次行政改

革大綱に掲げている項目

を実行し各種事務事

業もスクラップビルド

により厳選した住民

サービスにしていき基

金に依存しない財政基盤

を確立していくことが先

決と考えている

具体的に住民サービス

をどうしていくのか

そのことから平成26

年度の当初予算では敬

老金支給事業や産地確立

対策事業などの見直しを

した

今後も引き続きサービ

スの適正化に向け取り組

んでいく

平成22年

度に保育

所幼稚園

のあり方検

討委員会か

ら就学前

教育の一層

の充実を図

るため「0

歳児から5

歳児までの

同じ年齢の

子どもが

同じ施設で

充実した保

育教育を等しく受ける

ことが望ましい」との提

言があった

町長の施政方針では

佐山保育所のIS値が低

いことや老朽化などを

考えると佐山幼稚園との

統合も含めて急速に検討

を進めたいと述べられた

幼保一体化の今後は

町立佐山保育所は経

年劣化に加え耐震強度

問題もあり建て替えは

優先課題だと考えている

そこで新年度に新規

対策として町全体の幼

保施策のあり方と施設整

備の方向性について整理

をおこない合わせて仮

称「佐山認定こども園」

への移行を進めるための

施設基本計画として計

画条件の整理や現状施設

の把握などについて調査

をおこなっていく

また国の支援メニュー

の活用も合わせ統合と

表現した

高齢者福祉や障害者福

祉に係る経費など今後

ますますその需要が増え

ることも考えられるので

事業の優先度など検討し

また評価する中で見直し

が必要と考えている

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

基金に依存しない財政基盤が先決

A減り続けている基金の見通しは

Q

幼保一体化の今後は

仮称「佐山認定こども園」に

移行するための調査をする

A Q

公明党議員団

代表者質問

戸川

 和子

 議員

町 長

佐山保育所

(10)くみやま 議会だより No134

住街区促進ゾーンは

平成18年に策定し基礎

調査や3回のアンケート

が実施され地権者説明会

も実施した今後財源

確保も視野に入れた土地

利用が肝要であり住宅

だけでなく事業地と住宅

地が調和のとれた「土地

利用促進ゾーン」の地域

にする考えは

栄地区は本町で一番

高齢化が進み三世代で二

世帯住宅がかなえば在

宅介護自治会の活性化

と高齢化の解消や人口の

増加となる建ぺい率

調整しアンケート調査な

ど実施する

環境面において地中熱

は自然のものであり日

本中どこでも季節を問

わず天候に左右されず

安定した有力な自然エネ

ルギーで冷暖房に利用

が可能でCO2

の排出抑

制にもなる

国庫補助金も充実し財

源の活用も含め公共施

設にはこのようなクリー

ンエネルギーの活用は大

変有効である今後保

育所など本町の施設の

建替えや改修時など特

にランニングコストにお

いて大幅な電力消費量

の削減で費用対効果を

検証し導入を検討する

地中熱事業は東日本

大震災以降分散型自

立型で災害に強い特徴が

ある地中熱エネルギー

の利用効果は電力消費

量46削減CO2

排出量

は50の削減となる

日本中どこでも地中約

10m以上の深さの敷設で

冷暖房に利用が可能であ

る天候に左右されず

季節や昼夜間を問わず24

時間365日利用できる

市町村には国から策

定費用で上限1000万

円事業費で設備導入に

対し3分の2の補助金が

あるが保育所の建替時な

どで導入する考えは

容積率の変更を行政が主

体的となりいつごろ見

直すのか

住街区促進ゾーンは

社会経済情勢や町の財政

状況が大きく変わり住

宅施策だけで進めてよい

か課題もあり平成26年

からの次期総合計画の策

定時にまちづくりの方

向性を明確にし実現性

のある土地利用計画や開

発手法を検討する

栄地区は地元の合意

形成が整えば地域のより

良い住環境が整備される

のってこバスは無料

福祉タクシーに移行し

公共交通の側面を念頭に

交通弱者対策でジャンボ

タクシー型にして運行

は町内の公共施設を中心

に巡回する考えは

阪急西山天王山駅から

京阪淀駅を結ぶ路線が開

設された「阪急バス」を

まちの駅クロスピアを基

点とした近鉄大久保駅

を結ぶ新路線の誘致を図

る考えは

のってこバスの抜本的

改革は運行経費の削減

運行頻度やルートの再検

討路線バスとの役割分

担交通弱者などへの対

応の課題があり無料福

祉タクシーも含めて検討

する

阪急西山天王山駅から

京阪淀駅のルートは昨

年12月末から阪急京阪

バスが共同運行を開始し

たこの路線の運行開始

後の利用状況や採算性を

参考にしてバス会社と協

議する

ことから次期総合計画

の策定とともに地元と

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

地元と調整しアンケートを実施予定

A栄地区の建ぺい率の変更時期は

Q

補助財源を活用し導入に向け検討

A公共施設で地中熱利用の考えは

Q

無料福祉タクシーへの移行と

阪急バス新路線の誘致は

無料福祉タクシーも含め検討

採算性を参考に協議する

A Q

塚本五三藏

 議員

 風

 会

代表者質問

京阪淀駅へ発着する阪急バス

くみやま 議会だより No134(11)

現在の『久御山町都市

計画マスタープラン』は

平成27年度を目標年次と

して将来都市フレーム

を設定しているこの中

核をなす住街区促進ゾー

ンについて次期の第5

次総合計画策定の中で

再検討をしていく必要が

あると『施政方針』で述

べられたが町長はこの

マスタープランをすぐに

見直さないのか

『都市計画マスタープ

ラン』の見直しは平成

この事業をどのように活

用し周知するのか

また財源の確保の一

つとして久御山町への

企業誘致に関し具体的

にどのような目標を持っ

ているのか

この事業の周知につい

ては広報誌やホーム

施政方針で敬老金支

給事業を廃止し平成26

年度からは長寿をお祝い

する新しい事業再編をす

るとあるが町長が目指

す高齢者が憩い

えるふるさ

ととは具体的にどのよ

うなふるさとなのか

また敬老金支給事業

廃止後の新しい事業再編

をどのように考えている

のか

高齢者が憩えるふるさ

ととは疾病予防や介護

予防を積極的に進め高

齢者がいきいきと暮らす

ことができる町と考える

中長期の視点で高齢者

福祉を考え敬老金支給

事業を廃止し新たに喜

寿米寿白寿の方に対

し1万円相当最高齢の

方には3万円相当の商品

券またはギフトカタログ

等をお渡しし感謝と敬

意を表しみんなでお祝

いをしたい

敬老金廃止にかわる高

齢者対策思いやりが見

える施策が大切だ

例えば70歳以上の方に

のってこバスの無料化や

いきいきホール利用料の

無料化等高齢者に温か

い思いやりがある「元気

で長生きを推奨する町」

とすべきと考えるが町

長はどのように思うのか

提案された「のってこ

バスの無料パス」発行

いきいきホール利用料の

無料化については高齢

者福祉を推進するための

一つの手法として今後

の参考にする

ページ商工会等による

チラシの配布京都府の

企業立地担当部局や府の

宅建業協会全日本不動

産協会にも周知の協力依

頼をし利活用の広報活

動をおこなう

今後この事業をきっ

かけに産業の活性化を

図るためさらなる企業誘

致策も検討していく

て第5次総合計画の策

定業務に合わせて改定を

していく

特に住街区促進ゾー

ンは実現性のある土地

利用計画や開発手法など

を検討するとともに土

地所有者等の理解を得る

ことも必要であり慎重に

進めていきたい

平成26年4月より企

業立地マッチング促進事

業を計画されているが

26年度から2カ年をかけ

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

町 長

第5次総合計画に合わせて改訂する

A都市計画マスタープランの見直しは

Q

敬老金廃止後の事業再編とは

喜寿米寿白寿最高齢

の方にお祝いをしたい

A Q

 風

 会

代表者質問

  宏樹

 議員

質 問

久御山町都市計画マスタープラン

(12)くみやま 議会だより No134

市街化調整区域には

色々と制限もあり農業

のさまざまな問題を考え

るとき今後の土地利用

について基本的な考え

を聞きたい

また現在開発が計画

されているところは

市街化に編入する手法

と土地の売却や借地に

より事業所が可能な事業

を進める手法などがある

開発手法を明確にし

地権者の合意形成や周辺

ティティのあり方やその

創出が大事な要件である

イメージアップにつなが

土地利用者の同意を得る

中で農業関係者と十分

協議し進める必要がある

と考えている

また佐山西ノ口の府

道宇治淀線北側は次の

線引き見直しまでに市街

化区域に編入していきた

いジ

ャンクション北側に

ついては民間で開発の

動きがあり有効な土地

利用が図れるよう適切

に指導をおこない前向

きに進めていきたい

クロスピアの今後の方

向性と目指すものは

行政主導で責任の所在

が不明確な運営ではな

かったのかと思うが抜

本的改革の必要性は

今日までの運営形態も

含めてこれまでのこと

を反省し総括しながら

方向性やり方を明確に

する

また施設の管理運営

も民間活力の導入も含め

て抜本的前向きな議論

を進めていきたい

るシンボルづくりとして

KBS京都の鉄塔を活用

できないか

町制施行60周年の記念

の年に町のイメージ

アップにつながるスター

トができればと考えてい

る鉄

塔や高層ビルを情報

発信の媒体として利用し

ているケースもありこ

の鉄塔にさまざまな意味

合いを持たせ発信ツー

ルとして活用するのに興

味深いものがある

ものづくりの町として

工業のみならず農業のこ

とも象徴するような発信

もできないかと思う

各界からの機運が醸成

してくれば「まちおこ

し」から支援していきた

町の将来を考えるとき

まちの魅力アイデン

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

土地利用の基本的考えと開発計画は

開発手法を明確にし

関係者と協議して進める

A Q

町のシンボルづくりに

KBS京都の鉄塔活用は

機運が醸成すれば支援したい

A Q

クロスピアくみやまの

抜本的改革は

これまでの総括と

前向きな議論を進める

A Q

自由クラブ

代表者質問

   勉

 議員

町内にそびえ立つKBS京都のラジオ電波塔

くみやま 議会だより No134(13)

昨年9月16日に特別

警報運用開始後初となる

大雨特別警報が発表され

京都府と久御山町からあ

いついで携帯電話に緊急

速報メールが入ったそ

の後町内全域に避難勧

告が発令され緊急速報

メールで指定場所への避

難を呼びかけられた

今回の特別警報が気象

庁から発表されてから

2分後には京都府から発

表され町はその35分

後に住民に知らせたが

これらについてどのよう

に考えているのか

昨年の台風18号では

特別警報の発表後に河川

の水位の状況から避難

勧告を発令した朝方ま

だ暗く降雨の中での発表

を検証する必要があると

思うがその考えは

特別警報は携帯電話

会社3社の緊急速報メー

ルにより住民への伝達

をおこなった

また宇治川の水位上

昇に伴い午前8時に町

内全域に避難勧告を発令

したが特別警報発表時

には避難勧告を発令する

に至っていなかった

避難勧告の発令につい

ては緊急速報メールや

自治会長への電話連絡と

特別警報と避難勧告の

住民への伝達について

自治会長に配備している

防災行政無線の活用や

自治会長への伝達や情報

発信体制などその検証

はどうであったのか

情報発信体制で広範

囲に一斉に発信できる装

置としてサイレンや拡

声装置付きの防災行政無

線設備の整備が必要にな

るが住民にとって情

報の伝達は行政から命の

パスを受け取ることであ

りもう一度現在の体制

であり住民への伝達方

法や避難所の開設など

検証の中で見直していく

ところも明確にみえてき

た幸

いにして大きな被害

は免れたがこれを教訓

として防災力をさらに高

めていく必要があると肝

に銘じていきたい

広報車3台で周知した

これらを検証したとこ

ろメールについては情

報を受信できる機種が限

られていたことや広報

車による周知では聞こ

えなかったとの意見が寄

せられ車を停車させて

わかりやすく広報するよ

う改めていきたいと考え

ている

今後は電話連絡とと

もに防災行政無線でも連

絡をしホームページに

も掲載したいと考えてい

る住

民へはNHKの

データ放送やFMうじ

町ホームページにより災

害情報の収集を啓発して

いきたい

質 問

質 問

町 長

総務部長

昨年の特別警報発表時等の検証は

見直すところもみえてきた

防災力をさらに高める

A Q

災害時の警報や勧告の

伝達体制の検証は

災害情報の収集を啓発していく

A Q

内田

 孝司

 議員

ネクストくみやま

代表者質問

昨年の台風18号で増水した前川

(14)くみやま 議会だより No134

第5次行政改革につい

て聞く

町長の考える地方自治

体とは住民とは

またアウトソーシン

グ(民間委託)の推進に

ついてだがコスト削減

を目的とするならば本

来の自治体が自治体でな

くなってしまう具体的

にはどのようなことを考

えているのか

地方自治体のあり方に

ついては住民福祉の向

上を図っていく重要な役

が大前提だ

川が増水し久御山排水機

場は約6時間のあいだ排

水を停止したそのため

古川が増水し町内2カ所

で溢水があった

今回のこの事態を踏ま

え天ケ瀬ダムの毎秒1

500トン放流計画では

本町の被害はさらに大き

くなることが予測される

この天ケ瀬ダムの毎秒

1500トン放流計画に

ついての考えを聞くま

た今回の天ケ瀬ダムの

基本水量以上の放流の検

証はしたのか

天ケ瀬ダム再開発計画

についてはダムを効果

的に運用し宇治川淀

川の洪水を安全に流下さ

昨年9月の台風18号で

は毎秒1156とい

う天ケ瀬ダムの計画水量

以上の放流のため宇治

割を担っている

また住民は行政サー

ビスを受ける対象と同時

に自らが責任をもって

地方自治を運営していく

主体だまちづくりに

あっては施策などを住

民とともに考え取り組

んでいく協働パート

ナーシップがますます重

要になると考えている

アウトソーシングの推

進については具体的に

新たな業務や時期を示す

ことはできないが給食

業務についても議論しな

ければならない決して

コスト意識のみの議論で

京都ではこの12年間

で1万1029軒の事

業所が倒産廃業し全

国ワースト1非正規労

働者は4割を超え全国

ワースト3これでは

事業所経営も働く労働者

の生活も守ることができ

ない

中小企業振興基本条例

をつくり地域経済を循

環させ事業効果を上げ

ている自治体が京都府下

でもある本町でも条例

制定に向けた議論を進め

るべきだ町長の考えを

聞く

中小企業振興基本条例

の制定については町の

役割中小企業者大企

業町民の役割を明確に

する中でそれぞれに責

務を課すことになる

事業者はもとより住

民も一体となり地域経

済の活性化に取り組む機

運の高まりが大変重要で

あると考えている

これまでの中小企業施

策の堅持に努めながら

商工会と関係団体との研

究等も含めて十分調整

をしていきたいと考えて

いる

せること琵琶湖に溜め

た洪水を速やかに流すこ

とを目的に宇治川の流

量を毎秒1500にす

る計画で本町域の安全

度を高めると認識してい

る操

作方法の検証につい

ては国で現在されてい

ると聞いている

はない現実にはサービ

スが低下しないというの

質 問

質 問

質 問

副町長

町 長

町 長

住民福祉の向上の役割を担うもの

A町長にとって自治体住民とは

Q

天ケ瀬ダム秒毎

1500

放流についての考えは

本町の安全を高めるものと考える

A Q

関係団体との研究も含め調整したい

A中小企業振興条例策定に向け前進を

Q

194692

  悦子

 議員

日本共産党議員団

代表者質問

事業建設部長

久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川

くみやま 議会だより No134(15)

(16)くみやま 議会だより No134

火災発生時は消防車が

到着するまで自治会に

設置の消火栓BOXでの

初期消火の対応が必要と

なるしかし消火栓BO

Xの備品が少なく消火

範囲は40程度だまた

消火栓BOXも不足して

いる今後の対応は

次に南海トラフ大地

震等によって水道管が寸

断された場合水利確保

が困難となり防火水

槽の増設が不可欠にな

る過去に「防火水槽は

公園や公共用地への設置

などで充実に努める」と

答弁されたが防火水槽

の増設がない

なぜ防火水槽の増設が

進まないのかまた今後

の対応は

消火栓BOXの増設は

21世紀の災害に立ち向

かうのは今の子どもた

ちである災害時には

自分自身を守り相互に

助け合える力を今から育

む防災教育が本町の将

来にとって不可欠だ

行ったまた自助対応

に対する正しい知識を習

得させる意味で応急手

当等の指導も取り入れた

町内の農業形態は多種

だが認定農業者対象の

補助にはどのような制

度があるのか

また農業で安定した

生活基準を保つため一

部の若者達がグループ化

や法人化に移行し5年

10年先を考え自らが

様々な制度の情報収集に

取組まれているが現在

の補助制度とその機能

活用状況は

また新たな農業の支援

施策が必要ではないのか

地域で5年後の姿を明

確にし必要な担い手や

産地づくりの総合的計画

『京力農場プラン』を現在

学校教育として防災

教育をどのように取り入

れていくのか

新たに土曜授業の一環

で防災教育を取り入れ

地域自主防災会連合会な

どとも連携を図り訓練を

今後も地域との相互

理解を深め防災教育に

生かせる事業を取り組

んでいく

作成している

認定農業者の補助制度

には機械購入時や設備

投資や規模拡大のために

農業経営基盤強化資金や

近代化資金等の融資を受

けた農家への最長5年間

の利子補給がある

新規事業(農業振興施

策対策事業)では認定

農業者等の方が農地の集

団化等や規模拡大等で

農機械設備投資100万

円以上の農業用機械の購

入時に5万円の補助をお

こない機械購入時の負

担軽減を図り農業経営

の新たな支援につなげる

しかしこれからの事

業なので今後検証し話

を聞く中で進めて行く

更新と共に設置位置を改

めて検討していくま

た消火栓BOXの設置

は法的な設置義務がな

い消火栓の使用方法も

自治会対象の消防訓練な

どで指導普及していく

公園内に防火水槽の増

設がないのはポケット

パークや児童公園付近に

有効な消防水利があるこ

とや用地等の問題も設置

が進まない要因の一つで

ある水利不便地では

公園整備等で消火活動

上有効な消防水利の増強

を検討する

消火栓BOX

防火水槽の充実は

消防水利不便地の増強を

検討していく

A Q

多種多様な防災教育の導入は

防災教育に生かせる取り組みをする

A Q

農業への振興は

総合計画「京力農場プラン」

を作成している

きょうりょく

A Q

質 問

質 問

質 問

田口

 浩嗣

 議員

一括質問方式

一般質問

消防次長

学校教育課長

産業課長

消火栓BOX

くみやま 議会だより No134(17)

米政策では5年後に

生産調整廃止の報道があ

りその方向性が考えら

れる

産地確立対策事業は

町独自の施策であり評価

しているが補助単価の

推移は毎年減額の状況だ

今後についての見解は

米の生産調整数量の目

標を達成した農家組合に

対し転作協力金として

支出している

平成23年度より転作

面積1平方あたり3円

で総額約570万円 

平成24年度は2円で約3

90万円平成25年度は

1円で約200万円であ

る平成26年度の当初予

算案においても昨年度

と同様に計上している

しかし平成27年以降

は未定であるが継続し

て農業に取り組まれる意

欲ある農家への支援につ

いて有効な事業を検討し

ていきたい

『人農地プラン』策定

に向けた協議が進められ

るがその重点課題と今

後のスケジュールは

地域の担い手不足を解

消し持続可能な力強い

農業経営構造に転換する

ため国の『人農地プ

ラン』にものづくり

の視点を加えた府独自

の『京力農場プラン』は

集落や地域における5年

後の目指す姿を明確にし

それを基本計画に取りま

とめたものである

また本町の都市近郊

という立地条件にあった

営農のあり方や耕作放棄

地の解消新規就農をお

こないやすい環境整備

特産品等のブランド化や

6次産業の重要課題につ

いて議論をしており平

成26年度当初に取りまと

める予定である

公開事業診断の意見か

ら特産野菜の補助や耕

作放棄地対策に展開すべ

きと提案されたがどの

ように捉えているかを聞

く公

開事業診断の意見や

国の減反廃止の方向性が

出されたことを踏まえて

当面は国の制度の経営

所得安定対策交付金の活

用を図る

農業予算配布の考え方

は本町の農業振興を図

るため国や府の支援制度

を活用し必要財源の確

保に努めたい

農地集積では『人

農地プラン』の話し合い

によって農地をまとめ

て機構に貸し出す場合

集落に支払う地域集積協

力金が導入されようとし

ているこの新しい仕組

みを活用すればこれま

で乗り切れなかった課題

を解決し農地の流動化

が進むと期待している

そこでこれから管内

農業の特徴を生かした

『人農地プラン』策定の

重点課題は

特産品などのブランド化を

平成26年度にまとめる

A Q

公開事業診断の意見を

どのようにとらえているのか

国の生産調整廃止の動向を

見すえた見直しが必要だ

A Q

産地確立対策費の今後の見解は

意欲ある農家の支援と

有効な事業を検討したい

A Q質 問

質 問

質 問

河原﨑博之

 議員

一括質問方式

一般質問

産業課長

産業課長

事業建設部長

人農地プランで農地の流動化が加速する

(18)くみやま 議会だより No134

久御山ジャンクション

北側のモタレ地区は将

来の市街地検討エリアに

定められているが地権

者と企業の合意形成があ

れば開発は進められるの

か農

用地の除外が必要に

なるがそれには同等の

面積を農用地に指定する

ことが必要となり久御

山町にはそのような農地

はないのでハードルは

大変高く厳しい

農用地除外の問題は以

前から言われていたこと

であるこれまで町長と

してハードルを下げるた

めに関係機関とどのよう

な取り組みをしてきたの

か先

に地権者と企業との

コンセンサスがでてきた

時点で行政として本格

的に押せるのが基本論で

はないかと思う

で今後はそういった部

分の調査も視野に入れて

いかなければならない

内水排除を大きく阻害

している大内サイフォン

の再整備については国

や京都府に要望していな

いのか

府道八幡宇治線や府道

宇治淀線は朝夕の時間

帯で慢性的に渋滞をして

いるためバイパス機能

として東西軸の道路整備

が必要ではないか

昨年山城広域振興局

管内の自治体で組織する

部会で府道八幡宇治線

の北側に東西道路が将来

整備路線に位置付けられ

ており実現を要望して

いく

府道宇治淀線は日中

大内サイフォンを増設

すると大内川の流量が多

く前川の水が流れなくな

り宇治市や京都市に浸

かってくれと言うような

ものになるので大内サイ

フォンを増やしてくださ

いと言うことはできない

も慢性的に混んでいると

いう感覚はない

今後はより一層渋滞す

ると思っている混んで

から考えるのではなく

まちづくりを進める中で

当然検討していくべきで

はないのか

佐山にバイパスを作っ

てもまた第2岡本病院

(建設予定)のところで

渋滞ができてしまい問

題になってくると認識し

ている

内水排除の対策が進ん

でいない解決策がわか

らないなら専門家をいれ

て総合的な治水につい

ての調査検討が必要で

はないのか

これまで専門家を入れ

ての調査をしていないの

久御山ジャンクション

北側開発の課題は

農用地除外のハードルは

高く簡単ではない

A Q

大内サイフォンの再整備は

要望しないのか

宇治市や京都市に浸かって

くれと言うようなものになる

A Q

東西軸の道路整備状況は

東西道路の整備を要望している

A Q

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

中井

 孝紀

 議員

一問一答方式

一般質問

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

内水排除を阻害している大内サイフォン

くみやま 議会だより No134(19)

障害児の早期発見と成

長に合わせた一貫した指

導と教育についてである

が町は久御山学園と

いわれるものを掲げて

幼保小中一貫性の

ある教育を推進すること

をアピールしているが

障害児教育はどう取り組

むのかがいっこうに見え

ない

現状と方針について答

弁を求める

町では医師や保健師

による乳幼児健康診査事

業で気になった発達に

課題を抱える子どもにつ

いて継続的に見守り等

をおこない必要に応じ

て町療育教室への通室や

専門機関の受診等の助言

をおこなっている

平成21年度から町療育

教室発達相談員を中心に

保健師や保育士がチーム

をつくり保育所幼稚

園主に年中児を対象に

巡回相談を実施し発達

に課題を抱える子どもの

早期発見に努めている

就学前に発見された発

達に課題を抱える子ども

については保健師の

フォローや保育所幼稚

園での継続的な観察等を

実施するとともに必要

に応じて町療育教室へ

の通室を促し療育をお

こなっている

就学時には就学指導

委員会と連携をとりなが

ら適正な就学につなが

るように努めている

また今年度から新

1年生のフォロー教室と

して年8回程度教室

を使って遊びの広場の

提供や保護者の相談の

場を設けている

4月に療育教室から就

学した子供の半数以上

平均して8組程度の参加

があり保護者からは好

評を得ている

障害のある子どもの早

期発見は適切な支援につ

ながる重要な要素であり

教育委員会としても民

生部の保健師療育教室

の発達指導員と密接な連

携を図ってきている

中が連携をした中での個

人の状況について支援

していけるような形で

フォローをしていきたい

と考えている

また教育委員会とし

てはいろいろな検査

だったり調査等でも

やっているが確認でき

ないまま大人になること

がないように十分注意

を払いながら保護者並

びに関係機関と密接な連

携を図りながら特別支

援教育を進めていきたい

と考えている

また副町長を委員長

とする発達障害等検討委

員会を民生部と立ち上げ

幼児から高齢者に至るま

で障害のある方への支

援方法について検討を

おこなっている

特に久御山学園とし

ての一連した幼保小

中連携のもとでの取り組

みについては各小学校

中学校において必要な

特別支援にかかわる担任

の配置をはじめ今年度

から新たな取り組みを計

画している

一つは久御山学園と

して障害のある子ども

に対して適切な指導を

図れるように幼稚園の5

歳児並びに小学校6年生

にそれぞれの状況につ

いて移行支援シート等

を保護者の方に提出をい

ただき特に平成26年度

においては幼稚園5歳

児の保護者に対して提

出をお願いする

その内容について平

成27年度以降それぞれ

の小学校中学校へ進ん

でいかれる中で幼保小

学校教育課長

久御山学園として障害児教育は

どのように取り組むのか

移動支援シートの提出をお願いし

幼保小中が連携してフォローしたい

A Q質 問

三宅

 美子

 議員

一問一答方式

一般質問

住民福祉課長

(20)くみやま 議会だより No134

広報の一環としてICT

化を活用した取り組みを

実施している

サイボウズライブを活

用しインターネット上

で資料提供や議員間の意

見交換をおこなっている

またグーグルカレン

ダーを利用し議員およ

び議長の予定や研修等も

公表している

その他議会のフェイ

スブックページを開設し

議会活動を活発に発信し

ているICTを積極的

に取り入れ議会の「見

える化」に頑張っている

様子が伝わってきた

可児市議会の議員数は

21人で議会改革議会

関市の議員数は25人で

本会議場にタブレット端

末機「ipad」を導入

している

平成24年に議員から導

入提案がありその後

試行的におこなわれた

平成25年12月定例会で

平成15年4月に2市2

町が合併し周南市と

なった議員数30人中議

会だより編集委員は6人

で構成している「議会

だより」は年4回発行

で印刷部数が615

00部と多いにもかかわ

らずきめ細やかな編集

で大変参考になった

坂町は人口約1万3

千人の町である議会だ

よりの発行に関する違い

は定例会終了月の翌月

1日に発行している点で

ある新しい情報を新鮮

なうちに住民に届けるた

め昭和62年1月から継

続されている

編集会議は本会議と

並行し定例会の翌日か

ら約4日間9時から16

時まで会議を開くなど

タイトな日程であるが内

容も充実している決し

て早く発行することに

重点をおいている訳では

なく参考になった

また小学校の授業の

一環として児童が本会議

の傍聴をおこなっており

その時の感想文を掲載し

たり一般質問の追跡調査

議会クイズなど住民の

皆さんの声も載せるなど

の工夫は今後の本町の

広報編集の充実において

参考にしたい点である

「ペーパーでの配布は一

切なし」とされデータ

での配信のみとなった

導入経費は約119万

円で今後紙代やコピー

代などの経費削減につな

がるとのこと

反面手書きメモや新

しいアプリなどの操作方

法の習得といった課題も

あると言われていた

周し

ゅう

南なん

市し

議会

(山口県)

坂さ

町ちょう

議会

(広島県)

部数が多いにも関わら

ずきめ細やかな編集

児童の傍聴感想の掲載

など工夫が満載

サイボウズライブとは

サイボウズ株式会社が

提供している無料グ

ループウェアサービス

個人や小規模チームの

利用を想定したグ

ループスペースを複数

作成管理している

可か

児に

市し

議会

(岐阜県)

関せ

市し

議会

(岐阜県)

議会の「見える化」へ

ipad導入は紙代や

コピー代の削減になる

可児市議会

関市議会

周南市議会

坂町議会

くみやま 議会だより No134(21)

三芳町では準備情報

のない震災発生時の初期

行動について地域防災

初期行動マニュアルを策

定している

このマニュアルは町

災害対策本部の動き地

域の標準的な動き指定

避難場所となっている学

地域防災は自治安心課で

校の態勢などを明らかに

し非常時にしっかりと

連携を取るためである

また自助共助公助

の人の動き組織の動き

を時系列に掲載しどの

ように行動すればよいか

しなければならないこと

は何なのかどのような

ことが協力できるのか

一目でわかるようになっ

ている

全体像を示しながら

時間の流れとともに作成

されているので大変解

りやすいと感じた

豊島区では社会福祉

協議会主催で「あなた

の元気で地域を元気に」

のスローガンで「高齢者

元気あとおし事業」を実

施している

これは地域の老人施

設やデイサービス等の介

護保険施設で利用者の

話し相手やお茶出し食

事の配膳シーツ交換

洗濯物の整理などをおこ

なうことで自身の介護

予防とお互いに支え合う

元気な地域社会をめざす

事業である活動すると

スタンプがもらえ貯

まったスタンプ数に応

じて換金できるように

なっている(年間上限5

000円)

平成24年度末の会員数

は352人で平均還元

金額は3319円

社会参画をしたい高齢

者がまだ多くおられるの

でこの事業の周知を徹

底していく事が今の課

題とのことであった

高齢者元気あとおし事業

豊と

島しま

区く(東京都)

豊島区の「元気ポイント手帳」

防災教育のコンクー

ル『ぼうさい甲子園』で

全国一のグランプリを受

賞された宮城県女川町立

女川中学校で防災教育

について説明を受けた

佐藤先生(国語担当)

は震災によって心に傷

を負った生徒の気持ちを

短い俳句によって吐き出

させることに取り組まれ

たま

た女川中学校は①

小中学校と関係機関と

の防災体制の連携 

②防

災マニュアルの整備改

善 

③抜き打ちの避難訓

練などについてきめ細

かい対応をされていた

千年後の命を守るために

建てられた『女川いの

ちの石碑』には生徒の

俳句「夢だけは壊せな

かった大震災」

など多くの言葉

が刻まれていた

その後久御

山町から派遣さ

れている職員の

堀井敬祐さんの

激励を兼ねて石

巻市役所を訪問

し復興状況を

お聞きした

東日本大震災による大

津波によって壊滅的な被

害を受けた名取市閖ゆ

上あげ

区沿岸から1キロメー

トル以内の木造住宅は全

て流出しており住宅の

基礎だけが残った景色に

言葉を失った

当時避難場所で今は

閉鎖されている旧閖上中

学校「みなさんが気軽

に集まれる場所にした

い」と営業を再開され

た「ゆりあげ港朝市」と

復興の願いを込められた

仮店舗「閖上さいかい市

場」を視察し厳しい現

実と課題を聞いた改め

て被災地の復旧復興は

まだまだ長い道のりだと

いうことがよくわかった

今後南海トラフ巨大

地震による被害の発生が

考えられる今回の研修

で学んだ防災教育減災

に対する取り組みを参考

に久御山町でも防災対

策を進めたいと思う

三み

芳よし

町まち(

埼玉県)

女おな

川がわ

町ちょう(

宮城県)

防災マニュアル整備で

きめ細やかな対応

名な

取とり

市し(宮城県)

復旧復興は長い道のり

三芳町役場

女川いのちの石碑

(22)くみやま 議会だより No134

久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました

久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン

テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします

町議会では議員によ

る「第1回政策討論会」

を去る2月22日ふれあ

い交流館ゆうホールで開

催しました

政策討論会はさまざ

まな行政課題や町の進む

べき方向などについて

各議員が意見等の交換を

し議会としての共通認

識の醸成を図りかつ

議会の活性化を図るため

におこなうものです

今回は住民の皆さん

に議会への関心をもっと

持ってもらうとともに

議会活性化のひとつとし

ておこないました「10

年後の久御山町を考え

る」をメインテーマに

年々減少する人口や毎年

のように起こる自然災害

などの問題について「人

口のあり方」「防災につ

いて」をサブテーマに掲

げました

人口のあり方

少子高齢化が一段と進

み高齢人口が30を超

える

生産年齢人口減により

総合計画で設定した人

口には届かない

久御山町にとって適正

規模の人口がどうなの

かを考えるべき

10年後ではなく20年

後くらいを視野に置く

べき

久御山町に住もうとし

ても住宅がないミニ

開発や土地の用途変更

の緩和を考えるべき

住宅要望は減っている

開発は必要ない

鉄軌道がないという不

便さがある

防災について

久御山の地形や歴史を

知る必要がある

防災教育を通じた子ど

もへの意識付けや少年

消防クラブ設立を

治水対策について国

京都府との連携をとる

ことが必要

防災にもっと女性の視

点を盛り込むべき

以上のような意見がで

ました

また当日傍聴に来ら

れた皆さんからは左記

のようなご意見をいただ

きました初開催で時間

配分などスムーズにい

かないことも多々あり

今後の開催運営に課題を

残した結果となりました

次回開催時には今回

の教訓を踏まえより一

層住民の皆さんの期待と

要望に応えられる討論会

としていきたいと考えて

います

政策討論会を開催

第1回

時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)

傍聴者の意見

参加者

議 員hellip14人(全員)

傍 聴hellip20人

くみやま 議会だより No134(23)

4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大

おお

森もり

彌わたる

氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました

全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip

合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代

表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ

クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論

を通して意見交換をおこなうものです

また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから

こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり

のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります

新緑があざやかに映え

る季節となりました

さて議会では2月に

『人口のあり方について

防災について』をテーマ

に政策討論会を初めて

開催しましたまた『議

会だより130号』が

第28回町村議会広報コン

クールで見事に「表紙

フォトグランプリ賞」を

受賞しました

これからも皆さんに

親しまれ読みやすい紙

面となるよう委員一同

努力を重ねていきますの

でご愛読をお願いしま

す 編

委 員 長 

中  

大介

副委員長 

巽  

悦子

委  

員 

岩田 

芳一

委  

員 

島  

宏樹

委  

員 

塚本五三藏

委  

員 

樋口 

房次

広報特別委員会

「この作品は撮影

者の感性が見事に表

情仕草動感光線

のすべてを一枚のカッ

トに収めた素晴らしい

表紙に仕上がってい

る」と評価を受けく

みやま議会だより平成

25年5月1日号(

130)が平成25年度第

28回町村議会広報コン

クールで「表紙フォト

グランプリ賞」を初め

て受賞しました

町村議会広報コン

クールとは全国町村

議会議長会の主催で

「町村議会広報」の編

集技術向上と紙面内容

の更なる充実のため

毎年おこなわれている

ものです

今後も住民の皆さ

んに親しまれるわか

りやすい紙面づくりに

取り組んでいきます

来賓あいさつをする山田京都府知事

栄12丁目シニアク

ラブの栄楽会から誕生し

たサークル「栄楽早朝ラ

ジオ体操山ももの会」

が今年で10年目を迎えま

した

山ももの会は平成16年

6月当時栄楽会会長の

中南明光さんが発起人と

なり高齢者のふれあい

や健康維持を目的に早朝

ラジオ体操を始めました

毎日栄みどり公園で

早朝から高齢者の生きが

いづくりや閉じこもり

介護予防などを目指して

1年365日欠かさず

に取り組んでいます

ラジオ体操の普及推進

に努めているかんぽ生

命は毎年全国の団体

や個人を表彰しており

栄楽会は平成22年に「優

良団体京都府表彰」を

受賞しました

以前は栄楽会シニア

クラブサークルが中心に

活動していましたが幅

広い年代にも参加を呼び

かけようと「京都府表

彰」の受賞をきっかけに

「栄楽早朝ラジオ体操

山ももの会」と改名そ

の後毎朝のラジオ体操

を続け今回2つ目とな

る「優良団体近畿地方

表彰」の栄誉に輝きまし

た10

年前初日の参加者

は10人で4日目には半

減していましたそれで

も息の長い地道な活動は

ゆっくりと着実に広がり

いまでは近隣の宇治市

民を合わせ毎日約46

人平均年齢は75歳前後

の方々の参加があります

激しい雨天の日などを除

いて夏場は午前6時か

ら他のシーズンは午前

6時半に栄みどり公園に

集いますラジオ体操終

了後は京都フェニック

スパーク周辺を中心に

ウォーキング

8年間通い続けている

宇治市住民の91歳の男性

は「良い仲間ができて

元気をもらっています」

とニッコリ92歳の女性

は「みんなと一緒にさせ

てもらい今日の健康が

あります太陽とラジオ

体操に励まされていま

す」とほほえみます

会長の中南明光さん

は「おはようさんで始ま

り笑顔で話ができる場

それが精神や肉体の健康

維持につながっていると

思うこれからも続けて

精進していきたい」と今

後の抱負を語りました

(聞き手文 

広報特別委員会)

発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11  075(631)99960774(45)0105  075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています

表紙の「くみやま」を書いたのは

東角小学校2年生

今井 陽太くんいま い   ひな た

 題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ

もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました

 

今号は「栄楽

山ももの会」会長の

中南明光さん(栄在

住)に直撃インタ

ビューしました

高齢者に生きがいを

良い仲間ができて

元気をもらってます

太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん

Page 5: 特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員 理由は、4月からの消費税引き上げに伴う食支出が増える中、増税に反対

(6)くみやま 議会だより No134

害時災害活動拠点とな

りこれまでの避難所に

位置付けると自衛隊の災

害活動に支障があるため

  

大災害避難場所はど

こか

  

大災害時の避難は

京都競馬場並びに近隣市

町へ避難者の受け入れ要

請をおこなう

 

広域避難場所は各

小中高校のグラウン

ド役場駐車場京都競

馬場で通常の避難場所

は各小中高校中

央公民館京都競馬場で

ある

  

企業立地マッチング

促進事業とはどのような

事業か

  

未利用土地や工場

事務所等の不動産情報を

得て企業立地の支援と

土地等の活用により立

地(入居)希望企業に情

報を提供する事業だ

  

具体的な目的は

  

町外への企業流出の

抑制と新規立地を検討し

ている町外企業の町内進

出のきっかけづくりと町

内産業の活性化を図る

  

いつから始めるのか

  

4月1日から開始す

  

いじめに該当する項

目がふえるのでは

  

具体的な10項目を明

記しているので判断し

ていく

  

久御山町教育委員会

で組織する付属機関を

任にあてるとは

  

重大事態になりうる

時に迅速な対応で第三

組織として調査する

  

小学校の社会の時間

で啓発しては

  

いい提案である内

容を検討していきたい

  

他の物と混在した場

合の時はどうか

  

可燃ごみに中に混

ざっても収集し不燃ご

みは振り分けて処理する

陸上自衛隊大久保駐屯地が大災害避難場所か

ら除外されるのは

町企業立地マッチング促進事業とは

総務事業常任委員会協議会

民生教育常任委員会協議会

奥山リユースセンターでのごみ処理

企業立地マッチング促

進事業を導入とは

大災害の避難場所から

大久保駐屯地をはずし

たのは

  

なぜ大久保駐屯地が

大災害避難場所から削除

されたのか

  

大久保駐屯地は大災

町「いじめ防止基本方針」策定付属機関を任

に充てるとは

プラスチック製容器包装が分別収集となるが

混在した場合は

「いじめ防止基本方針」

で教育委員会の付属

機関を任に充てると

分別収集の見直しにな

るが他の物と混在し

た場合の対処は

避難場所一覧名称 所在地 電話番号

御牧小学校 相島曽根19 075minus631minus2275

久御山中学校 坊之池高河原7 075minus631minus7207

役場公民館 島田ミスノ38

(役場)075minus631minus61110774minus45minus0001(公民館)075minus631minus1000

佐山小学校 佐古内屋敷56 0774minus43minus1717

久御山高等学校 林北畑 0774minus43minus9611

東角小学校 佐古東角12 0774minus43minus8645

京都競馬場 京都市伏見区葭島渡場島町32 075minus631minus3131

くみやま 議会だより No134(7)

古川広域河川改修工事

の進捗状況について久

御山町総合体育館東側の

改修工事現場と久御山

ジャンクション東側の観

世橋の現地を視察調査し

た説明は京都府山城北

土木事務所河川砂防室副

室長から受けた

古川改修工事のうち久

御山町内の掘削工法の

保護工は約58で

8区間に分けて一斉に工

事が進められている工

事により古川の流量は現

在の毎秒120から

毎秒190になる

平成24年度の大型補正

予算による工事で平成26

年3月までには完成しな

ければならないが一部

工事は平成25年度予算に

計上されておりその工

事区間は平成26年6月中

旬までに完成予定とのこ

とである

具体的には8区間の

うち6区間は3月末に完

成残り2区間の1号線

高架付近170と上流

の24号線西側150お

よび一部工事が6月中旬

までの完成予定である

この古川広域河川改修

工事完了により近年の

集中豪雨や台風による上

流の城陽地区の冠水被害

の軽減が図れるとの説明

であった質疑等では久

御山排水機場の排水能力

の確認や内水排除の問題

点などを指摘した

小中学校の不登校児童は

京都府および山城教育局

管内の平均以上

「小中学校の現状」

について調査をおこ

なった

まず小学校の研究指定

は御牧小学校は研究テ

―マである英語活動佐

山小学校は算数指導東

角小学校は国語としてい

る中

学校は教師力向上の

指定校になっており今

年度と来年度に京都府

教育委員会指定の学力向

上システム開発校にも指

定を受けている

学力向上については

少人数指導教員の配置を

実施しているきめ細や

かな指導の充実によって

一人ひとりに応じた指導

をしていく取り組みとし

て京都府は少人数学級

少人数指導教員配置をし

ており本町は少人数指

導として国語算数

英語などの教員を配置し

ている

次に平成25年度の小

学校中学校の問題行動

について調査をおこなっ

平成24年度と平成25年

度の比較では中学校は

若干減っているが小学

校の暴力事象は男子

女子児童が関わっており

増加していることが異

なる点であった

「いじめ」については

小学校中学校それぞれ

報告件数およびその調査

も各校でまとめており

その対応もしているとの

ことであった

さらに不登校児童につ

いても京都府の平均

山城教育局管内の平均を

大幅に上回っている状況

であった

近年の集中豪雨や

台風による冠水被害が

軽減の見通し

小学校の授業風景

教育実態は豪雨対策は教育実態は豪雨対策は各常任委員会では定例議会がない時も担当所管からの出席を求め町が実施している事業等の調査をおこなっています(閉会中の事務調査)今年2月におこなわれた総務事業常任委員会と民生教育常任委員会の調査内容をお知らせします

閉会中の事務調査

民生教育常任委員会(2月10日)

小学校中学校の学力向上

一人ひとりに応じた指導とは

総務事業常任委員会(2月12日)

豪雨台風対策hellip

古川改修

工事の進み具合は

改修工事中の古川

(8)くみやま 議会だより No134

6会派が施政方針を問う

6会派が施政方針を問う

代表者質問

代表者質問

3月定例会の代表者質問一般質問は3月12日13日におこなわれ代表者質問には6会派の議員が町長の施政方針について一般質問には4人の議員が町政の当面する課題について町長の考えをただしました質問の項目などは下記および15ページに掲載していますなお次ページ以降に主な質問答弁の要旨も掲載していますのでご覧ください

平成26年度の重点施策 〜平成26年度施政方針より〜安全安心に関する各施策高齢者や障害のある人などへの各種福祉施策教育学習環境の充実など

質 問 者

公明党議員団     戸川 和子 議員 hellip 9ページ

①行財政について③幼保一体化について

②障害者福祉について

緑 風 会      塚本五三藏 議員 hellip 10ページ

①第5次総合計画について ②地中熱エネルギーの活用について

清 風 会      島  宏樹 議員 hellip 11ページ

①まちづくりについて③高齢者福祉について

②財源確保について

自由クラブ      林   勉 議員 hellip 12ページ

①魅力あるまちづくりについて ②土地利用について

ネクストくみやま   内田 孝司 議員 hellip 13ページ

①警報発令時の対策について

日本共産党議員団   巽  悦子 議員 hellip 14ページ

①第5次行政改革について③中小企業振興について

②防災対策について④仮称佐山認定こども園について

③クロスピアくみやまと新市街地の活用について

くみやま 議会だより No134(9)

本町は町税収入が減

少していく中で実質単

年度収支額は5年連続し

て赤字となっている

また平成25年度の決算

見込み額も財政調整基

金から約4億円を繰り入

れており6年連続して

実質単年度収支が赤字に

なることが予想される

そして平成26年度の

予算規模は過去18年間

で最も縮小した予算で

町税や地方譲与税地方

消費税交付金などの増収

が見込まれるものの歳

出規模に不足する約3億

5000万円を財政調

整基金から繰り入れてい

る臨

時対策債が平成25年

度で終わり基金繰り入

れ以外に方法がないよう

だが今の財政調整基金

残高と減少し続ける財

政調整基金についてど

のように考えているのか

平成26年度の当初予算

繰り入れ後の財政調整基

金の残高は12億8107

万7000円で災害時

や不測の事態が発生した

時の財源として積み金

をしている要素もあり

できる限り基金を確保す

ることが好ましいと考え

ている

このままでは財政調

整基金は確実に減少し

ここ数年で枯渇すること

も予測され今後の財政

運営に著しい支障をきた

すことも考えられる

本町の経常収支比率は

958となっている状

況から一般財源が確実

に不足していることは事

実でこれを解消するに

は町税などの一般財源

を増やすか歳出予算の

経常経費を削減するしか

ない

そこで第5次行政改

革大綱に掲げている項目

を実行し各種事務事

業もスクラップビルド

により厳選した住民

サービスにしていき基

金に依存しない財政基盤

を確立していくことが先

決と考えている

具体的に住民サービス

をどうしていくのか

そのことから平成26

年度の当初予算では敬

老金支給事業や産地確立

対策事業などの見直しを

した

今後も引き続きサービ

スの適正化に向け取り組

んでいく

平成22年

度に保育

所幼稚園

のあり方検

討委員会か

ら就学前

教育の一層

の充実を図

るため「0

歳児から5

歳児までの

同じ年齢の

子どもが

同じ施設で

充実した保

育教育を等しく受ける

ことが望ましい」との提

言があった

町長の施政方針では

佐山保育所のIS値が低

いことや老朽化などを

考えると佐山幼稚園との

統合も含めて急速に検討

を進めたいと述べられた

幼保一体化の今後は

町立佐山保育所は経

年劣化に加え耐震強度

問題もあり建て替えは

優先課題だと考えている

そこで新年度に新規

対策として町全体の幼

保施策のあり方と施設整

備の方向性について整理

をおこない合わせて仮

称「佐山認定こども園」

への移行を進めるための

施設基本計画として計

画条件の整理や現状施設

の把握などについて調査

をおこなっていく

また国の支援メニュー

の活用も合わせ統合と

表現した

高齢者福祉や障害者福

祉に係る経費など今後

ますますその需要が増え

ることも考えられるので

事業の優先度など検討し

また評価する中で見直し

が必要と考えている

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

基金に依存しない財政基盤が先決

A減り続けている基金の見通しは

Q

幼保一体化の今後は

仮称「佐山認定こども園」に

移行するための調査をする

A Q

公明党議員団

代表者質問

戸川

 和子

 議員

町 長

佐山保育所

(10)くみやま 議会だより No134

住街区促進ゾーンは

平成18年に策定し基礎

調査や3回のアンケート

が実施され地権者説明会

も実施した今後財源

確保も視野に入れた土地

利用が肝要であり住宅

だけでなく事業地と住宅

地が調和のとれた「土地

利用促進ゾーン」の地域

にする考えは

栄地区は本町で一番

高齢化が進み三世代で二

世帯住宅がかなえば在

宅介護自治会の活性化

と高齢化の解消や人口の

増加となる建ぺい率

調整しアンケート調査な

ど実施する

環境面において地中熱

は自然のものであり日

本中どこでも季節を問

わず天候に左右されず

安定した有力な自然エネ

ルギーで冷暖房に利用

が可能でCO2

の排出抑

制にもなる

国庫補助金も充実し財

源の活用も含め公共施

設にはこのようなクリー

ンエネルギーの活用は大

変有効である今後保

育所など本町の施設の

建替えや改修時など特

にランニングコストにお

いて大幅な電力消費量

の削減で費用対効果を

検証し導入を検討する

地中熱事業は東日本

大震災以降分散型自

立型で災害に強い特徴が

ある地中熱エネルギー

の利用効果は電力消費

量46削減CO2

排出量

は50の削減となる

日本中どこでも地中約

10m以上の深さの敷設で

冷暖房に利用が可能であ

る天候に左右されず

季節や昼夜間を問わず24

時間365日利用できる

市町村には国から策

定費用で上限1000万

円事業費で設備導入に

対し3分の2の補助金が

あるが保育所の建替時な

どで導入する考えは

容積率の変更を行政が主

体的となりいつごろ見

直すのか

住街区促進ゾーンは

社会経済情勢や町の財政

状況が大きく変わり住

宅施策だけで進めてよい

か課題もあり平成26年

からの次期総合計画の策

定時にまちづくりの方

向性を明確にし実現性

のある土地利用計画や開

発手法を検討する

栄地区は地元の合意

形成が整えば地域のより

良い住環境が整備される

のってこバスは無料

福祉タクシーに移行し

公共交通の側面を念頭に

交通弱者対策でジャンボ

タクシー型にして運行

は町内の公共施設を中心

に巡回する考えは

阪急西山天王山駅から

京阪淀駅を結ぶ路線が開

設された「阪急バス」を

まちの駅クロスピアを基

点とした近鉄大久保駅

を結ぶ新路線の誘致を図

る考えは

のってこバスの抜本的

改革は運行経費の削減

運行頻度やルートの再検

討路線バスとの役割分

担交通弱者などへの対

応の課題があり無料福

祉タクシーも含めて検討

する

阪急西山天王山駅から

京阪淀駅のルートは昨

年12月末から阪急京阪

バスが共同運行を開始し

たこの路線の運行開始

後の利用状況や採算性を

参考にしてバス会社と協

議する

ことから次期総合計画

の策定とともに地元と

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

地元と調整しアンケートを実施予定

A栄地区の建ぺい率の変更時期は

Q

補助財源を活用し導入に向け検討

A公共施設で地中熱利用の考えは

Q

無料福祉タクシーへの移行と

阪急バス新路線の誘致は

無料福祉タクシーも含め検討

採算性を参考に協議する

A Q

塚本五三藏

 議員

 風

 会

代表者質問

京阪淀駅へ発着する阪急バス

くみやま 議会だより No134(11)

現在の『久御山町都市

計画マスタープラン』は

平成27年度を目標年次と

して将来都市フレーム

を設定しているこの中

核をなす住街区促進ゾー

ンについて次期の第5

次総合計画策定の中で

再検討をしていく必要が

あると『施政方針』で述

べられたが町長はこの

マスタープランをすぐに

見直さないのか

『都市計画マスタープ

ラン』の見直しは平成

この事業をどのように活

用し周知するのか

また財源の確保の一

つとして久御山町への

企業誘致に関し具体的

にどのような目標を持っ

ているのか

この事業の周知につい

ては広報誌やホーム

施政方針で敬老金支

給事業を廃止し平成26

年度からは長寿をお祝い

する新しい事業再編をす

るとあるが町長が目指

す高齢者が憩い

えるふるさ

ととは具体的にどのよ

うなふるさとなのか

また敬老金支給事業

廃止後の新しい事業再編

をどのように考えている

のか

高齢者が憩えるふるさ

ととは疾病予防や介護

予防を積極的に進め高

齢者がいきいきと暮らす

ことができる町と考える

中長期の視点で高齢者

福祉を考え敬老金支給

事業を廃止し新たに喜

寿米寿白寿の方に対

し1万円相当最高齢の

方には3万円相当の商品

券またはギフトカタログ

等をお渡しし感謝と敬

意を表しみんなでお祝

いをしたい

敬老金廃止にかわる高

齢者対策思いやりが見

える施策が大切だ

例えば70歳以上の方に

のってこバスの無料化や

いきいきホール利用料の

無料化等高齢者に温か

い思いやりがある「元気

で長生きを推奨する町」

とすべきと考えるが町

長はどのように思うのか

提案された「のってこ

バスの無料パス」発行

いきいきホール利用料の

無料化については高齢

者福祉を推進するための

一つの手法として今後

の参考にする

ページ商工会等による

チラシの配布京都府の

企業立地担当部局や府の

宅建業協会全日本不動

産協会にも周知の協力依

頼をし利活用の広報活

動をおこなう

今後この事業をきっ

かけに産業の活性化を

図るためさらなる企業誘

致策も検討していく

て第5次総合計画の策

定業務に合わせて改定を

していく

特に住街区促進ゾー

ンは実現性のある土地

利用計画や開発手法など

を検討するとともに土

地所有者等の理解を得る

ことも必要であり慎重に

進めていきたい

平成26年4月より企

業立地マッチング促進事

業を計画されているが

26年度から2カ年をかけ

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

町 長

第5次総合計画に合わせて改訂する

A都市計画マスタープランの見直しは

Q

敬老金廃止後の事業再編とは

喜寿米寿白寿最高齢

の方にお祝いをしたい

A Q

 風

 会

代表者質問

  宏樹

 議員

質 問

久御山町都市計画マスタープラン

(12)くみやま 議会だより No134

市街化調整区域には

色々と制限もあり農業

のさまざまな問題を考え

るとき今後の土地利用

について基本的な考え

を聞きたい

また現在開発が計画

されているところは

市街化に編入する手法

と土地の売却や借地に

より事業所が可能な事業

を進める手法などがある

開発手法を明確にし

地権者の合意形成や周辺

ティティのあり方やその

創出が大事な要件である

イメージアップにつなが

土地利用者の同意を得る

中で農業関係者と十分

協議し進める必要がある

と考えている

また佐山西ノ口の府

道宇治淀線北側は次の

線引き見直しまでに市街

化区域に編入していきた

いジ

ャンクション北側に

ついては民間で開発の

動きがあり有効な土地

利用が図れるよう適切

に指導をおこない前向

きに進めていきたい

クロスピアの今後の方

向性と目指すものは

行政主導で責任の所在

が不明確な運営ではな

かったのかと思うが抜

本的改革の必要性は

今日までの運営形態も

含めてこれまでのこと

を反省し総括しながら

方向性やり方を明確に

する

また施設の管理運営

も民間活力の導入も含め

て抜本的前向きな議論

を進めていきたい

るシンボルづくりとして

KBS京都の鉄塔を活用

できないか

町制施行60周年の記念

の年に町のイメージ

アップにつながるスター

トができればと考えてい

る鉄

塔や高層ビルを情報

発信の媒体として利用し

ているケースもありこ

の鉄塔にさまざまな意味

合いを持たせ発信ツー

ルとして活用するのに興

味深いものがある

ものづくりの町として

工業のみならず農業のこ

とも象徴するような発信

もできないかと思う

各界からの機運が醸成

してくれば「まちおこ

し」から支援していきた

町の将来を考えるとき

まちの魅力アイデン

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

土地利用の基本的考えと開発計画は

開発手法を明確にし

関係者と協議して進める

A Q

町のシンボルづくりに

KBS京都の鉄塔活用は

機運が醸成すれば支援したい

A Q

クロスピアくみやまの

抜本的改革は

これまでの総括と

前向きな議論を進める

A Q

自由クラブ

代表者質問

   勉

 議員

町内にそびえ立つKBS京都のラジオ電波塔

くみやま 議会だより No134(13)

昨年9月16日に特別

警報運用開始後初となる

大雨特別警報が発表され

京都府と久御山町からあ

いついで携帯電話に緊急

速報メールが入ったそ

の後町内全域に避難勧

告が発令され緊急速報

メールで指定場所への避

難を呼びかけられた

今回の特別警報が気象

庁から発表されてから

2分後には京都府から発

表され町はその35分

後に住民に知らせたが

これらについてどのよう

に考えているのか

昨年の台風18号では

特別警報の発表後に河川

の水位の状況から避難

勧告を発令した朝方ま

だ暗く降雨の中での発表

を検証する必要があると

思うがその考えは

特別警報は携帯電話

会社3社の緊急速報メー

ルにより住民への伝達

をおこなった

また宇治川の水位上

昇に伴い午前8時に町

内全域に避難勧告を発令

したが特別警報発表時

には避難勧告を発令する

に至っていなかった

避難勧告の発令につい

ては緊急速報メールや

自治会長への電話連絡と

特別警報と避難勧告の

住民への伝達について

自治会長に配備している

防災行政無線の活用や

自治会長への伝達や情報

発信体制などその検証

はどうであったのか

情報発信体制で広範

囲に一斉に発信できる装

置としてサイレンや拡

声装置付きの防災行政無

線設備の整備が必要にな

るが住民にとって情

報の伝達は行政から命の

パスを受け取ることであ

りもう一度現在の体制

であり住民への伝達方

法や避難所の開設など

検証の中で見直していく

ところも明確にみえてき

た幸

いにして大きな被害

は免れたがこれを教訓

として防災力をさらに高

めていく必要があると肝

に銘じていきたい

広報車3台で周知した

これらを検証したとこ

ろメールについては情

報を受信できる機種が限

られていたことや広報

車による周知では聞こ

えなかったとの意見が寄

せられ車を停車させて

わかりやすく広報するよ

う改めていきたいと考え

ている

今後は電話連絡とと

もに防災行政無線でも連

絡をしホームページに

も掲載したいと考えてい

る住

民へはNHKの

データ放送やFMうじ

町ホームページにより災

害情報の収集を啓発して

いきたい

質 問

質 問

町 長

総務部長

昨年の特別警報発表時等の検証は

見直すところもみえてきた

防災力をさらに高める

A Q

災害時の警報や勧告の

伝達体制の検証は

災害情報の収集を啓発していく

A Q

内田

 孝司

 議員

ネクストくみやま

代表者質問

昨年の台風18号で増水した前川

(14)くみやま 議会だより No134

第5次行政改革につい

て聞く

町長の考える地方自治

体とは住民とは

またアウトソーシン

グ(民間委託)の推進に

ついてだがコスト削減

を目的とするならば本

来の自治体が自治体でな

くなってしまう具体的

にはどのようなことを考

えているのか

地方自治体のあり方に

ついては住民福祉の向

上を図っていく重要な役

が大前提だ

川が増水し久御山排水機

場は約6時間のあいだ排

水を停止したそのため

古川が増水し町内2カ所

で溢水があった

今回のこの事態を踏ま

え天ケ瀬ダムの毎秒1

500トン放流計画では

本町の被害はさらに大き

くなることが予測される

この天ケ瀬ダムの毎秒

1500トン放流計画に

ついての考えを聞くま

た今回の天ケ瀬ダムの

基本水量以上の放流の検

証はしたのか

天ケ瀬ダム再開発計画

についてはダムを効果

的に運用し宇治川淀

川の洪水を安全に流下さ

昨年9月の台風18号で

は毎秒1156とい

う天ケ瀬ダムの計画水量

以上の放流のため宇治

割を担っている

また住民は行政サー

ビスを受ける対象と同時

に自らが責任をもって

地方自治を運営していく

主体だまちづくりに

あっては施策などを住

民とともに考え取り組

んでいく協働パート

ナーシップがますます重

要になると考えている

アウトソーシングの推

進については具体的に

新たな業務や時期を示す

ことはできないが給食

業務についても議論しな

ければならない決して

コスト意識のみの議論で

京都ではこの12年間

で1万1029軒の事

業所が倒産廃業し全

国ワースト1非正規労

働者は4割を超え全国

ワースト3これでは

事業所経営も働く労働者

の生活も守ることができ

ない

中小企業振興基本条例

をつくり地域経済を循

環させ事業効果を上げ

ている自治体が京都府下

でもある本町でも条例

制定に向けた議論を進め

るべきだ町長の考えを

聞く

中小企業振興基本条例

の制定については町の

役割中小企業者大企

業町民の役割を明確に

する中でそれぞれに責

務を課すことになる

事業者はもとより住

民も一体となり地域経

済の活性化に取り組む機

運の高まりが大変重要で

あると考えている

これまでの中小企業施

策の堅持に努めながら

商工会と関係団体との研

究等も含めて十分調整

をしていきたいと考えて

いる

せること琵琶湖に溜め

た洪水を速やかに流すこ

とを目的に宇治川の流

量を毎秒1500にす

る計画で本町域の安全

度を高めると認識してい

る操

作方法の検証につい

ては国で現在されてい

ると聞いている

はない現実にはサービ

スが低下しないというの

質 問

質 問

質 問

副町長

町 長

町 長

住民福祉の向上の役割を担うもの

A町長にとって自治体住民とは

Q

天ケ瀬ダム秒毎

1500

放流についての考えは

本町の安全を高めるものと考える

A Q

関係団体との研究も含め調整したい

A中小企業振興条例策定に向け前進を

Q

194692

  悦子

 議員

日本共産党議員団

代表者質問

事業建設部長

久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川

くみやま 議会だより No134(15)

(16)くみやま 議会だより No134

火災発生時は消防車が

到着するまで自治会に

設置の消火栓BOXでの

初期消火の対応が必要と

なるしかし消火栓BO

Xの備品が少なく消火

範囲は40程度だまた

消火栓BOXも不足して

いる今後の対応は

次に南海トラフ大地

震等によって水道管が寸

断された場合水利確保

が困難となり防火水

槽の増設が不可欠にな

る過去に「防火水槽は

公園や公共用地への設置

などで充実に努める」と

答弁されたが防火水槽

の増設がない

なぜ防火水槽の増設が

進まないのかまた今後

の対応は

消火栓BOXの増設は

21世紀の災害に立ち向

かうのは今の子どもた

ちである災害時には

自分自身を守り相互に

助け合える力を今から育

む防災教育が本町の将

来にとって不可欠だ

行ったまた自助対応

に対する正しい知識を習

得させる意味で応急手

当等の指導も取り入れた

町内の農業形態は多種

だが認定農業者対象の

補助にはどのような制

度があるのか

また農業で安定した

生活基準を保つため一

部の若者達がグループ化

や法人化に移行し5年

10年先を考え自らが

様々な制度の情報収集に

取組まれているが現在

の補助制度とその機能

活用状況は

また新たな農業の支援

施策が必要ではないのか

地域で5年後の姿を明

確にし必要な担い手や

産地づくりの総合的計画

『京力農場プラン』を現在

学校教育として防災

教育をどのように取り入

れていくのか

新たに土曜授業の一環

で防災教育を取り入れ

地域自主防災会連合会な

どとも連携を図り訓練を

今後も地域との相互

理解を深め防災教育に

生かせる事業を取り組

んでいく

作成している

認定農業者の補助制度

には機械購入時や設備

投資や規模拡大のために

農業経営基盤強化資金や

近代化資金等の融資を受

けた農家への最長5年間

の利子補給がある

新規事業(農業振興施

策対策事業)では認定

農業者等の方が農地の集

団化等や規模拡大等で

農機械設備投資100万

円以上の農業用機械の購

入時に5万円の補助をお

こない機械購入時の負

担軽減を図り農業経営

の新たな支援につなげる

しかしこれからの事

業なので今後検証し話

を聞く中で進めて行く

更新と共に設置位置を改

めて検討していくま

た消火栓BOXの設置

は法的な設置義務がな

い消火栓の使用方法も

自治会対象の消防訓練な

どで指導普及していく

公園内に防火水槽の増

設がないのはポケット

パークや児童公園付近に

有効な消防水利があるこ

とや用地等の問題も設置

が進まない要因の一つで

ある水利不便地では

公園整備等で消火活動

上有効な消防水利の増強

を検討する

消火栓BOX

防火水槽の充実は

消防水利不便地の増強を

検討していく

A Q

多種多様な防災教育の導入は

防災教育に生かせる取り組みをする

A Q

農業への振興は

総合計画「京力農場プラン」

を作成している

きょうりょく

A Q

質 問

質 問

質 問

田口

 浩嗣

 議員

一括質問方式

一般質問

消防次長

学校教育課長

産業課長

消火栓BOX

くみやま 議会だより No134(17)

米政策では5年後に

生産調整廃止の報道があ

りその方向性が考えら

れる

産地確立対策事業は

町独自の施策であり評価

しているが補助単価の

推移は毎年減額の状況だ

今後についての見解は

米の生産調整数量の目

標を達成した農家組合に

対し転作協力金として

支出している

平成23年度より転作

面積1平方あたり3円

で総額約570万円 

平成24年度は2円で約3

90万円平成25年度は

1円で約200万円であ

る平成26年度の当初予

算案においても昨年度

と同様に計上している

しかし平成27年以降

は未定であるが継続し

て農業に取り組まれる意

欲ある農家への支援につ

いて有効な事業を検討し

ていきたい

『人農地プラン』策定

に向けた協議が進められ

るがその重点課題と今

後のスケジュールは

地域の担い手不足を解

消し持続可能な力強い

農業経営構造に転換する

ため国の『人農地プ

ラン』にものづくり

の視点を加えた府独自

の『京力農場プラン』は

集落や地域における5年

後の目指す姿を明確にし

それを基本計画に取りま

とめたものである

また本町の都市近郊

という立地条件にあった

営農のあり方や耕作放棄

地の解消新規就農をお

こないやすい環境整備

特産品等のブランド化や

6次産業の重要課題につ

いて議論をしており平

成26年度当初に取りまと

める予定である

公開事業診断の意見か

ら特産野菜の補助や耕

作放棄地対策に展開すべ

きと提案されたがどの

ように捉えているかを聞

く公

開事業診断の意見や

国の減反廃止の方向性が

出されたことを踏まえて

当面は国の制度の経営

所得安定対策交付金の活

用を図る

農業予算配布の考え方

は本町の農業振興を図

るため国や府の支援制度

を活用し必要財源の確

保に努めたい

農地集積では『人

農地プラン』の話し合い

によって農地をまとめ

て機構に貸し出す場合

集落に支払う地域集積協

力金が導入されようとし

ているこの新しい仕組

みを活用すればこれま

で乗り切れなかった課題

を解決し農地の流動化

が進むと期待している

そこでこれから管内

農業の特徴を生かした

『人農地プラン』策定の

重点課題は

特産品などのブランド化を

平成26年度にまとめる

A Q

公開事業診断の意見を

どのようにとらえているのか

国の生産調整廃止の動向を

見すえた見直しが必要だ

A Q

産地確立対策費の今後の見解は

意欲ある農家の支援と

有効な事業を検討したい

A Q質 問

質 問

質 問

河原﨑博之

 議員

一括質問方式

一般質問

産業課長

産業課長

事業建設部長

人農地プランで農地の流動化が加速する

(18)くみやま 議会だより No134

久御山ジャンクション

北側のモタレ地区は将

来の市街地検討エリアに

定められているが地権

者と企業の合意形成があ

れば開発は進められるの

か農

用地の除外が必要に

なるがそれには同等の

面積を農用地に指定する

ことが必要となり久御

山町にはそのような農地

はないのでハードルは

大変高く厳しい

農用地除外の問題は以

前から言われていたこと

であるこれまで町長と

してハードルを下げるた

めに関係機関とどのよう

な取り組みをしてきたの

か先

に地権者と企業との

コンセンサスがでてきた

時点で行政として本格

的に押せるのが基本論で

はないかと思う

で今後はそういった部

分の調査も視野に入れて

いかなければならない

内水排除を大きく阻害

している大内サイフォン

の再整備については国

や京都府に要望していな

いのか

府道八幡宇治線や府道

宇治淀線は朝夕の時間

帯で慢性的に渋滞をして

いるためバイパス機能

として東西軸の道路整備

が必要ではないか

昨年山城広域振興局

管内の自治体で組織する

部会で府道八幡宇治線

の北側に東西道路が将来

整備路線に位置付けられ

ており実現を要望して

いく

府道宇治淀線は日中

大内サイフォンを増設

すると大内川の流量が多

く前川の水が流れなくな

り宇治市や京都市に浸

かってくれと言うような

ものになるので大内サイ

フォンを増やしてくださ

いと言うことはできない

も慢性的に混んでいると

いう感覚はない

今後はより一層渋滞す

ると思っている混んで

から考えるのではなく

まちづくりを進める中で

当然検討していくべきで

はないのか

佐山にバイパスを作っ

てもまた第2岡本病院

(建設予定)のところで

渋滞ができてしまい問

題になってくると認識し

ている

内水排除の対策が進ん

でいない解決策がわか

らないなら専門家をいれ

て総合的な治水につい

ての調査検討が必要で

はないのか

これまで専門家を入れ

ての調査をしていないの

久御山ジャンクション

北側開発の課題は

農用地除外のハードルは

高く簡単ではない

A Q

大内サイフォンの再整備は

要望しないのか

宇治市や京都市に浸かって

くれと言うようなものになる

A Q

東西軸の道路整備状況は

東西道路の整備を要望している

A Q

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

中井

 孝紀

 議員

一問一答方式

一般質問

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

内水排除を阻害している大内サイフォン

くみやま 議会だより No134(19)

障害児の早期発見と成

長に合わせた一貫した指

導と教育についてである

が町は久御山学園と

いわれるものを掲げて

幼保小中一貫性の

ある教育を推進すること

をアピールしているが

障害児教育はどう取り組

むのかがいっこうに見え

ない

現状と方針について答

弁を求める

町では医師や保健師

による乳幼児健康診査事

業で気になった発達に

課題を抱える子どもにつ

いて継続的に見守り等

をおこない必要に応じ

て町療育教室への通室や

専門機関の受診等の助言

をおこなっている

平成21年度から町療育

教室発達相談員を中心に

保健師や保育士がチーム

をつくり保育所幼稚

園主に年中児を対象に

巡回相談を実施し発達

に課題を抱える子どもの

早期発見に努めている

就学前に発見された発

達に課題を抱える子ども

については保健師の

フォローや保育所幼稚

園での継続的な観察等を

実施するとともに必要

に応じて町療育教室へ

の通室を促し療育をお

こなっている

就学時には就学指導

委員会と連携をとりなが

ら適正な就学につなが

るように努めている

また今年度から新

1年生のフォロー教室と

して年8回程度教室

を使って遊びの広場の

提供や保護者の相談の

場を設けている

4月に療育教室から就

学した子供の半数以上

平均して8組程度の参加

があり保護者からは好

評を得ている

障害のある子どもの早

期発見は適切な支援につ

ながる重要な要素であり

教育委員会としても民

生部の保健師療育教室

の発達指導員と密接な連

携を図ってきている

中が連携をした中での個

人の状況について支援

していけるような形で

フォローをしていきたい

と考えている

また教育委員会とし

てはいろいろな検査

だったり調査等でも

やっているが確認でき

ないまま大人になること

がないように十分注意

を払いながら保護者並

びに関係機関と密接な連

携を図りながら特別支

援教育を進めていきたい

と考えている

また副町長を委員長

とする発達障害等検討委

員会を民生部と立ち上げ

幼児から高齢者に至るま

で障害のある方への支

援方法について検討を

おこなっている

特に久御山学園とし

ての一連した幼保小

中連携のもとでの取り組

みについては各小学校

中学校において必要な

特別支援にかかわる担任

の配置をはじめ今年度

から新たな取り組みを計

画している

一つは久御山学園と

して障害のある子ども

に対して適切な指導を

図れるように幼稚園の5

歳児並びに小学校6年生

にそれぞれの状況につ

いて移行支援シート等

を保護者の方に提出をい

ただき特に平成26年度

においては幼稚園5歳

児の保護者に対して提

出をお願いする

その内容について平

成27年度以降それぞれ

の小学校中学校へ進ん

でいかれる中で幼保小

学校教育課長

久御山学園として障害児教育は

どのように取り組むのか

移動支援シートの提出をお願いし

幼保小中が連携してフォローしたい

A Q質 問

三宅

 美子

 議員

一問一答方式

一般質問

住民福祉課長

(20)くみやま 議会だより No134

広報の一環としてICT

化を活用した取り組みを

実施している

サイボウズライブを活

用しインターネット上

で資料提供や議員間の意

見交換をおこなっている

またグーグルカレン

ダーを利用し議員およ

び議長の予定や研修等も

公表している

その他議会のフェイ

スブックページを開設し

議会活動を活発に発信し

ているICTを積極的

に取り入れ議会の「見

える化」に頑張っている

様子が伝わってきた

可児市議会の議員数は

21人で議会改革議会

関市の議員数は25人で

本会議場にタブレット端

末機「ipad」を導入

している

平成24年に議員から導

入提案がありその後

試行的におこなわれた

平成25年12月定例会で

平成15年4月に2市2

町が合併し周南市と

なった議員数30人中議

会だより編集委員は6人

で構成している「議会

だより」は年4回発行

で印刷部数が615

00部と多いにもかかわ

らずきめ細やかな編集

で大変参考になった

坂町は人口約1万3

千人の町である議会だ

よりの発行に関する違い

は定例会終了月の翌月

1日に発行している点で

ある新しい情報を新鮮

なうちに住民に届けるた

め昭和62年1月から継

続されている

編集会議は本会議と

並行し定例会の翌日か

ら約4日間9時から16

時まで会議を開くなど

タイトな日程であるが内

容も充実している決し

て早く発行することに

重点をおいている訳では

なく参考になった

また小学校の授業の

一環として児童が本会議

の傍聴をおこなっており

その時の感想文を掲載し

たり一般質問の追跡調査

議会クイズなど住民の

皆さんの声も載せるなど

の工夫は今後の本町の

広報編集の充実において

参考にしたい点である

「ペーパーでの配布は一

切なし」とされデータ

での配信のみとなった

導入経費は約119万

円で今後紙代やコピー

代などの経費削減につな

がるとのこと

反面手書きメモや新

しいアプリなどの操作方

法の習得といった課題も

あると言われていた

周し

ゅう

南なん

市し

議会

(山口県)

坂さ

町ちょう

議会

(広島県)

部数が多いにも関わら

ずきめ細やかな編集

児童の傍聴感想の掲載

など工夫が満載

サイボウズライブとは

サイボウズ株式会社が

提供している無料グ

ループウェアサービス

個人や小規模チームの

利用を想定したグ

ループスペースを複数

作成管理している

可か

児に

市し

議会

(岐阜県)

関せ

市し

議会

(岐阜県)

議会の「見える化」へ

ipad導入は紙代や

コピー代の削減になる

可児市議会

関市議会

周南市議会

坂町議会

くみやま 議会だより No134(21)

三芳町では準備情報

のない震災発生時の初期

行動について地域防災

初期行動マニュアルを策

定している

このマニュアルは町

災害対策本部の動き地

域の標準的な動き指定

避難場所となっている学

地域防災は自治安心課で

校の態勢などを明らかに

し非常時にしっかりと

連携を取るためである

また自助共助公助

の人の動き組織の動き

を時系列に掲載しどの

ように行動すればよいか

しなければならないこと

は何なのかどのような

ことが協力できるのか

一目でわかるようになっ

ている

全体像を示しながら

時間の流れとともに作成

されているので大変解

りやすいと感じた

豊島区では社会福祉

協議会主催で「あなた

の元気で地域を元気に」

のスローガンで「高齢者

元気あとおし事業」を実

施している

これは地域の老人施

設やデイサービス等の介

護保険施設で利用者の

話し相手やお茶出し食

事の配膳シーツ交換

洗濯物の整理などをおこ

なうことで自身の介護

予防とお互いに支え合う

元気な地域社会をめざす

事業である活動すると

スタンプがもらえ貯

まったスタンプ数に応

じて換金できるように

なっている(年間上限5

000円)

平成24年度末の会員数

は352人で平均還元

金額は3319円

社会参画をしたい高齢

者がまだ多くおられるの

でこの事業の周知を徹

底していく事が今の課

題とのことであった

高齢者元気あとおし事業

豊と

島しま

区く(東京都)

豊島区の「元気ポイント手帳」

防災教育のコンクー

ル『ぼうさい甲子園』で

全国一のグランプリを受

賞された宮城県女川町立

女川中学校で防災教育

について説明を受けた

佐藤先生(国語担当)

は震災によって心に傷

を負った生徒の気持ちを

短い俳句によって吐き出

させることに取り組まれ

たま

た女川中学校は①

小中学校と関係機関と

の防災体制の連携 

②防

災マニュアルの整備改

善 

③抜き打ちの避難訓

練などについてきめ細

かい対応をされていた

千年後の命を守るために

建てられた『女川いの

ちの石碑』には生徒の

俳句「夢だけは壊せな

かった大震災」

など多くの言葉

が刻まれていた

その後久御

山町から派遣さ

れている職員の

堀井敬祐さんの

激励を兼ねて石

巻市役所を訪問

し復興状況を

お聞きした

東日本大震災による大

津波によって壊滅的な被

害を受けた名取市閖ゆ

上あげ

区沿岸から1キロメー

トル以内の木造住宅は全

て流出しており住宅の

基礎だけが残った景色に

言葉を失った

当時避難場所で今は

閉鎖されている旧閖上中

学校「みなさんが気軽

に集まれる場所にした

い」と営業を再開され

た「ゆりあげ港朝市」と

復興の願いを込められた

仮店舗「閖上さいかい市

場」を視察し厳しい現

実と課題を聞いた改め

て被災地の復旧復興は

まだまだ長い道のりだと

いうことがよくわかった

今後南海トラフ巨大

地震による被害の発生が

考えられる今回の研修

で学んだ防災教育減災

に対する取り組みを参考

に久御山町でも防災対

策を進めたいと思う

三み

芳よし

町まち(

埼玉県)

女おな

川がわ

町ちょう(

宮城県)

防災マニュアル整備で

きめ細やかな対応

名な

取とり

市し(宮城県)

復旧復興は長い道のり

三芳町役場

女川いのちの石碑

(22)くみやま 議会だより No134

久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました

久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン

テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします

町議会では議員によ

る「第1回政策討論会」

を去る2月22日ふれあ

い交流館ゆうホールで開

催しました

政策討論会はさまざ

まな行政課題や町の進む

べき方向などについて

各議員が意見等の交換を

し議会としての共通認

識の醸成を図りかつ

議会の活性化を図るため

におこなうものです

今回は住民の皆さん

に議会への関心をもっと

持ってもらうとともに

議会活性化のひとつとし

ておこないました「10

年後の久御山町を考え

る」をメインテーマに

年々減少する人口や毎年

のように起こる自然災害

などの問題について「人

口のあり方」「防災につ

いて」をサブテーマに掲

げました

人口のあり方

少子高齢化が一段と進

み高齢人口が30を超

える

生産年齢人口減により

総合計画で設定した人

口には届かない

久御山町にとって適正

規模の人口がどうなの

かを考えるべき

10年後ではなく20年

後くらいを視野に置く

べき

久御山町に住もうとし

ても住宅がないミニ

開発や土地の用途変更

の緩和を考えるべき

住宅要望は減っている

開発は必要ない

鉄軌道がないという不

便さがある

防災について

久御山の地形や歴史を

知る必要がある

防災教育を通じた子ど

もへの意識付けや少年

消防クラブ設立を

治水対策について国

京都府との連携をとる

ことが必要

防災にもっと女性の視

点を盛り込むべき

以上のような意見がで

ました

また当日傍聴に来ら

れた皆さんからは左記

のようなご意見をいただ

きました初開催で時間

配分などスムーズにい

かないことも多々あり

今後の開催運営に課題を

残した結果となりました

次回開催時には今回

の教訓を踏まえより一

層住民の皆さんの期待と

要望に応えられる討論会

としていきたいと考えて

います

政策討論会を開催

第1回

時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)

傍聴者の意見

参加者

議 員hellip14人(全員)

傍 聴hellip20人

くみやま 議会だより No134(23)

4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大

おお

森もり

彌わたる

氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました

全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip

合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代

表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ

クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論

を通して意見交換をおこなうものです

また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから

こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり

のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります

新緑があざやかに映え

る季節となりました

さて議会では2月に

『人口のあり方について

防災について』をテーマ

に政策討論会を初めて

開催しましたまた『議

会だより130号』が

第28回町村議会広報コン

クールで見事に「表紙

フォトグランプリ賞」を

受賞しました

これからも皆さんに

親しまれ読みやすい紙

面となるよう委員一同

努力を重ねていきますの

でご愛読をお願いしま

す 編

委 員 長 

中  

大介

副委員長 

巽  

悦子

委  

員 

岩田 

芳一

委  

員 

島  

宏樹

委  

員 

塚本五三藏

委  

員 

樋口 

房次

広報特別委員会

「この作品は撮影

者の感性が見事に表

情仕草動感光線

のすべてを一枚のカッ

トに収めた素晴らしい

表紙に仕上がってい

る」と評価を受けく

みやま議会だより平成

25年5月1日号(

130)が平成25年度第

28回町村議会広報コン

クールで「表紙フォト

グランプリ賞」を初め

て受賞しました

町村議会広報コン

クールとは全国町村

議会議長会の主催で

「町村議会広報」の編

集技術向上と紙面内容

の更なる充実のため

毎年おこなわれている

ものです

今後も住民の皆さ

んに親しまれるわか

りやすい紙面づくりに

取り組んでいきます

来賓あいさつをする山田京都府知事

栄12丁目シニアク

ラブの栄楽会から誕生し

たサークル「栄楽早朝ラ

ジオ体操山ももの会」

が今年で10年目を迎えま

した

山ももの会は平成16年

6月当時栄楽会会長の

中南明光さんが発起人と

なり高齢者のふれあい

や健康維持を目的に早朝

ラジオ体操を始めました

毎日栄みどり公園で

早朝から高齢者の生きが

いづくりや閉じこもり

介護予防などを目指して

1年365日欠かさず

に取り組んでいます

ラジオ体操の普及推進

に努めているかんぽ生

命は毎年全国の団体

や個人を表彰しており

栄楽会は平成22年に「優

良団体京都府表彰」を

受賞しました

以前は栄楽会シニア

クラブサークルが中心に

活動していましたが幅

広い年代にも参加を呼び

かけようと「京都府表

彰」の受賞をきっかけに

「栄楽早朝ラジオ体操

山ももの会」と改名そ

の後毎朝のラジオ体操

を続け今回2つ目とな

る「優良団体近畿地方

表彰」の栄誉に輝きまし

た10

年前初日の参加者

は10人で4日目には半

減していましたそれで

も息の長い地道な活動は

ゆっくりと着実に広がり

いまでは近隣の宇治市

民を合わせ毎日約46

人平均年齢は75歳前後

の方々の参加があります

激しい雨天の日などを除

いて夏場は午前6時か

ら他のシーズンは午前

6時半に栄みどり公園に

集いますラジオ体操終

了後は京都フェニック

スパーク周辺を中心に

ウォーキング

8年間通い続けている

宇治市住民の91歳の男性

は「良い仲間ができて

元気をもらっています」

とニッコリ92歳の女性

は「みんなと一緒にさせ

てもらい今日の健康が

あります太陽とラジオ

体操に励まされていま

す」とほほえみます

会長の中南明光さん

は「おはようさんで始ま

り笑顔で話ができる場

それが精神や肉体の健康

維持につながっていると

思うこれからも続けて

精進していきたい」と今

後の抱負を語りました

(聞き手文 

広報特別委員会)

発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11  075(631)99960774(45)0105  075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています

表紙の「くみやま」を書いたのは

東角小学校2年生

今井 陽太くんいま い   ひな た

 題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ

もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました

 

今号は「栄楽

山ももの会」会長の

中南明光さん(栄在

住)に直撃インタ

ビューしました

高齢者に生きがいを

良い仲間ができて

元気をもらってます

太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん

Page 6: 特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員 理由は、4月からの消費税引き上げに伴う食支出が増える中、増税に反対

くみやま 議会だより No134(7)

古川広域河川改修工事

の進捗状況について久

御山町総合体育館東側の

改修工事現場と久御山

ジャンクション東側の観

世橋の現地を視察調査し

た説明は京都府山城北

土木事務所河川砂防室副

室長から受けた

古川改修工事のうち久

御山町内の掘削工法の

保護工は約58で

8区間に分けて一斉に工

事が進められている工

事により古川の流量は現

在の毎秒120から

毎秒190になる

平成24年度の大型補正

予算による工事で平成26

年3月までには完成しな

ければならないが一部

工事は平成25年度予算に

計上されておりその工

事区間は平成26年6月中

旬までに完成予定とのこ

とである

具体的には8区間の

うち6区間は3月末に完

成残り2区間の1号線

高架付近170と上流

の24号線西側150お

よび一部工事が6月中旬

までの完成予定である

この古川広域河川改修

工事完了により近年の

集中豪雨や台風による上

流の城陽地区の冠水被害

の軽減が図れるとの説明

であった質疑等では久

御山排水機場の排水能力

の確認や内水排除の問題

点などを指摘した

小中学校の不登校児童は

京都府および山城教育局

管内の平均以上

「小中学校の現状」

について調査をおこ

なった

まず小学校の研究指定

は御牧小学校は研究テ

―マである英語活動佐

山小学校は算数指導東

角小学校は国語としてい

る中

学校は教師力向上の

指定校になっており今

年度と来年度に京都府

教育委員会指定の学力向

上システム開発校にも指

定を受けている

学力向上については

少人数指導教員の配置を

実施しているきめ細や

かな指導の充実によって

一人ひとりに応じた指導

をしていく取り組みとし

て京都府は少人数学級

少人数指導教員配置をし

ており本町は少人数指

導として国語算数

英語などの教員を配置し

ている

次に平成25年度の小

学校中学校の問題行動

について調査をおこなっ

平成24年度と平成25年

度の比較では中学校は

若干減っているが小学

校の暴力事象は男子

女子児童が関わっており

増加していることが異

なる点であった

「いじめ」については

小学校中学校それぞれ

報告件数およびその調査

も各校でまとめており

その対応もしているとの

ことであった

さらに不登校児童につ

いても京都府の平均

山城教育局管内の平均を

大幅に上回っている状況

であった

近年の集中豪雨や

台風による冠水被害が

軽減の見通し

小学校の授業風景

教育実態は豪雨対策は教育実態は豪雨対策は各常任委員会では定例議会がない時も担当所管からの出席を求め町が実施している事業等の調査をおこなっています(閉会中の事務調査)今年2月におこなわれた総務事業常任委員会と民生教育常任委員会の調査内容をお知らせします

閉会中の事務調査

民生教育常任委員会(2月10日)

小学校中学校の学力向上

一人ひとりに応じた指導とは

総務事業常任委員会(2月12日)

豪雨台風対策hellip

古川改修

工事の進み具合は

改修工事中の古川

(8)くみやま 議会だより No134

6会派が施政方針を問う

6会派が施政方針を問う

代表者質問

代表者質問

3月定例会の代表者質問一般質問は3月12日13日におこなわれ代表者質問には6会派の議員が町長の施政方針について一般質問には4人の議員が町政の当面する課題について町長の考えをただしました質問の項目などは下記および15ページに掲載していますなお次ページ以降に主な質問答弁の要旨も掲載していますのでご覧ください

平成26年度の重点施策 〜平成26年度施政方針より〜安全安心に関する各施策高齢者や障害のある人などへの各種福祉施策教育学習環境の充実など

質 問 者

公明党議員団     戸川 和子 議員 hellip 9ページ

①行財政について③幼保一体化について

②障害者福祉について

緑 風 会      塚本五三藏 議員 hellip 10ページ

①第5次総合計画について ②地中熱エネルギーの活用について

清 風 会      島  宏樹 議員 hellip 11ページ

①まちづくりについて③高齢者福祉について

②財源確保について

自由クラブ      林   勉 議員 hellip 12ページ

①魅力あるまちづくりについて ②土地利用について

ネクストくみやま   内田 孝司 議員 hellip 13ページ

①警報発令時の対策について

日本共産党議員団   巽  悦子 議員 hellip 14ページ

①第5次行政改革について③中小企業振興について

②防災対策について④仮称佐山認定こども園について

③クロスピアくみやまと新市街地の活用について

くみやま 議会だより No134(9)

本町は町税収入が減

少していく中で実質単

年度収支額は5年連続し

て赤字となっている

また平成25年度の決算

見込み額も財政調整基

金から約4億円を繰り入

れており6年連続して

実質単年度収支が赤字に

なることが予想される

そして平成26年度の

予算規模は過去18年間

で最も縮小した予算で

町税や地方譲与税地方

消費税交付金などの増収

が見込まれるものの歳

出規模に不足する約3億

5000万円を財政調

整基金から繰り入れてい

る臨

時対策債が平成25年

度で終わり基金繰り入

れ以外に方法がないよう

だが今の財政調整基金

残高と減少し続ける財

政調整基金についてど

のように考えているのか

平成26年度の当初予算

繰り入れ後の財政調整基

金の残高は12億8107

万7000円で災害時

や不測の事態が発生した

時の財源として積み金

をしている要素もあり

できる限り基金を確保す

ることが好ましいと考え

ている

このままでは財政調

整基金は確実に減少し

ここ数年で枯渇すること

も予測され今後の財政

運営に著しい支障をきた

すことも考えられる

本町の経常収支比率は

958となっている状

況から一般財源が確実

に不足していることは事

実でこれを解消するに

は町税などの一般財源

を増やすか歳出予算の

経常経費を削減するしか

ない

そこで第5次行政改

革大綱に掲げている項目

を実行し各種事務事

業もスクラップビルド

により厳選した住民

サービスにしていき基

金に依存しない財政基盤

を確立していくことが先

決と考えている

具体的に住民サービス

をどうしていくのか

そのことから平成26

年度の当初予算では敬

老金支給事業や産地確立

対策事業などの見直しを

した

今後も引き続きサービ

スの適正化に向け取り組

んでいく

平成22年

度に保育

所幼稚園

のあり方検

討委員会か

ら就学前

教育の一層

の充実を図

るため「0

歳児から5

歳児までの

同じ年齢の

子どもが

同じ施設で

充実した保

育教育を等しく受ける

ことが望ましい」との提

言があった

町長の施政方針では

佐山保育所のIS値が低

いことや老朽化などを

考えると佐山幼稚園との

統合も含めて急速に検討

を進めたいと述べられた

幼保一体化の今後は

町立佐山保育所は経

年劣化に加え耐震強度

問題もあり建て替えは

優先課題だと考えている

そこで新年度に新規

対策として町全体の幼

保施策のあり方と施設整

備の方向性について整理

をおこない合わせて仮

称「佐山認定こども園」

への移行を進めるための

施設基本計画として計

画条件の整理や現状施設

の把握などについて調査

をおこなっていく

また国の支援メニュー

の活用も合わせ統合と

表現した

高齢者福祉や障害者福

祉に係る経費など今後

ますますその需要が増え

ることも考えられるので

事業の優先度など検討し

また評価する中で見直し

が必要と考えている

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

基金に依存しない財政基盤が先決

A減り続けている基金の見通しは

Q

幼保一体化の今後は

仮称「佐山認定こども園」に

移行するための調査をする

A Q

公明党議員団

代表者質問

戸川

 和子

 議員

町 長

佐山保育所

(10)くみやま 議会だより No134

住街区促進ゾーンは

平成18年に策定し基礎

調査や3回のアンケート

が実施され地権者説明会

も実施した今後財源

確保も視野に入れた土地

利用が肝要であり住宅

だけでなく事業地と住宅

地が調和のとれた「土地

利用促進ゾーン」の地域

にする考えは

栄地区は本町で一番

高齢化が進み三世代で二

世帯住宅がかなえば在

宅介護自治会の活性化

と高齢化の解消や人口の

増加となる建ぺい率

調整しアンケート調査な

ど実施する

環境面において地中熱

は自然のものであり日

本中どこでも季節を問

わず天候に左右されず

安定した有力な自然エネ

ルギーで冷暖房に利用

が可能でCO2

の排出抑

制にもなる

国庫補助金も充実し財

源の活用も含め公共施

設にはこのようなクリー

ンエネルギーの活用は大

変有効である今後保

育所など本町の施設の

建替えや改修時など特

にランニングコストにお

いて大幅な電力消費量

の削減で費用対効果を

検証し導入を検討する

地中熱事業は東日本

大震災以降分散型自

立型で災害に強い特徴が

ある地中熱エネルギー

の利用効果は電力消費

量46削減CO2

排出量

は50の削減となる

日本中どこでも地中約

10m以上の深さの敷設で

冷暖房に利用が可能であ

る天候に左右されず

季節や昼夜間を問わず24

時間365日利用できる

市町村には国から策

定費用で上限1000万

円事業費で設備導入に

対し3分の2の補助金が

あるが保育所の建替時な

どで導入する考えは

容積率の変更を行政が主

体的となりいつごろ見

直すのか

住街区促進ゾーンは

社会経済情勢や町の財政

状況が大きく変わり住

宅施策だけで進めてよい

か課題もあり平成26年

からの次期総合計画の策

定時にまちづくりの方

向性を明確にし実現性

のある土地利用計画や開

発手法を検討する

栄地区は地元の合意

形成が整えば地域のより

良い住環境が整備される

のってこバスは無料

福祉タクシーに移行し

公共交通の側面を念頭に

交通弱者対策でジャンボ

タクシー型にして運行

は町内の公共施設を中心

に巡回する考えは

阪急西山天王山駅から

京阪淀駅を結ぶ路線が開

設された「阪急バス」を

まちの駅クロスピアを基

点とした近鉄大久保駅

を結ぶ新路線の誘致を図

る考えは

のってこバスの抜本的

改革は運行経費の削減

運行頻度やルートの再検

討路線バスとの役割分

担交通弱者などへの対

応の課題があり無料福

祉タクシーも含めて検討

する

阪急西山天王山駅から

京阪淀駅のルートは昨

年12月末から阪急京阪

バスが共同運行を開始し

たこの路線の運行開始

後の利用状況や採算性を

参考にしてバス会社と協

議する

ことから次期総合計画

の策定とともに地元と

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

地元と調整しアンケートを実施予定

A栄地区の建ぺい率の変更時期は

Q

補助財源を活用し導入に向け検討

A公共施設で地中熱利用の考えは

Q

無料福祉タクシーへの移行と

阪急バス新路線の誘致は

無料福祉タクシーも含め検討

採算性を参考に協議する

A Q

塚本五三藏

 議員

 風

 会

代表者質問

京阪淀駅へ発着する阪急バス

くみやま 議会だより No134(11)

現在の『久御山町都市

計画マスタープラン』は

平成27年度を目標年次と

して将来都市フレーム

を設定しているこの中

核をなす住街区促進ゾー

ンについて次期の第5

次総合計画策定の中で

再検討をしていく必要が

あると『施政方針』で述

べられたが町長はこの

マスタープランをすぐに

見直さないのか

『都市計画マスタープ

ラン』の見直しは平成

この事業をどのように活

用し周知するのか

また財源の確保の一

つとして久御山町への

企業誘致に関し具体的

にどのような目標を持っ

ているのか

この事業の周知につい

ては広報誌やホーム

施政方針で敬老金支

給事業を廃止し平成26

年度からは長寿をお祝い

する新しい事業再編をす

るとあるが町長が目指

す高齢者が憩い

えるふるさ

ととは具体的にどのよ

うなふるさとなのか

また敬老金支給事業

廃止後の新しい事業再編

をどのように考えている

のか

高齢者が憩えるふるさ

ととは疾病予防や介護

予防を積極的に進め高

齢者がいきいきと暮らす

ことができる町と考える

中長期の視点で高齢者

福祉を考え敬老金支給

事業を廃止し新たに喜

寿米寿白寿の方に対

し1万円相当最高齢の

方には3万円相当の商品

券またはギフトカタログ

等をお渡しし感謝と敬

意を表しみんなでお祝

いをしたい

敬老金廃止にかわる高

齢者対策思いやりが見

える施策が大切だ

例えば70歳以上の方に

のってこバスの無料化や

いきいきホール利用料の

無料化等高齢者に温か

い思いやりがある「元気

で長生きを推奨する町」

とすべきと考えるが町

長はどのように思うのか

提案された「のってこ

バスの無料パス」発行

いきいきホール利用料の

無料化については高齢

者福祉を推進するための

一つの手法として今後

の参考にする

ページ商工会等による

チラシの配布京都府の

企業立地担当部局や府の

宅建業協会全日本不動

産協会にも周知の協力依

頼をし利活用の広報活

動をおこなう

今後この事業をきっ

かけに産業の活性化を

図るためさらなる企業誘

致策も検討していく

て第5次総合計画の策

定業務に合わせて改定を

していく

特に住街区促進ゾー

ンは実現性のある土地

利用計画や開発手法など

を検討するとともに土

地所有者等の理解を得る

ことも必要であり慎重に

進めていきたい

平成26年4月より企

業立地マッチング促進事

業を計画されているが

26年度から2カ年をかけ

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

町 長

第5次総合計画に合わせて改訂する

A都市計画マスタープランの見直しは

Q

敬老金廃止後の事業再編とは

喜寿米寿白寿最高齢

の方にお祝いをしたい

A Q

 風

 会

代表者質問

  宏樹

 議員

質 問

久御山町都市計画マスタープラン

(12)くみやま 議会だより No134

市街化調整区域には

色々と制限もあり農業

のさまざまな問題を考え

るとき今後の土地利用

について基本的な考え

を聞きたい

また現在開発が計画

されているところは

市街化に編入する手法

と土地の売却や借地に

より事業所が可能な事業

を進める手法などがある

開発手法を明確にし

地権者の合意形成や周辺

ティティのあり方やその

創出が大事な要件である

イメージアップにつなが

土地利用者の同意を得る

中で農業関係者と十分

協議し進める必要がある

と考えている

また佐山西ノ口の府

道宇治淀線北側は次の

線引き見直しまでに市街

化区域に編入していきた

いジ

ャンクション北側に

ついては民間で開発の

動きがあり有効な土地

利用が図れるよう適切

に指導をおこない前向

きに進めていきたい

クロスピアの今後の方

向性と目指すものは

行政主導で責任の所在

が不明確な運営ではな

かったのかと思うが抜

本的改革の必要性は

今日までの運営形態も

含めてこれまでのこと

を反省し総括しながら

方向性やり方を明確に

する

また施設の管理運営

も民間活力の導入も含め

て抜本的前向きな議論

を進めていきたい

るシンボルづくりとして

KBS京都の鉄塔を活用

できないか

町制施行60周年の記念

の年に町のイメージ

アップにつながるスター

トができればと考えてい

る鉄

塔や高層ビルを情報

発信の媒体として利用し

ているケースもありこ

の鉄塔にさまざまな意味

合いを持たせ発信ツー

ルとして活用するのに興

味深いものがある

ものづくりの町として

工業のみならず農業のこ

とも象徴するような発信

もできないかと思う

各界からの機運が醸成

してくれば「まちおこ

し」から支援していきた

町の将来を考えるとき

まちの魅力アイデン

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

土地利用の基本的考えと開発計画は

開発手法を明確にし

関係者と協議して進める

A Q

町のシンボルづくりに

KBS京都の鉄塔活用は

機運が醸成すれば支援したい

A Q

クロスピアくみやまの

抜本的改革は

これまでの総括と

前向きな議論を進める

A Q

自由クラブ

代表者質問

   勉

 議員

町内にそびえ立つKBS京都のラジオ電波塔

くみやま 議会だより No134(13)

昨年9月16日に特別

警報運用開始後初となる

大雨特別警報が発表され

京都府と久御山町からあ

いついで携帯電話に緊急

速報メールが入ったそ

の後町内全域に避難勧

告が発令され緊急速報

メールで指定場所への避

難を呼びかけられた

今回の特別警報が気象

庁から発表されてから

2分後には京都府から発

表され町はその35分

後に住民に知らせたが

これらについてどのよう

に考えているのか

昨年の台風18号では

特別警報の発表後に河川

の水位の状況から避難

勧告を発令した朝方ま

だ暗く降雨の中での発表

を検証する必要があると

思うがその考えは

特別警報は携帯電話

会社3社の緊急速報メー

ルにより住民への伝達

をおこなった

また宇治川の水位上

昇に伴い午前8時に町

内全域に避難勧告を発令

したが特別警報発表時

には避難勧告を発令する

に至っていなかった

避難勧告の発令につい

ては緊急速報メールや

自治会長への電話連絡と

特別警報と避難勧告の

住民への伝達について

自治会長に配備している

防災行政無線の活用や

自治会長への伝達や情報

発信体制などその検証

はどうであったのか

情報発信体制で広範

囲に一斉に発信できる装

置としてサイレンや拡

声装置付きの防災行政無

線設備の整備が必要にな

るが住民にとって情

報の伝達は行政から命の

パスを受け取ることであ

りもう一度現在の体制

であり住民への伝達方

法や避難所の開設など

検証の中で見直していく

ところも明確にみえてき

た幸

いにして大きな被害

は免れたがこれを教訓

として防災力をさらに高

めていく必要があると肝

に銘じていきたい

広報車3台で周知した

これらを検証したとこ

ろメールについては情

報を受信できる機種が限

られていたことや広報

車による周知では聞こ

えなかったとの意見が寄

せられ車を停車させて

わかりやすく広報するよ

う改めていきたいと考え

ている

今後は電話連絡とと

もに防災行政無線でも連

絡をしホームページに

も掲載したいと考えてい

る住

民へはNHKの

データ放送やFMうじ

町ホームページにより災

害情報の収集を啓発して

いきたい

質 問

質 問

町 長

総務部長

昨年の特別警報発表時等の検証は

見直すところもみえてきた

防災力をさらに高める

A Q

災害時の警報や勧告の

伝達体制の検証は

災害情報の収集を啓発していく

A Q

内田

 孝司

 議員

ネクストくみやま

代表者質問

昨年の台風18号で増水した前川

(14)くみやま 議会だより No134

第5次行政改革につい

て聞く

町長の考える地方自治

体とは住民とは

またアウトソーシン

グ(民間委託)の推進に

ついてだがコスト削減

を目的とするならば本

来の自治体が自治体でな

くなってしまう具体的

にはどのようなことを考

えているのか

地方自治体のあり方に

ついては住民福祉の向

上を図っていく重要な役

が大前提だ

川が増水し久御山排水機

場は約6時間のあいだ排

水を停止したそのため

古川が増水し町内2カ所

で溢水があった

今回のこの事態を踏ま

え天ケ瀬ダムの毎秒1

500トン放流計画では

本町の被害はさらに大き

くなることが予測される

この天ケ瀬ダムの毎秒

1500トン放流計画に

ついての考えを聞くま

た今回の天ケ瀬ダムの

基本水量以上の放流の検

証はしたのか

天ケ瀬ダム再開発計画

についてはダムを効果

的に運用し宇治川淀

川の洪水を安全に流下さ

昨年9月の台風18号で

は毎秒1156とい

う天ケ瀬ダムの計画水量

以上の放流のため宇治

割を担っている

また住民は行政サー

ビスを受ける対象と同時

に自らが責任をもって

地方自治を運営していく

主体だまちづくりに

あっては施策などを住

民とともに考え取り組

んでいく協働パート

ナーシップがますます重

要になると考えている

アウトソーシングの推

進については具体的に

新たな業務や時期を示す

ことはできないが給食

業務についても議論しな

ければならない決して

コスト意識のみの議論で

京都ではこの12年間

で1万1029軒の事

業所が倒産廃業し全

国ワースト1非正規労

働者は4割を超え全国

ワースト3これでは

事業所経営も働く労働者

の生活も守ることができ

ない

中小企業振興基本条例

をつくり地域経済を循

環させ事業効果を上げ

ている自治体が京都府下

でもある本町でも条例

制定に向けた議論を進め

るべきだ町長の考えを

聞く

中小企業振興基本条例

の制定については町の

役割中小企業者大企

業町民の役割を明確に

する中でそれぞれに責

務を課すことになる

事業者はもとより住

民も一体となり地域経

済の活性化に取り組む機

運の高まりが大変重要で

あると考えている

これまでの中小企業施

策の堅持に努めながら

商工会と関係団体との研

究等も含めて十分調整

をしていきたいと考えて

いる

せること琵琶湖に溜め

た洪水を速やかに流すこ

とを目的に宇治川の流

量を毎秒1500にす

る計画で本町域の安全

度を高めると認識してい

る操

作方法の検証につい

ては国で現在されてい

ると聞いている

はない現実にはサービ

スが低下しないというの

質 問

質 問

質 問

副町長

町 長

町 長

住民福祉の向上の役割を担うもの

A町長にとって自治体住民とは

Q

天ケ瀬ダム秒毎

1500

放流についての考えは

本町の安全を高めるものと考える

A Q

関係団体との研究も含め調整したい

A中小企業振興条例策定に向け前進を

Q

194692

  悦子

 議員

日本共産党議員団

代表者質問

事業建設部長

久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川

くみやま 議会だより No134(15)

(16)くみやま 議会だより No134

火災発生時は消防車が

到着するまで自治会に

設置の消火栓BOXでの

初期消火の対応が必要と

なるしかし消火栓BO

Xの備品が少なく消火

範囲は40程度だまた

消火栓BOXも不足して

いる今後の対応は

次に南海トラフ大地

震等によって水道管が寸

断された場合水利確保

が困難となり防火水

槽の増設が不可欠にな

る過去に「防火水槽は

公園や公共用地への設置

などで充実に努める」と

答弁されたが防火水槽

の増設がない

なぜ防火水槽の増設が

進まないのかまた今後

の対応は

消火栓BOXの増設は

21世紀の災害に立ち向

かうのは今の子どもた

ちである災害時には

自分自身を守り相互に

助け合える力を今から育

む防災教育が本町の将

来にとって不可欠だ

行ったまた自助対応

に対する正しい知識を習

得させる意味で応急手

当等の指導も取り入れた

町内の農業形態は多種

だが認定農業者対象の

補助にはどのような制

度があるのか

また農業で安定した

生活基準を保つため一

部の若者達がグループ化

や法人化に移行し5年

10年先を考え自らが

様々な制度の情報収集に

取組まれているが現在

の補助制度とその機能

活用状況は

また新たな農業の支援

施策が必要ではないのか

地域で5年後の姿を明

確にし必要な担い手や

産地づくりの総合的計画

『京力農場プラン』を現在

学校教育として防災

教育をどのように取り入

れていくのか

新たに土曜授業の一環

で防災教育を取り入れ

地域自主防災会連合会な

どとも連携を図り訓練を

今後も地域との相互

理解を深め防災教育に

生かせる事業を取り組

んでいく

作成している

認定農業者の補助制度

には機械購入時や設備

投資や規模拡大のために

農業経営基盤強化資金や

近代化資金等の融資を受

けた農家への最長5年間

の利子補給がある

新規事業(農業振興施

策対策事業)では認定

農業者等の方が農地の集

団化等や規模拡大等で

農機械設備投資100万

円以上の農業用機械の購

入時に5万円の補助をお

こない機械購入時の負

担軽減を図り農業経営

の新たな支援につなげる

しかしこれからの事

業なので今後検証し話

を聞く中で進めて行く

更新と共に設置位置を改

めて検討していくま

た消火栓BOXの設置

は法的な設置義務がな

い消火栓の使用方法も

自治会対象の消防訓練な

どで指導普及していく

公園内に防火水槽の増

設がないのはポケット

パークや児童公園付近に

有効な消防水利があるこ

とや用地等の問題も設置

が進まない要因の一つで

ある水利不便地では

公園整備等で消火活動

上有効な消防水利の増強

を検討する

消火栓BOX

防火水槽の充実は

消防水利不便地の増強を

検討していく

A Q

多種多様な防災教育の導入は

防災教育に生かせる取り組みをする

A Q

農業への振興は

総合計画「京力農場プラン」

を作成している

きょうりょく

A Q

質 問

質 問

質 問

田口

 浩嗣

 議員

一括質問方式

一般質問

消防次長

学校教育課長

産業課長

消火栓BOX

くみやま 議会だより No134(17)

米政策では5年後に

生産調整廃止の報道があ

りその方向性が考えら

れる

産地確立対策事業は

町独自の施策であり評価

しているが補助単価の

推移は毎年減額の状況だ

今後についての見解は

米の生産調整数量の目

標を達成した農家組合に

対し転作協力金として

支出している

平成23年度より転作

面積1平方あたり3円

で総額約570万円 

平成24年度は2円で約3

90万円平成25年度は

1円で約200万円であ

る平成26年度の当初予

算案においても昨年度

と同様に計上している

しかし平成27年以降

は未定であるが継続し

て農業に取り組まれる意

欲ある農家への支援につ

いて有効な事業を検討し

ていきたい

『人農地プラン』策定

に向けた協議が進められ

るがその重点課題と今

後のスケジュールは

地域の担い手不足を解

消し持続可能な力強い

農業経営構造に転換する

ため国の『人農地プ

ラン』にものづくり

の視点を加えた府独自

の『京力農場プラン』は

集落や地域における5年

後の目指す姿を明確にし

それを基本計画に取りま

とめたものである

また本町の都市近郊

という立地条件にあった

営農のあり方や耕作放棄

地の解消新規就農をお

こないやすい環境整備

特産品等のブランド化や

6次産業の重要課題につ

いて議論をしており平

成26年度当初に取りまと

める予定である

公開事業診断の意見か

ら特産野菜の補助や耕

作放棄地対策に展開すべ

きと提案されたがどの

ように捉えているかを聞

く公

開事業診断の意見や

国の減反廃止の方向性が

出されたことを踏まえて

当面は国の制度の経営

所得安定対策交付金の活

用を図る

農業予算配布の考え方

は本町の農業振興を図

るため国や府の支援制度

を活用し必要財源の確

保に努めたい

農地集積では『人

農地プラン』の話し合い

によって農地をまとめ

て機構に貸し出す場合

集落に支払う地域集積協

力金が導入されようとし

ているこの新しい仕組

みを活用すればこれま

で乗り切れなかった課題

を解決し農地の流動化

が進むと期待している

そこでこれから管内

農業の特徴を生かした

『人農地プラン』策定の

重点課題は

特産品などのブランド化を

平成26年度にまとめる

A Q

公開事業診断の意見を

どのようにとらえているのか

国の生産調整廃止の動向を

見すえた見直しが必要だ

A Q

産地確立対策費の今後の見解は

意欲ある農家の支援と

有効な事業を検討したい

A Q質 問

質 問

質 問

河原﨑博之

 議員

一括質問方式

一般質問

産業課長

産業課長

事業建設部長

人農地プランで農地の流動化が加速する

(18)くみやま 議会だより No134

久御山ジャンクション

北側のモタレ地区は将

来の市街地検討エリアに

定められているが地権

者と企業の合意形成があ

れば開発は進められるの

か農

用地の除外が必要に

なるがそれには同等の

面積を農用地に指定する

ことが必要となり久御

山町にはそのような農地

はないのでハードルは

大変高く厳しい

農用地除外の問題は以

前から言われていたこと

であるこれまで町長と

してハードルを下げるた

めに関係機関とどのよう

な取り組みをしてきたの

か先

に地権者と企業との

コンセンサスがでてきた

時点で行政として本格

的に押せるのが基本論で

はないかと思う

で今後はそういった部

分の調査も視野に入れて

いかなければならない

内水排除を大きく阻害

している大内サイフォン

の再整備については国

や京都府に要望していな

いのか

府道八幡宇治線や府道

宇治淀線は朝夕の時間

帯で慢性的に渋滞をして

いるためバイパス機能

として東西軸の道路整備

が必要ではないか

昨年山城広域振興局

管内の自治体で組織する

部会で府道八幡宇治線

の北側に東西道路が将来

整備路線に位置付けられ

ており実現を要望して

いく

府道宇治淀線は日中

大内サイフォンを増設

すると大内川の流量が多

く前川の水が流れなくな

り宇治市や京都市に浸

かってくれと言うような

ものになるので大内サイ

フォンを増やしてくださ

いと言うことはできない

も慢性的に混んでいると

いう感覚はない

今後はより一層渋滞す

ると思っている混んで

から考えるのではなく

まちづくりを進める中で

当然検討していくべきで

はないのか

佐山にバイパスを作っ

てもまた第2岡本病院

(建設予定)のところで

渋滞ができてしまい問

題になってくると認識し

ている

内水排除の対策が進ん

でいない解決策がわか

らないなら専門家をいれ

て総合的な治水につい

ての調査検討が必要で

はないのか

これまで専門家を入れ

ての調査をしていないの

久御山ジャンクション

北側開発の課題は

農用地除外のハードルは

高く簡単ではない

A Q

大内サイフォンの再整備は

要望しないのか

宇治市や京都市に浸かって

くれと言うようなものになる

A Q

東西軸の道路整備状況は

東西道路の整備を要望している

A Q

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

中井

 孝紀

 議員

一問一答方式

一般質問

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

内水排除を阻害している大内サイフォン

くみやま 議会だより No134(19)

障害児の早期発見と成

長に合わせた一貫した指

導と教育についてである

が町は久御山学園と

いわれるものを掲げて

幼保小中一貫性の

ある教育を推進すること

をアピールしているが

障害児教育はどう取り組

むのかがいっこうに見え

ない

現状と方針について答

弁を求める

町では医師や保健師

による乳幼児健康診査事

業で気になった発達に

課題を抱える子どもにつ

いて継続的に見守り等

をおこない必要に応じ

て町療育教室への通室や

専門機関の受診等の助言

をおこなっている

平成21年度から町療育

教室発達相談員を中心に

保健師や保育士がチーム

をつくり保育所幼稚

園主に年中児を対象に

巡回相談を実施し発達

に課題を抱える子どもの

早期発見に努めている

就学前に発見された発

達に課題を抱える子ども

については保健師の

フォローや保育所幼稚

園での継続的な観察等を

実施するとともに必要

に応じて町療育教室へ

の通室を促し療育をお

こなっている

就学時には就学指導

委員会と連携をとりなが

ら適正な就学につなが

るように努めている

また今年度から新

1年生のフォロー教室と

して年8回程度教室

を使って遊びの広場の

提供や保護者の相談の

場を設けている

4月に療育教室から就

学した子供の半数以上

平均して8組程度の参加

があり保護者からは好

評を得ている

障害のある子どもの早

期発見は適切な支援につ

ながる重要な要素であり

教育委員会としても民

生部の保健師療育教室

の発達指導員と密接な連

携を図ってきている

中が連携をした中での個

人の状況について支援

していけるような形で

フォローをしていきたい

と考えている

また教育委員会とし

てはいろいろな検査

だったり調査等でも

やっているが確認でき

ないまま大人になること

がないように十分注意

を払いながら保護者並

びに関係機関と密接な連

携を図りながら特別支

援教育を進めていきたい

と考えている

また副町長を委員長

とする発達障害等検討委

員会を民生部と立ち上げ

幼児から高齢者に至るま

で障害のある方への支

援方法について検討を

おこなっている

特に久御山学園とし

ての一連した幼保小

中連携のもとでの取り組

みについては各小学校

中学校において必要な

特別支援にかかわる担任

の配置をはじめ今年度

から新たな取り組みを計

画している

一つは久御山学園と

して障害のある子ども

に対して適切な指導を

図れるように幼稚園の5

歳児並びに小学校6年生

にそれぞれの状況につ

いて移行支援シート等

を保護者の方に提出をい

ただき特に平成26年度

においては幼稚園5歳

児の保護者に対して提

出をお願いする

その内容について平

成27年度以降それぞれ

の小学校中学校へ進ん

でいかれる中で幼保小

学校教育課長

久御山学園として障害児教育は

どのように取り組むのか

移動支援シートの提出をお願いし

幼保小中が連携してフォローしたい

A Q質 問

三宅

 美子

 議員

一問一答方式

一般質問

住民福祉課長

(20)くみやま 議会だより No134

広報の一環としてICT

化を活用した取り組みを

実施している

サイボウズライブを活

用しインターネット上

で資料提供や議員間の意

見交換をおこなっている

またグーグルカレン

ダーを利用し議員およ

び議長の予定や研修等も

公表している

その他議会のフェイ

スブックページを開設し

議会活動を活発に発信し

ているICTを積極的

に取り入れ議会の「見

える化」に頑張っている

様子が伝わってきた

可児市議会の議員数は

21人で議会改革議会

関市の議員数は25人で

本会議場にタブレット端

末機「ipad」を導入

している

平成24年に議員から導

入提案がありその後

試行的におこなわれた

平成25年12月定例会で

平成15年4月に2市2

町が合併し周南市と

なった議員数30人中議

会だより編集委員は6人

で構成している「議会

だより」は年4回発行

で印刷部数が615

00部と多いにもかかわ

らずきめ細やかな編集

で大変参考になった

坂町は人口約1万3

千人の町である議会だ

よりの発行に関する違い

は定例会終了月の翌月

1日に発行している点で

ある新しい情報を新鮮

なうちに住民に届けるた

め昭和62年1月から継

続されている

編集会議は本会議と

並行し定例会の翌日か

ら約4日間9時から16

時まで会議を開くなど

タイトな日程であるが内

容も充実している決し

て早く発行することに

重点をおいている訳では

なく参考になった

また小学校の授業の

一環として児童が本会議

の傍聴をおこなっており

その時の感想文を掲載し

たり一般質問の追跡調査

議会クイズなど住民の

皆さんの声も載せるなど

の工夫は今後の本町の

広報編集の充実において

参考にしたい点である

「ペーパーでの配布は一

切なし」とされデータ

での配信のみとなった

導入経費は約119万

円で今後紙代やコピー

代などの経費削減につな

がるとのこと

反面手書きメモや新

しいアプリなどの操作方

法の習得といった課題も

あると言われていた

周し

ゅう

南なん

市し

議会

(山口県)

坂さ

町ちょう

議会

(広島県)

部数が多いにも関わら

ずきめ細やかな編集

児童の傍聴感想の掲載

など工夫が満載

サイボウズライブとは

サイボウズ株式会社が

提供している無料グ

ループウェアサービス

個人や小規模チームの

利用を想定したグ

ループスペースを複数

作成管理している

可か

児に

市し

議会

(岐阜県)

関せ

市し

議会

(岐阜県)

議会の「見える化」へ

ipad導入は紙代や

コピー代の削減になる

可児市議会

関市議会

周南市議会

坂町議会

くみやま 議会だより No134(21)

三芳町では準備情報

のない震災発生時の初期

行動について地域防災

初期行動マニュアルを策

定している

このマニュアルは町

災害対策本部の動き地

域の標準的な動き指定

避難場所となっている学

地域防災は自治安心課で

校の態勢などを明らかに

し非常時にしっかりと

連携を取るためである

また自助共助公助

の人の動き組織の動き

を時系列に掲載しどの

ように行動すればよいか

しなければならないこと

は何なのかどのような

ことが協力できるのか

一目でわかるようになっ

ている

全体像を示しながら

時間の流れとともに作成

されているので大変解

りやすいと感じた

豊島区では社会福祉

協議会主催で「あなた

の元気で地域を元気に」

のスローガンで「高齢者

元気あとおし事業」を実

施している

これは地域の老人施

設やデイサービス等の介

護保険施設で利用者の

話し相手やお茶出し食

事の配膳シーツ交換

洗濯物の整理などをおこ

なうことで自身の介護

予防とお互いに支え合う

元気な地域社会をめざす

事業である活動すると

スタンプがもらえ貯

まったスタンプ数に応

じて換金できるように

なっている(年間上限5

000円)

平成24年度末の会員数

は352人で平均還元

金額は3319円

社会参画をしたい高齢

者がまだ多くおられるの

でこの事業の周知を徹

底していく事が今の課

題とのことであった

高齢者元気あとおし事業

豊と

島しま

区く(東京都)

豊島区の「元気ポイント手帳」

防災教育のコンクー

ル『ぼうさい甲子園』で

全国一のグランプリを受

賞された宮城県女川町立

女川中学校で防災教育

について説明を受けた

佐藤先生(国語担当)

は震災によって心に傷

を負った生徒の気持ちを

短い俳句によって吐き出

させることに取り組まれ

たま

た女川中学校は①

小中学校と関係機関と

の防災体制の連携 

②防

災マニュアルの整備改

善 

③抜き打ちの避難訓

練などについてきめ細

かい対応をされていた

千年後の命を守るために

建てられた『女川いの

ちの石碑』には生徒の

俳句「夢だけは壊せな

かった大震災」

など多くの言葉

が刻まれていた

その後久御

山町から派遣さ

れている職員の

堀井敬祐さんの

激励を兼ねて石

巻市役所を訪問

し復興状況を

お聞きした

東日本大震災による大

津波によって壊滅的な被

害を受けた名取市閖ゆ

上あげ

区沿岸から1キロメー

トル以内の木造住宅は全

て流出しており住宅の

基礎だけが残った景色に

言葉を失った

当時避難場所で今は

閉鎖されている旧閖上中

学校「みなさんが気軽

に集まれる場所にした

い」と営業を再開され

た「ゆりあげ港朝市」と

復興の願いを込められた

仮店舗「閖上さいかい市

場」を視察し厳しい現

実と課題を聞いた改め

て被災地の復旧復興は

まだまだ長い道のりだと

いうことがよくわかった

今後南海トラフ巨大

地震による被害の発生が

考えられる今回の研修

で学んだ防災教育減災

に対する取り組みを参考

に久御山町でも防災対

策を進めたいと思う

三み

芳よし

町まち(

埼玉県)

女おな

川がわ

町ちょう(

宮城県)

防災マニュアル整備で

きめ細やかな対応

名な

取とり

市し(宮城県)

復旧復興は長い道のり

三芳町役場

女川いのちの石碑

(22)くみやま 議会だより No134

久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました

久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン

テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします

町議会では議員によ

る「第1回政策討論会」

を去る2月22日ふれあ

い交流館ゆうホールで開

催しました

政策討論会はさまざ

まな行政課題や町の進む

べき方向などについて

各議員が意見等の交換を

し議会としての共通認

識の醸成を図りかつ

議会の活性化を図るため

におこなうものです

今回は住民の皆さん

に議会への関心をもっと

持ってもらうとともに

議会活性化のひとつとし

ておこないました「10

年後の久御山町を考え

る」をメインテーマに

年々減少する人口や毎年

のように起こる自然災害

などの問題について「人

口のあり方」「防災につ

いて」をサブテーマに掲

げました

人口のあり方

少子高齢化が一段と進

み高齢人口が30を超

える

生産年齢人口減により

総合計画で設定した人

口には届かない

久御山町にとって適正

規模の人口がどうなの

かを考えるべき

10年後ではなく20年

後くらいを視野に置く

べき

久御山町に住もうとし

ても住宅がないミニ

開発や土地の用途変更

の緩和を考えるべき

住宅要望は減っている

開発は必要ない

鉄軌道がないという不

便さがある

防災について

久御山の地形や歴史を

知る必要がある

防災教育を通じた子ど

もへの意識付けや少年

消防クラブ設立を

治水対策について国

京都府との連携をとる

ことが必要

防災にもっと女性の視

点を盛り込むべき

以上のような意見がで

ました

また当日傍聴に来ら

れた皆さんからは左記

のようなご意見をいただ

きました初開催で時間

配分などスムーズにい

かないことも多々あり

今後の開催運営に課題を

残した結果となりました

次回開催時には今回

の教訓を踏まえより一

層住民の皆さんの期待と

要望に応えられる討論会

としていきたいと考えて

います

政策討論会を開催

第1回

時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)

傍聴者の意見

参加者

議 員hellip14人(全員)

傍 聴hellip20人

くみやま 議会だより No134(23)

4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大

おお

森もり

彌わたる

氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました

全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip

合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代

表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ

クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論

を通して意見交換をおこなうものです

また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから

こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり

のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります

新緑があざやかに映え

る季節となりました

さて議会では2月に

『人口のあり方について

防災について』をテーマ

に政策討論会を初めて

開催しましたまた『議

会だより130号』が

第28回町村議会広報コン

クールで見事に「表紙

フォトグランプリ賞」を

受賞しました

これからも皆さんに

親しまれ読みやすい紙

面となるよう委員一同

努力を重ねていきますの

でご愛読をお願いしま

す 編

委 員 長 

中  

大介

副委員長 

巽  

悦子

委  

員 

岩田 

芳一

委  

員 

島  

宏樹

委  

員 

塚本五三藏

委  

員 

樋口 

房次

広報特別委員会

「この作品は撮影

者の感性が見事に表

情仕草動感光線

のすべてを一枚のカッ

トに収めた素晴らしい

表紙に仕上がってい

る」と評価を受けく

みやま議会だより平成

25年5月1日号(

130)が平成25年度第

28回町村議会広報コン

クールで「表紙フォト

グランプリ賞」を初め

て受賞しました

町村議会広報コン

クールとは全国町村

議会議長会の主催で

「町村議会広報」の編

集技術向上と紙面内容

の更なる充実のため

毎年おこなわれている

ものです

今後も住民の皆さ

んに親しまれるわか

りやすい紙面づくりに

取り組んでいきます

来賓あいさつをする山田京都府知事

栄12丁目シニアク

ラブの栄楽会から誕生し

たサークル「栄楽早朝ラ

ジオ体操山ももの会」

が今年で10年目を迎えま

した

山ももの会は平成16年

6月当時栄楽会会長の

中南明光さんが発起人と

なり高齢者のふれあい

や健康維持を目的に早朝

ラジオ体操を始めました

毎日栄みどり公園で

早朝から高齢者の生きが

いづくりや閉じこもり

介護予防などを目指して

1年365日欠かさず

に取り組んでいます

ラジオ体操の普及推進

に努めているかんぽ生

命は毎年全国の団体

や個人を表彰しており

栄楽会は平成22年に「優

良団体京都府表彰」を

受賞しました

以前は栄楽会シニア

クラブサークルが中心に

活動していましたが幅

広い年代にも参加を呼び

かけようと「京都府表

彰」の受賞をきっかけに

「栄楽早朝ラジオ体操

山ももの会」と改名そ

の後毎朝のラジオ体操

を続け今回2つ目とな

る「優良団体近畿地方

表彰」の栄誉に輝きまし

た10

年前初日の参加者

は10人で4日目には半

減していましたそれで

も息の長い地道な活動は

ゆっくりと着実に広がり

いまでは近隣の宇治市

民を合わせ毎日約46

人平均年齢は75歳前後

の方々の参加があります

激しい雨天の日などを除

いて夏場は午前6時か

ら他のシーズンは午前

6時半に栄みどり公園に

集いますラジオ体操終

了後は京都フェニック

スパーク周辺を中心に

ウォーキング

8年間通い続けている

宇治市住民の91歳の男性

は「良い仲間ができて

元気をもらっています」

とニッコリ92歳の女性

は「みんなと一緒にさせ

てもらい今日の健康が

あります太陽とラジオ

体操に励まされていま

す」とほほえみます

会長の中南明光さん

は「おはようさんで始ま

り笑顔で話ができる場

それが精神や肉体の健康

維持につながっていると

思うこれからも続けて

精進していきたい」と今

後の抱負を語りました

(聞き手文 

広報特別委員会)

発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11  075(631)99960774(45)0105  075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています

表紙の「くみやま」を書いたのは

東角小学校2年生

今井 陽太くんいま い   ひな た

 題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ

もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました

 

今号は「栄楽

山ももの会」会長の

中南明光さん(栄在

住)に直撃インタ

ビューしました

高齢者に生きがいを

良い仲間ができて

元気をもらってます

太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん

Page 7: 特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員 理由は、4月からの消費税引き上げに伴う食支出が増える中、増税に反対

(8)くみやま 議会だより No134

6会派が施政方針を問う

6会派が施政方針を問う

代表者質問

代表者質問

3月定例会の代表者質問一般質問は3月12日13日におこなわれ代表者質問には6会派の議員が町長の施政方針について一般質問には4人の議員が町政の当面する課題について町長の考えをただしました質問の項目などは下記および15ページに掲載していますなお次ページ以降に主な質問答弁の要旨も掲載していますのでご覧ください

平成26年度の重点施策 〜平成26年度施政方針より〜安全安心に関する各施策高齢者や障害のある人などへの各種福祉施策教育学習環境の充実など

質 問 者

公明党議員団     戸川 和子 議員 hellip 9ページ

①行財政について③幼保一体化について

②障害者福祉について

緑 風 会      塚本五三藏 議員 hellip 10ページ

①第5次総合計画について ②地中熱エネルギーの活用について

清 風 会      島  宏樹 議員 hellip 11ページ

①まちづくりについて③高齢者福祉について

②財源確保について

自由クラブ      林   勉 議員 hellip 12ページ

①魅力あるまちづくりについて ②土地利用について

ネクストくみやま   内田 孝司 議員 hellip 13ページ

①警報発令時の対策について

日本共産党議員団   巽  悦子 議員 hellip 14ページ

①第5次行政改革について③中小企業振興について

②防災対策について④仮称佐山認定こども園について

③クロスピアくみやまと新市街地の活用について

くみやま 議会だより No134(9)

本町は町税収入が減

少していく中で実質単

年度収支額は5年連続し

て赤字となっている

また平成25年度の決算

見込み額も財政調整基

金から約4億円を繰り入

れており6年連続して

実質単年度収支が赤字に

なることが予想される

そして平成26年度の

予算規模は過去18年間

で最も縮小した予算で

町税や地方譲与税地方

消費税交付金などの増収

が見込まれるものの歳

出規模に不足する約3億

5000万円を財政調

整基金から繰り入れてい

る臨

時対策債が平成25年

度で終わり基金繰り入

れ以外に方法がないよう

だが今の財政調整基金

残高と減少し続ける財

政調整基金についてど

のように考えているのか

平成26年度の当初予算

繰り入れ後の財政調整基

金の残高は12億8107

万7000円で災害時

や不測の事態が発生した

時の財源として積み金

をしている要素もあり

できる限り基金を確保す

ることが好ましいと考え

ている

このままでは財政調

整基金は確実に減少し

ここ数年で枯渇すること

も予測され今後の財政

運営に著しい支障をきた

すことも考えられる

本町の経常収支比率は

958となっている状

況から一般財源が確実

に不足していることは事

実でこれを解消するに

は町税などの一般財源

を増やすか歳出予算の

経常経費を削減するしか

ない

そこで第5次行政改

革大綱に掲げている項目

を実行し各種事務事

業もスクラップビルド

により厳選した住民

サービスにしていき基

金に依存しない財政基盤

を確立していくことが先

決と考えている

具体的に住民サービス

をどうしていくのか

そのことから平成26

年度の当初予算では敬

老金支給事業や産地確立

対策事業などの見直しを

した

今後も引き続きサービ

スの適正化に向け取り組

んでいく

平成22年

度に保育

所幼稚園

のあり方検

討委員会か

ら就学前

教育の一層

の充実を図

るため「0

歳児から5

歳児までの

同じ年齢の

子どもが

同じ施設で

充実した保

育教育を等しく受ける

ことが望ましい」との提

言があった

町長の施政方針では

佐山保育所のIS値が低

いことや老朽化などを

考えると佐山幼稚園との

統合も含めて急速に検討

を進めたいと述べられた

幼保一体化の今後は

町立佐山保育所は経

年劣化に加え耐震強度

問題もあり建て替えは

優先課題だと考えている

そこで新年度に新規

対策として町全体の幼

保施策のあり方と施設整

備の方向性について整理

をおこない合わせて仮

称「佐山認定こども園」

への移行を進めるための

施設基本計画として計

画条件の整理や現状施設

の把握などについて調査

をおこなっていく

また国の支援メニュー

の活用も合わせ統合と

表現した

高齢者福祉や障害者福

祉に係る経費など今後

ますますその需要が増え

ることも考えられるので

事業の優先度など検討し

また評価する中で見直し

が必要と考えている

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

基金に依存しない財政基盤が先決

A減り続けている基金の見通しは

Q

幼保一体化の今後は

仮称「佐山認定こども園」に

移行するための調査をする

A Q

公明党議員団

代表者質問

戸川

 和子

 議員

町 長

佐山保育所

(10)くみやま 議会だより No134

住街区促進ゾーンは

平成18年に策定し基礎

調査や3回のアンケート

が実施され地権者説明会

も実施した今後財源

確保も視野に入れた土地

利用が肝要であり住宅

だけでなく事業地と住宅

地が調和のとれた「土地

利用促進ゾーン」の地域

にする考えは

栄地区は本町で一番

高齢化が進み三世代で二

世帯住宅がかなえば在

宅介護自治会の活性化

と高齢化の解消や人口の

増加となる建ぺい率

調整しアンケート調査な

ど実施する

環境面において地中熱

は自然のものであり日

本中どこでも季節を問

わず天候に左右されず

安定した有力な自然エネ

ルギーで冷暖房に利用

が可能でCO2

の排出抑

制にもなる

国庫補助金も充実し財

源の活用も含め公共施

設にはこのようなクリー

ンエネルギーの活用は大

変有効である今後保

育所など本町の施設の

建替えや改修時など特

にランニングコストにお

いて大幅な電力消費量

の削減で費用対効果を

検証し導入を検討する

地中熱事業は東日本

大震災以降分散型自

立型で災害に強い特徴が

ある地中熱エネルギー

の利用効果は電力消費

量46削減CO2

排出量

は50の削減となる

日本中どこでも地中約

10m以上の深さの敷設で

冷暖房に利用が可能であ

る天候に左右されず

季節や昼夜間を問わず24

時間365日利用できる

市町村には国から策

定費用で上限1000万

円事業費で設備導入に

対し3分の2の補助金が

あるが保育所の建替時な

どで導入する考えは

容積率の変更を行政が主

体的となりいつごろ見

直すのか

住街区促進ゾーンは

社会経済情勢や町の財政

状況が大きく変わり住

宅施策だけで進めてよい

か課題もあり平成26年

からの次期総合計画の策

定時にまちづくりの方

向性を明確にし実現性

のある土地利用計画や開

発手法を検討する

栄地区は地元の合意

形成が整えば地域のより

良い住環境が整備される

のってこバスは無料

福祉タクシーに移行し

公共交通の側面を念頭に

交通弱者対策でジャンボ

タクシー型にして運行

は町内の公共施設を中心

に巡回する考えは

阪急西山天王山駅から

京阪淀駅を結ぶ路線が開

設された「阪急バス」を

まちの駅クロスピアを基

点とした近鉄大久保駅

を結ぶ新路線の誘致を図

る考えは

のってこバスの抜本的

改革は運行経費の削減

運行頻度やルートの再検

討路線バスとの役割分

担交通弱者などへの対

応の課題があり無料福

祉タクシーも含めて検討

する

阪急西山天王山駅から

京阪淀駅のルートは昨

年12月末から阪急京阪

バスが共同運行を開始し

たこの路線の運行開始

後の利用状況や採算性を

参考にしてバス会社と協

議する

ことから次期総合計画

の策定とともに地元と

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

地元と調整しアンケートを実施予定

A栄地区の建ぺい率の変更時期は

Q

補助財源を活用し導入に向け検討

A公共施設で地中熱利用の考えは

Q

無料福祉タクシーへの移行と

阪急バス新路線の誘致は

無料福祉タクシーも含め検討

採算性を参考に協議する

A Q

塚本五三藏

 議員

 風

 会

代表者質問

京阪淀駅へ発着する阪急バス

くみやま 議会だより No134(11)

現在の『久御山町都市

計画マスタープラン』は

平成27年度を目標年次と

して将来都市フレーム

を設定しているこの中

核をなす住街区促進ゾー

ンについて次期の第5

次総合計画策定の中で

再検討をしていく必要が

あると『施政方針』で述

べられたが町長はこの

マスタープランをすぐに

見直さないのか

『都市計画マスタープ

ラン』の見直しは平成

この事業をどのように活

用し周知するのか

また財源の確保の一

つとして久御山町への

企業誘致に関し具体的

にどのような目標を持っ

ているのか

この事業の周知につい

ては広報誌やホーム

施政方針で敬老金支

給事業を廃止し平成26

年度からは長寿をお祝い

する新しい事業再編をす

るとあるが町長が目指

す高齢者が憩い

えるふるさ

ととは具体的にどのよ

うなふるさとなのか

また敬老金支給事業

廃止後の新しい事業再編

をどのように考えている

のか

高齢者が憩えるふるさ

ととは疾病予防や介護

予防を積極的に進め高

齢者がいきいきと暮らす

ことができる町と考える

中長期の視点で高齢者

福祉を考え敬老金支給

事業を廃止し新たに喜

寿米寿白寿の方に対

し1万円相当最高齢の

方には3万円相当の商品

券またはギフトカタログ

等をお渡しし感謝と敬

意を表しみんなでお祝

いをしたい

敬老金廃止にかわる高

齢者対策思いやりが見

える施策が大切だ

例えば70歳以上の方に

のってこバスの無料化や

いきいきホール利用料の

無料化等高齢者に温か

い思いやりがある「元気

で長生きを推奨する町」

とすべきと考えるが町

長はどのように思うのか

提案された「のってこ

バスの無料パス」発行

いきいきホール利用料の

無料化については高齢

者福祉を推進するための

一つの手法として今後

の参考にする

ページ商工会等による

チラシの配布京都府の

企業立地担当部局や府の

宅建業協会全日本不動

産協会にも周知の協力依

頼をし利活用の広報活

動をおこなう

今後この事業をきっ

かけに産業の活性化を

図るためさらなる企業誘

致策も検討していく

て第5次総合計画の策

定業務に合わせて改定を

していく

特に住街区促進ゾー

ンは実現性のある土地

利用計画や開発手法など

を検討するとともに土

地所有者等の理解を得る

ことも必要であり慎重に

進めていきたい

平成26年4月より企

業立地マッチング促進事

業を計画されているが

26年度から2カ年をかけ

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

町 長

第5次総合計画に合わせて改訂する

A都市計画マスタープランの見直しは

Q

敬老金廃止後の事業再編とは

喜寿米寿白寿最高齢

の方にお祝いをしたい

A Q

 風

 会

代表者質問

  宏樹

 議員

質 問

久御山町都市計画マスタープラン

(12)くみやま 議会だより No134

市街化調整区域には

色々と制限もあり農業

のさまざまな問題を考え

るとき今後の土地利用

について基本的な考え

を聞きたい

また現在開発が計画

されているところは

市街化に編入する手法

と土地の売却や借地に

より事業所が可能な事業

を進める手法などがある

開発手法を明確にし

地権者の合意形成や周辺

ティティのあり方やその

創出が大事な要件である

イメージアップにつなが

土地利用者の同意を得る

中で農業関係者と十分

協議し進める必要がある

と考えている

また佐山西ノ口の府

道宇治淀線北側は次の

線引き見直しまでに市街

化区域に編入していきた

いジ

ャンクション北側に

ついては民間で開発の

動きがあり有効な土地

利用が図れるよう適切

に指導をおこない前向

きに進めていきたい

クロスピアの今後の方

向性と目指すものは

行政主導で責任の所在

が不明確な運営ではな

かったのかと思うが抜

本的改革の必要性は

今日までの運営形態も

含めてこれまでのこと

を反省し総括しながら

方向性やり方を明確に

する

また施設の管理運営

も民間活力の導入も含め

て抜本的前向きな議論

を進めていきたい

るシンボルづくりとして

KBS京都の鉄塔を活用

できないか

町制施行60周年の記念

の年に町のイメージ

アップにつながるスター

トができればと考えてい

る鉄

塔や高層ビルを情報

発信の媒体として利用し

ているケースもありこ

の鉄塔にさまざまな意味

合いを持たせ発信ツー

ルとして活用するのに興

味深いものがある

ものづくりの町として

工業のみならず農業のこ

とも象徴するような発信

もできないかと思う

各界からの機運が醸成

してくれば「まちおこ

し」から支援していきた

町の将来を考えるとき

まちの魅力アイデン

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

土地利用の基本的考えと開発計画は

開発手法を明確にし

関係者と協議して進める

A Q

町のシンボルづくりに

KBS京都の鉄塔活用は

機運が醸成すれば支援したい

A Q

クロスピアくみやまの

抜本的改革は

これまでの総括と

前向きな議論を進める

A Q

自由クラブ

代表者質問

   勉

 議員

町内にそびえ立つKBS京都のラジオ電波塔

くみやま 議会だより No134(13)

昨年9月16日に特別

警報運用開始後初となる

大雨特別警報が発表され

京都府と久御山町からあ

いついで携帯電話に緊急

速報メールが入ったそ

の後町内全域に避難勧

告が発令され緊急速報

メールで指定場所への避

難を呼びかけられた

今回の特別警報が気象

庁から発表されてから

2分後には京都府から発

表され町はその35分

後に住民に知らせたが

これらについてどのよう

に考えているのか

昨年の台風18号では

特別警報の発表後に河川

の水位の状況から避難

勧告を発令した朝方ま

だ暗く降雨の中での発表

を検証する必要があると

思うがその考えは

特別警報は携帯電話

会社3社の緊急速報メー

ルにより住民への伝達

をおこなった

また宇治川の水位上

昇に伴い午前8時に町

内全域に避難勧告を発令

したが特別警報発表時

には避難勧告を発令する

に至っていなかった

避難勧告の発令につい

ては緊急速報メールや

自治会長への電話連絡と

特別警報と避難勧告の

住民への伝達について

自治会長に配備している

防災行政無線の活用や

自治会長への伝達や情報

発信体制などその検証

はどうであったのか

情報発信体制で広範

囲に一斉に発信できる装

置としてサイレンや拡

声装置付きの防災行政無

線設備の整備が必要にな

るが住民にとって情

報の伝達は行政から命の

パスを受け取ることであ

りもう一度現在の体制

であり住民への伝達方

法や避難所の開設など

検証の中で見直していく

ところも明確にみえてき

た幸

いにして大きな被害

は免れたがこれを教訓

として防災力をさらに高

めていく必要があると肝

に銘じていきたい

広報車3台で周知した

これらを検証したとこ

ろメールについては情

報を受信できる機種が限

られていたことや広報

車による周知では聞こ

えなかったとの意見が寄

せられ車を停車させて

わかりやすく広報するよ

う改めていきたいと考え

ている

今後は電話連絡とと

もに防災行政無線でも連

絡をしホームページに

も掲載したいと考えてい

る住

民へはNHKの

データ放送やFMうじ

町ホームページにより災

害情報の収集を啓発して

いきたい

質 問

質 問

町 長

総務部長

昨年の特別警報発表時等の検証は

見直すところもみえてきた

防災力をさらに高める

A Q

災害時の警報や勧告の

伝達体制の検証は

災害情報の収集を啓発していく

A Q

内田

 孝司

 議員

ネクストくみやま

代表者質問

昨年の台風18号で増水した前川

(14)くみやま 議会だより No134

第5次行政改革につい

て聞く

町長の考える地方自治

体とは住民とは

またアウトソーシン

グ(民間委託)の推進に

ついてだがコスト削減

を目的とするならば本

来の自治体が自治体でな

くなってしまう具体的

にはどのようなことを考

えているのか

地方自治体のあり方に

ついては住民福祉の向

上を図っていく重要な役

が大前提だ

川が増水し久御山排水機

場は約6時間のあいだ排

水を停止したそのため

古川が増水し町内2カ所

で溢水があった

今回のこの事態を踏ま

え天ケ瀬ダムの毎秒1

500トン放流計画では

本町の被害はさらに大き

くなることが予測される

この天ケ瀬ダムの毎秒

1500トン放流計画に

ついての考えを聞くま

た今回の天ケ瀬ダムの

基本水量以上の放流の検

証はしたのか

天ケ瀬ダム再開発計画

についてはダムを効果

的に運用し宇治川淀

川の洪水を安全に流下さ

昨年9月の台風18号で

は毎秒1156とい

う天ケ瀬ダムの計画水量

以上の放流のため宇治

割を担っている

また住民は行政サー

ビスを受ける対象と同時

に自らが責任をもって

地方自治を運営していく

主体だまちづくりに

あっては施策などを住

民とともに考え取り組

んでいく協働パート

ナーシップがますます重

要になると考えている

アウトソーシングの推

進については具体的に

新たな業務や時期を示す

ことはできないが給食

業務についても議論しな

ければならない決して

コスト意識のみの議論で

京都ではこの12年間

で1万1029軒の事

業所が倒産廃業し全

国ワースト1非正規労

働者は4割を超え全国

ワースト3これでは

事業所経営も働く労働者

の生活も守ることができ

ない

中小企業振興基本条例

をつくり地域経済を循

環させ事業効果を上げ

ている自治体が京都府下

でもある本町でも条例

制定に向けた議論を進め

るべきだ町長の考えを

聞く

中小企業振興基本条例

の制定については町の

役割中小企業者大企

業町民の役割を明確に

する中でそれぞれに責

務を課すことになる

事業者はもとより住

民も一体となり地域経

済の活性化に取り組む機

運の高まりが大変重要で

あると考えている

これまでの中小企業施

策の堅持に努めながら

商工会と関係団体との研

究等も含めて十分調整

をしていきたいと考えて

いる

せること琵琶湖に溜め

た洪水を速やかに流すこ

とを目的に宇治川の流

量を毎秒1500にす

る計画で本町域の安全

度を高めると認識してい

る操

作方法の検証につい

ては国で現在されてい

ると聞いている

はない現実にはサービ

スが低下しないというの

質 問

質 問

質 問

副町長

町 長

町 長

住民福祉の向上の役割を担うもの

A町長にとって自治体住民とは

Q

天ケ瀬ダム秒毎

1500

放流についての考えは

本町の安全を高めるものと考える

A Q

関係団体との研究も含め調整したい

A中小企業振興条例策定に向け前進を

Q

194692

  悦子

 議員

日本共産党議員団

代表者質問

事業建設部長

久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川

くみやま 議会だより No134(15)

(16)くみやま 議会だより No134

火災発生時は消防車が

到着するまで自治会に

設置の消火栓BOXでの

初期消火の対応が必要と

なるしかし消火栓BO

Xの備品が少なく消火

範囲は40程度だまた

消火栓BOXも不足して

いる今後の対応は

次に南海トラフ大地

震等によって水道管が寸

断された場合水利確保

が困難となり防火水

槽の増設が不可欠にな

る過去に「防火水槽は

公園や公共用地への設置

などで充実に努める」と

答弁されたが防火水槽

の増設がない

なぜ防火水槽の増設が

進まないのかまた今後

の対応は

消火栓BOXの増設は

21世紀の災害に立ち向

かうのは今の子どもた

ちである災害時には

自分自身を守り相互に

助け合える力を今から育

む防災教育が本町の将

来にとって不可欠だ

行ったまた自助対応

に対する正しい知識を習

得させる意味で応急手

当等の指導も取り入れた

町内の農業形態は多種

だが認定農業者対象の

補助にはどのような制

度があるのか

また農業で安定した

生活基準を保つため一

部の若者達がグループ化

や法人化に移行し5年

10年先を考え自らが

様々な制度の情報収集に

取組まれているが現在

の補助制度とその機能

活用状況は

また新たな農業の支援

施策が必要ではないのか

地域で5年後の姿を明

確にし必要な担い手や

産地づくりの総合的計画

『京力農場プラン』を現在

学校教育として防災

教育をどのように取り入

れていくのか

新たに土曜授業の一環

で防災教育を取り入れ

地域自主防災会連合会な

どとも連携を図り訓練を

今後も地域との相互

理解を深め防災教育に

生かせる事業を取り組

んでいく

作成している

認定農業者の補助制度

には機械購入時や設備

投資や規模拡大のために

農業経営基盤強化資金や

近代化資金等の融資を受

けた農家への最長5年間

の利子補給がある

新規事業(農業振興施

策対策事業)では認定

農業者等の方が農地の集

団化等や規模拡大等で

農機械設備投資100万

円以上の農業用機械の購

入時に5万円の補助をお

こない機械購入時の負

担軽減を図り農業経営

の新たな支援につなげる

しかしこれからの事

業なので今後検証し話

を聞く中で進めて行く

更新と共に設置位置を改

めて検討していくま

た消火栓BOXの設置

は法的な設置義務がな

い消火栓の使用方法も

自治会対象の消防訓練な

どで指導普及していく

公園内に防火水槽の増

設がないのはポケット

パークや児童公園付近に

有効な消防水利があるこ

とや用地等の問題も設置

が進まない要因の一つで

ある水利不便地では

公園整備等で消火活動

上有効な消防水利の増強

を検討する

消火栓BOX

防火水槽の充実は

消防水利不便地の増強を

検討していく

A Q

多種多様な防災教育の導入は

防災教育に生かせる取り組みをする

A Q

農業への振興は

総合計画「京力農場プラン」

を作成している

きょうりょく

A Q

質 問

質 問

質 問

田口

 浩嗣

 議員

一括質問方式

一般質問

消防次長

学校教育課長

産業課長

消火栓BOX

くみやま 議会だより No134(17)

米政策では5年後に

生産調整廃止の報道があ

りその方向性が考えら

れる

産地確立対策事業は

町独自の施策であり評価

しているが補助単価の

推移は毎年減額の状況だ

今後についての見解は

米の生産調整数量の目

標を達成した農家組合に

対し転作協力金として

支出している

平成23年度より転作

面積1平方あたり3円

で総額約570万円 

平成24年度は2円で約3

90万円平成25年度は

1円で約200万円であ

る平成26年度の当初予

算案においても昨年度

と同様に計上している

しかし平成27年以降

は未定であるが継続し

て農業に取り組まれる意

欲ある農家への支援につ

いて有効な事業を検討し

ていきたい

『人農地プラン』策定

に向けた協議が進められ

るがその重点課題と今

後のスケジュールは

地域の担い手不足を解

消し持続可能な力強い

農業経営構造に転換する

ため国の『人農地プ

ラン』にものづくり

の視点を加えた府独自

の『京力農場プラン』は

集落や地域における5年

後の目指す姿を明確にし

それを基本計画に取りま

とめたものである

また本町の都市近郊

という立地条件にあった

営農のあり方や耕作放棄

地の解消新規就農をお

こないやすい環境整備

特産品等のブランド化や

6次産業の重要課題につ

いて議論をしており平

成26年度当初に取りまと

める予定である

公開事業診断の意見か

ら特産野菜の補助や耕

作放棄地対策に展開すべ

きと提案されたがどの

ように捉えているかを聞

く公

開事業診断の意見や

国の減反廃止の方向性が

出されたことを踏まえて

当面は国の制度の経営

所得安定対策交付金の活

用を図る

農業予算配布の考え方

は本町の農業振興を図

るため国や府の支援制度

を活用し必要財源の確

保に努めたい

農地集積では『人

農地プラン』の話し合い

によって農地をまとめ

て機構に貸し出す場合

集落に支払う地域集積協

力金が導入されようとし

ているこの新しい仕組

みを活用すればこれま

で乗り切れなかった課題

を解決し農地の流動化

が進むと期待している

そこでこれから管内

農業の特徴を生かした

『人農地プラン』策定の

重点課題は

特産品などのブランド化を

平成26年度にまとめる

A Q

公開事業診断の意見を

どのようにとらえているのか

国の生産調整廃止の動向を

見すえた見直しが必要だ

A Q

産地確立対策費の今後の見解は

意欲ある農家の支援と

有効な事業を検討したい

A Q質 問

質 問

質 問

河原﨑博之

 議員

一括質問方式

一般質問

産業課長

産業課長

事業建設部長

人農地プランで農地の流動化が加速する

(18)くみやま 議会だより No134

久御山ジャンクション

北側のモタレ地区は将

来の市街地検討エリアに

定められているが地権

者と企業の合意形成があ

れば開発は進められるの

か農

用地の除外が必要に

なるがそれには同等の

面積を農用地に指定する

ことが必要となり久御

山町にはそのような農地

はないのでハードルは

大変高く厳しい

農用地除外の問題は以

前から言われていたこと

であるこれまで町長と

してハードルを下げるた

めに関係機関とどのよう

な取り組みをしてきたの

か先

に地権者と企業との

コンセンサスがでてきた

時点で行政として本格

的に押せるのが基本論で

はないかと思う

で今後はそういった部

分の調査も視野に入れて

いかなければならない

内水排除を大きく阻害

している大内サイフォン

の再整備については国

や京都府に要望していな

いのか

府道八幡宇治線や府道

宇治淀線は朝夕の時間

帯で慢性的に渋滞をして

いるためバイパス機能

として東西軸の道路整備

が必要ではないか

昨年山城広域振興局

管内の自治体で組織する

部会で府道八幡宇治線

の北側に東西道路が将来

整備路線に位置付けられ

ており実現を要望して

いく

府道宇治淀線は日中

大内サイフォンを増設

すると大内川の流量が多

く前川の水が流れなくな

り宇治市や京都市に浸

かってくれと言うような

ものになるので大内サイ

フォンを増やしてくださ

いと言うことはできない

も慢性的に混んでいると

いう感覚はない

今後はより一層渋滞す

ると思っている混んで

から考えるのではなく

まちづくりを進める中で

当然検討していくべきで

はないのか

佐山にバイパスを作っ

てもまた第2岡本病院

(建設予定)のところで

渋滞ができてしまい問

題になってくると認識し

ている

内水排除の対策が進ん

でいない解決策がわか

らないなら専門家をいれ

て総合的な治水につい

ての調査検討が必要で

はないのか

これまで専門家を入れ

ての調査をしていないの

久御山ジャンクション

北側開発の課題は

農用地除外のハードルは

高く簡単ではない

A Q

大内サイフォンの再整備は

要望しないのか

宇治市や京都市に浸かって

くれと言うようなものになる

A Q

東西軸の道路整備状況は

東西道路の整備を要望している

A Q

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

中井

 孝紀

 議員

一問一答方式

一般質問

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

内水排除を阻害している大内サイフォン

くみやま 議会だより No134(19)

障害児の早期発見と成

長に合わせた一貫した指

導と教育についてである

が町は久御山学園と

いわれるものを掲げて

幼保小中一貫性の

ある教育を推進すること

をアピールしているが

障害児教育はどう取り組

むのかがいっこうに見え

ない

現状と方針について答

弁を求める

町では医師や保健師

による乳幼児健康診査事

業で気になった発達に

課題を抱える子どもにつ

いて継続的に見守り等

をおこない必要に応じ

て町療育教室への通室や

専門機関の受診等の助言

をおこなっている

平成21年度から町療育

教室発達相談員を中心に

保健師や保育士がチーム

をつくり保育所幼稚

園主に年中児を対象に

巡回相談を実施し発達

に課題を抱える子どもの

早期発見に努めている

就学前に発見された発

達に課題を抱える子ども

については保健師の

フォローや保育所幼稚

園での継続的な観察等を

実施するとともに必要

に応じて町療育教室へ

の通室を促し療育をお

こなっている

就学時には就学指導

委員会と連携をとりなが

ら適正な就学につなが

るように努めている

また今年度から新

1年生のフォロー教室と

して年8回程度教室

を使って遊びの広場の

提供や保護者の相談の

場を設けている

4月に療育教室から就

学した子供の半数以上

平均して8組程度の参加

があり保護者からは好

評を得ている

障害のある子どもの早

期発見は適切な支援につ

ながる重要な要素であり

教育委員会としても民

生部の保健師療育教室

の発達指導員と密接な連

携を図ってきている

中が連携をした中での個

人の状況について支援

していけるような形で

フォローをしていきたい

と考えている

また教育委員会とし

てはいろいろな検査

だったり調査等でも

やっているが確認でき

ないまま大人になること

がないように十分注意

を払いながら保護者並

びに関係機関と密接な連

携を図りながら特別支

援教育を進めていきたい

と考えている

また副町長を委員長

とする発達障害等検討委

員会を民生部と立ち上げ

幼児から高齢者に至るま

で障害のある方への支

援方法について検討を

おこなっている

特に久御山学園とし

ての一連した幼保小

中連携のもとでの取り組

みについては各小学校

中学校において必要な

特別支援にかかわる担任

の配置をはじめ今年度

から新たな取り組みを計

画している

一つは久御山学園と

して障害のある子ども

に対して適切な指導を

図れるように幼稚園の5

歳児並びに小学校6年生

にそれぞれの状況につ

いて移行支援シート等

を保護者の方に提出をい

ただき特に平成26年度

においては幼稚園5歳

児の保護者に対して提

出をお願いする

その内容について平

成27年度以降それぞれ

の小学校中学校へ進ん

でいかれる中で幼保小

学校教育課長

久御山学園として障害児教育は

どのように取り組むのか

移動支援シートの提出をお願いし

幼保小中が連携してフォローしたい

A Q質 問

三宅

 美子

 議員

一問一答方式

一般質問

住民福祉課長

(20)くみやま 議会だより No134

広報の一環としてICT

化を活用した取り組みを

実施している

サイボウズライブを活

用しインターネット上

で資料提供や議員間の意

見交換をおこなっている

またグーグルカレン

ダーを利用し議員およ

び議長の予定や研修等も

公表している

その他議会のフェイ

スブックページを開設し

議会活動を活発に発信し

ているICTを積極的

に取り入れ議会の「見

える化」に頑張っている

様子が伝わってきた

可児市議会の議員数は

21人で議会改革議会

関市の議員数は25人で

本会議場にタブレット端

末機「ipad」を導入

している

平成24年に議員から導

入提案がありその後

試行的におこなわれた

平成25年12月定例会で

平成15年4月に2市2

町が合併し周南市と

なった議員数30人中議

会だより編集委員は6人

で構成している「議会

だより」は年4回発行

で印刷部数が615

00部と多いにもかかわ

らずきめ細やかな編集

で大変参考になった

坂町は人口約1万3

千人の町である議会だ

よりの発行に関する違い

は定例会終了月の翌月

1日に発行している点で

ある新しい情報を新鮮

なうちに住民に届けるた

め昭和62年1月から継

続されている

編集会議は本会議と

並行し定例会の翌日か

ら約4日間9時から16

時まで会議を開くなど

タイトな日程であるが内

容も充実している決し

て早く発行することに

重点をおいている訳では

なく参考になった

また小学校の授業の

一環として児童が本会議

の傍聴をおこなっており

その時の感想文を掲載し

たり一般質問の追跡調査

議会クイズなど住民の

皆さんの声も載せるなど

の工夫は今後の本町の

広報編集の充実において

参考にしたい点である

「ペーパーでの配布は一

切なし」とされデータ

での配信のみとなった

導入経費は約119万

円で今後紙代やコピー

代などの経費削減につな

がるとのこと

反面手書きメモや新

しいアプリなどの操作方

法の習得といった課題も

あると言われていた

周し

ゅう

南なん

市し

議会

(山口県)

坂さ

町ちょう

議会

(広島県)

部数が多いにも関わら

ずきめ細やかな編集

児童の傍聴感想の掲載

など工夫が満載

サイボウズライブとは

サイボウズ株式会社が

提供している無料グ

ループウェアサービス

個人や小規模チームの

利用を想定したグ

ループスペースを複数

作成管理している

可か

児に

市し

議会

(岐阜県)

関せ

市し

議会

(岐阜県)

議会の「見える化」へ

ipad導入は紙代や

コピー代の削減になる

可児市議会

関市議会

周南市議会

坂町議会

くみやま 議会だより No134(21)

三芳町では準備情報

のない震災発生時の初期

行動について地域防災

初期行動マニュアルを策

定している

このマニュアルは町

災害対策本部の動き地

域の標準的な動き指定

避難場所となっている学

地域防災は自治安心課で

校の態勢などを明らかに

し非常時にしっかりと

連携を取るためである

また自助共助公助

の人の動き組織の動き

を時系列に掲載しどの

ように行動すればよいか

しなければならないこと

は何なのかどのような

ことが協力できるのか

一目でわかるようになっ

ている

全体像を示しながら

時間の流れとともに作成

されているので大変解

りやすいと感じた

豊島区では社会福祉

協議会主催で「あなた

の元気で地域を元気に」

のスローガンで「高齢者

元気あとおし事業」を実

施している

これは地域の老人施

設やデイサービス等の介

護保険施設で利用者の

話し相手やお茶出し食

事の配膳シーツ交換

洗濯物の整理などをおこ

なうことで自身の介護

予防とお互いに支え合う

元気な地域社会をめざす

事業である活動すると

スタンプがもらえ貯

まったスタンプ数に応

じて換金できるように

なっている(年間上限5

000円)

平成24年度末の会員数

は352人で平均還元

金額は3319円

社会参画をしたい高齢

者がまだ多くおられるの

でこの事業の周知を徹

底していく事が今の課

題とのことであった

高齢者元気あとおし事業

豊と

島しま

区く(東京都)

豊島区の「元気ポイント手帳」

防災教育のコンクー

ル『ぼうさい甲子園』で

全国一のグランプリを受

賞された宮城県女川町立

女川中学校で防災教育

について説明を受けた

佐藤先生(国語担当)

は震災によって心に傷

を負った生徒の気持ちを

短い俳句によって吐き出

させることに取り組まれ

たま

た女川中学校は①

小中学校と関係機関と

の防災体制の連携 

②防

災マニュアルの整備改

善 

③抜き打ちの避難訓

練などについてきめ細

かい対応をされていた

千年後の命を守るために

建てられた『女川いの

ちの石碑』には生徒の

俳句「夢だけは壊せな

かった大震災」

など多くの言葉

が刻まれていた

その後久御

山町から派遣さ

れている職員の

堀井敬祐さんの

激励を兼ねて石

巻市役所を訪問

し復興状況を

お聞きした

東日本大震災による大

津波によって壊滅的な被

害を受けた名取市閖ゆ

上あげ

区沿岸から1キロメー

トル以内の木造住宅は全

て流出しており住宅の

基礎だけが残った景色に

言葉を失った

当時避難場所で今は

閉鎖されている旧閖上中

学校「みなさんが気軽

に集まれる場所にした

い」と営業を再開され

た「ゆりあげ港朝市」と

復興の願いを込められた

仮店舗「閖上さいかい市

場」を視察し厳しい現

実と課題を聞いた改め

て被災地の復旧復興は

まだまだ長い道のりだと

いうことがよくわかった

今後南海トラフ巨大

地震による被害の発生が

考えられる今回の研修

で学んだ防災教育減災

に対する取り組みを参考

に久御山町でも防災対

策を進めたいと思う

三み

芳よし

町まち(

埼玉県)

女おな

川がわ

町ちょう(

宮城県)

防災マニュアル整備で

きめ細やかな対応

名な

取とり

市し(宮城県)

復旧復興は長い道のり

三芳町役場

女川いのちの石碑

(22)くみやま 議会だより No134

久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました

久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン

テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします

町議会では議員によ

る「第1回政策討論会」

を去る2月22日ふれあ

い交流館ゆうホールで開

催しました

政策討論会はさまざ

まな行政課題や町の進む

べき方向などについて

各議員が意見等の交換を

し議会としての共通認

識の醸成を図りかつ

議会の活性化を図るため

におこなうものです

今回は住民の皆さん

に議会への関心をもっと

持ってもらうとともに

議会活性化のひとつとし

ておこないました「10

年後の久御山町を考え

る」をメインテーマに

年々減少する人口や毎年

のように起こる自然災害

などの問題について「人

口のあり方」「防災につ

いて」をサブテーマに掲

げました

人口のあり方

少子高齢化が一段と進

み高齢人口が30を超

える

生産年齢人口減により

総合計画で設定した人

口には届かない

久御山町にとって適正

規模の人口がどうなの

かを考えるべき

10年後ではなく20年

後くらいを視野に置く

べき

久御山町に住もうとし

ても住宅がないミニ

開発や土地の用途変更

の緩和を考えるべき

住宅要望は減っている

開発は必要ない

鉄軌道がないという不

便さがある

防災について

久御山の地形や歴史を

知る必要がある

防災教育を通じた子ど

もへの意識付けや少年

消防クラブ設立を

治水対策について国

京都府との連携をとる

ことが必要

防災にもっと女性の視

点を盛り込むべき

以上のような意見がで

ました

また当日傍聴に来ら

れた皆さんからは左記

のようなご意見をいただ

きました初開催で時間

配分などスムーズにい

かないことも多々あり

今後の開催運営に課題を

残した結果となりました

次回開催時には今回

の教訓を踏まえより一

層住民の皆さんの期待と

要望に応えられる討論会

としていきたいと考えて

います

政策討論会を開催

第1回

時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)

傍聴者の意見

参加者

議 員hellip14人(全員)

傍 聴hellip20人

くみやま 議会だより No134(23)

4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大

おお

森もり

彌わたる

氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました

全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip

合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代

表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ

クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論

を通して意見交換をおこなうものです

また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから

こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり

のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります

新緑があざやかに映え

る季節となりました

さて議会では2月に

『人口のあり方について

防災について』をテーマ

に政策討論会を初めて

開催しましたまた『議

会だより130号』が

第28回町村議会広報コン

クールで見事に「表紙

フォトグランプリ賞」を

受賞しました

これからも皆さんに

親しまれ読みやすい紙

面となるよう委員一同

努力を重ねていきますの

でご愛読をお願いしま

す 編

委 員 長 

中  

大介

副委員長 

巽  

悦子

委  

員 

岩田 

芳一

委  

員 

島  

宏樹

委  

員 

塚本五三藏

委  

員 

樋口 

房次

広報特別委員会

「この作品は撮影

者の感性が見事に表

情仕草動感光線

のすべてを一枚のカッ

トに収めた素晴らしい

表紙に仕上がってい

る」と評価を受けく

みやま議会だより平成

25年5月1日号(

130)が平成25年度第

28回町村議会広報コン

クールで「表紙フォト

グランプリ賞」を初め

て受賞しました

町村議会広報コン

クールとは全国町村

議会議長会の主催で

「町村議会広報」の編

集技術向上と紙面内容

の更なる充実のため

毎年おこなわれている

ものです

今後も住民の皆さ

んに親しまれるわか

りやすい紙面づくりに

取り組んでいきます

来賓あいさつをする山田京都府知事

栄12丁目シニアク

ラブの栄楽会から誕生し

たサークル「栄楽早朝ラ

ジオ体操山ももの会」

が今年で10年目を迎えま

した

山ももの会は平成16年

6月当時栄楽会会長の

中南明光さんが発起人と

なり高齢者のふれあい

や健康維持を目的に早朝

ラジオ体操を始めました

毎日栄みどり公園で

早朝から高齢者の生きが

いづくりや閉じこもり

介護予防などを目指して

1年365日欠かさず

に取り組んでいます

ラジオ体操の普及推進

に努めているかんぽ生

命は毎年全国の団体

や個人を表彰しており

栄楽会は平成22年に「優

良団体京都府表彰」を

受賞しました

以前は栄楽会シニア

クラブサークルが中心に

活動していましたが幅

広い年代にも参加を呼び

かけようと「京都府表

彰」の受賞をきっかけに

「栄楽早朝ラジオ体操

山ももの会」と改名そ

の後毎朝のラジオ体操

を続け今回2つ目とな

る「優良団体近畿地方

表彰」の栄誉に輝きまし

た10

年前初日の参加者

は10人で4日目には半

減していましたそれで

も息の長い地道な活動は

ゆっくりと着実に広がり

いまでは近隣の宇治市

民を合わせ毎日約46

人平均年齢は75歳前後

の方々の参加があります

激しい雨天の日などを除

いて夏場は午前6時か

ら他のシーズンは午前

6時半に栄みどり公園に

集いますラジオ体操終

了後は京都フェニック

スパーク周辺を中心に

ウォーキング

8年間通い続けている

宇治市住民の91歳の男性

は「良い仲間ができて

元気をもらっています」

とニッコリ92歳の女性

は「みんなと一緒にさせ

てもらい今日の健康が

あります太陽とラジオ

体操に励まされていま

す」とほほえみます

会長の中南明光さん

は「おはようさんで始ま

り笑顔で話ができる場

それが精神や肉体の健康

維持につながっていると

思うこれからも続けて

精進していきたい」と今

後の抱負を語りました

(聞き手文 

広報特別委員会)

発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11  075(631)99960774(45)0105  075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています

表紙の「くみやま」を書いたのは

東角小学校2年生

今井 陽太くんいま い   ひな た

 題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ

もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました

 

今号は「栄楽

山ももの会」会長の

中南明光さん(栄在

住)に直撃インタ

ビューしました

高齢者に生きがいを

良い仲間ができて

元気をもらってます

太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん

Page 8: 特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員 理由は、4月からの消費税引き上げに伴う食支出が増える中、増税に反対

くみやま 議会だより No134(9)

本町は町税収入が減

少していく中で実質単

年度収支額は5年連続し

て赤字となっている

また平成25年度の決算

見込み額も財政調整基

金から約4億円を繰り入

れており6年連続して

実質単年度収支が赤字に

なることが予想される

そして平成26年度の

予算規模は過去18年間

で最も縮小した予算で

町税や地方譲与税地方

消費税交付金などの増収

が見込まれるものの歳

出規模に不足する約3億

5000万円を財政調

整基金から繰り入れてい

る臨

時対策債が平成25年

度で終わり基金繰り入

れ以外に方法がないよう

だが今の財政調整基金

残高と減少し続ける財

政調整基金についてど

のように考えているのか

平成26年度の当初予算

繰り入れ後の財政調整基

金の残高は12億8107

万7000円で災害時

や不測の事態が発生した

時の財源として積み金

をしている要素もあり

できる限り基金を確保す

ることが好ましいと考え

ている

このままでは財政調

整基金は確実に減少し

ここ数年で枯渇すること

も予測され今後の財政

運営に著しい支障をきた

すことも考えられる

本町の経常収支比率は

958となっている状

況から一般財源が確実

に不足していることは事

実でこれを解消するに

は町税などの一般財源

を増やすか歳出予算の

経常経費を削減するしか

ない

そこで第5次行政改

革大綱に掲げている項目

を実行し各種事務事

業もスクラップビルド

により厳選した住民

サービスにしていき基

金に依存しない財政基盤

を確立していくことが先

決と考えている

具体的に住民サービス

をどうしていくのか

そのことから平成26

年度の当初予算では敬

老金支給事業や産地確立

対策事業などの見直しを

した

今後も引き続きサービ

スの適正化に向け取り組

んでいく

平成22年

度に保育

所幼稚園

のあり方検

討委員会か

ら就学前

教育の一層

の充実を図

るため「0

歳児から5

歳児までの

同じ年齢の

子どもが

同じ施設で

充実した保

育教育を等しく受ける

ことが望ましい」との提

言があった

町長の施政方針では

佐山保育所のIS値が低

いことや老朽化などを

考えると佐山幼稚園との

統合も含めて急速に検討

を進めたいと述べられた

幼保一体化の今後は

町立佐山保育所は経

年劣化に加え耐震強度

問題もあり建て替えは

優先課題だと考えている

そこで新年度に新規

対策として町全体の幼

保施策のあり方と施設整

備の方向性について整理

をおこない合わせて仮

称「佐山認定こども園」

への移行を進めるための

施設基本計画として計

画条件の整理や現状施設

の把握などについて調査

をおこなっていく

また国の支援メニュー

の活用も合わせ統合と

表現した

高齢者福祉や障害者福

祉に係る経費など今後

ますますその需要が増え

ることも考えられるので

事業の優先度など検討し

また評価する中で見直し

が必要と考えている

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

基金に依存しない財政基盤が先決

A減り続けている基金の見通しは

Q

幼保一体化の今後は

仮称「佐山認定こども園」に

移行するための調査をする

A Q

公明党議員団

代表者質問

戸川

 和子

 議員

町 長

佐山保育所

(10)くみやま 議会だより No134

住街区促進ゾーンは

平成18年に策定し基礎

調査や3回のアンケート

が実施され地権者説明会

も実施した今後財源

確保も視野に入れた土地

利用が肝要であり住宅

だけでなく事業地と住宅

地が調和のとれた「土地

利用促進ゾーン」の地域

にする考えは

栄地区は本町で一番

高齢化が進み三世代で二

世帯住宅がかなえば在

宅介護自治会の活性化

と高齢化の解消や人口の

増加となる建ぺい率

調整しアンケート調査な

ど実施する

環境面において地中熱

は自然のものであり日

本中どこでも季節を問

わず天候に左右されず

安定した有力な自然エネ

ルギーで冷暖房に利用

が可能でCO2

の排出抑

制にもなる

国庫補助金も充実し財

源の活用も含め公共施

設にはこのようなクリー

ンエネルギーの活用は大

変有効である今後保

育所など本町の施設の

建替えや改修時など特

にランニングコストにお

いて大幅な電力消費量

の削減で費用対効果を

検証し導入を検討する

地中熱事業は東日本

大震災以降分散型自

立型で災害に強い特徴が

ある地中熱エネルギー

の利用効果は電力消費

量46削減CO2

排出量

は50の削減となる

日本中どこでも地中約

10m以上の深さの敷設で

冷暖房に利用が可能であ

る天候に左右されず

季節や昼夜間を問わず24

時間365日利用できる

市町村には国から策

定費用で上限1000万

円事業費で設備導入に

対し3分の2の補助金が

あるが保育所の建替時な

どで導入する考えは

容積率の変更を行政が主

体的となりいつごろ見

直すのか

住街区促進ゾーンは

社会経済情勢や町の財政

状況が大きく変わり住

宅施策だけで進めてよい

か課題もあり平成26年

からの次期総合計画の策

定時にまちづくりの方

向性を明確にし実現性

のある土地利用計画や開

発手法を検討する

栄地区は地元の合意

形成が整えば地域のより

良い住環境が整備される

のってこバスは無料

福祉タクシーに移行し

公共交通の側面を念頭に

交通弱者対策でジャンボ

タクシー型にして運行

は町内の公共施設を中心

に巡回する考えは

阪急西山天王山駅から

京阪淀駅を結ぶ路線が開

設された「阪急バス」を

まちの駅クロスピアを基

点とした近鉄大久保駅

を結ぶ新路線の誘致を図

る考えは

のってこバスの抜本的

改革は運行経費の削減

運行頻度やルートの再検

討路線バスとの役割分

担交通弱者などへの対

応の課題があり無料福

祉タクシーも含めて検討

する

阪急西山天王山駅から

京阪淀駅のルートは昨

年12月末から阪急京阪

バスが共同運行を開始し

たこの路線の運行開始

後の利用状況や採算性を

参考にしてバス会社と協

議する

ことから次期総合計画

の策定とともに地元と

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

地元と調整しアンケートを実施予定

A栄地区の建ぺい率の変更時期は

Q

補助財源を活用し導入に向け検討

A公共施設で地中熱利用の考えは

Q

無料福祉タクシーへの移行と

阪急バス新路線の誘致は

無料福祉タクシーも含め検討

採算性を参考に協議する

A Q

塚本五三藏

 議員

 風

 会

代表者質問

京阪淀駅へ発着する阪急バス

くみやま 議会だより No134(11)

現在の『久御山町都市

計画マスタープラン』は

平成27年度を目標年次と

して将来都市フレーム

を設定しているこの中

核をなす住街区促進ゾー

ンについて次期の第5

次総合計画策定の中で

再検討をしていく必要が

あると『施政方針』で述

べられたが町長はこの

マスタープランをすぐに

見直さないのか

『都市計画マスタープ

ラン』の見直しは平成

この事業をどのように活

用し周知するのか

また財源の確保の一

つとして久御山町への

企業誘致に関し具体的

にどのような目標を持っ

ているのか

この事業の周知につい

ては広報誌やホーム

施政方針で敬老金支

給事業を廃止し平成26

年度からは長寿をお祝い

する新しい事業再編をす

るとあるが町長が目指

す高齢者が憩い

えるふるさ

ととは具体的にどのよ

うなふるさとなのか

また敬老金支給事業

廃止後の新しい事業再編

をどのように考えている

のか

高齢者が憩えるふるさ

ととは疾病予防や介護

予防を積極的に進め高

齢者がいきいきと暮らす

ことができる町と考える

中長期の視点で高齢者

福祉を考え敬老金支給

事業を廃止し新たに喜

寿米寿白寿の方に対

し1万円相当最高齢の

方には3万円相当の商品

券またはギフトカタログ

等をお渡しし感謝と敬

意を表しみんなでお祝

いをしたい

敬老金廃止にかわる高

齢者対策思いやりが見

える施策が大切だ

例えば70歳以上の方に

のってこバスの無料化や

いきいきホール利用料の

無料化等高齢者に温か

い思いやりがある「元気

で長生きを推奨する町」

とすべきと考えるが町

長はどのように思うのか

提案された「のってこ

バスの無料パス」発行

いきいきホール利用料の

無料化については高齢

者福祉を推進するための

一つの手法として今後

の参考にする

ページ商工会等による

チラシの配布京都府の

企業立地担当部局や府の

宅建業協会全日本不動

産協会にも周知の協力依

頼をし利活用の広報活

動をおこなう

今後この事業をきっ

かけに産業の活性化を

図るためさらなる企業誘

致策も検討していく

て第5次総合計画の策

定業務に合わせて改定を

していく

特に住街区促進ゾー

ンは実現性のある土地

利用計画や開発手法など

を検討するとともに土

地所有者等の理解を得る

ことも必要であり慎重に

進めていきたい

平成26年4月より企

業立地マッチング促進事

業を計画されているが

26年度から2カ年をかけ

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

町 長

第5次総合計画に合わせて改訂する

A都市計画マスタープランの見直しは

Q

敬老金廃止後の事業再編とは

喜寿米寿白寿最高齢

の方にお祝いをしたい

A Q

 風

 会

代表者質問

  宏樹

 議員

質 問

久御山町都市計画マスタープラン

(12)くみやま 議会だより No134

市街化調整区域には

色々と制限もあり農業

のさまざまな問題を考え

るとき今後の土地利用

について基本的な考え

を聞きたい

また現在開発が計画

されているところは

市街化に編入する手法

と土地の売却や借地に

より事業所が可能な事業

を進める手法などがある

開発手法を明確にし

地権者の合意形成や周辺

ティティのあり方やその

創出が大事な要件である

イメージアップにつなが

土地利用者の同意を得る

中で農業関係者と十分

協議し進める必要がある

と考えている

また佐山西ノ口の府

道宇治淀線北側は次の

線引き見直しまでに市街

化区域に編入していきた

いジ

ャンクション北側に

ついては民間で開発の

動きがあり有効な土地

利用が図れるよう適切

に指導をおこない前向

きに進めていきたい

クロスピアの今後の方

向性と目指すものは

行政主導で責任の所在

が不明確な運営ではな

かったのかと思うが抜

本的改革の必要性は

今日までの運営形態も

含めてこれまでのこと

を反省し総括しながら

方向性やり方を明確に

する

また施設の管理運営

も民間活力の導入も含め

て抜本的前向きな議論

を進めていきたい

るシンボルづくりとして

KBS京都の鉄塔を活用

できないか

町制施行60周年の記念

の年に町のイメージ

アップにつながるスター

トができればと考えてい

る鉄

塔や高層ビルを情報

発信の媒体として利用し

ているケースもありこ

の鉄塔にさまざまな意味

合いを持たせ発信ツー

ルとして活用するのに興

味深いものがある

ものづくりの町として

工業のみならず農業のこ

とも象徴するような発信

もできないかと思う

各界からの機運が醸成

してくれば「まちおこ

し」から支援していきた

町の将来を考えるとき

まちの魅力アイデン

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

土地利用の基本的考えと開発計画は

開発手法を明確にし

関係者と協議して進める

A Q

町のシンボルづくりに

KBS京都の鉄塔活用は

機運が醸成すれば支援したい

A Q

クロスピアくみやまの

抜本的改革は

これまでの総括と

前向きな議論を進める

A Q

自由クラブ

代表者質問

   勉

 議員

町内にそびえ立つKBS京都のラジオ電波塔

くみやま 議会だより No134(13)

昨年9月16日に特別

警報運用開始後初となる

大雨特別警報が発表され

京都府と久御山町からあ

いついで携帯電話に緊急

速報メールが入ったそ

の後町内全域に避難勧

告が発令され緊急速報

メールで指定場所への避

難を呼びかけられた

今回の特別警報が気象

庁から発表されてから

2分後には京都府から発

表され町はその35分

後に住民に知らせたが

これらについてどのよう

に考えているのか

昨年の台風18号では

特別警報の発表後に河川

の水位の状況から避難

勧告を発令した朝方ま

だ暗く降雨の中での発表

を検証する必要があると

思うがその考えは

特別警報は携帯電話

会社3社の緊急速報メー

ルにより住民への伝達

をおこなった

また宇治川の水位上

昇に伴い午前8時に町

内全域に避難勧告を発令

したが特別警報発表時

には避難勧告を発令する

に至っていなかった

避難勧告の発令につい

ては緊急速報メールや

自治会長への電話連絡と

特別警報と避難勧告の

住民への伝達について

自治会長に配備している

防災行政無線の活用や

自治会長への伝達や情報

発信体制などその検証

はどうであったのか

情報発信体制で広範

囲に一斉に発信できる装

置としてサイレンや拡

声装置付きの防災行政無

線設備の整備が必要にな

るが住民にとって情

報の伝達は行政から命の

パスを受け取ることであ

りもう一度現在の体制

であり住民への伝達方

法や避難所の開設など

検証の中で見直していく

ところも明確にみえてき

た幸

いにして大きな被害

は免れたがこれを教訓

として防災力をさらに高

めていく必要があると肝

に銘じていきたい

広報車3台で周知した

これらを検証したとこ

ろメールについては情

報を受信できる機種が限

られていたことや広報

車による周知では聞こ

えなかったとの意見が寄

せられ車を停車させて

わかりやすく広報するよ

う改めていきたいと考え

ている

今後は電話連絡とと

もに防災行政無線でも連

絡をしホームページに

も掲載したいと考えてい

る住

民へはNHKの

データ放送やFMうじ

町ホームページにより災

害情報の収集を啓発して

いきたい

質 問

質 問

町 長

総務部長

昨年の特別警報発表時等の検証は

見直すところもみえてきた

防災力をさらに高める

A Q

災害時の警報や勧告の

伝達体制の検証は

災害情報の収集を啓発していく

A Q

内田

 孝司

 議員

ネクストくみやま

代表者質問

昨年の台風18号で増水した前川

(14)くみやま 議会だより No134

第5次行政改革につい

て聞く

町長の考える地方自治

体とは住民とは

またアウトソーシン

グ(民間委託)の推進に

ついてだがコスト削減

を目的とするならば本

来の自治体が自治体でな

くなってしまう具体的

にはどのようなことを考

えているのか

地方自治体のあり方に

ついては住民福祉の向

上を図っていく重要な役

が大前提だ

川が増水し久御山排水機

場は約6時間のあいだ排

水を停止したそのため

古川が増水し町内2カ所

で溢水があった

今回のこの事態を踏ま

え天ケ瀬ダムの毎秒1

500トン放流計画では

本町の被害はさらに大き

くなることが予測される

この天ケ瀬ダムの毎秒

1500トン放流計画に

ついての考えを聞くま

た今回の天ケ瀬ダムの

基本水量以上の放流の検

証はしたのか

天ケ瀬ダム再開発計画

についてはダムを効果

的に運用し宇治川淀

川の洪水を安全に流下さ

昨年9月の台風18号で

は毎秒1156とい

う天ケ瀬ダムの計画水量

以上の放流のため宇治

割を担っている

また住民は行政サー

ビスを受ける対象と同時

に自らが責任をもって

地方自治を運営していく

主体だまちづくりに

あっては施策などを住

民とともに考え取り組

んでいく協働パート

ナーシップがますます重

要になると考えている

アウトソーシングの推

進については具体的に

新たな業務や時期を示す

ことはできないが給食

業務についても議論しな

ければならない決して

コスト意識のみの議論で

京都ではこの12年間

で1万1029軒の事

業所が倒産廃業し全

国ワースト1非正規労

働者は4割を超え全国

ワースト3これでは

事業所経営も働く労働者

の生活も守ることができ

ない

中小企業振興基本条例

をつくり地域経済を循

環させ事業効果を上げ

ている自治体が京都府下

でもある本町でも条例

制定に向けた議論を進め

るべきだ町長の考えを

聞く

中小企業振興基本条例

の制定については町の

役割中小企業者大企

業町民の役割を明確に

する中でそれぞれに責

務を課すことになる

事業者はもとより住

民も一体となり地域経

済の活性化に取り組む機

運の高まりが大変重要で

あると考えている

これまでの中小企業施

策の堅持に努めながら

商工会と関係団体との研

究等も含めて十分調整

をしていきたいと考えて

いる

せること琵琶湖に溜め

た洪水を速やかに流すこ

とを目的に宇治川の流

量を毎秒1500にす

る計画で本町域の安全

度を高めると認識してい

る操

作方法の検証につい

ては国で現在されてい

ると聞いている

はない現実にはサービ

スが低下しないというの

質 問

質 問

質 問

副町長

町 長

町 長

住民福祉の向上の役割を担うもの

A町長にとって自治体住民とは

Q

天ケ瀬ダム秒毎

1500

放流についての考えは

本町の安全を高めるものと考える

A Q

関係団体との研究も含め調整したい

A中小企業振興条例策定に向け前進を

Q

194692

  悦子

 議員

日本共産党議員団

代表者質問

事業建設部長

久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川

くみやま 議会だより No134(15)

(16)くみやま 議会だより No134

火災発生時は消防車が

到着するまで自治会に

設置の消火栓BOXでの

初期消火の対応が必要と

なるしかし消火栓BO

Xの備品が少なく消火

範囲は40程度だまた

消火栓BOXも不足して

いる今後の対応は

次に南海トラフ大地

震等によって水道管が寸

断された場合水利確保

が困難となり防火水

槽の増設が不可欠にな

る過去に「防火水槽は

公園や公共用地への設置

などで充実に努める」と

答弁されたが防火水槽

の増設がない

なぜ防火水槽の増設が

進まないのかまた今後

の対応は

消火栓BOXの増設は

21世紀の災害に立ち向

かうのは今の子どもた

ちである災害時には

自分自身を守り相互に

助け合える力を今から育

む防災教育が本町の将

来にとって不可欠だ

行ったまた自助対応

に対する正しい知識を習

得させる意味で応急手

当等の指導も取り入れた

町内の農業形態は多種

だが認定農業者対象の

補助にはどのような制

度があるのか

また農業で安定した

生活基準を保つため一

部の若者達がグループ化

や法人化に移行し5年

10年先を考え自らが

様々な制度の情報収集に

取組まれているが現在

の補助制度とその機能

活用状況は

また新たな農業の支援

施策が必要ではないのか

地域で5年後の姿を明

確にし必要な担い手や

産地づくりの総合的計画

『京力農場プラン』を現在

学校教育として防災

教育をどのように取り入

れていくのか

新たに土曜授業の一環

で防災教育を取り入れ

地域自主防災会連合会な

どとも連携を図り訓練を

今後も地域との相互

理解を深め防災教育に

生かせる事業を取り組

んでいく

作成している

認定農業者の補助制度

には機械購入時や設備

投資や規模拡大のために

農業経営基盤強化資金や

近代化資金等の融資を受

けた農家への最長5年間

の利子補給がある

新規事業(農業振興施

策対策事業)では認定

農業者等の方が農地の集

団化等や規模拡大等で

農機械設備投資100万

円以上の農業用機械の購

入時に5万円の補助をお

こない機械購入時の負

担軽減を図り農業経営

の新たな支援につなげる

しかしこれからの事

業なので今後検証し話

を聞く中で進めて行く

更新と共に設置位置を改

めて検討していくま

た消火栓BOXの設置

は法的な設置義務がな

い消火栓の使用方法も

自治会対象の消防訓練な

どで指導普及していく

公園内に防火水槽の増

設がないのはポケット

パークや児童公園付近に

有効な消防水利があるこ

とや用地等の問題も設置

が進まない要因の一つで

ある水利不便地では

公園整備等で消火活動

上有効な消防水利の増強

を検討する

消火栓BOX

防火水槽の充実は

消防水利不便地の増強を

検討していく

A Q

多種多様な防災教育の導入は

防災教育に生かせる取り組みをする

A Q

農業への振興は

総合計画「京力農場プラン」

を作成している

きょうりょく

A Q

質 問

質 問

質 問

田口

 浩嗣

 議員

一括質問方式

一般質問

消防次長

学校教育課長

産業課長

消火栓BOX

くみやま 議会だより No134(17)

米政策では5年後に

生産調整廃止の報道があ

りその方向性が考えら

れる

産地確立対策事業は

町独自の施策であり評価

しているが補助単価の

推移は毎年減額の状況だ

今後についての見解は

米の生産調整数量の目

標を達成した農家組合に

対し転作協力金として

支出している

平成23年度より転作

面積1平方あたり3円

で総額約570万円 

平成24年度は2円で約3

90万円平成25年度は

1円で約200万円であ

る平成26年度の当初予

算案においても昨年度

と同様に計上している

しかし平成27年以降

は未定であるが継続し

て農業に取り組まれる意

欲ある農家への支援につ

いて有効な事業を検討し

ていきたい

『人農地プラン』策定

に向けた協議が進められ

るがその重点課題と今

後のスケジュールは

地域の担い手不足を解

消し持続可能な力強い

農業経営構造に転換する

ため国の『人農地プ

ラン』にものづくり

の視点を加えた府独自

の『京力農場プラン』は

集落や地域における5年

後の目指す姿を明確にし

それを基本計画に取りま

とめたものである

また本町の都市近郊

という立地条件にあった

営農のあり方や耕作放棄

地の解消新規就農をお

こないやすい環境整備

特産品等のブランド化や

6次産業の重要課題につ

いて議論をしており平

成26年度当初に取りまと

める予定である

公開事業診断の意見か

ら特産野菜の補助や耕

作放棄地対策に展開すべ

きと提案されたがどの

ように捉えているかを聞

く公

開事業診断の意見や

国の減反廃止の方向性が

出されたことを踏まえて

当面は国の制度の経営

所得安定対策交付金の活

用を図る

農業予算配布の考え方

は本町の農業振興を図

るため国や府の支援制度

を活用し必要財源の確

保に努めたい

農地集積では『人

農地プラン』の話し合い

によって農地をまとめ

て機構に貸し出す場合

集落に支払う地域集積協

力金が導入されようとし

ているこの新しい仕組

みを活用すればこれま

で乗り切れなかった課題

を解決し農地の流動化

が進むと期待している

そこでこれから管内

農業の特徴を生かした

『人農地プラン』策定の

重点課題は

特産品などのブランド化を

平成26年度にまとめる

A Q

公開事業診断の意見を

どのようにとらえているのか

国の生産調整廃止の動向を

見すえた見直しが必要だ

A Q

産地確立対策費の今後の見解は

意欲ある農家の支援と

有効な事業を検討したい

A Q質 問

質 問

質 問

河原﨑博之

 議員

一括質問方式

一般質問

産業課長

産業課長

事業建設部長

人農地プランで農地の流動化が加速する

(18)くみやま 議会だより No134

久御山ジャンクション

北側のモタレ地区は将

来の市街地検討エリアに

定められているが地権

者と企業の合意形成があ

れば開発は進められるの

か農

用地の除外が必要に

なるがそれには同等の

面積を農用地に指定する

ことが必要となり久御

山町にはそのような農地

はないのでハードルは

大変高く厳しい

農用地除外の問題は以

前から言われていたこと

であるこれまで町長と

してハードルを下げるた

めに関係機関とどのよう

な取り組みをしてきたの

か先

に地権者と企業との

コンセンサスがでてきた

時点で行政として本格

的に押せるのが基本論で

はないかと思う

で今後はそういった部

分の調査も視野に入れて

いかなければならない

内水排除を大きく阻害

している大内サイフォン

の再整備については国

や京都府に要望していな

いのか

府道八幡宇治線や府道

宇治淀線は朝夕の時間

帯で慢性的に渋滞をして

いるためバイパス機能

として東西軸の道路整備

が必要ではないか

昨年山城広域振興局

管内の自治体で組織する

部会で府道八幡宇治線

の北側に東西道路が将来

整備路線に位置付けられ

ており実現を要望して

いく

府道宇治淀線は日中

大内サイフォンを増設

すると大内川の流量が多

く前川の水が流れなくな

り宇治市や京都市に浸

かってくれと言うような

ものになるので大内サイ

フォンを増やしてくださ

いと言うことはできない

も慢性的に混んでいると

いう感覚はない

今後はより一層渋滞す

ると思っている混んで

から考えるのではなく

まちづくりを進める中で

当然検討していくべきで

はないのか

佐山にバイパスを作っ

てもまた第2岡本病院

(建設予定)のところで

渋滞ができてしまい問

題になってくると認識し

ている

内水排除の対策が進ん

でいない解決策がわか

らないなら専門家をいれ

て総合的な治水につい

ての調査検討が必要で

はないのか

これまで専門家を入れ

ての調査をしていないの

久御山ジャンクション

北側開発の課題は

農用地除外のハードルは

高く簡単ではない

A Q

大内サイフォンの再整備は

要望しないのか

宇治市や京都市に浸かって

くれと言うようなものになる

A Q

東西軸の道路整備状況は

東西道路の整備を要望している

A Q

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

中井

 孝紀

 議員

一問一答方式

一般質問

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

内水排除を阻害している大内サイフォン

くみやま 議会だより No134(19)

障害児の早期発見と成

長に合わせた一貫した指

導と教育についてである

が町は久御山学園と

いわれるものを掲げて

幼保小中一貫性の

ある教育を推進すること

をアピールしているが

障害児教育はどう取り組

むのかがいっこうに見え

ない

現状と方針について答

弁を求める

町では医師や保健師

による乳幼児健康診査事

業で気になった発達に

課題を抱える子どもにつ

いて継続的に見守り等

をおこない必要に応じ

て町療育教室への通室や

専門機関の受診等の助言

をおこなっている

平成21年度から町療育

教室発達相談員を中心に

保健師や保育士がチーム

をつくり保育所幼稚

園主に年中児を対象に

巡回相談を実施し発達

に課題を抱える子どもの

早期発見に努めている

就学前に発見された発

達に課題を抱える子ども

については保健師の

フォローや保育所幼稚

園での継続的な観察等を

実施するとともに必要

に応じて町療育教室へ

の通室を促し療育をお

こなっている

就学時には就学指導

委員会と連携をとりなが

ら適正な就学につなが

るように努めている

また今年度から新

1年生のフォロー教室と

して年8回程度教室

を使って遊びの広場の

提供や保護者の相談の

場を設けている

4月に療育教室から就

学した子供の半数以上

平均して8組程度の参加

があり保護者からは好

評を得ている

障害のある子どもの早

期発見は適切な支援につ

ながる重要な要素であり

教育委員会としても民

生部の保健師療育教室

の発達指導員と密接な連

携を図ってきている

中が連携をした中での個

人の状況について支援

していけるような形で

フォローをしていきたい

と考えている

また教育委員会とし

てはいろいろな検査

だったり調査等でも

やっているが確認でき

ないまま大人になること

がないように十分注意

を払いながら保護者並

びに関係機関と密接な連

携を図りながら特別支

援教育を進めていきたい

と考えている

また副町長を委員長

とする発達障害等検討委

員会を民生部と立ち上げ

幼児から高齢者に至るま

で障害のある方への支

援方法について検討を

おこなっている

特に久御山学園とし

ての一連した幼保小

中連携のもとでの取り組

みについては各小学校

中学校において必要な

特別支援にかかわる担任

の配置をはじめ今年度

から新たな取り組みを計

画している

一つは久御山学園と

して障害のある子ども

に対して適切な指導を

図れるように幼稚園の5

歳児並びに小学校6年生

にそれぞれの状況につ

いて移行支援シート等

を保護者の方に提出をい

ただき特に平成26年度

においては幼稚園5歳

児の保護者に対して提

出をお願いする

その内容について平

成27年度以降それぞれ

の小学校中学校へ進ん

でいかれる中で幼保小

学校教育課長

久御山学園として障害児教育は

どのように取り組むのか

移動支援シートの提出をお願いし

幼保小中が連携してフォローしたい

A Q質 問

三宅

 美子

 議員

一問一答方式

一般質問

住民福祉課長

(20)くみやま 議会だより No134

広報の一環としてICT

化を活用した取り組みを

実施している

サイボウズライブを活

用しインターネット上

で資料提供や議員間の意

見交換をおこなっている

またグーグルカレン

ダーを利用し議員およ

び議長の予定や研修等も

公表している

その他議会のフェイ

スブックページを開設し

議会活動を活発に発信し

ているICTを積極的

に取り入れ議会の「見

える化」に頑張っている

様子が伝わってきた

可児市議会の議員数は

21人で議会改革議会

関市の議員数は25人で

本会議場にタブレット端

末機「ipad」を導入

している

平成24年に議員から導

入提案がありその後

試行的におこなわれた

平成25年12月定例会で

平成15年4月に2市2

町が合併し周南市と

なった議員数30人中議

会だより編集委員は6人

で構成している「議会

だより」は年4回発行

で印刷部数が615

00部と多いにもかかわ

らずきめ細やかな編集

で大変参考になった

坂町は人口約1万3

千人の町である議会だ

よりの発行に関する違い

は定例会終了月の翌月

1日に発行している点で

ある新しい情報を新鮮

なうちに住民に届けるた

め昭和62年1月から継

続されている

編集会議は本会議と

並行し定例会の翌日か

ら約4日間9時から16

時まで会議を開くなど

タイトな日程であるが内

容も充実している決し

て早く発行することに

重点をおいている訳では

なく参考になった

また小学校の授業の

一環として児童が本会議

の傍聴をおこなっており

その時の感想文を掲載し

たり一般質問の追跡調査

議会クイズなど住民の

皆さんの声も載せるなど

の工夫は今後の本町の

広報編集の充実において

参考にしたい点である

「ペーパーでの配布は一

切なし」とされデータ

での配信のみとなった

導入経費は約119万

円で今後紙代やコピー

代などの経費削減につな

がるとのこと

反面手書きメモや新

しいアプリなどの操作方

法の習得といった課題も

あると言われていた

周し

ゅう

南なん

市し

議会

(山口県)

坂さ

町ちょう

議会

(広島県)

部数が多いにも関わら

ずきめ細やかな編集

児童の傍聴感想の掲載

など工夫が満載

サイボウズライブとは

サイボウズ株式会社が

提供している無料グ

ループウェアサービス

個人や小規模チームの

利用を想定したグ

ループスペースを複数

作成管理している

可か

児に

市し

議会

(岐阜県)

関せ

市し

議会

(岐阜県)

議会の「見える化」へ

ipad導入は紙代や

コピー代の削減になる

可児市議会

関市議会

周南市議会

坂町議会

くみやま 議会だより No134(21)

三芳町では準備情報

のない震災発生時の初期

行動について地域防災

初期行動マニュアルを策

定している

このマニュアルは町

災害対策本部の動き地

域の標準的な動き指定

避難場所となっている学

地域防災は自治安心課で

校の態勢などを明らかに

し非常時にしっかりと

連携を取るためである

また自助共助公助

の人の動き組織の動き

を時系列に掲載しどの

ように行動すればよいか

しなければならないこと

は何なのかどのような

ことが協力できるのか

一目でわかるようになっ

ている

全体像を示しながら

時間の流れとともに作成

されているので大変解

りやすいと感じた

豊島区では社会福祉

協議会主催で「あなた

の元気で地域を元気に」

のスローガンで「高齢者

元気あとおし事業」を実

施している

これは地域の老人施

設やデイサービス等の介

護保険施設で利用者の

話し相手やお茶出し食

事の配膳シーツ交換

洗濯物の整理などをおこ

なうことで自身の介護

予防とお互いに支え合う

元気な地域社会をめざす

事業である活動すると

スタンプがもらえ貯

まったスタンプ数に応

じて換金できるように

なっている(年間上限5

000円)

平成24年度末の会員数

は352人で平均還元

金額は3319円

社会参画をしたい高齢

者がまだ多くおられるの

でこの事業の周知を徹

底していく事が今の課

題とのことであった

高齢者元気あとおし事業

豊と

島しま

区く(東京都)

豊島区の「元気ポイント手帳」

防災教育のコンクー

ル『ぼうさい甲子園』で

全国一のグランプリを受

賞された宮城県女川町立

女川中学校で防災教育

について説明を受けた

佐藤先生(国語担当)

は震災によって心に傷

を負った生徒の気持ちを

短い俳句によって吐き出

させることに取り組まれ

たま

た女川中学校は①

小中学校と関係機関と

の防災体制の連携 

②防

災マニュアルの整備改

善 

③抜き打ちの避難訓

練などについてきめ細

かい対応をされていた

千年後の命を守るために

建てられた『女川いの

ちの石碑』には生徒の

俳句「夢だけは壊せな

かった大震災」

など多くの言葉

が刻まれていた

その後久御

山町から派遣さ

れている職員の

堀井敬祐さんの

激励を兼ねて石

巻市役所を訪問

し復興状況を

お聞きした

東日本大震災による大

津波によって壊滅的な被

害を受けた名取市閖ゆ

上あげ

区沿岸から1キロメー

トル以内の木造住宅は全

て流出しており住宅の

基礎だけが残った景色に

言葉を失った

当時避難場所で今は

閉鎖されている旧閖上中

学校「みなさんが気軽

に集まれる場所にした

い」と営業を再開され

た「ゆりあげ港朝市」と

復興の願いを込められた

仮店舗「閖上さいかい市

場」を視察し厳しい現

実と課題を聞いた改め

て被災地の復旧復興は

まだまだ長い道のりだと

いうことがよくわかった

今後南海トラフ巨大

地震による被害の発生が

考えられる今回の研修

で学んだ防災教育減災

に対する取り組みを参考

に久御山町でも防災対

策を進めたいと思う

三み

芳よし

町まち(

埼玉県)

女おな

川がわ

町ちょう(

宮城県)

防災マニュアル整備で

きめ細やかな対応

名な

取とり

市し(宮城県)

復旧復興は長い道のり

三芳町役場

女川いのちの石碑

(22)くみやま 議会だより No134

久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました

久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン

テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします

町議会では議員によ

る「第1回政策討論会」

を去る2月22日ふれあ

い交流館ゆうホールで開

催しました

政策討論会はさまざ

まな行政課題や町の進む

べき方向などについて

各議員が意見等の交換を

し議会としての共通認

識の醸成を図りかつ

議会の活性化を図るため

におこなうものです

今回は住民の皆さん

に議会への関心をもっと

持ってもらうとともに

議会活性化のひとつとし

ておこないました「10

年後の久御山町を考え

る」をメインテーマに

年々減少する人口や毎年

のように起こる自然災害

などの問題について「人

口のあり方」「防災につ

いて」をサブテーマに掲

げました

人口のあり方

少子高齢化が一段と進

み高齢人口が30を超

える

生産年齢人口減により

総合計画で設定した人

口には届かない

久御山町にとって適正

規模の人口がどうなの

かを考えるべき

10年後ではなく20年

後くらいを視野に置く

べき

久御山町に住もうとし

ても住宅がないミニ

開発や土地の用途変更

の緩和を考えるべき

住宅要望は減っている

開発は必要ない

鉄軌道がないという不

便さがある

防災について

久御山の地形や歴史を

知る必要がある

防災教育を通じた子ど

もへの意識付けや少年

消防クラブ設立を

治水対策について国

京都府との連携をとる

ことが必要

防災にもっと女性の視

点を盛り込むべき

以上のような意見がで

ました

また当日傍聴に来ら

れた皆さんからは左記

のようなご意見をいただ

きました初開催で時間

配分などスムーズにい

かないことも多々あり

今後の開催運営に課題を

残した結果となりました

次回開催時には今回

の教訓を踏まえより一

層住民の皆さんの期待と

要望に応えられる討論会

としていきたいと考えて

います

政策討論会を開催

第1回

時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)

傍聴者の意見

参加者

議 員hellip14人(全員)

傍 聴hellip20人

くみやま 議会だより No134(23)

4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大

おお

森もり

彌わたる

氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました

全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip

合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代

表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ

クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論

を通して意見交換をおこなうものです

また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから

こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり

のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります

新緑があざやかに映え

る季節となりました

さて議会では2月に

『人口のあり方について

防災について』をテーマ

に政策討論会を初めて

開催しましたまた『議

会だより130号』が

第28回町村議会広報コン

クールで見事に「表紙

フォトグランプリ賞」を

受賞しました

これからも皆さんに

親しまれ読みやすい紙

面となるよう委員一同

努力を重ねていきますの

でご愛読をお願いしま

す 編

委 員 長 

中  

大介

副委員長 

巽  

悦子

委  

員 

岩田 

芳一

委  

員 

島  

宏樹

委  

員 

塚本五三藏

委  

員 

樋口 

房次

広報特別委員会

「この作品は撮影

者の感性が見事に表

情仕草動感光線

のすべてを一枚のカッ

トに収めた素晴らしい

表紙に仕上がってい

る」と評価を受けく

みやま議会だより平成

25年5月1日号(

130)が平成25年度第

28回町村議会広報コン

クールで「表紙フォト

グランプリ賞」を初め

て受賞しました

町村議会広報コン

クールとは全国町村

議会議長会の主催で

「町村議会広報」の編

集技術向上と紙面内容

の更なる充実のため

毎年おこなわれている

ものです

今後も住民の皆さ

んに親しまれるわか

りやすい紙面づくりに

取り組んでいきます

来賓あいさつをする山田京都府知事

栄12丁目シニアク

ラブの栄楽会から誕生し

たサークル「栄楽早朝ラ

ジオ体操山ももの会」

が今年で10年目を迎えま

した

山ももの会は平成16年

6月当時栄楽会会長の

中南明光さんが発起人と

なり高齢者のふれあい

や健康維持を目的に早朝

ラジオ体操を始めました

毎日栄みどり公園で

早朝から高齢者の生きが

いづくりや閉じこもり

介護予防などを目指して

1年365日欠かさず

に取り組んでいます

ラジオ体操の普及推進

に努めているかんぽ生

命は毎年全国の団体

や個人を表彰しており

栄楽会は平成22年に「優

良団体京都府表彰」を

受賞しました

以前は栄楽会シニア

クラブサークルが中心に

活動していましたが幅

広い年代にも参加を呼び

かけようと「京都府表

彰」の受賞をきっかけに

「栄楽早朝ラジオ体操

山ももの会」と改名そ

の後毎朝のラジオ体操

を続け今回2つ目とな

る「優良団体近畿地方

表彰」の栄誉に輝きまし

た10

年前初日の参加者

は10人で4日目には半

減していましたそれで

も息の長い地道な活動は

ゆっくりと着実に広がり

いまでは近隣の宇治市

民を合わせ毎日約46

人平均年齢は75歳前後

の方々の参加があります

激しい雨天の日などを除

いて夏場は午前6時か

ら他のシーズンは午前

6時半に栄みどり公園に

集いますラジオ体操終

了後は京都フェニック

スパーク周辺を中心に

ウォーキング

8年間通い続けている

宇治市住民の91歳の男性

は「良い仲間ができて

元気をもらっています」

とニッコリ92歳の女性

は「みんなと一緒にさせ

てもらい今日の健康が

あります太陽とラジオ

体操に励まされていま

す」とほほえみます

会長の中南明光さん

は「おはようさんで始ま

り笑顔で話ができる場

それが精神や肉体の健康

維持につながっていると

思うこれからも続けて

精進していきたい」と今

後の抱負を語りました

(聞き手文 

広報特別委員会)

発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11  075(631)99960774(45)0105  075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています

表紙の「くみやま」を書いたのは

東角小学校2年生

今井 陽太くんいま い   ひな た

 題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ

もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました

 

今号は「栄楽

山ももの会」会長の

中南明光さん(栄在

住)に直撃インタ

ビューしました

高齢者に生きがいを

良い仲間ができて

元気をもらってます

太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん

Page 9: 特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員 理由は、4月からの消費税引き上げに伴う食支出が増える中、増税に反対

(10)くみやま 議会だより No134

住街区促進ゾーンは

平成18年に策定し基礎

調査や3回のアンケート

が実施され地権者説明会

も実施した今後財源

確保も視野に入れた土地

利用が肝要であり住宅

だけでなく事業地と住宅

地が調和のとれた「土地

利用促進ゾーン」の地域

にする考えは

栄地区は本町で一番

高齢化が進み三世代で二

世帯住宅がかなえば在

宅介護自治会の活性化

と高齢化の解消や人口の

増加となる建ぺい率

調整しアンケート調査な

ど実施する

環境面において地中熱

は自然のものであり日

本中どこでも季節を問

わず天候に左右されず

安定した有力な自然エネ

ルギーで冷暖房に利用

が可能でCO2

の排出抑

制にもなる

国庫補助金も充実し財

源の活用も含め公共施

設にはこのようなクリー

ンエネルギーの活用は大

変有効である今後保

育所など本町の施設の

建替えや改修時など特

にランニングコストにお

いて大幅な電力消費量

の削減で費用対効果を

検証し導入を検討する

地中熱事業は東日本

大震災以降分散型自

立型で災害に強い特徴が

ある地中熱エネルギー

の利用効果は電力消費

量46削減CO2

排出量

は50の削減となる

日本中どこでも地中約

10m以上の深さの敷設で

冷暖房に利用が可能であ

る天候に左右されず

季節や昼夜間を問わず24

時間365日利用できる

市町村には国から策

定費用で上限1000万

円事業費で設備導入に

対し3分の2の補助金が

あるが保育所の建替時な

どで導入する考えは

容積率の変更を行政が主

体的となりいつごろ見

直すのか

住街区促進ゾーンは

社会経済情勢や町の財政

状況が大きく変わり住

宅施策だけで進めてよい

か課題もあり平成26年

からの次期総合計画の策

定時にまちづくりの方

向性を明確にし実現性

のある土地利用計画や開

発手法を検討する

栄地区は地元の合意

形成が整えば地域のより

良い住環境が整備される

のってこバスは無料

福祉タクシーに移行し

公共交通の側面を念頭に

交通弱者対策でジャンボ

タクシー型にして運行

は町内の公共施設を中心

に巡回する考えは

阪急西山天王山駅から

京阪淀駅を結ぶ路線が開

設された「阪急バス」を

まちの駅クロスピアを基

点とした近鉄大久保駅

を結ぶ新路線の誘致を図

る考えは

のってこバスの抜本的

改革は運行経費の削減

運行頻度やルートの再検

討路線バスとの役割分

担交通弱者などへの対

応の課題があり無料福

祉タクシーも含めて検討

する

阪急西山天王山駅から

京阪淀駅のルートは昨

年12月末から阪急京阪

バスが共同運行を開始し

たこの路線の運行開始

後の利用状況や採算性を

参考にしてバス会社と協

議する

ことから次期総合計画

の策定とともに地元と

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

地元と調整しアンケートを実施予定

A栄地区の建ぺい率の変更時期は

Q

補助財源を活用し導入に向け検討

A公共施設で地中熱利用の考えは

Q

無料福祉タクシーへの移行と

阪急バス新路線の誘致は

無料福祉タクシーも含め検討

採算性を参考に協議する

A Q

塚本五三藏

 議員

 風

 会

代表者質問

京阪淀駅へ発着する阪急バス

くみやま 議会だより No134(11)

現在の『久御山町都市

計画マスタープラン』は

平成27年度を目標年次と

して将来都市フレーム

を設定しているこの中

核をなす住街区促進ゾー

ンについて次期の第5

次総合計画策定の中で

再検討をしていく必要が

あると『施政方針』で述

べられたが町長はこの

マスタープランをすぐに

見直さないのか

『都市計画マスタープ

ラン』の見直しは平成

この事業をどのように活

用し周知するのか

また財源の確保の一

つとして久御山町への

企業誘致に関し具体的

にどのような目標を持っ

ているのか

この事業の周知につい

ては広報誌やホーム

施政方針で敬老金支

給事業を廃止し平成26

年度からは長寿をお祝い

する新しい事業再編をす

るとあるが町長が目指

す高齢者が憩い

えるふるさ

ととは具体的にどのよ

うなふるさとなのか

また敬老金支給事業

廃止後の新しい事業再編

をどのように考えている

のか

高齢者が憩えるふるさ

ととは疾病予防や介護

予防を積極的に進め高

齢者がいきいきと暮らす

ことができる町と考える

中長期の視点で高齢者

福祉を考え敬老金支給

事業を廃止し新たに喜

寿米寿白寿の方に対

し1万円相当最高齢の

方には3万円相当の商品

券またはギフトカタログ

等をお渡しし感謝と敬

意を表しみんなでお祝

いをしたい

敬老金廃止にかわる高

齢者対策思いやりが見

える施策が大切だ

例えば70歳以上の方に

のってこバスの無料化や

いきいきホール利用料の

無料化等高齢者に温か

い思いやりがある「元気

で長生きを推奨する町」

とすべきと考えるが町

長はどのように思うのか

提案された「のってこ

バスの無料パス」発行

いきいきホール利用料の

無料化については高齢

者福祉を推進するための

一つの手法として今後

の参考にする

ページ商工会等による

チラシの配布京都府の

企業立地担当部局や府の

宅建業協会全日本不動

産協会にも周知の協力依

頼をし利活用の広報活

動をおこなう

今後この事業をきっ

かけに産業の活性化を

図るためさらなる企業誘

致策も検討していく

て第5次総合計画の策

定業務に合わせて改定を

していく

特に住街区促進ゾー

ンは実現性のある土地

利用計画や開発手法など

を検討するとともに土

地所有者等の理解を得る

ことも必要であり慎重に

進めていきたい

平成26年4月より企

業立地マッチング促進事

業を計画されているが

26年度から2カ年をかけ

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

町 長

第5次総合計画に合わせて改訂する

A都市計画マスタープランの見直しは

Q

敬老金廃止後の事業再編とは

喜寿米寿白寿最高齢

の方にお祝いをしたい

A Q

 風

 会

代表者質問

  宏樹

 議員

質 問

久御山町都市計画マスタープラン

(12)くみやま 議会だより No134

市街化調整区域には

色々と制限もあり農業

のさまざまな問題を考え

るとき今後の土地利用

について基本的な考え

を聞きたい

また現在開発が計画

されているところは

市街化に編入する手法

と土地の売却や借地に

より事業所が可能な事業

を進める手法などがある

開発手法を明確にし

地権者の合意形成や周辺

ティティのあり方やその

創出が大事な要件である

イメージアップにつなが

土地利用者の同意を得る

中で農業関係者と十分

協議し進める必要がある

と考えている

また佐山西ノ口の府

道宇治淀線北側は次の

線引き見直しまでに市街

化区域に編入していきた

いジ

ャンクション北側に

ついては民間で開発の

動きがあり有効な土地

利用が図れるよう適切

に指導をおこない前向

きに進めていきたい

クロスピアの今後の方

向性と目指すものは

行政主導で責任の所在

が不明確な運営ではな

かったのかと思うが抜

本的改革の必要性は

今日までの運営形態も

含めてこれまでのこと

を反省し総括しながら

方向性やり方を明確に

する

また施設の管理運営

も民間活力の導入も含め

て抜本的前向きな議論

を進めていきたい

るシンボルづくりとして

KBS京都の鉄塔を活用

できないか

町制施行60周年の記念

の年に町のイメージ

アップにつながるスター

トができればと考えてい

る鉄

塔や高層ビルを情報

発信の媒体として利用し

ているケースもありこ

の鉄塔にさまざまな意味

合いを持たせ発信ツー

ルとして活用するのに興

味深いものがある

ものづくりの町として

工業のみならず農業のこ

とも象徴するような発信

もできないかと思う

各界からの機運が醸成

してくれば「まちおこ

し」から支援していきた

町の将来を考えるとき

まちの魅力アイデン

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

土地利用の基本的考えと開発計画は

開発手法を明確にし

関係者と協議して進める

A Q

町のシンボルづくりに

KBS京都の鉄塔活用は

機運が醸成すれば支援したい

A Q

クロスピアくみやまの

抜本的改革は

これまでの総括と

前向きな議論を進める

A Q

自由クラブ

代表者質問

   勉

 議員

町内にそびえ立つKBS京都のラジオ電波塔

くみやま 議会だより No134(13)

昨年9月16日に特別

警報運用開始後初となる

大雨特別警報が発表され

京都府と久御山町からあ

いついで携帯電話に緊急

速報メールが入ったそ

の後町内全域に避難勧

告が発令され緊急速報

メールで指定場所への避

難を呼びかけられた

今回の特別警報が気象

庁から発表されてから

2分後には京都府から発

表され町はその35分

後に住民に知らせたが

これらについてどのよう

に考えているのか

昨年の台風18号では

特別警報の発表後に河川

の水位の状況から避難

勧告を発令した朝方ま

だ暗く降雨の中での発表

を検証する必要があると

思うがその考えは

特別警報は携帯電話

会社3社の緊急速報メー

ルにより住民への伝達

をおこなった

また宇治川の水位上

昇に伴い午前8時に町

内全域に避難勧告を発令

したが特別警報発表時

には避難勧告を発令する

に至っていなかった

避難勧告の発令につい

ては緊急速報メールや

自治会長への電話連絡と

特別警報と避難勧告の

住民への伝達について

自治会長に配備している

防災行政無線の活用や

自治会長への伝達や情報

発信体制などその検証

はどうであったのか

情報発信体制で広範

囲に一斉に発信できる装

置としてサイレンや拡

声装置付きの防災行政無

線設備の整備が必要にな

るが住民にとって情

報の伝達は行政から命の

パスを受け取ることであ

りもう一度現在の体制

であり住民への伝達方

法や避難所の開設など

検証の中で見直していく

ところも明確にみえてき

た幸

いにして大きな被害

は免れたがこれを教訓

として防災力をさらに高

めていく必要があると肝

に銘じていきたい

広報車3台で周知した

これらを検証したとこ

ろメールについては情

報を受信できる機種が限

られていたことや広報

車による周知では聞こ

えなかったとの意見が寄

せられ車を停車させて

わかりやすく広報するよ

う改めていきたいと考え

ている

今後は電話連絡とと

もに防災行政無線でも連

絡をしホームページに

も掲載したいと考えてい

る住

民へはNHKの

データ放送やFMうじ

町ホームページにより災

害情報の収集を啓発して

いきたい

質 問

質 問

町 長

総務部長

昨年の特別警報発表時等の検証は

見直すところもみえてきた

防災力をさらに高める

A Q

災害時の警報や勧告の

伝達体制の検証は

災害情報の収集を啓発していく

A Q

内田

 孝司

 議員

ネクストくみやま

代表者質問

昨年の台風18号で増水した前川

(14)くみやま 議会だより No134

第5次行政改革につい

て聞く

町長の考える地方自治

体とは住民とは

またアウトソーシン

グ(民間委託)の推進に

ついてだがコスト削減

を目的とするならば本

来の自治体が自治体でな

くなってしまう具体的

にはどのようなことを考

えているのか

地方自治体のあり方に

ついては住民福祉の向

上を図っていく重要な役

が大前提だ

川が増水し久御山排水機

場は約6時間のあいだ排

水を停止したそのため

古川が増水し町内2カ所

で溢水があった

今回のこの事態を踏ま

え天ケ瀬ダムの毎秒1

500トン放流計画では

本町の被害はさらに大き

くなることが予測される

この天ケ瀬ダムの毎秒

1500トン放流計画に

ついての考えを聞くま

た今回の天ケ瀬ダムの

基本水量以上の放流の検

証はしたのか

天ケ瀬ダム再開発計画

についてはダムを効果

的に運用し宇治川淀

川の洪水を安全に流下さ

昨年9月の台風18号で

は毎秒1156とい

う天ケ瀬ダムの計画水量

以上の放流のため宇治

割を担っている

また住民は行政サー

ビスを受ける対象と同時

に自らが責任をもって

地方自治を運営していく

主体だまちづくりに

あっては施策などを住

民とともに考え取り組

んでいく協働パート

ナーシップがますます重

要になると考えている

アウトソーシングの推

進については具体的に

新たな業務や時期を示す

ことはできないが給食

業務についても議論しな

ければならない決して

コスト意識のみの議論で

京都ではこの12年間

で1万1029軒の事

業所が倒産廃業し全

国ワースト1非正規労

働者は4割を超え全国

ワースト3これでは

事業所経営も働く労働者

の生活も守ることができ

ない

中小企業振興基本条例

をつくり地域経済を循

環させ事業効果を上げ

ている自治体が京都府下

でもある本町でも条例

制定に向けた議論を進め

るべきだ町長の考えを

聞く

中小企業振興基本条例

の制定については町の

役割中小企業者大企

業町民の役割を明確に

する中でそれぞれに責

務を課すことになる

事業者はもとより住

民も一体となり地域経

済の活性化に取り組む機

運の高まりが大変重要で

あると考えている

これまでの中小企業施

策の堅持に努めながら

商工会と関係団体との研

究等も含めて十分調整

をしていきたいと考えて

いる

せること琵琶湖に溜め

た洪水を速やかに流すこ

とを目的に宇治川の流

量を毎秒1500にす

る計画で本町域の安全

度を高めると認識してい

る操

作方法の検証につい

ては国で現在されてい

ると聞いている

はない現実にはサービ

スが低下しないというの

質 問

質 問

質 問

副町長

町 長

町 長

住民福祉の向上の役割を担うもの

A町長にとって自治体住民とは

Q

天ケ瀬ダム秒毎

1500

放流についての考えは

本町の安全を高めるものと考える

A Q

関係団体との研究も含め調整したい

A中小企業振興条例策定に向け前進を

Q

194692

  悦子

 議員

日本共産党議員団

代表者質問

事業建設部長

久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川

くみやま 議会だより No134(15)

(16)くみやま 議会だより No134

火災発生時は消防車が

到着するまで自治会に

設置の消火栓BOXでの

初期消火の対応が必要と

なるしかし消火栓BO

Xの備品が少なく消火

範囲は40程度だまた

消火栓BOXも不足して

いる今後の対応は

次に南海トラフ大地

震等によって水道管が寸

断された場合水利確保

が困難となり防火水

槽の増設が不可欠にな

る過去に「防火水槽は

公園や公共用地への設置

などで充実に努める」と

答弁されたが防火水槽

の増設がない

なぜ防火水槽の増設が

進まないのかまた今後

の対応は

消火栓BOXの増設は

21世紀の災害に立ち向

かうのは今の子どもた

ちである災害時には

自分自身を守り相互に

助け合える力を今から育

む防災教育が本町の将

来にとって不可欠だ

行ったまた自助対応

に対する正しい知識を習

得させる意味で応急手

当等の指導も取り入れた

町内の農業形態は多種

だが認定農業者対象の

補助にはどのような制

度があるのか

また農業で安定した

生活基準を保つため一

部の若者達がグループ化

や法人化に移行し5年

10年先を考え自らが

様々な制度の情報収集に

取組まれているが現在

の補助制度とその機能

活用状況は

また新たな農業の支援

施策が必要ではないのか

地域で5年後の姿を明

確にし必要な担い手や

産地づくりの総合的計画

『京力農場プラン』を現在

学校教育として防災

教育をどのように取り入

れていくのか

新たに土曜授業の一環

で防災教育を取り入れ

地域自主防災会連合会な

どとも連携を図り訓練を

今後も地域との相互

理解を深め防災教育に

生かせる事業を取り組

んでいく

作成している

認定農業者の補助制度

には機械購入時や設備

投資や規模拡大のために

農業経営基盤強化資金や

近代化資金等の融資を受

けた農家への最長5年間

の利子補給がある

新規事業(農業振興施

策対策事業)では認定

農業者等の方が農地の集

団化等や規模拡大等で

農機械設備投資100万

円以上の農業用機械の購

入時に5万円の補助をお

こない機械購入時の負

担軽減を図り農業経営

の新たな支援につなげる

しかしこれからの事

業なので今後検証し話

を聞く中で進めて行く

更新と共に設置位置を改

めて検討していくま

た消火栓BOXの設置

は法的な設置義務がな

い消火栓の使用方法も

自治会対象の消防訓練な

どで指導普及していく

公園内に防火水槽の増

設がないのはポケット

パークや児童公園付近に

有効な消防水利があるこ

とや用地等の問題も設置

が進まない要因の一つで

ある水利不便地では

公園整備等で消火活動

上有効な消防水利の増強

を検討する

消火栓BOX

防火水槽の充実は

消防水利不便地の増強を

検討していく

A Q

多種多様な防災教育の導入は

防災教育に生かせる取り組みをする

A Q

農業への振興は

総合計画「京力農場プラン」

を作成している

きょうりょく

A Q

質 問

質 問

質 問

田口

 浩嗣

 議員

一括質問方式

一般質問

消防次長

学校教育課長

産業課長

消火栓BOX

くみやま 議会だより No134(17)

米政策では5年後に

生産調整廃止の報道があ

りその方向性が考えら

れる

産地確立対策事業は

町独自の施策であり評価

しているが補助単価の

推移は毎年減額の状況だ

今後についての見解は

米の生産調整数量の目

標を達成した農家組合に

対し転作協力金として

支出している

平成23年度より転作

面積1平方あたり3円

で総額約570万円 

平成24年度は2円で約3

90万円平成25年度は

1円で約200万円であ

る平成26年度の当初予

算案においても昨年度

と同様に計上している

しかし平成27年以降

は未定であるが継続し

て農業に取り組まれる意

欲ある農家への支援につ

いて有効な事業を検討し

ていきたい

『人農地プラン』策定

に向けた協議が進められ

るがその重点課題と今

後のスケジュールは

地域の担い手不足を解

消し持続可能な力強い

農業経営構造に転換する

ため国の『人農地プ

ラン』にものづくり

の視点を加えた府独自

の『京力農場プラン』は

集落や地域における5年

後の目指す姿を明確にし

それを基本計画に取りま

とめたものである

また本町の都市近郊

という立地条件にあった

営農のあり方や耕作放棄

地の解消新規就農をお

こないやすい環境整備

特産品等のブランド化や

6次産業の重要課題につ

いて議論をしており平

成26年度当初に取りまと

める予定である

公開事業診断の意見か

ら特産野菜の補助や耕

作放棄地対策に展開すべ

きと提案されたがどの

ように捉えているかを聞

く公

開事業診断の意見や

国の減反廃止の方向性が

出されたことを踏まえて

当面は国の制度の経営

所得安定対策交付金の活

用を図る

農業予算配布の考え方

は本町の農業振興を図

るため国や府の支援制度

を活用し必要財源の確

保に努めたい

農地集積では『人

農地プラン』の話し合い

によって農地をまとめ

て機構に貸し出す場合

集落に支払う地域集積協

力金が導入されようとし

ているこの新しい仕組

みを活用すればこれま

で乗り切れなかった課題

を解決し農地の流動化

が進むと期待している

そこでこれから管内

農業の特徴を生かした

『人農地プラン』策定の

重点課題は

特産品などのブランド化を

平成26年度にまとめる

A Q

公開事業診断の意見を

どのようにとらえているのか

国の生産調整廃止の動向を

見すえた見直しが必要だ

A Q

産地確立対策費の今後の見解は

意欲ある農家の支援と

有効な事業を検討したい

A Q質 問

質 問

質 問

河原﨑博之

 議員

一括質問方式

一般質問

産業課長

産業課長

事業建設部長

人農地プランで農地の流動化が加速する

(18)くみやま 議会だより No134

久御山ジャンクション

北側のモタレ地区は将

来の市街地検討エリアに

定められているが地権

者と企業の合意形成があ

れば開発は進められるの

か農

用地の除外が必要に

なるがそれには同等の

面積を農用地に指定する

ことが必要となり久御

山町にはそのような農地

はないのでハードルは

大変高く厳しい

農用地除外の問題は以

前から言われていたこと

であるこれまで町長と

してハードルを下げるた

めに関係機関とどのよう

な取り組みをしてきたの

か先

に地権者と企業との

コンセンサスがでてきた

時点で行政として本格

的に押せるのが基本論で

はないかと思う

で今後はそういった部

分の調査も視野に入れて

いかなければならない

内水排除を大きく阻害

している大内サイフォン

の再整備については国

や京都府に要望していな

いのか

府道八幡宇治線や府道

宇治淀線は朝夕の時間

帯で慢性的に渋滞をして

いるためバイパス機能

として東西軸の道路整備

が必要ではないか

昨年山城広域振興局

管内の自治体で組織する

部会で府道八幡宇治線

の北側に東西道路が将来

整備路線に位置付けられ

ており実現を要望して

いく

府道宇治淀線は日中

大内サイフォンを増設

すると大内川の流量が多

く前川の水が流れなくな

り宇治市や京都市に浸

かってくれと言うような

ものになるので大内サイ

フォンを増やしてくださ

いと言うことはできない

も慢性的に混んでいると

いう感覚はない

今後はより一層渋滞す

ると思っている混んで

から考えるのではなく

まちづくりを進める中で

当然検討していくべきで

はないのか

佐山にバイパスを作っ

てもまた第2岡本病院

(建設予定)のところで

渋滞ができてしまい問

題になってくると認識し

ている

内水排除の対策が進ん

でいない解決策がわか

らないなら専門家をいれ

て総合的な治水につい

ての調査検討が必要で

はないのか

これまで専門家を入れ

ての調査をしていないの

久御山ジャンクション

北側開発の課題は

農用地除外のハードルは

高く簡単ではない

A Q

大内サイフォンの再整備は

要望しないのか

宇治市や京都市に浸かって

くれと言うようなものになる

A Q

東西軸の道路整備状況は

東西道路の整備を要望している

A Q

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

中井

 孝紀

 議員

一問一答方式

一般質問

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

内水排除を阻害している大内サイフォン

くみやま 議会だより No134(19)

障害児の早期発見と成

長に合わせた一貫した指

導と教育についてである

が町は久御山学園と

いわれるものを掲げて

幼保小中一貫性の

ある教育を推進すること

をアピールしているが

障害児教育はどう取り組

むのかがいっこうに見え

ない

現状と方針について答

弁を求める

町では医師や保健師

による乳幼児健康診査事

業で気になった発達に

課題を抱える子どもにつ

いて継続的に見守り等

をおこない必要に応じ

て町療育教室への通室や

専門機関の受診等の助言

をおこなっている

平成21年度から町療育

教室発達相談員を中心に

保健師や保育士がチーム

をつくり保育所幼稚

園主に年中児を対象に

巡回相談を実施し発達

に課題を抱える子どもの

早期発見に努めている

就学前に発見された発

達に課題を抱える子ども

については保健師の

フォローや保育所幼稚

園での継続的な観察等を

実施するとともに必要

に応じて町療育教室へ

の通室を促し療育をお

こなっている

就学時には就学指導

委員会と連携をとりなが

ら適正な就学につなが

るように努めている

また今年度から新

1年生のフォロー教室と

して年8回程度教室

を使って遊びの広場の

提供や保護者の相談の

場を設けている

4月に療育教室から就

学した子供の半数以上

平均して8組程度の参加

があり保護者からは好

評を得ている

障害のある子どもの早

期発見は適切な支援につ

ながる重要な要素であり

教育委員会としても民

生部の保健師療育教室

の発達指導員と密接な連

携を図ってきている

中が連携をした中での個

人の状況について支援

していけるような形で

フォローをしていきたい

と考えている

また教育委員会とし

てはいろいろな検査

だったり調査等でも

やっているが確認でき

ないまま大人になること

がないように十分注意

を払いながら保護者並

びに関係機関と密接な連

携を図りながら特別支

援教育を進めていきたい

と考えている

また副町長を委員長

とする発達障害等検討委

員会を民生部と立ち上げ

幼児から高齢者に至るま

で障害のある方への支

援方法について検討を

おこなっている

特に久御山学園とし

ての一連した幼保小

中連携のもとでの取り組

みについては各小学校

中学校において必要な

特別支援にかかわる担任

の配置をはじめ今年度

から新たな取り組みを計

画している

一つは久御山学園と

して障害のある子ども

に対して適切な指導を

図れるように幼稚園の5

歳児並びに小学校6年生

にそれぞれの状況につ

いて移行支援シート等

を保護者の方に提出をい

ただき特に平成26年度

においては幼稚園5歳

児の保護者に対して提

出をお願いする

その内容について平

成27年度以降それぞれ

の小学校中学校へ進ん

でいかれる中で幼保小

学校教育課長

久御山学園として障害児教育は

どのように取り組むのか

移動支援シートの提出をお願いし

幼保小中が連携してフォローしたい

A Q質 問

三宅

 美子

 議員

一問一答方式

一般質問

住民福祉課長

(20)くみやま 議会だより No134

広報の一環としてICT

化を活用した取り組みを

実施している

サイボウズライブを活

用しインターネット上

で資料提供や議員間の意

見交換をおこなっている

またグーグルカレン

ダーを利用し議員およ

び議長の予定や研修等も

公表している

その他議会のフェイ

スブックページを開設し

議会活動を活発に発信し

ているICTを積極的

に取り入れ議会の「見

える化」に頑張っている

様子が伝わってきた

可児市議会の議員数は

21人で議会改革議会

関市の議員数は25人で

本会議場にタブレット端

末機「ipad」を導入

している

平成24年に議員から導

入提案がありその後

試行的におこなわれた

平成25年12月定例会で

平成15年4月に2市2

町が合併し周南市と

なった議員数30人中議

会だより編集委員は6人

で構成している「議会

だより」は年4回発行

で印刷部数が615

00部と多いにもかかわ

らずきめ細やかな編集

で大変参考になった

坂町は人口約1万3

千人の町である議会だ

よりの発行に関する違い

は定例会終了月の翌月

1日に発行している点で

ある新しい情報を新鮮

なうちに住民に届けるた

め昭和62年1月から継

続されている

編集会議は本会議と

並行し定例会の翌日か

ら約4日間9時から16

時まで会議を開くなど

タイトな日程であるが内

容も充実している決し

て早く発行することに

重点をおいている訳では

なく参考になった

また小学校の授業の

一環として児童が本会議

の傍聴をおこなっており

その時の感想文を掲載し

たり一般質問の追跡調査

議会クイズなど住民の

皆さんの声も載せるなど

の工夫は今後の本町の

広報編集の充実において

参考にしたい点である

「ペーパーでの配布は一

切なし」とされデータ

での配信のみとなった

導入経費は約119万

円で今後紙代やコピー

代などの経費削減につな

がるとのこと

反面手書きメモや新

しいアプリなどの操作方

法の習得といった課題も

あると言われていた

周し

ゅう

南なん

市し

議会

(山口県)

坂さ

町ちょう

議会

(広島県)

部数が多いにも関わら

ずきめ細やかな編集

児童の傍聴感想の掲載

など工夫が満載

サイボウズライブとは

サイボウズ株式会社が

提供している無料グ

ループウェアサービス

個人や小規模チームの

利用を想定したグ

ループスペースを複数

作成管理している

可か

児に

市し

議会

(岐阜県)

関せ

市し

議会

(岐阜県)

議会の「見える化」へ

ipad導入は紙代や

コピー代の削減になる

可児市議会

関市議会

周南市議会

坂町議会

くみやま 議会だより No134(21)

三芳町では準備情報

のない震災発生時の初期

行動について地域防災

初期行動マニュアルを策

定している

このマニュアルは町

災害対策本部の動き地

域の標準的な動き指定

避難場所となっている学

地域防災は自治安心課で

校の態勢などを明らかに

し非常時にしっかりと

連携を取るためである

また自助共助公助

の人の動き組織の動き

を時系列に掲載しどの

ように行動すればよいか

しなければならないこと

は何なのかどのような

ことが協力できるのか

一目でわかるようになっ

ている

全体像を示しながら

時間の流れとともに作成

されているので大変解

りやすいと感じた

豊島区では社会福祉

協議会主催で「あなた

の元気で地域を元気に」

のスローガンで「高齢者

元気あとおし事業」を実

施している

これは地域の老人施

設やデイサービス等の介

護保険施設で利用者の

話し相手やお茶出し食

事の配膳シーツ交換

洗濯物の整理などをおこ

なうことで自身の介護

予防とお互いに支え合う

元気な地域社会をめざす

事業である活動すると

スタンプがもらえ貯

まったスタンプ数に応

じて換金できるように

なっている(年間上限5

000円)

平成24年度末の会員数

は352人で平均還元

金額は3319円

社会参画をしたい高齢

者がまだ多くおられるの

でこの事業の周知を徹

底していく事が今の課

題とのことであった

高齢者元気あとおし事業

豊と

島しま

区く(東京都)

豊島区の「元気ポイント手帳」

防災教育のコンクー

ル『ぼうさい甲子園』で

全国一のグランプリを受

賞された宮城県女川町立

女川中学校で防災教育

について説明を受けた

佐藤先生(国語担当)

は震災によって心に傷

を負った生徒の気持ちを

短い俳句によって吐き出

させることに取り組まれ

たま

た女川中学校は①

小中学校と関係機関と

の防災体制の連携 

②防

災マニュアルの整備改

善 

③抜き打ちの避難訓

練などについてきめ細

かい対応をされていた

千年後の命を守るために

建てられた『女川いの

ちの石碑』には生徒の

俳句「夢だけは壊せな

かった大震災」

など多くの言葉

が刻まれていた

その後久御

山町から派遣さ

れている職員の

堀井敬祐さんの

激励を兼ねて石

巻市役所を訪問

し復興状況を

お聞きした

東日本大震災による大

津波によって壊滅的な被

害を受けた名取市閖ゆ

上あげ

区沿岸から1キロメー

トル以内の木造住宅は全

て流出しており住宅の

基礎だけが残った景色に

言葉を失った

当時避難場所で今は

閉鎖されている旧閖上中

学校「みなさんが気軽

に集まれる場所にした

い」と営業を再開され

た「ゆりあげ港朝市」と

復興の願いを込められた

仮店舗「閖上さいかい市

場」を視察し厳しい現

実と課題を聞いた改め

て被災地の復旧復興は

まだまだ長い道のりだと

いうことがよくわかった

今後南海トラフ巨大

地震による被害の発生が

考えられる今回の研修

で学んだ防災教育減災

に対する取り組みを参考

に久御山町でも防災対

策を進めたいと思う

三み

芳よし

町まち(

埼玉県)

女おな

川がわ

町ちょう(

宮城県)

防災マニュアル整備で

きめ細やかな対応

名な

取とり

市し(宮城県)

復旧復興は長い道のり

三芳町役場

女川いのちの石碑

(22)くみやま 議会だより No134

久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました

久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン

テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします

町議会では議員によ

る「第1回政策討論会」

を去る2月22日ふれあ

い交流館ゆうホールで開

催しました

政策討論会はさまざ

まな行政課題や町の進む

べき方向などについて

各議員が意見等の交換を

し議会としての共通認

識の醸成を図りかつ

議会の活性化を図るため

におこなうものです

今回は住民の皆さん

に議会への関心をもっと

持ってもらうとともに

議会活性化のひとつとし

ておこないました「10

年後の久御山町を考え

る」をメインテーマに

年々減少する人口や毎年

のように起こる自然災害

などの問題について「人

口のあり方」「防災につ

いて」をサブテーマに掲

げました

人口のあり方

少子高齢化が一段と進

み高齢人口が30を超

える

生産年齢人口減により

総合計画で設定した人

口には届かない

久御山町にとって適正

規模の人口がどうなの

かを考えるべき

10年後ではなく20年

後くらいを視野に置く

べき

久御山町に住もうとし

ても住宅がないミニ

開発や土地の用途変更

の緩和を考えるべき

住宅要望は減っている

開発は必要ない

鉄軌道がないという不

便さがある

防災について

久御山の地形や歴史を

知る必要がある

防災教育を通じた子ど

もへの意識付けや少年

消防クラブ設立を

治水対策について国

京都府との連携をとる

ことが必要

防災にもっと女性の視

点を盛り込むべき

以上のような意見がで

ました

また当日傍聴に来ら

れた皆さんからは左記

のようなご意見をいただ

きました初開催で時間

配分などスムーズにい

かないことも多々あり

今後の開催運営に課題を

残した結果となりました

次回開催時には今回

の教訓を踏まえより一

層住民の皆さんの期待と

要望に応えられる討論会

としていきたいと考えて

います

政策討論会を開催

第1回

時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)

傍聴者の意見

参加者

議 員hellip14人(全員)

傍 聴hellip20人

くみやま 議会だより No134(23)

4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大

おお

森もり

彌わたる

氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました

全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip

合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代

表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ

クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論

を通して意見交換をおこなうものです

また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから

こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり

のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります

新緑があざやかに映え

る季節となりました

さて議会では2月に

『人口のあり方について

防災について』をテーマ

に政策討論会を初めて

開催しましたまた『議

会だより130号』が

第28回町村議会広報コン

クールで見事に「表紙

フォトグランプリ賞」を

受賞しました

これからも皆さんに

親しまれ読みやすい紙

面となるよう委員一同

努力を重ねていきますの

でご愛読をお願いしま

す 編

委 員 長 

中  

大介

副委員長 

巽  

悦子

委  

員 

岩田 

芳一

委  

員 

島  

宏樹

委  

員 

塚本五三藏

委  

員 

樋口 

房次

広報特別委員会

「この作品は撮影

者の感性が見事に表

情仕草動感光線

のすべてを一枚のカッ

トに収めた素晴らしい

表紙に仕上がってい

る」と評価を受けく

みやま議会だより平成

25年5月1日号(

130)が平成25年度第

28回町村議会広報コン

クールで「表紙フォト

グランプリ賞」を初め

て受賞しました

町村議会広報コン

クールとは全国町村

議会議長会の主催で

「町村議会広報」の編

集技術向上と紙面内容

の更なる充実のため

毎年おこなわれている

ものです

今後も住民の皆さ

んに親しまれるわか

りやすい紙面づくりに

取り組んでいきます

来賓あいさつをする山田京都府知事

栄12丁目シニアク

ラブの栄楽会から誕生し

たサークル「栄楽早朝ラ

ジオ体操山ももの会」

が今年で10年目を迎えま

した

山ももの会は平成16年

6月当時栄楽会会長の

中南明光さんが発起人と

なり高齢者のふれあい

や健康維持を目的に早朝

ラジオ体操を始めました

毎日栄みどり公園で

早朝から高齢者の生きが

いづくりや閉じこもり

介護予防などを目指して

1年365日欠かさず

に取り組んでいます

ラジオ体操の普及推進

に努めているかんぽ生

命は毎年全国の団体

や個人を表彰しており

栄楽会は平成22年に「優

良団体京都府表彰」を

受賞しました

以前は栄楽会シニア

クラブサークルが中心に

活動していましたが幅

広い年代にも参加を呼び

かけようと「京都府表

彰」の受賞をきっかけに

「栄楽早朝ラジオ体操

山ももの会」と改名そ

の後毎朝のラジオ体操

を続け今回2つ目とな

る「優良団体近畿地方

表彰」の栄誉に輝きまし

た10

年前初日の参加者

は10人で4日目には半

減していましたそれで

も息の長い地道な活動は

ゆっくりと着実に広がり

いまでは近隣の宇治市

民を合わせ毎日約46

人平均年齢は75歳前後

の方々の参加があります

激しい雨天の日などを除

いて夏場は午前6時か

ら他のシーズンは午前

6時半に栄みどり公園に

集いますラジオ体操終

了後は京都フェニック

スパーク周辺を中心に

ウォーキング

8年間通い続けている

宇治市住民の91歳の男性

は「良い仲間ができて

元気をもらっています」

とニッコリ92歳の女性

は「みんなと一緒にさせ

てもらい今日の健康が

あります太陽とラジオ

体操に励まされていま

す」とほほえみます

会長の中南明光さん

は「おはようさんで始ま

り笑顔で話ができる場

それが精神や肉体の健康

維持につながっていると

思うこれからも続けて

精進していきたい」と今

後の抱負を語りました

(聞き手文 

広報特別委員会)

発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11  075(631)99960774(45)0105  075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています

表紙の「くみやま」を書いたのは

東角小学校2年生

今井 陽太くんいま い   ひな た

 題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ

もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました

 

今号は「栄楽

山ももの会」会長の

中南明光さん(栄在

住)に直撃インタ

ビューしました

高齢者に生きがいを

良い仲間ができて

元気をもらってます

太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん

Page 10: 特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員 理由は、4月からの消費税引き上げに伴う食支出が増える中、増税に反対

くみやま 議会だより No134(11)

現在の『久御山町都市

計画マスタープラン』は

平成27年度を目標年次と

して将来都市フレーム

を設定しているこの中

核をなす住街区促進ゾー

ンについて次期の第5

次総合計画策定の中で

再検討をしていく必要が

あると『施政方針』で述

べられたが町長はこの

マスタープランをすぐに

見直さないのか

『都市計画マスタープ

ラン』の見直しは平成

この事業をどのように活

用し周知するのか

また財源の確保の一

つとして久御山町への

企業誘致に関し具体的

にどのような目標を持っ

ているのか

この事業の周知につい

ては広報誌やホーム

施政方針で敬老金支

給事業を廃止し平成26

年度からは長寿をお祝い

する新しい事業再編をす

るとあるが町長が目指

す高齢者が憩い

えるふるさ

ととは具体的にどのよ

うなふるさとなのか

また敬老金支給事業

廃止後の新しい事業再編

をどのように考えている

のか

高齢者が憩えるふるさ

ととは疾病予防や介護

予防を積極的に進め高

齢者がいきいきと暮らす

ことができる町と考える

中長期の視点で高齢者

福祉を考え敬老金支給

事業を廃止し新たに喜

寿米寿白寿の方に対

し1万円相当最高齢の

方には3万円相当の商品

券またはギフトカタログ

等をお渡しし感謝と敬

意を表しみんなでお祝

いをしたい

敬老金廃止にかわる高

齢者対策思いやりが見

える施策が大切だ

例えば70歳以上の方に

のってこバスの無料化や

いきいきホール利用料の

無料化等高齢者に温か

い思いやりがある「元気

で長生きを推奨する町」

とすべきと考えるが町

長はどのように思うのか

提案された「のってこ

バスの無料パス」発行

いきいきホール利用料の

無料化については高齢

者福祉を推進するための

一つの手法として今後

の参考にする

ページ商工会等による

チラシの配布京都府の

企業立地担当部局や府の

宅建業協会全日本不動

産協会にも周知の協力依

頼をし利活用の広報活

動をおこなう

今後この事業をきっ

かけに産業の活性化を

図るためさらなる企業誘

致策も検討していく

て第5次総合計画の策

定業務に合わせて改定を

していく

特に住街区促進ゾー

ンは実現性のある土地

利用計画や開発手法など

を検討するとともに土

地所有者等の理解を得る

ことも必要であり慎重に

進めていきたい

平成26年4月より企

業立地マッチング促進事

業を計画されているが

26年度から2カ年をかけ

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

町 長

第5次総合計画に合わせて改訂する

A都市計画マスタープランの見直しは

Q

敬老金廃止後の事業再編とは

喜寿米寿白寿最高齢

の方にお祝いをしたい

A Q

 風

 会

代表者質問

  宏樹

 議員

質 問

久御山町都市計画マスタープラン

(12)くみやま 議会だより No134

市街化調整区域には

色々と制限もあり農業

のさまざまな問題を考え

るとき今後の土地利用

について基本的な考え

を聞きたい

また現在開発が計画

されているところは

市街化に編入する手法

と土地の売却や借地に

より事業所が可能な事業

を進める手法などがある

開発手法を明確にし

地権者の合意形成や周辺

ティティのあり方やその

創出が大事な要件である

イメージアップにつなが

土地利用者の同意を得る

中で農業関係者と十分

協議し進める必要がある

と考えている

また佐山西ノ口の府

道宇治淀線北側は次の

線引き見直しまでに市街

化区域に編入していきた

いジ

ャンクション北側に

ついては民間で開発の

動きがあり有効な土地

利用が図れるよう適切

に指導をおこない前向

きに進めていきたい

クロスピアの今後の方

向性と目指すものは

行政主導で責任の所在

が不明確な運営ではな

かったのかと思うが抜

本的改革の必要性は

今日までの運営形態も

含めてこれまでのこと

を反省し総括しながら

方向性やり方を明確に

する

また施設の管理運営

も民間活力の導入も含め

て抜本的前向きな議論

を進めていきたい

るシンボルづくりとして

KBS京都の鉄塔を活用

できないか

町制施行60周年の記念

の年に町のイメージ

アップにつながるスター

トができればと考えてい

る鉄

塔や高層ビルを情報

発信の媒体として利用し

ているケースもありこ

の鉄塔にさまざまな意味

合いを持たせ発信ツー

ルとして活用するのに興

味深いものがある

ものづくりの町として

工業のみならず農業のこ

とも象徴するような発信

もできないかと思う

各界からの機運が醸成

してくれば「まちおこ

し」から支援していきた

町の将来を考えるとき

まちの魅力アイデン

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

土地利用の基本的考えと開発計画は

開発手法を明確にし

関係者と協議して進める

A Q

町のシンボルづくりに

KBS京都の鉄塔活用は

機運が醸成すれば支援したい

A Q

クロスピアくみやまの

抜本的改革は

これまでの総括と

前向きな議論を進める

A Q

自由クラブ

代表者質問

   勉

 議員

町内にそびえ立つKBS京都のラジオ電波塔

くみやま 議会だより No134(13)

昨年9月16日に特別

警報運用開始後初となる

大雨特別警報が発表され

京都府と久御山町からあ

いついで携帯電話に緊急

速報メールが入ったそ

の後町内全域に避難勧

告が発令され緊急速報

メールで指定場所への避

難を呼びかけられた

今回の特別警報が気象

庁から発表されてから

2分後には京都府から発

表され町はその35分

後に住民に知らせたが

これらについてどのよう

に考えているのか

昨年の台風18号では

特別警報の発表後に河川

の水位の状況から避難

勧告を発令した朝方ま

だ暗く降雨の中での発表

を検証する必要があると

思うがその考えは

特別警報は携帯電話

会社3社の緊急速報メー

ルにより住民への伝達

をおこなった

また宇治川の水位上

昇に伴い午前8時に町

内全域に避難勧告を発令

したが特別警報発表時

には避難勧告を発令する

に至っていなかった

避難勧告の発令につい

ては緊急速報メールや

自治会長への電話連絡と

特別警報と避難勧告の

住民への伝達について

自治会長に配備している

防災行政無線の活用や

自治会長への伝達や情報

発信体制などその検証

はどうであったのか

情報発信体制で広範

囲に一斉に発信できる装

置としてサイレンや拡

声装置付きの防災行政無

線設備の整備が必要にな

るが住民にとって情

報の伝達は行政から命の

パスを受け取ることであ

りもう一度現在の体制

であり住民への伝達方

法や避難所の開設など

検証の中で見直していく

ところも明確にみえてき

た幸

いにして大きな被害

は免れたがこれを教訓

として防災力をさらに高

めていく必要があると肝

に銘じていきたい

広報車3台で周知した

これらを検証したとこ

ろメールについては情

報を受信できる機種が限

られていたことや広報

車による周知では聞こ

えなかったとの意見が寄

せられ車を停車させて

わかりやすく広報するよ

う改めていきたいと考え

ている

今後は電話連絡とと

もに防災行政無線でも連

絡をしホームページに

も掲載したいと考えてい

る住

民へはNHKの

データ放送やFMうじ

町ホームページにより災

害情報の収集を啓発して

いきたい

質 問

質 問

町 長

総務部長

昨年の特別警報発表時等の検証は

見直すところもみえてきた

防災力をさらに高める

A Q

災害時の警報や勧告の

伝達体制の検証は

災害情報の収集を啓発していく

A Q

内田

 孝司

 議員

ネクストくみやま

代表者質問

昨年の台風18号で増水した前川

(14)くみやま 議会だより No134

第5次行政改革につい

て聞く

町長の考える地方自治

体とは住民とは

またアウトソーシン

グ(民間委託)の推進に

ついてだがコスト削減

を目的とするならば本

来の自治体が自治体でな

くなってしまう具体的

にはどのようなことを考

えているのか

地方自治体のあり方に

ついては住民福祉の向

上を図っていく重要な役

が大前提だ

川が増水し久御山排水機

場は約6時間のあいだ排

水を停止したそのため

古川が増水し町内2カ所

で溢水があった

今回のこの事態を踏ま

え天ケ瀬ダムの毎秒1

500トン放流計画では

本町の被害はさらに大き

くなることが予測される

この天ケ瀬ダムの毎秒

1500トン放流計画に

ついての考えを聞くま

た今回の天ケ瀬ダムの

基本水量以上の放流の検

証はしたのか

天ケ瀬ダム再開発計画

についてはダムを効果

的に運用し宇治川淀

川の洪水を安全に流下さ

昨年9月の台風18号で

は毎秒1156とい

う天ケ瀬ダムの計画水量

以上の放流のため宇治

割を担っている

また住民は行政サー

ビスを受ける対象と同時

に自らが責任をもって

地方自治を運営していく

主体だまちづくりに

あっては施策などを住

民とともに考え取り組

んでいく協働パート

ナーシップがますます重

要になると考えている

アウトソーシングの推

進については具体的に

新たな業務や時期を示す

ことはできないが給食

業務についても議論しな

ければならない決して

コスト意識のみの議論で

京都ではこの12年間

で1万1029軒の事

業所が倒産廃業し全

国ワースト1非正規労

働者は4割を超え全国

ワースト3これでは

事業所経営も働く労働者

の生活も守ることができ

ない

中小企業振興基本条例

をつくり地域経済を循

環させ事業効果を上げ

ている自治体が京都府下

でもある本町でも条例

制定に向けた議論を進め

るべきだ町長の考えを

聞く

中小企業振興基本条例

の制定については町の

役割中小企業者大企

業町民の役割を明確に

する中でそれぞれに責

務を課すことになる

事業者はもとより住

民も一体となり地域経

済の活性化に取り組む機

運の高まりが大変重要で

あると考えている

これまでの中小企業施

策の堅持に努めながら

商工会と関係団体との研

究等も含めて十分調整

をしていきたいと考えて

いる

せること琵琶湖に溜め

た洪水を速やかに流すこ

とを目的に宇治川の流

量を毎秒1500にす

る計画で本町域の安全

度を高めると認識してい

る操

作方法の検証につい

ては国で現在されてい

ると聞いている

はない現実にはサービ

スが低下しないというの

質 問

質 問

質 問

副町長

町 長

町 長

住民福祉の向上の役割を担うもの

A町長にとって自治体住民とは

Q

天ケ瀬ダム秒毎

1500

放流についての考えは

本町の安全を高めるものと考える

A Q

関係団体との研究も含め調整したい

A中小企業振興条例策定に向け前進を

Q

194692

  悦子

 議員

日本共産党議員団

代表者質問

事業建設部長

久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川

くみやま 議会だより No134(15)

(16)くみやま 議会だより No134

火災発生時は消防車が

到着するまで自治会に

設置の消火栓BOXでの

初期消火の対応が必要と

なるしかし消火栓BO

Xの備品が少なく消火

範囲は40程度だまた

消火栓BOXも不足して

いる今後の対応は

次に南海トラフ大地

震等によって水道管が寸

断された場合水利確保

が困難となり防火水

槽の増設が不可欠にな

る過去に「防火水槽は

公園や公共用地への設置

などで充実に努める」と

答弁されたが防火水槽

の増設がない

なぜ防火水槽の増設が

進まないのかまた今後

の対応は

消火栓BOXの増設は

21世紀の災害に立ち向

かうのは今の子どもた

ちである災害時には

自分自身を守り相互に

助け合える力を今から育

む防災教育が本町の将

来にとって不可欠だ

行ったまた自助対応

に対する正しい知識を習

得させる意味で応急手

当等の指導も取り入れた

町内の農業形態は多種

だが認定農業者対象の

補助にはどのような制

度があるのか

また農業で安定した

生活基準を保つため一

部の若者達がグループ化

や法人化に移行し5年

10年先を考え自らが

様々な制度の情報収集に

取組まれているが現在

の補助制度とその機能

活用状況は

また新たな農業の支援

施策が必要ではないのか

地域で5年後の姿を明

確にし必要な担い手や

産地づくりの総合的計画

『京力農場プラン』を現在

学校教育として防災

教育をどのように取り入

れていくのか

新たに土曜授業の一環

で防災教育を取り入れ

地域自主防災会連合会な

どとも連携を図り訓練を

今後も地域との相互

理解を深め防災教育に

生かせる事業を取り組

んでいく

作成している

認定農業者の補助制度

には機械購入時や設備

投資や規模拡大のために

農業経営基盤強化資金や

近代化資金等の融資を受

けた農家への最長5年間

の利子補給がある

新規事業(農業振興施

策対策事業)では認定

農業者等の方が農地の集

団化等や規模拡大等で

農機械設備投資100万

円以上の農業用機械の購

入時に5万円の補助をお

こない機械購入時の負

担軽減を図り農業経営

の新たな支援につなげる

しかしこれからの事

業なので今後検証し話

を聞く中で進めて行く

更新と共に設置位置を改

めて検討していくま

た消火栓BOXの設置

は法的な設置義務がな

い消火栓の使用方法も

自治会対象の消防訓練な

どで指導普及していく

公園内に防火水槽の増

設がないのはポケット

パークや児童公園付近に

有効な消防水利があるこ

とや用地等の問題も設置

が進まない要因の一つで

ある水利不便地では

公園整備等で消火活動

上有効な消防水利の増強

を検討する

消火栓BOX

防火水槽の充実は

消防水利不便地の増強を

検討していく

A Q

多種多様な防災教育の導入は

防災教育に生かせる取り組みをする

A Q

農業への振興は

総合計画「京力農場プラン」

を作成している

きょうりょく

A Q

質 問

質 問

質 問

田口

 浩嗣

 議員

一括質問方式

一般質問

消防次長

学校教育課長

産業課長

消火栓BOX

くみやま 議会だより No134(17)

米政策では5年後に

生産調整廃止の報道があ

りその方向性が考えら

れる

産地確立対策事業は

町独自の施策であり評価

しているが補助単価の

推移は毎年減額の状況だ

今後についての見解は

米の生産調整数量の目

標を達成した農家組合に

対し転作協力金として

支出している

平成23年度より転作

面積1平方あたり3円

で総額約570万円 

平成24年度は2円で約3

90万円平成25年度は

1円で約200万円であ

る平成26年度の当初予

算案においても昨年度

と同様に計上している

しかし平成27年以降

は未定であるが継続し

て農業に取り組まれる意

欲ある農家への支援につ

いて有効な事業を検討し

ていきたい

『人農地プラン』策定

に向けた協議が進められ

るがその重点課題と今

後のスケジュールは

地域の担い手不足を解

消し持続可能な力強い

農業経営構造に転換する

ため国の『人農地プ

ラン』にものづくり

の視点を加えた府独自

の『京力農場プラン』は

集落や地域における5年

後の目指す姿を明確にし

それを基本計画に取りま

とめたものである

また本町の都市近郊

という立地条件にあった

営農のあり方や耕作放棄

地の解消新規就農をお

こないやすい環境整備

特産品等のブランド化や

6次産業の重要課題につ

いて議論をしており平

成26年度当初に取りまと

める予定である

公開事業診断の意見か

ら特産野菜の補助や耕

作放棄地対策に展開すべ

きと提案されたがどの

ように捉えているかを聞

く公

開事業診断の意見や

国の減反廃止の方向性が

出されたことを踏まえて

当面は国の制度の経営

所得安定対策交付金の活

用を図る

農業予算配布の考え方

は本町の農業振興を図

るため国や府の支援制度

を活用し必要財源の確

保に努めたい

農地集積では『人

農地プラン』の話し合い

によって農地をまとめ

て機構に貸し出す場合

集落に支払う地域集積協

力金が導入されようとし

ているこの新しい仕組

みを活用すればこれま

で乗り切れなかった課題

を解決し農地の流動化

が進むと期待している

そこでこれから管内

農業の特徴を生かした

『人農地プラン』策定の

重点課題は

特産品などのブランド化を

平成26年度にまとめる

A Q

公開事業診断の意見を

どのようにとらえているのか

国の生産調整廃止の動向を

見すえた見直しが必要だ

A Q

産地確立対策費の今後の見解は

意欲ある農家の支援と

有効な事業を検討したい

A Q質 問

質 問

質 問

河原﨑博之

 議員

一括質問方式

一般質問

産業課長

産業課長

事業建設部長

人農地プランで農地の流動化が加速する

(18)くみやま 議会だより No134

久御山ジャンクション

北側のモタレ地区は将

来の市街地検討エリアに

定められているが地権

者と企業の合意形成があ

れば開発は進められるの

か農

用地の除外が必要に

なるがそれには同等の

面積を農用地に指定する

ことが必要となり久御

山町にはそのような農地

はないのでハードルは

大変高く厳しい

農用地除外の問題は以

前から言われていたこと

であるこれまで町長と

してハードルを下げるた

めに関係機関とどのよう

な取り組みをしてきたの

か先

に地権者と企業との

コンセンサスがでてきた

時点で行政として本格

的に押せるのが基本論で

はないかと思う

で今後はそういった部

分の調査も視野に入れて

いかなければならない

内水排除を大きく阻害

している大内サイフォン

の再整備については国

や京都府に要望していな

いのか

府道八幡宇治線や府道

宇治淀線は朝夕の時間

帯で慢性的に渋滞をして

いるためバイパス機能

として東西軸の道路整備

が必要ではないか

昨年山城広域振興局

管内の自治体で組織する

部会で府道八幡宇治線

の北側に東西道路が将来

整備路線に位置付けられ

ており実現を要望して

いく

府道宇治淀線は日中

大内サイフォンを増設

すると大内川の流量が多

く前川の水が流れなくな

り宇治市や京都市に浸

かってくれと言うような

ものになるので大内サイ

フォンを増やしてくださ

いと言うことはできない

も慢性的に混んでいると

いう感覚はない

今後はより一層渋滞す

ると思っている混んで

から考えるのではなく

まちづくりを進める中で

当然検討していくべきで

はないのか

佐山にバイパスを作っ

てもまた第2岡本病院

(建設予定)のところで

渋滞ができてしまい問

題になってくると認識し

ている

内水排除の対策が進ん

でいない解決策がわか

らないなら専門家をいれ

て総合的な治水につい

ての調査検討が必要で

はないのか

これまで専門家を入れ

ての調査をしていないの

久御山ジャンクション

北側開発の課題は

農用地除外のハードルは

高く簡単ではない

A Q

大内サイフォンの再整備は

要望しないのか

宇治市や京都市に浸かって

くれと言うようなものになる

A Q

東西軸の道路整備状況は

東西道路の整備を要望している

A Q

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

中井

 孝紀

 議員

一問一答方式

一般質問

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

内水排除を阻害している大内サイフォン

くみやま 議会だより No134(19)

障害児の早期発見と成

長に合わせた一貫した指

導と教育についてである

が町は久御山学園と

いわれるものを掲げて

幼保小中一貫性の

ある教育を推進すること

をアピールしているが

障害児教育はどう取り組

むのかがいっこうに見え

ない

現状と方針について答

弁を求める

町では医師や保健師

による乳幼児健康診査事

業で気になった発達に

課題を抱える子どもにつ

いて継続的に見守り等

をおこない必要に応じ

て町療育教室への通室や

専門機関の受診等の助言

をおこなっている

平成21年度から町療育

教室発達相談員を中心に

保健師や保育士がチーム

をつくり保育所幼稚

園主に年中児を対象に

巡回相談を実施し発達

に課題を抱える子どもの

早期発見に努めている

就学前に発見された発

達に課題を抱える子ども

については保健師の

フォローや保育所幼稚

園での継続的な観察等を

実施するとともに必要

に応じて町療育教室へ

の通室を促し療育をお

こなっている

就学時には就学指導

委員会と連携をとりなが

ら適正な就学につなが

るように努めている

また今年度から新

1年生のフォロー教室と

して年8回程度教室

を使って遊びの広場の

提供や保護者の相談の

場を設けている

4月に療育教室から就

学した子供の半数以上

平均して8組程度の参加

があり保護者からは好

評を得ている

障害のある子どもの早

期発見は適切な支援につ

ながる重要な要素であり

教育委員会としても民

生部の保健師療育教室

の発達指導員と密接な連

携を図ってきている

中が連携をした中での個

人の状況について支援

していけるような形で

フォローをしていきたい

と考えている

また教育委員会とし

てはいろいろな検査

だったり調査等でも

やっているが確認でき

ないまま大人になること

がないように十分注意

を払いながら保護者並

びに関係機関と密接な連

携を図りながら特別支

援教育を進めていきたい

と考えている

また副町長を委員長

とする発達障害等検討委

員会を民生部と立ち上げ

幼児から高齢者に至るま

で障害のある方への支

援方法について検討を

おこなっている

特に久御山学園とし

ての一連した幼保小

中連携のもとでの取り組

みについては各小学校

中学校において必要な

特別支援にかかわる担任

の配置をはじめ今年度

から新たな取り組みを計

画している

一つは久御山学園と

して障害のある子ども

に対して適切な指導を

図れるように幼稚園の5

歳児並びに小学校6年生

にそれぞれの状況につ

いて移行支援シート等

を保護者の方に提出をい

ただき特に平成26年度

においては幼稚園5歳

児の保護者に対して提

出をお願いする

その内容について平

成27年度以降それぞれ

の小学校中学校へ進ん

でいかれる中で幼保小

学校教育課長

久御山学園として障害児教育は

どのように取り組むのか

移動支援シートの提出をお願いし

幼保小中が連携してフォローしたい

A Q質 問

三宅

 美子

 議員

一問一答方式

一般質問

住民福祉課長

(20)くみやま 議会だより No134

広報の一環としてICT

化を活用した取り組みを

実施している

サイボウズライブを活

用しインターネット上

で資料提供や議員間の意

見交換をおこなっている

またグーグルカレン

ダーを利用し議員およ

び議長の予定や研修等も

公表している

その他議会のフェイ

スブックページを開設し

議会活動を活発に発信し

ているICTを積極的

に取り入れ議会の「見

える化」に頑張っている

様子が伝わってきた

可児市議会の議員数は

21人で議会改革議会

関市の議員数は25人で

本会議場にタブレット端

末機「ipad」を導入

している

平成24年に議員から導

入提案がありその後

試行的におこなわれた

平成25年12月定例会で

平成15年4月に2市2

町が合併し周南市と

なった議員数30人中議

会だより編集委員は6人

で構成している「議会

だより」は年4回発行

で印刷部数が615

00部と多いにもかかわ

らずきめ細やかな編集

で大変参考になった

坂町は人口約1万3

千人の町である議会だ

よりの発行に関する違い

は定例会終了月の翌月

1日に発行している点で

ある新しい情報を新鮮

なうちに住民に届けるた

め昭和62年1月から継

続されている

編集会議は本会議と

並行し定例会の翌日か

ら約4日間9時から16

時まで会議を開くなど

タイトな日程であるが内

容も充実している決し

て早く発行することに

重点をおいている訳では

なく参考になった

また小学校の授業の

一環として児童が本会議

の傍聴をおこなっており

その時の感想文を掲載し

たり一般質問の追跡調査

議会クイズなど住民の

皆さんの声も載せるなど

の工夫は今後の本町の

広報編集の充実において

参考にしたい点である

「ペーパーでの配布は一

切なし」とされデータ

での配信のみとなった

導入経費は約119万

円で今後紙代やコピー

代などの経費削減につな

がるとのこと

反面手書きメモや新

しいアプリなどの操作方

法の習得といった課題も

あると言われていた

周し

ゅう

南なん

市し

議会

(山口県)

坂さ

町ちょう

議会

(広島県)

部数が多いにも関わら

ずきめ細やかな編集

児童の傍聴感想の掲載

など工夫が満載

サイボウズライブとは

サイボウズ株式会社が

提供している無料グ

ループウェアサービス

個人や小規模チームの

利用を想定したグ

ループスペースを複数

作成管理している

可か

児に

市し

議会

(岐阜県)

関せ

市し

議会

(岐阜県)

議会の「見える化」へ

ipad導入は紙代や

コピー代の削減になる

可児市議会

関市議会

周南市議会

坂町議会

くみやま 議会だより No134(21)

三芳町では準備情報

のない震災発生時の初期

行動について地域防災

初期行動マニュアルを策

定している

このマニュアルは町

災害対策本部の動き地

域の標準的な動き指定

避難場所となっている学

地域防災は自治安心課で

校の態勢などを明らかに

し非常時にしっかりと

連携を取るためである

また自助共助公助

の人の動き組織の動き

を時系列に掲載しどの

ように行動すればよいか

しなければならないこと

は何なのかどのような

ことが協力できるのか

一目でわかるようになっ

ている

全体像を示しながら

時間の流れとともに作成

されているので大変解

りやすいと感じた

豊島区では社会福祉

協議会主催で「あなた

の元気で地域を元気に」

のスローガンで「高齢者

元気あとおし事業」を実

施している

これは地域の老人施

設やデイサービス等の介

護保険施設で利用者の

話し相手やお茶出し食

事の配膳シーツ交換

洗濯物の整理などをおこ

なうことで自身の介護

予防とお互いに支え合う

元気な地域社会をめざす

事業である活動すると

スタンプがもらえ貯

まったスタンプ数に応

じて換金できるように

なっている(年間上限5

000円)

平成24年度末の会員数

は352人で平均還元

金額は3319円

社会参画をしたい高齢

者がまだ多くおられるの

でこの事業の周知を徹

底していく事が今の課

題とのことであった

高齢者元気あとおし事業

豊と

島しま

区く(東京都)

豊島区の「元気ポイント手帳」

防災教育のコンクー

ル『ぼうさい甲子園』で

全国一のグランプリを受

賞された宮城県女川町立

女川中学校で防災教育

について説明を受けた

佐藤先生(国語担当)

は震災によって心に傷

を負った生徒の気持ちを

短い俳句によって吐き出

させることに取り組まれ

たま

た女川中学校は①

小中学校と関係機関と

の防災体制の連携 

②防

災マニュアルの整備改

善 

③抜き打ちの避難訓

練などについてきめ細

かい対応をされていた

千年後の命を守るために

建てられた『女川いの

ちの石碑』には生徒の

俳句「夢だけは壊せな

かった大震災」

など多くの言葉

が刻まれていた

その後久御

山町から派遣さ

れている職員の

堀井敬祐さんの

激励を兼ねて石

巻市役所を訪問

し復興状況を

お聞きした

東日本大震災による大

津波によって壊滅的な被

害を受けた名取市閖ゆ

上あげ

区沿岸から1キロメー

トル以内の木造住宅は全

て流出しており住宅の

基礎だけが残った景色に

言葉を失った

当時避難場所で今は

閉鎖されている旧閖上中

学校「みなさんが気軽

に集まれる場所にした

い」と営業を再開され

た「ゆりあげ港朝市」と

復興の願いを込められた

仮店舗「閖上さいかい市

場」を視察し厳しい現

実と課題を聞いた改め

て被災地の復旧復興は

まだまだ長い道のりだと

いうことがよくわかった

今後南海トラフ巨大

地震による被害の発生が

考えられる今回の研修

で学んだ防災教育減災

に対する取り組みを参考

に久御山町でも防災対

策を進めたいと思う

三み

芳よし

町まち(

埼玉県)

女おな

川がわ

町ちょう(

宮城県)

防災マニュアル整備で

きめ細やかな対応

名な

取とり

市し(宮城県)

復旧復興は長い道のり

三芳町役場

女川いのちの石碑

(22)くみやま 議会だより No134

久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました

久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン

テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします

町議会では議員によ

る「第1回政策討論会」

を去る2月22日ふれあ

い交流館ゆうホールで開

催しました

政策討論会はさまざ

まな行政課題や町の進む

べき方向などについて

各議員が意見等の交換を

し議会としての共通認

識の醸成を図りかつ

議会の活性化を図るため

におこなうものです

今回は住民の皆さん

に議会への関心をもっと

持ってもらうとともに

議会活性化のひとつとし

ておこないました「10

年後の久御山町を考え

る」をメインテーマに

年々減少する人口や毎年

のように起こる自然災害

などの問題について「人

口のあり方」「防災につ

いて」をサブテーマに掲

げました

人口のあり方

少子高齢化が一段と進

み高齢人口が30を超

える

生産年齢人口減により

総合計画で設定した人

口には届かない

久御山町にとって適正

規模の人口がどうなの

かを考えるべき

10年後ではなく20年

後くらいを視野に置く

べき

久御山町に住もうとし

ても住宅がないミニ

開発や土地の用途変更

の緩和を考えるべき

住宅要望は減っている

開発は必要ない

鉄軌道がないという不

便さがある

防災について

久御山の地形や歴史を

知る必要がある

防災教育を通じた子ど

もへの意識付けや少年

消防クラブ設立を

治水対策について国

京都府との連携をとる

ことが必要

防災にもっと女性の視

点を盛り込むべき

以上のような意見がで

ました

また当日傍聴に来ら

れた皆さんからは左記

のようなご意見をいただ

きました初開催で時間

配分などスムーズにい

かないことも多々あり

今後の開催運営に課題を

残した結果となりました

次回開催時には今回

の教訓を踏まえより一

層住民の皆さんの期待と

要望に応えられる討論会

としていきたいと考えて

います

政策討論会を開催

第1回

時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)

傍聴者の意見

参加者

議 員hellip14人(全員)

傍 聴hellip20人

くみやま 議会だより No134(23)

4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大

おお

森もり

彌わたる

氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました

全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip

合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代

表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ

クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論

を通して意見交換をおこなうものです

また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから

こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり

のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります

新緑があざやかに映え

る季節となりました

さて議会では2月に

『人口のあり方について

防災について』をテーマ

に政策討論会を初めて

開催しましたまた『議

会だより130号』が

第28回町村議会広報コン

クールで見事に「表紙

フォトグランプリ賞」を

受賞しました

これからも皆さんに

親しまれ読みやすい紙

面となるよう委員一同

努力を重ねていきますの

でご愛読をお願いしま

す 編

委 員 長 

中  

大介

副委員長 

巽  

悦子

委  

員 

岩田 

芳一

委  

員 

島  

宏樹

委  

員 

塚本五三藏

委  

員 

樋口 

房次

広報特別委員会

「この作品は撮影

者の感性が見事に表

情仕草動感光線

のすべてを一枚のカッ

トに収めた素晴らしい

表紙に仕上がってい

る」と評価を受けく

みやま議会だより平成

25年5月1日号(

130)が平成25年度第

28回町村議会広報コン

クールで「表紙フォト

グランプリ賞」を初め

て受賞しました

町村議会広報コン

クールとは全国町村

議会議長会の主催で

「町村議会広報」の編

集技術向上と紙面内容

の更なる充実のため

毎年おこなわれている

ものです

今後も住民の皆さ

んに親しまれるわか

りやすい紙面づくりに

取り組んでいきます

来賓あいさつをする山田京都府知事

栄12丁目シニアク

ラブの栄楽会から誕生し

たサークル「栄楽早朝ラ

ジオ体操山ももの会」

が今年で10年目を迎えま

した

山ももの会は平成16年

6月当時栄楽会会長の

中南明光さんが発起人と

なり高齢者のふれあい

や健康維持を目的に早朝

ラジオ体操を始めました

毎日栄みどり公園で

早朝から高齢者の生きが

いづくりや閉じこもり

介護予防などを目指して

1年365日欠かさず

に取り組んでいます

ラジオ体操の普及推進

に努めているかんぽ生

命は毎年全国の団体

や個人を表彰しており

栄楽会は平成22年に「優

良団体京都府表彰」を

受賞しました

以前は栄楽会シニア

クラブサークルが中心に

活動していましたが幅

広い年代にも参加を呼び

かけようと「京都府表

彰」の受賞をきっかけに

「栄楽早朝ラジオ体操

山ももの会」と改名そ

の後毎朝のラジオ体操

を続け今回2つ目とな

る「優良団体近畿地方

表彰」の栄誉に輝きまし

た10

年前初日の参加者

は10人で4日目には半

減していましたそれで

も息の長い地道な活動は

ゆっくりと着実に広がり

いまでは近隣の宇治市

民を合わせ毎日約46

人平均年齢は75歳前後

の方々の参加があります

激しい雨天の日などを除

いて夏場は午前6時か

ら他のシーズンは午前

6時半に栄みどり公園に

集いますラジオ体操終

了後は京都フェニック

スパーク周辺を中心に

ウォーキング

8年間通い続けている

宇治市住民の91歳の男性

は「良い仲間ができて

元気をもらっています」

とニッコリ92歳の女性

は「みんなと一緒にさせ

てもらい今日の健康が

あります太陽とラジオ

体操に励まされていま

す」とほほえみます

会長の中南明光さん

は「おはようさんで始ま

り笑顔で話ができる場

それが精神や肉体の健康

維持につながっていると

思うこれからも続けて

精進していきたい」と今

後の抱負を語りました

(聞き手文 

広報特別委員会)

発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11  075(631)99960774(45)0105  075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています

表紙の「くみやま」を書いたのは

東角小学校2年生

今井 陽太くんいま い   ひな た

 題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ

もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました

 

今号は「栄楽

山ももの会」会長の

中南明光さん(栄在

住)に直撃インタ

ビューしました

高齢者に生きがいを

良い仲間ができて

元気をもらってます

太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん

Page 11: 特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員 理由は、4月からの消費税引き上げに伴う食支出が増える中、増税に反対

(12)くみやま 議会だより No134

市街化調整区域には

色々と制限もあり農業

のさまざまな問題を考え

るとき今後の土地利用

について基本的な考え

を聞きたい

また現在開発が計画

されているところは

市街化に編入する手法

と土地の売却や借地に

より事業所が可能な事業

を進める手法などがある

開発手法を明確にし

地権者の合意形成や周辺

ティティのあり方やその

創出が大事な要件である

イメージアップにつなが

土地利用者の同意を得る

中で農業関係者と十分

協議し進める必要がある

と考えている

また佐山西ノ口の府

道宇治淀線北側は次の

線引き見直しまでに市街

化区域に編入していきた

いジ

ャンクション北側に

ついては民間で開発の

動きがあり有効な土地

利用が図れるよう適切

に指導をおこない前向

きに進めていきたい

クロスピアの今後の方

向性と目指すものは

行政主導で責任の所在

が不明確な運営ではな

かったのかと思うが抜

本的改革の必要性は

今日までの運営形態も

含めてこれまでのこと

を反省し総括しながら

方向性やり方を明確に

する

また施設の管理運営

も民間活力の導入も含め

て抜本的前向きな議論

を進めていきたい

るシンボルづくりとして

KBS京都の鉄塔を活用

できないか

町制施行60周年の記念

の年に町のイメージ

アップにつながるスター

トができればと考えてい

る鉄

塔や高層ビルを情報

発信の媒体として利用し

ているケースもありこ

の鉄塔にさまざまな意味

合いを持たせ発信ツー

ルとして活用するのに興

味深いものがある

ものづくりの町として

工業のみならず農業のこ

とも象徴するような発信

もできないかと思う

各界からの機運が醸成

してくれば「まちおこ

し」から支援していきた

町の将来を考えるとき

まちの魅力アイデン

質 問

質 問

質 問

町 長

町 長

町 長

土地利用の基本的考えと開発計画は

開発手法を明確にし

関係者と協議して進める

A Q

町のシンボルづくりに

KBS京都の鉄塔活用は

機運が醸成すれば支援したい

A Q

クロスピアくみやまの

抜本的改革は

これまでの総括と

前向きな議論を進める

A Q

自由クラブ

代表者質問

   勉

 議員

町内にそびえ立つKBS京都のラジオ電波塔

くみやま 議会だより No134(13)

昨年9月16日に特別

警報運用開始後初となる

大雨特別警報が発表され

京都府と久御山町からあ

いついで携帯電話に緊急

速報メールが入ったそ

の後町内全域に避難勧

告が発令され緊急速報

メールで指定場所への避

難を呼びかけられた

今回の特別警報が気象

庁から発表されてから

2分後には京都府から発

表され町はその35分

後に住民に知らせたが

これらについてどのよう

に考えているのか

昨年の台風18号では

特別警報の発表後に河川

の水位の状況から避難

勧告を発令した朝方ま

だ暗く降雨の中での発表

を検証する必要があると

思うがその考えは

特別警報は携帯電話

会社3社の緊急速報メー

ルにより住民への伝達

をおこなった

また宇治川の水位上

昇に伴い午前8時に町

内全域に避難勧告を発令

したが特別警報発表時

には避難勧告を発令する

に至っていなかった

避難勧告の発令につい

ては緊急速報メールや

自治会長への電話連絡と

特別警報と避難勧告の

住民への伝達について

自治会長に配備している

防災行政無線の活用や

自治会長への伝達や情報

発信体制などその検証

はどうであったのか

情報発信体制で広範

囲に一斉に発信できる装

置としてサイレンや拡

声装置付きの防災行政無

線設備の整備が必要にな

るが住民にとって情

報の伝達は行政から命の

パスを受け取ることであ

りもう一度現在の体制

であり住民への伝達方

法や避難所の開設など

検証の中で見直していく

ところも明確にみえてき

た幸

いにして大きな被害

は免れたがこれを教訓

として防災力をさらに高

めていく必要があると肝

に銘じていきたい

広報車3台で周知した

これらを検証したとこ

ろメールについては情

報を受信できる機種が限

られていたことや広報

車による周知では聞こ

えなかったとの意見が寄

せられ車を停車させて

わかりやすく広報するよ

う改めていきたいと考え

ている

今後は電話連絡とと

もに防災行政無線でも連

絡をしホームページに

も掲載したいと考えてい

る住

民へはNHKの

データ放送やFMうじ

町ホームページにより災

害情報の収集を啓発して

いきたい

質 問

質 問

町 長

総務部長

昨年の特別警報発表時等の検証は

見直すところもみえてきた

防災力をさらに高める

A Q

災害時の警報や勧告の

伝達体制の検証は

災害情報の収集を啓発していく

A Q

内田

 孝司

 議員

ネクストくみやま

代表者質問

昨年の台風18号で増水した前川

(14)くみやま 議会だより No134

第5次行政改革につい

て聞く

町長の考える地方自治

体とは住民とは

またアウトソーシン

グ(民間委託)の推進に

ついてだがコスト削減

を目的とするならば本

来の自治体が自治体でな

くなってしまう具体的

にはどのようなことを考

えているのか

地方自治体のあり方に

ついては住民福祉の向

上を図っていく重要な役

が大前提だ

川が増水し久御山排水機

場は約6時間のあいだ排

水を停止したそのため

古川が増水し町内2カ所

で溢水があった

今回のこの事態を踏ま

え天ケ瀬ダムの毎秒1

500トン放流計画では

本町の被害はさらに大き

くなることが予測される

この天ケ瀬ダムの毎秒

1500トン放流計画に

ついての考えを聞くま

た今回の天ケ瀬ダムの

基本水量以上の放流の検

証はしたのか

天ケ瀬ダム再開発計画

についてはダムを効果

的に運用し宇治川淀

川の洪水を安全に流下さ

昨年9月の台風18号で

は毎秒1156とい

う天ケ瀬ダムの計画水量

以上の放流のため宇治

割を担っている

また住民は行政サー

ビスを受ける対象と同時

に自らが責任をもって

地方自治を運営していく

主体だまちづくりに

あっては施策などを住

民とともに考え取り組

んでいく協働パート

ナーシップがますます重

要になると考えている

アウトソーシングの推

進については具体的に

新たな業務や時期を示す

ことはできないが給食

業務についても議論しな

ければならない決して

コスト意識のみの議論で

京都ではこの12年間

で1万1029軒の事

業所が倒産廃業し全

国ワースト1非正規労

働者は4割を超え全国

ワースト3これでは

事業所経営も働く労働者

の生活も守ることができ

ない

中小企業振興基本条例

をつくり地域経済を循

環させ事業効果を上げ

ている自治体が京都府下

でもある本町でも条例

制定に向けた議論を進め

るべきだ町長の考えを

聞く

中小企業振興基本条例

の制定については町の

役割中小企業者大企

業町民の役割を明確に

する中でそれぞれに責

務を課すことになる

事業者はもとより住

民も一体となり地域経

済の活性化に取り組む機

運の高まりが大変重要で

あると考えている

これまでの中小企業施

策の堅持に努めながら

商工会と関係団体との研

究等も含めて十分調整

をしていきたいと考えて

いる

せること琵琶湖に溜め

た洪水を速やかに流すこ

とを目的に宇治川の流

量を毎秒1500にす

る計画で本町域の安全

度を高めると認識してい

る操

作方法の検証につい

ては国で現在されてい

ると聞いている

はない現実にはサービ

スが低下しないというの

質 問

質 問

質 問

副町長

町 長

町 長

住民福祉の向上の役割を担うもの

A町長にとって自治体住民とは

Q

天ケ瀬ダム秒毎

1500

放流についての考えは

本町の安全を高めるものと考える

A Q

関係団体との研究も含め調整したい

A中小企業振興条例策定に向け前進を

Q

194692

  悦子

 議員

日本共産党議員団

代表者質問

事業建設部長

久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川

くみやま 議会だより No134(15)

(16)くみやま 議会だより No134

火災発生時は消防車が

到着するまで自治会に

設置の消火栓BOXでの

初期消火の対応が必要と

なるしかし消火栓BO

Xの備品が少なく消火

範囲は40程度だまた

消火栓BOXも不足して

いる今後の対応は

次に南海トラフ大地

震等によって水道管が寸

断された場合水利確保

が困難となり防火水

槽の増設が不可欠にな

る過去に「防火水槽は

公園や公共用地への設置

などで充実に努める」と

答弁されたが防火水槽

の増設がない

なぜ防火水槽の増設が

進まないのかまた今後

の対応は

消火栓BOXの増設は

21世紀の災害に立ち向

かうのは今の子どもた

ちである災害時には

自分自身を守り相互に

助け合える力を今から育

む防災教育が本町の将

来にとって不可欠だ

行ったまた自助対応

に対する正しい知識を習

得させる意味で応急手

当等の指導も取り入れた

町内の農業形態は多種

だが認定農業者対象の

補助にはどのような制

度があるのか

また農業で安定した

生活基準を保つため一

部の若者達がグループ化

や法人化に移行し5年

10年先を考え自らが

様々な制度の情報収集に

取組まれているが現在

の補助制度とその機能

活用状況は

また新たな農業の支援

施策が必要ではないのか

地域で5年後の姿を明

確にし必要な担い手や

産地づくりの総合的計画

『京力農場プラン』を現在

学校教育として防災

教育をどのように取り入

れていくのか

新たに土曜授業の一環

で防災教育を取り入れ

地域自主防災会連合会な

どとも連携を図り訓練を

今後も地域との相互

理解を深め防災教育に

生かせる事業を取り組

んでいく

作成している

認定農業者の補助制度

には機械購入時や設備

投資や規模拡大のために

農業経営基盤強化資金や

近代化資金等の融資を受

けた農家への最長5年間

の利子補給がある

新規事業(農業振興施

策対策事業)では認定

農業者等の方が農地の集

団化等や規模拡大等で

農機械設備投資100万

円以上の農業用機械の購

入時に5万円の補助をお

こない機械購入時の負

担軽減を図り農業経営

の新たな支援につなげる

しかしこれからの事

業なので今後検証し話

を聞く中で進めて行く

更新と共に設置位置を改

めて検討していくま

た消火栓BOXの設置

は法的な設置義務がな

い消火栓の使用方法も

自治会対象の消防訓練な

どで指導普及していく

公園内に防火水槽の増

設がないのはポケット

パークや児童公園付近に

有効な消防水利があるこ

とや用地等の問題も設置

が進まない要因の一つで

ある水利不便地では

公園整備等で消火活動

上有効な消防水利の増強

を検討する

消火栓BOX

防火水槽の充実は

消防水利不便地の増強を

検討していく

A Q

多種多様な防災教育の導入は

防災教育に生かせる取り組みをする

A Q

農業への振興は

総合計画「京力農場プラン」

を作成している

きょうりょく

A Q

質 問

質 問

質 問

田口

 浩嗣

 議員

一括質問方式

一般質問

消防次長

学校教育課長

産業課長

消火栓BOX

くみやま 議会だより No134(17)

米政策では5年後に

生産調整廃止の報道があ

りその方向性が考えら

れる

産地確立対策事業は

町独自の施策であり評価

しているが補助単価の

推移は毎年減額の状況だ

今後についての見解は

米の生産調整数量の目

標を達成した農家組合に

対し転作協力金として

支出している

平成23年度より転作

面積1平方あたり3円

で総額約570万円 

平成24年度は2円で約3

90万円平成25年度は

1円で約200万円であ

る平成26年度の当初予

算案においても昨年度

と同様に計上している

しかし平成27年以降

は未定であるが継続し

て農業に取り組まれる意

欲ある農家への支援につ

いて有効な事業を検討し

ていきたい

『人農地プラン』策定

に向けた協議が進められ

るがその重点課題と今

後のスケジュールは

地域の担い手不足を解

消し持続可能な力強い

農業経営構造に転換する

ため国の『人農地プ

ラン』にものづくり

の視点を加えた府独自

の『京力農場プラン』は

集落や地域における5年

後の目指す姿を明確にし

それを基本計画に取りま

とめたものである

また本町の都市近郊

という立地条件にあった

営農のあり方や耕作放棄

地の解消新規就農をお

こないやすい環境整備

特産品等のブランド化や

6次産業の重要課題につ

いて議論をしており平

成26年度当初に取りまと

める予定である

公開事業診断の意見か

ら特産野菜の補助や耕

作放棄地対策に展開すべ

きと提案されたがどの

ように捉えているかを聞

く公

開事業診断の意見や

国の減反廃止の方向性が

出されたことを踏まえて

当面は国の制度の経営

所得安定対策交付金の活

用を図る

農業予算配布の考え方

は本町の農業振興を図

るため国や府の支援制度

を活用し必要財源の確

保に努めたい

農地集積では『人

農地プラン』の話し合い

によって農地をまとめ

て機構に貸し出す場合

集落に支払う地域集積協

力金が導入されようとし

ているこの新しい仕組

みを活用すればこれま

で乗り切れなかった課題

を解決し農地の流動化

が進むと期待している

そこでこれから管内

農業の特徴を生かした

『人農地プラン』策定の

重点課題は

特産品などのブランド化を

平成26年度にまとめる

A Q

公開事業診断の意見を

どのようにとらえているのか

国の生産調整廃止の動向を

見すえた見直しが必要だ

A Q

産地確立対策費の今後の見解は

意欲ある農家の支援と

有効な事業を検討したい

A Q質 問

質 問

質 問

河原﨑博之

 議員

一括質問方式

一般質問

産業課長

産業課長

事業建設部長

人農地プランで農地の流動化が加速する

(18)くみやま 議会だより No134

久御山ジャンクション

北側のモタレ地区は将

来の市街地検討エリアに

定められているが地権

者と企業の合意形成があ

れば開発は進められるの

か農

用地の除外が必要に

なるがそれには同等の

面積を農用地に指定する

ことが必要となり久御

山町にはそのような農地

はないのでハードルは

大変高く厳しい

農用地除外の問題は以

前から言われていたこと

であるこれまで町長と

してハードルを下げるた

めに関係機関とどのよう

な取り組みをしてきたの

か先

に地権者と企業との

コンセンサスがでてきた

時点で行政として本格

的に押せるのが基本論で

はないかと思う

で今後はそういった部

分の調査も視野に入れて

いかなければならない

内水排除を大きく阻害

している大内サイフォン

の再整備については国

や京都府に要望していな

いのか

府道八幡宇治線や府道

宇治淀線は朝夕の時間

帯で慢性的に渋滞をして

いるためバイパス機能

として東西軸の道路整備

が必要ではないか

昨年山城広域振興局

管内の自治体で組織する

部会で府道八幡宇治線

の北側に東西道路が将来

整備路線に位置付けられ

ており実現を要望して

いく

府道宇治淀線は日中

大内サイフォンを増設

すると大内川の流量が多

く前川の水が流れなくな

り宇治市や京都市に浸

かってくれと言うような

ものになるので大内サイ

フォンを増やしてくださ

いと言うことはできない

も慢性的に混んでいると

いう感覚はない

今後はより一層渋滞す

ると思っている混んで

から考えるのではなく

まちづくりを進める中で

当然検討していくべきで

はないのか

佐山にバイパスを作っ

てもまた第2岡本病院

(建設予定)のところで

渋滞ができてしまい問

題になってくると認識し

ている

内水排除の対策が進ん

でいない解決策がわか

らないなら専門家をいれ

て総合的な治水につい

ての調査検討が必要で

はないのか

これまで専門家を入れ

ての調査をしていないの

久御山ジャンクション

北側開発の課題は

農用地除外のハードルは

高く簡単ではない

A Q

大内サイフォンの再整備は

要望しないのか

宇治市や京都市に浸かって

くれと言うようなものになる

A Q

東西軸の道路整備状況は

東西道路の整備を要望している

A Q

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

中井

 孝紀

 議員

一問一答方式

一般質問

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

内水排除を阻害している大内サイフォン

くみやま 議会だより No134(19)

障害児の早期発見と成

長に合わせた一貫した指

導と教育についてである

が町は久御山学園と

いわれるものを掲げて

幼保小中一貫性の

ある教育を推進すること

をアピールしているが

障害児教育はどう取り組

むのかがいっこうに見え

ない

現状と方針について答

弁を求める

町では医師や保健師

による乳幼児健康診査事

業で気になった発達に

課題を抱える子どもにつ

いて継続的に見守り等

をおこない必要に応じ

て町療育教室への通室や

専門機関の受診等の助言

をおこなっている

平成21年度から町療育

教室発達相談員を中心に

保健師や保育士がチーム

をつくり保育所幼稚

園主に年中児を対象に

巡回相談を実施し発達

に課題を抱える子どもの

早期発見に努めている

就学前に発見された発

達に課題を抱える子ども

については保健師の

フォローや保育所幼稚

園での継続的な観察等を

実施するとともに必要

に応じて町療育教室へ

の通室を促し療育をお

こなっている

就学時には就学指導

委員会と連携をとりなが

ら適正な就学につなが

るように努めている

また今年度から新

1年生のフォロー教室と

して年8回程度教室

を使って遊びの広場の

提供や保護者の相談の

場を設けている

4月に療育教室から就

学した子供の半数以上

平均して8組程度の参加

があり保護者からは好

評を得ている

障害のある子どもの早

期発見は適切な支援につ

ながる重要な要素であり

教育委員会としても民

生部の保健師療育教室

の発達指導員と密接な連

携を図ってきている

中が連携をした中での個

人の状況について支援

していけるような形で

フォローをしていきたい

と考えている

また教育委員会とし

てはいろいろな検査

だったり調査等でも

やっているが確認でき

ないまま大人になること

がないように十分注意

を払いながら保護者並

びに関係機関と密接な連

携を図りながら特別支

援教育を進めていきたい

と考えている

また副町長を委員長

とする発達障害等検討委

員会を民生部と立ち上げ

幼児から高齢者に至るま

で障害のある方への支

援方法について検討を

おこなっている

特に久御山学園とし

ての一連した幼保小

中連携のもとでの取り組

みについては各小学校

中学校において必要な

特別支援にかかわる担任

の配置をはじめ今年度

から新たな取り組みを計

画している

一つは久御山学園と

して障害のある子ども

に対して適切な指導を

図れるように幼稚園の5

歳児並びに小学校6年生

にそれぞれの状況につ

いて移行支援シート等

を保護者の方に提出をい

ただき特に平成26年度

においては幼稚園5歳

児の保護者に対して提

出をお願いする

その内容について平

成27年度以降それぞれ

の小学校中学校へ進ん

でいかれる中で幼保小

学校教育課長

久御山学園として障害児教育は

どのように取り組むのか

移動支援シートの提出をお願いし

幼保小中が連携してフォローしたい

A Q質 問

三宅

 美子

 議員

一問一答方式

一般質問

住民福祉課長

(20)くみやま 議会だより No134

広報の一環としてICT

化を活用した取り組みを

実施している

サイボウズライブを活

用しインターネット上

で資料提供や議員間の意

見交換をおこなっている

またグーグルカレン

ダーを利用し議員およ

び議長の予定や研修等も

公表している

その他議会のフェイ

スブックページを開設し

議会活動を活発に発信し

ているICTを積極的

に取り入れ議会の「見

える化」に頑張っている

様子が伝わってきた

可児市議会の議員数は

21人で議会改革議会

関市の議員数は25人で

本会議場にタブレット端

末機「ipad」を導入

している

平成24年に議員から導

入提案がありその後

試行的におこなわれた

平成25年12月定例会で

平成15年4月に2市2

町が合併し周南市と

なった議員数30人中議

会だより編集委員は6人

で構成している「議会

だより」は年4回発行

で印刷部数が615

00部と多いにもかかわ

らずきめ細やかな編集

で大変参考になった

坂町は人口約1万3

千人の町である議会だ

よりの発行に関する違い

は定例会終了月の翌月

1日に発行している点で

ある新しい情報を新鮮

なうちに住民に届けるた

め昭和62年1月から継

続されている

編集会議は本会議と

並行し定例会の翌日か

ら約4日間9時から16

時まで会議を開くなど

タイトな日程であるが内

容も充実している決し

て早く発行することに

重点をおいている訳では

なく参考になった

また小学校の授業の

一環として児童が本会議

の傍聴をおこなっており

その時の感想文を掲載し

たり一般質問の追跡調査

議会クイズなど住民の

皆さんの声も載せるなど

の工夫は今後の本町の

広報編集の充実において

参考にしたい点である

「ペーパーでの配布は一

切なし」とされデータ

での配信のみとなった

導入経費は約119万

円で今後紙代やコピー

代などの経費削減につな

がるとのこと

反面手書きメモや新

しいアプリなどの操作方

法の習得といった課題も

あると言われていた

周し

ゅう

南なん

市し

議会

(山口県)

坂さ

町ちょう

議会

(広島県)

部数が多いにも関わら

ずきめ細やかな編集

児童の傍聴感想の掲載

など工夫が満載

サイボウズライブとは

サイボウズ株式会社が

提供している無料グ

ループウェアサービス

個人や小規模チームの

利用を想定したグ

ループスペースを複数

作成管理している

可か

児に

市し

議会

(岐阜県)

関せ

市し

議会

(岐阜県)

議会の「見える化」へ

ipad導入は紙代や

コピー代の削減になる

可児市議会

関市議会

周南市議会

坂町議会

くみやま 議会だより No134(21)

三芳町では準備情報

のない震災発生時の初期

行動について地域防災

初期行動マニュアルを策

定している

このマニュアルは町

災害対策本部の動き地

域の標準的な動き指定

避難場所となっている学

地域防災は自治安心課で

校の態勢などを明らかに

し非常時にしっかりと

連携を取るためである

また自助共助公助

の人の動き組織の動き

を時系列に掲載しどの

ように行動すればよいか

しなければならないこと

は何なのかどのような

ことが協力できるのか

一目でわかるようになっ

ている

全体像を示しながら

時間の流れとともに作成

されているので大変解

りやすいと感じた

豊島区では社会福祉

協議会主催で「あなた

の元気で地域を元気に」

のスローガンで「高齢者

元気あとおし事業」を実

施している

これは地域の老人施

設やデイサービス等の介

護保険施設で利用者の

話し相手やお茶出し食

事の配膳シーツ交換

洗濯物の整理などをおこ

なうことで自身の介護

予防とお互いに支え合う

元気な地域社会をめざす

事業である活動すると

スタンプがもらえ貯

まったスタンプ数に応

じて換金できるように

なっている(年間上限5

000円)

平成24年度末の会員数

は352人で平均還元

金額は3319円

社会参画をしたい高齢

者がまだ多くおられるの

でこの事業の周知を徹

底していく事が今の課

題とのことであった

高齢者元気あとおし事業

豊と

島しま

区く(東京都)

豊島区の「元気ポイント手帳」

防災教育のコンクー

ル『ぼうさい甲子園』で

全国一のグランプリを受

賞された宮城県女川町立

女川中学校で防災教育

について説明を受けた

佐藤先生(国語担当)

は震災によって心に傷

を負った生徒の気持ちを

短い俳句によって吐き出

させることに取り組まれ

たま

た女川中学校は①

小中学校と関係機関と

の防災体制の連携 

②防

災マニュアルの整備改

善 

③抜き打ちの避難訓

練などについてきめ細

かい対応をされていた

千年後の命を守るために

建てられた『女川いの

ちの石碑』には生徒の

俳句「夢だけは壊せな

かった大震災」

など多くの言葉

が刻まれていた

その後久御

山町から派遣さ

れている職員の

堀井敬祐さんの

激励を兼ねて石

巻市役所を訪問

し復興状況を

お聞きした

東日本大震災による大

津波によって壊滅的な被

害を受けた名取市閖ゆ

上あげ

区沿岸から1キロメー

トル以内の木造住宅は全

て流出しており住宅の

基礎だけが残った景色に

言葉を失った

当時避難場所で今は

閉鎖されている旧閖上中

学校「みなさんが気軽

に集まれる場所にした

い」と営業を再開され

た「ゆりあげ港朝市」と

復興の願いを込められた

仮店舗「閖上さいかい市

場」を視察し厳しい現

実と課題を聞いた改め

て被災地の復旧復興は

まだまだ長い道のりだと

いうことがよくわかった

今後南海トラフ巨大

地震による被害の発生が

考えられる今回の研修

で学んだ防災教育減災

に対する取り組みを参考

に久御山町でも防災対

策を進めたいと思う

三み

芳よし

町まち(

埼玉県)

女おな

川がわ

町ちょう(

宮城県)

防災マニュアル整備で

きめ細やかな対応

名な

取とり

市し(宮城県)

復旧復興は長い道のり

三芳町役場

女川いのちの石碑

(22)くみやま 議会だより No134

久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました

久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン

テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします

町議会では議員によ

る「第1回政策討論会」

を去る2月22日ふれあ

い交流館ゆうホールで開

催しました

政策討論会はさまざ

まな行政課題や町の進む

べき方向などについて

各議員が意見等の交換を

し議会としての共通認

識の醸成を図りかつ

議会の活性化を図るため

におこなうものです

今回は住民の皆さん

に議会への関心をもっと

持ってもらうとともに

議会活性化のひとつとし

ておこないました「10

年後の久御山町を考え

る」をメインテーマに

年々減少する人口や毎年

のように起こる自然災害

などの問題について「人

口のあり方」「防災につ

いて」をサブテーマに掲

げました

人口のあり方

少子高齢化が一段と進

み高齢人口が30を超

える

生産年齢人口減により

総合計画で設定した人

口には届かない

久御山町にとって適正

規模の人口がどうなの

かを考えるべき

10年後ではなく20年

後くらいを視野に置く

べき

久御山町に住もうとし

ても住宅がないミニ

開発や土地の用途変更

の緩和を考えるべき

住宅要望は減っている

開発は必要ない

鉄軌道がないという不

便さがある

防災について

久御山の地形や歴史を

知る必要がある

防災教育を通じた子ど

もへの意識付けや少年

消防クラブ設立を

治水対策について国

京都府との連携をとる

ことが必要

防災にもっと女性の視

点を盛り込むべき

以上のような意見がで

ました

また当日傍聴に来ら

れた皆さんからは左記

のようなご意見をいただ

きました初開催で時間

配分などスムーズにい

かないことも多々あり

今後の開催運営に課題を

残した結果となりました

次回開催時には今回

の教訓を踏まえより一

層住民の皆さんの期待と

要望に応えられる討論会

としていきたいと考えて

います

政策討論会を開催

第1回

時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)

傍聴者の意見

参加者

議 員hellip14人(全員)

傍 聴hellip20人

くみやま 議会だより No134(23)

4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大

おお

森もり

彌わたる

氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました

全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip

合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代

表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ

クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論

を通して意見交換をおこなうものです

また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから

こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり

のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります

新緑があざやかに映え

る季節となりました

さて議会では2月に

『人口のあり方について

防災について』をテーマ

に政策討論会を初めて

開催しましたまた『議

会だより130号』が

第28回町村議会広報コン

クールで見事に「表紙

フォトグランプリ賞」を

受賞しました

これからも皆さんに

親しまれ読みやすい紙

面となるよう委員一同

努力を重ねていきますの

でご愛読をお願いしま

す 編

委 員 長 

中  

大介

副委員長 

巽  

悦子

委  

員 

岩田 

芳一

委  

員 

島  

宏樹

委  

員 

塚本五三藏

委  

員 

樋口 

房次

広報特別委員会

「この作品は撮影

者の感性が見事に表

情仕草動感光線

のすべてを一枚のカッ

トに収めた素晴らしい

表紙に仕上がってい

る」と評価を受けく

みやま議会だより平成

25年5月1日号(

130)が平成25年度第

28回町村議会広報コン

クールで「表紙フォト

グランプリ賞」を初め

て受賞しました

町村議会広報コン

クールとは全国町村

議会議長会の主催で

「町村議会広報」の編

集技術向上と紙面内容

の更なる充実のため

毎年おこなわれている

ものです

今後も住民の皆さ

んに親しまれるわか

りやすい紙面づくりに

取り組んでいきます

来賓あいさつをする山田京都府知事

栄12丁目シニアク

ラブの栄楽会から誕生し

たサークル「栄楽早朝ラ

ジオ体操山ももの会」

が今年で10年目を迎えま

した

山ももの会は平成16年

6月当時栄楽会会長の

中南明光さんが発起人と

なり高齢者のふれあい

や健康維持を目的に早朝

ラジオ体操を始めました

毎日栄みどり公園で

早朝から高齢者の生きが

いづくりや閉じこもり

介護予防などを目指して

1年365日欠かさず

に取り組んでいます

ラジオ体操の普及推進

に努めているかんぽ生

命は毎年全国の団体

や個人を表彰しており

栄楽会は平成22年に「優

良団体京都府表彰」を

受賞しました

以前は栄楽会シニア

クラブサークルが中心に

活動していましたが幅

広い年代にも参加を呼び

かけようと「京都府表

彰」の受賞をきっかけに

「栄楽早朝ラジオ体操

山ももの会」と改名そ

の後毎朝のラジオ体操

を続け今回2つ目とな

る「優良団体近畿地方

表彰」の栄誉に輝きまし

た10

年前初日の参加者

は10人で4日目には半

減していましたそれで

も息の長い地道な活動は

ゆっくりと着実に広がり

いまでは近隣の宇治市

民を合わせ毎日約46

人平均年齢は75歳前後

の方々の参加があります

激しい雨天の日などを除

いて夏場は午前6時か

ら他のシーズンは午前

6時半に栄みどり公園に

集いますラジオ体操終

了後は京都フェニック

スパーク周辺を中心に

ウォーキング

8年間通い続けている

宇治市住民の91歳の男性

は「良い仲間ができて

元気をもらっています」

とニッコリ92歳の女性

は「みんなと一緒にさせ

てもらい今日の健康が

あります太陽とラジオ

体操に励まされていま

す」とほほえみます

会長の中南明光さん

は「おはようさんで始ま

り笑顔で話ができる場

それが精神や肉体の健康

維持につながっていると

思うこれからも続けて

精進していきたい」と今

後の抱負を語りました

(聞き手文 

広報特別委員会)

発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11  075(631)99960774(45)0105  075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています

表紙の「くみやま」を書いたのは

東角小学校2年生

今井 陽太くんいま い   ひな た

 題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ

もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました

 

今号は「栄楽

山ももの会」会長の

中南明光さん(栄在

住)に直撃インタ

ビューしました

高齢者に生きがいを

良い仲間ができて

元気をもらってます

太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん

Page 12: 特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員 理由は、4月からの消費税引き上げに伴う食支出が増える中、増税に反対

くみやま 議会だより No134(13)

昨年9月16日に特別

警報運用開始後初となる

大雨特別警報が発表され

京都府と久御山町からあ

いついで携帯電話に緊急

速報メールが入ったそ

の後町内全域に避難勧

告が発令され緊急速報

メールで指定場所への避

難を呼びかけられた

今回の特別警報が気象

庁から発表されてから

2分後には京都府から発

表され町はその35分

後に住民に知らせたが

これらについてどのよう

に考えているのか

昨年の台風18号では

特別警報の発表後に河川

の水位の状況から避難

勧告を発令した朝方ま

だ暗く降雨の中での発表

を検証する必要があると

思うがその考えは

特別警報は携帯電話

会社3社の緊急速報メー

ルにより住民への伝達

をおこなった

また宇治川の水位上

昇に伴い午前8時に町

内全域に避難勧告を発令

したが特別警報発表時

には避難勧告を発令する

に至っていなかった

避難勧告の発令につい

ては緊急速報メールや

自治会長への電話連絡と

特別警報と避難勧告の

住民への伝達について

自治会長に配備している

防災行政無線の活用や

自治会長への伝達や情報

発信体制などその検証

はどうであったのか

情報発信体制で広範

囲に一斉に発信できる装

置としてサイレンや拡

声装置付きの防災行政無

線設備の整備が必要にな

るが住民にとって情

報の伝達は行政から命の

パスを受け取ることであ

りもう一度現在の体制

であり住民への伝達方

法や避難所の開設など

検証の中で見直していく

ところも明確にみえてき

た幸

いにして大きな被害

は免れたがこれを教訓

として防災力をさらに高

めていく必要があると肝

に銘じていきたい

広報車3台で周知した

これらを検証したとこ

ろメールについては情

報を受信できる機種が限

られていたことや広報

車による周知では聞こ

えなかったとの意見が寄

せられ車を停車させて

わかりやすく広報するよ

う改めていきたいと考え

ている

今後は電話連絡とと

もに防災行政無線でも連

絡をしホームページに

も掲載したいと考えてい

る住

民へはNHKの

データ放送やFMうじ

町ホームページにより災

害情報の収集を啓発して

いきたい

質 問

質 問

町 長

総務部長

昨年の特別警報発表時等の検証は

見直すところもみえてきた

防災力をさらに高める

A Q

災害時の警報や勧告の

伝達体制の検証は

災害情報の収集を啓発していく

A Q

内田

 孝司

 議員

ネクストくみやま

代表者質問

昨年の台風18号で増水した前川

(14)くみやま 議会だより No134

第5次行政改革につい

て聞く

町長の考える地方自治

体とは住民とは

またアウトソーシン

グ(民間委託)の推進に

ついてだがコスト削減

を目的とするならば本

来の自治体が自治体でな

くなってしまう具体的

にはどのようなことを考

えているのか

地方自治体のあり方に

ついては住民福祉の向

上を図っていく重要な役

が大前提だ

川が増水し久御山排水機

場は約6時間のあいだ排

水を停止したそのため

古川が増水し町内2カ所

で溢水があった

今回のこの事態を踏ま

え天ケ瀬ダムの毎秒1

500トン放流計画では

本町の被害はさらに大き

くなることが予測される

この天ケ瀬ダムの毎秒

1500トン放流計画に

ついての考えを聞くま

た今回の天ケ瀬ダムの

基本水量以上の放流の検

証はしたのか

天ケ瀬ダム再開発計画

についてはダムを効果

的に運用し宇治川淀

川の洪水を安全に流下さ

昨年9月の台風18号で

は毎秒1156とい

う天ケ瀬ダムの計画水量

以上の放流のため宇治

割を担っている

また住民は行政サー

ビスを受ける対象と同時

に自らが責任をもって

地方自治を運営していく

主体だまちづくりに

あっては施策などを住

民とともに考え取り組

んでいく協働パート

ナーシップがますます重

要になると考えている

アウトソーシングの推

進については具体的に

新たな業務や時期を示す

ことはできないが給食

業務についても議論しな

ければならない決して

コスト意識のみの議論で

京都ではこの12年間

で1万1029軒の事

業所が倒産廃業し全

国ワースト1非正規労

働者は4割を超え全国

ワースト3これでは

事業所経営も働く労働者

の生活も守ることができ

ない

中小企業振興基本条例

をつくり地域経済を循

環させ事業効果を上げ

ている自治体が京都府下

でもある本町でも条例

制定に向けた議論を進め

るべきだ町長の考えを

聞く

中小企業振興基本条例

の制定については町の

役割中小企業者大企

業町民の役割を明確に

する中でそれぞれに責

務を課すことになる

事業者はもとより住

民も一体となり地域経

済の活性化に取り組む機

運の高まりが大変重要で

あると考えている

これまでの中小企業施

策の堅持に努めながら

商工会と関係団体との研

究等も含めて十分調整

をしていきたいと考えて

いる

せること琵琶湖に溜め

た洪水を速やかに流すこ

とを目的に宇治川の流

量を毎秒1500にす

る計画で本町域の安全

度を高めると認識してい

る操

作方法の検証につい

ては国で現在されてい

ると聞いている

はない現実にはサービ

スが低下しないというの

質 問

質 問

質 問

副町長

町 長

町 長

住民福祉の向上の役割を担うもの

A町長にとって自治体住民とは

Q

天ケ瀬ダム秒毎

1500

放流についての考えは

本町の安全を高めるものと考える

A Q

関係団体との研究も含め調整したい

A中小企業振興条例策定に向け前進を

Q

194692

  悦子

 議員

日本共産党議員団

代表者質問

事業建設部長

久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川

くみやま 議会だより No134(15)

(16)くみやま 議会だより No134

火災発生時は消防車が

到着するまで自治会に

設置の消火栓BOXでの

初期消火の対応が必要と

なるしかし消火栓BO

Xの備品が少なく消火

範囲は40程度だまた

消火栓BOXも不足して

いる今後の対応は

次に南海トラフ大地

震等によって水道管が寸

断された場合水利確保

が困難となり防火水

槽の増設が不可欠にな

る過去に「防火水槽は

公園や公共用地への設置

などで充実に努める」と

答弁されたが防火水槽

の増設がない

なぜ防火水槽の増設が

進まないのかまた今後

の対応は

消火栓BOXの増設は

21世紀の災害に立ち向

かうのは今の子どもた

ちである災害時には

自分自身を守り相互に

助け合える力を今から育

む防災教育が本町の将

来にとって不可欠だ

行ったまた自助対応

に対する正しい知識を習

得させる意味で応急手

当等の指導も取り入れた

町内の農業形態は多種

だが認定農業者対象の

補助にはどのような制

度があるのか

また農業で安定した

生活基準を保つため一

部の若者達がグループ化

や法人化に移行し5年

10年先を考え自らが

様々な制度の情報収集に

取組まれているが現在

の補助制度とその機能

活用状況は

また新たな農業の支援

施策が必要ではないのか

地域で5年後の姿を明

確にし必要な担い手や

産地づくりの総合的計画

『京力農場プラン』を現在

学校教育として防災

教育をどのように取り入

れていくのか

新たに土曜授業の一環

で防災教育を取り入れ

地域自主防災会連合会な

どとも連携を図り訓練を

今後も地域との相互

理解を深め防災教育に

生かせる事業を取り組

んでいく

作成している

認定農業者の補助制度

には機械購入時や設備

投資や規模拡大のために

農業経営基盤強化資金や

近代化資金等の融資を受

けた農家への最長5年間

の利子補給がある

新規事業(農業振興施

策対策事業)では認定

農業者等の方が農地の集

団化等や規模拡大等で

農機械設備投資100万

円以上の農業用機械の購

入時に5万円の補助をお

こない機械購入時の負

担軽減を図り農業経営

の新たな支援につなげる

しかしこれからの事

業なので今後検証し話

を聞く中で進めて行く

更新と共に設置位置を改

めて検討していくま

た消火栓BOXの設置

は法的な設置義務がな

い消火栓の使用方法も

自治会対象の消防訓練な

どで指導普及していく

公園内に防火水槽の増

設がないのはポケット

パークや児童公園付近に

有効な消防水利があるこ

とや用地等の問題も設置

が進まない要因の一つで

ある水利不便地では

公園整備等で消火活動

上有効な消防水利の増強

を検討する

消火栓BOX

防火水槽の充実は

消防水利不便地の増強を

検討していく

A Q

多種多様な防災教育の導入は

防災教育に生かせる取り組みをする

A Q

農業への振興は

総合計画「京力農場プラン」

を作成している

きょうりょく

A Q

質 問

質 問

質 問

田口

 浩嗣

 議員

一括質問方式

一般質問

消防次長

学校教育課長

産業課長

消火栓BOX

くみやま 議会だより No134(17)

米政策では5年後に

生産調整廃止の報道があ

りその方向性が考えら

れる

産地確立対策事業は

町独自の施策であり評価

しているが補助単価の

推移は毎年減額の状況だ

今後についての見解は

米の生産調整数量の目

標を達成した農家組合に

対し転作協力金として

支出している

平成23年度より転作

面積1平方あたり3円

で総額約570万円 

平成24年度は2円で約3

90万円平成25年度は

1円で約200万円であ

る平成26年度の当初予

算案においても昨年度

と同様に計上している

しかし平成27年以降

は未定であるが継続し

て農業に取り組まれる意

欲ある農家への支援につ

いて有効な事業を検討し

ていきたい

『人農地プラン』策定

に向けた協議が進められ

るがその重点課題と今

後のスケジュールは

地域の担い手不足を解

消し持続可能な力強い

農業経営構造に転換する

ため国の『人農地プ

ラン』にものづくり

の視点を加えた府独自

の『京力農場プラン』は

集落や地域における5年

後の目指す姿を明確にし

それを基本計画に取りま

とめたものである

また本町の都市近郊

という立地条件にあった

営農のあり方や耕作放棄

地の解消新規就農をお

こないやすい環境整備

特産品等のブランド化や

6次産業の重要課題につ

いて議論をしており平

成26年度当初に取りまと

める予定である

公開事業診断の意見か

ら特産野菜の補助や耕

作放棄地対策に展開すべ

きと提案されたがどの

ように捉えているかを聞

く公

開事業診断の意見や

国の減反廃止の方向性が

出されたことを踏まえて

当面は国の制度の経営

所得安定対策交付金の活

用を図る

農業予算配布の考え方

は本町の農業振興を図

るため国や府の支援制度

を活用し必要財源の確

保に努めたい

農地集積では『人

農地プラン』の話し合い

によって農地をまとめ

て機構に貸し出す場合

集落に支払う地域集積協

力金が導入されようとし

ているこの新しい仕組

みを活用すればこれま

で乗り切れなかった課題

を解決し農地の流動化

が進むと期待している

そこでこれから管内

農業の特徴を生かした

『人農地プラン』策定の

重点課題は

特産品などのブランド化を

平成26年度にまとめる

A Q

公開事業診断の意見を

どのようにとらえているのか

国の生産調整廃止の動向を

見すえた見直しが必要だ

A Q

産地確立対策費の今後の見解は

意欲ある農家の支援と

有効な事業を検討したい

A Q質 問

質 問

質 問

河原﨑博之

 議員

一括質問方式

一般質問

産業課長

産業課長

事業建設部長

人農地プランで農地の流動化が加速する

(18)くみやま 議会だより No134

久御山ジャンクション

北側のモタレ地区は将

来の市街地検討エリアに

定められているが地権

者と企業の合意形成があ

れば開発は進められるの

か農

用地の除外が必要に

なるがそれには同等の

面積を農用地に指定する

ことが必要となり久御

山町にはそのような農地

はないのでハードルは

大変高く厳しい

農用地除外の問題は以

前から言われていたこと

であるこれまで町長と

してハードルを下げるた

めに関係機関とどのよう

な取り組みをしてきたの

か先

に地権者と企業との

コンセンサスがでてきた

時点で行政として本格

的に押せるのが基本論で

はないかと思う

で今後はそういった部

分の調査も視野に入れて

いかなければならない

内水排除を大きく阻害

している大内サイフォン

の再整備については国

や京都府に要望していな

いのか

府道八幡宇治線や府道

宇治淀線は朝夕の時間

帯で慢性的に渋滞をして

いるためバイパス機能

として東西軸の道路整備

が必要ではないか

昨年山城広域振興局

管内の自治体で組織する

部会で府道八幡宇治線

の北側に東西道路が将来

整備路線に位置付けられ

ており実現を要望して

いく

府道宇治淀線は日中

大内サイフォンを増設

すると大内川の流量が多

く前川の水が流れなくな

り宇治市や京都市に浸

かってくれと言うような

ものになるので大内サイ

フォンを増やしてくださ

いと言うことはできない

も慢性的に混んでいると

いう感覚はない

今後はより一層渋滞す

ると思っている混んで

から考えるのではなく

まちづくりを進める中で

当然検討していくべきで

はないのか

佐山にバイパスを作っ

てもまた第2岡本病院

(建設予定)のところで

渋滞ができてしまい問

題になってくると認識し

ている

内水排除の対策が進ん

でいない解決策がわか

らないなら専門家をいれ

て総合的な治水につい

ての調査検討が必要で

はないのか

これまで専門家を入れ

ての調査をしていないの

久御山ジャンクション

北側開発の課題は

農用地除外のハードルは

高く簡単ではない

A Q

大内サイフォンの再整備は

要望しないのか

宇治市や京都市に浸かって

くれと言うようなものになる

A Q

東西軸の道路整備状況は

東西道路の整備を要望している

A Q

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

中井

 孝紀

 議員

一問一答方式

一般質問

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

内水排除を阻害している大内サイフォン

くみやま 議会だより No134(19)

障害児の早期発見と成

長に合わせた一貫した指

導と教育についてである

が町は久御山学園と

いわれるものを掲げて

幼保小中一貫性の

ある教育を推進すること

をアピールしているが

障害児教育はどう取り組

むのかがいっこうに見え

ない

現状と方針について答

弁を求める

町では医師や保健師

による乳幼児健康診査事

業で気になった発達に

課題を抱える子どもにつ

いて継続的に見守り等

をおこない必要に応じ

て町療育教室への通室や

専門機関の受診等の助言

をおこなっている

平成21年度から町療育

教室発達相談員を中心に

保健師や保育士がチーム

をつくり保育所幼稚

園主に年中児を対象に

巡回相談を実施し発達

に課題を抱える子どもの

早期発見に努めている

就学前に発見された発

達に課題を抱える子ども

については保健師の

フォローや保育所幼稚

園での継続的な観察等を

実施するとともに必要

に応じて町療育教室へ

の通室を促し療育をお

こなっている

就学時には就学指導

委員会と連携をとりなが

ら適正な就学につなが

るように努めている

また今年度から新

1年生のフォロー教室と

して年8回程度教室

を使って遊びの広場の

提供や保護者の相談の

場を設けている

4月に療育教室から就

学した子供の半数以上

平均して8組程度の参加

があり保護者からは好

評を得ている

障害のある子どもの早

期発見は適切な支援につ

ながる重要な要素であり

教育委員会としても民

生部の保健師療育教室

の発達指導員と密接な連

携を図ってきている

中が連携をした中での個

人の状況について支援

していけるような形で

フォローをしていきたい

と考えている

また教育委員会とし

てはいろいろな検査

だったり調査等でも

やっているが確認でき

ないまま大人になること

がないように十分注意

を払いながら保護者並

びに関係機関と密接な連

携を図りながら特別支

援教育を進めていきたい

と考えている

また副町長を委員長

とする発達障害等検討委

員会を民生部と立ち上げ

幼児から高齢者に至るま

で障害のある方への支

援方法について検討を

おこなっている

特に久御山学園とし

ての一連した幼保小

中連携のもとでの取り組

みについては各小学校

中学校において必要な

特別支援にかかわる担任

の配置をはじめ今年度

から新たな取り組みを計

画している

一つは久御山学園と

して障害のある子ども

に対して適切な指導を

図れるように幼稚園の5

歳児並びに小学校6年生

にそれぞれの状況につ

いて移行支援シート等

を保護者の方に提出をい

ただき特に平成26年度

においては幼稚園5歳

児の保護者に対して提

出をお願いする

その内容について平

成27年度以降それぞれ

の小学校中学校へ進ん

でいかれる中で幼保小

学校教育課長

久御山学園として障害児教育は

どのように取り組むのか

移動支援シートの提出をお願いし

幼保小中が連携してフォローしたい

A Q質 問

三宅

 美子

 議員

一問一答方式

一般質問

住民福祉課長

(20)くみやま 議会だより No134

広報の一環としてICT

化を活用した取り組みを

実施している

サイボウズライブを活

用しインターネット上

で資料提供や議員間の意

見交換をおこなっている

またグーグルカレン

ダーを利用し議員およ

び議長の予定や研修等も

公表している

その他議会のフェイ

スブックページを開設し

議会活動を活発に発信し

ているICTを積極的

に取り入れ議会の「見

える化」に頑張っている

様子が伝わってきた

可児市議会の議員数は

21人で議会改革議会

関市の議員数は25人で

本会議場にタブレット端

末機「ipad」を導入

している

平成24年に議員から導

入提案がありその後

試行的におこなわれた

平成25年12月定例会で

平成15年4月に2市2

町が合併し周南市と

なった議員数30人中議

会だより編集委員は6人

で構成している「議会

だより」は年4回発行

で印刷部数が615

00部と多いにもかかわ

らずきめ細やかな編集

で大変参考になった

坂町は人口約1万3

千人の町である議会だ

よりの発行に関する違い

は定例会終了月の翌月

1日に発行している点で

ある新しい情報を新鮮

なうちに住民に届けるた

め昭和62年1月から継

続されている

編集会議は本会議と

並行し定例会の翌日か

ら約4日間9時から16

時まで会議を開くなど

タイトな日程であるが内

容も充実している決し

て早く発行することに

重点をおいている訳では

なく参考になった

また小学校の授業の

一環として児童が本会議

の傍聴をおこなっており

その時の感想文を掲載し

たり一般質問の追跡調査

議会クイズなど住民の

皆さんの声も載せるなど

の工夫は今後の本町の

広報編集の充実において

参考にしたい点である

「ペーパーでの配布は一

切なし」とされデータ

での配信のみとなった

導入経費は約119万

円で今後紙代やコピー

代などの経費削減につな

がるとのこと

反面手書きメモや新

しいアプリなどの操作方

法の習得といった課題も

あると言われていた

周し

ゅう

南なん

市し

議会

(山口県)

坂さ

町ちょう

議会

(広島県)

部数が多いにも関わら

ずきめ細やかな編集

児童の傍聴感想の掲載

など工夫が満載

サイボウズライブとは

サイボウズ株式会社が

提供している無料グ

ループウェアサービス

個人や小規模チームの

利用を想定したグ

ループスペースを複数

作成管理している

可か

児に

市し

議会

(岐阜県)

関せ

市し

議会

(岐阜県)

議会の「見える化」へ

ipad導入は紙代や

コピー代の削減になる

可児市議会

関市議会

周南市議会

坂町議会

くみやま 議会だより No134(21)

三芳町では準備情報

のない震災発生時の初期

行動について地域防災

初期行動マニュアルを策

定している

このマニュアルは町

災害対策本部の動き地

域の標準的な動き指定

避難場所となっている学

地域防災は自治安心課で

校の態勢などを明らかに

し非常時にしっかりと

連携を取るためである

また自助共助公助

の人の動き組織の動き

を時系列に掲載しどの

ように行動すればよいか

しなければならないこと

は何なのかどのような

ことが協力できるのか

一目でわかるようになっ

ている

全体像を示しながら

時間の流れとともに作成

されているので大変解

りやすいと感じた

豊島区では社会福祉

協議会主催で「あなた

の元気で地域を元気に」

のスローガンで「高齢者

元気あとおし事業」を実

施している

これは地域の老人施

設やデイサービス等の介

護保険施設で利用者の

話し相手やお茶出し食

事の配膳シーツ交換

洗濯物の整理などをおこ

なうことで自身の介護

予防とお互いに支え合う

元気な地域社会をめざす

事業である活動すると

スタンプがもらえ貯

まったスタンプ数に応

じて換金できるように

なっている(年間上限5

000円)

平成24年度末の会員数

は352人で平均還元

金額は3319円

社会参画をしたい高齢

者がまだ多くおられるの

でこの事業の周知を徹

底していく事が今の課

題とのことであった

高齢者元気あとおし事業

豊と

島しま

区く(東京都)

豊島区の「元気ポイント手帳」

防災教育のコンクー

ル『ぼうさい甲子園』で

全国一のグランプリを受

賞された宮城県女川町立

女川中学校で防災教育

について説明を受けた

佐藤先生(国語担当)

は震災によって心に傷

を負った生徒の気持ちを

短い俳句によって吐き出

させることに取り組まれ

たま

た女川中学校は①

小中学校と関係機関と

の防災体制の連携 

②防

災マニュアルの整備改

善 

③抜き打ちの避難訓

練などについてきめ細

かい対応をされていた

千年後の命を守るために

建てられた『女川いの

ちの石碑』には生徒の

俳句「夢だけは壊せな

かった大震災」

など多くの言葉

が刻まれていた

その後久御

山町から派遣さ

れている職員の

堀井敬祐さんの

激励を兼ねて石

巻市役所を訪問

し復興状況を

お聞きした

東日本大震災による大

津波によって壊滅的な被

害を受けた名取市閖ゆ

上あげ

区沿岸から1キロメー

トル以内の木造住宅は全

て流出しており住宅の

基礎だけが残った景色に

言葉を失った

当時避難場所で今は

閉鎖されている旧閖上中

学校「みなさんが気軽

に集まれる場所にした

い」と営業を再開され

た「ゆりあげ港朝市」と

復興の願いを込められた

仮店舗「閖上さいかい市

場」を視察し厳しい現

実と課題を聞いた改め

て被災地の復旧復興は

まだまだ長い道のりだと

いうことがよくわかった

今後南海トラフ巨大

地震による被害の発生が

考えられる今回の研修

で学んだ防災教育減災

に対する取り組みを参考

に久御山町でも防災対

策を進めたいと思う

三み

芳よし

町まち(

埼玉県)

女おな

川がわ

町ちょう(

宮城県)

防災マニュアル整備で

きめ細やかな対応

名な

取とり

市し(宮城県)

復旧復興は長い道のり

三芳町役場

女川いのちの石碑

(22)くみやま 議会だより No134

久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました

久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン

テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします

町議会では議員によ

る「第1回政策討論会」

を去る2月22日ふれあ

い交流館ゆうホールで開

催しました

政策討論会はさまざ

まな行政課題や町の進む

べき方向などについて

各議員が意見等の交換を

し議会としての共通認

識の醸成を図りかつ

議会の活性化を図るため

におこなうものです

今回は住民の皆さん

に議会への関心をもっと

持ってもらうとともに

議会活性化のひとつとし

ておこないました「10

年後の久御山町を考え

る」をメインテーマに

年々減少する人口や毎年

のように起こる自然災害

などの問題について「人

口のあり方」「防災につ

いて」をサブテーマに掲

げました

人口のあり方

少子高齢化が一段と進

み高齢人口が30を超

える

生産年齢人口減により

総合計画で設定した人

口には届かない

久御山町にとって適正

規模の人口がどうなの

かを考えるべき

10年後ではなく20年

後くらいを視野に置く

べき

久御山町に住もうとし

ても住宅がないミニ

開発や土地の用途変更

の緩和を考えるべき

住宅要望は減っている

開発は必要ない

鉄軌道がないという不

便さがある

防災について

久御山の地形や歴史を

知る必要がある

防災教育を通じた子ど

もへの意識付けや少年

消防クラブ設立を

治水対策について国

京都府との連携をとる

ことが必要

防災にもっと女性の視

点を盛り込むべき

以上のような意見がで

ました

また当日傍聴に来ら

れた皆さんからは左記

のようなご意見をいただ

きました初開催で時間

配分などスムーズにい

かないことも多々あり

今後の開催運営に課題を

残した結果となりました

次回開催時には今回

の教訓を踏まえより一

層住民の皆さんの期待と

要望に応えられる討論会

としていきたいと考えて

います

政策討論会を開催

第1回

時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)

傍聴者の意見

参加者

議 員hellip14人(全員)

傍 聴hellip20人

くみやま 議会だより No134(23)

4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大

おお

森もり

彌わたる

氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました

全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip

合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代

表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ

クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論

を通して意見交換をおこなうものです

また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから

こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり

のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります

新緑があざやかに映え

る季節となりました

さて議会では2月に

『人口のあり方について

防災について』をテーマ

に政策討論会を初めて

開催しましたまた『議

会だより130号』が

第28回町村議会広報コン

クールで見事に「表紙

フォトグランプリ賞」を

受賞しました

これからも皆さんに

親しまれ読みやすい紙

面となるよう委員一同

努力を重ねていきますの

でご愛読をお願いしま

す 編

委 員 長 

中  

大介

副委員長 

巽  

悦子

委  

員 

岩田 

芳一

委  

員 

島  

宏樹

委  

員 

塚本五三藏

委  

員 

樋口 

房次

広報特別委員会

「この作品は撮影

者の感性が見事に表

情仕草動感光線

のすべてを一枚のカッ

トに収めた素晴らしい

表紙に仕上がってい

る」と評価を受けく

みやま議会だより平成

25年5月1日号(

130)が平成25年度第

28回町村議会広報コン

クールで「表紙フォト

グランプリ賞」を初め

て受賞しました

町村議会広報コン

クールとは全国町村

議会議長会の主催で

「町村議会広報」の編

集技術向上と紙面内容

の更なる充実のため

毎年おこなわれている

ものです

今後も住民の皆さ

んに親しまれるわか

りやすい紙面づくりに

取り組んでいきます

来賓あいさつをする山田京都府知事

栄12丁目シニアク

ラブの栄楽会から誕生し

たサークル「栄楽早朝ラ

ジオ体操山ももの会」

が今年で10年目を迎えま

した

山ももの会は平成16年

6月当時栄楽会会長の

中南明光さんが発起人と

なり高齢者のふれあい

や健康維持を目的に早朝

ラジオ体操を始めました

毎日栄みどり公園で

早朝から高齢者の生きが

いづくりや閉じこもり

介護予防などを目指して

1年365日欠かさず

に取り組んでいます

ラジオ体操の普及推進

に努めているかんぽ生

命は毎年全国の団体

や個人を表彰しており

栄楽会は平成22年に「優

良団体京都府表彰」を

受賞しました

以前は栄楽会シニア

クラブサークルが中心に

活動していましたが幅

広い年代にも参加を呼び

かけようと「京都府表

彰」の受賞をきっかけに

「栄楽早朝ラジオ体操

山ももの会」と改名そ

の後毎朝のラジオ体操

を続け今回2つ目とな

る「優良団体近畿地方

表彰」の栄誉に輝きまし

た10

年前初日の参加者

は10人で4日目には半

減していましたそれで

も息の長い地道な活動は

ゆっくりと着実に広がり

いまでは近隣の宇治市

民を合わせ毎日約46

人平均年齢は75歳前後

の方々の参加があります

激しい雨天の日などを除

いて夏場は午前6時か

ら他のシーズンは午前

6時半に栄みどり公園に

集いますラジオ体操終

了後は京都フェニック

スパーク周辺を中心に

ウォーキング

8年間通い続けている

宇治市住民の91歳の男性

は「良い仲間ができて

元気をもらっています」

とニッコリ92歳の女性

は「みんなと一緒にさせ

てもらい今日の健康が

あります太陽とラジオ

体操に励まされていま

す」とほほえみます

会長の中南明光さん

は「おはようさんで始ま

り笑顔で話ができる場

それが精神や肉体の健康

維持につながっていると

思うこれからも続けて

精進していきたい」と今

後の抱負を語りました

(聞き手文 

広報特別委員会)

発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11  075(631)99960774(45)0105  075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています

表紙の「くみやま」を書いたのは

東角小学校2年生

今井 陽太くんいま い   ひな た

 題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ

もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました

 

今号は「栄楽

山ももの会」会長の

中南明光さん(栄在

住)に直撃インタ

ビューしました

高齢者に生きがいを

良い仲間ができて

元気をもらってます

太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん

Page 13: 特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員 理由は、4月からの消費税引き上げに伴う食支出が増える中、増税に反対

(14)くみやま 議会だより No134

第5次行政改革につい

て聞く

町長の考える地方自治

体とは住民とは

またアウトソーシン

グ(民間委託)の推進に

ついてだがコスト削減

を目的とするならば本

来の自治体が自治体でな

くなってしまう具体的

にはどのようなことを考

えているのか

地方自治体のあり方に

ついては住民福祉の向

上を図っていく重要な役

が大前提だ

川が増水し久御山排水機

場は約6時間のあいだ排

水を停止したそのため

古川が増水し町内2カ所

で溢水があった

今回のこの事態を踏ま

え天ケ瀬ダムの毎秒1

500トン放流計画では

本町の被害はさらに大き

くなることが予測される

この天ケ瀬ダムの毎秒

1500トン放流計画に

ついての考えを聞くま

た今回の天ケ瀬ダムの

基本水量以上の放流の検

証はしたのか

天ケ瀬ダム再開発計画

についてはダムを効果

的に運用し宇治川淀

川の洪水を安全に流下さ

昨年9月の台風18号で

は毎秒1156とい

う天ケ瀬ダムの計画水量

以上の放流のため宇治

割を担っている

また住民は行政サー

ビスを受ける対象と同時

に自らが責任をもって

地方自治を運営していく

主体だまちづくりに

あっては施策などを住

民とともに考え取り組

んでいく協働パート

ナーシップがますます重

要になると考えている

アウトソーシングの推

進については具体的に

新たな業務や時期を示す

ことはできないが給食

業務についても議論しな

ければならない決して

コスト意識のみの議論で

京都ではこの12年間

で1万1029軒の事

業所が倒産廃業し全

国ワースト1非正規労

働者は4割を超え全国

ワースト3これでは

事業所経営も働く労働者

の生活も守ることができ

ない

中小企業振興基本条例

をつくり地域経済を循

環させ事業効果を上げ

ている自治体が京都府下

でもある本町でも条例

制定に向けた議論を進め

るべきだ町長の考えを

聞く

中小企業振興基本条例

の制定については町の

役割中小企業者大企

業町民の役割を明確に

する中でそれぞれに責

務を課すことになる

事業者はもとより住

民も一体となり地域経

済の活性化に取り組む機

運の高まりが大変重要で

あると考えている

これまでの中小企業施

策の堅持に努めながら

商工会と関係団体との研

究等も含めて十分調整

をしていきたいと考えて

いる

せること琵琶湖に溜め

た洪水を速やかに流すこ

とを目的に宇治川の流

量を毎秒1500にす

る計画で本町域の安全

度を高めると認識してい

る操

作方法の検証につい

ては国で現在されてい

ると聞いている

はない現実にはサービ

スが低下しないというの

質 問

質 問

質 問

副町長

町 長

町 長

住民福祉の向上の役割を担うもの

A町長にとって自治体住民とは

Q

天ケ瀬ダム秒毎

1500

放流についての考えは

本町の安全を高めるものと考える

A Q

関係団体との研究も含め調整したい

A中小企業振興条例策定に向け前進を

Q

194692

  悦子

 議員

日本共産党議員団

代表者質問

事業建設部長

久御山排水機場のポンプが止まってあふれた古川

くみやま 議会だより No134(15)

(16)くみやま 議会だより No134

火災発生時は消防車が

到着するまで自治会に

設置の消火栓BOXでの

初期消火の対応が必要と

なるしかし消火栓BO

Xの備品が少なく消火

範囲は40程度だまた

消火栓BOXも不足して

いる今後の対応は

次に南海トラフ大地

震等によって水道管が寸

断された場合水利確保

が困難となり防火水

槽の増設が不可欠にな

る過去に「防火水槽は

公園や公共用地への設置

などで充実に努める」と

答弁されたが防火水槽

の増設がない

なぜ防火水槽の増設が

進まないのかまた今後

の対応は

消火栓BOXの増設は

21世紀の災害に立ち向

かうのは今の子どもた

ちである災害時には

自分自身を守り相互に

助け合える力を今から育

む防災教育が本町の将

来にとって不可欠だ

行ったまた自助対応

に対する正しい知識を習

得させる意味で応急手

当等の指導も取り入れた

町内の農業形態は多種

だが認定農業者対象の

補助にはどのような制

度があるのか

また農業で安定した

生活基準を保つため一

部の若者達がグループ化

や法人化に移行し5年

10年先を考え自らが

様々な制度の情報収集に

取組まれているが現在

の補助制度とその機能

活用状況は

また新たな農業の支援

施策が必要ではないのか

地域で5年後の姿を明

確にし必要な担い手や

産地づくりの総合的計画

『京力農場プラン』を現在

学校教育として防災

教育をどのように取り入

れていくのか

新たに土曜授業の一環

で防災教育を取り入れ

地域自主防災会連合会な

どとも連携を図り訓練を

今後も地域との相互

理解を深め防災教育に

生かせる事業を取り組

んでいく

作成している

認定農業者の補助制度

には機械購入時や設備

投資や規模拡大のために

農業経営基盤強化資金や

近代化資金等の融資を受

けた農家への最長5年間

の利子補給がある

新規事業(農業振興施

策対策事業)では認定

農業者等の方が農地の集

団化等や規模拡大等で

農機械設備投資100万

円以上の農業用機械の購

入時に5万円の補助をお

こない機械購入時の負

担軽減を図り農業経営

の新たな支援につなげる

しかしこれからの事

業なので今後検証し話

を聞く中で進めて行く

更新と共に設置位置を改

めて検討していくま

た消火栓BOXの設置

は法的な設置義務がな

い消火栓の使用方法も

自治会対象の消防訓練な

どで指導普及していく

公園内に防火水槽の増

設がないのはポケット

パークや児童公園付近に

有効な消防水利があるこ

とや用地等の問題も設置

が進まない要因の一つで

ある水利不便地では

公園整備等で消火活動

上有効な消防水利の増強

を検討する

消火栓BOX

防火水槽の充実は

消防水利不便地の増強を

検討していく

A Q

多種多様な防災教育の導入は

防災教育に生かせる取り組みをする

A Q

農業への振興は

総合計画「京力農場プラン」

を作成している

きょうりょく

A Q

質 問

質 問

質 問

田口

 浩嗣

 議員

一括質問方式

一般質問

消防次長

学校教育課長

産業課長

消火栓BOX

くみやま 議会だより No134(17)

米政策では5年後に

生産調整廃止の報道があ

りその方向性が考えら

れる

産地確立対策事業は

町独自の施策であり評価

しているが補助単価の

推移は毎年減額の状況だ

今後についての見解は

米の生産調整数量の目

標を達成した農家組合に

対し転作協力金として

支出している

平成23年度より転作

面積1平方あたり3円

で総額約570万円 

平成24年度は2円で約3

90万円平成25年度は

1円で約200万円であ

る平成26年度の当初予

算案においても昨年度

と同様に計上している

しかし平成27年以降

は未定であるが継続し

て農業に取り組まれる意

欲ある農家への支援につ

いて有効な事業を検討し

ていきたい

『人農地プラン』策定

に向けた協議が進められ

るがその重点課題と今

後のスケジュールは

地域の担い手不足を解

消し持続可能な力強い

農業経営構造に転換する

ため国の『人農地プ

ラン』にものづくり

の視点を加えた府独自

の『京力農場プラン』は

集落や地域における5年

後の目指す姿を明確にし

それを基本計画に取りま

とめたものである

また本町の都市近郊

という立地条件にあった

営農のあり方や耕作放棄

地の解消新規就農をお

こないやすい環境整備

特産品等のブランド化や

6次産業の重要課題につ

いて議論をしており平

成26年度当初に取りまと

める予定である

公開事業診断の意見か

ら特産野菜の補助や耕

作放棄地対策に展開すべ

きと提案されたがどの

ように捉えているかを聞

く公

開事業診断の意見や

国の減反廃止の方向性が

出されたことを踏まえて

当面は国の制度の経営

所得安定対策交付金の活

用を図る

農業予算配布の考え方

は本町の農業振興を図

るため国や府の支援制度

を活用し必要財源の確

保に努めたい

農地集積では『人

農地プラン』の話し合い

によって農地をまとめ

て機構に貸し出す場合

集落に支払う地域集積協

力金が導入されようとし

ているこの新しい仕組

みを活用すればこれま

で乗り切れなかった課題

を解決し農地の流動化

が進むと期待している

そこでこれから管内

農業の特徴を生かした

『人農地プラン』策定の

重点課題は

特産品などのブランド化を

平成26年度にまとめる

A Q

公開事業診断の意見を

どのようにとらえているのか

国の生産調整廃止の動向を

見すえた見直しが必要だ

A Q

産地確立対策費の今後の見解は

意欲ある農家の支援と

有効な事業を検討したい

A Q質 問

質 問

質 問

河原﨑博之

 議員

一括質問方式

一般質問

産業課長

産業課長

事業建設部長

人農地プランで農地の流動化が加速する

(18)くみやま 議会だより No134

久御山ジャンクション

北側のモタレ地区は将

来の市街地検討エリアに

定められているが地権

者と企業の合意形成があ

れば開発は進められるの

か農

用地の除外が必要に

なるがそれには同等の

面積を農用地に指定する

ことが必要となり久御

山町にはそのような農地

はないのでハードルは

大変高く厳しい

農用地除外の問題は以

前から言われていたこと

であるこれまで町長と

してハードルを下げるた

めに関係機関とどのよう

な取り組みをしてきたの

か先

に地権者と企業との

コンセンサスがでてきた

時点で行政として本格

的に押せるのが基本論で

はないかと思う

で今後はそういった部

分の調査も視野に入れて

いかなければならない

内水排除を大きく阻害

している大内サイフォン

の再整備については国

や京都府に要望していな

いのか

府道八幡宇治線や府道

宇治淀線は朝夕の時間

帯で慢性的に渋滞をして

いるためバイパス機能

として東西軸の道路整備

が必要ではないか

昨年山城広域振興局

管内の自治体で組織する

部会で府道八幡宇治線

の北側に東西道路が将来

整備路線に位置付けられ

ており実現を要望して

いく

府道宇治淀線は日中

大内サイフォンを増設

すると大内川の流量が多

く前川の水が流れなくな

り宇治市や京都市に浸

かってくれと言うような

ものになるので大内サイ

フォンを増やしてくださ

いと言うことはできない

も慢性的に混んでいると

いう感覚はない

今後はより一層渋滞す

ると思っている混んで

から考えるのではなく

まちづくりを進める中で

当然検討していくべきで

はないのか

佐山にバイパスを作っ

てもまた第2岡本病院

(建設予定)のところで

渋滞ができてしまい問

題になってくると認識し

ている

内水排除の対策が進ん

でいない解決策がわか

らないなら専門家をいれ

て総合的な治水につい

ての調査検討が必要で

はないのか

これまで専門家を入れ

ての調査をしていないの

久御山ジャンクション

北側開発の課題は

農用地除外のハードルは

高く簡単ではない

A Q

大内サイフォンの再整備は

要望しないのか

宇治市や京都市に浸かって

くれと言うようなものになる

A Q

東西軸の道路整備状況は

東西道路の整備を要望している

A Q

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

中井

 孝紀

 議員

一問一答方式

一般質問

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

内水排除を阻害している大内サイフォン

くみやま 議会だより No134(19)

障害児の早期発見と成

長に合わせた一貫した指

導と教育についてである

が町は久御山学園と

いわれるものを掲げて

幼保小中一貫性の

ある教育を推進すること

をアピールしているが

障害児教育はどう取り組

むのかがいっこうに見え

ない

現状と方針について答

弁を求める

町では医師や保健師

による乳幼児健康診査事

業で気になった発達に

課題を抱える子どもにつ

いて継続的に見守り等

をおこない必要に応じ

て町療育教室への通室や

専門機関の受診等の助言

をおこなっている

平成21年度から町療育

教室発達相談員を中心に

保健師や保育士がチーム

をつくり保育所幼稚

園主に年中児を対象に

巡回相談を実施し発達

に課題を抱える子どもの

早期発見に努めている

就学前に発見された発

達に課題を抱える子ども

については保健師の

フォローや保育所幼稚

園での継続的な観察等を

実施するとともに必要

に応じて町療育教室へ

の通室を促し療育をお

こなっている

就学時には就学指導

委員会と連携をとりなが

ら適正な就学につなが

るように努めている

また今年度から新

1年生のフォロー教室と

して年8回程度教室

を使って遊びの広場の

提供や保護者の相談の

場を設けている

4月に療育教室から就

学した子供の半数以上

平均して8組程度の参加

があり保護者からは好

評を得ている

障害のある子どもの早

期発見は適切な支援につ

ながる重要な要素であり

教育委員会としても民

生部の保健師療育教室

の発達指導員と密接な連

携を図ってきている

中が連携をした中での個

人の状況について支援

していけるような形で

フォローをしていきたい

と考えている

また教育委員会とし

てはいろいろな検査

だったり調査等でも

やっているが確認でき

ないまま大人になること

がないように十分注意

を払いながら保護者並

びに関係機関と密接な連

携を図りながら特別支

援教育を進めていきたい

と考えている

また副町長を委員長

とする発達障害等検討委

員会を民生部と立ち上げ

幼児から高齢者に至るま

で障害のある方への支

援方法について検討を

おこなっている

特に久御山学園とし

ての一連した幼保小

中連携のもとでの取り組

みについては各小学校

中学校において必要な

特別支援にかかわる担任

の配置をはじめ今年度

から新たな取り組みを計

画している

一つは久御山学園と

して障害のある子ども

に対して適切な指導を

図れるように幼稚園の5

歳児並びに小学校6年生

にそれぞれの状況につ

いて移行支援シート等

を保護者の方に提出をい

ただき特に平成26年度

においては幼稚園5歳

児の保護者に対して提

出をお願いする

その内容について平

成27年度以降それぞれ

の小学校中学校へ進ん

でいかれる中で幼保小

学校教育課長

久御山学園として障害児教育は

どのように取り組むのか

移動支援シートの提出をお願いし

幼保小中が連携してフォローしたい

A Q質 問

三宅

 美子

 議員

一問一答方式

一般質問

住民福祉課長

(20)くみやま 議会だより No134

広報の一環としてICT

化を活用した取り組みを

実施している

サイボウズライブを活

用しインターネット上

で資料提供や議員間の意

見交換をおこなっている

またグーグルカレン

ダーを利用し議員およ

び議長の予定や研修等も

公表している

その他議会のフェイ

スブックページを開設し

議会活動を活発に発信し

ているICTを積極的

に取り入れ議会の「見

える化」に頑張っている

様子が伝わってきた

可児市議会の議員数は

21人で議会改革議会

関市の議員数は25人で

本会議場にタブレット端

末機「ipad」を導入

している

平成24年に議員から導

入提案がありその後

試行的におこなわれた

平成25年12月定例会で

平成15年4月に2市2

町が合併し周南市と

なった議員数30人中議

会だより編集委員は6人

で構成している「議会

だより」は年4回発行

で印刷部数が615

00部と多いにもかかわ

らずきめ細やかな編集

で大変参考になった

坂町は人口約1万3

千人の町である議会だ

よりの発行に関する違い

は定例会終了月の翌月

1日に発行している点で

ある新しい情報を新鮮

なうちに住民に届けるた

め昭和62年1月から継

続されている

編集会議は本会議と

並行し定例会の翌日か

ら約4日間9時から16

時まで会議を開くなど

タイトな日程であるが内

容も充実している決し

て早く発行することに

重点をおいている訳では

なく参考になった

また小学校の授業の

一環として児童が本会議

の傍聴をおこなっており

その時の感想文を掲載し

たり一般質問の追跡調査

議会クイズなど住民の

皆さんの声も載せるなど

の工夫は今後の本町の

広報編集の充実において

参考にしたい点である

「ペーパーでの配布は一

切なし」とされデータ

での配信のみとなった

導入経費は約119万

円で今後紙代やコピー

代などの経費削減につな

がるとのこと

反面手書きメモや新

しいアプリなどの操作方

法の習得といった課題も

あると言われていた

周し

ゅう

南なん

市し

議会

(山口県)

坂さ

町ちょう

議会

(広島県)

部数が多いにも関わら

ずきめ細やかな編集

児童の傍聴感想の掲載

など工夫が満載

サイボウズライブとは

サイボウズ株式会社が

提供している無料グ

ループウェアサービス

個人や小規模チームの

利用を想定したグ

ループスペースを複数

作成管理している

可か

児に

市し

議会

(岐阜県)

関せ

市し

議会

(岐阜県)

議会の「見える化」へ

ipad導入は紙代や

コピー代の削減になる

可児市議会

関市議会

周南市議会

坂町議会

くみやま 議会だより No134(21)

三芳町では準備情報

のない震災発生時の初期

行動について地域防災

初期行動マニュアルを策

定している

このマニュアルは町

災害対策本部の動き地

域の標準的な動き指定

避難場所となっている学

地域防災は自治安心課で

校の態勢などを明らかに

し非常時にしっかりと

連携を取るためである

また自助共助公助

の人の動き組織の動き

を時系列に掲載しどの

ように行動すればよいか

しなければならないこと

は何なのかどのような

ことが協力できるのか

一目でわかるようになっ

ている

全体像を示しながら

時間の流れとともに作成

されているので大変解

りやすいと感じた

豊島区では社会福祉

協議会主催で「あなた

の元気で地域を元気に」

のスローガンで「高齢者

元気あとおし事業」を実

施している

これは地域の老人施

設やデイサービス等の介

護保険施設で利用者の

話し相手やお茶出し食

事の配膳シーツ交換

洗濯物の整理などをおこ

なうことで自身の介護

予防とお互いに支え合う

元気な地域社会をめざす

事業である活動すると

スタンプがもらえ貯

まったスタンプ数に応

じて換金できるように

なっている(年間上限5

000円)

平成24年度末の会員数

は352人で平均還元

金額は3319円

社会参画をしたい高齢

者がまだ多くおられるの

でこの事業の周知を徹

底していく事が今の課

題とのことであった

高齢者元気あとおし事業

豊と

島しま

区く(東京都)

豊島区の「元気ポイント手帳」

防災教育のコンクー

ル『ぼうさい甲子園』で

全国一のグランプリを受

賞された宮城県女川町立

女川中学校で防災教育

について説明を受けた

佐藤先生(国語担当)

は震災によって心に傷

を負った生徒の気持ちを

短い俳句によって吐き出

させることに取り組まれ

たま

た女川中学校は①

小中学校と関係機関と

の防災体制の連携 

②防

災マニュアルの整備改

善 

③抜き打ちの避難訓

練などについてきめ細

かい対応をされていた

千年後の命を守るために

建てられた『女川いの

ちの石碑』には生徒の

俳句「夢だけは壊せな

かった大震災」

など多くの言葉

が刻まれていた

その後久御

山町から派遣さ

れている職員の

堀井敬祐さんの

激励を兼ねて石

巻市役所を訪問

し復興状況を

お聞きした

東日本大震災による大

津波によって壊滅的な被

害を受けた名取市閖ゆ

上あげ

区沿岸から1キロメー

トル以内の木造住宅は全

て流出しており住宅の

基礎だけが残った景色に

言葉を失った

当時避難場所で今は

閉鎖されている旧閖上中

学校「みなさんが気軽

に集まれる場所にした

い」と営業を再開され

た「ゆりあげ港朝市」と

復興の願いを込められた

仮店舗「閖上さいかい市

場」を視察し厳しい現

実と課題を聞いた改め

て被災地の復旧復興は

まだまだ長い道のりだと

いうことがよくわかった

今後南海トラフ巨大

地震による被害の発生が

考えられる今回の研修

で学んだ防災教育減災

に対する取り組みを参考

に久御山町でも防災対

策を進めたいと思う

三み

芳よし

町まち(

埼玉県)

女おな

川がわ

町ちょう(

宮城県)

防災マニュアル整備で

きめ細やかな対応

名な

取とり

市し(宮城県)

復旧復興は長い道のり

三芳町役場

女川いのちの石碑

(22)くみやま 議会だより No134

久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました

久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン

テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします

町議会では議員によ

る「第1回政策討論会」

を去る2月22日ふれあ

い交流館ゆうホールで開

催しました

政策討論会はさまざ

まな行政課題や町の進む

べき方向などについて

各議員が意見等の交換を

し議会としての共通認

識の醸成を図りかつ

議会の活性化を図るため

におこなうものです

今回は住民の皆さん

に議会への関心をもっと

持ってもらうとともに

議会活性化のひとつとし

ておこないました「10

年後の久御山町を考え

る」をメインテーマに

年々減少する人口や毎年

のように起こる自然災害

などの問題について「人

口のあり方」「防災につ

いて」をサブテーマに掲

げました

人口のあり方

少子高齢化が一段と進

み高齢人口が30を超

える

生産年齢人口減により

総合計画で設定した人

口には届かない

久御山町にとって適正

規模の人口がどうなの

かを考えるべき

10年後ではなく20年

後くらいを視野に置く

べき

久御山町に住もうとし

ても住宅がないミニ

開発や土地の用途変更

の緩和を考えるべき

住宅要望は減っている

開発は必要ない

鉄軌道がないという不

便さがある

防災について

久御山の地形や歴史を

知る必要がある

防災教育を通じた子ど

もへの意識付けや少年

消防クラブ設立を

治水対策について国

京都府との連携をとる

ことが必要

防災にもっと女性の視

点を盛り込むべき

以上のような意見がで

ました

また当日傍聴に来ら

れた皆さんからは左記

のようなご意見をいただ

きました初開催で時間

配分などスムーズにい

かないことも多々あり

今後の開催運営に課題を

残した結果となりました

次回開催時には今回

の教訓を踏まえより一

層住民の皆さんの期待と

要望に応えられる討論会

としていきたいと考えて

います

政策討論会を開催

第1回

時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)

傍聴者の意見

参加者

議 員hellip14人(全員)

傍 聴hellip20人

くみやま 議会だより No134(23)

4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大

おお

森もり

彌わたる

氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました

全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip

合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代

表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ

クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論

を通して意見交換をおこなうものです

また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから

こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり

のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります

新緑があざやかに映え

る季節となりました

さて議会では2月に

『人口のあり方について

防災について』をテーマ

に政策討論会を初めて

開催しましたまた『議

会だより130号』が

第28回町村議会広報コン

クールで見事に「表紙

フォトグランプリ賞」を

受賞しました

これからも皆さんに

親しまれ読みやすい紙

面となるよう委員一同

努力を重ねていきますの

でご愛読をお願いしま

す 編

委 員 長 

中  

大介

副委員長 

巽  

悦子

委  

員 

岩田 

芳一

委  

員 

島  

宏樹

委  

員 

塚本五三藏

委  

員 

樋口 

房次

広報特別委員会

「この作品は撮影

者の感性が見事に表

情仕草動感光線

のすべてを一枚のカッ

トに収めた素晴らしい

表紙に仕上がってい

る」と評価を受けく

みやま議会だより平成

25年5月1日号(

130)が平成25年度第

28回町村議会広報コン

クールで「表紙フォト

グランプリ賞」を初め

て受賞しました

町村議会広報コン

クールとは全国町村

議会議長会の主催で

「町村議会広報」の編

集技術向上と紙面内容

の更なる充実のため

毎年おこなわれている

ものです

今後も住民の皆さ

んに親しまれるわか

りやすい紙面づくりに

取り組んでいきます

来賓あいさつをする山田京都府知事

栄12丁目シニアク

ラブの栄楽会から誕生し

たサークル「栄楽早朝ラ

ジオ体操山ももの会」

が今年で10年目を迎えま

した

山ももの会は平成16年

6月当時栄楽会会長の

中南明光さんが発起人と

なり高齢者のふれあい

や健康維持を目的に早朝

ラジオ体操を始めました

毎日栄みどり公園で

早朝から高齢者の生きが

いづくりや閉じこもり

介護予防などを目指して

1年365日欠かさず

に取り組んでいます

ラジオ体操の普及推進

に努めているかんぽ生

命は毎年全国の団体

や個人を表彰しており

栄楽会は平成22年に「優

良団体京都府表彰」を

受賞しました

以前は栄楽会シニア

クラブサークルが中心に

活動していましたが幅

広い年代にも参加を呼び

かけようと「京都府表

彰」の受賞をきっかけに

「栄楽早朝ラジオ体操

山ももの会」と改名そ

の後毎朝のラジオ体操

を続け今回2つ目とな

る「優良団体近畿地方

表彰」の栄誉に輝きまし

た10

年前初日の参加者

は10人で4日目には半

減していましたそれで

も息の長い地道な活動は

ゆっくりと着実に広がり

いまでは近隣の宇治市

民を合わせ毎日約46

人平均年齢は75歳前後

の方々の参加があります

激しい雨天の日などを除

いて夏場は午前6時か

ら他のシーズンは午前

6時半に栄みどり公園に

集いますラジオ体操終

了後は京都フェニック

スパーク周辺を中心に

ウォーキング

8年間通い続けている

宇治市住民の91歳の男性

は「良い仲間ができて

元気をもらっています」

とニッコリ92歳の女性

は「みんなと一緒にさせ

てもらい今日の健康が

あります太陽とラジオ

体操に励まされていま

す」とほほえみます

会長の中南明光さん

は「おはようさんで始ま

り笑顔で話ができる場

それが精神や肉体の健康

維持につながっていると

思うこれからも続けて

精進していきたい」と今

後の抱負を語りました

(聞き手文 

広報特別委員会)

発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11  075(631)99960774(45)0105  075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています

表紙の「くみやま」を書いたのは

東角小学校2年生

今井 陽太くんいま い   ひな た

 題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ

もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました

 

今号は「栄楽

山ももの会」会長の

中南明光さん(栄在

住)に直撃インタ

ビューしました

高齢者に生きがいを

良い仲間ができて

元気をもらってます

太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん

Page 14: 特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員 理由は、4月からの消費税引き上げに伴う食支出が増える中、増税に反対

くみやま 議会だより No134(15)

(16)くみやま 議会だより No134

火災発生時は消防車が

到着するまで自治会に

設置の消火栓BOXでの

初期消火の対応が必要と

なるしかし消火栓BO

Xの備品が少なく消火

範囲は40程度だまた

消火栓BOXも不足して

いる今後の対応は

次に南海トラフ大地

震等によって水道管が寸

断された場合水利確保

が困難となり防火水

槽の増設が不可欠にな

る過去に「防火水槽は

公園や公共用地への設置

などで充実に努める」と

答弁されたが防火水槽

の増設がない

なぜ防火水槽の増設が

進まないのかまた今後

の対応は

消火栓BOXの増設は

21世紀の災害に立ち向

かうのは今の子どもた

ちである災害時には

自分自身を守り相互に

助け合える力を今から育

む防災教育が本町の将

来にとって不可欠だ

行ったまた自助対応

に対する正しい知識を習

得させる意味で応急手

当等の指導も取り入れた

町内の農業形態は多種

だが認定農業者対象の

補助にはどのような制

度があるのか

また農業で安定した

生活基準を保つため一

部の若者達がグループ化

や法人化に移行し5年

10年先を考え自らが

様々な制度の情報収集に

取組まれているが現在

の補助制度とその機能

活用状況は

また新たな農業の支援

施策が必要ではないのか

地域で5年後の姿を明

確にし必要な担い手や

産地づくりの総合的計画

『京力農場プラン』を現在

学校教育として防災

教育をどのように取り入

れていくのか

新たに土曜授業の一環

で防災教育を取り入れ

地域自主防災会連合会な

どとも連携を図り訓練を

今後も地域との相互

理解を深め防災教育に

生かせる事業を取り組

んでいく

作成している

認定農業者の補助制度

には機械購入時や設備

投資や規模拡大のために

農業経営基盤強化資金や

近代化資金等の融資を受

けた農家への最長5年間

の利子補給がある

新規事業(農業振興施

策対策事業)では認定

農業者等の方が農地の集

団化等や規模拡大等で

農機械設備投資100万

円以上の農業用機械の購

入時に5万円の補助をお

こない機械購入時の負

担軽減を図り農業経営

の新たな支援につなげる

しかしこれからの事

業なので今後検証し話

を聞く中で進めて行く

更新と共に設置位置を改

めて検討していくま

た消火栓BOXの設置

は法的な設置義務がな

い消火栓の使用方法も

自治会対象の消防訓練な

どで指導普及していく

公園内に防火水槽の増

設がないのはポケット

パークや児童公園付近に

有効な消防水利があるこ

とや用地等の問題も設置

が進まない要因の一つで

ある水利不便地では

公園整備等で消火活動

上有効な消防水利の増強

を検討する

消火栓BOX

防火水槽の充実は

消防水利不便地の増強を

検討していく

A Q

多種多様な防災教育の導入は

防災教育に生かせる取り組みをする

A Q

農業への振興は

総合計画「京力農場プラン」

を作成している

きょうりょく

A Q

質 問

質 問

質 問

田口

 浩嗣

 議員

一括質問方式

一般質問

消防次長

学校教育課長

産業課長

消火栓BOX

くみやま 議会だより No134(17)

米政策では5年後に

生産調整廃止の報道があ

りその方向性が考えら

れる

産地確立対策事業は

町独自の施策であり評価

しているが補助単価の

推移は毎年減額の状況だ

今後についての見解は

米の生産調整数量の目

標を達成した農家組合に

対し転作協力金として

支出している

平成23年度より転作

面積1平方あたり3円

で総額約570万円 

平成24年度は2円で約3

90万円平成25年度は

1円で約200万円であ

る平成26年度の当初予

算案においても昨年度

と同様に計上している

しかし平成27年以降

は未定であるが継続し

て農業に取り組まれる意

欲ある農家への支援につ

いて有効な事業を検討し

ていきたい

『人農地プラン』策定

に向けた協議が進められ

るがその重点課題と今

後のスケジュールは

地域の担い手不足を解

消し持続可能な力強い

農業経営構造に転換する

ため国の『人農地プ

ラン』にものづくり

の視点を加えた府独自

の『京力農場プラン』は

集落や地域における5年

後の目指す姿を明確にし

それを基本計画に取りま

とめたものである

また本町の都市近郊

という立地条件にあった

営農のあり方や耕作放棄

地の解消新規就農をお

こないやすい環境整備

特産品等のブランド化や

6次産業の重要課題につ

いて議論をしており平

成26年度当初に取りまと

める予定である

公開事業診断の意見か

ら特産野菜の補助や耕

作放棄地対策に展開すべ

きと提案されたがどの

ように捉えているかを聞

く公

開事業診断の意見や

国の減反廃止の方向性が

出されたことを踏まえて

当面は国の制度の経営

所得安定対策交付金の活

用を図る

農業予算配布の考え方

は本町の農業振興を図

るため国や府の支援制度

を活用し必要財源の確

保に努めたい

農地集積では『人

農地プラン』の話し合い

によって農地をまとめ

て機構に貸し出す場合

集落に支払う地域集積協

力金が導入されようとし

ているこの新しい仕組

みを活用すればこれま

で乗り切れなかった課題

を解決し農地の流動化

が進むと期待している

そこでこれから管内

農業の特徴を生かした

『人農地プラン』策定の

重点課題は

特産品などのブランド化を

平成26年度にまとめる

A Q

公開事業診断の意見を

どのようにとらえているのか

国の生産調整廃止の動向を

見すえた見直しが必要だ

A Q

産地確立対策費の今後の見解は

意欲ある農家の支援と

有効な事業を検討したい

A Q質 問

質 問

質 問

河原﨑博之

 議員

一括質問方式

一般質問

産業課長

産業課長

事業建設部長

人農地プランで農地の流動化が加速する

(18)くみやま 議会だより No134

久御山ジャンクション

北側のモタレ地区は将

来の市街地検討エリアに

定められているが地権

者と企業の合意形成があ

れば開発は進められるの

か農

用地の除外が必要に

なるがそれには同等の

面積を農用地に指定する

ことが必要となり久御

山町にはそのような農地

はないのでハードルは

大変高く厳しい

農用地除外の問題は以

前から言われていたこと

であるこれまで町長と

してハードルを下げるた

めに関係機関とどのよう

な取り組みをしてきたの

か先

に地権者と企業との

コンセンサスがでてきた

時点で行政として本格

的に押せるのが基本論で

はないかと思う

で今後はそういった部

分の調査も視野に入れて

いかなければならない

内水排除を大きく阻害

している大内サイフォン

の再整備については国

や京都府に要望していな

いのか

府道八幡宇治線や府道

宇治淀線は朝夕の時間

帯で慢性的に渋滞をして

いるためバイパス機能

として東西軸の道路整備

が必要ではないか

昨年山城広域振興局

管内の自治体で組織する

部会で府道八幡宇治線

の北側に東西道路が将来

整備路線に位置付けられ

ており実現を要望して

いく

府道宇治淀線は日中

大内サイフォンを増設

すると大内川の流量が多

く前川の水が流れなくな

り宇治市や京都市に浸

かってくれと言うような

ものになるので大内サイ

フォンを増やしてくださ

いと言うことはできない

も慢性的に混んでいると

いう感覚はない

今後はより一層渋滞す

ると思っている混んで

から考えるのではなく

まちづくりを進める中で

当然検討していくべきで

はないのか

佐山にバイパスを作っ

てもまた第2岡本病院

(建設予定)のところで

渋滞ができてしまい問

題になってくると認識し

ている

内水排除の対策が進ん

でいない解決策がわか

らないなら専門家をいれ

て総合的な治水につい

ての調査検討が必要で

はないのか

これまで専門家を入れ

ての調査をしていないの

久御山ジャンクション

北側開発の課題は

農用地除外のハードルは

高く簡単ではない

A Q

大内サイフォンの再整備は

要望しないのか

宇治市や京都市に浸かって

くれと言うようなものになる

A Q

東西軸の道路整備状況は

東西道路の整備を要望している

A Q

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

中井

 孝紀

 議員

一問一答方式

一般質問

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

内水排除を阻害している大内サイフォン

くみやま 議会だより No134(19)

障害児の早期発見と成

長に合わせた一貫した指

導と教育についてである

が町は久御山学園と

いわれるものを掲げて

幼保小中一貫性の

ある教育を推進すること

をアピールしているが

障害児教育はどう取り組

むのかがいっこうに見え

ない

現状と方針について答

弁を求める

町では医師や保健師

による乳幼児健康診査事

業で気になった発達に

課題を抱える子どもにつ

いて継続的に見守り等

をおこない必要に応じ

て町療育教室への通室や

専門機関の受診等の助言

をおこなっている

平成21年度から町療育

教室発達相談員を中心に

保健師や保育士がチーム

をつくり保育所幼稚

園主に年中児を対象に

巡回相談を実施し発達

に課題を抱える子どもの

早期発見に努めている

就学前に発見された発

達に課題を抱える子ども

については保健師の

フォローや保育所幼稚

園での継続的な観察等を

実施するとともに必要

に応じて町療育教室へ

の通室を促し療育をお

こなっている

就学時には就学指導

委員会と連携をとりなが

ら適正な就学につなが

るように努めている

また今年度から新

1年生のフォロー教室と

して年8回程度教室

を使って遊びの広場の

提供や保護者の相談の

場を設けている

4月に療育教室から就

学した子供の半数以上

平均して8組程度の参加

があり保護者からは好

評を得ている

障害のある子どもの早

期発見は適切な支援につ

ながる重要な要素であり

教育委員会としても民

生部の保健師療育教室

の発達指導員と密接な連

携を図ってきている

中が連携をした中での個

人の状況について支援

していけるような形で

フォローをしていきたい

と考えている

また教育委員会とし

てはいろいろな検査

だったり調査等でも

やっているが確認でき

ないまま大人になること

がないように十分注意

を払いながら保護者並

びに関係機関と密接な連

携を図りながら特別支

援教育を進めていきたい

と考えている

また副町長を委員長

とする発達障害等検討委

員会を民生部と立ち上げ

幼児から高齢者に至るま

で障害のある方への支

援方法について検討を

おこなっている

特に久御山学園とし

ての一連した幼保小

中連携のもとでの取り組

みについては各小学校

中学校において必要な

特別支援にかかわる担任

の配置をはじめ今年度

から新たな取り組みを計

画している

一つは久御山学園と

して障害のある子ども

に対して適切な指導を

図れるように幼稚園の5

歳児並びに小学校6年生

にそれぞれの状況につ

いて移行支援シート等

を保護者の方に提出をい

ただき特に平成26年度

においては幼稚園5歳

児の保護者に対して提

出をお願いする

その内容について平

成27年度以降それぞれ

の小学校中学校へ進ん

でいかれる中で幼保小

学校教育課長

久御山学園として障害児教育は

どのように取り組むのか

移動支援シートの提出をお願いし

幼保小中が連携してフォローしたい

A Q質 問

三宅

 美子

 議員

一問一答方式

一般質問

住民福祉課長

(20)くみやま 議会だより No134

広報の一環としてICT

化を活用した取り組みを

実施している

サイボウズライブを活

用しインターネット上

で資料提供や議員間の意

見交換をおこなっている

またグーグルカレン

ダーを利用し議員およ

び議長の予定や研修等も

公表している

その他議会のフェイ

スブックページを開設し

議会活動を活発に発信し

ているICTを積極的

に取り入れ議会の「見

える化」に頑張っている

様子が伝わってきた

可児市議会の議員数は

21人で議会改革議会

関市の議員数は25人で

本会議場にタブレット端

末機「ipad」を導入

している

平成24年に議員から導

入提案がありその後

試行的におこなわれた

平成25年12月定例会で

平成15年4月に2市2

町が合併し周南市と

なった議員数30人中議

会だより編集委員は6人

で構成している「議会

だより」は年4回発行

で印刷部数が615

00部と多いにもかかわ

らずきめ細やかな編集

で大変参考になった

坂町は人口約1万3

千人の町である議会だ

よりの発行に関する違い

は定例会終了月の翌月

1日に発行している点で

ある新しい情報を新鮮

なうちに住民に届けるた

め昭和62年1月から継

続されている

編集会議は本会議と

並行し定例会の翌日か

ら約4日間9時から16

時まで会議を開くなど

タイトな日程であるが内

容も充実している決し

て早く発行することに

重点をおいている訳では

なく参考になった

また小学校の授業の

一環として児童が本会議

の傍聴をおこなっており

その時の感想文を掲載し

たり一般質問の追跡調査

議会クイズなど住民の

皆さんの声も載せるなど

の工夫は今後の本町の

広報編集の充実において

参考にしたい点である

「ペーパーでの配布は一

切なし」とされデータ

での配信のみとなった

導入経費は約119万

円で今後紙代やコピー

代などの経費削減につな

がるとのこと

反面手書きメモや新

しいアプリなどの操作方

法の習得といった課題も

あると言われていた

周し

ゅう

南なん

市し

議会

(山口県)

坂さ

町ちょう

議会

(広島県)

部数が多いにも関わら

ずきめ細やかな編集

児童の傍聴感想の掲載

など工夫が満載

サイボウズライブとは

サイボウズ株式会社が

提供している無料グ

ループウェアサービス

個人や小規模チームの

利用を想定したグ

ループスペースを複数

作成管理している

可か

児に

市し

議会

(岐阜県)

関せ

市し

議会

(岐阜県)

議会の「見える化」へ

ipad導入は紙代や

コピー代の削減になる

可児市議会

関市議会

周南市議会

坂町議会

くみやま 議会だより No134(21)

三芳町では準備情報

のない震災発生時の初期

行動について地域防災

初期行動マニュアルを策

定している

このマニュアルは町

災害対策本部の動き地

域の標準的な動き指定

避難場所となっている学

地域防災は自治安心課で

校の態勢などを明らかに

し非常時にしっかりと

連携を取るためである

また自助共助公助

の人の動き組織の動き

を時系列に掲載しどの

ように行動すればよいか

しなければならないこと

は何なのかどのような

ことが協力できるのか

一目でわかるようになっ

ている

全体像を示しながら

時間の流れとともに作成

されているので大変解

りやすいと感じた

豊島区では社会福祉

協議会主催で「あなた

の元気で地域を元気に」

のスローガンで「高齢者

元気あとおし事業」を実

施している

これは地域の老人施

設やデイサービス等の介

護保険施設で利用者の

話し相手やお茶出し食

事の配膳シーツ交換

洗濯物の整理などをおこ

なうことで自身の介護

予防とお互いに支え合う

元気な地域社会をめざす

事業である活動すると

スタンプがもらえ貯

まったスタンプ数に応

じて換金できるように

なっている(年間上限5

000円)

平成24年度末の会員数

は352人で平均還元

金額は3319円

社会参画をしたい高齢

者がまだ多くおられるの

でこの事業の周知を徹

底していく事が今の課

題とのことであった

高齢者元気あとおし事業

豊と

島しま

区く(東京都)

豊島区の「元気ポイント手帳」

防災教育のコンクー

ル『ぼうさい甲子園』で

全国一のグランプリを受

賞された宮城県女川町立

女川中学校で防災教育

について説明を受けた

佐藤先生(国語担当)

は震災によって心に傷

を負った生徒の気持ちを

短い俳句によって吐き出

させることに取り組まれ

たま

た女川中学校は①

小中学校と関係機関と

の防災体制の連携 

②防

災マニュアルの整備改

善 

③抜き打ちの避難訓

練などについてきめ細

かい対応をされていた

千年後の命を守るために

建てられた『女川いの

ちの石碑』には生徒の

俳句「夢だけは壊せな

かった大震災」

など多くの言葉

が刻まれていた

その後久御

山町から派遣さ

れている職員の

堀井敬祐さんの

激励を兼ねて石

巻市役所を訪問

し復興状況を

お聞きした

東日本大震災による大

津波によって壊滅的な被

害を受けた名取市閖ゆ

上あげ

区沿岸から1キロメー

トル以内の木造住宅は全

て流出しており住宅の

基礎だけが残った景色に

言葉を失った

当時避難場所で今は

閉鎖されている旧閖上中

学校「みなさんが気軽

に集まれる場所にした

い」と営業を再開され

た「ゆりあげ港朝市」と

復興の願いを込められた

仮店舗「閖上さいかい市

場」を視察し厳しい現

実と課題を聞いた改め

て被災地の復旧復興は

まだまだ長い道のりだと

いうことがよくわかった

今後南海トラフ巨大

地震による被害の発生が

考えられる今回の研修

で学んだ防災教育減災

に対する取り組みを参考

に久御山町でも防災対

策を進めたいと思う

三み

芳よし

町まち(

埼玉県)

女おな

川がわ

町ちょう(

宮城県)

防災マニュアル整備で

きめ細やかな対応

名な

取とり

市し(宮城県)

復旧復興は長い道のり

三芳町役場

女川いのちの石碑

(22)くみやま 議会だより No134

久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました

久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン

テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします

町議会では議員によ

る「第1回政策討論会」

を去る2月22日ふれあ

い交流館ゆうホールで開

催しました

政策討論会はさまざ

まな行政課題や町の進む

べき方向などについて

各議員が意見等の交換を

し議会としての共通認

識の醸成を図りかつ

議会の活性化を図るため

におこなうものです

今回は住民の皆さん

に議会への関心をもっと

持ってもらうとともに

議会活性化のひとつとし

ておこないました「10

年後の久御山町を考え

る」をメインテーマに

年々減少する人口や毎年

のように起こる自然災害

などの問題について「人

口のあり方」「防災につ

いて」をサブテーマに掲

げました

人口のあり方

少子高齢化が一段と進

み高齢人口が30を超

える

生産年齢人口減により

総合計画で設定した人

口には届かない

久御山町にとって適正

規模の人口がどうなの

かを考えるべき

10年後ではなく20年

後くらいを視野に置く

べき

久御山町に住もうとし

ても住宅がないミニ

開発や土地の用途変更

の緩和を考えるべき

住宅要望は減っている

開発は必要ない

鉄軌道がないという不

便さがある

防災について

久御山の地形や歴史を

知る必要がある

防災教育を通じた子ど

もへの意識付けや少年

消防クラブ設立を

治水対策について国

京都府との連携をとる

ことが必要

防災にもっと女性の視

点を盛り込むべき

以上のような意見がで

ました

また当日傍聴に来ら

れた皆さんからは左記

のようなご意見をいただ

きました初開催で時間

配分などスムーズにい

かないことも多々あり

今後の開催運営に課題を

残した結果となりました

次回開催時には今回

の教訓を踏まえより一

層住民の皆さんの期待と

要望に応えられる討論会

としていきたいと考えて

います

政策討論会を開催

第1回

時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)

傍聴者の意見

参加者

議 員hellip14人(全員)

傍 聴hellip20人

くみやま 議会だより No134(23)

4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大

おお

森もり

彌わたる

氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました

全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip

合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代

表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ

クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論

を通して意見交換をおこなうものです

また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから

こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり

のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります

新緑があざやかに映え

る季節となりました

さて議会では2月に

『人口のあり方について

防災について』をテーマ

に政策討論会を初めて

開催しましたまた『議

会だより130号』が

第28回町村議会広報コン

クールで見事に「表紙

フォトグランプリ賞」を

受賞しました

これからも皆さんに

親しまれ読みやすい紙

面となるよう委員一同

努力を重ねていきますの

でご愛読をお願いしま

す 編

委 員 長 

中  

大介

副委員長 

巽  

悦子

委  

員 

岩田 

芳一

委  

員 

島  

宏樹

委  

員 

塚本五三藏

委  

員 

樋口 

房次

広報特別委員会

「この作品は撮影

者の感性が見事に表

情仕草動感光線

のすべてを一枚のカッ

トに収めた素晴らしい

表紙に仕上がってい

る」と評価を受けく

みやま議会だより平成

25年5月1日号(

130)が平成25年度第

28回町村議会広報コン

クールで「表紙フォト

グランプリ賞」を初め

て受賞しました

町村議会広報コン

クールとは全国町村

議会議長会の主催で

「町村議会広報」の編

集技術向上と紙面内容

の更なる充実のため

毎年おこなわれている

ものです

今後も住民の皆さ

んに親しまれるわか

りやすい紙面づくりに

取り組んでいきます

来賓あいさつをする山田京都府知事

栄12丁目シニアク

ラブの栄楽会から誕生し

たサークル「栄楽早朝ラ

ジオ体操山ももの会」

が今年で10年目を迎えま

した

山ももの会は平成16年

6月当時栄楽会会長の

中南明光さんが発起人と

なり高齢者のふれあい

や健康維持を目的に早朝

ラジオ体操を始めました

毎日栄みどり公園で

早朝から高齢者の生きが

いづくりや閉じこもり

介護予防などを目指して

1年365日欠かさず

に取り組んでいます

ラジオ体操の普及推進

に努めているかんぽ生

命は毎年全国の団体

や個人を表彰しており

栄楽会は平成22年に「優

良団体京都府表彰」を

受賞しました

以前は栄楽会シニア

クラブサークルが中心に

活動していましたが幅

広い年代にも参加を呼び

かけようと「京都府表

彰」の受賞をきっかけに

「栄楽早朝ラジオ体操

山ももの会」と改名そ

の後毎朝のラジオ体操

を続け今回2つ目とな

る「優良団体近畿地方

表彰」の栄誉に輝きまし

た10

年前初日の参加者

は10人で4日目には半

減していましたそれで

も息の長い地道な活動は

ゆっくりと着実に広がり

いまでは近隣の宇治市

民を合わせ毎日約46

人平均年齢は75歳前後

の方々の参加があります

激しい雨天の日などを除

いて夏場は午前6時か

ら他のシーズンは午前

6時半に栄みどり公園に

集いますラジオ体操終

了後は京都フェニック

スパーク周辺を中心に

ウォーキング

8年間通い続けている

宇治市住民の91歳の男性

は「良い仲間ができて

元気をもらっています」

とニッコリ92歳の女性

は「みんなと一緒にさせ

てもらい今日の健康が

あります太陽とラジオ

体操に励まされていま

す」とほほえみます

会長の中南明光さん

は「おはようさんで始ま

り笑顔で話ができる場

それが精神や肉体の健康

維持につながっていると

思うこれからも続けて

精進していきたい」と今

後の抱負を語りました

(聞き手文 

広報特別委員会)

発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11  075(631)99960774(45)0105  075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています

表紙の「くみやま」を書いたのは

東角小学校2年生

今井 陽太くんいま い   ひな た

 題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ

もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました

 

今号は「栄楽

山ももの会」会長の

中南明光さん(栄在

住)に直撃インタ

ビューしました

高齢者に生きがいを

良い仲間ができて

元気をもらってます

太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん

Page 15: 特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員 理由は、4月からの消費税引き上げに伴う食支出が増える中、増税に反対

(16)くみやま 議会だより No134

火災発生時は消防車が

到着するまで自治会に

設置の消火栓BOXでの

初期消火の対応が必要と

なるしかし消火栓BO

Xの備品が少なく消火

範囲は40程度だまた

消火栓BOXも不足して

いる今後の対応は

次に南海トラフ大地

震等によって水道管が寸

断された場合水利確保

が困難となり防火水

槽の増設が不可欠にな

る過去に「防火水槽は

公園や公共用地への設置

などで充実に努める」と

答弁されたが防火水槽

の増設がない

なぜ防火水槽の増設が

進まないのかまた今後

の対応は

消火栓BOXの増設は

21世紀の災害に立ち向

かうのは今の子どもた

ちである災害時には

自分自身を守り相互に

助け合える力を今から育

む防災教育が本町の将

来にとって不可欠だ

行ったまた自助対応

に対する正しい知識を習

得させる意味で応急手

当等の指導も取り入れた

町内の農業形態は多種

だが認定農業者対象の

補助にはどのような制

度があるのか

また農業で安定した

生活基準を保つため一

部の若者達がグループ化

や法人化に移行し5年

10年先を考え自らが

様々な制度の情報収集に

取組まれているが現在

の補助制度とその機能

活用状況は

また新たな農業の支援

施策が必要ではないのか

地域で5年後の姿を明

確にし必要な担い手や

産地づくりの総合的計画

『京力農場プラン』を現在

学校教育として防災

教育をどのように取り入

れていくのか

新たに土曜授業の一環

で防災教育を取り入れ

地域自主防災会連合会な

どとも連携を図り訓練を

今後も地域との相互

理解を深め防災教育に

生かせる事業を取り組

んでいく

作成している

認定農業者の補助制度

には機械購入時や設備

投資や規模拡大のために

農業経営基盤強化資金や

近代化資金等の融資を受

けた農家への最長5年間

の利子補給がある

新規事業(農業振興施

策対策事業)では認定

農業者等の方が農地の集

団化等や規模拡大等で

農機械設備投資100万

円以上の農業用機械の購

入時に5万円の補助をお

こない機械購入時の負

担軽減を図り農業経営

の新たな支援につなげる

しかしこれからの事

業なので今後検証し話

を聞く中で進めて行く

更新と共に設置位置を改

めて検討していくま

た消火栓BOXの設置

は法的な設置義務がな

い消火栓の使用方法も

自治会対象の消防訓練な

どで指導普及していく

公園内に防火水槽の増

設がないのはポケット

パークや児童公園付近に

有効な消防水利があるこ

とや用地等の問題も設置

が進まない要因の一つで

ある水利不便地では

公園整備等で消火活動

上有効な消防水利の増強

を検討する

消火栓BOX

防火水槽の充実は

消防水利不便地の増強を

検討していく

A Q

多種多様な防災教育の導入は

防災教育に生かせる取り組みをする

A Q

農業への振興は

総合計画「京力農場プラン」

を作成している

きょうりょく

A Q

質 問

質 問

質 問

田口

 浩嗣

 議員

一括質問方式

一般質問

消防次長

学校教育課長

産業課長

消火栓BOX

くみやま 議会だより No134(17)

米政策では5年後に

生産調整廃止の報道があ

りその方向性が考えら

れる

産地確立対策事業は

町独自の施策であり評価

しているが補助単価の

推移は毎年減額の状況だ

今後についての見解は

米の生産調整数量の目

標を達成した農家組合に

対し転作協力金として

支出している

平成23年度より転作

面積1平方あたり3円

で総額約570万円 

平成24年度は2円で約3

90万円平成25年度は

1円で約200万円であ

る平成26年度の当初予

算案においても昨年度

と同様に計上している

しかし平成27年以降

は未定であるが継続し

て農業に取り組まれる意

欲ある農家への支援につ

いて有効な事業を検討し

ていきたい

『人農地プラン』策定

に向けた協議が進められ

るがその重点課題と今

後のスケジュールは

地域の担い手不足を解

消し持続可能な力強い

農業経営構造に転換する

ため国の『人農地プ

ラン』にものづくり

の視点を加えた府独自

の『京力農場プラン』は

集落や地域における5年

後の目指す姿を明確にし

それを基本計画に取りま

とめたものである

また本町の都市近郊

という立地条件にあった

営農のあり方や耕作放棄

地の解消新規就農をお

こないやすい環境整備

特産品等のブランド化や

6次産業の重要課題につ

いて議論をしており平

成26年度当初に取りまと

める予定である

公開事業診断の意見か

ら特産野菜の補助や耕

作放棄地対策に展開すべ

きと提案されたがどの

ように捉えているかを聞

く公

開事業診断の意見や

国の減反廃止の方向性が

出されたことを踏まえて

当面は国の制度の経営

所得安定対策交付金の活

用を図る

農業予算配布の考え方

は本町の農業振興を図

るため国や府の支援制度

を活用し必要財源の確

保に努めたい

農地集積では『人

農地プラン』の話し合い

によって農地をまとめ

て機構に貸し出す場合

集落に支払う地域集積協

力金が導入されようとし

ているこの新しい仕組

みを活用すればこれま

で乗り切れなかった課題

を解決し農地の流動化

が進むと期待している

そこでこれから管内

農業の特徴を生かした

『人農地プラン』策定の

重点課題は

特産品などのブランド化を

平成26年度にまとめる

A Q

公開事業診断の意見を

どのようにとらえているのか

国の生産調整廃止の動向を

見すえた見直しが必要だ

A Q

産地確立対策費の今後の見解は

意欲ある農家の支援と

有効な事業を検討したい

A Q質 問

質 問

質 問

河原﨑博之

 議員

一括質問方式

一般質問

産業課長

産業課長

事業建設部長

人農地プランで農地の流動化が加速する

(18)くみやま 議会だより No134

久御山ジャンクション

北側のモタレ地区は将

来の市街地検討エリアに

定められているが地権

者と企業の合意形成があ

れば開発は進められるの

か農

用地の除外が必要に

なるがそれには同等の

面積を農用地に指定する

ことが必要となり久御

山町にはそのような農地

はないのでハードルは

大変高く厳しい

農用地除外の問題は以

前から言われていたこと

であるこれまで町長と

してハードルを下げるた

めに関係機関とどのよう

な取り組みをしてきたの

か先

に地権者と企業との

コンセンサスがでてきた

時点で行政として本格

的に押せるのが基本論で

はないかと思う

で今後はそういった部

分の調査も視野に入れて

いかなければならない

内水排除を大きく阻害

している大内サイフォン

の再整備については国

や京都府に要望していな

いのか

府道八幡宇治線や府道

宇治淀線は朝夕の時間

帯で慢性的に渋滞をして

いるためバイパス機能

として東西軸の道路整備

が必要ではないか

昨年山城広域振興局

管内の自治体で組織する

部会で府道八幡宇治線

の北側に東西道路が将来

整備路線に位置付けられ

ており実現を要望して

いく

府道宇治淀線は日中

大内サイフォンを増設

すると大内川の流量が多

く前川の水が流れなくな

り宇治市や京都市に浸

かってくれと言うような

ものになるので大内サイ

フォンを増やしてくださ

いと言うことはできない

も慢性的に混んでいると

いう感覚はない

今後はより一層渋滞す

ると思っている混んで

から考えるのではなく

まちづくりを進める中で

当然検討していくべきで

はないのか

佐山にバイパスを作っ

てもまた第2岡本病院

(建設予定)のところで

渋滞ができてしまい問

題になってくると認識し

ている

内水排除の対策が進ん

でいない解決策がわか

らないなら専門家をいれ

て総合的な治水につい

ての調査検討が必要で

はないのか

これまで専門家を入れ

ての調査をしていないの

久御山ジャンクション

北側開発の課題は

農用地除外のハードルは

高く簡単ではない

A Q

大内サイフォンの再整備は

要望しないのか

宇治市や京都市に浸かって

くれと言うようなものになる

A Q

東西軸の道路整備状況は

東西道路の整備を要望している

A Q

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

中井

 孝紀

 議員

一問一答方式

一般質問

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

内水排除を阻害している大内サイフォン

くみやま 議会だより No134(19)

障害児の早期発見と成

長に合わせた一貫した指

導と教育についてである

が町は久御山学園と

いわれるものを掲げて

幼保小中一貫性の

ある教育を推進すること

をアピールしているが

障害児教育はどう取り組

むのかがいっこうに見え

ない

現状と方針について答

弁を求める

町では医師や保健師

による乳幼児健康診査事

業で気になった発達に

課題を抱える子どもにつ

いて継続的に見守り等

をおこない必要に応じ

て町療育教室への通室や

専門機関の受診等の助言

をおこなっている

平成21年度から町療育

教室発達相談員を中心に

保健師や保育士がチーム

をつくり保育所幼稚

園主に年中児を対象に

巡回相談を実施し発達

に課題を抱える子どもの

早期発見に努めている

就学前に発見された発

達に課題を抱える子ども

については保健師の

フォローや保育所幼稚

園での継続的な観察等を

実施するとともに必要

に応じて町療育教室へ

の通室を促し療育をお

こなっている

就学時には就学指導

委員会と連携をとりなが

ら適正な就学につなが

るように努めている

また今年度から新

1年生のフォロー教室と

して年8回程度教室

を使って遊びの広場の

提供や保護者の相談の

場を設けている

4月に療育教室から就

学した子供の半数以上

平均して8組程度の参加

があり保護者からは好

評を得ている

障害のある子どもの早

期発見は適切な支援につ

ながる重要な要素であり

教育委員会としても民

生部の保健師療育教室

の発達指導員と密接な連

携を図ってきている

中が連携をした中での個

人の状況について支援

していけるような形で

フォローをしていきたい

と考えている

また教育委員会とし

てはいろいろな検査

だったり調査等でも

やっているが確認でき

ないまま大人になること

がないように十分注意

を払いながら保護者並

びに関係機関と密接な連

携を図りながら特別支

援教育を進めていきたい

と考えている

また副町長を委員長

とする発達障害等検討委

員会を民生部と立ち上げ

幼児から高齢者に至るま

で障害のある方への支

援方法について検討を

おこなっている

特に久御山学園とし

ての一連した幼保小

中連携のもとでの取り組

みについては各小学校

中学校において必要な

特別支援にかかわる担任

の配置をはじめ今年度

から新たな取り組みを計

画している

一つは久御山学園と

して障害のある子ども

に対して適切な指導を

図れるように幼稚園の5

歳児並びに小学校6年生

にそれぞれの状況につ

いて移行支援シート等

を保護者の方に提出をい

ただき特に平成26年度

においては幼稚園5歳

児の保護者に対して提

出をお願いする

その内容について平

成27年度以降それぞれ

の小学校中学校へ進ん

でいかれる中で幼保小

学校教育課長

久御山学園として障害児教育は

どのように取り組むのか

移動支援シートの提出をお願いし

幼保小中が連携してフォローしたい

A Q質 問

三宅

 美子

 議員

一問一答方式

一般質問

住民福祉課長

(20)くみやま 議会だより No134

広報の一環としてICT

化を活用した取り組みを

実施している

サイボウズライブを活

用しインターネット上

で資料提供や議員間の意

見交換をおこなっている

またグーグルカレン

ダーを利用し議員およ

び議長の予定や研修等も

公表している

その他議会のフェイ

スブックページを開設し

議会活動を活発に発信し

ているICTを積極的

に取り入れ議会の「見

える化」に頑張っている

様子が伝わってきた

可児市議会の議員数は

21人で議会改革議会

関市の議員数は25人で

本会議場にタブレット端

末機「ipad」を導入

している

平成24年に議員から導

入提案がありその後

試行的におこなわれた

平成25年12月定例会で

平成15年4月に2市2

町が合併し周南市と

なった議員数30人中議

会だより編集委員は6人

で構成している「議会

だより」は年4回発行

で印刷部数が615

00部と多いにもかかわ

らずきめ細やかな編集

で大変参考になった

坂町は人口約1万3

千人の町である議会だ

よりの発行に関する違い

は定例会終了月の翌月

1日に発行している点で

ある新しい情報を新鮮

なうちに住民に届けるた

め昭和62年1月から継

続されている

編集会議は本会議と

並行し定例会の翌日か

ら約4日間9時から16

時まで会議を開くなど

タイトな日程であるが内

容も充実している決し

て早く発行することに

重点をおいている訳では

なく参考になった

また小学校の授業の

一環として児童が本会議

の傍聴をおこなっており

その時の感想文を掲載し

たり一般質問の追跡調査

議会クイズなど住民の

皆さんの声も載せるなど

の工夫は今後の本町の

広報編集の充実において

参考にしたい点である

「ペーパーでの配布は一

切なし」とされデータ

での配信のみとなった

導入経費は約119万

円で今後紙代やコピー

代などの経費削減につな

がるとのこと

反面手書きメモや新

しいアプリなどの操作方

法の習得といった課題も

あると言われていた

周し

ゅう

南なん

市し

議会

(山口県)

坂さ

町ちょう

議会

(広島県)

部数が多いにも関わら

ずきめ細やかな編集

児童の傍聴感想の掲載

など工夫が満載

サイボウズライブとは

サイボウズ株式会社が

提供している無料グ

ループウェアサービス

個人や小規模チームの

利用を想定したグ

ループスペースを複数

作成管理している

可か

児に

市し

議会

(岐阜県)

関せ

市し

議会

(岐阜県)

議会の「見える化」へ

ipad導入は紙代や

コピー代の削減になる

可児市議会

関市議会

周南市議会

坂町議会

くみやま 議会だより No134(21)

三芳町では準備情報

のない震災発生時の初期

行動について地域防災

初期行動マニュアルを策

定している

このマニュアルは町

災害対策本部の動き地

域の標準的な動き指定

避難場所となっている学

地域防災は自治安心課で

校の態勢などを明らかに

し非常時にしっかりと

連携を取るためである

また自助共助公助

の人の動き組織の動き

を時系列に掲載しどの

ように行動すればよいか

しなければならないこと

は何なのかどのような

ことが協力できるのか

一目でわかるようになっ

ている

全体像を示しながら

時間の流れとともに作成

されているので大変解

りやすいと感じた

豊島区では社会福祉

協議会主催で「あなた

の元気で地域を元気に」

のスローガンで「高齢者

元気あとおし事業」を実

施している

これは地域の老人施

設やデイサービス等の介

護保険施設で利用者の

話し相手やお茶出し食

事の配膳シーツ交換

洗濯物の整理などをおこ

なうことで自身の介護

予防とお互いに支え合う

元気な地域社会をめざす

事業である活動すると

スタンプがもらえ貯

まったスタンプ数に応

じて換金できるように

なっている(年間上限5

000円)

平成24年度末の会員数

は352人で平均還元

金額は3319円

社会参画をしたい高齢

者がまだ多くおられるの

でこの事業の周知を徹

底していく事が今の課

題とのことであった

高齢者元気あとおし事業

豊と

島しま

区く(東京都)

豊島区の「元気ポイント手帳」

防災教育のコンクー

ル『ぼうさい甲子園』で

全国一のグランプリを受

賞された宮城県女川町立

女川中学校で防災教育

について説明を受けた

佐藤先生(国語担当)

は震災によって心に傷

を負った生徒の気持ちを

短い俳句によって吐き出

させることに取り組まれ

たま

た女川中学校は①

小中学校と関係機関と

の防災体制の連携 

②防

災マニュアルの整備改

善 

③抜き打ちの避難訓

練などについてきめ細

かい対応をされていた

千年後の命を守るために

建てられた『女川いの

ちの石碑』には生徒の

俳句「夢だけは壊せな

かった大震災」

など多くの言葉

が刻まれていた

その後久御

山町から派遣さ

れている職員の

堀井敬祐さんの

激励を兼ねて石

巻市役所を訪問

し復興状況を

お聞きした

東日本大震災による大

津波によって壊滅的な被

害を受けた名取市閖ゆ

上あげ

区沿岸から1キロメー

トル以内の木造住宅は全

て流出しており住宅の

基礎だけが残った景色に

言葉を失った

当時避難場所で今は

閉鎖されている旧閖上中

学校「みなさんが気軽

に集まれる場所にした

い」と営業を再開され

た「ゆりあげ港朝市」と

復興の願いを込められた

仮店舗「閖上さいかい市

場」を視察し厳しい現

実と課題を聞いた改め

て被災地の復旧復興は

まだまだ長い道のりだと

いうことがよくわかった

今後南海トラフ巨大

地震による被害の発生が

考えられる今回の研修

で学んだ防災教育減災

に対する取り組みを参考

に久御山町でも防災対

策を進めたいと思う

三み

芳よし

町まち(

埼玉県)

女おな

川がわ

町ちょう(

宮城県)

防災マニュアル整備で

きめ細やかな対応

名な

取とり

市し(宮城県)

復旧復興は長い道のり

三芳町役場

女川いのちの石碑

(22)くみやま 議会だより No134

久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました

久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン

テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします

町議会では議員によ

る「第1回政策討論会」

を去る2月22日ふれあ

い交流館ゆうホールで開

催しました

政策討論会はさまざ

まな行政課題や町の進む

べき方向などについて

各議員が意見等の交換を

し議会としての共通認

識の醸成を図りかつ

議会の活性化を図るため

におこなうものです

今回は住民の皆さん

に議会への関心をもっと

持ってもらうとともに

議会活性化のひとつとし

ておこないました「10

年後の久御山町を考え

る」をメインテーマに

年々減少する人口や毎年

のように起こる自然災害

などの問題について「人

口のあり方」「防災につ

いて」をサブテーマに掲

げました

人口のあり方

少子高齢化が一段と進

み高齢人口が30を超

える

生産年齢人口減により

総合計画で設定した人

口には届かない

久御山町にとって適正

規模の人口がどうなの

かを考えるべき

10年後ではなく20年

後くらいを視野に置く

べき

久御山町に住もうとし

ても住宅がないミニ

開発や土地の用途変更

の緩和を考えるべき

住宅要望は減っている

開発は必要ない

鉄軌道がないという不

便さがある

防災について

久御山の地形や歴史を

知る必要がある

防災教育を通じた子ど

もへの意識付けや少年

消防クラブ設立を

治水対策について国

京都府との連携をとる

ことが必要

防災にもっと女性の視

点を盛り込むべき

以上のような意見がで

ました

また当日傍聴に来ら

れた皆さんからは左記

のようなご意見をいただ

きました初開催で時間

配分などスムーズにい

かないことも多々あり

今後の開催運営に課題を

残した結果となりました

次回開催時には今回

の教訓を踏まえより一

層住民の皆さんの期待と

要望に応えられる討論会

としていきたいと考えて

います

政策討論会を開催

第1回

時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)

傍聴者の意見

参加者

議 員hellip14人(全員)

傍 聴hellip20人

くみやま 議会だより No134(23)

4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大

おお

森もり

彌わたる

氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました

全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip

合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代

表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ

クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論

を通して意見交換をおこなうものです

また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから

こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり

のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります

新緑があざやかに映え

る季節となりました

さて議会では2月に

『人口のあり方について

防災について』をテーマ

に政策討論会を初めて

開催しましたまた『議

会だより130号』が

第28回町村議会広報コン

クールで見事に「表紙

フォトグランプリ賞」を

受賞しました

これからも皆さんに

親しまれ読みやすい紙

面となるよう委員一同

努力を重ねていきますの

でご愛読をお願いしま

す 編

委 員 長 

中  

大介

副委員長 

巽  

悦子

委  

員 

岩田 

芳一

委  

員 

島  

宏樹

委  

員 

塚本五三藏

委  

員 

樋口 

房次

広報特別委員会

「この作品は撮影

者の感性が見事に表

情仕草動感光線

のすべてを一枚のカッ

トに収めた素晴らしい

表紙に仕上がってい

る」と評価を受けく

みやま議会だより平成

25年5月1日号(

130)が平成25年度第

28回町村議会広報コン

クールで「表紙フォト

グランプリ賞」を初め

て受賞しました

町村議会広報コン

クールとは全国町村

議会議長会の主催で

「町村議会広報」の編

集技術向上と紙面内容

の更なる充実のため

毎年おこなわれている

ものです

今後も住民の皆さ

んに親しまれるわか

りやすい紙面づくりに

取り組んでいきます

来賓あいさつをする山田京都府知事

栄12丁目シニアク

ラブの栄楽会から誕生し

たサークル「栄楽早朝ラ

ジオ体操山ももの会」

が今年で10年目を迎えま

した

山ももの会は平成16年

6月当時栄楽会会長の

中南明光さんが発起人と

なり高齢者のふれあい

や健康維持を目的に早朝

ラジオ体操を始めました

毎日栄みどり公園で

早朝から高齢者の生きが

いづくりや閉じこもり

介護予防などを目指して

1年365日欠かさず

に取り組んでいます

ラジオ体操の普及推進

に努めているかんぽ生

命は毎年全国の団体

や個人を表彰しており

栄楽会は平成22年に「優

良団体京都府表彰」を

受賞しました

以前は栄楽会シニア

クラブサークルが中心に

活動していましたが幅

広い年代にも参加を呼び

かけようと「京都府表

彰」の受賞をきっかけに

「栄楽早朝ラジオ体操

山ももの会」と改名そ

の後毎朝のラジオ体操

を続け今回2つ目とな

る「優良団体近畿地方

表彰」の栄誉に輝きまし

た10

年前初日の参加者

は10人で4日目には半

減していましたそれで

も息の長い地道な活動は

ゆっくりと着実に広がり

いまでは近隣の宇治市

民を合わせ毎日約46

人平均年齢は75歳前後

の方々の参加があります

激しい雨天の日などを除

いて夏場は午前6時か

ら他のシーズンは午前

6時半に栄みどり公園に

集いますラジオ体操終

了後は京都フェニック

スパーク周辺を中心に

ウォーキング

8年間通い続けている

宇治市住民の91歳の男性

は「良い仲間ができて

元気をもらっています」

とニッコリ92歳の女性

は「みんなと一緒にさせ

てもらい今日の健康が

あります太陽とラジオ

体操に励まされていま

す」とほほえみます

会長の中南明光さん

は「おはようさんで始ま

り笑顔で話ができる場

それが精神や肉体の健康

維持につながっていると

思うこれからも続けて

精進していきたい」と今

後の抱負を語りました

(聞き手文 

広報特別委員会)

発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11  075(631)99960774(45)0105  075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています

表紙の「くみやま」を書いたのは

東角小学校2年生

今井 陽太くんいま い   ひな た

 題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ

もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました

 

今号は「栄楽

山ももの会」会長の

中南明光さん(栄在

住)に直撃インタ

ビューしました

高齢者に生きがいを

良い仲間ができて

元気をもらってます

太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん

Page 16: 特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員 理由は、4月からの消費税引き上げに伴う食支出が増える中、増税に反対

くみやま 議会だより No134(17)

米政策では5年後に

生産調整廃止の報道があ

りその方向性が考えら

れる

産地確立対策事業は

町独自の施策であり評価

しているが補助単価の

推移は毎年減額の状況だ

今後についての見解は

米の生産調整数量の目

標を達成した農家組合に

対し転作協力金として

支出している

平成23年度より転作

面積1平方あたり3円

で総額約570万円 

平成24年度は2円で約3

90万円平成25年度は

1円で約200万円であ

る平成26年度の当初予

算案においても昨年度

と同様に計上している

しかし平成27年以降

は未定であるが継続し

て農業に取り組まれる意

欲ある農家への支援につ

いて有効な事業を検討し

ていきたい

『人農地プラン』策定

に向けた協議が進められ

るがその重点課題と今

後のスケジュールは

地域の担い手不足を解

消し持続可能な力強い

農業経営構造に転換する

ため国の『人農地プ

ラン』にものづくり

の視点を加えた府独自

の『京力農場プラン』は

集落や地域における5年

後の目指す姿を明確にし

それを基本計画に取りま

とめたものである

また本町の都市近郊

という立地条件にあった

営農のあり方や耕作放棄

地の解消新規就農をお

こないやすい環境整備

特産品等のブランド化や

6次産業の重要課題につ

いて議論をしており平

成26年度当初に取りまと

める予定である

公開事業診断の意見か

ら特産野菜の補助や耕

作放棄地対策に展開すべ

きと提案されたがどの

ように捉えているかを聞

く公

開事業診断の意見や

国の減反廃止の方向性が

出されたことを踏まえて

当面は国の制度の経営

所得安定対策交付金の活

用を図る

農業予算配布の考え方

は本町の農業振興を図

るため国や府の支援制度

を活用し必要財源の確

保に努めたい

農地集積では『人

農地プラン』の話し合い

によって農地をまとめ

て機構に貸し出す場合

集落に支払う地域集積協

力金が導入されようとし

ているこの新しい仕組

みを活用すればこれま

で乗り切れなかった課題

を解決し農地の流動化

が進むと期待している

そこでこれから管内

農業の特徴を生かした

『人農地プラン』策定の

重点課題は

特産品などのブランド化を

平成26年度にまとめる

A Q

公開事業診断の意見を

どのようにとらえているのか

国の生産調整廃止の動向を

見すえた見直しが必要だ

A Q

産地確立対策費の今後の見解は

意欲ある農家の支援と

有効な事業を検討したい

A Q質 問

質 問

質 問

河原﨑博之

 議員

一括質問方式

一般質問

産業課長

産業課長

事業建設部長

人農地プランで農地の流動化が加速する

(18)くみやま 議会だより No134

久御山ジャンクション

北側のモタレ地区は将

来の市街地検討エリアに

定められているが地権

者と企業の合意形成があ

れば開発は進められるの

か農

用地の除外が必要に

なるがそれには同等の

面積を農用地に指定する

ことが必要となり久御

山町にはそのような農地

はないのでハードルは

大変高く厳しい

農用地除外の問題は以

前から言われていたこと

であるこれまで町長と

してハードルを下げるた

めに関係機関とどのよう

な取り組みをしてきたの

か先

に地権者と企業との

コンセンサスがでてきた

時点で行政として本格

的に押せるのが基本論で

はないかと思う

で今後はそういった部

分の調査も視野に入れて

いかなければならない

内水排除を大きく阻害

している大内サイフォン

の再整備については国

や京都府に要望していな

いのか

府道八幡宇治線や府道

宇治淀線は朝夕の時間

帯で慢性的に渋滞をして

いるためバイパス機能

として東西軸の道路整備

が必要ではないか

昨年山城広域振興局

管内の自治体で組織する

部会で府道八幡宇治線

の北側に東西道路が将来

整備路線に位置付けられ

ており実現を要望して

いく

府道宇治淀線は日中

大内サイフォンを増設

すると大内川の流量が多

く前川の水が流れなくな

り宇治市や京都市に浸

かってくれと言うような

ものになるので大内サイ

フォンを増やしてくださ

いと言うことはできない

も慢性的に混んでいると

いう感覚はない

今後はより一層渋滞す

ると思っている混んで

から考えるのではなく

まちづくりを進める中で

当然検討していくべきで

はないのか

佐山にバイパスを作っ

てもまた第2岡本病院

(建設予定)のところで

渋滞ができてしまい問

題になってくると認識し

ている

内水排除の対策が進ん

でいない解決策がわか

らないなら専門家をいれ

て総合的な治水につい

ての調査検討が必要で

はないのか

これまで専門家を入れ

ての調査をしていないの

久御山ジャンクション

北側開発の課題は

農用地除外のハードルは

高く簡単ではない

A Q

大内サイフォンの再整備は

要望しないのか

宇治市や京都市に浸かって

くれと言うようなものになる

A Q

東西軸の道路整備状況は

東西道路の整備を要望している

A Q

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

中井

 孝紀

 議員

一問一答方式

一般質問

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

内水排除を阻害している大内サイフォン

くみやま 議会だより No134(19)

障害児の早期発見と成

長に合わせた一貫した指

導と教育についてである

が町は久御山学園と

いわれるものを掲げて

幼保小中一貫性の

ある教育を推進すること

をアピールしているが

障害児教育はどう取り組

むのかがいっこうに見え

ない

現状と方針について答

弁を求める

町では医師や保健師

による乳幼児健康診査事

業で気になった発達に

課題を抱える子どもにつ

いて継続的に見守り等

をおこない必要に応じ

て町療育教室への通室や

専門機関の受診等の助言

をおこなっている

平成21年度から町療育

教室発達相談員を中心に

保健師や保育士がチーム

をつくり保育所幼稚

園主に年中児を対象に

巡回相談を実施し発達

に課題を抱える子どもの

早期発見に努めている

就学前に発見された発

達に課題を抱える子ども

については保健師の

フォローや保育所幼稚

園での継続的な観察等を

実施するとともに必要

に応じて町療育教室へ

の通室を促し療育をお

こなっている

就学時には就学指導

委員会と連携をとりなが

ら適正な就学につなが

るように努めている

また今年度から新

1年生のフォロー教室と

して年8回程度教室

を使って遊びの広場の

提供や保護者の相談の

場を設けている

4月に療育教室から就

学した子供の半数以上

平均して8組程度の参加

があり保護者からは好

評を得ている

障害のある子どもの早

期発見は適切な支援につ

ながる重要な要素であり

教育委員会としても民

生部の保健師療育教室

の発達指導員と密接な連

携を図ってきている

中が連携をした中での個

人の状況について支援

していけるような形で

フォローをしていきたい

と考えている

また教育委員会とし

てはいろいろな検査

だったり調査等でも

やっているが確認でき

ないまま大人になること

がないように十分注意

を払いながら保護者並

びに関係機関と密接な連

携を図りながら特別支

援教育を進めていきたい

と考えている

また副町長を委員長

とする発達障害等検討委

員会を民生部と立ち上げ

幼児から高齢者に至るま

で障害のある方への支

援方法について検討を

おこなっている

特に久御山学園とし

ての一連した幼保小

中連携のもとでの取り組

みについては各小学校

中学校において必要な

特別支援にかかわる担任

の配置をはじめ今年度

から新たな取り組みを計

画している

一つは久御山学園と

して障害のある子ども

に対して適切な指導を

図れるように幼稚園の5

歳児並びに小学校6年生

にそれぞれの状況につ

いて移行支援シート等

を保護者の方に提出をい

ただき特に平成26年度

においては幼稚園5歳

児の保護者に対して提

出をお願いする

その内容について平

成27年度以降それぞれ

の小学校中学校へ進ん

でいかれる中で幼保小

学校教育課長

久御山学園として障害児教育は

どのように取り組むのか

移動支援シートの提出をお願いし

幼保小中が連携してフォローしたい

A Q質 問

三宅

 美子

 議員

一問一答方式

一般質問

住民福祉課長

(20)くみやま 議会だより No134

広報の一環としてICT

化を活用した取り組みを

実施している

サイボウズライブを活

用しインターネット上

で資料提供や議員間の意

見交換をおこなっている

またグーグルカレン

ダーを利用し議員およ

び議長の予定や研修等も

公表している

その他議会のフェイ

スブックページを開設し

議会活動を活発に発信し

ているICTを積極的

に取り入れ議会の「見

える化」に頑張っている

様子が伝わってきた

可児市議会の議員数は

21人で議会改革議会

関市の議員数は25人で

本会議場にタブレット端

末機「ipad」を導入

している

平成24年に議員から導

入提案がありその後

試行的におこなわれた

平成25年12月定例会で

平成15年4月に2市2

町が合併し周南市と

なった議員数30人中議

会だより編集委員は6人

で構成している「議会

だより」は年4回発行

で印刷部数が615

00部と多いにもかかわ

らずきめ細やかな編集

で大変参考になった

坂町は人口約1万3

千人の町である議会だ

よりの発行に関する違い

は定例会終了月の翌月

1日に発行している点で

ある新しい情報を新鮮

なうちに住民に届けるた

め昭和62年1月から継

続されている

編集会議は本会議と

並行し定例会の翌日か

ら約4日間9時から16

時まで会議を開くなど

タイトな日程であるが内

容も充実している決し

て早く発行することに

重点をおいている訳では

なく参考になった

また小学校の授業の

一環として児童が本会議

の傍聴をおこなっており

その時の感想文を掲載し

たり一般質問の追跡調査

議会クイズなど住民の

皆さんの声も載せるなど

の工夫は今後の本町の

広報編集の充実において

参考にしたい点である

「ペーパーでの配布は一

切なし」とされデータ

での配信のみとなった

導入経費は約119万

円で今後紙代やコピー

代などの経費削減につな

がるとのこと

反面手書きメモや新

しいアプリなどの操作方

法の習得といった課題も

あると言われていた

周し

ゅう

南なん

市し

議会

(山口県)

坂さ

町ちょう

議会

(広島県)

部数が多いにも関わら

ずきめ細やかな編集

児童の傍聴感想の掲載

など工夫が満載

サイボウズライブとは

サイボウズ株式会社が

提供している無料グ

ループウェアサービス

個人や小規模チームの

利用を想定したグ

ループスペースを複数

作成管理している

可か

児に

市し

議会

(岐阜県)

関せ

市し

議会

(岐阜県)

議会の「見える化」へ

ipad導入は紙代や

コピー代の削減になる

可児市議会

関市議会

周南市議会

坂町議会

くみやま 議会だより No134(21)

三芳町では準備情報

のない震災発生時の初期

行動について地域防災

初期行動マニュアルを策

定している

このマニュアルは町

災害対策本部の動き地

域の標準的な動き指定

避難場所となっている学

地域防災は自治安心課で

校の態勢などを明らかに

し非常時にしっかりと

連携を取るためである

また自助共助公助

の人の動き組織の動き

を時系列に掲載しどの

ように行動すればよいか

しなければならないこと

は何なのかどのような

ことが協力できるのか

一目でわかるようになっ

ている

全体像を示しながら

時間の流れとともに作成

されているので大変解

りやすいと感じた

豊島区では社会福祉

協議会主催で「あなた

の元気で地域を元気に」

のスローガンで「高齢者

元気あとおし事業」を実

施している

これは地域の老人施

設やデイサービス等の介

護保険施設で利用者の

話し相手やお茶出し食

事の配膳シーツ交換

洗濯物の整理などをおこ

なうことで自身の介護

予防とお互いに支え合う

元気な地域社会をめざす

事業である活動すると

スタンプがもらえ貯

まったスタンプ数に応

じて換金できるように

なっている(年間上限5

000円)

平成24年度末の会員数

は352人で平均還元

金額は3319円

社会参画をしたい高齢

者がまだ多くおられるの

でこの事業の周知を徹

底していく事が今の課

題とのことであった

高齢者元気あとおし事業

豊と

島しま

区く(東京都)

豊島区の「元気ポイント手帳」

防災教育のコンクー

ル『ぼうさい甲子園』で

全国一のグランプリを受

賞された宮城県女川町立

女川中学校で防災教育

について説明を受けた

佐藤先生(国語担当)

は震災によって心に傷

を負った生徒の気持ちを

短い俳句によって吐き出

させることに取り組まれ

たま

た女川中学校は①

小中学校と関係機関と

の防災体制の連携 

②防

災マニュアルの整備改

善 

③抜き打ちの避難訓

練などについてきめ細

かい対応をされていた

千年後の命を守るために

建てられた『女川いの

ちの石碑』には生徒の

俳句「夢だけは壊せな

かった大震災」

など多くの言葉

が刻まれていた

その後久御

山町から派遣さ

れている職員の

堀井敬祐さんの

激励を兼ねて石

巻市役所を訪問

し復興状況を

お聞きした

東日本大震災による大

津波によって壊滅的な被

害を受けた名取市閖ゆ

上あげ

区沿岸から1キロメー

トル以内の木造住宅は全

て流出しており住宅の

基礎だけが残った景色に

言葉を失った

当時避難場所で今は

閉鎖されている旧閖上中

学校「みなさんが気軽

に集まれる場所にした

い」と営業を再開され

た「ゆりあげ港朝市」と

復興の願いを込められた

仮店舗「閖上さいかい市

場」を視察し厳しい現

実と課題を聞いた改め

て被災地の復旧復興は

まだまだ長い道のりだと

いうことがよくわかった

今後南海トラフ巨大

地震による被害の発生が

考えられる今回の研修

で学んだ防災教育減災

に対する取り組みを参考

に久御山町でも防災対

策を進めたいと思う

三み

芳よし

町まち(

埼玉県)

女おな

川がわ

町ちょう(

宮城県)

防災マニュアル整備で

きめ細やかな対応

名な

取とり

市し(宮城県)

復旧復興は長い道のり

三芳町役場

女川いのちの石碑

(22)くみやま 議会だより No134

久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました

久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン

テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします

町議会では議員によ

る「第1回政策討論会」

を去る2月22日ふれあ

い交流館ゆうホールで開

催しました

政策討論会はさまざ

まな行政課題や町の進む

べき方向などについて

各議員が意見等の交換を

し議会としての共通認

識の醸成を図りかつ

議会の活性化を図るため

におこなうものです

今回は住民の皆さん

に議会への関心をもっと

持ってもらうとともに

議会活性化のひとつとし

ておこないました「10

年後の久御山町を考え

る」をメインテーマに

年々減少する人口や毎年

のように起こる自然災害

などの問題について「人

口のあり方」「防災につ

いて」をサブテーマに掲

げました

人口のあり方

少子高齢化が一段と進

み高齢人口が30を超

える

生産年齢人口減により

総合計画で設定した人

口には届かない

久御山町にとって適正

規模の人口がどうなの

かを考えるべき

10年後ではなく20年

後くらいを視野に置く

べき

久御山町に住もうとし

ても住宅がないミニ

開発や土地の用途変更

の緩和を考えるべき

住宅要望は減っている

開発は必要ない

鉄軌道がないという不

便さがある

防災について

久御山の地形や歴史を

知る必要がある

防災教育を通じた子ど

もへの意識付けや少年

消防クラブ設立を

治水対策について国

京都府との連携をとる

ことが必要

防災にもっと女性の視

点を盛り込むべき

以上のような意見がで

ました

また当日傍聴に来ら

れた皆さんからは左記

のようなご意見をいただ

きました初開催で時間

配分などスムーズにい

かないことも多々あり

今後の開催運営に課題を

残した結果となりました

次回開催時には今回

の教訓を踏まえより一

層住民の皆さんの期待と

要望に応えられる討論会

としていきたいと考えて

います

政策討論会を開催

第1回

時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)

傍聴者の意見

参加者

議 員hellip14人(全員)

傍 聴hellip20人

くみやま 議会だより No134(23)

4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大

おお

森もり

彌わたる

氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました

全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip

合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代

表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ

クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論

を通して意見交換をおこなうものです

また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから

こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり

のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります

新緑があざやかに映え

る季節となりました

さて議会では2月に

『人口のあり方について

防災について』をテーマ

に政策討論会を初めて

開催しましたまた『議

会だより130号』が

第28回町村議会広報コン

クールで見事に「表紙

フォトグランプリ賞」を

受賞しました

これからも皆さんに

親しまれ読みやすい紙

面となるよう委員一同

努力を重ねていきますの

でご愛読をお願いしま

す 編

委 員 長 

中  

大介

副委員長 

巽  

悦子

委  

員 

岩田 

芳一

委  

員 

島  

宏樹

委  

員 

塚本五三藏

委  

員 

樋口 

房次

広報特別委員会

「この作品は撮影

者の感性が見事に表

情仕草動感光線

のすべてを一枚のカッ

トに収めた素晴らしい

表紙に仕上がってい

る」と評価を受けく

みやま議会だより平成

25年5月1日号(

130)が平成25年度第

28回町村議会広報コン

クールで「表紙フォト

グランプリ賞」を初め

て受賞しました

町村議会広報コン

クールとは全国町村

議会議長会の主催で

「町村議会広報」の編

集技術向上と紙面内容

の更なる充実のため

毎年おこなわれている

ものです

今後も住民の皆さ

んに親しまれるわか

りやすい紙面づくりに

取り組んでいきます

来賓あいさつをする山田京都府知事

栄12丁目シニアク

ラブの栄楽会から誕生し

たサークル「栄楽早朝ラ

ジオ体操山ももの会」

が今年で10年目を迎えま

した

山ももの会は平成16年

6月当時栄楽会会長の

中南明光さんが発起人と

なり高齢者のふれあい

や健康維持を目的に早朝

ラジオ体操を始めました

毎日栄みどり公園で

早朝から高齢者の生きが

いづくりや閉じこもり

介護予防などを目指して

1年365日欠かさず

に取り組んでいます

ラジオ体操の普及推進

に努めているかんぽ生

命は毎年全国の団体

や個人を表彰しており

栄楽会は平成22年に「優

良団体京都府表彰」を

受賞しました

以前は栄楽会シニア

クラブサークルが中心に

活動していましたが幅

広い年代にも参加を呼び

かけようと「京都府表

彰」の受賞をきっかけに

「栄楽早朝ラジオ体操

山ももの会」と改名そ

の後毎朝のラジオ体操

を続け今回2つ目とな

る「優良団体近畿地方

表彰」の栄誉に輝きまし

た10

年前初日の参加者

は10人で4日目には半

減していましたそれで

も息の長い地道な活動は

ゆっくりと着実に広がり

いまでは近隣の宇治市

民を合わせ毎日約46

人平均年齢は75歳前後

の方々の参加があります

激しい雨天の日などを除

いて夏場は午前6時か

ら他のシーズンは午前

6時半に栄みどり公園に

集いますラジオ体操終

了後は京都フェニック

スパーク周辺を中心に

ウォーキング

8年間通い続けている

宇治市住民の91歳の男性

は「良い仲間ができて

元気をもらっています」

とニッコリ92歳の女性

は「みんなと一緒にさせ

てもらい今日の健康が

あります太陽とラジオ

体操に励まされていま

す」とほほえみます

会長の中南明光さん

は「おはようさんで始ま

り笑顔で話ができる場

それが精神や肉体の健康

維持につながっていると

思うこれからも続けて

精進していきたい」と今

後の抱負を語りました

(聞き手文 

広報特別委員会)

発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11  075(631)99960774(45)0105  075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています

表紙の「くみやま」を書いたのは

東角小学校2年生

今井 陽太くんいま い   ひな た

 題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ

もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました

 

今号は「栄楽

山ももの会」会長の

中南明光さん(栄在

住)に直撃インタ

ビューしました

高齢者に生きがいを

良い仲間ができて

元気をもらってます

太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん

Page 17: 特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員 理由は、4月からの消費税引き上げに伴う食支出が増える中、増税に反対

(18)くみやま 議会だより No134

久御山ジャンクション

北側のモタレ地区は将

来の市街地検討エリアに

定められているが地権

者と企業の合意形成があ

れば開発は進められるの

か農

用地の除外が必要に

なるがそれには同等の

面積を農用地に指定する

ことが必要となり久御

山町にはそのような農地

はないのでハードルは

大変高く厳しい

農用地除外の問題は以

前から言われていたこと

であるこれまで町長と

してハードルを下げるた

めに関係機関とどのよう

な取り組みをしてきたの

か先

に地権者と企業との

コンセンサスがでてきた

時点で行政として本格

的に押せるのが基本論で

はないかと思う

で今後はそういった部

分の調査も視野に入れて

いかなければならない

内水排除を大きく阻害

している大内サイフォン

の再整備については国

や京都府に要望していな

いのか

府道八幡宇治線や府道

宇治淀線は朝夕の時間

帯で慢性的に渋滞をして

いるためバイパス機能

として東西軸の道路整備

が必要ではないか

昨年山城広域振興局

管内の自治体で組織する

部会で府道八幡宇治線

の北側に東西道路が将来

整備路線に位置付けられ

ており実現を要望して

いく

府道宇治淀線は日中

大内サイフォンを増設

すると大内川の流量が多

く前川の水が流れなくな

り宇治市や京都市に浸

かってくれと言うような

ものになるので大内サイ

フォンを増やしてくださ

いと言うことはできない

も慢性的に混んでいると

いう感覚はない

今後はより一層渋滞す

ると思っている混んで

から考えるのではなく

まちづくりを進める中で

当然検討していくべきで

はないのか

佐山にバイパスを作っ

てもまた第2岡本病院

(建設予定)のところで

渋滞ができてしまい問

題になってくると認識し

ている

内水排除の対策が進ん

でいない解決策がわか

らないなら専門家をいれ

て総合的な治水につい

ての調査検討が必要で

はないのか

これまで専門家を入れ

ての調査をしていないの

久御山ジャンクション

北側開発の課題は

農用地除外のハードルは

高く簡単ではない

A Q

大内サイフォンの再整備は

要望しないのか

宇治市や京都市に浸かって

くれと言うようなものになる

A Q

東西軸の道路整備状況は

東西道路の整備を要望している

A Q

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

質 問

中井

 孝紀

 議員

一問一答方式

一般質問

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

町 長

内水排除を阻害している大内サイフォン

くみやま 議会だより No134(19)

障害児の早期発見と成

長に合わせた一貫した指

導と教育についてである

が町は久御山学園と

いわれるものを掲げて

幼保小中一貫性の

ある教育を推進すること

をアピールしているが

障害児教育はどう取り組

むのかがいっこうに見え

ない

現状と方針について答

弁を求める

町では医師や保健師

による乳幼児健康診査事

業で気になった発達に

課題を抱える子どもにつ

いて継続的に見守り等

をおこない必要に応じ

て町療育教室への通室や

専門機関の受診等の助言

をおこなっている

平成21年度から町療育

教室発達相談員を中心に

保健師や保育士がチーム

をつくり保育所幼稚

園主に年中児を対象に

巡回相談を実施し発達

に課題を抱える子どもの

早期発見に努めている

就学前に発見された発

達に課題を抱える子ども

については保健師の

フォローや保育所幼稚

園での継続的な観察等を

実施するとともに必要

に応じて町療育教室へ

の通室を促し療育をお

こなっている

就学時には就学指導

委員会と連携をとりなが

ら適正な就学につなが

るように努めている

また今年度から新

1年生のフォロー教室と

して年8回程度教室

を使って遊びの広場の

提供や保護者の相談の

場を設けている

4月に療育教室から就

学した子供の半数以上

平均して8組程度の参加

があり保護者からは好

評を得ている

障害のある子どもの早

期発見は適切な支援につ

ながる重要な要素であり

教育委員会としても民

生部の保健師療育教室

の発達指導員と密接な連

携を図ってきている

中が連携をした中での個

人の状況について支援

していけるような形で

フォローをしていきたい

と考えている

また教育委員会とし

てはいろいろな検査

だったり調査等でも

やっているが確認でき

ないまま大人になること

がないように十分注意

を払いながら保護者並

びに関係機関と密接な連

携を図りながら特別支

援教育を進めていきたい

と考えている

また副町長を委員長

とする発達障害等検討委

員会を民生部と立ち上げ

幼児から高齢者に至るま

で障害のある方への支

援方法について検討を

おこなっている

特に久御山学園とし

ての一連した幼保小

中連携のもとでの取り組

みについては各小学校

中学校において必要な

特別支援にかかわる担任

の配置をはじめ今年度

から新たな取り組みを計

画している

一つは久御山学園と

して障害のある子ども

に対して適切な指導を

図れるように幼稚園の5

歳児並びに小学校6年生

にそれぞれの状況につ

いて移行支援シート等

を保護者の方に提出をい

ただき特に平成26年度

においては幼稚園5歳

児の保護者に対して提

出をお願いする

その内容について平

成27年度以降それぞれ

の小学校中学校へ進ん

でいかれる中で幼保小

学校教育課長

久御山学園として障害児教育は

どのように取り組むのか

移動支援シートの提出をお願いし

幼保小中が連携してフォローしたい

A Q質 問

三宅

 美子

 議員

一問一答方式

一般質問

住民福祉課長

(20)くみやま 議会だより No134

広報の一環としてICT

化を活用した取り組みを

実施している

サイボウズライブを活

用しインターネット上

で資料提供や議員間の意

見交換をおこなっている

またグーグルカレン

ダーを利用し議員およ

び議長の予定や研修等も

公表している

その他議会のフェイ

スブックページを開設し

議会活動を活発に発信し

ているICTを積極的

に取り入れ議会の「見

える化」に頑張っている

様子が伝わってきた

可児市議会の議員数は

21人で議会改革議会

関市の議員数は25人で

本会議場にタブレット端

末機「ipad」を導入

している

平成24年に議員から導

入提案がありその後

試行的におこなわれた

平成25年12月定例会で

平成15年4月に2市2

町が合併し周南市と

なった議員数30人中議

会だより編集委員は6人

で構成している「議会

だより」は年4回発行

で印刷部数が615

00部と多いにもかかわ

らずきめ細やかな編集

で大変参考になった

坂町は人口約1万3

千人の町である議会だ

よりの発行に関する違い

は定例会終了月の翌月

1日に発行している点で

ある新しい情報を新鮮

なうちに住民に届けるた

め昭和62年1月から継

続されている

編集会議は本会議と

並行し定例会の翌日か

ら約4日間9時から16

時まで会議を開くなど

タイトな日程であるが内

容も充実している決し

て早く発行することに

重点をおいている訳では

なく参考になった

また小学校の授業の

一環として児童が本会議

の傍聴をおこなっており

その時の感想文を掲載し

たり一般質問の追跡調査

議会クイズなど住民の

皆さんの声も載せるなど

の工夫は今後の本町の

広報編集の充実において

参考にしたい点である

「ペーパーでの配布は一

切なし」とされデータ

での配信のみとなった

導入経費は約119万

円で今後紙代やコピー

代などの経費削減につな

がるとのこと

反面手書きメモや新

しいアプリなどの操作方

法の習得といった課題も

あると言われていた

周し

ゅう

南なん

市し

議会

(山口県)

坂さ

町ちょう

議会

(広島県)

部数が多いにも関わら

ずきめ細やかな編集

児童の傍聴感想の掲載

など工夫が満載

サイボウズライブとは

サイボウズ株式会社が

提供している無料グ

ループウェアサービス

個人や小規模チームの

利用を想定したグ

ループスペースを複数

作成管理している

可か

児に

市し

議会

(岐阜県)

関せ

市し

議会

(岐阜県)

議会の「見える化」へ

ipad導入は紙代や

コピー代の削減になる

可児市議会

関市議会

周南市議会

坂町議会

くみやま 議会だより No134(21)

三芳町では準備情報

のない震災発生時の初期

行動について地域防災

初期行動マニュアルを策

定している

このマニュアルは町

災害対策本部の動き地

域の標準的な動き指定

避難場所となっている学

地域防災は自治安心課で

校の態勢などを明らかに

し非常時にしっかりと

連携を取るためである

また自助共助公助

の人の動き組織の動き

を時系列に掲載しどの

ように行動すればよいか

しなければならないこと

は何なのかどのような

ことが協力できるのか

一目でわかるようになっ

ている

全体像を示しながら

時間の流れとともに作成

されているので大変解

りやすいと感じた

豊島区では社会福祉

協議会主催で「あなた

の元気で地域を元気に」

のスローガンで「高齢者

元気あとおし事業」を実

施している

これは地域の老人施

設やデイサービス等の介

護保険施設で利用者の

話し相手やお茶出し食

事の配膳シーツ交換

洗濯物の整理などをおこ

なうことで自身の介護

予防とお互いに支え合う

元気な地域社会をめざす

事業である活動すると

スタンプがもらえ貯

まったスタンプ数に応

じて換金できるように

なっている(年間上限5

000円)

平成24年度末の会員数

は352人で平均還元

金額は3319円

社会参画をしたい高齢

者がまだ多くおられるの

でこの事業の周知を徹

底していく事が今の課

題とのことであった

高齢者元気あとおし事業

豊と

島しま

区く(東京都)

豊島区の「元気ポイント手帳」

防災教育のコンクー

ル『ぼうさい甲子園』で

全国一のグランプリを受

賞された宮城県女川町立

女川中学校で防災教育

について説明を受けた

佐藤先生(国語担当)

は震災によって心に傷

を負った生徒の気持ちを

短い俳句によって吐き出

させることに取り組まれ

たま

た女川中学校は①

小中学校と関係機関と

の防災体制の連携 

②防

災マニュアルの整備改

善 

③抜き打ちの避難訓

練などについてきめ細

かい対応をされていた

千年後の命を守るために

建てられた『女川いの

ちの石碑』には生徒の

俳句「夢だけは壊せな

かった大震災」

など多くの言葉

が刻まれていた

その後久御

山町から派遣さ

れている職員の

堀井敬祐さんの

激励を兼ねて石

巻市役所を訪問

し復興状況を

お聞きした

東日本大震災による大

津波によって壊滅的な被

害を受けた名取市閖ゆ

上あげ

区沿岸から1キロメー

トル以内の木造住宅は全

て流出しており住宅の

基礎だけが残った景色に

言葉を失った

当時避難場所で今は

閉鎖されている旧閖上中

学校「みなさんが気軽

に集まれる場所にした

い」と営業を再開され

た「ゆりあげ港朝市」と

復興の願いを込められた

仮店舗「閖上さいかい市

場」を視察し厳しい現

実と課題を聞いた改め

て被災地の復旧復興は

まだまだ長い道のりだと

いうことがよくわかった

今後南海トラフ巨大

地震による被害の発生が

考えられる今回の研修

で学んだ防災教育減災

に対する取り組みを参考

に久御山町でも防災対

策を進めたいと思う

三み

芳よし

町まち(

埼玉県)

女おな

川がわ

町ちょう(

宮城県)

防災マニュアル整備で

きめ細やかな対応

名な

取とり

市し(宮城県)

復旧復興は長い道のり

三芳町役場

女川いのちの石碑

(22)くみやま 議会だより No134

久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました

久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン

テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします

町議会では議員によ

る「第1回政策討論会」

を去る2月22日ふれあ

い交流館ゆうホールで開

催しました

政策討論会はさまざ

まな行政課題や町の進む

べき方向などについて

各議員が意見等の交換を

し議会としての共通認

識の醸成を図りかつ

議会の活性化を図るため

におこなうものです

今回は住民の皆さん

に議会への関心をもっと

持ってもらうとともに

議会活性化のひとつとし

ておこないました「10

年後の久御山町を考え

る」をメインテーマに

年々減少する人口や毎年

のように起こる自然災害

などの問題について「人

口のあり方」「防災につ

いて」をサブテーマに掲

げました

人口のあり方

少子高齢化が一段と進

み高齢人口が30を超

える

生産年齢人口減により

総合計画で設定した人

口には届かない

久御山町にとって適正

規模の人口がどうなの

かを考えるべき

10年後ではなく20年

後くらいを視野に置く

べき

久御山町に住もうとし

ても住宅がないミニ

開発や土地の用途変更

の緩和を考えるべき

住宅要望は減っている

開発は必要ない

鉄軌道がないという不

便さがある

防災について

久御山の地形や歴史を

知る必要がある

防災教育を通じた子ど

もへの意識付けや少年

消防クラブ設立を

治水対策について国

京都府との連携をとる

ことが必要

防災にもっと女性の視

点を盛り込むべき

以上のような意見がで

ました

また当日傍聴に来ら

れた皆さんからは左記

のようなご意見をいただ

きました初開催で時間

配分などスムーズにい

かないことも多々あり

今後の開催運営に課題を

残した結果となりました

次回開催時には今回

の教訓を踏まえより一

層住民の皆さんの期待と

要望に応えられる討論会

としていきたいと考えて

います

政策討論会を開催

第1回

時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)

傍聴者の意見

参加者

議 員hellip14人(全員)

傍 聴hellip20人

くみやま 議会だより No134(23)

4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大

おお

森もり

彌わたる

氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました

全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip

合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代

表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ

クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論

を通して意見交換をおこなうものです

また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから

こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり

のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります

新緑があざやかに映え

る季節となりました

さて議会では2月に

『人口のあり方について

防災について』をテーマ

に政策討論会を初めて

開催しましたまた『議

会だより130号』が

第28回町村議会広報コン

クールで見事に「表紙

フォトグランプリ賞」を

受賞しました

これからも皆さんに

親しまれ読みやすい紙

面となるよう委員一同

努力を重ねていきますの

でご愛読をお願いしま

す 編

委 員 長 

中  

大介

副委員長 

巽  

悦子

委  

員 

岩田 

芳一

委  

員 

島  

宏樹

委  

員 

塚本五三藏

委  

員 

樋口 

房次

広報特別委員会

「この作品は撮影

者の感性が見事に表

情仕草動感光線

のすべてを一枚のカッ

トに収めた素晴らしい

表紙に仕上がってい

る」と評価を受けく

みやま議会だより平成

25年5月1日号(

130)が平成25年度第

28回町村議会広報コン

クールで「表紙フォト

グランプリ賞」を初め

て受賞しました

町村議会広報コン

クールとは全国町村

議会議長会の主催で

「町村議会広報」の編

集技術向上と紙面内容

の更なる充実のため

毎年おこなわれている

ものです

今後も住民の皆さ

んに親しまれるわか

りやすい紙面づくりに

取り組んでいきます

来賓あいさつをする山田京都府知事

栄12丁目シニアク

ラブの栄楽会から誕生し

たサークル「栄楽早朝ラ

ジオ体操山ももの会」

が今年で10年目を迎えま

した

山ももの会は平成16年

6月当時栄楽会会長の

中南明光さんが発起人と

なり高齢者のふれあい

や健康維持を目的に早朝

ラジオ体操を始めました

毎日栄みどり公園で

早朝から高齢者の生きが

いづくりや閉じこもり

介護予防などを目指して

1年365日欠かさず

に取り組んでいます

ラジオ体操の普及推進

に努めているかんぽ生

命は毎年全国の団体

や個人を表彰しており

栄楽会は平成22年に「優

良団体京都府表彰」を

受賞しました

以前は栄楽会シニア

クラブサークルが中心に

活動していましたが幅

広い年代にも参加を呼び

かけようと「京都府表

彰」の受賞をきっかけに

「栄楽早朝ラジオ体操

山ももの会」と改名そ

の後毎朝のラジオ体操

を続け今回2つ目とな

る「優良団体近畿地方

表彰」の栄誉に輝きまし

た10

年前初日の参加者

は10人で4日目には半

減していましたそれで

も息の長い地道な活動は

ゆっくりと着実に広がり

いまでは近隣の宇治市

民を合わせ毎日約46

人平均年齢は75歳前後

の方々の参加があります

激しい雨天の日などを除

いて夏場は午前6時か

ら他のシーズンは午前

6時半に栄みどり公園に

集いますラジオ体操終

了後は京都フェニック

スパーク周辺を中心に

ウォーキング

8年間通い続けている

宇治市住民の91歳の男性

は「良い仲間ができて

元気をもらっています」

とニッコリ92歳の女性

は「みんなと一緒にさせ

てもらい今日の健康が

あります太陽とラジオ

体操に励まされていま

す」とほほえみます

会長の中南明光さん

は「おはようさんで始ま

り笑顔で話ができる場

それが精神や肉体の健康

維持につながっていると

思うこれからも続けて

精進していきたい」と今

後の抱負を語りました

(聞き手文 

広報特別委員会)

発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11  075(631)99960774(45)0105  075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています

表紙の「くみやま」を書いたのは

東角小学校2年生

今井 陽太くんいま い   ひな た

 題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ

もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました

 

今号は「栄楽

山ももの会」会長の

中南明光さん(栄在

住)に直撃インタ

ビューしました

高齢者に生きがいを

良い仲間ができて

元気をもらってます

太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん

Page 18: 特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員 理由は、4月からの消費税引き上げに伴う食支出が増える中、増税に反対

くみやま 議会だより No134(19)

障害児の早期発見と成

長に合わせた一貫した指

導と教育についてである

が町は久御山学園と

いわれるものを掲げて

幼保小中一貫性の

ある教育を推進すること

をアピールしているが

障害児教育はどう取り組

むのかがいっこうに見え

ない

現状と方針について答

弁を求める

町では医師や保健師

による乳幼児健康診査事

業で気になった発達に

課題を抱える子どもにつ

いて継続的に見守り等

をおこない必要に応じ

て町療育教室への通室や

専門機関の受診等の助言

をおこなっている

平成21年度から町療育

教室発達相談員を中心に

保健師や保育士がチーム

をつくり保育所幼稚

園主に年中児を対象に

巡回相談を実施し発達

に課題を抱える子どもの

早期発見に努めている

就学前に発見された発

達に課題を抱える子ども

については保健師の

フォローや保育所幼稚

園での継続的な観察等を

実施するとともに必要

に応じて町療育教室へ

の通室を促し療育をお

こなっている

就学時には就学指導

委員会と連携をとりなが

ら適正な就学につなが

るように努めている

また今年度から新

1年生のフォロー教室と

して年8回程度教室

を使って遊びの広場の

提供や保護者の相談の

場を設けている

4月に療育教室から就

学した子供の半数以上

平均して8組程度の参加

があり保護者からは好

評を得ている

障害のある子どもの早

期発見は適切な支援につ

ながる重要な要素であり

教育委員会としても民

生部の保健師療育教室

の発達指導員と密接な連

携を図ってきている

中が連携をした中での個

人の状況について支援

していけるような形で

フォローをしていきたい

と考えている

また教育委員会とし

てはいろいろな検査

だったり調査等でも

やっているが確認でき

ないまま大人になること

がないように十分注意

を払いながら保護者並

びに関係機関と密接な連

携を図りながら特別支

援教育を進めていきたい

と考えている

また副町長を委員長

とする発達障害等検討委

員会を民生部と立ち上げ

幼児から高齢者に至るま

で障害のある方への支

援方法について検討を

おこなっている

特に久御山学園とし

ての一連した幼保小

中連携のもとでの取り組

みについては各小学校

中学校において必要な

特別支援にかかわる担任

の配置をはじめ今年度

から新たな取り組みを計

画している

一つは久御山学園と

して障害のある子ども

に対して適切な指導を

図れるように幼稚園の5

歳児並びに小学校6年生

にそれぞれの状況につ

いて移行支援シート等

を保護者の方に提出をい

ただき特に平成26年度

においては幼稚園5歳

児の保護者に対して提

出をお願いする

その内容について平

成27年度以降それぞれ

の小学校中学校へ進ん

でいかれる中で幼保小

学校教育課長

久御山学園として障害児教育は

どのように取り組むのか

移動支援シートの提出をお願いし

幼保小中が連携してフォローしたい

A Q質 問

三宅

 美子

 議員

一問一答方式

一般質問

住民福祉課長

(20)くみやま 議会だより No134

広報の一環としてICT

化を活用した取り組みを

実施している

サイボウズライブを活

用しインターネット上

で資料提供や議員間の意

見交換をおこなっている

またグーグルカレン

ダーを利用し議員およ

び議長の予定や研修等も

公表している

その他議会のフェイ

スブックページを開設し

議会活動を活発に発信し

ているICTを積極的

に取り入れ議会の「見

える化」に頑張っている

様子が伝わってきた

可児市議会の議員数は

21人で議会改革議会

関市の議員数は25人で

本会議場にタブレット端

末機「ipad」を導入

している

平成24年に議員から導

入提案がありその後

試行的におこなわれた

平成25年12月定例会で

平成15年4月に2市2

町が合併し周南市と

なった議員数30人中議

会だより編集委員は6人

で構成している「議会

だより」は年4回発行

で印刷部数が615

00部と多いにもかかわ

らずきめ細やかな編集

で大変参考になった

坂町は人口約1万3

千人の町である議会だ

よりの発行に関する違い

は定例会終了月の翌月

1日に発行している点で

ある新しい情報を新鮮

なうちに住民に届けるた

め昭和62年1月から継

続されている

編集会議は本会議と

並行し定例会の翌日か

ら約4日間9時から16

時まで会議を開くなど

タイトな日程であるが内

容も充実している決し

て早く発行することに

重点をおいている訳では

なく参考になった

また小学校の授業の

一環として児童が本会議

の傍聴をおこなっており

その時の感想文を掲載し

たり一般質問の追跡調査

議会クイズなど住民の

皆さんの声も載せるなど

の工夫は今後の本町の

広報編集の充実において

参考にしたい点である

「ペーパーでの配布は一

切なし」とされデータ

での配信のみとなった

導入経費は約119万

円で今後紙代やコピー

代などの経費削減につな

がるとのこと

反面手書きメモや新

しいアプリなどの操作方

法の習得といった課題も

あると言われていた

周し

ゅう

南なん

市し

議会

(山口県)

坂さ

町ちょう

議会

(広島県)

部数が多いにも関わら

ずきめ細やかな編集

児童の傍聴感想の掲載

など工夫が満載

サイボウズライブとは

サイボウズ株式会社が

提供している無料グ

ループウェアサービス

個人や小規模チームの

利用を想定したグ

ループスペースを複数

作成管理している

可か

児に

市し

議会

(岐阜県)

関せ

市し

議会

(岐阜県)

議会の「見える化」へ

ipad導入は紙代や

コピー代の削減になる

可児市議会

関市議会

周南市議会

坂町議会

くみやま 議会だより No134(21)

三芳町では準備情報

のない震災発生時の初期

行動について地域防災

初期行動マニュアルを策

定している

このマニュアルは町

災害対策本部の動き地

域の標準的な動き指定

避難場所となっている学

地域防災は自治安心課で

校の態勢などを明らかに

し非常時にしっかりと

連携を取るためである

また自助共助公助

の人の動き組織の動き

を時系列に掲載しどの

ように行動すればよいか

しなければならないこと

は何なのかどのような

ことが協力できるのか

一目でわかるようになっ

ている

全体像を示しながら

時間の流れとともに作成

されているので大変解

りやすいと感じた

豊島区では社会福祉

協議会主催で「あなた

の元気で地域を元気に」

のスローガンで「高齢者

元気あとおし事業」を実

施している

これは地域の老人施

設やデイサービス等の介

護保険施設で利用者の

話し相手やお茶出し食

事の配膳シーツ交換

洗濯物の整理などをおこ

なうことで自身の介護

予防とお互いに支え合う

元気な地域社会をめざす

事業である活動すると

スタンプがもらえ貯

まったスタンプ数に応

じて換金できるように

なっている(年間上限5

000円)

平成24年度末の会員数

は352人で平均還元

金額は3319円

社会参画をしたい高齢

者がまだ多くおられるの

でこの事業の周知を徹

底していく事が今の課

題とのことであった

高齢者元気あとおし事業

豊と

島しま

区く(東京都)

豊島区の「元気ポイント手帳」

防災教育のコンクー

ル『ぼうさい甲子園』で

全国一のグランプリを受

賞された宮城県女川町立

女川中学校で防災教育

について説明を受けた

佐藤先生(国語担当)

は震災によって心に傷

を負った生徒の気持ちを

短い俳句によって吐き出

させることに取り組まれ

たま

た女川中学校は①

小中学校と関係機関と

の防災体制の連携 

②防

災マニュアルの整備改

善 

③抜き打ちの避難訓

練などについてきめ細

かい対応をされていた

千年後の命を守るために

建てられた『女川いの

ちの石碑』には生徒の

俳句「夢だけは壊せな

かった大震災」

など多くの言葉

が刻まれていた

その後久御

山町から派遣さ

れている職員の

堀井敬祐さんの

激励を兼ねて石

巻市役所を訪問

し復興状況を

お聞きした

東日本大震災による大

津波によって壊滅的な被

害を受けた名取市閖ゆ

上あげ

区沿岸から1キロメー

トル以内の木造住宅は全

て流出しており住宅の

基礎だけが残った景色に

言葉を失った

当時避難場所で今は

閉鎖されている旧閖上中

学校「みなさんが気軽

に集まれる場所にした

い」と営業を再開され

た「ゆりあげ港朝市」と

復興の願いを込められた

仮店舗「閖上さいかい市

場」を視察し厳しい現

実と課題を聞いた改め

て被災地の復旧復興は

まだまだ長い道のりだと

いうことがよくわかった

今後南海トラフ巨大

地震による被害の発生が

考えられる今回の研修

で学んだ防災教育減災

に対する取り組みを参考

に久御山町でも防災対

策を進めたいと思う

三み

芳よし

町まち(

埼玉県)

女おな

川がわ

町ちょう(

宮城県)

防災マニュアル整備で

きめ細やかな対応

名な

取とり

市し(宮城県)

復旧復興は長い道のり

三芳町役場

女川いのちの石碑

(22)くみやま 議会だより No134

久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました

久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン

テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします

町議会では議員によ

る「第1回政策討論会」

を去る2月22日ふれあ

い交流館ゆうホールで開

催しました

政策討論会はさまざ

まな行政課題や町の進む

べき方向などについて

各議員が意見等の交換を

し議会としての共通認

識の醸成を図りかつ

議会の活性化を図るため

におこなうものです

今回は住民の皆さん

に議会への関心をもっと

持ってもらうとともに

議会活性化のひとつとし

ておこないました「10

年後の久御山町を考え

る」をメインテーマに

年々減少する人口や毎年

のように起こる自然災害

などの問題について「人

口のあり方」「防災につ

いて」をサブテーマに掲

げました

人口のあり方

少子高齢化が一段と進

み高齢人口が30を超

える

生産年齢人口減により

総合計画で設定した人

口には届かない

久御山町にとって適正

規模の人口がどうなの

かを考えるべき

10年後ではなく20年

後くらいを視野に置く

べき

久御山町に住もうとし

ても住宅がないミニ

開発や土地の用途変更

の緩和を考えるべき

住宅要望は減っている

開発は必要ない

鉄軌道がないという不

便さがある

防災について

久御山の地形や歴史を

知る必要がある

防災教育を通じた子ど

もへの意識付けや少年

消防クラブ設立を

治水対策について国

京都府との連携をとる

ことが必要

防災にもっと女性の視

点を盛り込むべき

以上のような意見がで

ました

また当日傍聴に来ら

れた皆さんからは左記

のようなご意見をいただ

きました初開催で時間

配分などスムーズにい

かないことも多々あり

今後の開催運営に課題を

残した結果となりました

次回開催時には今回

の教訓を踏まえより一

層住民の皆さんの期待と

要望に応えられる討論会

としていきたいと考えて

います

政策討論会を開催

第1回

時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)

傍聴者の意見

参加者

議 員hellip14人(全員)

傍 聴hellip20人

くみやま 議会だより No134(23)

4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大

おお

森もり

彌わたる

氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました

全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip

合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代

表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ

クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論

を通して意見交換をおこなうものです

また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから

こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり

のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります

新緑があざやかに映え

る季節となりました

さて議会では2月に

『人口のあり方について

防災について』をテーマ

に政策討論会を初めて

開催しましたまた『議

会だより130号』が

第28回町村議会広報コン

クールで見事に「表紙

フォトグランプリ賞」を

受賞しました

これからも皆さんに

親しまれ読みやすい紙

面となるよう委員一同

努力を重ねていきますの

でご愛読をお願いしま

す 編

委 員 長 

中  

大介

副委員長 

巽  

悦子

委  

員 

岩田 

芳一

委  

員 

島  

宏樹

委  

員 

塚本五三藏

委  

員 

樋口 

房次

広報特別委員会

「この作品は撮影

者の感性が見事に表

情仕草動感光線

のすべてを一枚のカッ

トに収めた素晴らしい

表紙に仕上がってい

る」と評価を受けく

みやま議会だより平成

25年5月1日号(

130)が平成25年度第

28回町村議会広報コン

クールで「表紙フォト

グランプリ賞」を初め

て受賞しました

町村議会広報コン

クールとは全国町村

議会議長会の主催で

「町村議会広報」の編

集技術向上と紙面内容

の更なる充実のため

毎年おこなわれている

ものです

今後も住民の皆さ

んに親しまれるわか

りやすい紙面づくりに

取り組んでいきます

来賓あいさつをする山田京都府知事

栄12丁目シニアク

ラブの栄楽会から誕生し

たサークル「栄楽早朝ラ

ジオ体操山ももの会」

が今年で10年目を迎えま

した

山ももの会は平成16年

6月当時栄楽会会長の

中南明光さんが発起人と

なり高齢者のふれあい

や健康維持を目的に早朝

ラジオ体操を始めました

毎日栄みどり公園で

早朝から高齢者の生きが

いづくりや閉じこもり

介護予防などを目指して

1年365日欠かさず

に取り組んでいます

ラジオ体操の普及推進

に努めているかんぽ生

命は毎年全国の団体

や個人を表彰しており

栄楽会は平成22年に「優

良団体京都府表彰」を

受賞しました

以前は栄楽会シニア

クラブサークルが中心に

活動していましたが幅

広い年代にも参加を呼び

かけようと「京都府表

彰」の受賞をきっかけに

「栄楽早朝ラジオ体操

山ももの会」と改名そ

の後毎朝のラジオ体操

を続け今回2つ目とな

る「優良団体近畿地方

表彰」の栄誉に輝きまし

た10

年前初日の参加者

は10人で4日目には半

減していましたそれで

も息の長い地道な活動は

ゆっくりと着実に広がり

いまでは近隣の宇治市

民を合わせ毎日約46

人平均年齢は75歳前後

の方々の参加があります

激しい雨天の日などを除

いて夏場は午前6時か

ら他のシーズンは午前

6時半に栄みどり公園に

集いますラジオ体操終

了後は京都フェニック

スパーク周辺を中心に

ウォーキング

8年間通い続けている

宇治市住民の91歳の男性

は「良い仲間ができて

元気をもらっています」

とニッコリ92歳の女性

は「みんなと一緒にさせ

てもらい今日の健康が

あります太陽とラジオ

体操に励まされていま

す」とほほえみます

会長の中南明光さん

は「おはようさんで始ま

り笑顔で話ができる場

それが精神や肉体の健康

維持につながっていると

思うこれからも続けて

精進していきたい」と今

後の抱負を語りました

(聞き手文 

広報特別委員会)

発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11  075(631)99960774(45)0105  075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています

表紙の「くみやま」を書いたのは

東角小学校2年生

今井 陽太くんいま い   ひな た

 題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ

もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました

 

今号は「栄楽

山ももの会」会長の

中南明光さん(栄在

住)に直撃インタ

ビューしました

高齢者に生きがいを

良い仲間ができて

元気をもらってます

太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん

Page 19: 特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員 理由は、4月からの消費税引き上げに伴う食支出が増える中、増税に反対

(20)くみやま 議会だより No134

広報の一環としてICT

化を活用した取り組みを

実施している

サイボウズライブを活

用しインターネット上

で資料提供や議員間の意

見交換をおこなっている

またグーグルカレン

ダーを利用し議員およ

び議長の予定や研修等も

公表している

その他議会のフェイ

スブックページを開設し

議会活動を活発に発信し

ているICTを積極的

に取り入れ議会の「見

える化」に頑張っている

様子が伝わってきた

可児市議会の議員数は

21人で議会改革議会

関市の議員数は25人で

本会議場にタブレット端

末機「ipad」を導入

している

平成24年に議員から導

入提案がありその後

試行的におこなわれた

平成25年12月定例会で

平成15年4月に2市2

町が合併し周南市と

なった議員数30人中議

会だより編集委員は6人

で構成している「議会

だより」は年4回発行

で印刷部数が615

00部と多いにもかかわ

らずきめ細やかな編集

で大変参考になった

坂町は人口約1万3

千人の町である議会だ

よりの発行に関する違い

は定例会終了月の翌月

1日に発行している点で

ある新しい情報を新鮮

なうちに住民に届けるた

め昭和62年1月から継

続されている

編集会議は本会議と

並行し定例会の翌日か

ら約4日間9時から16

時まで会議を開くなど

タイトな日程であるが内

容も充実している決し

て早く発行することに

重点をおいている訳では

なく参考になった

また小学校の授業の

一環として児童が本会議

の傍聴をおこなっており

その時の感想文を掲載し

たり一般質問の追跡調査

議会クイズなど住民の

皆さんの声も載せるなど

の工夫は今後の本町の

広報編集の充実において

参考にしたい点である

「ペーパーでの配布は一

切なし」とされデータ

での配信のみとなった

導入経費は約119万

円で今後紙代やコピー

代などの経費削減につな

がるとのこと

反面手書きメモや新

しいアプリなどの操作方

法の習得といった課題も

あると言われていた

周し

ゅう

南なん

市し

議会

(山口県)

坂さ

町ちょう

議会

(広島県)

部数が多いにも関わら

ずきめ細やかな編集

児童の傍聴感想の掲載

など工夫が満載

サイボウズライブとは

サイボウズ株式会社が

提供している無料グ

ループウェアサービス

個人や小規模チームの

利用を想定したグ

ループスペースを複数

作成管理している

可か

児に

市し

議会

(岐阜県)

関せ

市し

議会

(岐阜県)

議会の「見える化」へ

ipad導入は紙代や

コピー代の削減になる

可児市議会

関市議会

周南市議会

坂町議会

くみやま 議会だより No134(21)

三芳町では準備情報

のない震災発生時の初期

行動について地域防災

初期行動マニュアルを策

定している

このマニュアルは町

災害対策本部の動き地

域の標準的な動き指定

避難場所となっている学

地域防災は自治安心課で

校の態勢などを明らかに

し非常時にしっかりと

連携を取るためである

また自助共助公助

の人の動き組織の動き

を時系列に掲載しどの

ように行動すればよいか

しなければならないこと

は何なのかどのような

ことが協力できるのか

一目でわかるようになっ

ている

全体像を示しながら

時間の流れとともに作成

されているので大変解

りやすいと感じた

豊島区では社会福祉

協議会主催で「あなた

の元気で地域を元気に」

のスローガンで「高齢者

元気あとおし事業」を実

施している

これは地域の老人施

設やデイサービス等の介

護保険施設で利用者の

話し相手やお茶出し食

事の配膳シーツ交換

洗濯物の整理などをおこ

なうことで自身の介護

予防とお互いに支え合う

元気な地域社会をめざす

事業である活動すると

スタンプがもらえ貯

まったスタンプ数に応

じて換金できるように

なっている(年間上限5

000円)

平成24年度末の会員数

は352人で平均還元

金額は3319円

社会参画をしたい高齢

者がまだ多くおられるの

でこの事業の周知を徹

底していく事が今の課

題とのことであった

高齢者元気あとおし事業

豊と

島しま

区く(東京都)

豊島区の「元気ポイント手帳」

防災教育のコンクー

ル『ぼうさい甲子園』で

全国一のグランプリを受

賞された宮城県女川町立

女川中学校で防災教育

について説明を受けた

佐藤先生(国語担当)

は震災によって心に傷

を負った生徒の気持ちを

短い俳句によって吐き出

させることに取り組まれ

たま

た女川中学校は①

小中学校と関係機関と

の防災体制の連携 

②防

災マニュアルの整備改

善 

③抜き打ちの避難訓

練などについてきめ細

かい対応をされていた

千年後の命を守るために

建てられた『女川いの

ちの石碑』には生徒の

俳句「夢だけは壊せな

かった大震災」

など多くの言葉

が刻まれていた

その後久御

山町から派遣さ

れている職員の

堀井敬祐さんの

激励を兼ねて石

巻市役所を訪問

し復興状況を

お聞きした

東日本大震災による大

津波によって壊滅的な被

害を受けた名取市閖ゆ

上あげ

区沿岸から1キロメー

トル以内の木造住宅は全

て流出しており住宅の

基礎だけが残った景色に

言葉を失った

当時避難場所で今は

閉鎖されている旧閖上中

学校「みなさんが気軽

に集まれる場所にした

い」と営業を再開され

た「ゆりあげ港朝市」と

復興の願いを込められた

仮店舗「閖上さいかい市

場」を視察し厳しい現

実と課題を聞いた改め

て被災地の復旧復興は

まだまだ長い道のりだと

いうことがよくわかった

今後南海トラフ巨大

地震による被害の発生が

考えられる今回の研修

で学んだ防災教育減災

に対する取り組みを参考

に久御山町でも防災対

策を進めたいと思う

三み

芳よし

町まち(

埼玉県)

女おな

川がわ

町ちょう(

宮城県)

防災マニュアル整備で

きめ細やかな対応

名な

取とり

市し(宮城県)

復旧復興は長い道のり

三芳町役場

女川いのちの石碑

(22)くみやま 議会だより No134

久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました

久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン

テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします

町議会では議員によ

る「第1回政策討論会」

を去る2月22日ふれあ

い交流館ゆうホールで開

催しました

政策討論会はさまざ

まな行政課題や町の進む

べき方向などについて

各議員が意見等の交換を

し議会としての共通認

識の醸成を図りかつ

議会の活性化を図るため

におこなうものです

今回は住民の皆さん

に議会への関心をもっと

持ってもらうとともに

議会活性化のひとつとし

ておこないました「10

年後の久御山町を考え

る」をメインテーマに

年々減少する人口や毎年

のように起こる自然災害

などの問題について「人

口のあり方」「防災につ

いて」をサブテーマに掲

げました

人口のあり方

少子高齢化が一段と進

み高齢人口が30を超

える

生産年齢人口減により

総合計画で設定した人

口には届かない

久御山町にとって適正

規模の人口がどうなの

かを考えるべき

10年後ではなく20年

後くらいを視野に置く

べき

久御山町に住もうとし

ても住宅がないミニ

開発や土地の用途変更

の緩和を考えるべき

住宅要望は減っている

開発は必要ない

鉄軌道がないという不

便さがある

防災について

久御山の地形や歴史を

知る必要がある

防災教育を通じた子ど

もへの意識付けや少年

消防クラブ設立を

治水対策について国

京都府との連携をとる

ことが必要

防災にもっと女性の視

点を盛り込むべき

以上のような意見がで

ました

また当日傍聴に来ら

れた皆さんからは左記

のようなご意見をいただ

きました初開催で時間

配分などスムーズにい

かないことも多々あり

今後の開催運営に課題を

残した結果となりました

次回開催時には今回

の教訓を踏まえより一

層住民の皆さんの期待と

要望に応えられる討論会

としていきたいと考えて

います

政策討論会を開催

第1回

時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)

傍聴者の意見

参加者

議 員hellip14人(全員)

傍 聴hellip20人

くみやま 議会だより No134(23)

4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大

おお

森もり

彌わたる

氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました

全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip

合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代

表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ

クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論

を通して意見交換をおこなうものです

また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから

こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり

のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります

新緑があざやかに映え

る季節となりました

さて議会では2月に

『人口のあり方について

防災について』をテーマ

に政策討論会を初めて

開催しましたまた『議

会だより130号』が

第28回町村議会広報コン

クールで見事に「表紙

フォトグランプリ賞」を

受賞しました

これからも皆さんに

親しまれ読みやすい紙

面となるよう委員一同

努力を重ねていきますの

でご愛読をお願いしま

す 編

委 員 長 

中  

大介

副委員長 

巽  

悦子

委  

員 

岩田 

芳一

委  

員 

島  

宏樹

委  

員 

塚本五三藏

委  

員 

樋口 

房次

広報特別委員会

「この作品は撮影

者の感性が見事に表

情仕草動感光線

のすべてを一枚のカッ

トに収めた素晴らしい

表紙に仕上がってい

る」と評価を受けく

みやま議会だより平成

25年5月1日号(

130)が平成25年度第

28回町村議会広報コン

クールで「表紙フォト

グランプリ賞」を初め

て受賞しました

町村議会広報コン

クールとは全国町村

議会議長会の主催で

「町村議会広報」の編

集技術向上と紙面内容

の更なる充実のため

毎年おこなわれている

ものです

今後も住民の皆さ

んに親しまれるわか

りやすい紙面づくりに

取り組んでいきます

来賓あいさつをする山田京都府知事

栄12丁目シニアク

ラブの栄楽会から誕生し

たサークル「栄楽早朝ラ

ジオ体操山ももの会」

が今年で10年目を迎えま

した

山ももの会は平成16年

6月当時栄楽会会長の

中南明光さんが発起人と

なり高齢者のふれあい

や健康維持を目的に早朝

ラジオ体操を始めました

毎日栄みどり公園で

早朝から高齢者の生きが

いづくりや閉じこもり

介護予防などを目指して

1年365日欠かさず

に取り組んでいます

ラジオ体操の普及推進

に努めているかんぽ生

命は毎年全国の団体

や個人を表彰しており

栄楽会は平成22年に「優

良団体京都府表彰」を

受賞しました

以前は栄楽会シニア

クラブサークルが中心に

活動していましたが幅

広い年代にも参加を呼び

かけようと「京都府表

彰」の受賞をきっかけに

「栄楽早朝ラジオ体操

山ももの会」と改名そ

の後毎朝のラジオ体操

を続け今回2つ目とな

る「優良団体近畿地方

表彰」の栄誉に輝きまし

た10

年前初日の参加者

は10人で4日目には半

減していましたそれで

も息の長い地道な活動は

ゆっくりと着実に広がり

いまでは近隣の宇治市

民を合わせ毎日約46

人平均年齢は75歳前後

の方々の参加があります

激しい雨天の日などを除

いて夏場は午前6時か

ら他のシーズンは午前

6時半に栄みどり公園に

集いますラジオ体操終

了後は京都フェニック

スパーク周辺を中心に

ウォーキング

8年間通い続けている

宇治市住民の91歳の男性

は「良い仲間ができて

元気をもらっています」

とニッコリ92歳の女性

は「みんなと一緒にさせ

てもらい今日の健康が

あります太陽とラジオ

体操に励まされていま

す」とほほえみます

会長の中南明光さん

は「おはようさんで始ま

り笑顔で話ができる場

それが精神や肉体の健康

維持につながっていると

思うこれからも続けて

精進していきたい」と今

後の抱負を語りました

(聞き手文 

広報特別委員会)

発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11  075(631)99960774(45)0105  075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています

表紙の「くみやま」を書いたのは

東角小学校2年生

今井 陽太くんいま い   ひな た

 題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ

もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました

 

今号は「栄楽

山ももの会」会長の

中南明光さん(栄在

住)に直撃インタ

ビューしました

高齢者に生きがいを

良い仲間ができて

元気をもらってます

太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん

Page 20: 特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員 理由は、4月からの消費税引き上げに伴う食支出が増える中、増税に反対

くみやま 議会だより No134(21)

三芳町では準備情報

のない震災発生時の初期

行動について地域防災

初期行動マニュアルを策

定している

このマニュアルは町

災害対策本部の動き地

域の標準的な動き指定

避難場所となっている学

地域防災は自治安心課で

校の態勢などを明らかに

し非常時にしっかりと

連携を取るためである

また自助共助公助

の人の動き組織の動き

を時系列に掲載しどの

ように行動すればよいか

しなければならないこと

は何なのかどのような

ことが協力できるのか

一目でわかるようになっ

ている

全体像を示しながら

時間の流れとともに作成

されているので大変解

りやすいと感じた

豊島区では社会福祉

協議会主催で「あなた

の元気で地域を元気に」

のスローガンで「高齢者

元気あとおし事業」を実

施している

これは地域の老人施

設やデイサービス等の介

護保険施設で利用者の

話し相手やお茶出し食

事の配膳シーツ交換

洗濯物の整理などをおこ

なうことで自身の介護

予防とお互いに支え合う

元気な地域社会をめざす

事業である活動すると

スタンプがもらえ貯

まったスタンプ数に応

じて換金できるように

なっている(年間上限5

000円)

平成24年度末の会員数

は352人で平均還元

金額は3319円

社会参画をしたい高齢

者がまだ多くおられるの

でこの事業の周知を徹

底していく事が今の課

題とのことであった

高齢者元気あとおし事業

豊と

島しま

区く(東京都)

豊島区の「元気ポイント手帳」

防災教育のコンクー

ル『ぼうさい甲子園』で

全国一のグランプリを受

賞された宮城県女川町立

女川中学校で防災教育

について説明を受けた

佐藤先生(国語担当)

は震災によって心に傷

を負った生徒の気持ちを

短い俳句によって吐き出

させることに取り組まれ

たま

た女川中学校は①

小中学校と関係機関と

の防災体制の連携 

②防

災マニュアルの整備改

善 

③抜き打ちの避難訓

練などについてきめ細

かい対応をされていた

千年後の命を守るために

建てられた『女川いの

ちの石碑』には生徒の

俳句「夢だけは壊せな

かった大震災」

など多くの言葉

が刻まれていた

その後久御

山町から派遣さ

れている職員の

堀井敬祐さんの

激励を兼ねて石

巻市役所を訪問

し復興状況を

お聞きした

東日本大震災による大

津波によって壊滅的な被

害を受けた名取市閖ゆ

上あげ

区沿岸から1キロメー

トル以内の木造住宅は全

て流出しており住宅の

基礎だけが残った景色に

言葉を失った

当時避難場所で今は

閉鎖されている旧閖上中

学校「みなさんが気軽

に集まれる場所にした

い」と営業を再開され

た「ゆりあげ港朝市」と

復興の願いを込められた

仮店舗「閖上さいかい市

場」を視察し厳しい現

実と課題を聞いた改め

て被災地の復旧復興は

まだまだ長い道のりだと

いうことがよくわかった

今後南海トラフ巨大

地震による被害の発生が

考えられる今回の研修

で学んだ防災教育減災

に対する取り組みを参考

に久御山町でも防災対

策を進めたいと思う

三み

芳よし

町まち(

埼玉県)

女おな

川がわ

町ちょう(

宮城県)

防災マニュアル整備で

きめ細やかな対応

名な

取とり

市し(宮城県)

復旧復興は長い道のり

三芳町役場

女川いのちの石碑

(22)くみやま 議会だより No134

久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました

久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン

テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします

町議会では議員によ

る「第1回政策討論会」

を去る2月22日ふれあ

い交流館ゆうホールで開

催しました

政策討論会はさまざ

まな行政課題や町の進む

べき方向などについて

各議員が意見等の交換を

し議会としての共通認

識の醸成を図りかつ

議会の活性化を図るため

におこなうものです

今回は住民の皆さん

に議会への関心をもっと

持ってもらうとともに

議会活性化のひとつとし

ておこないました「10

年後の久御山町を考え

る」をメインテーマに

年々減少する人口や毎年

のように起こる自然災害

などの問題について「人

口のあり方」「防災につ

いて」をサブテーマに掲

げました

人口のあり方

少子高齢化が一段と進

み高齢人口が30を超

える

生産年齢人口減により

総合計画で設定した人

口には届かない

久御山町にとって適正

規模の人口がどうなの

かを考えるべき

10年後ではなく20年

後くらいを視野に置く

べき

久御山町に住もうとし

ても住宅がないミニ

開発や土地の用途変更

の緩和を考えるべき

住宅要望は減っている

開発は必要ない

鉄軌道がないという不

便さがある

防災について

久御山の地形や歴史を

知る必要がある

防災教育を通じた子ど

もへの意識付けや少年

消防クラブ設立を

治水対策について国

京都府との連携をとる

ことが必要

防災にもっと女性の視

点を盛り込むべき

以上のような意見がで

ました

また当日傍聴に来ら

れた皆さんからは左記

のようなご意見をいただ

きました初開催で時間

配分などスムーズにい

かないことも多々あり

今後の開催運営に課題を

残した結果となりました

次回開催時には今回

の教訓を踏まえより一

層住民の皆さんの期待と

要望に応えられる討論会

としていきたいと考えて

います

政策討論会を開催

第1回

時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)

傍聴者の意見

参加者

議 員hellip14人(全員)

傍 聴hellip20人

くみやま 議会だより No134(23)

4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大

おお

森もり

彌わたる

氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました

全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip

合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代

表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ

クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論

を通して意見交換をおこなうものです

また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから

こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり

のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります

新緑があざやかに映え

る季節となりました

さて議会では2月に

『人口のあり方について

防災について』をテーマ

に政策討論会を初めて

開催しましたまた『議

会だより130号』が

第28回町村議会広報コン

クールで見事に「表紙

フォトグランプリ賞」を

受賞しました

これからも皆さんに

親しまれ読みやすい紙

面となるよう委員一同

努力を重ねていきますの

でご愛読をお願いしま

す 編

委 員 長 

中  

大介

副委員長 

巽  

悦子

委  

員 

岩田 

芳一

委  

員 

島  

宏樹

委  

員 

塚本五三藏

委  

員 

樋口 

房次

広報特別委員会

「この作品は撮影

者の感性が見事に表

情仕草動感光線

のすべてを一枚のカッ

トに収めた素晴らしい

表紙に仕上がってい

る」と評価を受けく

みやま議会だより平成

25年5月1日号(

130)が平成25年度第

28回町村議会広報コン

クールで「表紙フォト

グランプリ賞」を初め

て受賞しました

町村議会広報コン

クールとは全国町村

議会議長会の主催で

「町村議会広報」の編

集技術向上と紙面内容

の更なる充実のため

毎年おこなわれている

ものです

今後も住民の皆さ

んに親しまれるわか

りやすい紙面づくりに

取り組んでいきます

来賓あいさつをする山田京都府知事

栄12丁目シニアク

ラブの栄楽会から誕生し

たサークル「栄楽早朝ラ

ジオ体操山ももの会」

が今年で10年目を迎えま

した

山ももの会は平成16年

6月当時栄楽会会長の

中南明光さんが発起人と

なり高齢者のふれあい

や健康維持を目的に早朝

ラジオ体操を始めました

毎日栄みどり公園で

早朝から高齢者の生きが

いづくりや閉じこもり

介護予防などを目指して

1年365日欠かさず

に取り組んでいます

ラジオ体操の普及推進

に努めているかんぽ生

命は毎年全国の団体

や個人を表彰しており

栄楽会は平成22年に「優

良団体京都府表彰」を

受賞しました

以前は栄楽会シニア

クラブサークルが中心に

活動していましたが幅

広い年代にも参加を呼び

かけようと「京都府表

彰」の受賞をきっかけに

「栄楽早朝ラジオ体操

山ももの会」と改名そ

の後毎朝のラジオ体操

を続け今回2つ目とな

る「優良団体近畿地方

表彰」の栄誉に輝きまし

た10

年前初日の参加者

は10人で4日目には半

減していましたそれで

も息の長い地道な活動は

ゆっくりと着実に広がり

いまでは近隣の宇治市

民を合わせ毎日約46

人平均年齢は75歳前後

の方々の参加があります

激しい雨天の日などを除

いて夏場は午前6時か

ら他のシーズンは午前

6時半に栄みどり公園に

集いますラジオ体操終

了後は京都フェニック

スパーク周辺を中心に

ウォーキング

8年間通い続けている

宇治市住民の91歳の男性

は「良い仲間ができて

元気をもらっています」

とニッコリ92歳の女性

は「みんなと一緒にさせ

てもらい今日の健康が

あります太陽とラジオ

体操に励まされていま

す」とほほえみます

会長の中南明光さん

は「おはようさんで始ま

り笑顔で話ができる場

それが精神や肉体の健康

維持につながっていると

思うこれからも続けて

精進していきたい」と今

後の抱負を語りました

(聞き手文 

広報特別委員会)

発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11  075(631)99960774(45)0105  075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています

表紙の「くみやま」を書いたのは

東角小学校2年生

今井 陽太くんいま い   ひな た

 題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ

もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました

 

今号は「栄楽

山ももの会」会長の

中南明光さん(栄在

住)に直撃インタ

ビューしました

高齢者に生きがいを

良い仲間ができて

元気をもらってます

太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん

Page 21: 特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員 理由は、4月からの消費税引き上げに伴う食支出が増える中、増税に反対

(22)くみやま 議会だより No134

久御山町議会では初開催となる「政策討論会」を開きました

久御山町の今後のあり方として「10年後の久御山町を考える」をメイン

テーマにした討論会ですその内容等についてお知らせします

町議会では議員によ

る「第1回政策討論会」

を去る2月22日ふれあ

い交流館ゆうホールで開

催しました

政策討論会はさまざ

まな行政課題や町の進む

べき方向などについて

各議員が意見等の交換を

し議会としての共通認

識の醸成を図りかつ

議会の活性化を図るため

におこなうものです

今回は住民の皆さん

に議会への関心をもっと

持ってもらうとともに

議会活性化のひとつとし

ておこないました「10

年後の久御山町を考え

る」をメインテーマに

年々減少する人口や毎年

のように起こる自然災害

などの問題について「人

口のあり方」「防災につ

いて」をサブテーマに掲

げました

人口のあり方

少子高齢化が一段と進

み高齢人口が30を超

える

生産年齢人口減により

総合計画で設定した人

口には届かない

久御山町にとって適正

規模の人口がどうなの

かを考えるべき

10年後ではなく20年

後くらいを視野に置く

べき

久御山町に住もうとし

ても住宅がないミニ

開発や土地の用途変更

の緩和を考えるべき

住宅要望は減っている

開発は必要ない

鉄軌道がないという不

便さがある

防災について

久御山の地形や歴史を

知る必要がある

防災教育を通じた子ど

もへの意識付けや少年

消防クラブ設立を

治水対策について国

京都府との連携をとる

ことが必要

防災にもっと女性の視

点を盛り込むべき

以上のような意見がで

ました

また当日傍聴に来ら

れた皆さんからは左記

のようなご意見をいただ

きました初開催で時間

配分などスムーズにい

かないことも多々あり

今後の開催運営に課題を

残した結果となりました

次回開催時には今回

の教訓を踏まえより一

層住民の皆さんの期待と

要望に応えられる討論会

としていきたいと考えて

います

政策討論会を開催

第1回

時間配分が悪い住民本意の討論ができるかどうか人口のあり方についてはもう少し検討が必要人口流出により少なくなるのはわかるがさまざまな意見は有効であるが時間がたりない具体的な意見を出す議員もいたが全体的に抽象的現状の分析に終わった議員が多かったもっと細部に分けて討論する方がよいもっと焦点をはっきりしたうえで話が必要10年後20年後の町のビジョンが作成されていないとの話もあったがそういったことを議員が一つのテーブルに着いて検討すべきである住民から選ばれた議員として真剣な勉強が必要(にわか仕込みに見えた)

傍聴者の意見

参加者

議 員hellip14人(全員)

傍 聴hellip20人

くみやま 議会だより No134(23)

4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大

おお

森もり

彌わたる

氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました

全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip

合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代

表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ

クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論

を通して意見交換をおこなうものです

また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから

こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり

のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります

新緑があざやかに映え

る季節となりました

さて議会では2月に

『人口のあり方について

防災について』をテーマ

に政策討論会を初めて

開催しましたまた『議

会だより130号』が

第28回町村議会広報コン

クールで見事に「表紙

フォトグランプリ賞」を

受賞しました

これからも皆さんに

親しまれ読みやすい紙

面となるよう委員一同

努力を重ねていきますの

でご愛読をお願いしま

す 編

委 員 長 

中  

大介

副委員長 

巽  

悦子

委  

員 

岩田 

芳一

委  

員 

島  

宏樹

委  

員 

塚本五三藏

委  

員 

樋口 

房次

広報特別委員会

「この作品は撮影

者の感性が見事に表

情仕草動感光線

のすべてを一枚のカッ

トに収めた素晴らしい

表紙に仕上がってい

る」と評価を受けく

みやま議会だより平成

25年5月1日号(

130)が平成25年度第

28回町村議会広報コン

クールで「表紙フォト

グランプリ賞」を初め

て受賞しました

町村議会広報コン

クールとは全国町村

議会議長会の主催で

「町村議会広報」の編

集技術向上と紙面内容

の更なる充実のため

毎年おこなわれている

ものです

今後も住民の皆さ

んに親しまれるわか

りやすい紙面づくりに

取り組んでいきます

来賓あいさつをする山田京都府知事

栄12丁目シニアク

ラブの栄楽会から誕生し

たサークル「栄楽早朝ラ

ジオ体操山ももの会」

が今年で10年目を迎えま

した

山ももの会は平成16年

6月当時栄楽会会長の

中南明光さんが発起人と

なり高齢者のふれあい

や健康維持を目的に早朝

ラジオ体操を始めました

毎日栄みどり公園で

早朝から高齢者の生きが

いづくりや閉じこもり

介護予防などを目指して

1年365日欠かさず

に取り組んでいます

ラジオ体操の普及推進

に努めているかんぽ生

命は毎年全国の団体

や個人を表彰しており

栄楽会は平成22年に「優

良団体京都府表彰」を

受賞しました

以前は栄楽会シニア

クラブサークルが中心に

活動していましたが幅

広い年代にも参加を呼び

かけようと「京都府表

彰」の受賞をきっかけに

「栄楽早朝ラジオ体操

山ももの会」と改名そ

の後毎朝のラジオ体操

を続け今回2つ目とな

る「優良団体近畿地方

表彰」の栄誉に輝きまし

た10

年前初日の参加者

は10人で4日目には半

減していましたそれで

も息の長い地道な活動は

ゆっくりと着実に広がり

いまでは近隣の宇治市

民を合わせ毎日約46

人平均年齢は75歳前後

の方々の参加があります

激しい雨天の日などを除

いて夏場は午前6時か

ら他のシーズンは午前

6時半に栄みどり公園に

集いますラジオ体操終

了後は京都フェニック

スパーク周辺を中心に

ウォーキング

8年間通い続けている

宇治市住民の91歳の男性

は「良い仲間ができて

元気をもらっています」

とニッコリ92歳の女性

は「みんなと一緒にさせ

てもらい今日の健康が

あります太陽とラジオ

体操に励まされていま

す」とほほえみます

会長の中南明光さん

は「おはようさんで始ま

り笑顔で話ができる場

それが精神や肉体の健康

維持につながっていると

思うこれからも続けて

精進していきたい」と今

後の抱負を語りました

(聞き手文 

広報特別委員会)

発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11  075(631)99960774(45)0105  075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています

表紙の「くみやま」を書いたのは

東角小学校2年生

今井 陽太くんいま い   ひな た

 題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ

もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました

 

今号は「栄楽

山ももの会」会長の

中南明光さん(栄在

住)に直撃インタ

ビューしました

高齢者に生きがいを

良い仲間ができて

元気をもらってます

太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん

Page 22: 特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員 理由は、4月からの消費税引き上げに伴う食支出が増える中、増税に反対

くみやま 議会だより No134(23)

4月17日第5回全国コンパクトタウン議会サミットを本町と大山崎町で共同開催しました当サミットは面積が20平方キロメートル以下の町を対象に開催しているものです当日は11府県14町議会等から91人の参加がありましたまず東京大学名誉教授大

おお

森もり

彌わたる

氏による基調講演『小規模自治体の魅力と可能性』で始まりその後分科会(ワークショップ)として防災減災「災害時の警報発令対処」議会改革「活性化の取り組みに向けて」少子高齢化(対策)について議論しました

全国コンパクトタウン議会サミットとはhellip

合併をしないで自立の道を選択したコンパクトな町の代

表が集まって未来に向けた町づくりの展望などコンパ

クトな町ならではの課題や政策をお互いに持ち寄り議論

を通して意見交換をおこなうものです

また活動範囲が狭くなりがちなコンパクトな町だから

こそ全国規模の交流をすることでそれぞれの町づくり

のヒントを見つける情報交換の場とするものでもあります

新緑があざやかに映え

る季節となりました

さて議会では2月に

『人口のあり方について

防災について』をテーマ

に政策討論会を初めて

開催しましたまた『議

会だより130号』が

第28回町村議会広報コン

クールで見事に「表紙

フォトグランプリ賞」を

受賞しました

これからも皆さんに

親しまれ読みやすい紙

面となるよう委員一同

努力を重ねていきますの

でご愛読をお願いしま

す 編

委 員 長 

中  

大介

副委員長 

巽  

悦子

委  

員 

岩田 

芳一

委  

員 

島  

宏樹

委  

員 

塚本五三藏

委  

員 

樋口 

房次

広報特別委員会

「この作品は撮影

者の感性が見事に表

情仕草動感光線

のすべてを一枚のカッ

トに収めた素晴らしい

表紙に仕上がってい

る」と評価を受けく

みやま議会だより平成

25年5月1日号(

130)が平成25年度第

28回町村議会広報コン

クールで「表紙フォト

グランプリ賞」を初め

て受賞しました

町村議会広報コン

クールとは全国町村

議会議長会の主催で

「町村議会広報」の編

集技術向上と紙面内容

の更なる充実のため

毎年おこなわれている

ものです

今後も住民の皆さ

んに親しまれるわか

りやすい紙面づくりに

取り組んでいきます

来賓あいさつをする山田京都府知事

栄12丁目シニアク

ラブの栄楽会から誕生し

たサークル「栄楽早朝ラ

ジオ体操山ももの会」

が今年で10年目を迎えま

した

山ももの会は平成16年

6月当時栄楽会会長の

中南明光さんが発起人と

なり高齢者のふれあい

や健康維持を目的に早朝

ラジオ体操を始めました

毎日栄みどり公園で

早朝から高齢者の生きが

いづくりや閉じこもり

介護予防などを目指して

1年365日欠かさず

に取り組んでいます

ラジオ体操の普及推進

に努めているかんぽ生

命は毎年全国の団体

や個人を表彰しており

栄楽会は平成22年に「優

良団体京都府表彰」を

受賞しました

以前は栄楽会シニア

クラブサークルが中心に

活動していましたが幅

広い年代にも参加を呼び

かけようと「京都府表

彰」の受賞をきっかけに

「栄楽早朝ラジオ体操

山ももの会」と改名そ

の後毎朝のラジオ体操

を続け今回2つ目とな

る「優良団体近畿地方

表彰」の栄誉に輝きまし

た10

年前初日の参加者

は10人で4日目には半

減していましたそれで

も息の長い地道な活動は

ゆっくりと着実に広がり

いまでは近隣の宇治市

民を合わせ毎日約46

人平均年齢は75歳前後

の方々の参加があります

激しい雨天の日などを除

いて夏場は午前6時か

ら他のシーズンは午前

6時半に栄みどり公園に

集いますラジオ体操終

了後は京都フェニック

スパーク周辺を中心に

ウォーキング

8年間通い続けている

宇治市住民の91歳の男性

は「良い仲間ができて

元気をもらっています」

とニッコリ92歳の女性

は「みんなと一緒にさせ

てもらい今日の健康が

あります太陽とラジオ

体操に励まされていま

す」とほほえみます

会長の中南明光さん

は「おはようさんで始ま

り笑顔で話ができる場

それが精神や肉体の健康

維持につながっていると

思うこれからも続けて

精進していきたい」と今

後の抱負を語りました

(聞き手文 

広報特別委員会)

発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11  075(631)99960774(45)0105  075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています

表紙の「くみやま」を書いたのは

東角小学校2年生

今井 陽太くんいま い   ひな た

 題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ

もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました

 

今号は「栄楽

山ももの会」会長の

中南明光さん(栄在

住)に直撃インタ

ビューしました

高齢者に生きがいを

良い仲間ができて

元気をもらってます

太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん

Page 23: 特別職給与・議員報酬をカット...反対討論国保税条例 反対討論賛成討論国保税条例 中井孝紀 議員 理由は、4月からの消費税引き上げに伴う食支出が増える中、増税に反対

栄12丁目シニアク

ラブの栄楽会から誕生し

たサークル「栄楽早朝ラ

ジオ体操山ももの会」

が今年で10年目を迎えま

した

山ももの会は平成16年

6月当時栄楽会会長の

中南明光さんが発起人と

なり高齢者のふれあい

や健康維持を目的に早朝

ラジオ体操を始めました

毎日栄みどり公園で

早朝から高齢者の生きが

いづくりや閉じこもり

介護予防などを目指して

1年365日欠かさず

に取り組んでいます

ラジオ体操の普及推進

に努めているかんぽ生

命は毎年全国の団体

や個人を表彰しており

栄楽会は平成22年に「優

良団体京都府表彰」を

受賞しました

以前は栄楽会シニア

クラブサークルが中心に

活動していましたが幅

広い年代にも参加を呼び

かけようと「京都府表

彰」の受賞をきっかけに

「栄楽早朝ラジオ体操

山ももの会」と改名そ

の後毎朝のラジオ体操

を続け今回2つ目とな

る「優良団体近畿地方

表彰」の栄誉に輝きまし

た10

年前初日の参加者

は10人で4日目には半

減していましたそれで

も息の長い地道な活動は

ゆっくりと着実に広がり

いまでは近隣の宇治市

民を合わせ毎日約46

人平均年齢は75歳前後

の方々の参加があります

激しい雨天の日などを除

いて夏場は午前6時か

ら他のシーズンは午前

6時半に栄みどり公園に

集いますラジオ体操終

了後は京都フェニック

スパーク周辺を中心に

ウォーキング

8年間通い続けている

宇治市住民の91歳の男性

は「良い仲間ができて

元気をもらっています」

とニッコリ92歳の女性

は「みんなと一緒にさせ

てもらい今日の健康が

あります太陽とラジオ

体操に励まされていま

す」とほほえみます

会長の中南明光さん

は「おはようさんで始ま

り笑顔で話ができる場

それが精神や肉体の健康

維持につながっていると

思うこれからも続けて

精進していきたい」と今

後の抱負を語りました

(聞き手文 

広報特別委員会)

発行京都府久世郡久御山町議会編集広報特別委員会613-8585 京都府久世郡久御山町島田ミスノ11  075(631)99960774(45)0105  075(632)3000E-mail gikaitownkumiyamalgjp この広報紙は環境にやさしい植物性インキを使用しています

表紙の「くみやま」を書いたのは

東角小学校2年生

今井 陽太くんいま い   ひな た

 題字を書いてくれた陽太くんは名前のとおり太陽のようにいつ

もニコニコと笑顔のかわいい男の子です 週1回スイミングに通い学校の休み時間や放課後は友だちと仲良く外で遊び好きな教科も体育ととても活発な男の子です大きくなったらゲームを作る人になりたいと夢を語っていました

 

今号は「栄楽

山ももの会」会長の

中南明光さん(栄在

住)に直撃インタ

ビューしました

高齢者に生きがいを

良い仲間ができて

元気をもらってます

太陽とラジオ体操に励まされて10年目を迎えた栄楽山ももの会のみなさん