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(別添)様式1 1 日本版DMO形成・確立計画 1. 日本版DMOの組織 申請区分 広域連携DMO・地域連携DMO・地域DMO 日本版DMO候補法人 の名称 一般社団法人郡山市観光協会 マーケティング・マネジ メント対象とする区域 区域を構成する地方公共団体名 福島県郡山市 所在地 福島県郡山市大町一丁目3番15号 設立時期 2017年(平成 29 年)4月3日 職員数 職員8人【常勤8人(正職員1人、出向等7人)】 代表者(トップ人材: 法人の取組について対 外的に最終的に責任を 負う者) (氏名) 菅 野 (出身組織名) 一般社団法人郡山市 観光協会会長、 株式会社栄楽館 ホ テル華の湯 代表取 締役社長 (一社)磐梯熱海温泉観光協会会長。(一社)日本 旅館協会副会長やうつくしま観光プロモーション推 進機構会長、磐梯熱海温泉旅館協同組合理事長等を 歴任した。2013 年 5 月より現職。観光産業の振興 と地域経済の活性化のために様々な取り組みで成果 を挙げている。 総括責任者 (氏名) 佐藤正樹「専従」 (出身組織名) (一社)郡山市観光 協会 常務理事兼事務局長としてトータル・マネジメント を行う。前職は郡山市建設交通部長、在職中には建 設交通インフラ部門等において行政職を歴任し、地 域の様々なパイプ役とともに多角的な見地から事業 を統括する。 各部門(事業戦略、旅 行商品の造成・販売)の 責任者(専門人材) (氏名) 川村 徹「専従」 (出身組織名) 株式会社JTB 株式会社JTBから(一社)郡山市観光協会に派 遣。事務局次長として事業戦略立案、旅行商品開 発・商品化を行う。株式会社JTBの勤務により国 内外からの誘客や MICE 等幅広い経験と知識を有す る。 各種データの分析・収集 等(マーケティング) の責任者(専門人材) (氏名) 矢吹 良樹「専従」 (出身組織名) 郡山市観光課 郡山市役所観光課から(一社)郡山市観光協会に派 遣。郡山市役所では観光、まちづくり部署を 7 年間 経験。 各部門(プロモーショ ン)の責任者(専門人 材) (氏名) 宗形 美穂「専従」 (出身組織名) 郡山市観光課 郡山市役所観光課から(一社)郡山市観光協会に派 遣。ウェブを中心とした情報発信・プロモーション に取り組んでいる。 連携する地方公共団体 の担当部署名及び役割 郡山市 観光課(戦略策定、プロモーション、受入体制整備、広域連携) 国際政策課(シティプロモーション、日本遺産、受入体制整備) スポーツ振興課(受入体制整備) 農業政策課(着地型観光、受入体制整備) 園芸畜産振興課(着地型観光、農産品振興) 福島県県中地方振興局企画商工部地域づくり・商工労政課 連携する事業者名及び 役割 各地域観光協会(10団体)(地域行事、受入体制整備・向上等) 郡山商工会議所(事業者支援、まちなか活性化、着地型観光)
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Jul 05, 2020

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(別添)様式1

1

日本版DMO形成・確立計画

1. 日本版DMOの組織

申請区分

広域連携DMO・地域連携DMO・地域DMO

日本版DMO候補法人

の名称

一般社団法人郡山市観光協会

マーケティング・マネジ

メント対象とする区域

区域を構成する地方公共団体名

福島県郡山市

所在地 福島県郡山市大町一丁目3番15号

設立時期 2017年(平成 29 年)4月3日

職員数 職員8人【常勤8人(正職員1人、出向等7人)】

代表者(トップ人材:

法人の取組について対

外的に最終的に責任を

負う者)

(氏名)

菅 野 豊

(出身組織名)

一般社団法人郡山市

観光協会会長、

株式会社栄楽館 ホ

テル華の湯 代表取

締役社長

(一社)磐梯熱海温泉観光協会会長。(一社)日本

旅館協会副会長やうつくしま観光プロモーション推

進機構会長、磐梯熱海温泉旅館協同組合理事長等を

歴任した。2013 年 5 月より現職。観光産業の振興

と地域経済の活性化のために様々な取り組みで成果

を挙げている。

総括責任者

(氏名)

佐藤正樹「専従」

(出身組織名)

(一社)郡山市観光

協会

常務理事兼事務局長としてトータル・マネジメント

を行う。前職は郡山市建設交通部長、在職中には建

設交通インフラ部門等において行政職を歴任し、地

域の様々なパイプ役とともに多角的な見地から事業

を統括する。

各部門(事業戦略、旅

行商品の造成・販売)の

責任者(専門人材)

(氏名)

川村 徹「専従」

(出身組織名)

株式会社JTB

株式会社JTBから(一社)郡山市観光協会に派

遣。事務局次長として事業戦略立案、旅行商品開

発・商品化を行う。株式会社JTBの勤務により国

内外からの誘客や MICE 等幅広い経験と知識を有す

る。

各種データの分析・収集

等(マーケティング)

の責任者(専門人材)

(氏名)

矢吹 良樹「専従」

(出身組織名)

郡山市観光課

郡山市役所観光課から(一社)郡山市観光協会に派

遣。郡山市役所では観光、まちづくり部署を 7年間

経験。

各部門(プロモーショ

ン)の責任者(専門人

材)

(氏名)

宗形 美穂「専従」

(出身組織名)

郡山市観光課

郡山市役所観光課から(一社)郡山市観光協会に派

遣。ウェブを中心とした情報発信・プロモーション

に取り組んでいる。

連携する地方公共団体

の担当部署名及び役割

郡山市 観光課(戦略策定、プロモーション、受入体制整備、広域連携)

国際政策課(シティプロモーション、日本遺産、受入体制整備)

スポーツ振興課(受入体制整備)

農業政策課(着地型観光、受入体制整備)

園芸畜産振興課(着地型観光、農産品振興)

福島県県中地方振興局企画商工部地域づくり・商工労政課

連携する事業者名及び

役割

各地域観光協会(10 団体)(地域行事、受入体制整備・向上等)

郡山商工会議所(事業者支援、まちなか活性化、着地型観光)

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(別添)様式1

2

郡山地区商工会広域協議会、各地区商工会(事業者支援、地域行事等)

磐梯熱海温泉旅館協同組合(受入環境整備・向上、プロモーション)

郡山ホテル協会(受入環境整備・向上)

郡山市旅館ホテル組合(受入環境整備・向上)

郡山市商店街連合会(受入環境整備・向上、着地型観光)

郡山飲食業組合(受入環境整備・向上、着地型観光)

郡山市観光物産振興協会(物産品振興)

郡山美味しい街づくり推進協議会(受入環境整備・向上、着地型観光)

郡山酒造協同組合(物産品振興、着地型観光)

福島さくら農業協同組合(農産品・特産品振興)

(公財)郡山コンベンションビューロー(MICE 誘致・支援)

(公財)郡山市観光交流振興公社(観光交流施設)

東日本旅客鉄道㈱郡山駅(一次交通)

福島交通㈱(二次交通)

郡山地区ハイヤータクシー協同組合(二次交通)

郡山水と緑の案内人(案内ボランティア)

郡山ふるさと田舎体験協議会(着地型観光)

逢瀬いなか体験交流協議会(着地型観光)

(一社)東北観光推進機構(広域観光・プロモーション)

(公財)福島県観光物産交流協会(広域観光・プロモーション)

官民・産業間・地域間と

の持続可能な連携を図

るための合意形成の仕

組み

(該当する要件)

①取締役、理事など日本版DMOの意思決定に関与できる立場で行政、文

化、スポーツ、農林漁業、交通等の幅広い分野の関係団体の代表者が参画

すること

②日本版DMOの組織内に行政や関係団体をメンバーとするワーキンググ

ループなどの委員会等を設置すること

(概要)

①商工会議所・商工会・商店街の商工関係団体、温泉・旅館・ホテルの宿

泊関係団体、飲食関係団体、物産関係団体、農業団体、観光施設、コンベ

ンションビューロー、鉄道・バス・タクシーの交通関係者等多様なステー

クホルダーが理事として理事会を構成し意思決定に参画している。

②行政、商工、宿泊、飲食、農業団体、交通、地域振興NPO等、多様な

業種の関係者が参加するDMO推進委員会を設置している。

地域住民に対する観光

地域づくりに関する意

識啓発・参画促進の取

市や関係団体・事業者と連携し、地域住民が広く参加できるバスツアーを開

催するとともに、市と連携した市民向けの観光講座等において意識啓発を行

う。また、SNSにおいて地域住民を中心にアンバサダーに認定し発信・拡

散することで地域の魅力を感じ、地域への誇りと愛着を高めている。

法人のこれまでの活動

実績

(活動の概要)

・情報発信

ホームページ・SNSによる観光情報の発信、観光パンフレット・ノベ

ルティグッズの作成、観光誘客プロモーション(首都圏・仙台市等)

・観光コンテンツ創出

市民等ワークショップによる商品開発、モニターツアー、商談会参加

・受入環境向上、各種まつり・観光関連団体への支援

事業者向け地酒・食講座による人材育成等

・郡山市観光案内所運営

(定量的な評価) 2018 年(H30)実績

郡山市観光客入込数 4,770,379 人(調査地 33 地点)

延べ宿泊者数 496,700 人泊(出典:観光庁「宿泊旅行統計調査」)

訪日外国人宿泊者数 9,160 人泊(出典:観光庁「宿泊旅行統計調査」)

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(別添)様式1

3

郡山市観光案内所利用者数 18,961 人 うち外国人 845 人

コンベンション開催件数 877 件

実施体制 (実施体制の概要)

一般社団法人郡山市観光協会は、商工会議所・商工会・商店街連合会の

商工関係団体、温泉旅館組合・ホテル協会・旅館ホテル組合の宿泊関係団

体、飲食業関係団体、物産関係団体、農業関係団体、観光施設、コンベン

ションビューロー、鉄道・バス事業者やタクシー等の交通関係者等多様な

関係者が理事会等に参画し連携するとともに、福島県や郡山市の行政、地

域振興NPOを含めて参画するDMO推進委員会を設置し合意形成を図る

ほか、市内 10地域の地域観光協会による連絡会において情報共有すること

で官民が密接に連携した運営を実施。

(実施体制図)

(一社)郡山市観光協会

総 会

理事会

DMO 推進委員会

地域観光協会連絡会

【参画】 【参画】

連 携

地域振興 NPO

交通関係

農業関係団体

観光施設 コンベンションビューロー

商工関係団体 行政

宿泊関係団体

飲食・物産 関係団体

福島県 県中地方振興局

郡山市 観 光 農 業

国際政策・ 日本遺産 スポーツ 部局など

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(別添)様式1

4

2. 日本版DMO候補法人がマーケティング・マネジメントする区域

【区域の範囲が分かる図表を挿入】

【区域設定の考え方】

郡山市は、江戸時代には奥州街道の宿駅として、多くの人々の往来や物資の流通が盛んとなり、

当時から交通の要衝として栄えていました。明治初期には、国営開拓事業第1号「安積開拓」と

「安積疏水」の開さくにより、当時の人口約 5,000 人のこの地に全国から旧士族約 2,000 人が入

植し発展の礎となりました。その後、1964(昭和 39)年の常磐・郡山地区新産業都市指定、翌 1965

(昭和 40)年の大同合併、1997(平成9)年の中核市の指定などにより、農業、商業、工業がバ

ランス良く発達し、人口は 33 万人を超える東北有数の都市として着実に成長を遂げてきました。

この明治期の不毛な原野を肥沃な土地へと変えた安積開拓と、戦後の荒廃からの復興の歴史によ

り、郡山市民の心には、この大きな困難を乗り越えてきた先人たちの開拓者精神が受け継がれて

います。また、郡山市には、先人たちが培ってきた歴史や文化のほか、全国に誇れる音楽、豊かな

自然や多彩な食、代々受け継がれてきた伝統工芸品など、魅力あふれる観光資源が多数存在して

います。さらに、東北観光の玄関口と呼ばれる交通の要衝であり、県内や東北を訪れる観光客の

多くが本市を経由しているほか、都市機能が集積し、開催目的に応じたコンベンション施設が充

実しており、大規模なイベント等も数多く開催されることから、ビジネスや観光目的により全国

から大勢の人々が訪れています。これら歴史・文化・地理等の関係性から行政区域である郡山市

を区域設定とするのが適切であると考えます。

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(別添)様式1

5

【観光客の実態等】

① 観光入込客数

年 観光客入込数(人) 特記事項 2010(H22) 4,004,257 2011(H23) 2,117,394 東日本大震災、原子力発電所事故 2012(H24) 2,908,056 2013(H25) 3,331,191 ふくしまフェス 20 万人 2014(H26) 3,622,596 B-1 グランプリ 46 万人 2015(H27) 3,490,570 ふくしま DC

2016(H28) 4,502,652 ※3,442,004

調査地点追加 16地点

2017(H29) 4,590,700 ※3,523,431

(休館)10 月~市立美術館 12 月ユラックス熱海

8 月インターハイ(卓球・柔道)

2018(H30) 4,770,379 ※3,700,449

(休館)~6 月市立美術館

出典:郡山市「県観光入込客統計調査」 ※の数値は追加調査地点を除く値

② 延べ宿泊者数

年 延べ宿泊者数 (人泊)

内外国人延べ宿泊者数(人泊)

2010(H22) 744,866 7,322 2011(H23) 774,447 2,225 2012(H24) 770,260 4,023 2013(H25) 737,521 2,617 2014(H26) 601,704 2,790 2015(H27) 633,594 4,300 2016(H28) 621,189 7,529 2017(H29) 488,781 6,433 2018(H30) 496,700 9,160

出典:観光庁宿泊旅行統計調査

③ 都道府県別、国別宿泊者割合(2018 年 H30)

都道府県 割合 国 割合 東京都 21% 台 湾 26% 福島県 13% タ イ 16% 埼玉県 10% 中 国 15% 神奈川県 9% ベトナム 7% 宮城県 8% 韓 国 7% 千葉県 8% アメリカ 6%

出典:「観光予報プラットフォーム」 出典:独自調査(H30.10~R1.5)

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(別添)様式1

6

【観光資源:観光施設、商業施設、自然、文化、スポーツ、イベント等】

ジャンル 観光資源

温泉 磐梯熱海温泉のほか市内温泉 21 箇所(月光温泉、三穂田温泉、守山

温泉、なりた温泉、のんびり温泉 アルパカ牧場・イワナの里等)

歴史・文化

(神社仏閣・文化財

等)

日本遺産(猪苗代湖・安積疏水・安積開拓ストーリー)、開成山大神

宮、安積国造神社、如宝寺、高屋敷稲荷神社、開成館、安積歴史博物

館、金透記念館、発電所(沼上・丸守・竹之内)、高柴デコ屋敷、雪

村庵、大安場史跡公園、奥州街道安積山公園、郡山市立美術館、こお

りやま文学の森資料館、“楽都”郡山

自然

(海・山・花・紅葉 等)

開成山公園の桜、紅枝垂地蔵ザクラ、上石の不動ザクラ、藤田川ふれ

あい桜、笹原川千本桜、雪村桜、天神夫婦桜、梅ロード、郡山布引風

の高原、猪苗代湖、しぶき氷、石筵ふれあい牧場、銚子ヶ滝、ケヤキ

の森、母成グリーンライン、四季の里緑水苑、安積山、安達太良山

伝統

(祭等)

郡山うねめまつり、萩姫まつり、太鼓フェスティバル、ふくやま夢花火、あ

さか野夏まつり花火大会、安積国造神社秋季例大祭、秋蛍、柳橋歌舞

伎、富岡の唐傘行灯花火、七日堂まいり、うねめの里冬花火

イベント

(スポーツイベント・文化イ

ベント等)

開成山桜まつり、郡山シティーマラソン、高柴デコ祭り、安積アルプス縦走トレッキ

ング、湖まつり、サイクルエイド・ツール・ド・猪苗代湖、つるりんこ祭、うつく

しま YOSAKOI まつり、こおりやま産業博、開成・表参道マルシェ

体験 猪苗代湖(観光遊覧船、湖水浴、キャンプ、サイクリング)、三春駒・張子人

形絵付け・デコ散歩、クラフトウイスキー安積蒸溜所見学、酒蔵見学、ワイナ

リー見学、薄皮饅頭手作り体験、田舎体験(野菜収穫・料理等)、蕎

麦打ち体験、ふれあい科学館スペースパーク

産業施設 福島再生可能エネルギー研究所、ふくしま医療機器開発支援センター

コンベンション施設 ※( )は収容人数

ビッグパレットふくしま(約 4500 人)、けんしん郡山文化センター

(約 3300 人)、郡山ユラックス熱海(約 3400 人)、ホテル・旅館(ビ

ューホテルアネックス、ホテルハマツ、ワシントンホテル、華の湯)

グルメ ビール祭、新酒まつり、ふくしまラーメンショー、走るカフェふくし

まフルーティア号、郡山クリームボックス、酪王カフェオレ、こおり

やまグリーンカレー、郡山ブラック(ラーメン)、郡山の鯉料理、う

ねめ牛、郡山梨、キャベツ餅、湖南高原そば、郡山産米あさか舞、郡

山ブランド野菜、布引高原大根、阿久津曲がりねぎ、郡山 6 蔵元の

地酒、ウイスキー山桜、ふくしま逢瀬ワイナリーワイン

ショッピング

(ショッピングモール等)

郡山おみやげ館、モルティ、アティ、駅ビル「エスパル・ピボット」、

うすい百貨店、イオンモール、ダイワロイネットホテル

街歩き

(商店街・イルミネー

ション等)

ビッグツリーページェントフェスタ、駅ナカ着物レンタルまちなかの日、郡山水

と緑の案内人ボランティアガイド、開成マルシェ・表参道マルシェ、まちな

かレンタサイクル、美味しい街フェスティバル、郡山ビア月間、郡山

市中央商店街、郡山駅前大通商店街、郡山市大町商店街

映画等のロケ地・アニ

メ等の舞台の場所

湖南町(湖南七浜等)、安積歴史博物館、開成山公園、郡山布引風の

高原、ビッグパレットふくしま

その他

(お土産品等)

柏屋薄皮まんじゅう、三万石ままどおる・エキソンパイ、かんの屋家

伝ゆべし、大黒屋くるみゆべし、丹波屋柿羊羹・いちご大福、みよし

堂くるみゆべし、向山製作所生キャラメル、フルーツピークスフルー

ツタルト、せん豆・磐梯豆、海苔のりべん

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(別添)様式1

7

【宿泊施設:域内分布、施設数、収容力、施設規模等】

区域 ホテル 旅館

施設数 収容人数 施設数 収容人数

磐梯熱海温泉 - - 22 2,890

市街地 23 4,387 10 348

郊 外 5 645 30 1,352

計 28 5,032 62 4,590

【利便性:区域までの交通、域内交通】

○区域までの交通

【鉄道】

<東北新幹線>

東京 ← 約1時間20分 → 郡山

福島 ← 約20分 → 郡山

仙台 ← 約40分 → 郡山

盛岡 ← 約2時間20分 → 郡山

<東北本線>

福島 ← 約1時間 → 郡山

白河 ← 約40分 → 郡山

<水郡線>

水戸 ← 約3時間20分 → 郡山

<磐越西線>

会津若松 ← 約1時間15分 →郡山

<磐越東線>

いわき ← 約1時間40分 → 郡山

【高速道路】

<東北自動車道>

浦和 IC ← 約2時間30分 → 郡山

仙台南 IC ← 約1時間30分 → 郡山

<磐越自動車道>

新潟中央 IC ← 約2時間 → 郡山 いわき IC ← 約50分 → 郡山

【空港】

札幌(新千歳空港) ← 約1時間20分 → 福島空港 ← 約45分(バス) → 郡山

大阪(伊丹空港) ← 約1時間15分 → 福島空港 ← 約45分(バス) → 郡山

○域内交通

【鉄道】

鉄道は、JR郡山駅を中心に東北本線、水郡線、磐越西線、磐越東線により市内の 11 駅が結ば

れ、さらに周辺市町村と連絡している。

【バス】

バスは、JR郡山駅を主要ターミナルとして、路線バスが市域及び周辺地域と連絡している。

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(別添)様式1

8

【外国人観光客への対応】

郡山市と連携し外国人観光客への対応を実施している。

①多言語パンフレット

外国人観光客向けに日本・英・中国〔簡体・繁体〕・韓国語のパンフレットや英語の観光マップ

を制作している。

②多言語メニュー作成・店舗・宿泊・観光施設支援サイト「FUKUNAKA」

観光施設、飲食店、土産品販売店、宿泊施設等の施設が簡単に外国語メニュー等を作成でき、

外国語に対応した施設を検索できる機能を備え、観光情報・アクセス等を掲載したホームページ

を広域連携(16 市町村)により構築している。翻訳言語8言語でスマートフォンにも対応し、ハ

ラル対応ピクトグラムや指さし会話シートなどのツールも提供している。

③観光案内板

観光案内板を多言語表記するとともに、道路案内標識も英語表記により新設・修繕を実施して

いる。

④Wi-Fi 環境サービス

観光施設等に無料 Wi-Fi サービス「KoriyamaCityWi-Fi」を提供し、インターネットに接続する

際に、市のイベントや観光情報を配信している。

⑤観光案内所

JR郡山駅構内にある郡山市観光案内所を英語対応可能なビジットジャパン案内所(カテゴリ

ーⅡ)として登録している。

3. 各種データ等の継続的な収集・分析

収集するデータ 収集の目的 収集方法

観光入込客数 区域内来訪者数把握のため

観光誘客促進のため

県観光入込客統計調査

延べ宿泊者数 規模、動向把握のため

宿泊誘客促進のため

観光庁宿泊旅行統計調査

独自調査(外国人宿泊者調査)

観光予報プラットフォーム

旅行消費額 経済効果測定のため

アンケート調査

来訪者満足度 評価把握による継続的来訪のため

アンケート調査

リピーター率 評価把握による継続的収益のため

アンケート調査

WEBサイトアクセス数 区域への興味関心度把握のため

観光誘客促進のため

郡山市観光協会ホームページデー

コンベンション開催件数 規模、動向把握のため 郡山コンベンションビューロー調

市民満足度 観光施策に対する市民の理解度

を測るため

市民意見レーダー調査(郡山市)

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(別添)様式1

9

4. 戦略

(1)地域の強みと弱み 好影響 悪影響

強み(Strengths)

・経済県都、東北第 2の都市

・鉄道、高速道路、空港等交通網の拠点で

ありアクセスがよく、ビジネス・観光の

拠点としやすい(ビジネスでの集客力

がある)

・多様な MICE 施設

・県内広域エリアの観光・ビジネスをカバ

ーできる豊富な宿泊施設

・恵まれた自然条件と安積開拓や安積疏

水の開さくで発展した農業をはじめ工

業、商業がバランスよく発展している

・再生エネルギー等最先端研究施設をは

じめとする産業が集積している

・豊富な食

多彩な酒(6蔵元の地酒、ウイスキー、

ワイン、焼酎)、銘菓・スイーツ、鯉料

理、ご当地グルメ(クリームボックス

等)、郡山産米あさか舞、うねめ牛、郡

山ブランド野菜、布引高原大根など

・磐梯熱海温泉等区域内に温泉が豊富

・日本遺産(猪苗代湖・安積疏水・安積開

拓ストーリー)に代表される歴史・文化遺跡

・四季折々の豊かな自然

桜の名所(最古級のソメイヨシノ、樹齢

400 年のしだれ桜等)、郡山布引風の高

原、猪苗代湖、紅葉、雪・しぶき氷等

・約 300 年の伝統ある高柴デコ屋敷と張

子人形等伝統工芸品

・有名観光地と同様にビジネス・MICE で

人が来ており、消費(周遊等)の仕組み

づくりから出発できる

弱み(Weaknesses)

・観光資源の全国的な知名度、認知度が低

く、有名観光地がない

・全国的に有名な郷土料理や特産物に乏

しい

・「郡山といえば〇〇」というシンボルに

乏しい

・交通の通過地点であり来訪者の滞在時

間が短い

・日帰りも可能なので経済的損失になっ

ている

・民間企業による体験、アクティビティな

ど稼ぐコンテンツの不足

・ビジネス、MICE系の人が立ち寄りた

くなる仕掛けが弱い

・広大な市域に点在する観光資源を結ぶ

二次交通

・外国人観光客の受入体制が不充分

・市民の観光への取り組みに対する満足

度が低く、観光への関心が高いとはいえ

ない

機会(Opportunity)

・訪日旅行者数の拡大

・観光政策に対する国の支援の充実

・放射線量に対する正しい理解が浸透し

てきている

・風評被害が徐々に少なくなってきてい

脅威(Threat)

・根強く残る原子力災害による風評被害

・観光における都市間競争の激化

・復興需要の減少

・道路をはじめ交通インフラ等社会資本

整備への国庫支援の縮小

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(別添)様式1

10

(2)ターゲット

○ターゲット層

首都圏からのビジネス・MICE 客(20 代~30 代男性、20 代~40 代女性)

○選定の理由

本市への県外からの来訪者は首都圏(1都 3県)からの宿泊が約 4 割を占め、来訪者のうち男

性が約 6 割と多く、宿泊者のうち一人での形態による宿泊が 4 割とビジネス・MICE 客が多い区

域であるため。これは、本市が鉄道・高速道路・空港等交通網の拠点でアクセスがよく、豊富な

宿泊施設と多様な MICE 施設を有しており、広域エリアでの活動拠点であることからで、この地

域の強みを活かした誘客を図る必要があるため。性別・年代は、マーケティング調査結果によ

り、首都圏からのビジネス・MICE 客のうち 20代~30 代男性、20 代~40代女性は観光に意欲が

高く、観光資源についても認知・関心が高いことからターゲットとする。

○取組方針

マーケティング調査結果よるとターゲットは、ご当地ならではの食事、ショッピング(食べ

物)への志向が高く、本市観光資源としては温泉に対する関心度が高いため、ご当地ならではの

食や酒、温泉を主体にプロモーションを実施する。観光にかけられる時間は 3 時間以下との調

査結果から、3時間程度で楽しめる郡山のコンテンツや着地型旅行商品を開発し、属性別戦略×

属性別媒体で情報発信することで、消費行動の動機付けと滞在時間の延長を図り消費単価を増

加させるとともに、ビジネストリップからプライベート観光への需要喚起によるリピート率の

向上と宿泊者の増加を目指す。また、出張時に休暇を楽しむ旅行(ビジネス+レジャー)への動

機付けにより滞在時間の延長による消費単価と宿泊者の増加を目指す。併せて、本市のアクセ

スの良さ、宿泊キャパシティや助成金制度を活かした MICE 誘致を継続して実施するほか、最先

端の技術研究所をはじめとする様々な産業観光による誘客を図る。他地域の観光の中継地・拠

点である本市においては、ターゲットへの取り組みを来訪する観光客へ訴求することにより、

広域観光拠点としての機能強化を図り消費単価と宿泊者の増加を目指す。

①20 代~30 代男性(情報媒体:SNS・Web)

ナイトライフでの観光コンテンツや短時間でリーズナブルに楽しめる観光コンテンツを提供

②20 代~40 代女性(情報媒体:SNS・Web・ガイドブック)

食を前面に押し出して、おいしい福島・郡山の PR と観光コンテンツを提供

○ターゲット層

台湾・タイ・ベトナム・中国

○選定の理由

台湾、タイ、中国は本市宿泊者のボリューム層であり、また、台湾、タイ、ベトナムは原子力

災害による風評が比較的穏やかな地域で、近年旅行者数が大きく伸長している市場であるため。

また、台湾、ベトナムは福島空港のチャーター便が増加傾向にあることから、有望市場と考えら

れるため。

○取組方針

食に対する志向がいずれのターゲットでも最も高く、次いでショッピング、自然・景勝地、繁

華街、温泉への志向が高い傾向(JNTO 訪日旅行ハンドブック 2018 参考)である。従って、ご当

地ならではの食や酒を主体に、都市機能を活かしたショッピング、四季折々に美しい自然、温泉

を軸に周辺市町村や県、東北広域での連携によるプロモーションを実施する。台湾・タイ・ベト

ナムは県内・県外の観光地の中継地や拠点として本市に来訪・滞在する傾向があり、郡山駅周辺

への宿泊が多いほか、磐梯熱海温泉へも宿泊しており、中国は観光以外のビジネスでの来訪・滞

在傾向もあることから、食を前面に押し出しておいしい福島・郡山、ナイトライフや本市ならで

はの観光コンテンツや着地型旅行商品を提供し、消費行動の動機付けと滞在時間の延長を図り

消費単価を増加させる。また、周辺市町村や県、東北広域での連携を図る中では、広域観光拠点

としての機能強化・確立を図り、宿泊者の増加を目指す。

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(別添)様式1

11

(3)コンセプト

①コンセプト 人が行き交うまちで磨かれた

「美味しい 楽しい」あつまる 東北の玄関口 こおりやま キャッチコピー「美味し 楽し ギュッと こおりやま」

②コンセプトの考え方 郡山市は、鉄道、高速道路、空港等交通網の拠点でアクセス

が良いことから県内・県外まで及ぶ広域エリアでの観光・ビ

ジネス拠点であり、特にビジネス・MICEでの集客力があ

る地域である。また、猪苗代湖の恵である郡山産米「あさか

舞」をはじめとする農産物、ふくしまを代表する銘菓・スイー

ツや鯉料理・ご当地グルメなどの「食」、地元 6蔵元の地酒や

東北最古のクラフトウイスキー、ワイン、焼酎など多彩な「酒」

等、豊富な「食」・「酒」のある地域であり、経済県都・東北第

2 の都市として人・モノ・情報が交流する中で磨かれたもので

ある。これらは区域の特徴・価値であり、他地域との差別化要

素であることから、地元の食・酒による「美味しい」、ナイト

ライフ・カフェ・ショッピング(特に外国人)・温泉による「楽

しい」の価値を提供することで、他地域との差別化を図る。さ

らに交通の利便性が高く人があつまる強みを最大限に活か

し、広域視点による観光資源を結び付ける周遊拠点(宿泊地)

としてのポジションを強化する。

5. 関係者が実施する観光関連事業と戦略との整合性に関する調整・仕組み作り、

プロモーション

項目 概要

戦略の多様な関係者と

の共有

郡山市観光協会を中心として、メンバーには、商工関係団体、

宿泊関係団体、飲食業関係団体、交通事業者、農業関係団体、観

光施設等多様な関係者が参画するとともに、行政、NPOが加わ

ったDMO推進委員会をコミュニケーションの場として四半期

に1回程度設け合意形成を図り、官民が密接に連携を図る。

観光客に提供するサー

ビスについて、維持・向

上・評価する仕組みや

体制の構築

観光客を対象としたアンケート調査等を実施し、満足度や改

善内容を把握する。また、その調査結果を宿泊施設、飲食店、

観光施設など多様な業種で構成される観光協会会員やDMO推

進委員会へ情報提供し、共有することで更なるサービス向上を

図る。

一元的な情報発信・プ

ロモーション

観光協会のホームページやSNS、定期的なメール配信(D

M)を通して、市内の観光案内や観光イベント等、リアルタイム

な情報発信を行う。また、郡山市観光案内所においても市内観光

案内のほか、東北各都市の観光案内所をチャット等の活用によ

りネットワーク化し情報発信を行う。

市や県等が主催するプロモーション、旅行商談会、旅行会社への

訪問など他団体と連携した誘客宣伝を行う。

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(別添)様式1

12

6.KPI(実績・目標)

(1)必須KPI

※年次及び目標数値の設定にあたっての検討の経緯及び考え方

【検討の経緯】

延べ宿泊者数は、復興需要が減少する中、2016 年(H28)はアフターDCやプレミア旅行

券等で下支えされていたものの、これらの終了に伴い 2017 年(H29)は大きく減少した。今

後は、満足度の向上によるリピーター拡大と新たな誘客による延べ宿泊者の増加が重要であ

る。また、新たな取り組みである当該戦略を推進することで滞在時間を延長し消費行動の動

機づけによる消費単価の増加を重要とし、観光による消費総額を増加させることとした。

【設定にあたっての考え方】

●旅行消費額

旅行消費額単価は独自調査での日帰り・宿泊全体の消費総額とし、観光庁「旅行・観光消

費動向調査」国内旅行全体の 2016~2018 年の平均伸び率約 3%を上回ることを目標に概ね

2018 年から前年比約 3%の増加

●延べ宿泊者数

延べ宿泊者数は観光庁「宿泊旅行統計調査」とし、2018 年から前年比約 2%の増加

外国人の延べ宿泊者数は観光庁「観光ビジョン」における目標を参考とし、2015 年から

2020 年に 3 倍弱、2030 年に 5倍超を目指した増加率とした。なお、2018 年 10 月から独自調

査を実施しており、2019 年の実績が確定した段階で数値化する。

●来訪者満足度

満足度は独自調査結果での大変満足・満足・やや満足の割合とし、その割合は一定の水準

にあるため 2018 年実績から毎年 1%増加

●リピーター率

リピーター率は独自調査での来訪 2回以上の割合とし、リピーター増加と新たな誘客によ

る増加を図ることから、そのバランスを鑑みリピーター率は 2018 年実績から毎年 1%増加

指標項目 単

2016

(H28)年

実績

2017

(H29)年

実績

2018

(H30)年

実績

2019

(H31)年

目標

2020

(R2)年

目標

2021

(R3)年

目標

●旅行消費額 円

/

人 - - 20,227 21,000 21,600 22,200

●延べ宿泊者数 ( )内は外国人

人 621,189

(-)

488,781

(-)

496,700

(-) 506,000

(調査実施中)

516,000 (前年比 15%増)

526,000 (前年比 7%増)

●来訪者満足度 % - - 80 81 82 83

●リピーター率 % - - 71.3 72 73 74

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(別添)様式1

13

(2)その他の目標

※項目及び年次・目標数値の設定にあたっての検討のプロセス及び考え方

【検討の経緯】

その他の目標として、日帰りも含めた観光客の把握が必要なことから各地点・イベント等

の観光入込客数を設定した。毎年増加しているものの、国内需要は依然として厳しいと予測

されることから、満足度を増加、リピーター率の向上とともに新たな誘客により観光入込客

数の増加が重要とした。また、地域への関心度を推計できるWEBサイトアクセス数を設定

し、さらに、交通の利便性が高く宿泊・コンベンション施設が充実していることが地域の強

みであることからコンベンション開催件数を設定した。観光まちづくりの推進、来訪者満足

度・リピート率の向上等のためには市民の観光への取り組みに対する理解度が重要であるこ

とから市民満足度を設定した。

【設定にあたっての考え方】

●観光入込客数

2019 年は市立美術館が通年開館(2018 年再オープン)等により増加させ 2020 年に 500 万

人、その後は前年比約 1%の増加

●WEBサイトアクセス数

アクセス数はPV数とし、ホームページのタイムリーな情報発信とブラッシュアップを図

りアクセス数を増加させ、2019 年以降は毎年約 200,000PV 増加

●コンベンション開催件数

2012 年は前年比約 2 割増加(復興支援の要素と推測できる)していたが、2019 年の推計値

は 4~6月までの開催実績から 2012 年の値を参考に算出

●市民の観光満足度

満足度は市が実施する市民意識調査(観光のほか子育て等約 40 項目を 100 点満点で調査)

の点数とし、2021 年にはその 2016~2018 年の全体平均点 58.9 点を上回る 60 点を目指す

7. 活動に係る運営費の額及び調達方法の見通し

(1)収入 年度 総収入 内訳

2017(H29) 年度

44,442千円 【補助金】 37,600千円 【会費収入】 3,130千円 【収益事業収入】 1,499千円 【その他】 2,213千円

指標項目 単

2016

(H28)年

実績

2017

(H29)年

実績

2018

(H30)年

実績

2019

(H31)年

目標

2020

(R2)年

目標

2021

(R3)年

目標

●観光入込客数 人 4,502,652 4,590,700 4,770,379 4,900,000 5,000,000 5,050,000

●WEBサイト

アクセス数 件 507,202 901,429 1,150,180 1,350,000 1,600,000 1,800,000

●コンベンショ

ン開催件数 件 950 925 877 650 650 650

●観光施策に対

する市民の満

足度

点 54.8 54.2 52.1 55 58 60

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(別添)様式1

14

2018(H30) 年度

55,004千円 【補助金】 35,786千円 【管理委託事業収入】 9,709千円 【会費収入】 3,240千円 【収益事業収入】 1,564千円 【その他】 4,705千円

2019(H31) 年度

57,242千円 【補助金】 41,525千円 【管理委託事業収入】 9,624千円 【会費収入】 3,240千円 【収益事業収入】 2,088千円 【その他】 765千円

2020(R2) 年度

57,242千円 【補助金】 41,525千円 【管理委託事業収入】 9,624千円 【会費収入】 3,240千円 【収益事業収入】 2,088千円 【その他】 765千円

2021(R3) 年度

57,242千円 【補助金】 41,525千円 【管理委託事業収入】 9,624千円 【会費収入】 3,240千円 【収益事業収入】 2,088千円 【その他】 765千円

(2)支出 年度 総支出 内訳

2017(H29) 年度

40,479千円 【一般管理費】 17,983千円 【郡山版 DMO 推進事業】 764千円 【マーケティング事業】 5,468千円 【情報発信事業】 6,367千円 【観光コンテンツ創出事業】 139千円 【受入環境向上事業】 188千円 【地域団体活動支援事業】 9,570千円

2018(H30) 年度

55,004千円 【一般管理費】 22,393千円 【郡山版 DMO 推進事業】 3,970千円 【情報発信事業】 8,446千円 【観光コンテンツ創出事業】 1,576千円 【受入環境向上事業】 520千円 【地域団体活動支援事業】 8,930千円 【観光案内所運営事業】 9,169千円

2019(H31) 年度

57,242千円 【一般管理費】 19,323千円 【郡山版 DMO 推進事業】 2,927千円 【情報発信事業】 10,845千円 【観光コンテンツ創出事業】 3,688千円 【受入環境向上事業】 955千円 【地域団体活動支援事業】 9,880千円 【観光案内所運営事業】 9,624千円

2020(R2) 年度

57,242千円 【一般管理費】 19,323千円 【郡山版 DMO 推進事業】 2,927千円 【情報発信事業】 10,845千円 【観光コンテンツ創出事業】 3,688千円 【受入環境向上事業】 955千円 【地域団体活動支援事業】 9,880千円 【観光案内所運営事業】 9,624千円

2021(R3) 年度

57,242千円 【一般管理費】 19,323千円 【郡山版 DMO 推進事業】 2,927千円 【情報発信事業】 10,845千円 【観光コンテンツ創出事業】 3,688千円 【受入環境向上事業】 955千円 【地域団体活動支援事業】 9,880千円 【観光案内所運営事業】 9,624千円

※2018 年(H30)からマーケティング事業は郡山版 DMO 推進事業へ統合

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(別添)様式1

15

(3)自律的・継続的な活動に向けた運営資金確保の取組・方針

8. 日本版DMO形成・確立に対する関係都道府県・市町村の意見

9. 記入担当者連絡先

担当者氏名 矢吹良樹

担当部署名(役職) 事務局課長

所在地 福島県郡山市大町一丁目 3-15

電話番号(直通) 024-954-8922

FAX 番号 024-954-8923

E-mail [email protected]

10. 関係する都道府県・市町村担当者連絡先

都道府県・市町村名 福島県郡山市

担当者氏名 荒川美里

担当部署名(役職) 郡山市産業観光部観光課観光係 主事

所在地 福島県郡山市朝日一丁目 23-7

電話番号(直通) 024-924-2621

FAX 番号 024-925-4225

E-mail [email protected]

都道府県・市町村名

担当者氏名

担当部署名(役職)

所在地

電話番号(直通)

FAX 番号

E-mail

・会員事業者の拡大

・広告型事業の拡充

・着地型旅行商品の造成と効果的な販売方法の確立

・物販商品の拡充の検討

一般社団法人郡山市観光協会が地域DMOとして機能することにより、本市の観光振興が図

られ、地域経済の活性化に繋がるものと考えられることから、郡山市は、一般社団法人郡山市

観光協会を本市における地域DMOとして登録したいので、一般社団法人郡山市観光協会と

ともに申請します。

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【区域】 福島県郡山市【設立時期】 平成29年4月3日【代表者】 菅野豊【マーケティング責任者】 矢吹良樹【職員数】職員8人[常勤8人(正職員1人、出向等7人)]【連携する主な事業者】各地域観光協会、郡山商工会議所、郡山地区商工会広域協議会、各地区商工会、磐梯熱海温泉旅館協同組合、郡山ホテル協会、郡山市旅館ホテル組合、郡山市商店街連合会、郡山飲食業組合、郡山市観光物産振興協会、郡山美味しい街づくり推進協議会、郡山酒造協同組合、福島さくら農業協同組合、郡山コンベンションビューロー、郡山市観光交流振興公社、JR郡山駅、福島交通㈱

法人名:一般社団法人郡山市観光協会 人が行き交うまちで磨かれた「美味しい 楽しい」あつまる 東北の玄関口 こおりやま

本市の観光を担う人物の育成や直接観光客と接する事業者、観光ガイドの底上げを図るための人材育成支援を行う。また、来訪者目線の案内板整備やWi-Fi環境の整備、観光施設案内板や観光マップ等の多言語化など市等と連携し受入体制を整備する。

おもてなし・受け入れ体制づくり

登録区分名:地域DMO

(表:実施体制) (表:KPI(実績・目標)) ※( )内は外国人

2017年(H29)

2018年(H30)

2019年(H31)

2020年(R2)

2021年(R3)

旅行消費額 - 20,227 21,000 21,600 22,200

延べ宿泊者数

488,781(-)

496,700(-)

506,000(調査実施中)

516,000(前年比15%増)

526,000(前年比7%増)

来訪者満足度 - 80 81 82 83

リピーター率 - 71.3 72 73 74

小規模から大規模、県内から国外に至るまで、区域内のアクセスの良さ、宿泊キャパシティや助成金制度を活かした誘致を実施するほか、福島再生可能エネルギー研究所などの研究機関を中心とした最先端の技術研究所をはじめとする様々な産業観光による誘客を図り、さらにアフターコンベンションを充実させ、リピート率の向上を目指す。

コンベンション・産業観光

既存の観光資源のブラッシュアップや地域に溶け込んでいる資源を掘り起こし、国内向けには食・酒・温泉をはじめ、3時間程度で楽しめる郡山のコンテンツや着地型旅行商品を開発、インバウンド向けには食を前面に押し出しておいしい福島・郡山、ナイトライフや本市ならではの観光コンテンツや着地型旅行商品を提供する。

コンテンツ・商品造成

情報発信は、観光協会HPの多言語化、スマホ対応化、おすすめ観光コース、パンフレットのデジタル化のほか、造成した旅行商品等のコンテンツの効果的な発信ツールの整備を行い、来訪者、来訪予定者の利便性を向上させるとともに、郡山市のターゲット層に合致したSNS等情報発信ツールにより、タイムリーな情報の発信をする。また、マーケティング調査に基づき設定したターゲット別に効果的なプロモーションを展開するため、誘客宣伝媒体の選定を行う。各種商談会やキャンペーン等へ積極的に参加する。

観光動態調査や満足度調査などの調査を実施し、郡山市への観光客の動向・消費分析等を行う。また、ターゲット層により来訪意向、再来訪意向(リピーター率の向上)につなげる要因を分析し、属性別戦略×属性別媒体で情報発信する等各事業の展開を図る。

情報発信・プロモーション

マーケティング

(一社)郡山市観光協会

総 会

理事会

DMO 推進委員会

地域観光協会連絡会

【参画】 【参画】

連 携

地域振興 NPO

交通関係

農業関係団体

観光施設 コンベンションビューロー

商工関係団体 行政

宿泊関係団体

飲食・物産 関係団体

福島県 県中地方振興局

郡山市 観 光 農 業

国際政策・ 日本遺産 スポーツ 部局など