Big america

BIG AMERICA電子書籍がアメリカでウケるわけ

ＮＰＯ法人学生間コンテンツネットワーク神奈川工科大学情報メディア学科

下島安嵐ID:alanshimojima

２０１０年、８月３日

アメリカ、最大手書籍チェーン「Barnes&Noble」が会社売却を検討中と発表

電子書籍リーダー「ＮＯＯＫ」に、柱を移すのではないかと予測される

日本で言えば、紀伊國屋書店が書店部門を売却するようなもの

これからは日本も電子書籍だ！

紙の本投げ捨てて、Kindle買おうぜ！

乗るしかない！ このビッグウエーブに

これからは日本も電子書籍だ！

だが、ちょっと待って欲しい

アメリカと日本の環境って、そもそも、ちがうんじゃねーの？

アメリカはでかい！

でかい。

国土面積、日本の２５倍！

人口、日本の２.５倍！

ひとりあたりの面積、日本の１０倍！

とすると、荷物を届けるコストは……

かさむ。

新聞も一軒ずつトラックで配送

水道管の安全は保証されず

西海岸の倉庫になければ、東海岸から取り寄せで１週間消費

一方日本は、

自転車で新聞配送できるほど家が密集

安全でおいしい水道水

５分おきに来る電車

翌日発送で２４時間かからない通販

だったら書籍でいいやん……。

５００円で買える文庫本

世界屈指の印刷技術

豊富な同人出版

日本サイコー！

日本で電子書籍を流行らせるキー

家が狭くて、本が置けない

電車で本を持ち運ぶのが重い

絶版本が入手できない

まぁ当面は、ゆっくり普及していくよね。

そんな！ じゃぁ、どうすれば

だが、ちょっと待って欲しい

アメリカに市場が出来つつあることは確か

電子データに国境はない

これは海外に打って出るチャンス！かも

マンガで市場狙えないの？

日本のマンガが北米で出版されるまで１年程度のラグがある

掲示板の情報伝達速度はゼロ（nice boat）

結局ファンは、ファンサブを読むことに

マンガで市場狙えないの？

ファンサブサイトOneManga.comの月間PVなんと１１億！

電子書籍でOneMangaよ

り速く、安価に配信できれば勝つる！

新たな市場の創出だ！！

……という夢だったとさ。

想定しうる問題点

英語に翻訳する必要

日米の倫理感の差異（ロリコン死ね）

日本の出版社が積極的になるとは思えない

同人誌なら、できるかな？

To be continued…