LIXILのナレッジマネジメント みんなのチカラをみんなで活かし、LIXILのチカラへ! 「知識創造」をベースに、創造力・組織力・人財力・生 産性を向上させることで「2つのハピネス」を創り出 し、企業価値向上に貢献することが目的です 活動の目的 活動の沿革 完全ボトムアップで始まった「自主参加」の活動です 皆様からのご支援を受け徐々に拡大しています 推進組織 KM推進窓口4名と、公募にて全国各地から自主的に集 まった有志にて、活動を推進しています KM 経理CKF その他部門CKF (他CKFの兼任) ITCKF スタッフ層 一般参画者層 CKF層 CKO 村人には担当スタッフがつき 活動をサポート 3ヶ月ごとにスタッフ会議を 行っています 参加者の状況 28% 25% 18% 13% 11% 5% LJC 関係会社 本社 LHT LWT LBT 村人は、クチコミにより増えていきます 組織の枠を超えたコミュニティがこの活動の特徴です スタッフは、会社をよくしたいという共 通目標を持ち、皆が自由にテーマアップ し活動しています。スタッフは、部門の 枠を超えた人のつながりを最も強く実感 しています 必要とする部門からのアプローチ 知識を創る スパイラル 蓄積(たくわえる)・選別(まとめる)・活用(つかう)を キーワードに知識創造を行っています たくわえる まとめる つかう 26% 40% 22% 12% 50代 40代 30代 20代 部門別 年代別 運営者の異動で活動停滞 02年頃 全社経理部門を対象に 正式に活動開始 09年5月 きっかけ LIXIL化による 会計システムの統合 CFOがCKOに就任 スタッフ制度スタート 14年3月 15年3月 CHROより全社展開提案 16年3月 工場経理にて個人作成の 文書管理システムを運営 きっかけ 工場経理の問合せ削減 513 560 703 現在 3183 全社展開に向け 本部機能移管 13年3月 12年4月 151 281 は、活動参加者数です。 ポータルサイト「ナレッジビレッジ」 にちなみ、参加者は「村人」と呼 ばれます 全員が自主参加で 集まったメンバーです コミュニティ の活用 蓄積・活用の 実績 各部が自由に活用でき、様々な効果をもたらすことができます ①皆がナレッジ(ノウハウ・マニュアル・ ちょっとした気づきなど)を蓄積します ②さまざまな括りで、ナレッジを選別しま す。「リンク集」を作るイメージです ③選別した「リンク集」を、そのナレッジ を欲する人に配布して活用しています コンセプトは 楽しみながら 様々なツールを活用し、クロスファンクショナルなコ ミュニケーションを実現。助け合いの精神を醸成 ワークショップなど、リアルな「場」の構築も推進中 相互敬意の 文化 蓄積| 3,057個/年 活用| 108,996回/年 スタッフと 村人との関係 弛まぬ 啓蒙活動 人のつながり・感謝の文化を醸成し、「人のために協力し たい」と思える人間関係を醸成しています 陳腐化を防ぐ 「まとめ」も自発的に行われます。自部署 専用から全社展開可能なものまで、多種 多様に「まとめ」られ、活用されています 管轄村人に対し、イベントや有 益ナレッジを紹介する「エリア メール」を配信しています データは全て日々更新です 活動は絶やさず進めています クロスファンクショナルにあらゆる部署の方が集う懇 親会が開催されたりと、KMを介した人の交流も盛ん に行われています こういった繋がりが業務に役に立っています ■総合実績 ■プロセス別実績 ■総評(当チームの1人当たりの実績です) 1年間に生み出しているナレッジの数 1年間にナレッジを活用する回数 A 61.5 5位 1個のナレッジが蓄積されるまでの日数 D 「○○○○○」 のチームカルテ 村人数 8 名 52.1 このプロセスを 強化させましょう! もう少しでAランクです! 大変良くできています! 全プロセスで Sランクを目指しましょう! 75.2 S このプロセスを 強化させましょう! C 55.1 B もう少しでAランクです! 57.4 B 49.9 37個 6日 35日 7個 271回 印刷 一覧表 表紙へ イベント・キャンペーン・ビンゴなど、遊び心を取り入れながら モチベーションを向上させ、自発性・持続的を生み出しています ポイント制度・チームランキング制度を導入し貢献状況を 可視化。「楽しみながら」知識創造活動をしています 表彰時は、受賞者から協力者へ感謝の言葉が送られます KMの基本理念「SECIモデル」をベースに、様々 なログデータを活用し偏差値で相対評価 上位チームはKMアワードへご招待しています 「ポイント制度」で活動状況の見える化を行っています ランキング上位者には、報奨制度や、KMアワードへの ご招待制度があります 感謝の言葉やエールを送り合う 「ほめほめーる」 年間約4,000通が飛び交います ハピネス ストーリー 活動を通じて、様々なハピネスス トーリーが紡ぎ出されます 向上 満足 を切り口にしたHappy♪なストー リーが自発的に集まります スタッフ・窓口と、村人との信頼関係を築いています 独自に活用さ れる「場」 ナレッジごとの評価の仕組みでユーザーが判断します ①改訂すべき点を、投稿者へ情報提供 ②古くて削除すべきナレッジを窓口へ情報提供 拠点独自のイベントが開催 されることもあります 知識共有の基幹システムは「知識の木」です 2017年10月~3月の実績を年換算した値です 3,057個のナレッジは、429名の 村人により蓄積されました Yes No 形式で必要な ナレッジへ誘導 プライシング活動 に関するナレッジ 全部門共通で使える パソコンスキル集 窓口は「各部が自由に知識創 造できる環境」を提供。ユー ザーは自由に活用できます 村人から要望があった際は様々な形でサポートしてい ます。「手応えを感じてもらう」がコンセプトです ※現在、60件超の「まとめナレッジ」が共有・活用されています 「まとめナレッジ」を全社展開したり、拠点HPの製 作など、独自のアイデアの実現をサポート ナレッジの陳腐化防止も、村人の協力で行っています また、定期的に、それぞれのスペシャリストにより削除判定を行っています 新たに参加した村人には、担当スタッフからメール でご挨拶します フラクタルな 組織形成 活動に積極的な拠点では、独自の「KM推進組織」 を形成し、チーム一丸となって活動しています チームランキング制度が、「チームビルディング」 の定性効果を生み出します この動きは、部門単位・会社単位で徐々に拡大し フラクタルな組織を形成しています。 この動きが強靭な組織を創ります ナレッジを日常業務に活 用している(関係会社) スタッフとして培った人 脈が業務に活かせている ダイバシ ティー 女性の活躍が目立つのもこの活動の特徴です 2017年上期はポイントランキング上位 20名のうち、15名が女性でした KMアワード 社外との つながり KMポイントを人事考課目標に掲げる方も 多く、KMに働きがいを見出してくださっ ています 3183名の内訳 会社施策 への貢献 PC研修でスキルアップ と部門の繋がりを創った 小口精算システムConcur導入時にKMが多大な貢献 「KMでスムーズに導入できた」と評価をいただいています ※導入前後6ヶ月の実績 有志による自発的な改善 蓄積 304個 活用 23,507回 1日200回あるはずだった問合せが、自己解決できた 多様性を重んじ、誰もが輝ける「場」としたい、と願い推進しています 選別ナレッジ 削減 マンスリーレポートは、61ヶ月連続で発行しています メルマガは、243週連続で発行しています ※2018/7/25現在 全体のトップ「CKO」は、現在CIOが務めています 説明会の開催、フルサポート KM活用成果の全社アピール 誰もが簡単に 参加できる なんでもランキングで、参加のきっかけ創り 少しでも活動すればどこかにランクイン 誰もが簡単に参加で き、誰もが輝ける場 表彰もあります マンスリーレポートで は、「今月特別に協力し てくださった方」を紹介 し、感謝の言葉を送って あくまで自発性を求めます 効果金額 68百万円 部門横断的な知識の共有・活用・創造 2つのハピネス 企業価値向上に貢献 創造力 向上 組織力 向上 人財力 向上 生産性 向上 ICTの導入、会社制度 環境の変革 自発性、組織風土 意識の変革 経営層| 強靭な組織創り 従業員| 働きがいのある職場 「働き方改革」の基 盤の一つと認識し ています 双方向活動 常にVOCを収集し村人の声を活動に反映させます 説明会は、要望が あればいつでもど こでも駆け付けま す 半年ごとに定期ア ンケートを行って います CFO CHRO 上位貢献者を招待し、ハピネスを語り合います 経営トップ層や、桃太郎俳優こと俳優の神木優さん が参加し、会を盛り上げてくださいます 神木優さん 講義や登壇の機会を多くいただいています。多くの 会社・団体がご見学に来られます 日本KM学会理事長がご来社。さらに、 学会年次大会にて知識経営の生みの親、 野中郁次郎名誉教授と共に登壇しました オープンイノベーションの会 この繋がりを活かす! 匿名掲示板「しゃべり場」 社内SNS「Workplace」