~ストレージの価値を最大化!~ 次世代ストレージの導入ベネフィットを無駄な く享受するために、“ネットワーク”視点で、 知っておくべきこと
~ストレージの価値を最大化!~
次世代ストレージの導入ベネフィットを無駄なく享受するために、“ネットワーク”視点で、知っておくべきこと
ブロケードのご紹介長年「ファブリック」製品をご提供しています。
• 1995年: 設立
‒ファイバーチャネル (FC)技術およびスイッチ製品 (FCファブリック・スイッチ)にフォーカス
• ファイバーチャネルの標準化を主導
‒スイッチ用ASICの開発
‒ OEMパートナーにFCスイッチを提供
• 2008年: Foundry Network買収
‒ネットワーク (L2/L3/L4-7)分野へ進出
• 2010年: VDX 6720リリース
‒「イーサネット・ファブリック」分野を開拓・リード
Brocade ストレージ・パートナーBrocade FCスイッチは主要サーバー/ストレージベンダーから購入可能
[OEMパートナー (抜粋)]
[アライアンスパートナー (抜粋)]
ITインフラの新時代
データ量の増大 “モダンITインフラ”の実現
ビジネス・トランスフォーメーション
IOTクラウド
リアルタイム分析
ソーシャル・プラットフォーム
ビッグデータ
リッチメディア
ユーザーが求めるもの: パフォーマンス, 信頼性, セキュリティ
ITへの要求: 拡張性, 可視化,俊敏性および効率的な運用
モビリティ
自動化
企業ストレージ・インフラの要件
• データは増え続ける!
‒ 無尽蔵 (?)に増え続けるデータを、効率よく管理できるインフラが必須。
• インフラがダウンしたら死活問題!
‒ 実績があり、安定した、信頼性が高いインフラが望ましい。
• アプリケーションの性能は少しでも速く!
‒ 広帯域、高パフォーマンスのネットワークが必須。
• “人 (=インフラ管理者)”は増やせない!
‒ 「少人数の管理者」で「大規模」なインフラを管理したい。
• インフラ投資の「見える化」を!
‒ インフラに関わるさまざまなデータを可視化し、投資効率を最大化したい。
データ・ストレージの選択肢ITの技術革新に伴い、選択肢が多様化
• ブロック・アクセスのストレージ
‒ HDD、フラッシュ、ハイブリッド etc.
• ファイル・アクセス
‒スケールアウト型NAS
• 分散ファイルシステムを使用したSDS (Software Defined Storage)
‒ハイパー・コンバージド・インフラストラクチャ (HCI)
• VMware vSAN (Virtual SAN), Nutanix etc.
• クラウド・ストレージ
‒ AWS, Azure, Google, Box etc.
HCI?SDS?
フラッシュ?AWS?
ストレージ・ネットワークのファブリックこれからのストレージには「良い」ネットワークが必要
高い信頼性と可用性
最高のパフォーマンス
シームレスな拡張性
実証済みであること
IPストレージ Fibre Channel (FC)ストレージ
ストレージに対するネットワーク要件ストレージに対する最適なファブリックの選び方
性能要件
高信頼性・付加価値サービス
ミッションクリティカル系• ブロック
• 高性能が必要なストレージ環境
• オールフラッシュ・NVMeベースのストレージ
• ERP, CRM, OLTP, データベー
• 大規模なVDIや仮想化環境
• 大規模なプライベート・クラウドなど (オンプレミス)
次世代のクラウドアプリ向け• オブジェクト・分散ストレージ
Software-Defined Storage• モバイル、ソーシャル、解析• SaaS, IaaS, PaaS• “オフプレミス”• ハイパー・コンバージド・インフラ
ビジネスクリティカルなアプリ• ファイルシステムやブロック• Software-Defined Storage• 電子メール、グループウエア、Web• 中小規模のVDIや仮想環境• 中小規模のハイブリッドやプライベートクラウド (オンプレミス)
ファイバーチャネルはどう使われている?FC (スイッチ)の実績
エンタープライズ・ストレージで最も信頼され、広く普及したネットワーク・インフラ
96%ファイバーチャネルを利用している世界の銀行、航空会社、小売業の割合
ファイバーチャネルにブロケード
製品を使用している企業の割合
70%以上
300億1日にファイバーチャネル経由で処理される
トランザクション数
ファイバーチャネルの進化の流れ“速度”だけでなく、”可視化”や”自動化”へ
• より「速く」 (高速化)!
‒ Gen6 (=32Gbps)ファイバーチャネルの普及
• 128Gbps (32Gbps x4)としても使用可能
‒ オールフラッシュ・ストレージとの親和性
‒ NVMeベースのストレージへの対応
• より「見える化」を!
‒ ネットワーク (ファブリック)でエラーやパフォーマンスを可視化
• スイッチポート、ストレージLUN、VMレベル
• より「手間いらず」 (自動化)!
‒ 「プラグ・アンド・プレイ」での導入
‒ 閾値ベースでアクションを自動実行
・”ダッシュボード”機能
(Brocade Network Advisor)
「高速化」: Gen6 FCのパフォーマンスGen6 = 32Gbpsファイバーチャネル
Brocade G620スイッチ
Brocade X6ダイレクタ
(注)
・オール・フラッシュ・ストレージへのアクセスによる比較
・ストレージ側のリンク速度は8Gbps (FC)
Broadcom Emulex LPe32000 FC HBA
• FC-SANはフラッシュに向いている
‒ 32Gbit/secの広帯域 (Gen6 FC)
‒高密度な実装
• FC-SANはストレージ向けに開発されたネットワーク技術
‒自律的に自動でネットワークを構築
‒設計、設定、運用に際して、EthernetやIP、および上位プロトコルの高度な知識を必要としない
‒トラブルが発生しても、ストレージ関係者だけで対応可能
• 実証済みの信頼性と拡張性、保守性
フラッシュにこそFC-SANオール・フラッシュ・ストレージにFCが適している理由
NVMeとは?Non-Volatile Memory Express over Fabrics/Fibre Channel
• NVMe
‒ フラッシュに最適化された、次世代のストレージ・プロトコル
‒ SCSI/ATAと異なり、PCI Express (PCIe)バスを直接利用
• SCSI/ATAはHDDを前提とした技術
• NVMeを「ネットワーク化」する標準化
‒ NVMeoF (NVMe over Fabric)
‒ FC-NVMe (NVMe over Fibre Channel)
• ブロケードのスイッチはFC-NVMeに対応済み NVMeによる低遅延化
→ネットワークがボトルネックになる可能性
→より広帯域なネットワークの必要性
NVMe over Fabricsの接続イメージ
ストレージファブリック
Windows
Linux
NVMe最適化
フラッシュ・アレイ
(現行製品)
SATA
FC
PCIeNVMeソフトウエア
iSCSIS
C
S
I
FC
…
iSER
S
C
S
I
S
C
S
I
S
C
S
I
S
C
S
I
SAS
サーバー オール・フラッシュ・アレイ
NVMeソフトウエア
NVMeに最適化されたフラッシュ・アレイ
iSCSI
iSER
FC
VMwareS
C
S
I
NVMeNVMe
Brocadeのファイバーチャネル製品群は、現時点でNVMeにも対応可能!
なぜNVMeにはFCが最適なのか?ストレージ・ネットワークに特化したファブリック
業界をリードする低遅延
NVMe over FibreChannelで遅延を
55%減少
ラックをまたいだ拡張性
高負荷のストレージ・ワークロードに
最適
低リスクでの
導入
既存のFCインフラを活用して、NVMeも
並行して利用
25Gbps Ethernetよりも高速
PCIeバスに合った速度を実現し、パフォーマ
ンスを最大化
「見える化」: 次世代ITサービス運用イメージ情報の“DIK”階層モデルとビックデータ
データ(Data)
ナレッジ(Knowledge)
インフォメーション(Information )
• 個別の要素からのデータ群
• コンテクストの欠如
• あらゆる情報を含む
• 意味のある”絵画”
“ピアノに寄る娘たち”, ルノアール, 1892.
• 理解可能な情報
“DIK”モデルのITインフラへの適用イメージストレージ・ネットワークの解析とアクション
• 全イベント、性能データ収集
• 構成、設定情報の収集
• アプリケーション特性の設定
Data
Servers Network Storage
History Traps Syslog
Configs Statistics
Adapters Switches Ports
VMs LUNsHosts
Information
• 生データの分析による運用情報への変換
• ダッシュボード
• トップ10レポート
• ヒストリ分析
• 相関分析されたイベントログ
Knowledge
• パッケージ化されたベストプラクティスの適用によるコスト低減とアップタイムの向上
• ポリシーモニタ
• イベントポリシ
• 設定テンプレート
• 統計解析
Fabric Visionテクノロジーのイメージ
VM管理ツールから構成情報を取得
VMがアクセスするターゲット/LUNの特定
性能改善アクション
監視したいLUNに対する“フロー”の設定
(Flow Vision/BNA)
ダッシュボードから異常箇所を発見
(MAPS/BNA)
必要であればI/Oレイテンシモニタを設定
(Flow Vision/MAPS/BNA)
IO Insight/VM InsightIOに要する時間を、VM単位でスイッチASICレベルで計測
• アプリケーションレベル/仮想マシンレベルのパフォーマンスの監視、トラブルシュート
• I/O応答時間を計測
‒ファブリック内の消費時間も計測
• リアルタイム監視と履歴情報の参照
• アプリケーションのフローを妨げることなく監視
• リスクを低減し様々な点でプラス
ステータス 1st応答
Readコマンド
データ
1st応答およびステータス
Brocade Analytics Monitoring Platform (AMP)Fabric Visionアプリケーション性能管理およびI/O解析
• Gen5アーキテクチャを持つプラットフォーム
‒ 24個の16Gbps Fibre Channelポート
• 高さ2U
• フレーム処理用の2つの独立したマルチ・コアベースのデータプロセッサ搭載
• 800GB SSD搭載
• Brocade Fabric OSをベースにしたAMP OSが動作し、独自の新しい解析機能を提供
• Brocade Network Advisor (12.4.2以降)との統合管理
Brocade Analytics Monitoring Platform
Brocade Gen 5/6ファブリック向けの統合監視・解析ソリューション
ハードウェア/ファームウェア/ソフトウェア
「自動化」: FC SANでの通信の仕組みすべてのやりとりが「設定不要」で自動化
• 管理者の作業 = ケーブルをつなぐだけ!
21
ファブリック
ネームサーバー
(x‘FFFFFC’)
ログインサーバー
(x‘FFFFFE’)サーバー ストレージ
スイッチのポート番号3番に接続
ドメインID = 9
スイッチのポート番号1番に接続
FCアドレス
090300
サーバ: 090300
ストレージ: 090100
⑪接続要求
⑫接続許可
ストレージのFCアドレスは「090100」!
FCアドレス
090100
FCファブリックの動的な構成スイッチ間接続に伴うファブリック構成プロセス
• 管理者の作業 = ケーブルをつなぐだけ!
Ste
p 1
:
リンク初期化
ファブリック初期化
Ste
p 2
:
ポート操作モードの検出
Ste
p 3
:
プリンシパルスイッチ選択
Ste
p 4
:
ドメインアドレス確認・配布
Ste
p 5
:
経路計算・選択
ファブリック作動可
スイッチA スイッチB
8
9
16
8
9
16
32Gbps
32Gbps
32Gbps
ISLトランク: 32Gbps x2 = 64Gbps
動的な負荷分散
• FCスイッチが”センサー”になり、障害の予兆を事前に検知
• ファブリックで発生するイベントを監視
‒ エラー情報
‒ トラフィック・データ
‒ パフォーマンス・データ (遅延、フレーム破棄 etc.)
• 設定した”しきい値”に基づいてアクションを実行
‒ 管理者へのメッセージ (ログ、SNMP Trap、E-mail)
‒ 異常ポートの再起動/シャットダウン
‒ 問題があるデバイスのトラフィックを分離
• 監視や警告に関わる「ポリシー」と「ルール」に基づく動作
‒ 監視すべき要素と適切なしきい値を盛り込んだ、複数のテンプレートを提供
• ブロケードの経験と実績に基づいたポリシー/ルール
ストレージ・ネットワークの予兆検知Monitoring and Alerting Policy Suite (MAPS)
最新FC製品群: その他機能今のファイバーチャネル製品では、こんなこともできます!
動的なファブリック・プロビジョニング
ファブリックレベルでのBoot LUNディスカバリ
Optics/ケーブル診断機能(ClearLink D_Port)
VM/アプリケーションレベルのQuality of Service (QoS)
Forward Error Correction (FEC)※Gen6 FCでは標準実装
スイッチ/HBA両方のポートでのビーコニング
(Link Cable Beacon)※FC標準
スイッチからHBAに接続されているOpticsの情報を取得
(Read Diagnostic Parameter)※FC標準
• ファイバーチャネルをベースにしたストレージ・ネットワークの良さとは?
‒長年と信頼と実績
‒ 32Gbps/128Gbpsの広帯域
‒可視化・自動化を実現する数多くの機能
‒強固なエコ・システム
• サーバー (HBA)/スイッチ/ストレージベンダー
‒次世代ストレージへの対応
• オール・フラッシュ・ストレージ
• NVMe
まとめストレージのネットワークとしてファイバーチャネルが適している理由
Thank you
本件に関するお問合せ
http://www.brocade.com/ja/forms/contact-us.html
ブロケード コミュニケーションズ システムズ株式会社