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平成29年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等 平成30年4月 総務省総合通信基盤局消費者行政第一課 別添
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29年度青少年のインターネット・リテラシー指標等1 1青少年がインターネットを安全に安心して活用するためのリテラシー指標 -ILAS(Internet

Sep 29, 2020

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Page 1: 29年度青少年のインターネット・リテラシー指標等1 1青少年がインターネットを安全に安心して活用するためのリテラシー指標 -ILAS(Internet

平成29年度 青少年のインターネット・リテラシー指標等

平成30年4月

総務省総合通信基盤局消費者行政第一課

別添

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1 青少年がインターネットを安全に安心して活用するためのリテラシー指標-ILAS(Internet Literacy Assessment indicator for Students)-

■「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」 (平成21年4月1日施行)

【基本理念】

①青少年の適切なインターネット活用能力の習得(インタ一ネット利用に係るリテラシ一向上)、②青少年の有害情報の閲覧機会の最小化(フイルタリングの機能向上・普及、関係事業者による取組み)、③民間による自主的・主体的取組、国等による尊重•支援

■利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会(青少年インタ一ネットWG)提言(平成23年10月)

2.各関係者に求められる役割等 (中略)

行政には、(特にインターネット上の危険への対処に係る)インターネットリテラシーに関する指標を、国際的に比較可能な形で整備し、 定期的に公表していくことが求められている。

■青少年のインターネット・リテラシ一指標に関する有職者検討会(座長:赤堀侃司白鴎大学教授) (平成23年9月~24年3月)

教育工学や法学等に知見を有する有識者の方々からのご知見を踏まえ、特にインタ一ネット上のリスク分類と、これに対応した危険・脅威への対応能力の整理、この能力を明らかにするテストの開発・分析・整理を実施。

(顧問)掘部政男(一橋大学名誉教授)、渡部洋(東京大学名誉教授)(座長)赤堀侃司(白鴎大学教育学部長・教授)、(座長代理)新井健一 (ベネッセ教育研究関発センター長)

■利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会(スマ一トフォン時代における安心•安全な利用環境の在り方に関するWG)提言案(平成

25年7月)

第Ⅲ部第3章スマ一トフォン時代に適したリテラシ一向上の取組(1) (中略)

(1)インタ一ネット・リテラシー指標(ILAS)の更なる展開、(2)地城における自立的な周知啓発活動の展開、(3)リテラシー向上に関する国際的な調和の推進

○ スマ一トフォンが急速に普及し、インタ一ネットがますます青少年にとって身近になる中、青少年がインターネットを安全に安心して活用するためには、イ

ンターネット・リテラシ一の向上が急務。

○ 総務省では、利用者視点を踏まえたICTサービスに係る諸問題に関する研究会(青少年インターネットWG)の提言(平成23年10月)を受け、リテラシ一向

上のための前提として、特にインタ一ネット上の危険・脅威に対応するための能力とその現状を可視化するため、これらの能力を数値化するテストを開

発。

○ 協力を得られた学校等において、平成29年7月から12月にかけて実際にテストを行い、その結果を「青少年がインターネットを安全に安心して活用する

ためのリテラシ一指標(ILAS:アイラス)」として集計・分析・比較した。

○ ILASは、地域での周知啓発活動や、事業者による安心安全サービスの提供・改善に役立てるとともに、OECD等における国際的な指標づくりに対して我

が国からインプットしていく。

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2 ILASの実施概要等

○ テスト及びアンケート調査の実施概要

平成29年7月から12月にかけて、全国95の公立・私立の高等学校等において、約17,000名の1年生相当を対象にIDを割り付けた

上で無記名形式でテストを実施。併せて、利用している機器やトラブル経験の有無等についてアンケートを行い、クロス集計を実施。

○ 青少年に必要なリスク対応能力の分類

OECDのインターネット上の青少年保護に関するレポートにおけるリスク分類をベースに、インタ一ネット上の危険・脅威への対応

に必要な能力(リスク対応能カ)に関し、前記有識者検討会において以下の項目に整理)

【青少年に必要なリスク対処能力】

1.インターネット上の違法コンテンツ、有害コンテンツに適切に対処できる能力【違法有害情報リスクへの対処能力】a. 違法コンテンツの問題を理解し、適切に対処できる。b. 有害コンテンツの問題を理解し、適切に対処できる。

2. インターネット上で適切にコミュニケーションができる能力【不適正利用リスクへの対処能力】a. 情報を読み取り、適切にコミュニケーションができる。b. 電子商取引の問題を理解し、適切に対処できる。c. 利用料金や時間の浪費に配慮して利用できる。

3. プライパシー保護や適切なセキュリティ対策ができる能力【プライバシー・セキュリティリスクへの対処能力】a. プライバシ一保護を図り利用できる。b.適切なセキュリティ対策を講じて利用できる。

地域区分 協力人数 平均点

特別区等 11校 国立高専 3校 男性 8,811人 男性 32.6点

中核市等 21校 公立 84校 女性 8,384人 女性 34.8点

その他 63校 私立 8校 性別無回答 28人

全体 33.7点(49点満点)

(100%換算で約69%)

所在地区分 設立区分

計10地域

計95校 合計 17,223人

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1 違法有害情報リスクへの対処能力

1a.違法情報リスクへの対処能力 73.8%

1b.有害情報リスクへの対処能力 66.8%

2 不適正利用への対処能力

2a.不適切接触リスクへの対処能力 77.0%

2b.不適正取引リスクへの対処能力 56.4%

2c.不適切利用リスクへの対処能力 79.4%

3 プライバシー・セキュリティリスクへの対処能力

3b プライバシーリスクへの対処能力 62.3%

3b.セキュリティリスクへの対処能力 65.6%

3-1 平成29年度ILASの結果

【正答率(大分類)】(図1)

【正答率(中分類)】(図2)

全体平均点33.7点/49点

(68.8%/100%)

68.8 73.8

66.8

77.0

56.479.4

62.3

65.6

50%

60%

70%

80%

90%総 合

1a.違法情報

リスク

1b.有害情報

リスク

2a.不適切接触

リスク

2b.不適正取引

リスク

2c.不適切利用

リスク

3a.プライバシー

リスク

3b.セキュリティ

リスク

平成29年度(n=17,223)

(%)

総 合

1 違法有害情報

2 不 適 正 利 用

3プライバシー・セ キ ュ リ テ ィ

68.8

70.3

70.9

63.9

0 20 40 60 80 100

平成29年度(n=17,223)

総 合

1 違法有害情報リスクへの対処能力

2 不適正利用リスクへの対処能力

3 プライバシー・セキュリティリスクへの対処能力

○ 全体の正答率は68.8%。(図1)○ 不適切利用リスクへの対処能力(2c)の正答率が相対的に高く(79.4%)、利用料金や時間の浪費に配慮した利

用はできるものの、不適正取引リスクへの対処能力(2b)の正答率(56.4%)やプライバシーリスクへの対処能力(3a)の正答率(62.3%)が相対的に低く、電子商取引やプライバシー保護への対処等が弱点。(図2)

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(%)

政令市等(特別区含む)(n=2,727)

中核市等(n=2,778)

その他(n=11,718)

68.8

70.1

68.4

0 20 40 60 80 100

3-1 平成29年度ILASの結果

【男女別正答率】(図1) 【学校所在地区分別正答率】(図2)

総 合

1 違法有害情報リスクへの対処能力

2 不適正利用リスクへの対処能力

3 プライバシー・セキュリティリスクへの対処能力

○男子より、女子の正答率が高く、特に、2.不適正利用リスクへの対処能力で最も差が大きい。(図1)○学校の所在地区分別では正答率に大きな差は見られない。(図2)

(%)

66.5

68.9

68.2

61.7

71.1

71.8

73.8

66.3

0 20 40 60 80 100

男性(n=8,811) 女性(n=8,384)

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68.8 73.8

66.8

77.0

56.4

79.4

62.3

65.6

50%

60%

70%

80%

90%

総 合

1a.違法情報

リスク

1b.有害情報

リスク

2a.不適切接触

リスク

2b.不適正取引

リスク

2c.不適切利用

リスク

3a.プライバシー

リスク

3b.セキュリティ

リスク

平成29年度(n=17,223)

平成28年度(n=14,812)

平成27年度(n=13,647)

平成26年度(n=3,672)

平成25年度(n=3,512)

3-2 平成29年度ILASの結果(参考)

過去のテストとの比較

平成29年度

平成28年度

平成27年度

平成26年度

平成25年度

回答者人数 17,223人 14,812人 13,647人 3,672人 3,512人

総 合 68.8% 67.2% 69.7% 70.5% 69.4%

1a.違法情報リスクへの対処能力

73.8% 71.8% 72.9% 78.4% 78.1%

1b.有害情報リスクへの対処能力

66.8% 65.9% 68.2% 62.8% 63.3%

2a.不適切接触リスクへの対処能力

77.0% 75.8% 78.3% 78.9% 76.5%

2b.不適正取引リスクへの対処能力

56.4% 54.6% 57.1% 58.4% 56.5%

2c.不適切利用リスクへの対処能力

79.4% 77.5% 82.4% 85.5% 83.5%

3a.プライバシーリスクへの対処能力

62.3% 60.8% 63.9% 65.6% 64.8%

3b.セキュリティリスクへの対処能力

65.6% 64.3% 65.3% 65.8% 64.5%

○総合の正答率は、平成28年度をやや上回った。○過去5年間、不適正取引リスクへの対処能力(2b)の正答率が最も低い傾向にある。

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4 青少年の利用機器の現状

【保有するインターネット接続機器(複数回答)】(図1) 【インターネットに接続する際、最もよく利用する機器(択一回答)】(図2)

○ 青少年の96.2%がインターネット接続機器としてスマートフォンを保有している。(図1)

○ 青少年の91.7%がインターネットに接続する際、最もよく利用する機器としてスマートフォンをあげている。(図2)

    (%)

携帯電話/PHS

スマートフォン

タブレットPC

ノート/デスクトップPC

携帯/固定ゲーム機

携帯音楽プレイヤー

2.2

91.7

1.1

2.2

2.2

0.6

3.0

89.2

1.3

3.0

2.4

1.0

3.9

85.5

1.6

3.9

2.7

1.8

4.2

80.1

1.5

7.2

2.8

3.2

6.3

74.8

2.3

11.1

4.4

-

0 20 40 60 80 100

平成29年度(n=17,142)

平成28年度(n=14,730)

平成27年度(n=13,650)

平成26年度(n=3,672)

平成25年度(n=3,471)

  (%)

携帯電話/PHS

スマートフォン

タブレットPC

ノート/デスクトップPC

携帯/固定ゲーム機

携帯音楽プレイヤー

何も持っていない

8.7

96.2

21.5

30.3

47.1

25.8

0.4

10.0

94.4

21.4

33.9

44.2

28.5

0.5

11.6

91.5

17.4

43.8

63.5

34.4

0.7

12.6

88.1

16.5

52.2

66.5

37.0

1.0

16.7

84.2

12.4

66.7

74.4

-

0.9

0 20 40 60 80 100

平成29年度(n=17,221)

平成28年度(n=14,810)

平成27年度(n=13,650)

平成26年度(n=3,672)

平成25年度(n=3,471)

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5 青少年のインターネット利用状況

【機器別1日(平日)の平均利用時間】(保有機器別) (参考)スマートフォン保有者の利用時間別正答率

1日当たりの平均利用時間はスマートフォンは2~3時間の利用が最も多く、他の機器に比べ利用時間が長い。

(%)

1 時 間 未 満 (n=1,233)

1時間~2時間未満 (n=4,058)

2時間~3時間未満 (n=4,496)

3時間~4時間未満 (n=3,033)

4時間~5時間未満 (n=1,658)

5時間~6時間未満 (n=802)

6 時 間 以 上 (n=1,121)

70.1

70.6

69.5

68.1

67.4

67.3

64.8

0 20 40 60 80 100

平均利用時間が2時間未満の利用者の正答率が高く、2時間以上の利用者は、平均利用時間が長くなるにつれて、正答率が低くなる傾向がある。

1時間未満

1~2時間未満

2~3時間未満

3~4時間未満

4~5時間未満

5~6時間未満

6時間以上

スマートフォン(n=16,401)

7.5 24.7 27.4 18.5 10.1 4.9 6.8

携帯電話/PHS(n=1,449)

34.4 16.7 18.5 13.4 7.4 3.1 6.5

タブレットPC(n=3,609)

66.6 15.9 8.0 4.7 2.4 0.9 1.5

ノート/デスクトップPC(n=5,613)

69.8 13.5 7.7 3.5 2.4 1.2 1.8

携帯/固定ゲーム機(n=11,730)

69.4 15.2 7.9 3.7 1.7 0.8 1.3

携帯音楽プレイヤー(n=4,311)

62.4 20.9 8.9 3.7 1.7 0.8 1.6

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6 フィルタリングに対する認知と利用状況

○ 青少年の67.9%がフィルタリングを認知している。(図1)○ フィルタリングを認知している青少年の52.3%がフィルタリングを利用している。(図2)

【フィルタリングを認知している青少年のフィルタリング利用状況】(スマートフォン利用者)(図2)

【フィルタリングの認知状況】(スマートフォン利用者)(図1)

(n=16,559) 67.9 21.0 11.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

知っている あまり知らない 全く知らない

知っている(n=11,244)

あまり知らない(n=3,467)

52.3

19.6

22.0

11.5

10.9

3.1

1.0

1.9

13.7

64.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

利用している 利用していない

以前利用、現在非利用 現在非利用、今後利用

わからない

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7 フィルタリングに対するイメージとフィルタリングの利用状況

【フィルタリングに対するイメージ】(スマートフォン利用者)(図1)

○ 青少年の72%がフィルタリングを肯定的に捉えている。(図1)○ フィルタリングを肯定的に捉えている青少年のうち、50.7%の青少年がフィルタリングを利用している。(図2)

全  体 (n=14,426)

有害なサイトやアプリの閲覧を制限し、安心にインターネットを使うことを可能

にしてくれるもの(n=11,127)

使いたいサイトやアプリを利用できなくする邪悪なもの

(n=1,287)

フィルタリングをそもそもをよく知らない

(n=2,012)

44.7

50.7

35.5

17.5

19.5

19.3

33.8

11.3

9.0

9.2

14.9

3.9

1.2

1.3

0.9

1.1

25.5

19.4

14.9

66.2

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

利用している 利用していない

以前利用、今は利用していない 利用していないが、今後利用

わからない

(n=16,241)

72.0 8.6 19.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

有害なサイトやアプリの閲覧を制限し、安心にインターネットを使うことを可能にしてくれるもの

使いたいサイトやアプリを利用できなくする邪悪なもの

フィルタリングをそもそもをよく知らない

【フィルタリングに対するイメージとフィルタリング利用率】 (スマートフォン利用者)(図2)

全  体 (n=14,426)

有害なサイトやアプリの閲覧を制限し、安心にインターネットを使うことを可能

にしてくれるもの(n=11,127)

使いたいサイトやアプリを利用できなくする邪悪なもの

(n=1,287)

フィルタリングをそもそもをよく知らない

(n=2,012)

44.7

50.7

35.5

17.5

19.5

19.3

33.8

11.3

9.0

9.2

14.9

3.9

1.2

1.3

0.9

1.1

25.5

19.4

14.9

66.2

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

利用している 利用していない

以前利用、今は利用していない 利用していないが、今後利用

わからない※フィルタリングを「全く知らない」と回答した者を除く。

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学校のルールがある

(n=9,176)

学校のルールがない

(n=5,355)

46.6

41.5

18.1

22.0

8.8

9.3

1.4

1.0

25.1

26.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

利用している 利用していない 以前利用、現在非利用

現在非利用、今後利用 わからない

家庭のルールがある

(n=6,989)

家庭のルールがない

(n=7,441)

53.6

36.2

12.8

25.8

8.3

9.6

1.4

1.1

23.9

27.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

利用している 利用していない 以前利用、現在非利用

現在非利用、今後利用 わからない

8 学校・家庭でのルールとフィルタリングの利用状況

【学校のインターネット利用ルール有無とフィルタリングの利用状況】(スマートフォン利用者)

【家庭のスマートフォン等利用ルール有無とフィルタリングの利用状況】(スマートフォン利用者)

インターネットの利用について学校でのルール、家庭でのルールがある青少年の方が、ルールがない青少年に比べフィルタリング利用率が高い。

※フィルタリングを「全く知らない」と回答した者を除く。

※フィルタリングを「全く知らない」と回答した者を除く。

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9 青少年のSNS利用状況

【利用しているSNS】(スマートフォン利用者。複数回答)(図1)

【利用しているSNSとフィルタリング利用状況】(フィルタリングを知っているスマートフォン利用者)(図2)

(%)

主に発言投稿を目的とするサービス

主に写真・動画投稿を目的とするサービス

主にメッセージのやりとりを目的とするサービス

複数の機能を有するサービス

その他

63.4

37.3

93.0

14.6

0.4

0 20 40 60 80 100

平成29年度(n=15,898)

全  体 (n=13,800)

主に発言投稿を目的とするサービス (n=8,767)

主に写真・動画投稿を目的とするサービス (n=5,083)

主にメッセージのやりとりを目的とする サービス (n=12,877)

複数の機能を有するサービス (n=2,031)

その他 (n=63)

44.3

41.3

40.2

44.7

39.9

44.4

19.7

21.4

19.8

19.3

25.1

25.4

9.3

10.0

10.1

9.3

11.7

11.1

1.2

1.2

1.2

1.1

1.2

-

25.6

26.0

28.8

25.5

22.2

19.0

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

利用している 利用していない

以前利用、今は利用していない 利用していないが、今後利用

わからない

○ 青少年が利用しているSNSは、主にメッセージサービスを目的とするサービスが最も多い。(図1)○ フィルタリングを認知し、かつSNSを利用している青少年の約4割がフィルタリングを利用している。(図2)

※フィルタリングを「全く知らない」と回答した者を除く。